JP2013050554A - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鏡筒ケースが結合された状態における変形及び歪みの発生を防止する。
【解決手段】 レンズを保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される第1の鏡筒ケースと第2の鏡筒ケースと第3の鏡筒ケースを備え、各保持枠部に鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、突き当て部が他方の鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成された。
これにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において突出する形状に形成された突き当て部同士が接触され、鏡筒ケースが結合された状態における変形及び歪みの発生が防止される。
【選択図】 図25
【解決手段】 レンズを保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される第1の鏡筒ケースと第2の鏡筒ケースと第3の鏡筒ケースを備え、各保持枠部に鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、突き当て部が他方の鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成された。
これにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において突出する形状に形成された突き当て部同士が接触され、鏡筒ケースが結合された状態における変形及び歪みの発生が防止される。
【選択図】 図25
Description
本技術はレンズ鏡筒及び撮像装置についての技術分野に関する。詳しくは、結合される各鏡筒ケースに互いに突き当てられる突き当て部を設けて鏡筒ケースが結合された状態における変形及び歪みの発生を防止する技術分野に関する。
ビデオカメラ等の各種の撮像装置には、鏡筒ケースと鏡筒ケースに保持された所定の光学部材、例えば、レンズ、遮光板、絞り、アイリス、シャッター、光学フィルター、撮像素子等とを有するレンズ鏡筒が配置されているものがある。撮像装置においては、レンズ等の光学部材を介して被写体の画像が取り込まれ撮像素子によって光学像が電気的信号に変換されることにより撮影が行われる。
このような撮像装置には、上記のような各光学部材をそれぞれ保持する複数の鏡筒ケースが配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された撮像装置は、光路が直角に折り曲げられた所謂折曲光学系の装置であり、光路に沿って三つの鏡筒ケースが順に結合されている。このような折曲光学系の撮像装置は、鏡筒ケースの結合方向を被写体と撮影者を結ぶ方向に直交する方向にすることにより、被写体と撮影者を結ぶ方向である前後方向の薄型化を図ることができる。
ところが、特許文献1に記載された撮像装置にあっては、複数の鏡筒ケースが結合されてレンズ鏡筒が構成されているため、レンズ鏡筒の鏡筒ケースの結合方向における長さが長くなる傾向にあり、その分、変形や歪みが生じ易くなると言う問題がある。
また、上記のような変形や歪みの程度は、同一の製品においても製品間でバラツキがあり、発生する変形や歪みの程度の相違によって各製品間において光学的な解像性能のバラツキを生じるおそれがある。
特に、折曲光学系の撮像装置にあっては、所定の鏡筒ケースに保持されるレンズ群と他の鏡筒ケースに保持されるレンズ群との間の位置精度が光学性能に大きく影響するため、各鏡筒ケースの良好な結合状態を確保する要求が高い。
そこで、本技術レンズ鏡筒及び撮像装置は、上記した問題点を克服し、鏡筒ケースが結合された状態における変形及び歪みの発生を防止することを課題とする。
第1に、レンズ鏡筒は、上記した課題を解決するために、光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成されたものである。
従って、レンズ鏡筒にあっては、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、少なくとも一方が突出する形状に形成された突き当て部同士が接触される。
第2に、上記したレンズ鏡筒においては、互いに突き当てられる前記各突き当て部を突き当てられる前記突き当て部側に突出する形状に形成することが望ましい。
互いに突き当てられる各突き当て部を突き当てられる突き当て部側に突出する形状に形成することにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、突き当て部に他の突き当て部以外の他の部分が接触し難い。
第3に、上記したレンズ鏡筒においては、前記突き当て部を前記保持枠部に少なくとも三つ設けることが望ましい。
突き当て部を保持枠部に少なくとも三つ設けることにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、三つ以上の突き当て部同士が接触される。
第4に、上記したレンズ鏡筒においては、前記所定の方向において少なくとも三つの前記鏡筒ケースが結合され、前記各鏡筒ケースに設けられ互いに突き当てられる前記突き当て部を鏡筒ケースの結合方向において一直線上に並ぶ位置に設けることが望ましい。
所定の方向において少なくとも三つの鏡筒ケースが結合され、各鏡筒ケースに設けられ互いに突き当てられる突き当て部を鏡筒ケースの結合方向において一直線上に並ぶ位置に設けることにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、一直線状において突き当て部同士が接触される。
第5に、上記したレンズ鏡筒においては、前記突き当て部に面接触される平面状の突き当て面が形成されることが望ましい。
突き当て部に面接触される平面状の突き当て面が形成されることにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、突き当て部同士が面接触される。
第6に、上記したレンズ鏡筒においては、前記保持枠部の前記突き当て部が設けられた部分が前記保持枠部の他の部分より前記鏡筒ケースの結合方向に直交する方向において厚い厚肉部として設けられることが望ましい。
保持枠部の突き当て部が設けられた部分が保持枠部の他の部分より鏡筒ケースの結合方向に直交する方向において厚い厚肉部として設けられることにより、剛性の高い部分に突き当て部が設けられる。
第7に、上記したレンズ鏡筒においては、前記鏡筒ケースの前記保持枠部の外周側に、結合された前記各鏡筒ケースを取付ネジによって締結するネジ締結部が設けられることが望ましい。
鏡筒ケースの保持枠部の外周側に、結合された各鏡筒ケースを取付ネジによって締結するネジ締結部が設けられることにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、突き当て部同士が接触する方向への力が生じ易い。
第8に、上記したレンズ鏡筒においては、前記各鏡筒ケースが結合された状態において、前記各ネジ締結部が非接触の状態とされることが望ましい。
各鏡筒ケースが結合された状態において、各ネジ締結部が非接触の状態とされることにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、突き当て部同士が密着される。
第9に、上記したレンズ鏡筒においては、撮像装置の筐体の内部に配置され、前記鏡筒ケースに、前記筐体の内面に接触可能とされ前記内面側に突出された倒れ防止突部を設けることが望ましい。
撮像装置の筐体の内部に配置され、鏡筒ケースに、筐体の内面に接触可能とされ内面側に突出された倒れ防止突部を設けることにより、外力によりレンズ鏡筒に力が付与されたときに、倒れ防止突部が筐体の内面に接触可能とされる。
第10に、上記したレンズ鏡筒においては、前記倒れ防止突部が前記筐体の内面に前記倒れ防止突部側へ突出して設けられた受け突部に対向して位置されることが望ましい。
倒れ防止突部が筐体の内面に倒れ防止突部側へ突出して設けられた受け突部に対向して位置されることにより、外力によりレンズ鏡筒に力が付与されたときに、倒れ防止突部が受け突部に接触可能とされる。
第11に、上記したレンズ鏡筒においては、前記鏡筒ケースの前記倒れ防止突部が設けられた面と反対側の面に傾き防止突部を設けることが望ましい。
