JPH11352374A - レンズの保持構造 - Google Patents
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- JPH11352374A JPH11352374A JP10159239A JP15923998A JPH11352374A JP H11352374 A JPH11352374 A JP H11352374A JP 10159239 A JP10159239 A JP 10159239A JP 15923998 A JP15923998 A JP 15923998A JP H11352374 A JPH11352374 A JP H11352374A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円弧部を有する非円形レンズを保持する撮影
光学系におけるこの非円形レンズを簡単な構成で保持す
る構造を提案すること。 【解決手段】 撮影光学系のレンズの保持構造におい
て、構成される複数のレンズのうち円弧部を有する非円
形レンズ( 14a) を、その非円弧部で接触しないよう
に円弧部の外周縁の例えば少なくとも3箇所(A,B,
C)でのみ接触するように保持する保持部材( 即ちレン
ズ枠20) によって行うレンズの保持構造を提供するこ
とにより、カメラ等の光学系の組立を簡単な構造でしか
も正確にできるようにする。
光学系におけるこの非円形レンズを簡単な構成で保持す
る構造を提案すること。 【解決手段】 撮影光学系のレンズの保持構造におい
て、構成される複数のレンズのうち円弧部を有する非円
形レンズ( 14a) を、その非円弧部で接触しないよう
に円弧部の外周縁の例えば少なくとも3箇所(A,B,
C)でのみ接触するように保持する保持部材( 即ちレン
ズ枠20) によって行うレンズの保持構造を提供するこ
とにより、カメラ等の光学系の組立を簡単な構造でしか
も正確にできるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術】非円形のレンズを保持する撮影光
学系に関する。
学系に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なほとんどの撮影光学系のレンズ
の面形状は円形であるが、小型カメラではできるだけ小
型軽量なレンズを求める故に、製造された円形レンズの
光学的な有効面を除く不要な部分を切り欠いたり削って
小型化したものが用いられている。特にカメラの撮影光
学系用レンズの場合、撮影媒体としてのフィルム面に露
光する駒形状が矩形(横長方形)であることに合わせ
て、レンズ形状を矩形に近い形に形成して小型化を図る
ことができる。
の面形状は円形であるが、小型カメラではできるだけ小
型軽量なレンズを求める故に、製造された円形レンズの
光学的な有効面を除く不要な部分を切り欠いたり削って
小型化したものが用いられている。特にカメラの撮影光
学系用レンズの場合、撮影媒体としてのフィルム面に露
光する駒形状が矩形(横長方形)であることに合わせ
て、レンズ形状を矩形に近い形に形成して小型化を図る
ことができる。
【0003】そこで例えば、レンズ鏡筒についての実開
平05−11116号公報および、カメラの撮影レンズ
についての特開平09−197237号公報に開示され
た影光学系用レンズのように、円形であったレンズを一
部カットして非円形な切り欠きレンズとすることが開示
されている。
平05−11116号公報および、カメラの撮影レンズ
についての特開平09−197237号公報に開示され
た影光学系用レンズのように、円形であったレンズを一
部カットして非円形な切り欠きレンズとすることが開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の上記実開平05−11116号公報では、鏡筒の小
型化のために第1群レンズの上下が切り欠きされた非円
形の撮影レンズを提案しているが、このレンズをどのよ
うに保持したらよいかについての詳しい記述や示唆はな
い。
術の上記実開平05−11116号公報では、鏡筒の小
型化のために第1群レンズの上下が切り欠きされた非円
形の撮影レンズを提案しているが、このレンズをどのよ
うに保持したらよいかについての詳しい記述や示唆はな
い。
【0005】また上記従来技術を改良した特開平09−
197237号公報では、部品削減や省スペースの有効
利用について提案しているが、これは光学系を調整後に
所定の保持部材を固定する構造であり、複数レンズの調
整が複雑になってしまうという不具合があった。また、
非円形撮影レンズでは製造上、非円形部の充分な精度が
得られない故に、簡単かつ精度よく保持することができ
なかった。
197237号公報では、部品削減や省スペースの有効
利用について提案しているが、これは光学系を調整後に
所定の保持部材を固定する構造であり、複数レンズの調
整が複雑になってしまうという不具合があった。また、
非円形撮影レンズでは製造上、非円形部の充分な精度が
得られない故に、簡単かつ精度よく保持することができ
なかった。
【0006】そこで本発明の目的は、円弧部を有する非
円形レンズを保持する撮影光学系において、このような
非円形レンズを簡単な構成で保持するための構造、例え
ばレンズ枠等を有する保持構造を提案することにある。
円形レンズを保持する撮影光学系において、このような
非円形レンズを簡単な構成で保持するための構造、例え
ばレンズ枠等を有する保持構造を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
し目的を達成するために、次のような手段を講じてい
る。すなわち、 [1] 複数のレンズで成る撮影光学系のレンズの保持
構造において、前記複数のレンズのうち円弧部および非
円弧部を有する非円形レンズを、非円弧部で接触しない
ように少なくとも3箇所で円弧部のみを保持する保持部
材を有したレンズの保持構造を提供する。
し目的を達成するために、次のような手段を講じてい
る。すなわち、 [1] 複数のレンズで成る撮影光学系のレンズの保持
構造において、前記複数のレンズのうち円弧部および非
円弧部を有する非円形レンズを、非円弧部で接触しない
ように少なくとも3箇所で円弧部のみを保持する保持部
材を有したレンズの保持構造を提供する。
【0008】[2] 円形状のレンズの外周縁の部分を
該レンズの光軸から所定距離の位置で切り欠いて成る形
