JP2020202143A - 加熱調理器 - Google Patents

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Mitsuteru Kawamura
光輝 川村
山田 清司
Seiji Yamada
清司 山田
真人 関
Masato Seki
真人 関
健太 池崎
Kenta Ikezaki
健太 池崎
北嶋 正
Tadashi Kitajima
正 北嶋
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【課題】使用者が簡便にグリルで調理する調理メニューを選択可能な加熱調理器を提供する。【解決手段】本体の上方に載置する被加熱物を加熱する第1加熱部と、加熱部の下方に設けられる調理庫と、調理庫内に載置する被加熱物を加熱する第2加熱部と、調理庫の操作を行う操作部と、操作部で選択された情報を表示する表示部と、を備えた加熱調理器において、表示部は、調理庫で調理できる複数の調理メニューを表示し、操作部は、表示部に表示されている複数の調理メニューの中から調理メニューを双方向に選択可能な操作ボタンと、操作ボタンで選択された調理メニューに機能を付加する複数の付加ボタンと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来、複数種類の調理が可能なグリルを備える加熱調理器では、加熱調理器の天板に設けられる表示部とは異なるグリル用の表示部を用いて、オーブン(グリル)で調理可能な調理メニューを表示していた。また、加熱調理器の天板に設けられる操作部とは異なるグリル用の操作部を用いて、グリル用の表示部に表示されている調理メニューの中からグリルで調理を行う調理メニューの選択を行っていた。特許文献1には、誘導加熱調理器上面に設けられている操作表示を行うものとは異なる位置に、操作表示を行う第1操作表示部が設けられている、誘導加熱調理器が記載されている。その第1操作表示部には、グリルの6種類の自動調理メニュー、グリルの庫内が一定温度になるように温度調節を行うときの温度設定する機能、およびグリルの庫内の汚れを落とすためのお手入れ機能が表示されている。そして、第1操作表示部のグリルメニュー選択スイッチを押すことで前述のメニューを選択するものである。
特開2009−2586号公報
特許文献1に記載されている加熱調理器では、グリルメニュー選択スイッチを押すごとに、選択状態のメニューが一方向にローテートする。しかしながら、近年は時短や小手間など調理ニーズの多様化からグリルで調理できる調理メニューもより多くの搭載が望まれている。また、調理メニューを多く搭載した場合、希望する調理メニューを選択する際、従来の一方向での選択方式では、希望の調理メニューを通りすぎた場合、調理メニューを戻すことができず、また、選択順序が後方の調理メニューを選択するにはよりたくさんの操作が必要になる。
本発明は、使用者が簡便にグリルで調理する調理メニューを選択可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本体の上方に載置する被加熱物を加熱する第1加熱部と、加熱部の下方に設けられる調理庫と、調理庫内に載置する被加熱物を加熱する第2加熱部と、調理庫の操作を行う操作部と、操作部で選択された情報を表示する表示部と、を備えた加熱調理器において、表示部は、調理庫で調理できる複数の調理メニューを表示し、操作部は、表示部に表示されている複数の調理メニューの中から調理メニューを双方向に選択可能な操作ボタンと、操作ボタンで選択された調理メニューに機能を付加する複数の付加ボタンと、を備えるものである。
本発明によれば、使用者が簡便にグリルで調理する調理メニューを選択可能な加熱調理器を提供できる。上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る、通信端末で操作可能な誘導加熱調理器の外観図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、前面操作部を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、トッププレートを示す図である。 本発明の一実施形態に係る、上面操作部および上面表示部の図である。 本発明の一実施形態に係る、上面表示部右に火力9が表示されている状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、上面表示部右に火力4が表示されている状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、上面表示部右に火力12が表示されている状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図の平面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図の平面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図の左側面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図の底面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図の背面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の内部機構省略のA−A断面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の内部機構省略のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器のC−C部分拡大図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器のグリルドアを開けた状態を示す参考図である。 本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の透光性および透明部を示す参考図である。