鏡筒ケースの倒れ防止突部が設けられた面と反対側の面に傾き防止突部を設けることにより、外力によりレンズ鏡筒に力が付与されたときに、傾き防止突部が筐体又は他の部分に接触可能とされる。
第12に、上記したレンズ鏡筒においては、前記倒れ防止突部と前記傾き防止突部を前記結合方向に直交する方向において一直線上に並ぶ位置に設けることが望ましい。
倒れ防止突部と傾き防止突部を結合方向に直交する方向において一直線上に並ぶ位置に設けることにより、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、一直線状において倒れ防止突部と傾き防止突部が筐体又は他の部分に接触可能とされる。
第13に、上記したレンズ鏡筒においては、前記鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔より小さくすることが望ましい。
鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔より小さくすることにより、レンズ鏡筒のうち、外力の発生時に最も変形が生じ易い中央に位置する鏡筒ケースの倒れ防止突部が筐体の内面に最も接触し易くなる。
第14に、上記したレンズ鏡筒においては、前記鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔より小さくすることが望ましい。
鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔より小さくすることにより、レンズ鏡筒のうち、外力の発生時に最も変形が生じ易い中央に位置する鏡筒ケースの傾き防止突部が筐体又は他の部分に最も接触し易くなる。
撮像装置は、上記した課題を解決するために、筐体と筐体の内部に配置され所定の光学部材を有し前記光学部材を介して光学像を取り込む鏡筒とを備え、前記レンズ鏡筒は、光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成されたものである。
従って、撮像装置にあっては、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、少なくとも一方が突出する形状に形成された突き当て部同士が接触される。
本技術レンズ鏡筒は、光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成されている。
従って、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、少なくとも一方が突出する形状に形成された突き当て部同士が接触されるため、複数の鏡筒ケースが結合された状態において変形及び歪みの発生を防止することができる。
請求項2に記載した技術にあっては、互いに突き当てられる前記各突き当て部を突き当てられる前記突き当て部側に突出する形状に形成している。
従って、突き当て部間の良好な接触状態が確保され、レンズ鏡筒における変形及び歪みの発生を一層防止することができる。
請求項3に記載した技術にあっては、前記突き当て部を前記保持枠部に少なくとも三つ設けている。
従って、複数の鏡筒ケースの安定した結合状態が確保されレンズ鏡筒における変形及び歪みの発生を防止することができる。
請求項4に記載した技術にあっては、前記所定の方向において少なくとも三つの前記鏡筒ケースが結合され、前記各鏡筒ケースに設けられ互いに突き当てられる前記突き当て部を鏡筒ケースの結合方向において一直線上に並ぶ位置に設けている。
従って、複数の鏡筒ケースの安定した結合状態が確保され、複数の鏡筒ケースが結合された状態における変形及び歪みの発生を防止することができる。
請求項5に記載した技術にあっては、前記突き当て部に面接触される平面状の突き当て面が形成されている。
従って、突き当て部が面接触され、レンズ鏡筒における変形及び歪みの発生を一層効果的に防止することができる。
請求項6に記載した技術にあっては、前記保持枠部の前記突き当て部が設けられた部分が前記保持枠部の他の部分より前記鏡筒ケースの結合方向に直交する方向において厚い厚肉部として設けられている。
従って、厚肉部である剛性の高い部分に設けられた突き当て部が互いに突き当てられるため、レンズ鏡筒が組み立てられた状態における強度が高く、変形や歪みの発生を効果的に防止することができる。
請求項7に記載した技術にあっては、前記鏡筒ケースの前記保持枠部の外周側に、結合された前記各鏡筒ケースを取付ネジによって締結するネジ締結部が設けられている。
従って、取付ネジによってそれぞれ保持枠部に設けられた突き当て部が互いに近付く方向への力が生じ易く、突き当て部同士を確実に接触させることができる。
請求項8に記載した技術にあっては、前記各鏡筒ケースが結合された状態において、前記各ネジ締結部が非接触の状態とされている。
従って、取付ネジによってそれぞれ保持枠部に設けられた突き当て部同士が密着され、突き当て部同士の良好な接触状態を確保することができる。
請求項9に記載した技術にあっては、撮像装置の筐体の内部に配置され、前記鏡筒ケースに、前記筐体の内面に接触可能とされ前記内面側に突出された倒れ防止突部を設けている。
従って、外力によりレンズ鏡筒に力が付与されたときに、倒れ防止突部が筐体の内面に接触可能とされ、外力によるレンズ鏡筒の変形及び歪みの発生を防止することができる。
請求項10に記載した技術にあっては、前記倒れ防止突部が前記筐体の内面に前記倒れ防止突部側へ突出して設けられた受け突部に対向して位置されている。
従って、外力によりレンズ鏡筒に力が付与されたときに、倒れ防止突部が受け突部に接触可能とされ、受け突部によって筐体の剛性が高くされており、外力が発生したときのレンズ鏡筒の変形及び歪みの発生を防止することができる。
請求項11に記載した技術にあっては、前記鏡筒ケースの前記倒れ防止突部が設けられた面と反対側の面に傾き防止突部を設けている。
従って、外力によりレンズ鏡筒に力が付与されたときに、傾き防止突部が筐体又は他の部分に接触可能とされ、外力によるレンズ鏡筒の変形及び歪みの発生を防止することができる。
請求項12に記載した技術にあっては、前記倒れ防止突部と前記傾き防止突部を前記結合方向に直交する方向において一直線上に並ぶ位置に設けている。
従って、倒れ防止突部と傾き防止突部によって外力によるレンズ鏡筒の変形及び歪みの発生の防止効果を高めることができる。
請求項13に記載した技術にあっては、前記鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔より小さくしている。
従って、レンズ鏡筒のうち、外力の発生時に最も変形が生じ易い中央に位置する鏡筒ケースの倒れ防止突部が筐体の内面に最も接触し易いため、レンズ鏡筒の変形及び歪みを効果的に防止することができる。
請求項14に記載した技術にあっては、前記鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔より小さくしている。
従って、レンズ鏡筒のうち、外力の発生時に最も変形が生じ易い中央に位置する鏡筒ケースの傾き防止突部が筐体又は他の部分に最も接触し易いため、レンズ鏡筒の変形及び歪みを効果的に防止することができる。
本技術撮像装置は、筐体と筐体の内部に配置され所定の光学部材を有し前記光学部材を介して光学像を取り込む鏡筒とを備え、前記レンズ鏡筒は、光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成されている。
従って、複数の鏡筒ケースが結合された状態において、少なくとも一方が突出する形状に形成された突き当て部同士が接触されるため、複数の鏡筒ケースが結合された状態において変形及び歪みの発生を防止することができる。
以下に、本技術を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本技術撮像装置をスチルカメラに適用し、本技術レンズ鏡筒をこのスチルカメラに設けられたレンズ鏡筒に適用したものである。尚、本技術の適用範囲はスチルカメラ及びこのスチルカメラに設けられたレンズ鏡筒に限られることはない。本技術は、例えば、ビデオカメラ、携帯電話等の他の機器に組み込まれるカメラ等の各種の撮像装置及びこれらの各種の撮像装置に設けられるレンズ鏡筒に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、スチルカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側が前方となり、撮影者側が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
