JP2020203394A - 断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 - Google Patents

断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 Download PDF

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有紀 大橋
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Abstract

【課題】充分な赤外線反射性能を確保するとともに、製造時に発泡樹脂層が発した水分を外部に抜けやすくした断熱パネルの提供。【解決手段】断熱パネル1は、発泡樹脂層10と、アルミニウム粒子及びバインダ樹脂を含有し、発泡樹脂層10の第1の面11に設けられた第1層20と、発泡樹脂層10の第2の面12に設けられた第2層30と、を備え、第1層20のJISL1096:2010の規定に基づいたフラジール形法による通気性は、0.3cm3/cm2・sec以上15cm3/cm2・sec以下であり、第2層30の通気性は、0.5cm3/cm2・sec以上20cm3/cm2・sec以下であり、第1層10の赤外線反射率は、40%以上である断熱パネル。【選択図】図1

Description

本発明は、断熱パネル及び断熱パネルの製造方法に関する。
従来、フェノール系発泡樹脂層等の発泡樹脂層上に、赤外線反射性能が高い層(第1層)を設けて遮熱性能を高めた断熱パネルが知られている。
例えば、特許文献1の断熱パネルでは、非結晶性シリカ微粒子を含む遮熱塗料で断熱層を形成している。特許文献2の断熱パネルでは、フェノール樹脂発泡体の発泡樹脂層上に金属箔を設けている。そして、特許文献3の断熱パネルでは、透湿防止性積層体上に、アルミニウム粉末及びポリアミド樹脂を含有する遮熱層を設けている。
特許第5166964号公報 特開平04−002097号公報 特開2019−035218号公報
しかしながら、発泡樹脂層の種類によっては、発泡時に水分を発するものがある。この場合、断熱パネルの製造時に、発泡樹脂層が発した水分が外部に抜けやすいことが望まれる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、充分な赤外線反射性能を確保するとともに、製造時に発泡樹脂層が発した水分を外部に抜けやすくした断熱パネル、及びこの断熱パネルの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の断熱パネルは、発泡樹脂層と、アルミニウム粒子及びバインダ樹脂を含有し、前記発泡樹脂層の第1の面に設けられた第1層と、前記発泡樹脂層の第2の面に設けられた第2層と、を備え、前記第1層のJIS L 1096:2010の規定に基づいたフラジール形法による通気性は、0.3cm/cm・sec以上15cm/cm・sec以下であり、前記第2層の前記通気性は、0.5cm/cm・sec以上20cm/cm・sec以下であり、前記第1層の赤外線反射率は、40%以上であることを特徴としている。
また、本発明の断熱パネルの製造方法は、第2層上に発泡樹脂層用混合液を供給し、前記発泡樹脂層用混合液上に、アルミニウム粒子及びバインダ樹脂を含有する第1層を配置し、前記発泡樹脂層用混合液を発泡させて発泡樹脂層としつつ、前記第2層及び前記第1層に前記発泡樹脂層を一体化させて断熱パネルを製造する断熱パネルの製造方法であって、前記第1層のJIS L 1096:2010の規定に基づいたフラジール形法による通気性は、0.3cm/cm・sec以上15cm/cm・sec以下であり、前記第2層の前記通気性は、0.5cm/cm・sec以上20cm/cm・sec以下であり、前記第1層の赤外線反射率は、40%以上であることを特徴としている。
これらの発明によれば、第1層の通気性は0.3cm/cm・sec以上15cm/cm・sec以下であり、第2層の通気性は0.5cm/cm・sec以上20cm/cm・sec以下であり、第1層の赤外線反射率は40%以上である。このため、赤外線反射率が40%以上である第1層により充分な赤外線反射性能を確保するとともに、断熱パネルの製造時に発泡樹脂層が発した水分を、通気性が高い第1層及び第2層をそれぞれ通して外部に抜けやすくすることができる。
また、上記の断熱パネルにおいて、前記発泡樹脂層は、フェノール系発泡樹脂層であってもよい。
また、上記の断熱パネルにおいて、前記第1層の目付量は、53g/m以上230g/m以下あってもよい。
