JP2020507804A - レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法 - Google Patents

レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法 Download PDF

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Abstract

レンズ群(10)及びカメラモジュール(100)並びにその製造方法であって、レンズ群(10)は少なくとも1つの縁除去化レンズ(114)を備え、縁除去化レンズ(114)は少なくとも1つの弦辺(1141)と少なくとも1つの円辺(1142)とを備え、弦辺(1141)は円辺(1142)に隣接し、弦辺(1141)と円辺(1142)とは曲率が異なっていることにより超狭カメラモジュール(100)を形成するようにレンズ(114)を狭くしてレンズ群(10)の幅を狭くしている。【選択図】図2

Description

本発明はカメラモジュールの分野に関し、更にレンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法に関し、特にカメラモジュールの体型を大幅に縮小してスマートデバイスでカメラモジュールをコンパクトに使用するには便利な超狭レンズ群及びカメラモジュールに関する。
スマートデバイスの発展につれて、カメラモジュールはスマートデバイスの不可欠な部品となった。また、カメラモジュールの高性能化は更にスマートデバイスの改良及び開発の主な方向となり、スマートデバイスの性能を反映するカギとなった。
今まで、従来のスマートデバイス、例えば、スマートフォン、スマートコンピューター、スマートホームなどのデバイスにはカメラモジュールのために大きい空間を残す必要があり、特にリムを設計するときに、カメラモジュールのために広い辺縁を用意する必要がある。しかし、スマートデバイスが小体積、狭リムを図る傾向につれて、カメラモジュールも体積を縮小しなければならない。如何に体積を減らすと共にレンズ群の正常な作動を確保してカメラモジュールの機能を完全にするかは、解決すべく問題である。
従来のレンズ群及びカメラモジュールは図1で示されている。従来のカメラモジュールは少なくとも1つのレンズ10Pと、一鏡筒20Pと、一鏡ホルダー30Pと、一回路アセンブリ40Pとを備え、前記レンズ10Pは円形レンズであり、前記鏡筒20Pは円柱形の筒状構造であり、前記鏡ホルダー30Pは角形構造であり、前記回路アセンブリ40Pは角形である。ここには、前記鏡筒20Pは前記レンズ10Pを内包して支持しているため、前記鏡筒20Pと前記レンズ10Pの外形とは互いに対応しており、つまり、軸方向から見て、前記レンズ22P及び前記鏡筒20Pは何れも完全な円形である。しかし、鏡ホルダー30P及び前記回路アセンブリ40Pは何れも角形であり、かつ、前記回路アセンブリ40Pにおける主な感光チップ41Pも角形である。前記レンズ10Pのそれぞれは円形の透光の部分と不透光の部分とを備えるため、光線うちの多くの光線は前記回路アセンブリ40Pにより受光されず、前記回路アセンブリ40Pの金線、pad、回路、鏡ホルダー、モールディング品、粘着剤などの表面が相対的に滑らかな部材に落ち、複数回の反射を経て画像成形領域に戻り、迷光を形成している。そして、前記レンズ10Pを改造して不要な部分を減らすことで、前記鏡筒20P、前記鏡ホルダー30P及び前記回路アセンブリ40Pのそれぞれから相応的に不要な部分を減らすことができれば、体型全体からカメラモジュールの体積を減らすことができる。実際的には、極端の場合、前記回路アセンブリ40Pは感光チップよりも僅かに大きければ、前記鏡筒20Pと前記回路アセンブリ40Pとの対応の大きさ、前記レンズ10Pと前記回路アセンブリ40Pの感光チップとの対応の大きさにより、カメラモジュールの機能を完全に確保することができる。
従来のカメラモジュールは前記回路アセンブリ40Pのために多くの安全空間を残し、特に感光チップ41Pが安定して長期的に作動できるようにするために、前記回路アセンブリ40Pに多くの空間を拡張している。また、従来の前記レンズ10Pは有効透光口径を確保できるために、スペーサー又は遮光フィルムにより不要な光線を遮蔽する。しかし、光線は一部がやはりレンズに屈折及び反射され、迷光を形成する。
以上の要因により、結像効果が低下するだけではなく、カメラモジュールの体型全体に多くの余分部分がある。これは、コンパクトな利用環境ひいては高集積度のシステムの応用に対して不利である。
一方、カメラモジュールの高画素化の発展につれて、レンズ群におけるレンズは数量が益々増え、例えば、4p、5p、6p、7p以上などになり、レンズ群の体積も益々大きくなるのでレンズ群によるカメラモジュールへの影響要因も益々大きくなり、レンズ群への改良もより重要になった。
本発明の1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、それはコンパクトな体型を利用して不要な体積を減らし、機能を完全に確保したうえでスマートデバイスに効率的に適用した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記レンズ群は、少なくとも1つの縁除去化レンズを備え、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺と、結像領域と、非結像領域とを備え、前記弦辺により前記縁除去化レンズの体型を減らすが、前記縁除去化レンズの前記結像領域に影響しない。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記カメラモジュールは縁除去化鏡筒と、ベースと、回路アセンブリとを更に備え、前記縁除去化鏡筒と前記ベースとは前記回路アセンブリで光線を効率的に処理するように何れも前記縁除去化レンズの体型に合わせている。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記レンズの前記弦辺は前記結像領域に影響しないと共に前記非結像領域からの影響を低減した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの円辺を更に備え、前記弦辺及び前記円辺は形状が異なることで、前記縁除去化レンズを組み立てるときの難しさを下げることができる。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズの前記弦辺は直線形でも弧形でもよく、前記円辺の円形に対して、前記弦辺は金型の加工・設計にかかる時間及びコストが何れも低減し、しかも使用材料が著しく少なくなった。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズは前記弦辺の相応の加工良品率が前記円辺と比べて向上した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズは前記非結像領域が従来のレンズと比べて大幅に少なくなったため、前記非結像領域を通る光線も相応的に少なくなり、結像効果及び結像効率が向上した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズの体型が小さくなり、前記縁除去化鏡筒、前記ベース及び前記回路アセンブリの体型も相応的に小さくなり、カメラモジュール全体の体型が狭くなった。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズの前記弦辺の設計により、前記縁除去化鏡筒及び前記ベースの形状にも相応の弦辺部を有した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部における前記ベースと対応する位置も直線形でも、弧形でもよく、かつ前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部を製造するために使用するデバイス及び金型も円形のものを採用する必要がない。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部の設計及び加工の場合、従来の円形と比べて、かかる時間及びコストが何れも低減し、相応の加工良品率が向上した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部と前記ベースとの合わせにより、カメラモジュールの組立てに便利を寄与し、取付方向を速めに決めることができる。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化鏡筒及び前記ベースの体型が縮小することで、前記回路アセンブリをよりコンパクトに取り付けることができる。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズは前記回路アセンブリの感光チップに対応して設けられ、かつ前記縁除去化レンズの前記非結像領域は前記回路アセンブリの感光チップの体型に対して少なくなり、影響も相応的に低減した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化レンズは射出により一次成形され、相応的に前記弦辺を形成することで、製造コストを下げると共に生産難しさを下げた。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記縁除去化鏡筒及び前記縁除去化レンズに対応する他の部材は射出により一次成形されて、製造金型も前記レンズと相応の体型を有した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、相応の前記縁除去化レンズ、前記縁除去化鏡筒、前記ベース及び前記回路アセンブリにより、組立て時、容易に対応して組立て過程を簡略化することができる。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、相応の前記縁除去化レンズ、前記縁除去化鏡筒、前記ベース及び前記回路アセンブリにより、カメラモジュールの体型は相応的に少なくなり、従来の技術よりも超狭のカメラモジュールを達成した。
本発明のもう1つの目的は、レンズ群及びカメラモジュール並びにその製造方法を提供することにあり、前記レンズ群をベース設計の要求に合わせることで、カメラモジュールの寸法を全体的に小型化した。
上記少なくとも1つの目的を達成するために、本発明の一方面は、少なくとも1つの縁除去化レンズを備え、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備え、前記弦辺は前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なっているレンズ群を提供する。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記円辺は曲率が>0となり、弧形の線分である。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記弦辺は直線であり、前記円辺は円弧である。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記弦辺及び前記円辺は数量が1であり、かつ、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記弦辺は数量が2であり、かつ、各前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記弦辺は数量が2であり、前記円辺は数量が2であり、各前記弦辺は対称に分布されている。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記弦辺は直線分である。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記レンズ群は複数のレンズを備え、そのうちの少なくとも1つは前記縁除去化レンズであり、少なくとも1つは円形レンズである。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記縁除去化レンズは寸法が前記円形レンズよりも大きい。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記レンズ群は4つのレンズを備え、前記レンズは寸法が漸増し、かつ、そのうちの寸法が最も大きい前記レンズは前記縁除去化レンズである。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記レンズ群は縁除去化鏡筒を備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒内に取り付けられている。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記縁除去化鏡筒は弦辺部と円辺部とを備え、前記弦辺部と前記円辺部とは断面辺縁の曲率が異なっている。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部に対応している。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記縁除去化レンズは射出方式にて一次成形により製造されたものである。
ある実施例によれば、前記レンズ群は少なくとも1つの光路素子を備え、前記光路素子は、前記レンズに予め定められた光線通路を形成するように前記レンズに隣り合って設けられている。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記縁除去化レンズに位置する前記光路素子は外辺縁の形状が前記縁除去化レンズの形状と一致している。
ある実施例によれば、前記レンズ群において、前記光路素子はワッシャー、スペーサー、コーティングのうちの1種類である。
本発明の別の一方面は、少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備える少なくとも1つの縁除去化レンズを備え、前記弦辺は前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なっているレンズ群と、感光経路に前記レンズ群が位置している前記感光アセンブリと、を備えるカメラモジュールを提供する。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記感光アセンブリは、少なくとも1つのベースと、少なくとも1つの感光チップと、少なくとも1つの回路基板とを備え、前記ベースは、取付位置を提供するように、回路基板に設けられ、前記感光チップは前記回路基板に電気的に接続され、前記レンズ群は前記感光チップの感光経路に位置している。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記ベース一は前記回路基板に一体的に成形され、少なくとも1つの光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供する。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記ベースはベース本体と補足ベースとを備え、前記ベース本体は切り欠きを有し、前記補足ベースは前記切り欠きに補足されることで閉じた前記光窓を形成している。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記レンズ群は縁除去化された位置が前記補足ベースの位置に対応している。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記ベースは前記回路基板に粘着さている。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記回路基板は回路基板本体と、少なくとも1つの電子素子とを備え、前記電子素子は前記回路基板本体に設けられ、前記ベースは前記回路基板本体に一体的に成形されると共に少なくとも1つの前記電子素子を被覆している。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記回路基板は回路基板本体と、少なくとも1つの電子素子とを備え、少なくとも1つの前記電子素子は前記回路基板本体の底部に設けられ、前記ベースは前記回路基板本体の頂部に一体的に成形されている。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記回路基板は沈下領域を有し、前記感光チップは沈下して前記沈下領域に設けられている。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記沈下領域として凹溝と貫通孔とのうちの1種類を選択する。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記感光チップは感光領域と、非感光領域とを備え、前記ベースは少なくとも一部の前記非感光領域を一体的にパッケージしている。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールは少なくとも1つの光フィルターを備え、前記ベースは前記光フィルターを一体的にパッケージしている。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールは遮蔽レンズを備え、前記遮蔽レンズは前記感光チップの上方に位置し、前記ベースにより一体的にパッケージされている。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、前記遮蔽レンズは前記縁除去化レンズである。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールはレンズ群搭載素子を備え、前記レンズ群は前記レンズ群搭載素子に取り付けられ、前記レンズ群搭載素子は前記ベースに取り付けられている。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、オートフォーカスカメラモジュールを形成するように前記レンズ群搭載素子は駆動部材である。
