JP2020506334A - 流体力学的な軸方向固定手段を有する滑り軸受 - Google Patents

流体力学的な軸方向固定手段を有する滑り軸受 Download PDF

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Abstract

本発明は、軸受ハウジング(130)内にシャフト(120)を軸支するための、排気ターボチャージャ(100)のラジアル軸受アッセンブリ(110)に関する。ラジアル軸受アッセンブリ(110)は、シャフト(120)と軸受ハウジング(130)との間に配置されたラジアル軸受ブッシュ(140)を備え、ラジアル軸受ブッシュ(140)は、半径方向外向きに突出するカラー(141)を有し、カラー(141)は、軸方向で、軸受ハウジング(130)における軸方向ストッパ(131)と相互作用する。半径方向外向きに突出するカラー(141)の幾何学形状は、切欠きにより中断されていて、これにより油供給圧力により作用する、カラー(141)にかかる力が最小化され、ラジアル軸受ブッシュ(140)は、ラジアル軸受ブッシュ(140)の端面とシャフト(120)上に配置されたカウンタピース(160)との間に潤滑膜が形成可能であるように構成されている。

Description

本発明は、過給式の内燃機関に用いられる排気ターボチャージャの分野に関する。特に、本発明は、軸受ハウジング内にシャフトを軸支するための、排気ターボチャージャのラジアル軸受アッセンブリに関し、ラジアル軸受アッセンブリは、軸方向の移動に対するラジアル滑り軸受ブッシュ用の固定手段を有する。
大型エンジン用のターボチャージャには、滑り軸受または転がり軸受が備え付けられている。比較的新しいABBターボチャージャには、通常はエンジン潤滑油システムを介して油が供給される流体力学的な滑り軸受が装着されている。この場合、スラスト軸受用の軸受部品(コンプレッサ推力およびタービン推力の吸収)と、ラジアル軸受用の軸受部品(シャフトのガイド、半径方向でのシャフトの動きの吸収および減衰)とが区別される。
ターボチャージャでは、ターボチャージャのシャフトに作用する全軸方向力をもたらす軸方向力が、タービンホイールおよびコンプレッサホイールに作用する。特に、軸流タービンでは、この全軸方向力は、スラスト軸受によって吸収される。スラスト軸受は、コンプレッサホイールとタービンホイールとの間の、ターボチャージャのシャフトに位置し、シャフトと一緒に回転するスラスト軸受アッセンブリと、スラスト軸受アッセンブリに対するカウンタピースとしての位置固定のスラスト軸受ボディとを有している。スラスト軸受は、一緒に回転するスラスト軸受アッセンブリと位置固定のスラスト軸受ボディとの間の滑り軸受として実現されている。
タービンホイールと、コンプレッサホイールと、シャフトと、一緒に回転する軸受部品とを含む、排気ターボチャージャのロータの動特性を改善するために、ラジアル軸受の軸受ブッシュは、軸受ハウジング内に固く組み込まれずに浮動式に半径方向の遊びを有して組み込まれることが多い。このようなアッセンブリは、封入オイルダンパーと称される。場合によっては軸受ブッシュがその中に軸支されたシャフトと一緒に回転するのを阻止するために、ラジアル方向の遊び内での動きを可能にする位置決め手段が必要である。この位置決め手段は、従来の排気ターボチャージャにおいて、たとえば、軸受ハウジング内にねじ込まれたスタッドボルトと、これに対応する、ラジアル軸受ブッシュ内の孔とによって実現される。図6は、従来技術によるこの種のアッセンブリがどのようにして広く利用されるかについて示している。ラジアル軸受ブッシュの端面は、スラスト軸受として構成されていてよい。図6による例では、補助スラスト軸受が、ラジアル軸受ブッシュに組み込まれている。補助スラスト軸受は、主推力方向とは逆向きの力を吸収する。任意選択的に成形して構成された補助軸受面の力は、ラジアル軸受ブッシュの、これとは反対の側の端面で、軸受ハウジングへと伝達される。
したがって、ラジアル滑り軸受部品は、その機能を確実に満たすことができるようにするために、通常、軸方向の移動に対して固定されている。これは、たとえばハウジング内のストッパを介して、または同時に回り止めとしても機能する専用の固定要素、たとえば固定リングまたは半径方向の固定ねじによって達成することができる。