状で、複数の円弧部を有する切り欠きレンズと、前記切
り欠きレンズの該円弧部を支持するために、1つの該円
弧部の両端近傍の外周縁と、該円弧部に対向するもう1
つの円弧部の中央近傍の外周縁とにそれぞれ接触して支
持する突起部がその内周面に形成されて成るレンズ枠と
を有したレンズの保持構造を提供する。
該レンズの光軸から所定距離の位置で切り欠いて成る形
状で、複数の円弧部を有する切り欠きレンズと、前記切
り欠きレンズの該円弧部を支持するために、1つの該円
弧部の両端近傍の外周縁と、該円弧部に対向するもう1
つの円弧部の中央近傍の外周縁とにそれぞれ接触して支
持する突起部がその内周面に形成されて成るレンズ枠と
を有したレンズの保持構造を提供する。
【0009】[3] 円形状のレンズの外周縁の部分を
該レンズの光軸から所定距離の位置で切り欠いて成る形
状で、円弧部を有する切り欠きレンズと、前記切り欠き
レンズの該円弧部を支持するように該円弧部の外周縁の
両端近傍の2箇所とこれら2箇所間を直線で結んで成る
中点の前記光軸に対する点対称方向における円弧部の外
周縁の1箇所とにそれぞれ接触して支持する突起部をそ
の内周面に形成して成るレンズ枠とを有するレンズの保
持構造を提供する。
該レンズの光軸から所定距離の位置で切り欠いて成る形
状で、円弧部を有する切り欠きレンズと、前記切り欠き
レンズの該円弧部を支持するように該円弧部の外周縁の
両端近傍の2箇所とこれら2箇所間を直線で結んで成る
中点の前記光軸に対する点対称方向における円弧部の外
周縁の1箇所とにそれぞれ接触して支持する突起部をそ
の内周面に形成して成るレンズ枠とを有するレンズの保
持構造を提供する。
【0010】[4] 前記3箇所は、前記円弧部の外周
縁上の少なくとも2箇所以上を含み、点接触または線接
触によって接触する形態であるような[1]に記載のレ
ンズの保持構造を提供する。
縁上の少なくとも2箇所以上を含み、点接触または線接
触によって接触する形態であるような[1]に記載のレ
ンズの保持構造を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1には、小型カメラの光学系と
これに係わる主要な機構部及び制御部の構成を概念的に
示している。光軸1上には、前段に1群のレンズ11、
中段に2群のレンズ12および、後段に2枚で成る3群
のレンズ13を配して構成された光学系10が、フィル
ム40の前方に設けられている。
これに係わる主要な機構部及び制御部の構成を概念的に
示している。光軸1上には、前段に1群のレンズ11、
中段に2群のレンズ12および、後段に2枚で成る3群
のレンズ13を配して構成された光学系10が、フィル
ム40の前方に設けられている。
【0012】1群のレンズ11と2群のレンズ12の間
にはシャッタ30が設けられ、シャッタ機構50を経由
して制御回路100に接続されている。2群のレンズ1
2はAF機構60に接続され、制御回路100からの指
令に従ってピント調整の為に光軸方向に移動して合焦動
作を行う。また、1群のレンズ11、2群のレンズ12
および3群のレンズ13はそれぞれズーム機構70に接
続され、所望の倍率にズーム動作を行う。上記のシャッ
タ機構50、AF機構60およびズーム機構70のそれ
ぞれは、カメラ全体を制御するためのプログラムが稼動
する制御回路100に接続して成り、適宜に制御され
る。
にはシャッタ30が設けられ、シャッタ機構50を経由
して制御回路100に接続されている。2群のレンズ1
2はAF機構60に接続され、制御回路100からの指
令に従ってピント調整の為に光軸方向に移動して合焦動
作を行う。また、1群のレンズ11、2群のレンズ12
および3群のレンズ13はそれぞれズーム機構70に接
続され、所望の倍率にズーム動作を行う。上記のシャッ
タ機構50、AF機構60およびズーム機構70のそれ
ぞれは、カメラ全体を制御するためのプログラムが稼動
する制御回路100に接続して成り、適宜に制御され
る。
【0013】光学系10に採用される複数枚のレンズ1
4a,14bから成るレンズ群13は、元来は円形状の
レンズであったものの上下部分を平行に切り欠いて製造
された非円形の「カットレンズ」から構成されている。
そして、これらのレンズ14a,14bは、レンズ枠2
0によって所定の箇所で一体的に保持され(詳細後
述)、図示しない鏡筒内に固定されている。
4a,14bから成るレンズ群13は、元来は円形状の
レンズであったものの上下部分を平行に切り欠いて製造
された非円形の「カットレンズ」から構成されている。
そして、これらのレンズ14a,14bは、レンズ枠2
0によって所定の箇所で一体的に保持され(詳細後
述)、図示しない鏡筒内に固定されている。
【0014】このように、例示した3群構成の光学系1
0では、3群構成の最もフィルム面に近い群(3群)を
非円形のカットレンズにて構成している。そして更にそ
の前部の周縁には、カットされた部分で生じ得るフレア
発生を防止するためのマスク13a,13bを配置す
る。
0では、3群構成の最もフィルム面に近い群(3群)を
非円形のカットレンズにて構成している。そして更にそ
の前部の周縁には、カットされた部分で生じ得るフレア
発生を防止するためのマスク13a,13bを配置す
る。
【0015】これらの1群〜3群のレンズ11〜13
は、図示しない鏡筒内に所定の間隔に固定され、このと
きレンズ(14a,14b)を保持する部材としては、
そのレンズ形状とレンズ構成に基づく構造のレンズ枠2
0をもった取付けフレーム部材が用いられる。
は、図示しない鏡筒内に所定の間隔に固定され、このと
きレンズ(14a,14b)を保持する部材としては、
そのレンズ形状とレンズ構成に基づく構造のレンズ枠2
0をもった取付けフレーム部材が用いられる。
【0016】採用されるレンズ形状は、被写体に近い光
学系1の前段ほど円形または円形に近い形状のレンズが
用いられ、後段になるほどに小型軽量や省スペースを図
るため、円形レンズの両端を平行に切り欠いて製造され
た小判型のカットレンズ(以下「小判型レンズ」と称
す)や、円形レンズの一端だけを切り欠いて製造したD
字型のカットレンズ(以下「D型レンズ」と称す)など
が用いられる。
学系1の前段ほど円形または円形に近い形状のレンズが
用いられ、後段になるほどに小型軽量や省スペースを図
るため、円形レンズの両端を平行に切り欠いて製造され
た小判型のカットレンズ(以下「小判型レンズ」と称
す)や、円形レンズの一端だけを切り欠いて製造したD