本発明の断熱パネル及び断熱パネルの製造方法によれば、充分な赤外線反射性能を確保するとともに、製造時に発泡樹脂層が発した水分を外部に抜けやすくすることができる。
本発明の一実施形態の断熱パネルの縦断面図である。 本発明の一実施形態の断熱パネルの製造方法に好ましく用いられる断熱パネルの製造装置の概要を示す図である。 同断熱パネルが建築物に用いられる状態の一例を示す斜視図である。
以下、本発明に係る断熱パネルの一実施形態を、図1から図3を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の断熱パネル1は、発泡樹脂層(フェノール系発泡樹脂層)10と、発泡樹脂層10の第1の面11に設けられた第1層20と、発泡樹脂層10の第2の面12に設けられた第2層30と、を備えている。
発泡樹脂層10は、熱硬化性樹脂であるフェノール樹脂(フェノールフォーム)で板状に形成されている。
なお、発泡樹脂層10を形成する熱硬化性樹脂は、特に限定されない。例えば、熱硬化性樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリイソシアネート樹脂、及びポリイソシアヌレート樹脂等が挙げられる。発泡樹脂層10がこれらの熱硬化性樹脂で形成されていれば、断熱パネル1の難燃性をより高められる。
フェノール樹脂としては、レゾール型のものが好ましい。
レゾール型フェノール樹脂は、フェノール化合物とアルデヒドとをアルカリ触媒の存在下で反応させて得られるフェノール樹脂である。なお、フェノール化合物及びアルデヒドを含んで、フェノール樹脂初期縮合物が構成される。
フェノール化合物としては、フェノール、クレゾール、キシレノール、パラアルキルフェノール、パラフェニルフェノール、レゾルシノール及びこれらの変性物等が挙げられる。アルデヒドとしては、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、フルフラール、アセトアルデヒド等が挙げられる。アルカリ触媒としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、脂肪族アミン(トリメチルアミン、トリエチルアミン等)等が挙げられる。ただしフェノール化合物、アルデヒド、アルカリ触媒はそれぞれ上記のものに限定されるものではない。フェノール樹脂は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合されて用いられてもよい。
フェノール化合物とアルデヒドとの使用割合は特に限定されない。好ましくは、フェノール化合物/アルデヒドで表されるモル比で、1/3以上1以下が好ましく、より好ましくは1/2.5以上1/1.3以下である。
フェノール樹脂を発泡させるための発泡剤は、特に限定されず、例えば、炭化水素;塩素化脂肪族炭化水素;ハロゲン化飽和炭化水素、ハロゲン化不飽和炭化水素等のハロゲン化炭化水素;窒素、アルゴン、炭酸ガス、空気等の低沸点ガス;炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アゾジカルボン酸アミド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボン酸バリウム、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、p,p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、トリヒドラジノトリアジン等の化学発泡剤;多孔質固体材料等が挙げられる。中でも、発泡樹脂層10の難燃性をより高める観点から、発泡剤としては、ハロゲン化炭化水素が好ましく、ハロゲン化不飽和炭化水素がより好ましい。
なお、フェノール樹脂中には、フェノール樹脂を硬化させる硬化剤、均一な気泡を形成する界面活性剤が含有されていることが好ましい。
炭化水素としては、発泡剤として公知のものを用いることができ、沸点が−20℃以上100℃以下のものが好適に用いられる。
炭化水素としては、炭素数が4以上6以下の環状分子構造又は炭素数4以上6以下の鎖状分子構造を有するものが好ましく、例えば、イソブタン、ノルマルブタン、シクロブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、シクロペンタン、ネオペンタン等が挙げられる。
これらの炭化水素は、1種単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。これらの炭化水素は、低温域(例えば、−80℃程度の冷凍庫用断熱材)から高温域(例えば200℃程度の加熱体用断熱材)までの広い温度範囲で優れた断熱性能を確保でき、比較的安価であり経済的にも有利である。