[撮像装置の概略構成]
撮像装置100は筐体101の内外に所要の各部が配置されて成る(図1乃至図3参照)。
撮像装置100は筐体101の内外に所要の各部が配置されて成る(図1乃至図3参照)。
筐体101の上面には各種の操作部102、102、・・・が配置されている。操作部102、102、・・・としては、例えば、電源釦やシャッター釦等が設けられている。
筐体101の前面にはフラッシュ窓103及びレンズ窓104が配置されている。筐体101の前面には開閉蓋105が上下方向へスライド自在に支持されており、開閉蓋105が上下方向へスライドされることによってフラッシュ窓103及びレンズ窓104が開閉される(図1及び図2参照)。
筐体101の後面には各種の操作部106、106、・・・が配置されている(図3参照)。操作部106、106、・・・としては、例えば、ズームスイッチやモード切替摘子等が設けられている。筐体101の後面には表示ディスプレイ107が配置されている。
[レンズ鏡筒の構成]
筐体101の内部にはレンズ鏡筒1が配置されている(図4乃至図7参照)。レンズ鏡筒1は第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4を有し、第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4にそれぞれ光学部材を含む所定の各部が保持されている。光学部材としては、例えば、レンズ、遮光板、絞り、アイリス、シャッター、光学フィルター、撮像素子等が設けられている。
筐体101の内部にはレンズ鏡筒1が配置されている(図4乃至図7参照)。レンズ鏡筒1は第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4を有し、第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4にそれぞれ光学部材を含む所定の各部が保持されている。光学部材としては、例えば、レンズ、遮光板、絞り、アイリス、シャッター、光学フィルター、撮像素子等が設けられている。
第1の鏡筒ケース2はベース保持部5とベース保持部5から左方へ突出されたユニット取付部6とベース保持部5から右方へ突出されたモーター配置部7とが一体に形成されて成る(図8乃至図10参照)。
ベース保持部5は下側略半分の部分が下方に開口された箱状の保持枠部8として設けられている。保持枠部8は上下に延びる角筒状の周面部9と周面部9の上端部に連続された枠部10とから成る。
周面部9の下面9aは横長の略矩形状に形成され、下面9aの4隅には突き当て部11、11、・・・が設けられている。突き当て部11、11、・・・は僅かに下方へ突出されており、先端面(下面)が突き当て面11a、11a、・・・として形成されている。周面部9の突き当て部11、11、・・・が設けられた部分は厚肉部9b、9b、・・・として設けられ、厚肉部9b、9b、・・・は周面部9の前面部9cと後面部9dより前後の厚さが厚く形成されている。
枠部10には下方に開口された軸受穴10aが形成されている。
ベース保持部5の上側略半分の部分は部材取付部12として設けられている。部材取付部12には前面に矩形の開口部12aが形成され、開口部12aの後側の部分が配置空間12bとして形成されている。
周面部9と部材取付部12の間には両者を連通する連通孔13が形成され。連通孔13は枠部10に形成されている。
ユニット取付部6は下方に開口された縦長の箱状に形成され、左側面部から上面部に亘る部分に内外に貫通された挿入用スリット6aを有している。ユニット取付部6の上端部には上下に貫通されたピン取付孔6bが形成されている。
モーター配置部7は下方に開口された箱状に形成されている。
第1の鏡筒ケース2の下端部には下方に開口された位置決め穴14、14が左右に離隔して形成されている。
第1の鏡筒ケース2の左右両端部にはネジ締結部15、15、15が設けられている。ネジ締結部15には下方に開口されたネジ締結穴15aが形成され、ネジ締結穴15aの下側開口縁の外周側に円環状の座面部15bが設けられている。座面部15bは第1の鏡筒ケース2の下面2aに設けられ下方に僅かに突出されている。
第1の鏡筒ケース2の前面2bには左右に離隔して倒れ防止突部16、16が設けられ、倒れ防止突部16、16は僅かに前方へ突出されている。
第1の鏡筒ケース2の後面2cには左右に離隔して傾き防止突部17、17が設けられ、倒れ防止突部17、17は僅かに後方へ突出されている。
第2の鏡筒ケース3は横長の形状に形成され、左右方向における中央の部分が保持枠部18とされ、保持枠部18の左側の部分が機構支持部19とされ、保持枠部18の右側の部分がモーター取付部20とされている(図11乃至図14参照)。
保持枠部18は上方に開口された箱状に形成され、上下に延びる角筒状の周壁部21と周壁部21の下端部に連続された枠壁部22とを有している。保持枠部18には上方に開口された軸受穴18aが形成されている。
周壁部21の上面21aは横長の略矩形状に形成され、上面21aの4隅には突き当て部23、23、・・・が設けられている。突き当て部23、23、・・・は僅かに上方へ突出されており、先端面(上面)が突き当て面23a、23a、・・・として形成されている。周壁部21の突き当て部23、23、・・・が設けられた部分は厚肉部21b、21b、・・・として設けられ、厚肉部21b、21b、・・・は周壁部21の前面部21cと後面部21dより前後の厚さが厚く形成されている。
枠壁部22の下面22aの4隅には突き当て部24、24、・・・が設けられている。突き当て部24、24、・・・は僅かに下方へ突出されており、先端面(下面)が突き当て面24a、24a、・・・として形成されている。枠壁部22の突き当て部24、24、・・・が設けられた部分は厚肉部22b、22b、・・・として設けられ、厚肉部22b、22b、・・・は枠壁部22の前端部22cと後端部22dより前後の厚さが厚く形成されている。
機構支持部19の上面側には上方に開口された軸受穴19aが形成されている。機構支持部19の下面側には下方に開口された軸受穴19bが形成されている。機構支持部19の下面には下方へ突出された支持軸19cが設けられている。機構支持部19の下面には下方へ突出された支持ピン19d、19d、19dが設けられている。
モーター取付部20は上方に開口された箱状に形成されている。モーター取付部20には上下に貫通されたピン挿通孔20aが形成され、ピン挿通孔20aは略円弧状に形成されている。
第2の鏡筒ケース3の上端部にはそれぞれ上方に突出された位置決めピン25、25が左右に離隔して設けられ、第2の鏡筒ケース3の下端部にはそれぞれ下方に突出された位置決めピン26、26が左右に離隔して設けられている。
第2の鏡筒ケース3の左右両端部にはネジ締結部27、27、27が設けられている。ネジ締結部27には上下に貫通されたネジ挿通孔27aが形成され、ネジ挿通孔27aの上側開口縁の外周側と下側開口縁の外周側にそれぞれ円環状の座面部27b、27cが設けられている。座面部27b、27cはそれぞれ第2の鏡筒ケース3の上面3aと下面3bに設けられそれぞれ上方と下方に僅かに突出されている。
第2の鏡筒ケース3の前面3cには左右に離隔して倒れ防止突部28、28が設けられ、倒れ防止突部28、28は僅かに前方へ突出されている。
第2の鏡筒ケース3の後面3dには左右に離隔して傾き防止突部29、29が設けられ、倒れ防止突部29、29は僅かに後方へ突出されている。
第3の鏡筒ケース4は保持ベース部30と保持ベース部30の左側に連続して設けられた機構取付部31とから成る(図15乃至図17参照)。
保持ベース部30は縦長の角筒状に形成された保持枠部32と保持枠部32の上端部からそれぞれ左右に突出された突状部33、34とから成る。
保持枠部32の内周面には上下に延びるガイド部35が設けられている。
保持枠部32の上面32aの4隅には突き当て部36、36、・・・が設けられている。突き当て部36、36、・・・は僅かに上方へ突出されており、先端面(上面)が突き当て面36a、36a、・・・として形成されている。保持枠部32の突き当て部36、36、・・・が設けられた部分は厚肉部36b、36b、・・・として設けられ、保持枠部32の前面部32bと後面部32cより前後の厚さが厚く形成されている。
保持枠部32の下端部には上方に開口された軸受穴32dが形成されている。
保持枠部32の右側面部には保持枠部32の内外を連通する部材挿通孔32eが形成されている。
機構取付部31には左方に開口された配置用凹部31aが形成されている。
第3の鏡筒ケース4の上端部には上方に開口された位置決め穴37、37が左右に離隔して形成されている。