字型のカットレンズ(以下「D型レンズ」と称す)など
が用いられる。
【0017】特に、円形以外のカットレンズの様な非円
形レンズである処の小判型レンズを保持するためのレン
ズ枠20は、1つのレンズ自体の円弧部の周縁を3点で
支持するような保持構造を特徴とする取付けフレーム部
材である。
形レンズである処の小判型レンズを保持するためのレン
ズ枠20は、1つのレンズ自体の円弧部の周縁を3点で
支持するような保持構造を特徴とする取付けフレーム部
材である。
【0018】具体的には、非円形レンズの内の例えば小
判型レンズは、その2つの円弧部を3点で保持されてい
る。この小判型レンズの保持部材は、レンズの一方の円
弧上のほぼ両端付近と、対向する他方の円弧部のほぼ中
央付近に計3箇所に配置されている。
判型レンズは、その2つの円弧部を3点で保持されてい
る。この小判型レンズの保持部材は、レンズの一方の円
弧上のほぼ両端付近と、対向する他方の円弧部のほぼ中
央付近に計3箇所に配置されている。
【0019】図2及び図3には、前述したような、円形
レンズの両端を切り欠いて製造した小判型のカットレン
ズの凸レンズ14a(図2( a) )と凹レンズ14b
(図3( a) )の形状を、光軸を通る水平面I −I と鉛
直面II−IIの断面図(c),(d)で詳しく示してい
る。
レンズの両端を切り欠いて製造した小判型のカットレン
ズの凸レンズ14a(図2( a) )と凹レンズ14b
(図3( a) )の形状を、光軸を通る水平面I −I と鉛
直面II−IIの断面図(c),(d)で詳しく示してい
る。
【0020】図示の如く、これら凹凸レンズ14a,1
4bの一組の小判型レンズは、所望の光学的特性を有す
る有効面を残して、その円形レンズから不要な領域を上
下ほぼ平行にカットされた形状であることが解る。すな
わち、円弧部(即ちカットされてない領域部分)と非円
弧部(即ちカットされた領域部分)にて構成され、上下
のそれぞれのカット量は採用するカメラシステムの性能
特性や空間的設計に合わせて適宜に調整されることで、
必ずしも同じ量である必要はない。
4bの一組の小判型レンズは、所望の光学的特性を有す
る有効面を残して、その円形レンズから不要な領域を上
下ほぼ平行にカットされた形状であることが解る。すな
わち、円弧部(即ちカットされてない領域部分)と非円
弧部(即ちカットされた領域部分)にて構成され、上下
のそれぞれのカット量は採用するカメラシステムの性能
特性や空間的設計に合わせて適宜に調整されることで、
必ずしも同じ量である必要はない。
【0021】なお、このような小判型レンズを支持する
場合は、カットした周縁面に当接するような支持の仕方
は採用せず、できるだけ有効領域から離れた位置、例え
ば上記円弧部で支持することが望ましい(詳細後述( 図
6参照) )。
場合は、カットした周縁面に当接するような支持の仕方
は採用せず、できるだけ有効領域から離れた位置、例え
ば上記円弧部で支持することが望ましい(詳細後述( 図
6参照) )。
【0022】3群レンズ13を構成する凹凸の2つのレ
ンズのうち1つのレンズ14aは、左右で保持され上下
方向で接触しない形態にレンズ枠20で保持され、他の
レンズ14bは上記レンズ14aに光軸1を合致させた
状態で、僅かに離間して保持される。
ンズのうち1つのレンズ14aは、左右で保持され上下
方向で接触しない形態にレンズ枠20で保持され、他の
レンズ14bは上記レンズ14aに光軸1を合致させた
状態で、僅かに離間して保持される。
【0023】このときの各レンズ14a,14bがレン
ズ枠20と接する箇所は、レンズ枠20の内側の横方向
に僅かに突出した図示しない3つの突起で実質的に「3
点接触」して位置的に保持される(詳細後述)。また、
この状態を確実にするため、例えば紫外線硬化性樹脂や
熱硬化性樹脂等所定の接着用剤等で接合され安定する。
従って上記レンズのように上下方向にスペース形成され
ない。
ズ枠20と接する箇所は、レンズ枠20の内側の横方向
に僅かに突出した図示しない3つの突起で実質的に「3
点接触」して位置的に保持される(詳細後述)。また、
この状態を確実にするため、例えば紫外線硬化性樹脂や
熱硬化性樹脂等所定の接着用剤等で接合され安定する。
従って上記レンズのように上下方向にスペース形成され
ない。
【0024】図4(a)には,本発明の特徴的なレンズ
枠20とこれに嵌め込まれた状態のレンズ14aが示さ
れている。レンズ枠20は、装着しようとするレンズ1
4aの平面形状に近似する形状をもつ枠体であり、図示
しないカメラの鏡筒内に固定可能なフレーム構造を有し
ている。またレンズ枠20は、このレンズ枠20の内側
に形成されそのレンズ14aより僅かに小さなレンズ形
状を成す開口部と、その開口部の周縁部近傍に形成され
レンズの周辺部の3点のみで保持する突起A,B,Cが
配設された凹部側周面17を有している。
枠20とこれに嵌め込まれた状態のレンズ14aが示さ
れている。レンズ枠20は、装着しようとするレンズ1
4aの平面形状に近似する形状をもつ枠体であり、図示
しないカメラの鏡筒内に固定可能なフレーム構造を有し
ている。またレンズ枠20は、このレンズ枠20の内側
に形成されそのレンズ14aより僅かに小さなレンズ形
状を成す開口部と、その開口部の周縁部近傍に形成され
レンズの周辺部の3点のみで保持する突起A,B,Cが
配設された凹部側周面17を有している。
【0025】各レンズ14aがレンズ枠20と接する箇
所は、レンズ枠20の内側に光軸方向に僅かに突出した
3つの突起(保持点A,B,C)であり、実質的に3点
接触してレンズ枠20に位置的に保持されている。さら
に、レンズ枠20の上下には、レンズの周縁部近傍を覆
うマスク(不図示)の取付け用ボス18,19が光軸に
平行に貫通して設けられ、図示しない接着剤等で接着し
て固定するようになっている。
所は、レンズ枠20の内側に光軸方向に僅かに突出した
3つの突起(保持点A,B,C)であり、実質的に3点
接触してレンズ枠20に位置的に保持されている。さら
に、レンズ枠20の上下には、レンズの周縁部近傍を覆
うマスク(不図示)の取付け用ボス18,19が光軸に
平行に貫通して設けられ、図示しない接着剤等で接着し
て固定するようになっている。
【0026】図示の如く、小判型レンズの3点接触して
保持された状態においては、一方の円弧上のほぼ両端付
近(保持点B,C)と、これに対向する円弧のほぼ中央
付近(保持点A)との計3箇所の保持点A,B,Cにて