ある実施例によれば、前記カメラモジュールにおいて、フィックスフォーカスカメラモジュールを形成するように前記レンズ群搭載素子はレンズ群固定部材である。
ある実施例によれば、前記レンズ群搭載素子は前記ベースに一体的に接続され、前記レンズ群は、フィックスフォーカスモジュールを形成するように、前記レンズ群搭載素子に取り付けられている。
ある実施例によれば、複数の前記カメラモジュールはアレイカメラモジュールを構成している。
本発明の別の一方面は、少なくとも1つの縁除去化レンズと縁除去化鏡筒とを備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒内に取り付けられ、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備え、前記弦辺が前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なり、前記縁除去化鏡筒は弦辺部を備え、前記弦辺部は前記レンズ群の体積を小さくするように前記縁除去化レンズの前記弦辺に対応しているレンズ群を提供する。
本発明の別の一方面は、少なくとも1つの縁除去化レンズと縁除去化鏡筒とを備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒内に取り付けられ、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備え、前記弦辺は前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なり、前記縁除去化鏡筒は弦辺部を備え、前記弦辺部は前記レンズ群の体積を小さくするように前記縁除去化レンズの前記弦辺に対応しているレンズ群と、
感光経路に前記レンズ群が位置する感光アセンブリとを備えるカメラモジュールを提供する。
ある実施例によれば、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記第二板体に近づく側に位置している。
ある実施例によれば、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺及び前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部は前記第二板体に近づく側に位置している。
ある実施例によれば、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
ある実施例によれば、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺及び前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部は前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
ある実施例によれば、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズは2つの前記弦辺を備え、一方の前記弦辺が前記第一板体に近づく側に位置し、他方の前記弦辺が前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
ある実施例によれば、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズは2つの前記弦辺を備え、前記縁除去化鏡筒は2つの前記弦辺部を備え、一方の前記弦辺及び一方の前記弦辺部は前記第一板体に近づく側に位置し、他方の前記弦辺及び他方の前記弦辺部は前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
ある実施例によれば、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記弦辺は前記第一側辺の方向に位置している。
ある実施例によれば、前記第一側辺の幅寸法は前記第二側辺及び前記第四側辺の幅寸法よりも小さい。
ある実施例によれば、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記第三側辺は前記第一側辺に対向し、前記弦辺は前記第三側辺の方向に位置している。
ある実施例によれば、前記第二側辺の幅寸法は第二側辺及び前記四側辺の幅寸法よりも小さい。
ある実施例によれば、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は順次に互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記第三側辺は前記第一側辺に対向し、そのうち一方の前記弦辺は前記第一側辺の方向に位置し、他方の前記弦辺は前記第三側辺の方向に位置している。
ある実施例によれば、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられている。
ある実施例によれば、前記回路基板は少なくとも1つの電子素子を備え、前記電子素子は前記第一板体に設けられ、前記ベースは前記第一板体に一体的に成形されると共に少なくとも1つの前記電子素子を被覆している。
ある実施例によれば、前記電子素子は前記ベースの4つの側辺のうちの1つの側辺、2つの側辺、3つの側辺、4つの側辺に選択的に設けられている。
ある実施例によれば、前記電子素子は前記第二側辺及び前記第四側辺の位置に設けられている。
ある実施例によれば、前記電子素子は前記第一側辺及び前記第三側辺の位置に設けられている。
ある実施例によれば、前記感光チップは電気接続素子を介して前記第一板体に電気的に接続され、前記ベースは前記第一板体に一体的に成形されると共に前記電気接続素子を被覆している。
ある実施例によれば、前記電気接続は前記ベースの四側のうちの両側、三側又は四側に選択的に設けられている。
ある実施例によれば、前記電気接続素子は前記第二側辺と前記第四側辺とが対応する位置に設けられている。
ある実施例によれば、前記電気接続素子は前記第一側辺と前記第三側辺とが対応する位置に設けられている。
は従来のカメラモジュール全体の透視模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるカメラモジュールの斜視模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるカメラモジュールの分解模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるレンズ群の分解模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるレンズ群の設計原理の模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例による好ましい実施例の結像光と従来のレンズ群とを比較する模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるレンズ群の第一変形実施例の模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるレンズ群の第二変形実施例の模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるレンズ群の第三変形実施例の模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるレンズ群の第四変形実施例の模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例によるレンズ群の第五変形実施例の模式図である。 は本発明の第一好ましい実施例による一部分の変形実施例の模式図である。 は本発明の第二好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第三好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第四好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第五好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第六好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第七好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第八好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第九好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第十好ましい実施例によるカメラモジュールである。 は本発明の第十一好ましい実施例によるカメラモジュールである。 は本発明の第十二好ましい実施例によるカメラモジュールである。 は本発明の第十三好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第十四好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第十四好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第十五好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。 は本発明の第十五好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。 は本発明の第十六好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。 は本発明の第十六好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。 は本発明の第十七好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。 は本発明の第十七好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。 は本発明の第十五好ましい実施例によるアレイカメラモジュールの模式図である。 は本発明の第十六好ましい実施例によるアレイカメラモジュールの模式図である。 は本発明の上記好ましい実施例によるレンズ群の製造方法の模式図である。 は本発明の上記好ましい実施例によるカメラモジュールの応用の模式図である。
以下の記載は、当業者に本発明を達成可能にするために本発明を開示するものである。以下に記載の好ましい実施例は、あくまでも例示であって、当業者はその他の自明の変形例を想到することができる。以下の記載で規定される本発明の一般的な原理は、他の実施形態、変形形態、改良形態、同等形態及び本発明の主旨及び範囲を逸脱しない他の技術案に適用することができる。
当業者は理解すべきことは、本発明の開示において、専門用語「縦方向」、「横方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」等で示す方位又は位置関係は、添付図面に基づいて示す方位又は位置関係であり、あくまでも本発明の説明を分かりやすく簡単にするためのものであって、該装置又は素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構造・操作されることを示す又は示唆するものではないので、上記用語について、本発明を限定するものと理解されるべきではない。
専門用語「一」は「少なくとも1つ」又は「1つ又は複数」と理解されるべきであり、即ち、1つの実施例では、1つの要素の数は1つであり得、他の実施例では、該要素の数は複数であり得、技術用語「一」は、数を限定するものと理解されるべきではない。
スマート電子デバイスの発展につれて、カメラモジュールへの要求も益々高くなり、例えば、スマートフォンは超薄、大スクリーン、縁除去化、高画質の方向に進んでいる。以上の記載からわかるように、カメラモジュールは異なる部材で構成するものであり、高速の発展につれて、部材の簡素化はほぼ極限に達しており、更に発展すると、各部材の可能な改良を研究するだけではなく、各部材間の合わせを考慮して関係を改良する必要もある。本発明によれば、光学結像の品質を確保したうえで、カメラモジュールのレンズ群を改良してその体形を小さくしたレンズ群を提供し、更に、前記レンズ群と他の部材、例えば、感光アセンブリとの間の構成を合わせることで、カメラモジュールの全体寸法を小さくすると共に外部形状をより一致させ、電子デバイスへの取付により一層適させる。
図2から図6示すように、本発明のこの好ましい実施例によるカメラモジュール100である。前記カメラモジュール100は一レンズ群10と一感光アセンブリ30とを備え、前記レンズ群10は前記感光アセンブリ30の感光経路に位置し、前記レンズ群10は超狭レンズ群10とであり、縁除去化レンズ群10とも称する。
更に、本発明のこの実施例では、前記レンズ群10の形状は前記感光アセンブリ30の形状に合わせることで、前記カメラモジュール100を一超狭カメラモジュール100にする。
具体的には、前記レンズ群10は少なくとも1つの縁除去化レンズと一縁除去化鏡筒12とを備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒12内に取り付けられている。前記縁除去化レンズの少なくとも一部の円形辺縁が除去されることで、前記縁除去化レンズの体形を円形に対して小さくなると共に迷光を少なくするメリットが生じている。更に、前記縁除去化鏡筒12は円形鏡筒に対して少なくとも一部の円形辺縁が除去されることで、前記レンズ群10の体形全体を小さくすると共に前記レンズ群10の縁除去化された形状は他の部材との合わせにより一層適する。前記縁除去化レンズの縁除去化は円形レンズの円形辺に対するものであり、つまり、前記円形レンズの辺縁が1つの完全な円にならないように円形レンズの少なくとも一部の円形辺縁を除去又は交換する。
更に、前記レンズ群10は複数のレンズ11を備え、そのうちの少なくとも1つは前記縁除去化レンズであり、少なくとも1つは円形レンズである。前記縁除去化レンズの数及び前記縁除去化レンズの位置は必要に応じて選択することができる。前記円形レンズ及び縁除去化レンズはそれぞれ前記縁除去化鏡筒内に取り付けられている。
本発明のこの実施例では、4枚前記レンズ11で構成する前記レンズ群10を例に概略的に説明したが、本発明の他の実施例では、前記レンズ11の数は他の、例えば2枚、3枚、5枚及び5枚より多いなどであってもよい。レンズの数量が異なる前記レンズ群10において、具体的な必要に応じて相応のレンズ11の形状を設計してそのうちの少なくとも1枚の前記レンズ11を前記縁除去化レンズにしてもよい。
より具体的には、本発明のこの実施例及び図に示すように、1枚の前記レンズ11は縁除去化レンズであり、残りの3枚は円形レンズであり、前記縁除去化レンズは最底部に位置している。勿論、本発明の他の実施例では、前記縁除去化レンズの数は他の、例えば2枚、3枚、4枚であってもよく、前記縁除去化レンズの位置は必要に応じて4枚の前記レンズ11から選択してもよく、当業者は、本発明がその面に制限されないことを理解するはずである。