第3の鏡筒ケース4の突状部33、34にはそれぞれネジ締結部38、38、38が設けられている。ネジ締結部38には上下に貫通されたネジ挿通孔38aが形成され、ネジ挿通孔38aの上側開口縁の外周側に円環状の座面部38bが設けられている。座面部38bは第3の鏡筒ケース4の上面4aに設けられ上方に僅かに突出されている。
第3の鏡筒ケース4の前面4bの下端部には左右に離隔して倒れ防止突部39、39が設けられ、倒れ防止突部39、39は僅かに前方へ突出されている。
第3の鏡筒ケース4の後面4cには左右に離隔して傾き防止突部40、40が設けられ、倒れ防止突部40、40は僅かに後方へ突出されている。
第1の鏡筒ケース2の部材取付部12に形成された配置空間12bには前側から順に第1レンズ41と遮光シート42と第2レンズ43が開口部12aから挿入されて配置される(図6及び図7参照)。第1レンズ41は最も被写体側において前後を向いて配置される。遮光シート42は矩形の枠状に形成されている。第2レンズ41は第1レンズ41から取り込まれた光を下方へ直角に折り曲げる直角プリズムである。
第1の鏡筒ケース2のユニット取付部6には偏心ピン44が取り付けられる。偏心ピン44はピン取付孔6bに挿入されてユニット取付部6に取り付けられる。
ユニット取付部6には駆動ユニット45が挿入用スリット6aから挿入されて取り付けられる。駆動ユニット45はブラケット45aとブラケット45aに回転自在に支持された送りネジ45bと送りネジ45bを回転させるモーター45cとを有している。駆動ユニット45はブラケット45aがネジ止め等によってユニット取付部6に取り付けられる。
第1の鏡筒ケース2の保持枠部8の枠部10には第3レンズ46が取り付けられる。第3レンズ46は連通孔13を覆う位置に取り付けられる。
第1の鏡筒ケース2に取り付けられた偏心ピン44と第2の鏡筒ケース3の軸受穴19aとの間には第1のガイド軸47が取り付けられ、第1の鏡筒ケース2の軸受穴10aと第2の鏡筒ケース3の軸受穴18aとの間には第2のガイド軸48が取り付けられている。第1の鏡筒ケース2の内部には第3レンズ46の下側に遮光シート49が取り付けられる。
第1のガイド軸47と第2のガイド軸48にはズーム移動枠50が移動自在に支持される。ズーム移動枠50は第1の鏡筒ケース2の内部に位置され、ズーム移動枠50の外周縁には前後左右に離隔した位置にそれぞれ切欠縁50a、50a、・・・が形成されている(図18参照)。ズーム移動枠50にはナット取付部50bが設けられている。
ズーム移動枠50には第4レンズ51と第5レンズ52と第6レンズ53が上方側から順に取り付けられている(図6及び図7参照)。
ズーム移動枠50のナット取付部50bにはナット部材54が取り付けられている。ナット部材54は駆動ユニット45の送りネジ45bに噛合されている。従って、モーター45cの駆動力によって送りネジ45bが回転されると、送りネジ45bの回転方向に応じた方向へナット部材54が送られ、ナット部材54に伴ってズーム移動枠50、第4レンズ51、第5レンズ52及び第6レンズ53が上下方向へ移動される。
第2の鏡筒ケース3のモーター取付部20の上面にはアイリスモーター55がネジ止め等によって取り付けられる。アイリスモーター55の出力軸55aには羽根駆動部材56が取り付けられている。羽根駆動部材56は出力軸55aを中心とした円弧状に位置する二つの駆動ピン56a、56aを有している。アイリスモーター55がモーター取付部20に取り付けられた状態において、羽根駆動部材56の駆動ピン56a、56aがピン挿通孔20aに上側から挿通される。
第2の鏡筒ケース3の下面3b側にはアイリス羽根57、57が回動自在に支持されている。アイリス羽根57、57は第2の鏡筒ケース3の下面側に取り付けられる羽根押さえ部材58によって下方から押さえられた状態で第2の鏡筒ケース3に支持される。
アイリス羽根57、57はそれぞれ2カ所ずつに形成された長穴に機構支持部19の支持ピン19d、19d、19dが挿入されている。アイリス羽根57、57は支持ピン19d、19d、19dに案内されて第2の鏡筒ケース3に直動方向に移動可能に支持され、他端部が羽根駆動部材56の駆動ピン56a、56aに摺動自在に支持されている。従って、アイリス羽根56、56はアイリスモーター55の駆動力によって羽根駆動部材56が回転されることにより直動されて光量の遮蔽状態を変更する。
第2の鏡筒ケース3の保持枠部18の枠壁部22には第7レンズ59が取り付けられている。
第3の鏡筒ケース4の機構取付部31には配置用凹部31aに機構ユニット60が取り付けられる。機構ユニット60はブラケット60aとブラケット60aに回転自在に支持された送りネジ60bと送りネジ60bを回転させるモーター60cとを有している。機構ユニット60はブラケット60aがネジ止め等によって機構取付部31に取り付けられる。
第2の鏡筒ケース3の軸受穴19bと第3の鏡筒ケース4の軸受穴32dの間には第3のガイド軸61が取り付けられている。
第3のガイド軸61と第3の鏡筒ケース4に設けられたガイド軸部35とにはフォーカス移動枠62が移動自在に支持される。フォーカス移動枠62は第3の鏡筒ケース4の内部に位置され、フォーカス移動枠62の外周縁には前後左右に離隔した位置にそれぞれ切欠縁62a、62a、・・・が形成されている(図19参照)。フォーカス移動枠62にはナット取付部62bが設けられている。
フォーカス移動枠62には第8レンズ63と第9レンズ64と環状の遮光シート65とが上方側から順に取り付けられている(図6及び図7参照)。
フォーカス移動枠62のナット取付部62bにはナット部材66が取り付けられている。ナット部材66は部材挿通孔32eを介して機構ユニット60の送りネジ60bに噛合されている。従って、モーター60cの駆動力によって送りネジ60bが回転されると、送りネジ60bの回転方向に応じた方向へナット部材66が送られ、ナット部材66に伴ってフォーカス移動枠62、第8レンズ63、第9レンズ64及び遮光シート65が上下方向へ移動される。
第3の鏡筒ケース4の保持ベース部30の内部には押さえ部材67と第10レンズ68が取り付けられている。第10レンズ68は押さえ部材67に上方から押さえられている。
第3の鏡筒ケース4の保持ベース部30の内部には防振ユニット69が配置されている。防振ユニット69はケース体70に所要の各部が配置されて成る。ケース体70は第1のケース部71と第2のケース部72が上下で結合されて成る。第1のケース部71と第2のケース部72はそれぞれ内部が収納配置部71a、72aとして形成されている。
上側に位置する第1のケース部71にはコイル体73と磁性体74が取り付けられて配置される。コイル体73は駆動コイル73a、73a、73aが結合されて成る。コイル体73は第2のケース部72に取り付けられる。磁性体74はU字状のヨーク74aとヨーク74aに取り付けられ対向して位置されたマグネット74b、74bとから成る。
下側に位置する第2のケース部72には移動ベース75が前後方向へ移動自在に支持される。移動ベース75は第1の案内軸76、76を介して第2のケース部72に移動自在に支持される。
移動ベース75にはレンズ保持枠77が左右方向へ移動自在に支持される。レンズ保持枠77は被支持部77aとレンズ保持部77bが一体に形成されている。レンズ保持枠77は被支持部77aが第2の案内軸78、78を介して移動ベース75に左右方向へ移動自在に支持される。レンズ保持部77bには第11レンズ79が取り付けられている。レンズ保持枠77には磁性体74が取り付けられる。
第3の鏡筒ケース4の下端部には第12レンズ80が取り付けられている。第3の鏡筒ケース4の前後両面にはそれぞれ遮蔽シート81、81が貼り付けられる。
[レンズ鏡筒のレンズ構成等]
上記のように構成されたレンズ鏡筒1のレンズ構成等について説明する(図20参照)。
上記のように構成されたレンズ鏡筒1のレンズ構成等について説明する(図20参照)。
レンズ鏡筒1は物体側(被写体側)から像側へ順に第1レンズ群90、第2レンズ群91、第3レンズ群92、第4レンズ群93及び第5レンズ群94が配置されている。
第1レンズ群90は固定群であり、物体側から像側へ順に光軸S上に配置された第1レンズ41と第2レンズ43と第3レンズ46から成り、第1の鏡筒ケース2に取り付けられている。第2レンズ43は直角プリズムであり、光軸Sが90°折り曲げられている。従って、光軸Sは物体側から第2レンズ43までが前後方向に延びるように形成され、第2レンズ43から像側が上下方向に延びるように形成されている。