点接触し、しかも非円弧部である直線的にカットされた
上下の周縁部にレンズ枠20が接触しないように構成さ
れていることが解る。
保持された状態においては、一方の円弧上のほぼ両端付
近(保持点B,C)と、これに対向する円弧のほぼ中央
付近(保持点A)との計3箇所の保持点A,B,Cにて
点接触し、しかも非円弧部である直線的にカットされた
上下の周縁部にレンズ枠20が接触しないように構成さ
れていることが解る。
【0027】このように、小判型レンズの3点保持にお
ける位置関係は、カットされた2ヶ所が上下にほぼ平行
に同量である場合、保持点は2つの円弧部の一方の円弧
のほぼ両端(保持点B,C)と、その円弧の中央点の光
軸点に対する点対称点である位置(保持点A)に存在す
る。
ける位置関係は、カットされた2ヶ所が上下にほぼ平行
に同量である場合、保持点は2つの円弧部の一方の円弧
のほぼ両端(保持点B,C)と、その円弧の中央点の光
軸点に対する点対称点である位置(保持点A)に存在す
る。
【0028】図4(b)には、レンズ枠20の横断面図
が示され、レンズ14aが矢印の方向に動いてその凹部
の溝に勘合する前の様子が示されている。円弧の内周面
のほぼ中央付近に設けられた突起(保持点)Aは、図示
では誇張した高さの半球形で示されているが、実際は僅
かな高さ(例えば5/100 ミリ)の半球状の突起である。
なお、図示しないレンズ14bのレンズ枠20に対する
保持関係も、上述のレンズ14aとレンズ枠20との同
様な保持構造により3箇所の突起で保持され、レンズ1
4aの後ろに配設されている。
が示され、レンズ14aが矢印の方向に動いてその凹部
の溝に勘合する前の様子が示されている。円弧の内周面
のほぼ中央付近に設けられた突起(保持点)Aは、図示
では誇張した高さの半球形で示されているが、実際は僅
かな高さ(例えば5/100 ミリ)の半球状の突起である。
なお、図示しないレンズ14bのレンズ枠20に対する
保持関係も、上述のレンズ14aとレンズ枠20との同
様な保持構造により3箇所の突起で保持され、レンズ1
4aの後ろに配設されている。
【0029】図5(a)に示す断面図には、組立完了後
のレンズ枠20を構成する枠体片17によるレンズ14
a,14bの保持状態の全体的位置関係を示している。
前述した3点の保持点の配置位置(図示できない)から
すると、この図の様に、光軸1に直交する方向(径方
向)の上下においては、レンズ14a,14bとレンズ
枠20の枠体片17とは、保持のための接触はしていな
いことが解る。また同様に光軸方向においても、レンズ
14a,14bとレンズ枠20との保持関係はなく、図
示のように例えば0. 1ミリ程度の僅かな隙間を有して
離間して配されている。
のレンズ枠20を構成する枠体片17によるレンズ14
a,14bの保持状態の全体的位置関係を示している。
前述した3点の保持点の配置位置(図示できない)から
すると、この図の様に、光軸1に直交する方向(径方
向)の上下においては、レンズ14a,14bとレンズ
枠20の枠体片17とは、保持のための接触はしていな
いことが解る。また同様に光軸方向においても、レンズ
14a,14bとレンズ枠20との保持関係はなく、図
示のように例えば0. 1ミリ程度の僅かな隙間を有して
離間して配されている。
【0030】このように、各レンズ14a,14bはそ
れぞれ前述した3箇所の突起のみでレンズ枠20に保持
されていることが解る。また、レンズ14aのカットさ
れた周縁部近傍に設けられたマスク13a,13bが、
光路の端部を覆って遮光していることも解る。
れぞれ前述した3箇所の突起のみでレンズ枠20に保持
されていることが解る。また、レンズ14aのカットさ
れた周縁部近傍に設けられたマスク13a,13bが、
光路の端部を覆って遮光していることも解る。
【0031】図5(b)には、水平方向の断面における
レンズ枠20と一組のレンズ群の保持構造を示し、その
レンズ枠20の枠体片17を含む上端部分のみが示され
ている。更に図5(c)にはこの部分を拡大して、レン
ズ枠に形成された突起について例示している。レンズ枠
20は、前述の鉛直方向の断面における特に枠体片17
の断面形状とは異なり、レンズ14a,14bの形状に
合致するような図示の如くの断面形状に形成されてい
る。すなわち、レンズ14aの円弧部に「線接触」する
ように、枠体片17の前方の内周面にレンズの径方向に
保持するため、光軸方向に延びた例えば三角柱状を成す
突起17bが設けられている。
レンズ枠20と一組のレンズ群の保持構造を示し、その
レンズ枠20の枠体片17を含む上端部分のみが示され
ている。更に図5(c)にはこの部分を拡大して、レン
ズ枠に形成された突起について例示している。レンズ枠
20は、前述の鉛直方向の断面における特に枠体片17
の断面形状とは異なり、レンズ14a,14bの形状に
合致するような図示の如くの断面形状に形成されてい
る。すなわち、レンズ14aの円弧部に「線接触」する
ように、枠体片17の前方の内周面にレンズの径方向に
保持するため、光軸方向に延びた例えば三角柱状を成す
突起17bが設けられている。
【0032】また、レンズ14aの円弧の端部近傍の凸
面に線接触するように、枠体片17の17a近傍が水平
方向に延びた例えば三角柱状を成す突起17cが設けら
れている。この突起17cはレンズを光軸方向に保持す
るためのものである。したがって、これらの突起17
b,17cのうち一方の突起17bは、レンズ14aに
対して鉛直方向に保持し、一方、突起17cはレンズ1
4aを光軸方向に保持する。同様にして、図示しない反
対側のレンズ枠20によっても、鉛直方向および光軸方
向に保持されてもよく、少なくとも3箇所以上の保持に
よりレンズ14aの位置が決まることが解る。
面に線接触するように、枠体片17の17a近傍が水平
方向に延びた例えば三角柱状を成す突起17cが設けら
れている。この突起17cはレンズを光軸方向に保持す
るためのものである。したがって、これらの突起17
b,17cのうち一方の突起17bは、レンズ14aに
対して鉛直方向に保持し、一方、突起17cはレンズ1
4aを光軸方向に保持する。同様にして、図示しない反
対側のレンズ枠20によっても、鉛直方向および光軸方
向に保持されてもよく、少なくとも3箇所以上の保持に
よりレンズ14aの位置が決まることが解る。
【0033】なお、このレンズ14aの後ろに配するレ
ンズ14bとレンズ枠20との保持関係もまた同様であ
り、例えば三角柱状を成す突起が図示の如く鉛直方向に