また、炭化水素として、塩素化脂肪族炭化水素等の塩素化炭化水素を使用することもできる。塩素化脂肪族炭化水素としては、炭素数が2〜5の直鎖状または分岐状のものが用いられる。結合している塩素原子の数は限定されるものではないが、1〜4が好ましく、例えばジクロロエタン、プロピルクロリド、イソプロピルクロリド、ブチルクロリド、イソブチルクロリド、ペンチルクロリド、イソペンチルクロリド等が挙げられる。これらのうち、クロロプロパンであるプロピルクロリド、イソプロピルクロリドがより好ましく用いられる。これら塩素化脂肪族炭化水素は単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
更に、炭化水素として、ハロゲン化不飽和炭化水素を使用することもできる。ハロゲン化不飽和炭化水素としては、フッ素化不飽和炭化水素(ただし、フッ素原子以外のハロゲン原子を含まない。)、塩素化フッ素化不飽和炭化水素、臭素化フッ素化不飽和炭化水素、ヨウ素化フッ素化不飽和炭化水素等が挙げられる。これらの含フッ素ハロゲン化不飽和炭化水素は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせてもよい。
ハロゲン化不飽和炭化水素は、水素原子の全てがハロゲン原子で置換された不飽和炭化水素でもよいし、水素原子の一部がハロゲン原子で置換された不飽和炭化水素でもよい。
前記フッ素化不飽和炭化水素としては、分子内に炭素−炭素二重結合とフッ素原子と水素原子とを有するヒドロフルオロオレフィン(以下、「HFO」ともいう。)が挙げられる。HFOとしては、例えば、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234yf)、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze)(E及びZ異性体)、1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテン(HFO−1336mzz)(E及びZ異性体)(SynQuest Laboratories社製、製品番号:1300−3−Z6)等が挙げられる。
前記塩素化フッ素化不飽和炭化水素としては、分子内に炭素−炭素二重結合とフッ素原子と塩素原子と水素原子を有するヒドロクロロフルオロオレフィン(以下、「HCFO」ともいう。)、分子内に炭素−炭素二重結合とフッ素原子と塩素原子とを有し、水素原子を有しないクロロフルオロオレフィン等が挙げられる。HCFOとしては、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd)(E及びZ異性体)、1−クロロ−2,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233yd)(E及びZ異性体)、1−クロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zb)(E及びZ異性体)、2−クロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xe)(E及びZ異性体)、2−クロロ−2,2,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xc)、2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)、3−クロロ−1,2,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233ye)(E及びZ異性体)、3−クロロ−1,1,2−トリフルオロプロペン(HCFO−1233yc)、3,3−ジクロロ−3−フルオロプロペン、1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1223xd)(E及びZ異性体)、及び2−クロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテン(E及びZ異性体)等が挙げられる。クロロフルオロオレフィンとしては、1,2−ジクロロ−1,2−ジフルオロエテン(E及びZ異性体)、及び2−クロロ−1,1,1,3,4,4,4−ヘプタフルオロ−2−ブテン(E及びZ異体)等が挙げられる。
発泡樹脂層10の厚さは、断熱パネル1に求める断熱性を勘案して決定される。発泡樹脂層10の厚さは、例えば、5mm以上200mm以下が好ましく、10mm以上100mm以下がより好ましい。上記下限値以上であれば、断熱性をより高められる。発泡樹脂層10の厚さが上記上限値以下であれば、断熱パネル1の厚さが厚くなりすぎず、取り扱いが容易である。