第2レンズ群91は可動群(ズーム移動群)であり、物体側から像側へ順に光軸S上に配置された第4レンズ51と第5レンズ52と第6レンズ53から成り、ズーム移動枠50に取り付けられている。第5レンズ52と第6レンズ53は接合レンズとして設けられている。
第3レンズ群92は固定群であり、光軸S上に配置された第7レンズ59から成り、アイリス羽根(絞り)57、57とともに第2の鏡筒ケース3に取り付けられている。
第4レンズ群93は可動群(フォーカス移動群)であり、物体側から像側へ順に光軸S上に配置された第8レンズ63と第9レンズ64から成り、フォーカス移動枠62に取り付けられている。第8レンズ63と第9レンズ64は接合レンズとして設けられている。
第5レンズ群94は固定群であり、物体側から像側へ順に光軸S上に配置された第10レンズ68と第11レンズ79と第12レンズ80から成り、第10レンズ68と第12レンズ80が第3の鏡筒ケース4に取り付けられている。第11レンズ79は防振ユニット69のレンズ保持枠77に取り付けられて防振レンズとして機能し、光軸Sに直交する2方向へ移動されてぶれ補正を行う。
第3の鏡筒ケース4の下端部には撮像ユニット82が取り付けられる。撮像ユニット82は第5レンズ群94の像側に配置され、物体側から像側へ順に赤外線カットフィルター83と撮像素子84を有している。
[鏡筒ケースの組立]
以下に、鏡筒ケースの組立について説明する(図21乃至図26参照)。
以下に、鏡筒ケースの組立について説明する(図21乃至図26参照)。
第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4は上記した各部が取り付けられた状態において、上側から順に結合されて組み立てられる。
第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3の組立は、図21に示すように、第1の鏡筒ケース2の位置決め穴14、14にそれぞれ第2の鏡筒ケース3の位置決めピン25、25を挿入して結合することにより行う。位置決め穴14、14にそれぞれ位置決めピン25、25が挿入された状態においては、図22に示すように、第1の鏡筒ケース2の突き当て部11、11、・・・の突き当て面11a、11a、・・・と第2の鏡筒ケース3の突き当て部23、23、・・・の突き当て面23a、23a、・・・とがそれぞれ面接触されている。また、第1の鏡筒ケース2のネジ締結部15、15、・・・の座面部15b、15b、・・・と第2の鏡筒ケース3のネジ締結部27、27、・・・の座面部27b、27b、・・・との間にはそれぞれ僅かな隙間が形成されている。
第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4の組立は、図23に示すように、第2の鏡筒ケース3の位置決めピン26、26をそれぞれ第3の鏡筒ケース4の位置決め穴37、37に挿入して結合することにより行う。位置決めピン26、26がそれぞれ位置決め穴37、37に挿入された状態においては、図24に示すように、第2の鏡筒ケース3の突き当て部24、24、・・・の突き当て面24a、24a、・・・と第3の鏡筒ケース4の突き当て部36、36、・・・の突き当て面36a、36a、・・・とがそれぞれ面接触されている。また、第2の鏡筒ケース3のネジ締結部27、27、・・・の座面部27c、27c、・・・と第3の鏡筒ケース4のネジ締結部38、38、・・・の座面部38b、38b、・・・との間にはそれぞれ僅かな隙間が形成されている。
上記のように、第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3が結合され第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4が結合された状態(図25参照)において、第1の鏡筒ケース2と第2の鏡筒ケース3と第3の鏡筒ケース4は取付ネジ85、85、85によって固定される。取付ネジ85は先端部が螺合部85aとして設けられ、例えば、第3の鏡筒ケース4のネジ締結孔38a、第2の鏡筒ケース3のネジ締結孔27a及び第1の鏡筒ケース2のネジ締結穴15aに順に挿通され、第1の鏡筒ケース2のネジ締結穴15aに螺合部85aが螺合される。
従って、第1の鏡筒ケース2の左右両端部に設けられたネジ締結部15、15、15と第3の鏡筒ケース4の左右両端部に設けられたネジ締結部38、38、38には、取付ネジ85、85、85によってともに第2の鏡筒ケース3の左右両端部に設けられたネジ締結部27、27、27に近付く方向への力が付与される(図26参照)。
このとき、上記したように、第1の鏡筒ケース2の座面部15b、15b、・・・と第2の鏡筒ケース3の座面部27b、27b、・・・との間にそれぞれ僅かな隙間が形成されると共に第2の鏡筒ケース3の座面部27c、27c、・・・と第3の鏡筒ケース4の座面部38b、38b、・・・との間にそれぞれ僅かな隙間が形成されている。従って、第1の鏡筒ケース2の左右両端部と第3の鏡筒ケース4の左右両端部とが第2の鏡筒ケース3の左右両端部に近付く方向へ僅かに変形され(図26参照)、第1の鏡筒ケース2の突き当て面11a、11a、・・・と第2の鏡筒ケース3の突き当て面23a、23a、・・・とが密着され、第2の鏡筒ケース3の突き当て面24a、24a、・・・と第3の鏡筒ケース4の突き当て面36a、36a、・・・とが密着される。
上記したように、レンズ鏡筒1にあっては、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の保持枠部8、18、32の外周側に、結合された第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4を取付ネジ85、85、85によって締結するネジ締結部15、15、15、27、27、27、38、38、38が設けられている。
従って、取付ネジ85、85、85によってそれぞれ保持枠部8、18、32に設けられた突き当て部11と突き当て部23及び突き当て部24と突き当て部36が互いに近付く方向への力が生じ易く、突き当て部11と突き当て部23及び突き当て部24と突き当て部36を確実に接触させることができる。
また、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4が結合された状態において、ネジ締結部15、27、38の座面部15bと座面部27b及び座面部27cと座面部38bが非接触の状態とされている。
従って、取付ネジ85、85、85によってそれぞれ保持枠部8、18、32に設けられた突き当て部11と突き当て部23及び突き当て部24と突き当て部36が密着され、突き当て部11と突き当て部23及び突き当て部24と突き当て部36の良好な接触状態を確保することができる。
さらに、上記のように第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4が結合された状態においては、突き当て部11、11、・・・と突き当て部23、23、・・・と突き当て部24、24、・・・と突き当て部36、36、・・・がそれぞれ結合方向において一直線L、L、・・・上に並んで配置される(図25及び図26参照)。
従って、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の安定した結合状態が確保され、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4が結合された状態における変形及び歪みの発生を防止することができる。
上記のように構成されたレンズ鏡筒1は筐体101の内部に配置される(図27参照)。
レンズ鏡筒1の第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4にはそれぞれ前方へ突出された倒れ防止突部16、16、28、28、39、39が設けられている。倒れ防止突部16、16、28、28、39、39は前方への突出量が同じにされ、先端面が前後方向において同一の位置P1に存在する。
筐体101には倒れ防止突部16、16、28、28、39、39にそれぞれ対向する位置に後方へ突出された受け突部101a、101a、101b、101b、101c、101cが設けられている。
第2の鏡筒ケース3の倒れ防止突部28、28に対向して位置される受け突部101b、101bの突出量は受け突部101a、101a、101c、101cの突出量より大きくされている。従って、倒れ防止突部28、28と受け突部101b、101bの隙間が倒れ防止突部16、16と受け突部101a、101aの隙間及び倒れ防止突部39、39と受け突部101c、101cの隙間より小さくされている。