延びて設けられ、レンズ14bの前面端部と線接触して
保持されている。
ンズ14bとレンズ枠20との保持関係もまた同様であ
り、例えば三角柱状を成す突起が図示の如く鉛直方向に
延びて設けられ、レンズ14bの前面端部と線接触して
保持されている。
【0034】このように、レンズ14aおよび14bの
円弧側での保持形態は、「点接触」、「線接触」、又は
それらの組合せであることが解る。特に線接触の場合
は、接触する線に沿った部材面の平面的安定が図られ、
実質的には2点以上で保持しているに等しい作用効果が
得られる。
円弧側での保持形態は、「点接触」、「線接触」、又は
それらの組合せであることが解る。特に線接触の場合
は、接触する線に沿った部材面の平面的安定が図られ、
実質的には2点以上で保持しているに等しい作用効果が
得られる。
【0035】また、このレンズがガラス製の場合は特
に、レンズ自体の弾性は極めて少なく、摩擦係数も小さ
い。よって、これを3点で保持するレンズ枠の材質、或
いは突起の加工等にも滑り難く保持状態が維持されやす
いように設計されている。例えば、弾性に富むプラスチ
ック材をこのレンズ枠に採用してもよく、この組合せで
保持状態もさらに安定させることができる。また、突起
の表面を粗くして摩擦係数を大きくする等の表面加工を
施してもよい。
に、レンズ自体の弾性は極めて少なく、摩擦係数も小さ
い。よって、これを3点で保持するレンズ枠の材質、或
いは突起の加工等にも滑り難く保持状態が維持されやす
いように設計されている。例えば、弾性に富むプラスチ
ック材をこのレンズ枠に採用してもよく、この組合せで
保持状態もさらに安定させることができる。また、突起
の表面を粗くして摩擦係数を大きくする等の表面加工を
施してもよい。
【0036】また、一旦保持された状態を固定化するた
め次の様な接着剤を用いてもよい。詳しくは、図5
(b)に示す如き形状のレンズ枠20はレンズ14aお
よび14bを保持する状態で、このレンズ14bとの間
に生じる例えば0. 1ミリ程度の隙間や、レンズ14a
の円弧端部とレンズ枠端部との間には、その後、これら
を一体的に固定するための接着剤が必要最小限に注入さ
れこの空間に充填される。この接着剤により、レンズ枠
20とレンズ14a,14bは、所期の3点で保持され
た位置関係でそれぞれ一体的に固着され安定する。
め次の様な接着剤を用いてもよい。詳しくは、図5
(b)に示す如き形状のレンズ枠20はレンズ14aお
よび14bを保持する状態で、このレンズ14bとの間
に生じる例えば0. 1ミリ程度の隙間や、レンズ14a
の円弧端部とレンズ枠端部との間には、その後、これら
を一体的に固定するための接着剤が必要最小限に注入さ
れこの空間に充填される。この接着剤により、レンズ枠
20とレンズ14a,14bは、所期の3点で保持され
た位置関係でそれぞれ一体的に固着され安定する。
【0037】ここで、図6(a)〜(c)により、3点
支持の可能な形態を図形的に説明する。図6(a)に示
す小判型レンズの保持例によれば、カットが2箇所上下
にほぼ平行であるがカット量が異なる場合には、保持点
は2つの円弧部の一方の円弧のほぼ両端近傍(保持点
B,C)と、その円弧の中央点A′の光軸に対する点対
称点である位置(保持点A)に存在するように設定す
る。なおこの例は、保持点Bと保持点Cの距離が、ほぼ
最大幅のスパンでとれる場合を想定した一例である。
支持の可能な形態を図形的に説明する。図6(a)に示
す小判型レンズの保持例によれば、カットが2箇所上下
にほぼ平行であるがカット量が異なる場合には、保持点
は2つの円弧部の一方の円弧のほぼ両端近傍(保持点
B,C)と、その円弧の中央点A′の光軸に対する点対
称点である位置(保持点A)に存在するように設定す
る。なおこの例は、保持点Bと保持点Cの距離が、ほぼ
最大幅のスパンでとれる場合を想定した一例である。
【0038】次に図6(b)のように、上述の例と同様
にして、上記2点を直線で結んだ中点(A″)の光軸に
対する点対称方向の円弧上の点(保持点A)に保持点が
1つ存在するように設定してもよい。つまり、レンズの
水平方向の軸線から僅かにオフセットした位置に対応す
る円弧部に保持点Aが接触するように設け、この保持点
Aのオフセットの程度に伴なって反対側の保持点B,C
を図示のような位置に設定してもよい。
にして、上記2点を直線で結んだ中点(A″)の光軸に
対する点対称方向の円弧上の点(保持点A)に保持点が
1つ存在するように設定してもよい。つまり、レンズの
水平方向の軸線から僅かにオフセットした位置に対応す
る円弧部に保持点Aが接触するように設け、この保持点
Aのオフセットの程度に伴なって反対側の保持点B,C
を図示のような位置に設定してもよい。
【0039】図6(c)に例示するようなD字型にカッ
トされて成るレンズ(即ちD型レンズ)を用いた場合
は、カットされた部位が上の1箇所である際、保持点は
円弧部の円弧のほぼ両端(保持点B,C)と、その円弧
の中央点(保持点A)に存在するするように設定され
る。
トされて成るレンズ(即ちD型レンズ)を用いた場合
は、カットされた部位が上の1箇所である際、保持点は
円弧部の円弧のほぼ両端(保持点B,C)と、その円弧
の中央点(保持点A)に存在するするように設定され
る。
【0040】また同様にして、上記B,Cの2点を直線
で結んだ中点(A″)の光軸に対する点対称方向の円弧
上の点(保持点A)に存在するように設定することも可
能である。
で結んだ中点(A″)の光軸に対する点対称方向の円弧
上の点(保持点A)に存在するように設定することも可
能である。
【0041】なお、理論上における「3点支持」の形態
は、設計上の有効寸法や安定性等を考慮したうえで適宜
に変更されることが望ましい。通常、円形状からカット
する工程は、費用と時間を有するので、この工程をでき
るだけ少なくすることが望まれるが、カットして生ずる
空間を有効利用することによる対効果を考慮して設計さ
れるべきであろう。
は、設計上の有効寸法や安定性等を考慮したうえで適宜
に変更されることが望ましい。通常、円形状からカット
する工程は、費用と時間を有するので、この工程をでき
るだけ少なくすることが望まれるが、カットして生ずる
空間を有効利用することによる対効果を考慮して設計さ
れるべきであろう。
【0042】このように実質的な3点接触による支持形
態とその接触点の位置は、レンズの形状に従って種々に
変更できる。よって、これらを保持するレンズ枠の形状