発泡樹脂層10の密度は、15kg/m以上が好ましく、20kg/m以上50kg/m以下がより好ましい。密度が上記下限値以上であれば強度をより高められ、上記上限値以下であれば、断熱パネル1の断熱性をより高められる。
発泡樹脂層10の密度は、JIS A 9511:2009の規定に基づいて測定される値である。
発泡樹脂層10の熱伝導率は、0.022W/m・K以下が好ましく、0.020W/m・K以下がより好ましく、0.019W/m・K以下がさらに好ましく、0.018W/m・K以下が特に好ましい。熱伝導率が上記上限値以下であれば、断熱パネル1の断熱性のさらなる向上を図れる。
発泡樹脂層10の熱伝導率は、平均気泡径、発泡剤の種類又は組成、界面活性剤の種類等の組み合わせにより調節される。例えば、平均気泡径が小さいほど、発泡樹脂層10の熱伝導率が低い傾向となる。界面活性剤がシリコーン系界面活性剤、特に末端が−OHであるポリエーテル鎖を有するものである場合、他の界面活性剤を用いる場合に比べて、熱伝導率が低い傾向がある。
熱伝導率は、23℃における値であり、JIS A 1412−2の規定に基づいて測定される値である。
例えば、第1層20は表側面材であり、第1ガラス繊維混抄紙21と、遮熱樹脂印刷層22と、ロゴタイプ印刷層23と、を備えている。第1ガラス繊維混抄紙21、遮熱樹脂印刷層22、及びロゴタイプ印刷層23は、発泡樹脂層10の第1の面11から、第1ガラス繊維混抄紙21、遮熱樹脂印刷層22、及びロゴタイプ印刷層23の順で積層されている。
例えば、第1ガラス繊維混抄紙21はパルプ繊維とガラス繊維とを混抄して形成される。第1ガラス繊維混抄紙21の目付量は、50g/m以上200g/m以下である。第1ガラス繊維混抄紙21の目付量は、70g/m以上150g/m以下であることが好ましい。
遮熱樹脂印刷層22は、アルミニウム粒子及びバインダ樹脂を含有する。
アルミニウム粒子を形成する材料は、特に限定されない。アルミニウム粒子は、アルミナ(酸化アルミニウム、Al)、アルミニウム、アルミニウム合金等で形成することができる。アルミニウム粒子の粒径は、例えば、レーザ解析・散乱法により測定した体積平均粒子径(体積平均径)である。アルミニウム粒子の粒径は、1μm(マイクロメートル)以上40μm以下である。アルミニウム粒子の粒径は2μm以上20μm以下であることが好ましく、10μmであることがより好ましい。
アルミニウム粒子は、遮熱樹脂印刷層22の遮蔽性を高くできることから、鱗片状であることが好ましい。遮熱樹脂印刷層22中にアルミニウム粒子を均一に分散させるためには、アルミニウム粒子はリーフイングタイプであることが好ましい。遮熱樹脂印刷層22の遮蔽性を高くするためには、アルミニウム粒子はノンリーフイングタイプであることが好ましい。
アルミニウム粒子は、遮熱樹脂印刷層22の遮蔽性を高くできることから、アルミニウムの純度が90質量%以上であることが好ましい。アルミニウム粒子の純度は、95質量%以上であることがより好ましく、99質量%以上であることがさらに好ましい。
バインダ樹脂は、アクリル樹脂であることが好ましい。しかし、バインダ樹脂はアクリル樹脂に限定されず、ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等でもよい。
遮熱樹脂印刷層22において、アルミニウム粒子は質量比で3%以上20%以下、バインダ樹脂は質量比で80%以上97%以下含有されていることが好ましい。遮熱樹脂印刷層22において、アルミニウム粒子は質量比で5%以上15%以下、バインダ樹脂は質量比で85%以上95%以下含有されていることがより好ましい。
遮熱樹脂印刷層22は、第1ガラス繊維混抄紙21における発泡樹脂層10とは反対側の外面をアクリル樹脂で隙間無く塗り潰す(ベタ塗りする)ことにより形成されている。遮熱樹脂印刷層22の塗工量は、3g/m以上30g/m以下であることが好ましい。遮熱樹脂印刷層22の塗工量は、5g/m以上20g/m以下であることがより好ましい。
遮熱樹脂印刷層22は、断熱パネル1における第1層20側の外部から発泡樹脂層10が透けて見えるのを抑制するとともに、断熱パネル1に耐候性を付与する。
ロゴタイプ印刷層23は、遮熱樹脂印刷層22における第1ガラス繊維混抄紙21とは反対側の外面に印刷が施されることで形成されている。ロゴタイプ印刷層23を形成するための印刷方法は、特に限定されない。ロゴタイプ印刷層23には、断熱パネル1の商品名や、断熱パネル1を販売する企業名等が表示されている。