先行技術から知られた、軸方向の固定手段を有するラジアル軸受は、その組立ておよびコストに関してある程度の欠点を有している。したがって、本発明の根底を成す課題は、この点において改善された、つまりできるだけ低コストで組立てが容易である設計を有する、軸方向の固定手段を有するラジアル軸受を提供することである。特に、ラジアル軸受の、軸受ハウジングに組み込まれた吸収部を有する最近の設計では、アクセス性が存在しないので、半径方向の固定要素を取り付けることができない。ターボチャージャの軸方向の構造長さを最小化して、提供される構造スペースを最適に利用するには、固定リングなどの軸方向の固定要素を省略することが有利である。滑り軸受の軸方向の移動は、機械的な固定要素の省略にもかかわらず回避されるべきである。
上記の問題を解決するために、独立請求項1に記載のラジアル軸受アッセンブリが提供される。本発明の別の形態、利点および特徴は、従属請求項、明細書および添付の図面から明らかである。
本発明の一態様によれば、軸受ハウジング内にシャフトを軸支するための、排気ターボチャージャのラジアル軸受アッセンブリが提供される。ラジアル軸受アッセンブリは、シャフトと軸受ハウジングとの間に配置されたラジアル軸受ブッシュを有する。ラジアル軸受ブッシュは、半径方向外向きに突出するカラーを有し、カラーは、軸方向で、軸受ハウジングにおける軸方向ストッパと相互作用する。ラジアル軸受ブッシュの、半径方向外向きに突出するカラーの幾何学形状は、切欠きにより中断されていて、これにより油供給圧力により作用する、カラーにかかる力が最小化され、ラジアル軸受ブッシュは、ラジアル軸受ブッシュの端面とシャフト上に配置されたカウンタピース、特に回転するカウンタピースとの間に潤滑膜が形成可能であるように構成されている。この場合、ラジアル軸受ブッシュの端面および回転するカウンタピースの両方を、成形部を有していても成形部を有していなくても構成することができる。好ましくは、成形部を有していなくても流体力学的な復元力の必要なレベルを達成することができるとき、成形部が省かれる。
したがって、本発明によるラジアル軸受アッセンブリにより、従来技術において一般的であるように、ラジアル軸受ブッシュを好ましくは機械要素を用いて軸方向の移動に対して固定しなければならないわけではない、ラジアル軸受アッセンブリが提供される。その代わり、ラジアル軸受ブッシュの周囲の油圧分布に基づいて所定の力分布が生じ、この力分布により、ラジアル軸受ブッシュが、それ自体の目標位置から制御不能に離れることがなく、かつ、摩耗が発生し得る、回転部分との接触が生じないように、ラジアル軸受ブッシュの幾何学形状および隣り合う構成部品に対する距離が設計されている。本明細書に記載の本発明の実施の形態によれば、これは、機械的なストッパまたは固定要素を使用することなく、純粋に、油供給圧力と流体力学的な軸受力との相互作用によって達成される。したがって、本発明によるラジアル軸受アッセンブリは、好ましくは、ラジアル軸受ブッシュの所定の軸方向位置を確保し、追加の構成部材および追加の構成スペースがなくても間に合う、低コストで組立てが容易である設計を有している。
本発明の別の態様によれば、軸受ハウジング内にシャフトを軸支するために、本明細書に記載の実施の形態のうちの1つによるラジアル軸受アッセンブリを有する排気ターボチャージャが提供されるので、好ましくは、改善された排気ターボチャージャを提供することができる。
本発明の別の態様は、シャフト上に相対回動不能に配置されたカウンタピース、たとえばスラストリングとラジアル軸受ブッシュの端面との間に潤滑膜が形成され、潤滑膜は、ラジアル軸受ブッシュを、軸受ハウジングに配置された軸方向ストッパの方向へ軸方向に押圧するように使用する、本明細書に記載の実施の形態によるラジアル軸受アッセンブリのターボチャージャにおける使用に関する。
以下、図面に示される例示的な実施の形態に基づいて、本発明が説明されるべきである。実施の形態から、さらなる利点および変化形が得られる。
本明細書に記載の実施の形態によるラジアル軸受アッセンブリを有するターボチャージャの一部の概略断面図である。 図1の概略断面図をより詳細に示す。 本明細書に記載の実施の形態によるラジアル軸受アッセンブリのラジアル軸受ブッシュの等角図である。 本明細書に記載の実施の形態によるラジアル軸受アッセンブリのラジアル軸受ブッシュの正面図である。 本明細書に記載の実施の形態による例示的なラジアル軸受アッセンブリにおいて軸方向に作用する力を示す線図である。 位置決めピンを用いて固定されたラジアル軸受ブッシュを有する、従来技術によるラジアル軸受の断面図である。