的変更もこれに伴なって適宜に行われる。ただし、通
常、レンズ全体が円形であれば、光軸に対する外径の割
り出しは「光束法」等によってかなり高精度(約1/100
〜5/1000)で求まる。一方、製作上カットされたレンズ
の上下方向の精度、特に光軸からのカット部までの距離
に関する精度は上記より一桁低い精度しか得られない故
に、精度向上のためには、保持のための接触は円弧部の
周縁で行われるのが設計上望ましいことが解る。
態とその接触点の位置は、レンズの形状に従って種々に
変更できる。よって、これらを保持するレンズ枠の形状
的変更もこれに伴なって適宜に行われる。ただし、通
常、レンズ全体が円形であれば、光軸に対する外径の割
り出しは「光束法」等によってかなり高精度(約1/100
〜5/1000)で求まる。一方、製作上カットされたレンズ
の上下方向の精度、特に光軸からのカット部までの距離
に関する精度は上記より一桁低い精度しか得られない故
に、精度向上のためには、保持のための接触は円弧部の
周縁で行われるのが設計上望ましいことが解る。
【0043】(変形例)上述した実施形態例では、非円
形レンズとして小判型レンズを採用したものを例示した
が、非円形レンズの内の例えばD型レンズも適宜に採用
してもよく、その保持する場合も同様にして、円弧部の
3点又はこれ以上で保持してもよい。このD型レンズの
保持部材は、図6(c)に示すようなレンズの円弧上の
ほぼ両端付近およびこの同じ円弧のほぼ中央付近に計3
箇所以上でレンズを保持するように配置してもよく、そ
の配置はそのレンズのカット部位の上下又は左右等に伴
なう。なお、このようなD型レンズは、円形レンズの一
端だけを切り欠いて製造できるものであるので、小判型
レンズよりは一般に低コストである故に、低価格化の為
には多用してもよい。
形レンズとして小判型レンズを採用したものを例示した
が、非円形レンズの内の例えばD型レンズも適宜に採用
してもよく、その保持する場合も同様にして、円弧部の
3点又はこれ以上で保持してもよい。このD型レンズの
保持部材は、図6(c)に示すようなレンズの円弧上の
ほぼ両端付近およびこの同じ円弧のほぼ中央付近に計3
箇所以上でレンズを保持するように配置してもよく、そ
の配置はそのレンズのカット部位の上下又は左右等に伴
なう。なお、このようなD型レンズは、円形レンズの一
端だけを切り欠いて製造できるものであるので、小判型
レンズよりは一般に低コストである故に、低価格化の為
には多用してもよい。
【0044】また、カメラの鏡筒内へのレンズ枠を介し
た複数レンズの支持形態としては、3点支持を含む3箇
所のほか、より安定的に保持され得る形態であれば種々
に変形実施してもよい。また、3箇所以上に限らず、例
えば接触点との嵌合の形態にずれの生じない形状にすれ
ば、2点接触を含む2箇所の保持でも可能である。また
勿論、面接触にて更に安定的保持を重視する形態にこの
保持構造を実施してもよい。
た複数レンズの支持形態としては、3点支持を含む3箇
所のほか、より安定的に保持され得る形態であれば種々
に変形実施してもよい。また、3箇所以上に限らず、例
えば接触点との嵌合の形態にずれの生じない形状にすれ
ば、2点接触を含む2箇所の保持でも可能である。また
勿論、面接触にて更に安定的保持を重視する形態にこの
保持構造を実施してもよい。
【0045】(その他の変形例)この他にも本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。本
明細書では、例として小判型レンズやD型レンズを例に
その保持部材としてのレンズ枠について述べたが、採用
するレンズの形状の他にも、そのレンズの製造工程や製
造方法等は例示した形態に限られず、これらに係わる事
項はカメラの組み立てで求められる精度に基づいて適宜
に変形実施可能である。
旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。本
明細書では、例として小判型レンズやD型レンズを例に
その保持部材としてのレンズ枠について述べたが、採用
するレンズの形状の他にも、そのレンズの製造工程や製
造方法等は例示した形態に限られず、これらに係わる事
項はカメラの組み立てで求められる精度に基づいて適宜
に変形実施可能である。
【0046】例えば、本発明に係わるレンズには、例え
ばプラスチックレンズや樹脂製レンズを採用してもよ
い。この場合、元来のガラス製の円形状のレンズからカ
ットして得られる高価なカットレンズではなく、はじめ
から所望の形状で射出成形等で製造され得る種類のレン
ズにも本発明の保持構造は適用できる。そしてまた、レ
ンズ自体の弾性や摩擦係数が増すことに伴なって、レン
ズ枠の材質も更に多くの種類から採用することができ
る。
ばプラスチックレンズや樹脂製レンズを採用してもよ
い。この場合、元来のガラス製の円形状のレンズからカ
ットして得られる高価なカットレンズではなく、はじめ
から所望の形状で射出成形等で製造され得る種類のレン
ズにも本発明の保持構造は適用できる。そしてまた、レ
ンズ自体の弾性や摩擦係数が増すことに伴なって、レン
ズ枠の材質も更に多くの種類から採用することができ
る。
【0047】以上、実施形態例に基づいて説明したが、
本明細書中には次の発明が含まれる。たとえば、 (1) フィルムに光学画像を導く撮影光学系におい
て、円弧部と非円弧部を有する非円形レンズと、少なく
とも3点で上記円弧部の円弧上のほぼ両端付近と、対向
する円弧のほぼ中央付近に配置された保持部材を有する
レンズの保持構造。
本明細書中には次の発明が含まれる。たとえば、 (1) フィルムに光学画像を導く撮影光学系におい
て、円弧部と非円弧部を有する非円形レンズと、少なく
とも3点で上記円弧部の円弧上のほぼ両端付近と、対向
する円弧のほぼ中央付近に配置された保持部材を有する
レンズの保持構造。
【0048】(2) フィルムに光学画像を導く撮影光
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形複数の
非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの少な
くとも1つを、少なくとも3点で、上記円弧部の円弧上
のほぼ両端付近の2点と前記2点を直線で結んだ中点の
光軸に対する点対称方向であって円弧上の1点にて保持
する保持部材と、を有するレンズの保持構造。
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形複数の