以下、図面等を用いて、本発明の実施例について説明する。以下の説明は本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明がこれらの説明に限定されるものではない。本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能であり、下記の実施例の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器100をシステムキッチンに組込んだ外観斜視図である。
本体101の上面には、結晶化ガラスや非結晶化ガラスのトッププレート102が載置されている。トッププレート102の周囲の端部は、トッププレート枠103で覆われている。
トッププレート102の上面には、鍋位置表示部104、105および106が設けられており、鍋等の被加熱物の載置場所を表示している。
本体101内であって鍋位置表示部104、105および106の下部には、加熱コイル201、202および203(図2参照)が設けられている。加熱手段としての加熱コイル201、202、203には、高周波電流を印加して高周波磁界を発生させ、トッププレート102に載置された鍋等の被加熱物を誘導加熱する。
グリル加熱手段107(調理庫)は、加熱コイル201、202、203の下方であって本体101の左側または右側(本実施例では左側)の前面部に設けられている。グリル加熱手段107は、矩形状の箱体で構成されており、グリル加熱手段107の内部に置かれた被加熱物を加熱するヒータ204等の加熱手段を有している。グリル加熱手段107の前面には、開閉可能なグリルドア118が設けられており、グリルドア118には窓部117およびハンドル119が設けられている。
トッププレート枠103の後枠部には開口した吸気部108が設けられており、インバータ回路205、206および207、ヒータ制御回路208、加熱コイル201、202および203等を冷却する空気を吸気する。
また、トッププレート枠103の後枠部には開口した排気部109が設けられており、インバータ回路205、206、207、ヒータ制御回路208や加熱コイル201、202、203等を冷却した空気やグリル加熱手段107からの排煙を排気する。そして、吸気部108及び排気部109は、トッププレート102上にこぼした液体が開口部から吸気部108や排気部109内に落下しても本体101内部のインバータ回路205等に浸入しない構成となっている。なお、吸気部108の位置に排気部109を設け、吸気部は本体101の前方や後方に設けても良い。
本体101の左側または右側(本実施例では右側)の本体101前面部には、開閉収納式の前面操作部110が設けられている。この前面操作部110は主にグリル加熱手段107を操作するものであり、グリル加熱手段107の隣に位置するように設けられている。
また、前面操作部110は、閉じているときに上部を本体101側に押すことによりロック装置(図示せず)が解除され、前面操作部110の上部がバネにより前面側にゆっくりと回動して飛び飛出し、逆に閉じるときは上部を本体101側に向かって押し込むことにより本体101に収納され、ロック装置により保持される構成となっている。なお、図1は前面操作部110が開いている状態を示す。
前面操作部110には入力手段となる前面操作キー110aが設けられ、グリル加熱手段107のヒータ204への電力の入切や、調理物の調理方法を複数の調理メニュー等から選択して入力するものである。前面操作キー110aで入力した入力情報は表示手段である前面表示部110bで使用者に判り易く表示される。
前面操作部110の上方には、誘導加熱調理器の本体101の主電源の入切を行う電源切/入スイッチ111と、後述する通信手段114が設けられている。
本体10の上面の手前側には、上面操作部112が設けられており、夫々の加熱コイル201、202、203の火力の設定や調理物の調理方法をメニュー等から入力する上面操作キー112aから構成されている。また、上面操作部112の後方には、上面操作キー112aで入力した入力情報を表示する表示手段である上面表示部113が設けられている。
本実施例の誘導加熱調理器の本体101は、無線ルータ130と無線通信を行う通信手段114を備えている。また、スマートフォン、タブレットといった通信端末120も同様に、無線ルータ130と無線通信を行う通信機能を備えている。それぞれ、無線ルータ130との間でWiFi(登録商標)等の無線LANによる無線通信を行う。無線ルータ130はインターネット等のネットワーク140に接続されている。誘導加熱調理器100および通信端末120は、無線ルータ130、ネットワーク140を介して、サーバ150にアクセス可能である。そして、誘導加熱調理器100と通信端末120は無線ルータ130を介して通信可能である。なお、誘導加熱調理器100と通信端末120との間の通信はこれに限られない。ブルートゥース(登録商標)等、数mから数十m程度の距離で無線通信を行う近距離無線通信規格を利用して、誘導加熱調理器100と通信端末120との間で通信してデータのやり取りをしても良い。