図1には、本明細書に記載の実施の形態によるラジアル軸受アッセンブリ110を有するターボチャージャ100の一部の概略断面図が示されている。特に、図1は、シャフト120を軸受ハウジング130内に軸支するための、排気ターボチャージャ100のラジアル軸受アッセンブリ110を示している。図1に示されているように、ラジアル軸受アッセンブリ110は、本発明によれば、シャフト120と軸受ハウジング130との間に配置されたラジアル軸受ブッシュ140を有している。ラジアル軸受ブッシュ140は、半径方向外向きに突出するカラー141を有しており、カラー141は、軸方向で、軸受ハウジング130における軸方向ストッパ131と相互作用する。通常、組立てに際して、ラジアル軸受ブッシュ(以下、滑り軸受ブッシュGLBとも称される)は、ラジアル軸受ブッシュ140の、半径方向外向きに突出するカラー141が軸受ハウジング130に当接するまで、軸方向に、軸受ハウジング内に差し込まれる。特に、ラジアル軸受ブッシュ140は、このラジアル軸受ブッシュ140が、軸支された回転するシャフト120に対して静止している、すなわち一緒に回転しないように、軸受ハウジング130内に取り付けられてよい。
図1に示されているように、シャフト120は、ラジアル軸受内に回転可能に軸支されている。排気ターボチャージャでは、通常、コンプレッサとタービンとの間に配置された軸受ハウジング130内に、ラジアル軸受ブッシュ140が、半径方向のわずかな遊びをもって挿入されている。軸受ハウジングとラジアル軸受ブッシュの外周面との間に、油が供給される潤滑間隙が配置されている。ラジアル軸受ブッシュの周面に沿って油を確実に供給するために、環状に延びる油供給チャネルが設けられている。組立てのために、ラジアル軸受ブッシュ140は、図示の実施の形態では、左側から、軸受ハウジングにおける開口内に挿入される。半径方向に突出する、環状に延びるカラー(鍔部)141によって、挿入方向での軸方向の移動性が制限されている。さらに、軸受ハウジングに取り付けられた金属の薄板146が設けられてよく、薄板146は、形状接続でもって、突起143(図3参照)に対して、ラジアル軸受ブッシュの回り止めを保証する。
たとえば図3および図4に示されているように、ラジアル軸受ブッシュ140の、半径方向外向きに突出するカラー141の幾何学形状は、切欠き142により中断されている。これらの切欠きを通って油が流出することができるので、切欠き142により、油供給圧力によってカラー141にかかる力を最小化することが可能である。たとえば、図3および図4に示されているように、ラジアル軸受ブッシュと軸受ハウジングとの間の半径方向の遊びの間隙幅が0.3mmである場合、ラジアル軸受ブッシュ140の設計を用いると、油供給圧力により作用する力Fを、F=26.8Nへと減少させることが可能である。
図1および図2から明らかであるように、ラジアル軸受ブッシュ140は、ラジアル軸受ブッシュ140の端面144と、シャフト120上に配置されたカウンタピース160、たとえばスラストリングとの間に潤滑膜が形成可能であるように構成されているとともにシャフト120上に配置されている。この潤滑膜に、ラジアル軸受ブッシュ140とシャフト120との間に形成されたラジアル軸受間隙から油が供給される。
したがって、本発明によるラジアル軸受アッセンブリにより、従来技術において一般的であるように、ラジアル軸受ブッシュを好ましくは機械要素を用いて軸方向の移動に対して固定しなければならないわけではない、ラジアル軸受アッセンブリが提供される。その代わり、ラジアル軸受ブッシュの周囲の油圧分布に基づいて所定の力分布が生じ、この力分布により、ラジアル軸受ブッシュが、それ自体の目標位置から制御不能に離れることがなく、かつ、摩耗が発生し得る、回転部分との接触が生じないように、ラジアル軸受ブッシュの幾何学形状および隣り合う構成部品に対する距離が設計されている。本明細書に記載の本発明の実施の形態によれば、これは、機械的なストッパまたは固定要素を使用することなく、純粋に油圧によって達成される。
本明細書に記載の実施の形態から明らかなように、本発明によるラジアル軸受アッセンブリは、好ましくは、カウンタピース160、たとえばスラストリングとラジアル軸受ブッシュ140との間に潤滑膜が形成可能であり、潤滑膜が、コンプレッサ側101の方向へのラジアル軸受ブッシュ140の軸方向の移動に対抗するように、設計されている。これは、図1および図2において、コンプレッサ側101からタービン側102へ向いた矢印により例示されている。したがって、本発明によるラジアル軸受アッセンブリは、好ましくは、ラジアル軸受ブッシュの所定の軸方向位置を確保し、追加の構成部材および追加の構成スペースがなくても間に合う低コストで組立てが容易である設計を有している。
したがって、本明細書に記載の実施の形態によるラジアル軸受アッセンブリは、従来技術において公知の設計よりも著しく小さな軸方向力を有している。特に、GLBと軸受ハウジングとの間の軸方向間隙が大きくなるほど、GLBを軸受ハウジング130の軸方向ストッパ131から押し離す(図1および図2において左側へ)、GLBにかかる押圧力が小さくなることに留意されたい。