非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの少な
くとも1つを、少なくとも3点で、上記円弧部の円弧上
のほぼ両端付近の2点と前記2点を直線で結んだ中点の
光軸に対する点対称方向であって円弧上の1点にて保持
する保持部材と、を有するレンズの保持構造。
【0049】(3) フィルムに光学画像を導く撮影光
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形複数の
非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの少な
くとも1つを、少なくとも3点で、上記円弧部の円弧上
のほぼ両端付近の2点と前記2点とを含む円弧の中点の
光軸に対する点対称位置の1点にて保持する保持部材
と、を有するレンズの保持構造。
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形複数の
非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの少な
くとも1つを、少なくとも3点で、上記円弧部の円弧上
のほぼ両端付近の2点と前記2点とを含む円弧の中点の
光軸に対する点対称位置の1点にて保持する保持部材
と、を有するレンズの保持構造。
【0050】(4) フィルムに光学画像を導く撮影光
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形型の複
数の非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの
少なくとも1つを、少なくとも3点で、上記円弧部の円
弧上のほぼ両端付近の2点と前記2点を直線で結んだ中
点の光軸に対する点対称方向であって円弧上の1点にて
保持する保持部材と、上記複数の非円形レンズのうちで
上記保持部材で保持された非円形レンズ以外を固定する
接着手段と、を有するレンズの保持構造。
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形型の複
数の非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの
少なくとも1つを、少なくとも3点で、上記円弧部の円
弧上のほぼ両端付近の2点と前記2点を直線で結んだ中
点の光軸に対する点対称方向であって円弧上の1点にて
保持する保持部材と、上記複数の非円形レンズのうちで
上記保持部材で保持された非円形レンズ以外を固定する
接着手段と、を有するレンズの保持構造。
【0051】(5) フィルムに光学画像を導く撮影光
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形複数の
非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの少な
くとも1つを、少なくとも3点で上記円弧部の円弧上の
ほぼ両端付近と、対向する円弧のほぼ中央付近とで保持
し、上記非円弧部では接触しないように構成された保持
部材と、を有するレンズの保持構造。
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形複数の
非円形レンズと、上記複数の非円形レンズのうちの少な
くとも1つを、少なくとも3点で上記円弧部の円弧上の
ほぼ両端付近と、対向する円弧のほぼ中央付近とで保持
し、上記非円弧部では接触しないように構成された保持
部材と、を有するレンズの保持構造。
【0052】(6) フィルムに光学画像を導く撮影光
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形レンズ
と、少なくとも3点で上記円弧部の円弧上のほぼ両端付
近と、対向する円弧のほぼ中央付近に配置された第1の
保持部材と、上記非円弧部で大まかに上記非円形レンズ
の方向を規定する規定部材と、を有するレンズの保持構
造。
学系において、円弧部と非円弧部を有する非円形レンズ
と、少なくとも3点で上記円弧部の円弧上のほぼ両端付
近と、対向する円弧のほぼ中央付近に配置された第1の
保持部材と、上記非円弧部で大まかに上記非円形レンズ
の方向を規定する規定部材と、を有するレンズの保持構
造。
【0053】(7) フィルムに光学画像を導く撮影光
学系において、対面する2つの円弧部と略平行の2つの
辺部に囲まれた非円形レンズと、上記非円形レンズの上
記円弧部の円弧上のほぼ両端付近と、対向する円弧のほ
ぼ中央付近とで保持する保持部材と、を有するレンズの
保持構造。
学系において、対面する2つの円弧部と略平行の2つの
辺部に囲まれた非円形レンズと、上記非円形レンズの上
記円弧部の円弧上のほぼ両端付近と、対向する円弧のほ
ぼ中央付近とで保持する保持部材と、を有するレンズの
保持構造。
【0054】
【発明の効果】以上、本発明によれば、円弧部を有する
非円形レンズを保持する撮影光学系において、このよう
な非円形レンズを簡単な構成で保持するための構造、例
えばレンズ枠等により組み立ても簡単で正確なレンズの
保持構造を提供することができる。
非円形レンズを保持する撮影光学系において、このよう
な非円形レンズを簡単な構成で保持するための構造、例
えばレンズ枠等により組み立ても簡単で正確なレンズの
保持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、小判型レンズを用いた光学系をもつカ
メラを示す構成図。
メラを示す構成図。
【図2】 図2は凸型の小判型レンズを示す三面図であ
り、(a)はその平面図、(b)はその水平側面図、
(c)はその鉛直側面図。
り、(a)はその平面図、(b)はその水平側面図、
(c)はその鉛直側面図。
【図3】 図3は凹型の小判型レンズを示す三面図であ
り、(a)はその平面図、(b)はその水平側面図、
(c)はその鉛直側面図。
り、(a)はその平面図、(b)はその水平側面図、
(c)はその鉛直側面図。
【図4】 図4は本発明の特徴的なレンズ枠を示し、
(a)は、レンズ枠およびこの枠に固着されたレンズを
示す正面図、(b)は、レンズ枠の水平断面図。
(a)は、レンズ枠およびこの枠に固着されたレンズを
示す正面図、(b)は、レンズ枠の水平断面図。
【図5】 図5はレンズ枠およびレンズの保持関係を示
し、(a)は、レンズ枠とレンズと全体の位置関係を鉛