また、上記したように、レンズ鏡筒1の第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4にはそれぞれ後方へ突出された傾き防止突部17、17、29、29、40、40が設けられている。傾き防止突部17、17、29、29、40、40は撮像装置100の背面側に配置された表示ディスプレイ107の内面に対向して配置されている。
上記のように、レンズ鏡筒1には、筐体101の内面に接触可能とされた倒れ防止突部16、16、28、28、39、39が設けられているため、外力によりレンズ鏡筒1に前方へ向かう力が付与されたときに、倒れ防止突部16、16、28、28、39、39がそれぞれ受け突部101a、101a、101b、101b、101c、101cに接触可能とされる。
従って、外力によるレンズ鏡筒1の変形及び歪みの発生を防止することが可能となる。
また、倒れ防止突部16、16、28、28、39、39が筐体101に設けられた受け突部101a、101a、101b、101b、101c、101cに対向して位置されている。
従って、受け突部101a、101a、101b、101b、101c、101cによって筐体101の剛性が高くされており、外力が発生したときのレンズ鏡筒1の変形及び歪みの発生を防止することができる。
さらに、レンズ鏡筒1には、表示ディスプレイ107の内面に接触可能とされた傾き防止突部17、17、29、29、40、40が設けられているため、外力によりレンズ鏡筒1に後方へ向かう力が付与されたときに、傾き防止突部17、17、29、29、40、40が表示ディスプレイ107の内面に接触可能とされる。
従って、外力によるレンズ鏡筒1の変形及び歪みの発生を防止することが可能となる。
さらにまた、倒れ防止突部16、16、28、28、39、39と傾き防止突部17、17、29、29、40、40はそれぞれ前後方向において一直線上に並ぶ位置Q、Q、・・・に設けられている。
従って、倒れ防止突部16、16、28、28、39、39と傾き防止突部17、17、29、29、40、40によって外力によるレンズ鏡筒1の変形及び歪みの発生の防止効果を高めることができる。
加えて、上記のように、レンズ鏡筒1にあっては、倒れ防止突部28、28と受け突部101b、101bの隙間が倒れ防止突部16、16と受け突部101a、101aの隙間及び倒れ防止突部39、39と受け突部101c、101cの隙間より小さくされている。
従って、レンズ鏡筒1のうち、外力の発生時に最も変形が生じ易い上下方向における中央部に存在する倒れ防止突部28、28が受け突部101b、101bに最も接触し易いため、レンズ鏡筒1の変形及び歪みを効果的に防止することができる。
尚、上記には、第2の鏡筒ケース3の倒れ防止突部28、28に対向して位置される受け突部101b、101bの突出量を受け突部101a、101a、101c、101cの突出量より大きくすることにより、倒れ防止突部28、28と受け突部101b、101bの隙間を小さくする例を示した。
逆に、図28に示すように、受け突部101a、101a、101b、101b、101c、101cの突出量を同じにし、倒れ防止突部28、28の突出量を倒れ防止突部16、16、39、39の突出量より大きくして倒れ防止突部28、28と受け突部101b、101bの隙間を小さくしてもよい。この場合には、受け突部101a、101a、101b、101b、101c、101cの先端面が前後方向において同一の位置P2に存在する。
また、図29に示すように、傾き防止突部29、29の突出量を傾き防止突部17、17、40、40の突出量より大きくし、傾き防止突部29、29と表示ディスプレイ107の内面との隙間を小さくしてもよい。
このように傾き防止突部29、29と表示ディスプレイ107の内面との隙間を小さくすることにより、レンズ鏡筒1のうち、外力の発生時に最も変形が生じ易い上下方向における中央部に存在する傾き防止突部29、29が表示ディスプレイ107の内面に最も接触し易いため、レンズ鏡筒1の変形及び歪みを効果的に防止することができる。
さらに、レンズ鏡筒1においては、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の保持枠部8、18、32のうち、突き当て部11、23、24、36が設けられた部分が他の部分、例えば、前面部9c、21c、22c、後面部9d、21d、22dより厚みの厚い厚肉部9b、21b、22b、36bとして設けられている。
従って、厚肉部9b、21b、22b、36bである剛性の高い部分の端面に設けられた突き当て部11、23、24、36が互いに突き当てられるため、レンズ鏡筒1が組み立てられた状態における強度が高く、変形や歪みの発生を効果的に防止することができる。
尚、第1の鏡筒ケース2の内部において光軸方向へ移動されるズーム移動枠50の外周縁には前後左右に離隔した位置にそれぞれ切欠縁50a、50a、・・・が形成されている。また、第3の鏡筒ケース4の内部において光軸方向へ移動されるフォーカス移動枠62の外周縁には前後左右に離隔した位置にそれぞれ切欠縁62a、62a、・・・が形成されている。
従って、ズーム移動枠50とフォーカス移動枠62は切欠縁50a、50a、・・・、62a、62a、・・・によって厚肉部9b、9b、・・・、21b、21b、・・・、22b、22b、・・・、36b、36b、・・・との接触が回避され、円滑な移動状態が確保される。
[その他]
以下に、突き当て部の数及び形状について説明する(図30乃至図33参照)。
以下に、突き当て部の数及び形状について説明する(図30乃至図33参照)。
上記には、それぞれ四つずつの突き当て部11、11、・・・、23、23、・・・、24、24、・・・、36、36、・・・が設けられている例を示したが、突き当て部11、23、24、36はそれぞれ複数であれば任意の数を設けることが可能である(図30及び図31参照)。
例えば、図30に示すように、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の保持枠部8、18、32にそれぞれ三つずつの突き当て部11、11、11、23、23、23、24、24、24、36、36、36が設けられていてもよい。
このように突き当て部11、23、24、36の数を減らすことにより、レンズ鏡筒1の構造をより簡素化することができる。
三つずつの突き当て部11、11、11、23、23、23、24、24、24、36、36、36を設ける場合には、これらの三つずつの突き当て部11、11、11、23、23、23、24、24、24、36、36、36をそれぞれ120°の間隔で設けることが望ましい。三つずつの突き当て部11、11、11、23、23、23、24、24、24、36、36、36をそれぞれ120°の間隔で設けることにより、構造の簡素化を確保した上で第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の結合状態の安定化を図ることができる。
また、例えば、図31に示すように、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の保持枠部8、18、32にそれぞれ二つずつの突き当て部11、11、23、23、24、24、36、36が設けられていてもよい。
このように突き当て部11、23、24、36の数をさらに減らすことにより、レンズ鏡筒1の構造を一層簡素化することができる。
二つずつの突き当て部11、11、23、23、24、24、36、36を設ける場合には、これらの二つずつの突き当て部11、11、23、23、24、24、36、36をそれぞれ前後方向、即ち、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の厚み方向において離隔して左右に延びるように設けることが望ましい。二つずつの突き当て部11、11、23、23、24、24、36、36をそれぞれ前後方向において離隔して設けることにより、構造の簡素化を確保した上で第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の結合状態の安定化を図ることができる。
尚、突き当て部11、11、・・・、23、23、・・・、24、24、・・・、36、36、・・・の数はそれぞれ五つ以上であってもよい。
一方、上記には、突き当て部11、23、24、36が突出された形状に形成された例を示したが、レンズ鏡筒1においては、互いに突き当てられる一方の突き当て部11、23、24、36が突出された形状に形成されていればよい(図32及び図33参照)。