本発明のこの実施例及び図面では、前記レンズ群10の4枚の前記レンズ11は物体側から像側にかけてそれぞれ、一第一レンズ111、一第二レンズ112、一第三レンズ113及び一第四レンズ114である。かつ、4枚の前記レンズ11の体形は物体側から像側にかけて漸増する。つまり、前記レンズ群10の前記レンズ11の体形は前記感光アセンブリ30に近づくほど大きくなる。例えば、この実施例では、前記第四レンズ114の体形は最大である。ところで、各前記レンズ11は前記縁除去化鏡筒12内に取り付けられており、前記縁除去化鏡筒12の軸方向寸法が一致している場合、体形が最大である前記レンズ11により前記レンズ群10の体積全体を決めるが、本発明のこの実施例では、最大の前記レンズ11である前記第四レンズ114は縁除去化レンズであるので、前記縁除去化鏡筒12の形状はそれに伴って変化し、前記レンズ群10の体形全体は小さくなる。即ち、この実施例では、前記第一レンズ111、前記第二レンズ112、前記第三レンズ113は円形レンズであり、前記第四レンズ114は前記縁除去化レンズである。勿論、本発明の他の実施例では、体型が最大の前記レンズ11を縁除去化するのではなく、他の前記レンズ11を選択して縁除去化設計を行ってもよく、本発明はその面に制限されない。
ところで、本発明のこの実施例では、4枚の前記レンズ11が漸増する形状を例に説明したが、本発明の他の実施例では、各前記レンズ11は他の形状レイアウト、例えば大きさが同じようなレイアウトであってもよく、例えば、中央に位置するレンズは大きさが同じであり、前端に位置するのは大きさが最小であり、底端に位置するのは大きさが最大であり、例えば、前端に位置するのは大きさが最小であり、後端に位置するのは全て大きさが同じである。本発明では、底端のレンズは大きさが最大であることが好ましい。
前記感光アセンブリ30は一感光チップ31を備え、縁除去化に設計された前記レンズ11は前記感光チップ31の形状及び寸法に応じて縁除去化に設計される。つまり、前記縁除去化レンズを前記カメラモジュール100の画質を確保するように前記感光チップ31を参考して設計する。特に、ある実施例では、前記縁除去化レンズの設計は前記感光チップ31の感光領域の形状及び寸法に応じて行われる。
前記レンズ群10の体型を小さくするために縁除去化設計を行っており、前記レンズ群10のうちの最大の前記レンズ11である像側に最も近づく前記第四レンズ114の体型を前記感光チップ31の寸法に応じて縮減するのが好ましい。特に、ある実施例では、前記第四レンズ114を前記感光チップ31に相応する大きさに縮減する。
ところで、図5及び図6に示すように、前記レンズ群10の前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺を更に備え、即ち、前記第四レンズ114は一弦辺1141を備える。完全な円形レンズについては、像側に最も近づく前記第四レンズ114の前記弦辺1141により前記第四レンズ114の体型を相応的に縮減させる。つまり、前記弦辺1141付き前記第四レンズ114は相応の円形レンズよりも体形が小さくなる。尚、本発明の好ましい実施例では、前記第四レンズ114の前記弦辺1141は前記第四レンズ114の円の断面図において元の円辺でない線分で構成された辺縁部分である。つまり、前記レンズ群10の前記第四レンズ114は少なくとも1つの円辺1142を更に備える。尚、前記第四レンズ114の前記弦辺1141は直線分だけでなく、弧形の線分又は前記感光アセンブリ30の前記感光チップ31に合わせるための何れか一線分であってもよい。完全な円形レンズについては、前記弦辺1141は完全な円形に対して一部が欠如するレンズ11の辺縁であることを理解できる。そして、前記第四レンズ114及び前記レンズ群10の体型を小さくするには、前記弦辺1141はカギの作用を有する。
言い換えれば、前記縁除去化レンズの辺縁は前記縁除去化レンズ11の辺縁が1つの完全な円にならないように少なくとも二部分の曲率が異なる線分を隣接させて構成されている。即ち、前記弦辺1141及び前記円辺1142が隣接して前記レンズ11の辺縁を形成し、前記弦辺1141及び前記円辺1142は曲率が異なる。前記弦辺1141は曲率が0となり、即ち、一直線分であり、前記円辺1142は曲率が>0となり、即ち、一円弧線分であるのが好ましい。
そして、全体的な前記レンズ11の模式図は図5に示す。本好ましい実施例では、4枚の前記レンズ11で構成する前記レンズ群10において、像側に最も近づく前記第四レンズ114は1つの前記弦辺1141と1つの前記円辺1142とを備える。前記レンズ11、前記第二レンズ112及び前記第三レンズ113はそれぞれ1つの前記円辺1142を有する。つまり、前記第一レンズ11、前記第二レンズ112及び前記第三レンズ113は円形レンズであり、前記第四レンズ114は1つの縁が除去された縁除去化レンズである。
ところで、本発明のこの実施例では、1つの前記弦辺1141及び1つの前記円辺1142から構成する前記第四レンズ114を例に前記縁除去化レンズの構造設計を説明したが、本発明の他の実施例では、前記弦辺1141及び前記円辺1142の数及び形状、レイアウトなどは他の方式であってもよく、本発明はその面に制限されない。例えば、2つの前記弦辺1141及び2つの前記円辺1142、3つの前記弦辺1141及び3つの前記円辺1142、4つの前記弦辺1141及び4つの前記円辺1142などであってもよい。前記弦辺1141及び前記円辺1142の比率及び位置は異なる要求に応じて設定されることができ、例えば、対称に設置したり、非対称に設置したり、予め定められた比率に従い設置したりすることができ、本発明はその面に制限されない。
更に、前記レンズ群10は少なくとも一光路素子13を備え、前記光路素子13は各前記レンズ11の間に一予め定められた光線通路を形成するように隣り合う2つの前記レンズ11の間に設けられている。前記光路素子13はワッシャー、スペーサー、コーティングなどであってもよいことが挙げられるが、これらに限定されるものではない。前記光路素子13の外部の辺縁形状は、対応の前記レンズ11の辺縁を遮蔽するように前記レンズ11の外部の形状と一致している。各前記レンズ11及び前記光路素子13は順次に間隔を空けて前記縁除去化鏡筒12の内部に設けられている。
本発明のこの実施例では、前記レンズ11の数量が4枚であり、相応的に、前記光路素子13の数量が3つであり、それぞれが一第一光路素子131、一第二光路素子132及び第三光路素子133である。前記第一光路素子131は前記第一レンズ111と前記第二レンズ112との間に設けられ、前記第一光路素子131の外部の形状は前記第二レンズ112の外部の形状と一致し、前記第二光路素子13は前記第二レンズ112と前記第三レンズ113との間に設けられ、前記第二光路素子13の外部の形状と前記第三レンズ113の外部の形状と一致している。前記第三光路素子13は前記第三レンズ113と前記第四レンズ114との間に設けられ、前記第三光路素子13の外部の形状は前記第四レンズ114の外部の形状と一致している。つまり、この実施例では、前記第一光路素子131、前記第二光路素子132は外部が円形である光路素子であり、前記第三光路素子133は縁除去化光路素子であり、即ち、少なくとも1つの直辺と少なくとも1つの弧形辺とを有する。
製造過程において、各前記レンズ11は一体的に成形されるのが好ましい。当業者は、前記レンズ11の体型は金型による射出にて一次成形されるのが好ましいことを理解するはずである。かつ、前記円辺1142の円形については、前記弦辺1141は金型の加工・設計にかかる時間及びコストが何れも低減し、しかも使用材料が著しく少なくなった。設計に従って、金型による射出の空間形状を変更すれば、射出した後に所望の形状の前記レンズ11を獲得することができる。また、組立てに用いられる前記光路素子13及び前記縁除去化鏡筒12は何れもこの形状に基づいて金型をカスタマイズした後に射出により獲得する必要がある。組立て時に、前記弦辺1141はある程度の案内作用を有し、前記弦辺1141の位置に基づいて前記レンズ11を位置決めすることができる。
より具体的には、前記レンズ群10の透光口径は最小の前記レンズ11及び前記光路素子13により決められる。つまり、図5の像側に最も近づく前記レンズ11の大部は結像する作用が比較的小さい。前記弦辺1141を採用すると、図6に示すように、前記レンズ11及び前記レンズ群10の体形を小さくするだけではなく、像側に最も近づく前記レンズ11の利用率も向上した。本好ましい実施例では、像側に最も近づく前記第四レンズ114を例にし、前記光路素子13の作用により、前記第四レンズ114は対応的に一結像領域1143と一非結像領域1144とを形成し、前記結像領域1143は前記感光アセンブリ30の前記感光チップ31に対応し、光線が受光された主領域であり、前記非結像領域1144は光線の通過を阻止すると共に、少量の光線を通過させ、感光作用を奏しない。つまり、前記レンズ11の前記結像領域1143は前記カメラモジュール100に主な結像機能の基礎を提供した。
ところで、前記光路素子13の作用は各前記レンズ11の辺縁の光線を阻止し、予め定められた光路を形成して周辺の迷光を少なくすることにあるが、実際の生産過程において、前記光路素子13は厳格的な不透光性のものではなく、かつ辺縁の光線を全て遮蔽することができるわけではない。つまり、前記レンズ11の前記結像領域1143よりも、前記非結像領域1144は比較的少ない光線が通過される。前記非結像領域1144を通過した光線は前記感光アセンブリ30の他の部分、例えば、後述する前記ベース33、前記回路基板32、前記電気接続素子313などで反射され、反射された光線は前記感光チップ31により受光されて前記感光チップ31の結像品質に影響する迷光になる。本発明では、前記弦辺1141を採用する前記第四レンズ114は図6示すように、その前記非結像領域1144の光強度が弱くなるので、形成される迷光も少なくなり、前記カメラモジュール100の結像効果が向上する。結像効果から見ると、前記レンズ群10の結像円には1つの漸弱の辺縁を形成している。つまり、前記レンズ11の縁除去化設計により、非結像領域1144の一部の領域の光強度が弱くなり、迷光からの影響が小さくなり、結像効果には影響しないか又は比較的小さく影響する。前記レンズ11の前記弦辺1141は前記結像領域1143に影響しないので、前記カメラモジュール100の機能も完全に確保される。
ところで、前記レンズ11の前記弦辺1141により、前記結像領域1143は、相応的に一部がなくなることなく、相応的に輝度及び結像品質の両方が漸弱する辺縁が出ている。このように、前記非結像領域1144が占める比率が縮小し、有効な前記結像領域1143を前記感光チップ31が対応するより小さい局部に集めており、結像品質を変えない又は比較的小さく変える場合、前記レンズ11の体型を縮小すると共に前記非結像領域1144に照射する光束を少なくし、迷光のソースを直接少なくした。また、ある実施例では、前記レンズ11の前記弦辺1141は前記感光アセンブリ30の前記感光チップ31の外周と一致すべきであることは想到可能であり、このようにすると、前記レンズ11及び前記レンズ群10の体型を極大的に小さくする。本好ましい実施例では、像側に最も近づく前記第四レンズ114は、組立て時にある程度の余裕を必要とすることを考慮したため、ある程度の前記非結像領域1144を有する。
本好ましい実施例では、前記レンズ11の体型に基づいて、前記光路素子13及び前記縁除去化鏡筒12は何れもこの形状に従って設計・製造される必要がある。前記光路素子13及び前記縁除去化鏡筒12は金型をカスタマイズしてから射出により獲得するのが好ましい。
具体的には、前記縁除去化鏡筒12は前記縁除去化レンズの前記弦辺1141及び円辺1142にそれぞれ対応する少なくとも1つの弦辺部121と少なくとも1つの円辺部122とを更に備える。本好ましい実施例では、前記弦辺1141に直線形のものを採用するので前記弦辺部121にも相応的に直線状のものを採用している。直線状の前記弦辺部121は円形の弧形辺と比べてデバイス及び金型の加工・設計にかかる時間及びコストが何れも低減することは、前記レンズ11の前記弦辺1141の製造と類似する。このように、本好ましい実施例における前記レンズ群10、前記縁除去化鏡筒12、後述する前記レンズ群搭載素子20及前記感光アセンブリ30は何れも直線又は方形の体型のものを採用し、設計・製造プロセスの面で画一され、更に生産難しさを下げると共に、相応の加工良品率が極めて向上した。
前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121及び前記縁除去化レンズの前記弦辺1141の数及び位置が対応し、前記弦辺1141の数量がそれ以外の場合、前記弦辺部121の位置、形状及び数も相応的に変わる。
より具体的には、前記縁除去化鏡筒12の弦辺部121は一平面であり、前記縁除去化鏡筒12の前記円辺部122は一曲面である。つまり、前記縁除去化鏡筒12の上面図から見えるように、前記縁除去化鏡筒12の上面図は一円弧及び一直線から構成する閉じた曲線であり、この時に、前記縁除去化鏡筒12の形状及び前記第四レンズ114の上面図の形状と一致している。ところで、前記縁除去化鏡筒12はある程度の肉厚を有するため、ここにいう一致とは、大きさが完全に同じであるということではない。勿論、本発明の他の実施例では、前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121及び前記円辺部122の数、位置及びレイアウトはその他の、例えば、2つの前記弦辺部121及び2つの前記円辺部122、3つの前記弦辺部121及び3つの前記円辺部122、4つの前記弦辺部121及び4つの前記円辺部122などであってもよい。前記弦辺部121及び前記円辺部122の比率及び位置は異なる要求に応じて設定されることができ、例えば、対称に設置したり、非対称に設置したり、予め定められた比率に従い設置したりすることができ、本発明はその面に制限されない。ところで、前記縁除去化レンズの前記弦辺1141は前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121に対応し、前記縁除去化レンズの前記円辺1142は前記縁除去化鏡筒12の前記円辺部122に対応するため、前記レンズ11と前記縁除去化鏡筒12の相対位置が決めされており、従って、前記レンズ11の取付けが更に便利になり、光路の一致性を確保するのに寄与する。つまり、前記レンズ11の縁除去化設計は前記レンズ11を位置決めするのに寄与するのに対して、従来の円形レンズ及び円形鏡筒において、レンズと鏡筒との間の相対位置を決めていない。
特に、前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121の設置位置を前記カメラモジュール100の全体的な辺縁を小さくするように前記感光アセンブリ30に合わせてもよく、そのメリットは後に詳しく説明する。
前記カメラモジュール100は前記レンズ群10を通った光線をろ過するための一光フィルター40を備える。前記光フィルター40として赤外カットフィルタ、ブルーガラスフィルタ、ウエハレベル赤外カットフィルタ、全透過フィルタ、可視光フィルタが挙げられるが、これらに限定されるものではない。前記光フィルター40は一補足台座332(後述する)に取り付けられ、前記感光チップ31の光線通路に位置している。
前記カメラモジュール100は一レンズ群搭載素子20を更に備え、前記レンズ群10は前記レンズ群搭載素子20に取り付けられ、前記レンズ群搭載素子20は前記レンズ群10を前記感光チップ31の感光経路に位置させるように前記ベース33に取り付けられている。例として、前記レンズ群搭載素子20はそれぞれ一フィックスフォーカスカメラモジュール100又は一オートフォーカスカメラモジュール100を形成するように一レンズ群固定部材又は一駆動部材として実施されることができる。前記駆動部材としてピエゾモーター、ボイスコイルモーターが挙げられるが、これらに限定されるものではない。前記レンズ群搭載素子20は駆動部材として実施されている場合、前記レンズ群搭載素子20は前記感光アセンブリ30に電気的に接続され、例えば、ピン、リード線などの方式にて感光アセンブリ30に電気的に接続されている。
更に、本発明のこの実施例によれば、前記感光アセンブリ30は一回路基板32と一ベース33とを更に備え、前記感光チップ31は前記回路基板32に電気的に接続され、前記ベース33は取付位置を容易に提供して前記カメラモジュール100に必要なバックフォーカスを形成するように前記回路基板32に設けられている。
更に、前記ベース33は前記回路基板32に一体的に接続されている。前記ベース33は一ベース本体331を備えると共に一光窓333を有する。前記光窓333は前記感光チップ31に光線通路を提供する。言い換えれば、前記感光チップ31は前記光窓333の内側に位置し、前記感光チップ31の感光経路は前記光窓333の方向と一致している。
前記回路基板32は一回路基板本体321と少なくとも1つの電子素子322とを備え、前記感光チップ31は前記回路基板32に感光情報を伝送するように前記回路基板本体321に電気的に接続されている。前記レンズ群10は前記感光チップ31により光線を受光して感光するように前記感光チップ31の感光経路に位置している。特に、ある実施の形態では、前記感光チップ31は表面貼り付けプロセスSMT(Surface Mount Technology)にて前記回路基板本体321に設けられると共に少なくとも1つの電気接続素子313により前記回路基板本体321に電気的に接続されてもよい。前記電気接続素子313として金線、銀線、銅線、アルミ線、はんだ、導電性接着剤などが挙げられるが、これら限定されるものではない。