直断面図、(b)は、レンズ枠の部分を示した水平断面
図、(c)は、(b)のレンズ枠の端部を拡大した水平
断面図。
し、(a)は、レンズ枠とレンズと全体の位置関係を鉛
直断面図、(b)は、レンズ枠の部分を示した水平断面
図、(c)は、(b)のレンズ枠の端部を拡大した水平
断面図。
【図6】 図6はレンズの3点支持の形態を示し、
(a)は、小判型レンズの場合の1つの3点支持形態の
説明図、(b)は、その変形例としての説明図、(c)
は、D型レンズの場合の1つの3点支持形態の説明図。
(a)は、小判型レンズの場合の1つの3点支持形態の
説明図、(b)は、その変形例としての説明図、(c)
は、D型レンズの場合の1つの3点支持形態の説明図。
10…光学系、 11〜13…1群〜3群レンズ、 13a,13b…マスク(遮光膜)、 14a…小判型レンズ(切り欠き凸レンズ)、 14b…小判型レンズ(切り欠き凹レンズ)、 17…枠体片、 18,19…マスク取付け穴(ボス)、 20…レンズ枠(レンズ取付部材)、 30…シャッタ、 40…フィルム、 50…シャッタ機構、 60…AF機構、 70…ズーム機構、 100…制御回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のレンズで成る撮影光学系のレンズ
の保持構造において、 前記複数のレンズのうち円弧部および非円弧部を有する
非円形レンズを、非円弧部で接触しないように少なくと
も3箇所で円弧部のみを保持する保持部材を具備するこ
とを特徴とするレンズの保持構造。 - 【請求項2】 円形状のレンズの外周縁の部分を該レン
ズの光軸から所定距離の位置で切り欠いて成る形状で、
複数の円弧部を有する切り欠きレンズと、 前記切り欠きレンズの該円弧部を支持するために、1つ
の該円弧部の両端近傍の外周縁と、該円弧部に対向する
もう1つの円弧部の中央近傍の外周縁とにそれぞれ接触
して支持する突起部がその内周面に形成されて成るレン
ズ枠と、を具備することを特徴とするレンズの保持構
造。 - 【請求項3】 円形状のレンズの外周縁の部分を該レン
ズの光軸から所定距離の位置で切り欠いて成る形状で、
円弧部を有する切り欠きレンズと、 前記切り欠きレンズの該円弧部を支持するように、該円
弧部の外周縁の両端近傍の2箇所と、これら2箇所間を
直線で結んで成る中点の前記光軸に対する点対称方向に
おける円弧部の外周縁の1箇所とにそれぞれ接触して支
持する突起部をその内周面に形成して成るレンズ枠と、
を具備することを特徴とするレンズの保持構造。 - 【請求項4】 前記3箇所は、前記円弧部の外周縁上の
少なくとも2箇所以上を含み、 点接触または線接触によって接触する形態であることを
特徴とする、請求項1に記載のレンズの保持構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159239A JPH11352374A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | レンズの保持構造 |
US09/324,195 US6157501A (en) | 1998-06-08 | 1999-06-02 | Lens holding structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10159239A JPH11352374A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | レンズの保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11352374A true JPH11352374A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15689394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10159239A Pending JPH11352374A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | レンズの保持構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6157501A (ja) |
JP (1) | JPH11352374A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005066735A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Topcon Corp | 軸出器 |
JP2006133344A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Sony Corp | レンズ鏡筒および撮像装置並びにその製造方法 |
JP2006227404A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Sony Corp | レンズ鏡筒および撮像装置 |
JP2007164007A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Hitachi Ltd | 自由曲面光学素子およびそれを含む投射光学ユニットまたは投射型画像表示装置 |
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JP2021032908A (ja) * | 2019-08-13 | 2021-03-01 | コニカミノルタ株式会社 | 撮像光学系及び撮像装置 |
KR20220003148A (ko) * | 2017-01-26 | 2022-01-07 | 닝보 써니 오포테크 코., 엘티디. | 렌즈와 카메라모듈 및 그 제조방법 |
US20220365321A1 (en) * | 2021-05-11 | 2022-11-17 | Largan Precision Co., Ltd. | Imaging lens assembly, camera module and electronic device |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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