第1層20のJIS L 1096:2010の規定に基づいたフラジール形法による通気性(A法。以下、単に通気性と言う)は、0.3cm/cm・sec以上15cm/cm・sec以下である。通気性は、JIS L 1096:2010の規定に基づいて、フラジール形試験機を用いて通過する空気量を測定して得られる。第1層20の通気性は、0.5cm/cm・sec以上8cm/cm・sec以下であることが好ましい。
第1層20の赤外線反射率(熱線反射率)は、40%以上である。第1層20の赤外線反射率は、遮熱樹脂印刷層22中のアルミニウム粒子の質量比を調節することで、所望の値に調節される。ただし、アルミニウム粒子の質量比が大きくなるに従い、赤外線反射率が高くなる一方で、一般的に第1層20の通気性が低くなる。アルミニウム粒子の質量比が大きくなるに従い、第1ガラス繊維混抄紙21から遮熱樹脂印刷層22が剥がれやすくなる場合がある。
第1層20の赤外線反射率は、45%以上70%以下であることが好ましい。赤外線反射率は、変換赤外分光光度計(FTIR08700、株式会社島津製作所製)及び積分球(Labsphere社製)を用いて、2.5μm〜15μmの波長範囲における分光反射率を測定し、その平均値から求めた。
第1層20の目付量は、53g/m以上230g/m以下であることが好ましい。第1層20の目付量は、75g/m以上170g/m以下であることがより好ましい。
第2層30は、発泡樹脂層10における第1の面11とは反対の第2の面12に設けられている。例えば、第2層30は裏側面材であり、第2ガラス繊維混抄紙31と、樹脂印刷層32と、を備えている。第2ガラス繊維混抄紙31、樹脂印刷層32は、発泡樹脂層10の第2の面12から、第2ガラス繊維混抄紙31、樹脂印刷層32の順で積層されている。
第2ガラス繊維混抄紙31は、第1ガラス繊維混抄紙21と同様に形成されている。
樹脂印刷層32は、第2ガラス繊維混抄紙31における発泡樹脂層10とは反対側の外面をアクリル樹脂で隙間無く塗り潰すことにより形成されている。
樹脂印刷層32は、断熱パネル1における第2層30側の外部から発泡樹脂層10が透けて見えるのを抑制するとともに、断熱パネル1に耐候性を付与する。
第2層30の通気性は、0.5cm/cm・sec以上20cm/cm・sec以下である。第2層30の通気性は、1.0cm/cm・sec以上10cm/cm・sec以下であることが好ましい。第1層20の通気性に対する第2層30の通気性の比率(以下、通気性比率と言う)は、2.0以下であることが好ましい。通気性比率がこの範囲であると、第2層30だけでなく第1層20を通して、発泡樹脂層10が発した水分を効率的に外部に抜くことができる。
通気性比率は、1.0以上2.0以下であることがより好ましい。
第2層30の目付量は、30g/m以上300g/m以下であることが好ましい。第2層30の目付量は、70g/m以上150g/m以下であることが好ましい。
本実施形態の断熱パネルの製造方法(以下、単に製造方法と言う)では、例えば図2に示す断熱パネルの製造装置101(以下、単に製造装置101と言う)が好ましく用いられる。
製造装置101は、搬送部103と、第2ロール104と、混合・塗布部105と、第1ロール106と、硬化炉107と、を備えている。
搬送部103は、複数の搬送ローラ103aを備えている。例えば、複数の搬送ローラ103aは、水平面に沿って並べて配置されている。複数の搬送ローラ103aは、第2層30を搬送する搬送方向に沿って並べて配置されている。
第2ロール104には、第2層30が巻かれている。第2層30は、第2ロール104から、複数の搬送ローラ103aのうちの最も搬送方向の上流側の搬送ローラ103a上に巻き出される。このとき、第2層30は、第2ガラス繊維混抄紙31が樹脂印刷層32よりも上方に位置するように巻き出される。
混合・塗布部105は、例えば、フェノール樹脂初期縮合物10A1、発泡剤10A2、及び硬化剤10A3を混合した発泡樹脂層用混合液10Aを第2層30上に供給する。発泡樹脂層用混合液10Aは、発泡樹脂層10が発泡及び硬化する前の、液状のものである。
第1ロール106には、第1層20が巻かれている。第1層20は、第2層30上に供給された発泡樹脂層用混合液10A上に巻き出される。このとき、第1層20は、第1ガラス繊維混抄紙21がロゴタイプ印刷層23よりも下方に位置するように巻き出される。
硬化炉107は、発泡樹脂層用混合液10Aを上下に挟む第2層30及び第1層20を囲うように配置されている。例えば硬化炉107は、発泡樹脂層用混合液10A、第2層30、及び第1層20を上下方向に加圧した状態で加熱し、硬化させる。硬化した発泡樹脂層用混合液10Aは、発泡樹脂層10となる。