この場合に、例えば、図32に示すように、一方の突き当て部11、23、24、36の先端面が平面状に形成されていてもよく、また、例えば、図33に示すように、一方の突き当て部11、23、24、36の外面が曲面状に形成され点接触される形状に形成されていてもよい。
[撮像装置の一実施形態]
図34に、本技術撮像装置の一実施形態によるデジタルスチルカメラのブロック図を示す。
図34に、本技術撮像装置の一実施形態によるデジタルスチルカメラのブロック図を示す。
撮像装置(デジタルスチルカメラ)100は、撮像機能を担うカメラブロック110と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部111と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部112とを有している。また、撮像装置100は、撮影された画像等を表示する表示ディスプレイ107と、メモリーカード120への画像信号の書込及び読出を行うR/W(リーダ/ライタ)113と、撮像装置の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)114と、ユーザーによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等から成る操作部102、106と、カメラブロック110に配置されたレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部115とを備えている。
カメラブロック110は、レンズ鏡筒1やCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子84等を有する撮像ユニット82とによって構成されている。
カメラ信号処理部111は、撮像素子84からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部112は、所定の画像データーフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデーター仕様の変換処理等を行う。
表示ディスプレイ107はユーザーの操作部102、106に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデーターを表示する機能を有している。
R/W113は、画像処理部112によって符号化された画像データーのメモリーカード120への書込及びメモリーカード120に記録された画像データーの読出を行う。
CPU114は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、操作部102、106からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
操作部102、106は、例えば、シャッター操作を行うためのシャッター釦や動作モードを切り替えるモード切替摘子等によって構成され、ユーザーによる操作に応じた指示入力信号をCPU114に対して出力する。
レンズ駆動制御部115は、CPU114からの制御信号に基づいてレンズ鏡筒1の各レンズを駆動するモーター45a、60c等を制御する。
メモリーカード120は、例えば、R/W113に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
以下に、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU114による制御の下で、カメラブロック110において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部111を介して表示ディスプレイ107に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、操作部102、106からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU114がレンズ駆動制御部115に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部115の制御に基づいてレンズ鏡筒1の所定のレンズが移動される。
操作部102、106からの指示入力信号によりカメラブロック110の図示しないシャッターが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部111から画像処理部112に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデーターフォーマットのデジタルデーターに変換される。変換されたデーターはR/W113に出力され、メモリーカード120に書き込まれる。
ズーミングは、例えば、操作部(ズーム摘子)106が操作された場合に、CPU114からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部115がレンズ鏡筒1のズーム移動枠50を移動させることにより行われる。
フォーカシングは、例えば、操作部(シャッター釦)102が半押しされた場合や記録(撮影)のために全押しされた場合等に、CPU114からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部115がレンズ鏡筒1のフォーカス移動枠62を移動させることにより行われる。
メモリーカード120に記録された画像データーを再生する場合には、操作部102、106に対する操作に応じて、R/W113によってメモリーカード120から所定の画像データーが読み出され、画像処理部112によって伸張復号化処理が行われた後、再生画像信号が表示ディスプレイ107に出力されて再生画像が表示される。
尚、上記には、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の三つの鏡筒ケースが設けられた例を示したが、本技術は三つの鏡筒ケースが設けられた場合に限られることはなく、二つ又は四つ以上の複数の鏡筒ケースが設けられた場合にも適用することができる。
尚、上記した実施の形態においては、撮像装置をデジタルスチルカメラに適用した例を示したが、撮像装置の適用範囲はデジタルスチルカメラに限られることはなく、デジタルビデオカメラ、カメラが組み込まれた携帯電話、カメラが組み込まれたPDA(Personal Digital Assistant)等のデジタル入出力機器のカメラ部等として広く適用することができる。
[まとめ]
以上に記載した通り、レンズ鏡筒1にあっては、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の保持枠部8、18、32に、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4が結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部11、23、24、36が設けられている。
以上に記載した通り、レンズ鏡筒1にあっては、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の保持枠部8、18、32に、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4が結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部11、23、24、36が設けられている。
従って、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4が結合された状態において変形及び歪みの発生を防止することができ、同一の製品における製品間の光学的な解像性能のバラツキの発生を防止することができる。
特に、上記のような折曲光学系のレンズ鏡筒1にあっては、第1の鏡筒ケース2に配置された固定群である第1レンズ群90と第2の鏡筒ケース3に配置された固定群である第3レンズ群92との位置関係が光学性能に大きく寄与する。
従って、上記のように、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4が結合された状態において変形及び歪みの発生を防止することにより、レンズ鏡筒1のような折曲光学系のタイプにおいて、光学性能の大幅な向上を図ることが可能である。