前記電子素子322は前記回路基板本体321に設けられ、前記電子素子322はSMTプロセスにて前記回路基板本体321に貼り付けられていることが挙げられるが、これに限定されるものではない。前記電子素子322は抵抗器、コンデンサ、ドライバなどを備えるが、これらに限定されるものではない。
本発明のこの実施例では、前記ベース33は前記回路基板本体321に一体的にパッケージすると共に、前記電子素子322を一体的に被覆することで、従来のようにカメラモジュール100のほこり、異物の前記電子素子322への付着により前記感光チップ31を汚染して結像効果に影響するのを防止する。他の変形実施例では、前記電子素子322は前記回路基板本体321に埋め込まれてもよく、即ち、前記電子素子322は外部に露出されなくてもよいことを理解するはずである。ところで、ある実施例では、前記電子素子322は前記感光チップ31の周囲に設けられているが、異なる実施の形態では、前記電子素子322の設置位置を実際の必要に応じて設計してレイアウトしてもよく、例えば一側又は両側に集め、又は前記回路基板本体321の背面などに設け、前記感光チップ31の設置位置及び前記電気接続素子313の設置位置並びに後述する前記補足台座332の形状に合わせることで、前記回路基板本体321にある空間位置をより合理的に利用して前記カメラモジュール100の寸法をできるだけ小さくすることができる。
前記回路基板32の前記回路基板本体321はPCB硬質板、PCB軟質板、硬質・軟質結合板、セラミック回路基板本体321などであってもよい。ところで、本発明のこの好ましい実施例では、前記ベース本体331はこれら電子素子322を完全に被覆することができるので、電子素子322は前記回路基板本体321に埋め込まれなくてもよく、前記回路基板本体321を導通線路を形成することのみに用いることで、最終的に製造された前記感光アセンブリ30の厚さは更に小さくなる。
更に、本発明の実施例によれば、前記ベース本体331は一体成形の方式、例えば、モールディング成形の方式にて前記回路基板32に設けられることで、前記ベース33と前記回路基板32とを安定して固定すると共に、余分な取付、固定過程を少なくする。例えば、接着剤による接着過程を少なくして接続をより安定にし、接着剤による接続高さ分を省き、カメラモジュール100ユニットの高さを下げる。
例として、前記ベース33は従来のCOB(Chip On Board)方式と区別するように、金型によるモールディング一体成形の方式、例えば、回路基板にモールディングする方式にて前記回路基板32に設けられることができる。金型による一体成形の方式にて、成形形状及び表面平坦度を比較的よく制御することができ、例えば、ベース本体331に比較的よい平坦度を持たせることで、被取付部材、例えば前記レンズ群搭載素子20、前記光フィルター40に平坦な取付条件を提供して前記カメラモジュール100の光軸の一致性を向上するのに寄与する。各前記電子素子322は、SMTプロセスなどにて互いに間隔を空けて前記回路基板32の辺縁領域、例えば前記感光チップ31の外側に貼り付けられてもよい。ところで、各前記電子素子322はそれぞれ前記回路基板32における同一側又は反対側に位置することができ、例えば、1つの具体的な例では、前記感光チップ31及び各前記電子素子322はそれぞれ前記回路基板32における同一側に位置すると共に、前記感光チップ31は前記回路基板32のチップ貼付領域に貼り付けられ、各前記電子素子322はそれぞれ互いに間隔を空けて前記回路基板32の辺縁領域に貼り付けられることができる。前記ベース本体331は成形後に各前記電子素子322を被覆することで、前記ベース本体331により隣り合う前記電子素子322を離隔すると共に、前記電子素子322と前記感光チップ31とを離隔している。
本発明の前記カメラモジュール100において、前記ベース本体331により成形後に各前記電子素子322を被覆する方式は多くのメリットがあり、まず、前記ベース本体331は各前記電子素子322を被覆することで、隣り合う前記電子素子322の間に互いに干渉する不具合が発生せず、隣り合う前記電子素子322の距離が比較的近くても前記カメラモジュール100の結像品質を確保することができ、このように、面積の小さい前記回路基板32に数のより多い前記電子素子322を貼り付けることができることで、前記カメラモジュール100の構造をよりコンパクトにし、前記カメラモジュール100の寸法を制御するのに寄与したうえで前記カメラモジュール100の結像品質を向上する。次に、前記ベース本体331は各前記電子素子322を被覆することで、水平方向でも高さ方向でも、前記ベース本体331と各前記電子素子322との間に安全距離を予め残す必要がなく、前記カメラモジュール100の寸法を小さくすることができる。第三、前記ベース本体331は各前記電子素子322を被覆することで、前記ベース本体331と前記回路基板32との間に接着剤を使用して接続とレベリングを行う必要がなく、前記カメラモジュール100の高さ寸法を下げるのに寄与する。第四、前記ベース本体331は各前記電子素子322を被覆し、後続の搬送過程及び前記カメラモジュール100を組み立てて前記カメラモジュール100を形成する過程において、前記ベース本体331は前記電子素子322の揺れ及び脱落を防止することができることで、前記カメラモジュール100の構造安定性を確保するのに寄与する。第五、前記ベース本体331は各前記電子素子322を被覆し、後続の搬送過程及び前記カメラモジュール100を組み立てて前記カメラモジュール100を形成する過程において、汚染物の各前記電子素子322への汚染を防止することができることで、前記カメラモジュール100の結像品質を確保する。第六、前記ベース本体331は前記電子素子322を被覆した後に、前記電子素子322を空気から遮断することができ、このような方式にて、前記電子素子322における金属部分の酸化速度を遅くし、前記電子素子322及び前記カメラモジュール100の環境安定性を向上するのに寄与することができる。
ところで、前記ベース本体331は前記回路基板本体321に一体的に成形されると共に前記回路基板32の前記電子素子322を被覆することで、前記ベース本体331及び前記回路基板本体321は比較的大い接続面積を有し、接続をより安定にすると共に一体成形の方式にて比較的よい構造強度を有するので、前記ベース本体331は前記カメラモジュール100の部材を堅牢、信頼的に支持して固定し、製品の良品率を確保することができる。
ところで、高画素のカメラモジュール100ユニットについては、前記レンズ群10におけるレンズ11は数量が益々増え、例えば、4p、5p、6p及び6p以上などになり、カメラモジュール100のレンズ群10におけるレンズ11の数量が増えた場合、同時に光学性能の要求を満足する必要があり、例えば、十分なバックフォーカスを提供して前記光フィルター40の前記カメラモジュール100の結像品質への影響、例えば結像時の黒い斑点、辺縁画像のボケなどの発生を防止する。本発明の実施例によれば、前記光フィルター40は一体的に成形された前記ベース33に取り付けられることで、前記光フィルター40に平坦な取付条件を提供することができると共に、前記ベース33の高さにより前記光フィルター40が取り付けられる高さ位置を効率的に制御することができる。
前記感光チップ31は一感光領域311と一非感光領域312とを有し、前記感光領域311は感光作用を奏するためのものであり、前記非感光領域312312は前記回路基板32に電気的に接続するためのものである。本発明のこの実施例では、前記非感光領域312は前記電気接続素子313により前記回路基板32に電気的に接続されている。
発明のこの実施例では、前記感光チップ31は前記ベース本体331の内側に位置し、つまり、前記ベース本体331により一体的にパッケージされていない。本発明のこのような実施例では、前記感光チップ31は、前記回路基板32に例えば粘着剤による接着により貼り付けられることで、前記感光チップ31を安定して固定してから、前記感光チップ31を前記電気接続素子313により前記回路基板32に電気的に接続し、例えば金線をボンディングする方式にて前記回路基板32に電気的に接続する必要がある。勿論、本発明の他の実施例では、前記感光チップ31が前記回路基板32に設けられる方式は他の方式、例えば、埋め込み、沈下、FC(Flip Chip、フリップチップ)などであってもよく、当業者は前記感光チップ31と前記回路基板32との接続、取付方式は本発明の制限とならないことを理解するはずである。
より具体的には、本発明のこの実施例では、前記ベース33は一補足台座332を更に備え、前記台座は前記ベース本体331に補足され、閉じた前記光窓333を形成している。
前記ベース本体331は前記光窓333に連通する一取付溝3311を有する。前記補足台座332は前記光フィルター40に取付位置を提供するように前記取付溝3311に取り付けられている。
更に、前記ベース本体331は少なくとも1つの切り欠き3312を備え、前記切り欠き3312は前記光窓333を外部に連通し、補足台座332は前記切り欠き3312に補足されることで、側面が閉じた前記光窓333を形成している。
言い換えれば、このような実施例では、前記ベース本体331は閉じた構造ではなく、開放した構造であり、補足台座332のよる補足により、前記ベース本体331を閉じた。勿論、本発明の他の実施例では、前記ベース本体331は一閉じた構造であってもよい。
本発明のこの実施例では、前記切り欠き3312は下向きに前記回路基板本体321まで延在している。前記補足台座332は少なくとも1つの台座本体3321と一延在脚3322とを備え、前記延在脚3322は前記切り欠き3312を閉じるように前記台座本体3321から下向きに前記回路基板本体321まで一体的に延在している。前記延在脚3322は接着の方式にて前記回路基板本体321及び/又は前記ベース本体331に接続されていることが挙げられるが、これに限定されるものではない。前記台座本体3321は前記取付溝3311に取り付けられている。
ところで、本発明のこの実施例では、前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121は前記補足台座332の前記延在脚3322の位置に対応することで前記延在脚3322が位置する方向において辺縁をより狭くすることができる。この実施例では、前記電子素子322を前記ベース本体331が位置する側、例えば、前記延在脚3322に対向する側に集中的に設けることができることで、前記延在脚3322が位置する側に前記電子素子322を設ける必要がなく、前記電子素子322の取付位置を予め残す必要がなく、つまり、前記感光チップ31の方は前記回路基板本体321の辺縁により近く、前記延在脚3322は他の方式、例えば射出成形の方式にて形成されることができるので、前記延在脚3322の厚さは前記ベース本体331の肉厚に対して更に小さくなり、前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121も狭辺縁化の傾向であるので、両者を互いに合わせることで、カメラモジュール100の全体寸法をより小さくすることができる。
勿論、上記からわかるように、従来のCOBプロセスの方式と比べて、前記ベース33を一体的に成形する方式は多くのメリットを取られ、その中にはベース33の寸法を内方へ縮減するメリットを備え、つまり、前記補足台座332がない場合、前記レンズ群10は体積が小さくなった前記ベース33に合わせることでも、前記カメラモジュール100の寸法を小さくすることできる。
一方、一体成形の方式にて前記ベース33の寸法を小さくするには、前記レンズ群10及び/又は前記レンズ群搭載素子20を前記ベース33に取り付ける必要があるので、前記ベース33は十分な取付面積を提供する必要があり、従って、前記ベース33の寸法は従来の寸法が比較的大いレンズ群10に対して小さすぎてはならず、つまり、前記ベース33の小型化の寸法は従来のレンズ群10の大きさに制限される。本発明では、前記レンズ群10の縁除去化設計により、前記レンズ群10の全体寸法を小さくし、前記ベース33の取付に必要な寸法を小さくすることで、前記ベース33を更に小型化することができ、これより見えるように、前記レンズ群10と前記ベース33又は前記感光アセンブリ30との設計は互いに合わせることで、前記カメラモジュール100の全体を更に小型化することができ、前記レンズ群10を個別に小型化すること、又は前記感光アセンブリ30を個別に小型化することによる効果は若干劣る。
本発明のこの実施例では、前記ベース本体331は一内側壁を有し、前記内側壁は傾斜角を有することで、金型の製造を容易にすると共に、迷光の前記感光チップ31への反射を少なくする。例えば、前記側壁は垂直角度である場合、前記ベース本体331に至った光線の入射角は比較的大きいので、光線の反射角が比較的大きく、比較的に内側へ反射しやすく、即ち、前記感光チップ31が位置する位置へ反射しやい。前記内側壁は傾斜している場合、光線の入射角は比較的小さく、同じ方向に入射する光線、反射された光線の方向は前記感光チップ31が位置する位置から遠ざかることで、傾斜の設置方式は迷光からの干渉を少なくするのに寄与する。前記傾斜角の大きさは要求に応じて設置することができる。勿論、ある実施例では、前記ベース本体331の前記内側壁は鉛直に設置することができ、つまり、前記傾斜角が存在しない。
図7から図9示すように、本発明の第一好ましい実施例による前記レンズ群10の異なる変形実施の形態である。これら実施の形態に示す前記縁除去されたレンズ11の前記弦辺1141と前記円辺1142とが変わられる。
例えば、図7に示す方式において、前記レンズ群10の前記縁除去化レンズである前記第四レンズ114は2つの前記弦辺1141と2つの前記円辺1142とを備える。つまり、円形レンズに対して、前記縁除去化レンズは2つの辺縁位置で狭くなる。特に、2つの前記弦辺1141は対称に分布されることができる。
相応的に、前記縁除去化鏡筒12は2つの前記弦辺部121と2つの前記円辺部122とを備え、特に、2つの前記弦辺部121が対称に設けられている。従来の円形鏡筒に対して、前記縁除去化鏡筒12は2つの方向に縁除去化設計を行うことで、前記レンズ群10を2つの位置で狭くする。
特に、前記第四レンズ114の2つの前記弦辺1141は曲率が0となり、2つの前記円辺1142は曲率が>0となる。つまり、2つの前記弦辺1141は直線であり、2つの前記円辺1142は円弧線である。
更に、前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121及び前記円辺部122の外辺縁はそれぞれ前記弦辺1141及び前記円辺1142に対応している。
図8に示す方式において、前記レンズ群10の前記縁除去化レンズである前記第四レンズ114は3つの前記弦辺1141と3つの前記円辺1142とを備える。つまり、円形レンズに対して、前記縁除去化レンズは3つの辺縁位置で狭くなる。特に、3つの前記弦辺1141は対称に分布されることができる。
相応的に、前記縁除去化鏡筒12は3つの前記弦辺部121と3つの前記円辺部122とを備え、特に、3つの前記弦辺部121は対称に設けられている。従来の円形鏡筒に対して、前記縁除去化鏡筒12は3つの方向に縁除去化設計を行うことで、前記レンズ群10を3つの位置で狭くする。
特に、前記第四レンズ114の3つの前記弦辺1141は曲率が0となり、3つの前記円辺1142が曲率が>0となる。つまり、3つの前記弦辺1141は直線であり、3つの前記円辺1142は円弧線である。
更に、前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121及び前記円辺部122の外辺縁はそれぞれ前記弦辺1141及び前記円辺1142に対応している。
図9に示す方式において、前記レンズ群10の前記縁除去化レンズである前記第四レンズ114は4つの前記弦辺1141と4つの前記円辺1142とを備える。つまり、円形レンズに対して、前記縁除去化レンズは4つの辺縁位置で狭くなる。特に、4つの前記弦辺1141は対称に分布されることができる。
相応的に、前記縁除去化鏡筒12は4つの前記弦辺部121と4つの前記円辺部122とを備え、特に、4つの前記弦辺部121は対称に設けられている。従来の円形鏡筒に対して、前記縁除去化鏡筒12は4つの方向に縁除去化設計を行うことで、レンズ群10を4つの位置で狭くする。
特に、前記第四レンズ114の4つの前記弦辺1141は曲率が0となり、4つの前記円辺1142は曲率が>0となる。つまり、4つの前記弦辺1141は直線であり、4つの前記円辺1142は円弧線である。