本実施形態の製造方法では、混合液供給工程S1と、第1層配置工程S2と、発泡工程S3と、を行う。
混合液供給工程S1では、第2ロール104から巻き出された第2層30上に、混合・塗布部105により発泡樹脂層用混合液10Aを供給する。混合液供給工程S1が終了すると、第1層配置工程S2に移行する。
第1層配置工程S2では、発泡樹脂層用混合液10A上に、第1ロール106から巻き出された第1層20を配置する。第1層配置工程S2が終了すると、発泡工程S3に移行する。
発泡工程S3では、発泡樹脂層用混合液10Aを発泡させて発泡樹脂層10とし、第2層30及び第1層20に発泡樹脂層10を一体化(接続)する。発泡時に発泡樹脂層10が発した水分は、第2層30、第1層20、及び発泡樹脂層10の側面から発泡樹脂層10の外部に抜ける。互いに一体化した発泡樹脂層10、第2層30、及び第1層20を、搬送方向の所定の長さごとに切断すると、断熱パネル1が製造される。
以上のように構成及び製造される断熱パネル1は、例えば図3に示すように建築物121の屋根122に用いられる。屋根122には、互いに間隔を空けて一対の垂木123が配置されている。
例えば、一対の垂木123の間には、防水シート126等が掛け渡してある。防水シート126の端部は、一対の垂木123にそれぞれ固定されている。断熱パネル1は、防水シート126上に乗せられた状態で、一対の垂木123の間に配置されている。この際に、断熱パネル1は、第2層30よりも第1層20が上方に位置するように配置されている。断熱パネル1をこのように配置することで、主に断熱パネル1の上方から断熱パネル1を通して建築物121内に侵入しようとする赤外線を、断熱パネル1の第2層30で効率的に反射することができる。
以上説明したように、本実施形態の断熱パネル1及び製造方法によれば、第1層20の通気性は0.3cm/cm・sec以上15cm/cm・sec以下であり、第2層30の通気性は0.5cm/cm・sec以上20cm/cm・sec以下であり、第1層20の赤外線反射率は40%以上である。このため、赤外線反射率が40%以上である第1層20により充分な赤外線反射性能を確保するとともに、断熱パネル1の製造時に発泡樹脂層10が発した水分を、通気性が高い第1層20及び第2層30をそれぞれ通して外部に抜けやすくすることができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、前記実施形態では、第2層を第1層と同様に構成してもよい。すなわち、第2層が、アルミニウム粒子及びバインダ樹脂を含有する遮熱樹脂印刷層を備えてもよい。
(実施例)
以下では、本発明の実施例及び比較例を具体的に示してより詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
表1に示す条件で、前述の製造方法により、実施例及び比較例のサンプルを作製した。なお、以下の実施例及び比較例では、アルミニウム粒子の粒径は10μmとし、第1層のバインダ樹脂はアクリル樹脂であるとした。
Figure 2020203394
(実施例1)
第1ガラス繊維混抄紙の目付量は、70g/mとした。遮熱樹脂印刷層の塗工量は、5g/mとした。遮熱樹脂印刷層において、アルミニウム粒子は質量比で7%含有され、バインダ樹脂は質量比で93%含有されているとした。第1層の通気性は、8.0cm/cm・secであった。第1層の目付量は、75g/mあった。第1層の赤外線反射率は、48%であった。
第2層の通気性は、8.9cm/cm・secであった。第2層の目付量は、70g/mあった。通気性比率は、1.1であった。
(実施例2)
第1ガラス繊維混抄紙の目付量は、150g/mとした。遮熱樹脂印刷層の塗工量は、20g/mとした。遮熱樹脂印刷層において、アルミニウム粒子は質量比で15%含有され、バインダ樹脂は質量比で85%含有されているとした。第1層の通気性は、0.5cm/cm・secであった。第1層の目付量は、170g/mあった。第1層の赤外線反射率は、65%であった。
第2層の通気性は、1.0cm/cm・secであった。第2層の目付量は、150g/mあった。通気性比率は、2.0であった。
(実施例3)
第1ガラス繊維混抄紙の目付量は、70g/mとした。遮熱樹脂印刷層の塗工量は、5g/mとした。遮熱樹脂印刷層において、アルミニウム粒子は質量比で5%含有され、バインダ樹脂は質量比で95%含有されているとした。第1層の通気性は、8.4cm/cm・secであった。第1層の目付量は、75g/mあった。第1層の赤外線反射率は、44%であった。
第2層の通気性は、8.9cm/cm・secであった。第2層の目付量は、70g/mあった。通気性比率は、1.1であった。