また、突き当て部11、23、24、36が突き当てられる側に突出する形状に形成されているため、突き当て部11、23、24、36間の良好な接触状態が確保され、レンズ鏡筒1における変形及び歪みの発生を一層防止することができる。
また、突き当て部11、23、24、36の先端面が平面状の突き当て面11a、23a、24a、36aとして形成されているため、突き当て部11、23、24、36が面接触され、レンズ鏡筒1における変形及び歪みの発生を一層効果的に防止することができる。
さらに、保持枠部8、18、32にそれぞれ複数の突き当て部11、11、・・・、23、23、・・・、24、24、・・・、36、36、・・・が設けられているため、第1の鏡筒ケース2、第2の鏡筒ケース3及び第3の鏡筒ケース4の安定した結合状態が確保されレンズ鏡筒1における変形及び歪みの発生を防止することができる。
[本技術]
本技術は、以下のような構成にすることができる。
本技術は、以下のような構成にすることができる。
(1)光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成されたレンズ鏡筒。
(2)互いに突き当てられる前記各突き当て部を突き当てられる前記突き当て部側に突出する形状に形成した前記(1)に記載のレンズ鏡筒。
(3)前記突き当て部を前記保持枠部に少なくとも三つ設けた前記(1)又は前記(2)に記載のレンズ鏡筒。
(4)前記所定の方向において少なくとも三つの前記鏡筒ケースが結合され、前記各鏡筒ケースに設けられ互いに突き当てられる前記突き当て部を鏡筒ケースの結合方向において一直線上に並ぶ位置に設けた前記(1)から前記(3)の何れかに記載のレンズ鏡筒。
(5)前記突き当て部に面接触される平面状の突き当て面が形成された前記(1)から前記(4)の何れかに記載のレンズ鏡筒。
(6)前記保持枠部の前記突き当て部が設けられた部分が前記保持枠部の他の部分より前記鏡筒ケースの結合方向に直交する方向において厚い厚肉部として設けられた前記(1)から前記(5)の何れかに記載のレンズ鏡筒。
(7)前記鏡筒ケースの前記保持枠部の外周側に、結合された前記各鏡筒ケースを取付ネジによって締結するネジ締結部が設けられた前記(1)から前記(6)の何れかに記載のレンズ鏡筒。
(8)前記各鏡筒ケースが結合された状態において、前記各ネジ締結部が非接触の状態とされた前記(7)に記載のレンズ鏡筒。
(9)撮像装置の筐体の内部に配置され、前記鏡筒ケースに、前記筐体の内面に接触可能とされ前記内面側に突出された倒れ防止突部を設けた前記(1)から前記(8)の何れかに記載のレンズ鏡筒。
(10)前記倒れ防止突部が前記筐体の内面に前記倒れ防止突部側へ突出して設けられた受け突部に対向して位置された前記(9)に記載のレンズ鏡筒。
(11)前記鏡筒ケースの前記倒れ防止突部が設けられた面と反対側の面に傾き防止突部を設けた前記(9)又は前記(10)に記載のレンズ鏡筒。
(12)前記倒れ防止突部と前記傾き防止突部を前記結合方向に直交する方向において一直線上に並ぶ位置に設けた前記(11)に記載のレンズ鏡筒。
(13)前記鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔より小さくした前記(9)から前記(12)の何れかに記載のレンズ鏡筒。
(14)前記鏡筒ケースが三つ結合され、中央に位置する鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔より小さくした前記(11)から前記(13)の何れかに記載のレンズ鏡筒。
(15)筐体と筐体の内部に配置され所定の光学部材を有し前記光学部材を介して光学像を取り込む鏡筒とを備え、前記レンズ鏡筒は、光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成された撮像装置。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本技術を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
100…撮像装置、101…筐体、101a…受け突部、101b…受け突部、101c…受け突部、1…レンズ鏡筒、2…第1の鏡筒ケース、3…第2の鏡筒ケース、4…第3の鏡筒ケース、8…保持枠部、9b…厚肉部、11…突き当て部、11a…突き当て面、15…ネジ締結部、16…倒れ防止突部、17…傾き防止突部、18…保持枠部、21b…厚肉部、22b…厚肉部、23…突き当て部、23a…突き当て面、24…突き当て部、24a…突き当て面、27…ネジ締結部、28…倒れ防止突部、29…傾き防止突部、32…保持枠部、36…突き当て部、36a…突き当て面、36b…厚肉部、38…ネジ締結部、39…倒れ防止突部、40…傾き防止突部、85…取付ネジ
Claims (15)
- 光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、
前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、
結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成された
レンズ鏡筒。 - 互いに突き当てられる前記各突き当て部を突き当てられる前記突き当て部側に突出する形状に形成した
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記突き当て部を前記保持枠部に少なくとも三つ設けた
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記所定の方向において少なくとも三つの前記鏡筒ケースが結合され、
前記各鏡筒ケースに設けられ互いに突き当てられる前記突き当て部を鏡筒ケースの結合方向において一直線上に並ぶ位置に設けた
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記突き当て部に面接触される平面状の突き当て面が形成された
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記保持枠部の前記突き当て部が設けられた部分が前記保持枠部の他の部分より前記鏡筒ケースの結合方向に直交する方向において厚い厚肉部として設けられた
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記鏡筒ケースの前記保持枠部の外周側に、結合された前記各鏡筒ケースを取付ネジによって締結するネジ締結部が設けられた
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記各鏡筒ケースが結合された状態において、前記各ネジ締結部が非接触の状態とされた
請求項7に記載のレンズ鏡筒。 - 撮像装置の筐体の内部に配置され、
前記鏡筒ケースに、前記筐体の内面に接触可能とされ前記内面側に突出された倒れ防止突部を設けた
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記倒れ防止突部が前記筐体の内面に前記倒れ防止突部側へ突出して設けられた受け突部に対向して位置された
請求項9に記載のレンズ鏡筒。 - 前記鏡筒ケースの前記倒れ防止突部が設けられた面と反対側の面に傾き防止突部を設けた
請求項9に記載のレンズ鏡筒。 - 前記倒れ防止突部と前記傾き防止突部を前記結合方向に直交する方向において一直線上に並ぶ位置に設けた
請求項11に記載のレンズ鏡筒。 - 前記鏡筒ケースが三つ結合され、
中央に位置する鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの倒れ防止突部と筐体の内面との間隔より小さくした
請求項9に記載のレンズ鏡筒。 - 前記鏡筒ケースが三つ結合され、
中央に位置する鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔を、他の鏡筒ケースの傾き防止突部と筐体の内面との間隔より小さくした
請求項11に記載のレンズ鏡筒。 - 筐体と筐体の内部に配置され所定の光学部材を有し前記光学部材を介して光学像を取り込む鏡筒とを備え、
前記レンズ鏡筒は、
光学部材を保持する保持枠部をそれぞれ有し所定の方向において結合される複数の鏡筒ケースを備え、
前記各保持枠部に前記鏡筒ケースが結合された状態において互いに突き当てられる複数の突き当て部がそれぞれ設けられ、
結合される少なくとも一方の前記鏡筒ケースの突き当て部が他方の前記鏡筒ケースの突き当て部側に突出する形状に形成された
撮像装置。
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