更に、前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121及び前記円辺部122の外辺縁はそれぞれ前記弦辺1141及び前記円辺1142に対応している。
図10及び図11示すように、本発明の第一好ましい実施例による前記レンズ群10の異なる変形実施の形態である。これら実施例では、前記レンズ群10における前記縁除去化レンズは数量が変わられることを示す。
図10に示す方式において、前記レンズ群10における2つの前記レンズ11は縁除去化されている。図に示すように、それぞれが第三レンズ113及び前記第四レンズ114であり、かつ前記第三レンズ113及び前記第四レンズ114はそれぞれ一弦辺1141と一円辺1142とを備える。勿論、本発明の他の実施例では、2つの前記縁除去化されたレンズ11は他の任意の2つのレンズ11であってもよい。前記弦辺1141及び前記円辺1142の数はその他の、例えば図7から図9に示す数であってもよい。相応的に、前記縁除去化鏡筒12の内側の形状は前記レンズ11の形状に応じて変わる。
図11に示す方式において、前記レンズ群10における3つの前記レンズ11は縁除去化されている。図に示すように、それぞれが第二レンズ112、第三レンズ113及び前記第四レンズ114であり、かつ第二レンズ112、前記第三レンズ113及び前記第四レンズ114はそれぞれ一弦辺1141と一円辺1142とを備える。勿論、本発明の他の実施例では、3つの前記縁除去化されたレンズ11は他の任意の3つのレンズ11であってもよい。前記弦辺1141及び前記円辺1142の数は他の、例えば図7から図9に示す数であってもよい。相応的に、前記縁除去化鏡筒12の内側の形状は各前記レンズ11の形状に応じて変わる。
前記第一好ましい実施例では、前記レンズ群10は接着固定の方式にて前記レンズ群搭載素子20に取り付けられることができ、特に、前記縁除去化鏡筒12は外部が平坦であり、ねじ構造を有さない。図12に示すように、本発明の第一好ましい実施例によるカメラモジュール100の他の一変形実施の形態において、前記縁除去化鏡筒12は外部にねじを有し、つまり、前記レンズ群10は縁除去化された後にねじ構造を有する前記レンズ群搭載素子20に応用されることができる。
図13に示すように、本発明の第二好ましい実施例によるカメラモジュール100である。この実施例では、前記電子素子322は前記回路基板本体321の底部に設けられている。従って、前記回路基板本体321の頂部に前記電子素子322の取付空間を予め残す必要がないことで、前記ベース本体331及び前記補足台座332の設計をより柔軟にし、前記回路基板本体321の要求はどんどん少なくなり、かつ前記レンズ群10に対して相応的に縁除去化設計を行うことで、前記カメラモジュール100の全体寸法を小さくする。
更に、ある実施の形態では、示すベース本体331は前記回路基板本体321の背面に位置する前記電子素子322を一体的にパッケージすることで、前記電子素子322を被覆している。
図14に示すように、本発明の第三好ましい実施例によるカメラモジュール100である。このような方式において、前記電子素子322は前記回路基板本体321の背面に設けられている。前記ベース33は接着方式にて前記回路基板本体321に取り付けられ、つまり、従来のベースはこのような実施例に適用されることができるが、前記電子素子322の空間位置を予め残す必要がないため、ベース33の寸法を小さくすると共に、前記レンズ群10の縁除去化設計により、前記カメラモジュール100の寸法を小さくすることができる。
更に、ある実施例では、前記電子素子322を被覆する一モールディング基台を設けることができる。つまり、一体成形の方式にて前記回路基板本体321の背面に位置する前記電子素子をパッケージすることで、その組立てをより安定させる。
図15に示すように、本発明の第四好ましい実施例によるカメラモジュール100である。このような方式において、前記ベース33は一ベース本体331を備えると共に一光窓333を有する。前記ベース本体331は前記回路基板32に一体的に成形され、前記光窓333を形成している。この実施例では、前記ベース本体331は一閉じた構造であり、つまり、前記ベース本体331は前記切り欠き3312を有さない。前記ベース本体331は一取付溝3311を有し、前記光フィルター40は前記取付溝3311に取り付けられている。
図16に示すように、本発明の第五好ましい実施例によるカメラモジュール100である。このような方式において、前記ベース33は一ベース本体331と一補足台座332とを備える。前記ベース本体331は前記回路基板32に一体的に成形され、前記光窓333を形成しており、この実施例では、前記ベース本体331は一閉じた構造であり、つまり、前記ベース本体331は前記切り欠き3312を有さない。前記ベース本体331は一取付溝3311を有し、前記補足台座332は前記取付溝3311に取り付けられ、前記光フィルター40は前記補足ベース33に取り付けられている。この方式において、前記補足台座332は前記延在脚3322を有さず、つまり、前記補足台座332は回路基板32に直接接続されない点で第一好ましい実施例とは異なる。
更に、前記補足台座332は前記光窓333内に沈下することで、前記光フィルター40を前記感光チップ31に更に近くし、前記カメラモジュール100のバックフォーカスを小さくする。
図17に示すように、本発明の第六好ましい実施例によるカメラモジュール100の模式図である。前記回路基板本体321は一沈下領域3211を有し、前記感光チップ31は前記感光チップ31と前記回路基板本体321との相対高さを下げるように前記沈下領域3215に沈下して設けられている点で、第一実施例とは異なる。
前記沈下領域3215は一凹溝又は貫通孔として実施されることができる。つまり、前記回路基板本体321の両側空間を連通させない又は連通させることができる。前記沈下領域3215は凹溝である場合、前記感光チップ31は溝底に設けられると共に、前記電気接続素子313を介して前記回路基板本体321に電気的に接続されている。前記電気接続素子313の外端は前記凹溝の溝底に電気的に接続されることができるし、前記沈下領域3215の外側に電気的に接続されることもでき、本発明はその面に制限されない。更に、前記感光チップ31の頂面を前記回路基板本体321の頂面と一致し、又は前記回路基板本体321の頂面よりも高くし、若しくは前記回路基板本体321の頂面よりも低くすることができ、つまり、本発明は沈下深さを制限しない。
更に、本発明のこの実施例の図において、前記沈下領域3215は一貫通孔であり、つまり、前記回路基板32の両側は前記貫通孔により連通している。前記カメラモジュール100の前記回路基板32は、回路基板本体321の底部に積層されて設けられることで、前記感光チップ31を支持すると共に前記回路基板本体321の構造強度を補強する一底板323を備える。つまり、前記感光チップ31は前記沈下領域3215に沈下して設けられると共に前記底板323により支持されている。前記感光チップ31は前記電気接続素子313を介して前記回路基板本体321に電気的に接続されている。
ある実施例では、前記底板323は貼着の方式にて前記回路基板本体321の底部に設けられる一金属板であることができる。
図18に示すように、本発明の第七好ましい実施例によるカメラモジュール100である。
前記カメラモジュール100の前記感光アセンブリ30の前記ベース33は前記感光チップ31における少なくとも一部の前記非感光領域312を一体的にパッケージしている。言い換えれば、前記ベース33は前記回路基板32と前記感光チップ31とを一体的に成形してパッケージすることで、前記感光チップ31を安定して固定すると共に、前記ベース33の成形可能な領域を大きくする。前記ベース33は前記電気接続素子313を被覆している。
ところで、上記第一実施例におけるベース33を前記回路基板のみに成形する方式に対して、感光チップにモールディング成形する方式にて前記ベース33における一体成形可能の範囲を前記感光チップ31の前記非感光領域312まで広げることで、前記感光チップ31の正常な感光作動に影響しない場合、前記ベース33の底部の接続面積を大きくすることができ、これにより前記ベース33と前記回路基板32と前記感光チップ31とをより安定して接続させると共に頂部により他の部材、例えば、前記レンズ群10、前記レンズ群搭載素子20などにより大きい取付可能な面積を提供することができる。かつ、前記電気接続素子313は前記ベース33により被覆されることで、外部からの前記電気接続素子313への干渉を避けると共に、前記電気接続素子313は酸化又はほこりの付着による前記カメラモジュール100の結像品質への影響を防止する。
このような実施の形態では、前記ベース33は製造の過程において金型を支持して、前記回路基板又は前記感光チップ31への損傷を防止するための一支持素子334を備える。つまり、製造過程において、前記製造金型を前記支持素子334に当接させることで、金型を前記回路基板又は前記感光チップ31に直接接触させないようにすると共に、成形材料の内側への溢れを防止する。
更に、前記支持素子334は前記ベース本体331の形状に一致する環状構造であることができる。前記支持素子334は弾性を有し、接着剤塗布層又はゴムパッドが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
図19に示すように、本発明の第八好ましい実施例によるカメラモジュール100である。
この実施例では、前記回路基板本体321は一沈下領域3215を有し、前記感光チップ31は沈下して前記沈下領域3215に設けられることで、前記感光チップ31と前記回路基板本体321との相対高さを下げる。
沈下領域3215は一凹溝又は貫通孔として実施されることができる。つまり、前記回路基板本体321の両側を連通させない又は連通させることができる。前記沈下領域3215は凹溝である場合、前記感光チップ31は溝底に設けられると共に、前記電気接続素子313を介して前記回路基板本体321に電気的に接続されている。前記電気接続素子313の外端は前記凹溝の溝底に電気的に接続されることができるし、前記沈下領域3215の外側に電気的に接続されることもでき、本発明はその面に制限されない。更に、前記感光チップ31の頂面を前記回路基板本体321の頂面と一致させ、又は前記回路基板本体321の頂面よりも低くし、若しくは前記回路基板本体321の頂面より高くすることができ、つまり、本発明は沈下深さを制限しない。
更に、本発明のこの実施例の図において、前記沈下領域3215は一貫通孔であり、つまり、前記回路基板32の両側空間は前記貫通孔により連通している。
前記カメラモジュール100の前記感光アセンブリ30の前記ベース33は前記感光チップ31における少なくとも一部の前記非感光領域312を一体的にパッケージしている。言い換えれば、前記ベース33は前記回路基板と前記感光チップ31とを一体的に成形してパッケージすることで、前記感光チップ31を安定して固定すると共に、前記ベース33の成形可能な領域を大きくする。前記ベース33は前記電気接続素子313を被覆している。
ところで、上記第一実施例におけるベース33を前記回路基板のみに成形する方式に対して、感光チップにモールディング成形する方式にて前記ベース33における一体成形可能の範囲を前記感光チップ31の前記非感光領域312まで広げることで、前記感光チップ31の正常な感光作動に影響しない場合、前記ベース33の底部の接続面積を大きくすることができ、これにより前記ベース33と前記回路基板32と前記感光チップ31とをより安定して接続させると共に頂部により他の部材、例えば、前記レンズ群10、前記レンズ群搭載素子20などにより大きい取付可能な面積を提供することができる。かつ、前記電気接続素子313は前記ベース33により被覆されることで、外部からの前記電気接続素子313への干渉を避けると共に、前記電気接続素子313は酸化又はほこりの付着による前記カメラモジュール100の結像品質への影響を防止する。
この実施例では、前記感光チップ31及び前記電気接続素子313は、前記ベース33により一体的にパッケージされているため、前記ベース33により前記感光チップ31を固定することができる。前記回路基板32の底部に一底板323を設けてもよいし、前記底板323を設けなくてもよい。
図20に示すように、本発明の第九好ましい実施例によるカメラモジュール100の模式図である。
前記光フィルター40は前記感光アセンブリ30に対応的に設けられ、前記ベース33は成形後に、前記感光アセンブリ30と前記光フィルター40とを一体式の構造を形成するように一体に結合している。つまり、前記光フィルター40は一体成形の方式にて前記ベース33に設けられ、個別の方式、例えば、接着方式にて前記ベース33に設けられているのではない点で、上記実施例とは異なる。
前記光フィルター40は、前記光フィルター40と前記感光アセンブリ30との間に少なくとも1つの密閉空間を形成するように、前記感光アセンブリ30に対応的に設けられ、前記感光アセンブリ30の前記感光チップ31の前記感光領域はそれぞれ、モールディングプロセスを行って前記ベース33を形成する過程において、前記ベース33を形成するための成形材料が前記密閉空間に進入しないように前記密閉空間に位置することで、前記ベース33を前記密閉空間の外部のみに形成しており、前記ベース33は、成形後に、前記回路基板32の一部と前記光フィルター40の一部とを被覆すると共に、前記ベース33は前記光窓333を有し、前記感光チップ31の前記感光領域は前記光窓333より前記レンズ群10及び前記感光チップ31に一光線通路を提供するように前記光窓333に対応している。
図21は本発明の第十好ましい実施例によるカメラモジュール100である。
本発明のこの実施例では、前記感光アセンブリ30は一遮蔽レンズ14を備え、前記遮蔽レンズ14は前記感光チップ31の上方に設けられ、前記遮蔽レンズ14は前記ベース33により一体的にパッケージされている。物体で反射される光線は前記レンズ群10及び前記遮蔽レンズ14から前記カメラモジュール100の内部に進入し、後続で前記感光チップ31で受光されて光電変換されることで、物体に関連付けられる映像を得る。前記遮蔽レンズ14を設けることで、光学上のTTL(レンズ群10の透光孔の上面にあるレンズ群10平面からチップの感光平面までの距離)を小さくすることができ、これにより、光学性能に影響しないことを前提として、前記カメラモジュール100の寸法を更に小さくし、寸法の小さいカメラモジュール100が搭載される電子デバイスの要求を満足することができる。同時に、前記遮蔽レンズ14を設けることで、汚れに対する感度を低下させることができる。例えば、ある実施例では、汚れに対する感度を50%低下させることができる。
本発明のこの好ましい実施例では、前記遮蔽レンズ14は熱硬化性のレンズとして実施されることが好ましく、即ち、前記遮蔽レンズ14は熱硬化レンズとして実施されることで、前記遮蔽レンズ14はモールディングプロセスを行うときにモールディングプロセス中の環境温度に耐えることができる。例えば、一実施例のモールディングプロセス中に180℃のモールディング環境温度に耐えることができる。つまり、モールディングプロセスの前に、耐高温でかつ熱硬化処理された前記遮蔽レンズ14は前記支持素子334に接続されると共に、前記回路基板32及び前記感光チップ31と共に金型に置かれ、流体となる固化モールディング材料は前記支持素子334及び前記遮蔽レンズ14の外表面を囲んで前記ベース33をモールディングして一体的に成形することで、前記ベース33は前記回路基板32に一体に成形されることができ、つまり、前記ベース33と、前記回路基板32と、前記遮蔽レンズ14は一体構造として形成される。当業者は本発明の前記遮蔽レンズ14が熱硬化レンズだけでなく、他の性質のレンズ11であってもよく、本発明はここに限定されるものではないことを理解するはずである。
更に、前記遮蔽レンズ14は一レンズ本体141と前記レンズ本体141の周囲に設けられる一レンズ周縁142とを備える。前記遮蔽レンズ14は精密光学素子であるため、前記レンズ本体141の辺縁は比較的薄い。前記レンズ本体141の辺縁に設けられると共に一体的に接続される前記レンズ周縁142は肉厚式ブラケットの設計であり、前記レンズ本体141を搭載することができ、これにより前記レンズ本体141の光学性能に影響しないと共に、前記レンズ本体141を金型において前記ベース33に一体的にモールディングして接続することができる。つまり、前記ベース33が成形される前に、前記遮蔽レンズ14の前記レンズ周縁142は前記感光チップ31の前記非感光領域312に設けられ、前記遮蔽レンズ14の前記レンズ本体141は前記感光アセンブリ30の前記感光チップ31の感光経路に設けられ、前記ベース33が成形された後に、前記ベース33は前記回路基板32と、前記感光チップ31の少なくとも一部の前記非感光領域312と、前記支持素子334の少なくとも一部と、前記遮蔽レンズ14の前記レンズ周縁142とを被覆することで、前記感光アセンブリ30を形成する。