実施例1から実施例3の断熱パネルでは、充分な赤外線反射性能が確保できた。
(比較例1)
第1ガラス繊維混抄紙の目付量は、70g/mとした。遮熱樹脂印刷層の塗工量は、5g/mとした。遮熱樹脂印刷層において、アルミニウム粒子は質量比で2%含有され、バインダ樹脂は質量比で98%含有されているとした。第1層の通気性は、8.7cm/cm・secであった。第1層の目付量は、75g/mあった。第1層の赤外線反射率は、37%であった。
第2層の通気性は、8.9cm/cm・secであった。第2層の目付量は、70g/mあった。通気性比率は、1.0であった。
(比較例2)
第1ガラス繊維混抄紙の目付量は、70g/mとした。遮熱樹脂印刷層の塗工量は、2g/mとした。遮熱樹脂印刷層において、アルミニウム粒子は質量比で7%含有され、バインダ樹脂は質量比で93%含有されているとした。第1層の通気性は、8.7cm/cm・secであった。第1層の目付量は、72g/mあった。第1層の赤外線反射率は、38%であった。
第2層の通気性は、8.9cm/cm・secであった。第2層の目付量は、70g/mあった。通気性比率は、1.0であった。
比較例1及び比較例2の断熱パネルでは、充分な赤外線反射性能が確保できなかった。
(比較例3)
第1ガラス繊維混抄紙の目付量は、70g/mとした。遮熱樹脂印刷層の塗工量は、35g/mとした。遮熱樹脂印刷層において、アルミニウム粒子は質量比で5%含有され、バインダ樹脂は質量比で95%含有されているとした。第1層の通気性は、20.0cm/cm・secであった。第1層の目付量は、105g/mあった。第1層の赤外線反射率は、47%であった。
第2層の通気性は、8.9cm/cm・secであった。第2層の目付量は、70g/mあった。通気性比率は、0.4であった。
比較例3の断熱パネルでは、第1層の通気性が15.0cm/cm・secよりも高く、発泡樹脂層が発した水分が第1層を通して外部に抜け易いため、製造後の発泡樹脂層の収縮が大きかった。
(比較例4)
第1ガラス繊維混抄紙の目付量は、70g/mとした。遮熱樹脂印刷層の塗工量は、5g/mとした。遮熱樹脂印刷層において、アルミニウム粒子は質量比で25%含有され、バインダ樹脂は質量比で75%含有されているとした。製造した断熱パネルにおいて、発泡樹脂層からアルミニウム粒子が剥がれてしまい、第1層の通気性及び第1層の赤外線反射率は測定できなかった。第1層の目付量は、75g/mあった。
第2層の通気性は、8.9cm/cm・secであった。第2層の目付量は、70g/mあった。
比較例4の断熱パネルでは、遮熱樹脂印刷層においてアルミニウム粒子は質量比で25%含有されていることもあり、アルミニウム粒子が剥がれてしまった。このため、充分な赤外線反射性能を確保できていないと考えられる。
1 断熱パネル
10 発泡樹脂層
10A 発泡樹脂層用混合液
11 第1の面
12 第2の面
20 第1層
30 第2層

Claims (4)

  1. 発泡樹脂層と、
    アルミニウム粒子及びバインダ樹脂を含有し、前記発泡樹脂層の第1の面に設けられた第1層と、
    前記発泡樹脂層の第2の面に設けられた第2層と、
    を備え、
    前記第1層のJIS L 1096:2010の規定に基づいたフラジール形法による通気性は、0.3cm/cm・sec以上15cm/cm・sec以下であり、
    前記第2層の前記通気性は、0.5cm/cm・sec以上20cm/cm・sec以下であり、
    前記第1層の赤外線反射率は、40%以上である断熱パネル。
  2. 前記発泡樹脂層は、フェノール系発泡樹脂層である請求項1に記載の断熱パネル。
  3. 前記第1層の目付量は、53g/m以上230g/m以下である請求項1又は2に記載の断熱パネル。
  4. 第2層上に発泡樹脂層用混合液を供給し、
    前記発泡樹脂層用混合液上に、アルミニウム粒子及びバインダ樹脂を含有する第1層を配置し、
    前記発泡樹脂層用混合液を発泡させて発泡樹脂層としつつ、前記第2層及び前記第1層に前記発泡樹脂層を一体化させて断熱パネルを製造する断熱パネルの製造方法であって、
    前記第1層のJIS L 1096:2010の規定に基づいたフラジール形法による通気性は、0.3cm/cm・sec以上15cm/cm・sec以下であり、
    前記第2層の前記通気性は、0.5cm/cm・sec以上20cm/cm・sec以下であり、
    前記第1層の赤外線反射率は、40%以上である断熱パネルの製造方法。
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