回転するカウンタピース160、たとえばスラストリングとGLBの端面との間に潤滑膜が形成される。GLBがストッパカラーの背後から油供給圧力によって左側へ強く押圧されるほど(図1および図2)、カウンタピースとGLB、特にラジアル軸受ブッシュ140の端面144との間の間隙145が小さくなる。間隙145が小さくなるほど、GLBを右側へ押し戻す(図1および図2の矢印参照)、カウンタピースとGLBとの間の潤滑膜の復元力が大きくなる。力の平衡が生じ、これによりGLBの軸方向の移動が制限され、動作中の回転するカウンタピースとの接触が回避される。
本明細書に記載の他の実施の形態と組み合わせることができる、さらなる実施の形態によれば、ラジアル軸受ブッシュ140の、外向きに突出するカラー141の幾何学形状は、図3および図4に例示されているように、切欠き142により4つの突起143が形成され、その間を通って油が流出できるように、中断されている。代替的に、外向きに突出するカラー141の幾何学形状は、切欠きにより、4つより少ないまたは4つより多い突起、たとえば2つ、3つ、5つ、6つ、7つ、8つまたは9つ以上の突起が形成されるように、中断されてもよい。図4に例示されているように、突起143(たとえば図示された4つの突起)は、シャフト120の回転軸線121に対して略回転対称に配置することが可能である。突起は、たとえば、上述のように、たとえば軸受ハウジングに取り付けられた薄板146を用いて、軸受ハウジングに対するラジアル軸受ブッシュの回り止めを提供するように用いることができる。たとえば、ラジアル軸受アッセンブリを、突起と軸受ハウジングとの間に形状接続が実現されるように構成することができる。
図3において、ラジアル軸受ブッシュ140の等角図で例示されているように、ラジアル軸受ブッシュは、半径方向外向きに突出するカラー141と一体的に、単一の構成部材として構成されてよい。これは、本明細書に記載の実施の形態によるラジアル軸受アッセンブリを、可能な限り少ない構成部材で実現可能にすることに役立つ。
本明細書に記載の他の実施の形態と組み合わせることができる、さらなる実施の形態によれば、半径方向外向きに突出するカラー141と軸受ハウジング130との間に間隙132が設けられており、間隙132は、図2に例示されているように、油が油供給部150から取り出されるように構成されている。通常、間隙132は、所定の半径方向幅を有して全周にわたって延びる油供給間隙として構成されている。
図2に示されているように、ラジアル軸受アッセンブリ110は、カウンタピース160をさらに有しており、カウンタピース160は、ラジアル軸受ブッシュ140の軸方向の端面144に対して距離Dを置いてシャフト上に相対回動不能に配置されているので、カウンタピース160、たとえばスラストリングとラジアル軸受ブッシュ140の軸方向の端面144との間に、間隙145が形成される。好ましくは、カウンタピース160とラジアル軸受ブッシュ140との間の間隙145は、すでにラジアル軸受ブッシュがわずかに軸方向(つまり、軸支されたシャフト120の回転軸線121に対して平行)に移動すると、カウンタピース160とラジアル軸受ブッシュ140、特にラジアル軸受ブッシュ140の端面144との間に潤滑膜が形成されるように、十分に小さく選択される。
通常、距離Dは、間隙145が1mm以下(Bs≦1mm)の間隙幅Bsを有するように選択されている。たとえば、間隙幅Bsは、Bs=0.55mmまたはそれ未満(Bs≦0.55mm)、特にBs=0.3mmまたはそれ未満(Bs≦0.3mm)、特にBs=0.1mmまたはそれ未満(Bs≦0.1mm)、たとえばBs≦0.05mmであってよい。
図5は、本明細書に記載の実施の形態による例示的なラジアル軸受アッセンブリにおいて軸方向に作用する力が示された線図である。詳細には、図5は、ラジアル軸受ブッシュの様々な構成におけるカウンタピースとラジアル軸受ブッシュの端面との間の間隙を関数として、ラジアル軸受ブッシュの端面にかかる軸方向力およびラジアル軸受ブッシュの背面に(特にGLBの鍔部の背面に)かかる軸方向力を示している。計算は、油温Toel=65℃および回転数142rps(毎秒回転数)で行った。
図5から明らかなように、本発明によるラジアル軸受ブッシュ140の設計を用いると、油供給圧力によって作用する力F、つまりGLBの鍔部(半径方向外向きに突出するカラー)の背面に作用する力を低減させることができる。
100 ターボチャージャ
101 コンプレッサ側
102 タービン側