ところで、前記遮蔽レンズ14も前記縁除去化レンズであってもよく、これにより前記レンズ11の辺縁部分を小さくし、前記遮蔽レンズ14の面積を小さくことで、前記遮蔽レンズ14を前記レンズ群10の形状に対応させる。
図22は本発明の第十一好ましい実施例によるカメラモジュール100である。
前記回路基板本体321は一第一板体3211と一第二板体3212とを備え、前記第一板体3211と前記第二板体3212とは一接続媒体3213を介して固定されて接続されている。前記第一板体3211は一硬質板であることができ、前記第二板体3212は一軟質板であることができ、前記接続媒体3213はACF導電性接着剤であることができる。前記第二板体3212は一インターフェイスを備えてもよく、例えば、一電子デバイス一に電気的に接続するように一コネクタを設ける。
ある実施例では、前記ベース本体331は前記第一板体3211に一体的に成形され、前記第二板体3212は前記第一板体3211の一端部にラップされている。製造過程において、前記第一板体3211及び前記第二板体3212により前記回路基板本体321を形成してから一体的に成形することができるし、前記第一板体3211に一体的に成形してから前記第二板体3212を前記第一板体3211に電気的に接続し、例えば前記ACF導電性接着剤により前記第一板体3211に固定することもできる。
ところで、図22に示すように、前記第二板体3212は前記接続媒体3213により前記第一板体3211の上部に接続されているが、本発明の他の実施例では、前記第二板体3212は前記接続媒体3213により前記第一板体3211の底部に接続され、本発明はその面に制限されない。
図23は本発明の第十二好ましい実施例によるカメラモジュール100である。
この実施例では、前記回路基板本体321に一逆貼り溝3214が設けられ、前記感光チップ31は逆貼りの方式にて前記逆貼り溝3214に取り付けられている。つまり、前記感光チップ31をFC(Flip Chip、フリップチップ)の方式にて前記回路基板本体321に取り付けられている。前記逆貼り溝3214は前記レンズ群10の方向に対向している。
つまり、取付過程において、前記感光チップ31は前記回路基板本体321の下方から前記回路基板本体321へ取り付けられ、前記感光チップ31の前記感光領域は前記逆貼り溝3214により感光作用を奏する。
図24は本発明第十四好ましい実施例によるカメラモジュールの模式図である。
この実施例では、前記レンズ群搭載素子20は前記ベース33に一体的に接続され、前記レンズ群10は、一フィックスフォーカスカメラモジュールを形成するように前記レンズ群搭載素子20への取付に適する。
更に、前記レンズ群搭載素子20は、閉じたレンズ群の位置規制空間を形成するように前記ベース本体331の少なくとも一部から上向きに一体的に延在している。つまり、このような方式において、前記ベース33は前記レンズ群10に位置規制、取付空間を提供するように前記レンズ群搭載素子20を備える。
製造過程において、金型を採用して前記回路基板32に前記レンズ群搭載素子20付き前記ベース33を一体的に成形することができる。二次モールディングの方式にて前記ベース本体を成形した後に、前記ベース本体に前記レンズ群搭載素子を形成することもでき、本発明はその面に制限されない。
図25A、25Bは本発明の第十五好ましい実施例によるカメラモジュール100の模式図である。
この実施例では、前記レンズ群10は少なくとも2つのレンズ群ユニットを備え、各前記レンズ群ユニットの光路は一致している。更に、各前記レンズ群ユニットのうちの少なくとも1つの前記レンズ群ユニットは縁除去化レンズ群ユニットである。つまり、そのうちの少なくとも1つの前記レンズ群ユニットは少なくとも1つの前記縁除去化レンズを備える。
具体的には、この実施の形態では、前記レンズ群10は2つの前記レンズ群ユニットを備え、それぞれが第一レンズ群ユニット110及び一第二レンズ群ユニット120であり、前記第一レンズ群ユニット110及び前記第二レンズ群ユニット120は下から上にかけて積層設置されている。前記第一レンズ群ユニット110は縁除去化レンズ群である。前記第一レンズ群ユニット110及び前記第二レンズ群ユニット120はそれぞれ独立し、つまり、製造過程において、前記第一レンズ群ユニット110及び前記第二レンズ群ユニット120をそれぞれ別々に形成してから、2つのレンズ群ユニットを粘着剤による接着により組立てることができる。
更に、前記第一レンズ群ユニット110は4つのレンズ11を備え、それぞれが一第一レンズ111、一第二レンズ112、一第三レンズ113及び一第四レンズ114であり、そのうちの前記第四レンズ114は縁除去化レンズである。前記第一レンズ群ユニット110は一縁除去化鏡筒12を備え、各前記レンズ11はそれぞれ前記鏡筒12内に取り付けられている。
ところで、レンズ群を製造する過程において、光軸の一致性及びレンズ間の相対角度の関係はレンズ群の結像品質に影響する若干の要因である。各前記レンズ及び前記レンズ群を組立てるときに、相対位置、特に最后1枚のレンズの位置を調整する必要がある。一般的に、最后1枚のレンズを組立てる方式は、前記レンズに予め組立ててから、前記レンズの方位を調整し、例えば予め定められた角度で回動させることで、レンズ群に比較的よく結像させる。この実施例では、前記レンズの相対位置の調整は前記第二レンズ群ユニット120を調整することで達成することができる。つまり、前記レンズ群10を組立てるときに、組立てることで前記第一レンズ群ユニット110及び前記第二レンズ群ユニット120を得た後に、前記第一レンズ群ユニット110及び前記第二レンズ群ユニット120を予め組み立て、その後に前記第二レンズ群ユニット120又は前記第一レンズ群ユニット110を回動させ、前記第一レンズ群ユニット110と前記第二レンズ群ユニット120との相対位置を調整して、前記レンズ群10の結像品質が結像品質要求の範囲になると或いはよりよい結像効果を獲得すると、レンズ間の相対位置の関係を調整する目的を達成する。
図26A、26Bは本発明の第十五好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。本発明のこの実施例では、前記第一板体、前記回路基板本体321は一第一板体3211と一第二板体3212とを備え、前記第二板体3212は前記第一板体3211に電気的に接続されている。前記第一板体3211は一硬質板であることができ、前記第二板体3212は一軟質板であることができる。例として、前記第二板体3212は圧接の方式にて前記第一板体3211に電気的に接続されることができるし、一導電媒体を介して前記第一板体3211に電気的に接続されることもできる。前記第二板体3212は一インターフェイスを備えてもよく、例えば、一電子デバイスに電気的に接続するように一コネクタを設けており、つまり、前記第二板体3212は他のデバイス、例えば、電子デバイスに電気的に接続するための一電気接続端である。
更に、前記レンズ群10の前記縁除去化レンズの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121は前記第二板体3212側に近い。具体的には、前記ベース本体331は4つの側辺を備え、それぞれが一第一側辺33101、一第二側辺33102、一第三側辺33103、一第四側辺33104であり、前記第一側辺33101、前記第二側辺33102、前記第三側辺33103、前記第四側辺33104は順に互いに隣接して閉じて前記光窓333を形成している。前記第二側辺33102及び前記第四側辺33104は前記第一側辺33101の両側に位置し、前記第三側辺33103は前記第一側辺33101に対向している。
一台座3320は前記ベース本体331に取り付けられ、前記光フィルター40は前記光フィルター40を前記感光チップ31の感光経路に位置させるように前記台座3320に取り付けられている。
本発明のこの実施例では、前記第一側辺33101は前記第二板体3212に近く、前記レンズ群10の前記縁除去化レンズの前記弦辺1141は前記第一側辺33101の方向に位置している。つまり、前記縁除去化レンズの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121は前記カメラモジュール100のインターフェイスに近い。
更に、本発明のこの実施例では、前記電子素子332及び前記電気接続素子313は前記ベースの前記第二側辺33102及び前記第四側辺33104に設けられ、前記第二側辺33102と前記第四側辺33104とが対応する前記回路基板本体321の位置を十分に利用する。即ち、前記電子素子332及び前記電気接続素子313は前記第二側辺33102と前記第四側辺33104とが対応する前記第一板体の位置に設けられている。特に、前記電子素子332及び前記電気接続素子313は前記縁除去化レンズの前記弦辺1141と垂直な方向に設けられることで、前記弦辺1141が位置する方向の寸法を最大限に小さくする。ところで、本発明のこの実施例では、前記電気接続素子313及び前記電子素子332は対向する両側に設けられているが、本発明の他の実施例では、前記電気接続素子313及び前記電子素子332を必要に応じて前記感光チップ31の任意の両側、三側又は四側に設けることができ、つまり、前記電子素子332及び/又は前記電気接続素子313を前記ベース本体331における前記第一側辺33101と、前記第二側辺33102と、前記第三側辺33103と前記第四側辺33104のうちの一つの側辺、2つの側辺、3つの側辺又は4つの側辺に選択的に設けることができ、本発明はその面に制限されない。
ところで、ある実施例では、前記弦辺1141は前記第一側辺33101の方向に位置し、前記第一側辺33101に対応する位置に前記電子素子332を設けないことで、前記第一側辺33101の幅寸法の要求を低下させ、前記カメラモジュール体積を更に縮小する可能性を高くする。つまり、前記電子素子332及び前記電気接続素子313の設置位置は前記弦辺1141の設置方向に基づいて調整することができる。
更に、本発明のこの実施例では、前記第一側辺33101の幅寸法は比較的小さく、前記レンズ群10の縁除去化設計に適し、即ち、前記縁除去化レンズの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121に適する。特に、前記第一側辺33101の幅寸法W1は前記第二側辺33102及び前記第四側辺33104の幅寸法W2、W4よりも小さい。
図27A、27Bは本発明の第十六好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。本発明のこの実施例では、前記第三側辺33103は前記第二板体3212から遠ざかり、前記レンズ群10の前記縁除去化レンズの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121は前記第三側辺33101の方向に位置している点で、第十五実施例とは異なる。つまり、前記縁除去化レンズの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121は前記カメラモジュール100の電気接続端から遠ざかっている。即ち、前記縁除去化レンズの前記弦辺1141は前記第二板体3212に対向する側に位置している。
更に、本発明のこの実施例では、前記第三側辺33103の幅寸法は比較的小さく、前記レンズ群10の縁除去化設計に適し、即ち、前記縁除去化レンズの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の前記弦辺部121に適する。特に、前記第三側辺33101の幅寸法W3は前記第二側辺33102及び前記第四側辺33104の幅寸法W2、W4よりも小さい。
図28A、28Bは本発明の第十七好ましい実施例によるカメラモジュール及び感光アセンブリの模式図である。本発明のこの実施例では、前記縁除去化レンズは2つの前記弦辺1141を備え、前記縁除去化鏡筒12は2つの前記弦辺部121を備える。前記縁除去化レンズの一つの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の一つの前記弦辺部121は前記第二板体3212に近づく側に位置している。一前記縁除去化レンズの他の1つの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の他の1つの前記弦辺部121は前記第二板体3212から遠ざかる側に位置している。
更に、前記縁除去化レンズの1つの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の1つの前記弦辺部121は前記ベース本体331の前記第一側辺33101に位置している。前記縁除去化レンズの他1つの前記弦辺1141及び前記縁除去化鏡筒12の他の1つの前記弦辺部121は前記ベース本体331の前記第三側板33103に位置している。
図29は本発明の第十五好ましい実施例によるアレイカメラモジュールの模式図である。
このような実施の形態では、前記アレイカメラモジュールは複数の前記カメラモジュール100を備えることにより、各前記モジュールを互いに協働させて作動させる。特に、各前記カメラモジュール100は別体に設けられ、つまり、各前記カメラモジュール100の前記回路基板32及び前記ベース33は接続されなくてもよい。
更に、各前記カメラモジュール100は一外枠体50により組立てられることができる。
更に、ある実施例では、前記アレイカメラモジュールは本発明の前記カメラモジュール100と従来のカメラモジュールとを組み合わせることで構成することができ、つまり、前記アレイカメラモジュールは少なくとも1つの前記カメラモジュール100を備える。
図30は本発明の第十六好ましい実施例によるアレイカメラモジュールの模式図である。
このような実施の形態では、前記アレイカメラモジュール100は複数の前記カメラモジュール100を備えることで、各前記モジュールを互いに協働させて作動させる。特に、各前記カメラモジュール100は繋がるように設けられ、つまり、各前記カメラモジュール100における前記回路基板32及び前記ベース33を互いに接続することができることで、一つの全体構造を形成する。
更に、ある実施例では、前記アレイカメラモジュールは本発明の前記カメラモジュール100と従来のカメラモジュールを組み合わせることで構成することができ、つまり、前記アレイカメラモジュールは少なくとも1つの前記カメラモジュール100を備える。少なくとも1つの前記カメラモジュール100は従来のカメラモジュールに繋がって前記アレイカメラモジュールを構成することができる。
図31は本発明の上記好ましい実施例によるレンズ群10の製造方法の模式図である。本発明は、
少なくとも1つの縁除去化レンズを射出成形するステップ1101と、
縁除去化鏡筒12を射出成形するステップ1102と、
前記縁除去化レンズを予め定められた位置で前記縁除去化鏡筒12に取り付けるステップ1103と、を備えるレンズ群10の製造方法1000を提供する。
図32は本発明の上記好ましい実施例によるカメラモジュール100の応用の模式図である。
本発明は、電子デバイス本体200と少なくとも1つの前記カメラモジュール100とを備え、前記カメラモジュール100は、画像を取得するように前記電子デバイス本体200にそれぞれ設けられている電子デバイス300を更に提供する。ところで、前記電子デバイス本体200の類型は限制されるものではなく、例えば、前記電子デバイス本体200はスマートフォン、ウェアラブルデバイス、タブレット、ノートパソコン、電子ブック、携帯情報端末、カメラ、モニターなどの前記カメラモジュール100を配置可能な如何なる電子デバイスであってもよい。当業者は、図32において前記電子デバイス本体200はスマートフォンとして実施されることを例にしたが、本発明の内容及び範囲への規制になるものではないことを理解するはずである。
当業者は上記記載及び図に示す本発明の実施例は、あくまでも例示的なものであり、本発明を規制するものではないことを理解するはずである。本発明の目的は、完全に且つ効果的に達成されている。本発明の機能及び構成原理は、実施例に示されて説明したが、本発明の実施の形態は、前記原理を逸脱しない範囲において、各種の変形又は修正を行なうことができる。



Claims (145)

  1. レンズ群であって、少なくとも1つの縁除去化レンズを備え、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備え、前記弦辺は前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なっていることを特徴とするレンズ群。
  2. 請求項1に記載のレンズ群において、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  3. 請求項1に記載のレンズ群において、前記円辺は曲率が>0となり、弧形の線分である。
  4. 請求項1に記載のレンズ群において、前記弦辺は直線であり、前記円辺は円弧である。
  5. 請求項1に記載のレンズ群において、前記弦辺及び前記円辺は数量が1であり、かつ、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  6. 請求項1に記載のレンズ群において、前記弦辺は数量が2であり、かつ、各前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  7. 請求項1に記載のレンズ群において、前記弦辺は数量が2であり、前記円辺は数量が2であり、各前記弦辺は対称に分布されている。
  8. 請求項7に記載のレンズ群において、前記弦辺は直線分である。
  9. 請求項1から8の何れかに記載のレンズ群において、前記レンズ群は複数のレンズを備え、そのうちの少なくとも1つは前記縁除去化レンズであり、少なくとも1つは円形レンズである。
  10. 請求項9に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズは寸法が前記円形レンズよりも大きい。
  11. 請求項9に記載のレンズ群において、前記レンズ群は4つのレンズを備え、前記レンズは寸法が漸増し、かつ、そのうちの寸法が最も大きい前記レンズは前記縁除去化レンズである。
  12. 請求項9に記載のレンズ群において、前記レンズ群は縁除去化鏡筒を備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒内に取り付けられている。
  13. 請求項12に記載のレンズ群において、前記縁除去化鏡筒は弦辺部と円辺部とを備え、前記弦辺部と前記円辺部とは断面辺縁の曲率が異なっている。
  14. 請求項13に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部に対応している。
  15. 請求項13に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズは射出方式にて一次成形により製造されたものである。
  16. 請求項13に記載のレンズ群において、前記レンズ群は少なくとも1つの光路素子を備え、前記光路素子は、前記レンズに予め定められた光線通路を形成するように前記レンズとの間に設けられている。
  17. 請求項16に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズに位置する前記光路素子は外辺縁の形状が前記縁除去化レンズの形状と一致している。
  18. 請求項16に記載のレンズ群において、前記光路素子はワッシャー、スペーサー、コーティングのうちの1種類である。
  19. カメラモジュールであって、
    少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備える少なくとも1つの縁除去化レンズを備え、前記弦辺は前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なっているレンズ群と、
    感光経路に前記レンズ群が位置している感光アセンブリと、
    を備えることを特徴とするカメラモジュール。
  20. 請求項19に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  21. 請求項19に記載のカメラモジュールにおいて、前記円辺は曲率が>0となり、弧形の線分である。
  22. 請求項19に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は直線であり、前記円辺は円弧である。
  23. 請求項19に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺及び前記円辺は数量が1であり、かつ、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  24. 請求項19に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は数量が2であり、かつ、各前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  25. 請求項19に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は数量が2であり、前記円辺は数量が2であり、各前記弦辺は対称に分布されている。
  26. 請求項25に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は直線分である。
  27. 請求項19に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は複数のレンズを備え、そのうちの少なくとも1つは前記縁除去化レンズであり、少なくとも1つは円形レンズである。
  28. 請求項27に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化レンズは寸法が前記円形レンズよりも大きい。
  29. 請求項27に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は4つのレンズを備え、前記レンズは寸法が漸増し、かつ、そのうちの寸法が最も大きい前記レンズは前記縁除去化レンズである。
  30. 請求項27に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は縁除去化鏡筒を備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒内に取り付けられている。
  31. 請求項30に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化鏡筒は弦辺部と円辺部とを備え、前記弦辺部と前記円辺部とは断面辺縁の曲率が異なっている。
  32. 請求項31に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部に対応している。
  33. 請求項27に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化レンズは射出方式にて一次成形により製造されたものである。
  34. 請求項27に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は少なくとも1つの光路素子を備え、前記光路素子は、前記レンズに予め定められた光線通路を形成するように前記レンズに隣り合って設けられている。
  35. 請求項34に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化レンズに位置する前記光路素子は外辺縁の形状が前記縁除去化レンズの形状と一致している。
  36. 請求項35に記載のカメラモジュールにおいて、前記光路素子はワッシャー、スペーサー、コーティングのうちの1種類である。
  37. 請求項19から36の何れかに記載のカメラモジュールにおいて、前記感光アセンブリは少なくとも1つのベースと、少なくとも1つの感光チップと、少なくとも1つの回路基板とを備え、前記ベースは、取付位置を提供するように、回路基板に設けられ、前記感光チップは前記回路基板に電気的に接続され、前記レンズ群は前記感光チップの感光経路に位置している。
  38. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベース一は前記回路基板に一体的に成形され、少なくとも1つの光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供する。
  39. 請求項38に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースはベース本体と補足ベースとを備え、前記ベース本体は切り欠きを有し、前記補足ベースは前記切り欠きに補足されることにより閉じた前記光窓を形成している。
  40. 請求項39に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は縁除去化された位置が前記補足ベースの位置に対応している。
  41. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは前記回路基板に粘着さている。
  42. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は回路基板本体と、少なくとも1つの電子素子とを備え、前記電子素子は前記回路基板本体に設けられ、前記ベースは前記回路基板本体に一体的に成形されると共に少なくとも1つの前記電子素子を被覆している。
  43. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は回路基板本体と、少なくとも1つの電子素子とを備え、少なくとも1つの前記電子素子は前記回路基板本体の底部に設けられている。
  44. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は沈下領域を有し、前記感光チップは沈下して前記沈下領域に設けられている。
  45. 請求項44に記載のカメラモジュールにおいて、前記沈下領域として凹溝と貫通孔とのうちの1種類を選択する。
  46. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記感光チップは感光領域と、非感光領域とを備え、前記ベースは少なくとも一部の前記非感光領域を一体的にパッケージしている。
  47. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールは少なくとも1つの光フィルターを備え、前記ベースは前記光フィルターを一体的にパッケージしている。
  48. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールは遮蔽レンズを備え、前記遮蔽レンズは前記感光チップの上方に位置し、前記ベースにより一体的にパッケージされている。
  49. 請求項48に記載のカメラモジュールにおいて、前記遮蔽レンズは前記縁除去化レンズである。
  50. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールはレンズ群搭載素子を備え、前記レンズ群は前記レンズ群搭載素子に取り付けられ、前記レンズ群搭載素子は前記ベースに取り付けられている。
  51. 請求項50に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群搭載素子はオートフォーカスカメラモジュールを形成するように、駆動素子である。
  52. 請求項50に記載のカメラモジュールにおいて、フィックスフォーカスカメラモジュールを形成するように前記レンズ群搭載素子はレンズ群固定部材である。
  53. 請求項50に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群搭載素子は前記ベースに一体的に接続され、前記レンズ群は、フィックスフォーカスモジュールを形成するように、前記レンズ群搭載素子に取り付けられている。
  54. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、複数の前記カメラモジュールはアレイカメラモジュールを構成している。
  55. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体は第二板体に電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記第二板体に近づく側に位置している。
  56. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続し、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
  57. 請求項37に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体は前記第二板体に電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズは2つの前記弦辺を備え、一方の前記弦辺が前記第一板体に近づく側に位置し、他方の前記弦辺が前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
  58. 請求項55に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記弦辺は前記第一側辺の方向に位置している。
  59. 請求項58に記載のカメラモジュールにおいて、前記第一側辺の幅寸法は第二側辺及び前記第四側辺の幅寸法よりも小さい。
  60. 請求項56に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記第三側辺は前記第一側辺に対向し、前記弦辺は前記第三側辺の方向に位置している。
  61. 請求項60に記載のカメラモジュールにおいて、前記第三側辺の幅寸法は第二側辺及び前記第四側辺の幅寸法よりも小さい。
  62. 請求項57に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は順次に互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記第三側辺は前記第一側辺に対向し、一方の前記弦辺は前記第一側辺の方向に位置し、他方の前記弦辺は前記第三側辺の方向に位置している。
  63. 請求項55に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は少なくとも1つの電子素子を備え、前記電子素子は前記第一板体に設けられ、前記ベースは前記第一板体に一体的に成形されると共に少なくとも1つの前記電子素子を被覆している。
  64. 請求項63に記載のカメラモジュールにおいて、前記電子素子は前記ベースの4つの側辺のうちの1つの側辺、2つの側辺、3つの側辺又は4つの側辺に選択的に設けられている。
  65. 請求項63に記載のカメラモジュールにおいて、前記電子素子は前記第二側辺及び前記第四側辺の位置に設けられている。
  66. 請求項63に記載のカメラモジュールにおいて、前記電子素子は前記第一側辺及び前記第三側辺の位置に設けられている。
  67. 請求項55に記載のカメラモジュールにおいて、前記感光チップは電気接続素子を介して前記第一板体に電気的に接続され、前記ベースは前記第一板体に一体的に成形されると共に前記電気接続素子を被覆している。
  68. 請求項67に記載のカメラモジュールにおいて、前記電気接続は前記ベースの四側のうちの両側、三側又は四側に選択的に設けられている。
  69. 請求項67に記載のカメラモジュールにおいて、前記電気接続素子は前記第二側辺と前記第四側辺とが対応する位置に設けられている。
  70. 請求項67に記載のカメラモジュールにおいて、前記電気接続素子は前記第一側辺と前記第三側辺とが対応する位置に設けられている。
  71. レンズ群であって、少なくとも1つの縁除去化レンズと縁除去化鏡筒とを備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒内に取り付けられ、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備え、前記弦辺が前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なり、前記縁除去化鏡筒は弦辺部を備え、前記弦辺部は前記レンズ群の体積を小さくするように前記縁除去化レンズの前記弦辺に対応していることを特徴とするレンズ群。
  72. 請求項71に記載のレンズ群において、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  73. 請求項71に記載のレンズ群において、前記円辺は曲率が>0となり、弧形の線分である。
  74. 請求項71に記載のレンズ群において、前記弦辺は直線であり、前記円辺は円弧である。
  75. 請求項71に記載のレンズ群において、前記弦辺及び前記円辺の数量が1であり、かつ、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  76. 請求項71に記載のレンズ群において、前記弦辺は数量が2であり、かつ、各前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  77. 請求項71に記載のレンズ群において、前記弦辺は数量が2であり、前記円辺は数量が2であり、各前記弦辺は対称に分布されている。