110 ラジアル軸受アッセンブリ
120 シャフト
121 シャフトの回転軸線
130 軸受ハウジング
131 軸方向ストッパ
132 間隙
140 ラジアル軸受ブッシュ
141 ラジアル軸受ブッシュのカラー
142 切欠き
143 突起
144 端面
145 間隙
150 油供給部

Claims (10)

  1. 軸受ハウジング(130)内にシャフト(120)を軸支するための、排気ターボチャージャ(100)のラジアル軸受アッセンブリ(110)であって、
    前記ラジアル軸受アッセンブリ(110)は、前記シャフト(120)と前記軸受ハウジング(130)との間に配置されたラジアル軸受ブッシュ(140)を備え、
    前記ラジアル軸受ブッシュ(140)は、半径方向外向きに突出するカラー(141)を有し、該カラー(141)は、軸方向で、前記軸受ハウジング(130)における軸方向ストッパ(131)と相互作用し、
    前記カラー(141)の幾何学形状は、切欠き(142)により中断されていて、これにより油供給圧力によって作用する、前記カラー(141)にかかる力が最小化され、
    前記ラジアル軸受ブッシュ(140)は、該ラジアル軸受ブッシュ(140)の端面(144)と前記シャフト(120)上に配置されたカウンタピース(160)との間に潤滑膜が形成可能であるように構成されている、
    ラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  2. 前記カラー(141)の幾何学形状は、4つの突起(143)が形成されて該突起(143)の間を油が流出することができるように、前記切欠き(142)によって中断されている、請求項1記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  3. 4つの前記突起(143)は、前記シャフト(120)の回転軸線(121)に対して略回転対称に配置されている、請求項2記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  4. 前記ラジアル軸受ブッシュは、前記カラー(141)と一体的に、単一の構成部材として構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  5. 半径方向外向きに突出する前記カラー(141)と前記軸受ハウジング(130)との間に間隙(132)が設けられており、該間隙(132)は、油が油供給部(150)から取り出されるように構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  6. 前記ラジアル軸受アッセンブリは、カウンタピース(160)、特にスラストリング(160)をさらに有し、該カウンタピース(160)は、前記ラジアル軸受ブッシュ(140)の軸方向の端面(144)に対して所定の距離Dを置いて前記シャフト上に相対回動不能に配置されていて、これにより前記カウンタピース(160)と前記ラジアル軸受ブッシュ(140)の前記軸方向の端面(144)との間に間隙(145)が形成される、請求項1から5までのいずれか1項記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  7. 前記距離Dは、前記間隙(145)がBs≦1mmの間隙幅Bsを有するように選択されている、請求項6記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  8. 前記間隙幅Bsは、Bs≦0.55mmである、特にBs≦0.3mmである、特にBs≦0.1mmである、請求項6記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)。
  9. 軸受ハウジング(130)内にシャフト(120)を軸支するための、請求項1から8までのいずれか1項記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)を備える排気ターボチャージャ。
  10. シャフト(120)上に相対回動不能に配置されたカウンタピース(160)とラジアル軸受ブッシュ(140)の端面(144)との間に潤滑膜を形成し、該潤滑膜によって、前記ラジアル軸受ブッシュ(140)を、軸受ハウジング(130)に配置された軸方向ストッパ(131)の方向へ軸方向に押圧するような、請求項1から8までのいずれか1項記載のラジアル軸受アッセンブリ(110)のターボチャージャへの使用。
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