  78. 請求項72に記載のレンズ群において、前記弦辺は直線分である。
  79. 請求項71から78の何れかに記載のレンズ群において、前記レンズ群は複数のレンズを備え、そのうちの少なくとも1つは前記縁除去化レンズであり、少なくとも1つは円形レンズである。
  80. 請求項79に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズは寸法が前記円形レンズよりも大きい。
  81. 請求項79に記載のレンズ群において、前記レンズ群は4つのレンズを備え、前記レンズは寸法が漸増し、かつ、そのうちの寸法が最も大きい前記レンズは前記縁除去化レンズである。
  82. 請求項79に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズは最も底端に位置するレンズである。
  83. 請求項79に記載のレンズ群において、前記縁除去化鏡筒は、円辺部を備え、前記円辺部及び弦辺部を繋いで前記鏡筒を形成し、前記弦辺部と前記円辺部とは断面辺縁の曲率が異なっている。
  84. 請求項79に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズは射出方式にて一次成形により製造されたものである。
  85. 請求項79に記載のレンズ群において、前記縁除去化鏡筒は射出方式にて一次成形により製造されたものである。
  86. 請求項79に記載のレンズ群において、前記レンズ群は少なくとも1つの光路素子を備え、前記光路素子は、前記レンズに予め定められた光線通路を形成するように前記レンズとの間に設けられている。
  87. 請求項86に記載のレンズ群において、前記縁除去化レンズに位置する前記光路素子は外辺縁の形状が前記縁除去化レンズの形状と一致している。
  88. 請求項86に記載のレンズ群において、前記光路素子はワッシャー、スペーサー、コーティングのうちの1種類である。
  89. 請求項79に記載のレンズ群において、前記レンズ群は少なくとも2つのレンズ群ユニットを備え、各前記レンズ群ユニットは光軸が一致するように積層設置され、少なくとも1つの前記レンズ群ユニットは前記縁除去化レンズと前記縁除去化鏡筒とを備える。
  90. カメラモジュールであって、
    少なくとも1つの縁除去化レンズと縁除去化鏡筒とを備え、前記縁除去化レンズは前記縁除去化鏡筒内に取り付けられ、前記縁除去化レンズは少なくとも1つの弦辺と少なくとも1つの円辺とを備え、前記弦辺は前記円辺に隣接し、前記弦辺と前記円辺とは曲率が異なり、前記縁除去化鏡筒は弦辺部を備え、前記弦辺部は前記レンズ群の体積を小さくするように前記縁除去化レンズの前記弦辺に対応しているレンズ群と、
    感光経路に前記レンズ群が位置する感光アセンブリと、
    を備えることを特徴とするカメラモジュール。
  91. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  92. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記円辺は曲率が>0となり、弧形の線分である。
  93. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は直線であり、前記円辺は円弧である。
  94. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺及び前記円辺は数量が1であり、かつ、前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  95. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は数量が2であり、かつ、各前記弦辺は曲率が0となり、直線分である。
  96. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は数量が2であり、前記円辺は数量が2であり、各前記弦辺は対称に分布されている。
  97. 請求項96に記載のカメラモジュールにおいて、前記弦辺は直線分である。
  98. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は複数のレンズを備え、そのうちの少なくとも1つは前記縁除去化レンズであり、少なくとも1つは円形レンズである。
  99. 請求項98に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化レンズは寸法が前記円形レンズよりも大きい。
  100. 請求項98に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は4つのレンズを備え、前記レンズは寸法が漸増し、かつ、そのうちの寸法が最も大きい前記レンズは前記縁除去化レンズである。
  101. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化鏡筒は円辺部を備え、前記円辺部は前記弦辺部に繋がり、前記弦辺部と前記円辺部とは断面辺縁の曲率が異なっている。
  102. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化レンズは射出方式にて一次成形により製造されたものである。
  103. 請求項82に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化鏡筒は射出方式にて一次成形により製造されたものである。
  104. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は少なくとも1つの光路素子を備え、前記光路素子は、前記レンズに予め定められた光線通路を形成するように前記レンズに隣り合って設けられている。
  105. 請求項104に記載のカメラモジュールにおいて、前記縁除去化レンズに位置する前記光路素子は外辺縁の形状が前記縁除去化レンズの形状と一致している。
  106. 請求項105に記載のカメラモジュールにおいて、前記光路素子はワッシャー、スペーサー、コーティングのうちの1種類である。
  107. 請求項90に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は少なくとも2つのレンズ群ユニットを備え、各前記レンズ群ユニットは光軸が一致するように積層設置され、少なくとも1つの前記レンズ群ユニットは前記縁除去化レンズと前記縁除去化鏡筒とを備える。
  108. 請求項90から107の何れかに記載のカメラモジュールにおいて、前記感光アセンブリは、少なくとも1つのベースと、少なくとも1つの感光チップと、少なくとも1つの回路基板とを備え、前記ベースは、取付位置を提供するように、回路基板に設けられ、前記感光チップは前記回路基板に電気的に接続され、前記レンズ群は前記感光チップの感光経路に位置している。
  109. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベース一は前記回路基板に一体的に成形され、少なくとも1つの光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供する。
  110. 請求項109に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースはベース本体と補足ベースとを備え、前記ベース本体は切り欠きを有し、前記補足ベースは前記切り欠きに補足されることで閉じた前記光窓を形成している。
  111. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群は縁除去化された位置が前記補足ベースの位置に対応している。
  112. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは前記回路基板に粘着さている。
  113. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は回路基板本体と、少なくとも1つの電子素子とを備え、前記電子素子は前記回路基板本体に設けられ、前記ベースは前記回路基板本体に一体的に成形されると共に少なくとも1つの前記電子素子を被覆している。
  114. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は回路基板本体と、少なくとも1つの電子素子とを備え、少なくとも1つの前記電子素子は前記回路基板本体の底部に設けられている。
  115. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は沈下領域を有し、前記感光チップは沈下して前記沈下領域に設けられている。
  116. 請求項115に記載のカメラモジュールにおいて、前記沈下領域として凹溝と貫通孔とのうちの1種類を選択する。
  117. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記感光チップは感光領域と、非感光領域とを備え、前記ベースは少なくとも一部の前記非感光領域を一体的にパッケージしている。
  118. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールは少なくとも1つの光フィルターを備え、前記ベースは前記光フィルターを一体的にパッケージしている。
  119. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールは遮蔽レンズを備え、前記遮蔽レンズは前記感光チップの上方に位置し、前記ベースにより一体的にパッケージされている。
  120. 請求項119に記載のカメラモジュールにおいて、前記遮蔽レンズは前記縁除去化レンズである。
  121. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記カメラモジュールはレンズ群搭載素子を備え、前記レンズ群は前記レンズ群搭載素子に取り付けられ、前記レンズ群搭載素子は前記ベースに取り付けられている。
  122. 請求項121に記載のカメラモジュールにおいて、オートフォーカスカメラモジュールを形成するように前記レンズ群搭載素子は駆動部材である。
  123. 請求項121に記載のカメラモジュールにおいて、フィックスフォーカスカメラモジュールを形成するように前記レンズ群搭載素子はレンズ群固定部材である。
  124. 請求項121に記載のカメラモジュールにおいて、前記レンズ群搭載素子は前記ベースに一体的に接続され、前記レンズ群は、フィックスフォーカスモジュールを形成するように、前記レンズ群搭載素子に取り付けられている。
  125. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、複数の前記カメラモジュールはアレイカメラモジュールを構成している。
  126. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記第二板体に近づく側に位置している。
  127. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体は前記第二板体に電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺及び前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部は前記第二板体に近づく側に位置している。
  128. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体は前記第二板体に電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺は前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
  129. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズの前記弦辺及び前記縁除去化鏡筒の前記弦辺部は前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
  130. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体は前記第二板体に電気的に接続され、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズは2つの前記弦辺を備え、一方の前記弦辺が前記第一板体に近づく側に位置し、他方の前記弦辺が前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
  131. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体は前記第二板体に電気的に接続され、前記ベースは前記第一板体に設けられ、前記縁除去化レンズは2つの前記弦辺を備え、前記縁除去化鏡筒は2つの前記弦辺部を備え、一方の前記弦辺及び一方の前記弦辺部は前記第一板体に近づく一側に位置し、他方の前記弦辺及び他方の前記弦辺部は前記第二板体から遠ざかる側に位置している。
  132. 請求項126に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記弦辺は前記第一側辺の方向に位置している。
  133. 請求項132に記載のカメラモジュールにおいて、前記第一側辺の幅寸法は前記第二側辺及び前記第四側辺の幅寸法よりも小さい。
  134. 請求項128に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記第三側辺は前記第一側辺に対向し、前記弦辺は前記第三側辺の方向に位置している。
  135. 請求項134に記載のカメラモジュールにおいて、前記第二側辺の幅寸法は第二側辺及び前記四側辺の幅寸法よりも小さい。
  136. 請求項130に記載のカメラモジュールにおいて、前記ベースは4つの側辺を備え、それぞれが第一側辺と、第二側辺と、第三側辺と、第四側辺であり、前記第一側辺と、前記第二側辺と、前記第三側辺と、前記第四側辺は順次に互いに隣接して光窓を形成し、前記感光チップに光線通路を提供し、前記第一側辺は前記第二板体に近く、前記第三側辺は前記第一側辺に対向し、一方の前記弦辺は前記第一側辺の方向に位置し、他方の前記弦辺は前記第三側辺の方向に位置している。
  137. 請求項108に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は第一板体と第二板体とを備え、前記第一板体と前記第二板体とは接続媒体を介して電気的に接続され、前記第二板体は電子デバイスを電気的に接続するためのものであり、前記ベースは前記第一板体に設けられている。
  138. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記回路基板は少なくとも1つの電子素子を備え、前記電子素子は前記第一板体に設けられ、前記ベースは前記第一板体に一体的に成形されると共に少なくとも1つの前記電子素子を被覆している。
  139. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記電子素子は前記ベースの4つの側辺のうちの1つの側辺、2つの側辺、3つの側辺、4つの側辺に選択的に設けられている。
  140. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記電子素子は前記第二側辺及び前記第四側辺の位置に設けられている。
  141. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記電子素子は前記第一側辺及び前記第三側辺の位置に設けられている。
  142. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記感光チップは電気接続素子を介して前記第一板体に電気的に接続され、前記ベースは前記第一板体に一体的に成形されると共に前記電気接続素子を被覆している。
  143. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記電気接続は前記ベースの四側のうちの両側、三側又は四側に選択的に設けられている。
  144. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記電気接続素子は前記第二側辺と前記第四側辺とが対応する位置に設けられている。
  145. 請求項137に記載のカメラモジュールにおいて、前記電気接続素子は前記第一側辺と前記第三側辺とが対応する位置に設けられている。


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