また、通信端末120は誘導加熱調理器100の調理に関係するアプリケーションソフトウェアをサーバ150からダウンロードし、インストールする。
また、通信端末120のアプリケーションソフトウェアにて選択された調理情報を無線ルータ130を介して通信手段114に送信することで、調理情報に沿って誘導加熱調理器を制御することができる。
図2は、本発明の一実施形態に係る誘導加熱調理器の制御ブロック図である。
図2に示すように、本体101には、商用電源210のラインにはフィルタ回路を搭載したフィルタ手段211が設けられ、インバータ回路(205,206,207)より生じる雑音ノイズを抑制し、雑音ノイズが商用電源210に漏洩することを防ぐ。
マイクロコンピュータで構成された制御手段212は、前面操作部110に設けた前面操作キー110a、上面操作部112に設けた上面操作キー112aなどの入力手段から入力した入力情報を受け、表示手段である前面表示部110b、上面表示部113に表示信号を出力する。また、制御手段212は、通信手段114や通信手段115を介して外部の機器から受信した情報に応じて、前面表示部110bや上面表示部113に表示信号を出力する。
また、制御手段212は、入力情報に従い、ヒータ制御回路208に制御信号を出力して加熱源であるヒータ204の通電を制御したり、インバータ回路205、206、207に制御信号を出力して加熱コイル201、202、203に供給する電力を制御したりする。
さらに、制御手段212には、無線ルータ130と通信を行う通信手段114と、通信端末120と通信を行う通信手段115と、機器の使い方や調理の終了等を音楽や音声で使用者に知らせる報知部213が接続されている。
入力手段と表示手段を持ち合わせた通信端末120には、無線ルータ130との無線通信を行う通信手段121と、加熱調理器の本体101の通信手段115と無線通信を行う通信手段122と、表示画面上で入力操作を行う操作・表示部123と、機器の使い方や調理の終了等を音楽や音声で使用者に知らせる報知部124と、アプリケーションソフトウェア等を記憶する記録手段125とを備えている。
図3は、前面操作部110を示す図である。前面操作部110の下方には入力手段となる前面操作キー110aが設けられ、グリル加熱手段107のヒータ204への電力の入切や、調理物の調理方法を複数の調理メニュー等から選択して入力するものである。前面操作キー110aで入力した入力情報は表示手段である前面表示部110bで使用者に判り易く表示される。
前面表示部110bには、調理メニューの分類を表示する分類メニュー表示部300が設けられている。本実施例では、計8つの調理メニューが表示されている。分類メニュー表示部300に表示されている調理メニューは、グリルで調理可能な調理メニューの全てである。後述するメニュー選択部304で選択されたメニューは、地色や文字色が変わったり、点滅するなどにより、選択されたことが示される。
前面操作キー110aには、分類メニュー表示部300に表示されている調理メニューの中から所望の調理メニューを選択するためのメニュー選択部304、メニュー選択部304で選択された調理メニューに応じたコースを選択可能であるコース選択部301〜303、メニュー選択部304で選択された調理メニューまたはメニュー選択部304で選択された調理メニューにコースが追加された調理メニューでの調理を開始する切/スタート選択部305が設けられている。
調理メニュー選択部304で選択した後に切/スタート選択部305を押下することで、選択された調理を開始する。調理メニュー選択部304で選択した後に、コース選択部301〜303の何れかを押下し、その後、切/スタート選択部305を押下することで、調理メニューにコースが付加される。
次に、メニュー選択部304について詳しく説明する。メニュー選択部304の左側のボタン(以後、下ボタンと呼ぶ)を押下すると、切身・干物、魚丸焼き、つけ焼き、鶏のグリル、ハンバーグ、角煮つけ、揚げ物温め、ノンフライ、の順に選択されるメニューが推移し、さらに下ボタンを押下すると、切身・干物の選択に戻る。一方、メニュー選択部304の右側のボタン(以後、上ボタンと呼ぶ)を押下すると、切身・干物の次はノンフライが選択される。つまり、メニュー選択部304によって複数の調理メニューから調理メニューを双方向に選択可能である。このように上ボタンと下ボタンを設けたことで、分類メニュー表示部300に表示されている全てのメニューを容易に選択可能となる。
次に、コース選択部301〜303について詳しく説明する。切身・干物は、凍ったままコース、快速コースおよび加熱水蒸気コースの何れも追加可能な調理メニューである。一方、ハンバーグは、凍ったままコース、快速コースおよび加熱水蒸気コースの何れも追加不可能な調理メニューである。
メニュー選択部304で切身・干物を選択すると、コース選択部301〜303の図3上方に設けられているランプが点滅する。これにより、使用者はコース選択部301〜303のコースを追加可能であることを容易に認識できる。使用者はコース選択部301を押下すると、コース選択部301のランプが点灯し、コース選択部302〜303のランプが消灯する。そして、切/スタート選択部305を押下することで、切身・干物において凍ったまま調理が開始される。一方、メニュー選択部304で切身・干物を選択すると、コース選択部301〜303の上方に設けられているランプは点灯しない。つまり、選択された調理メニューに応じて、選択可能なコース選択部が異なる。これにより、使用者が選択可能な調理メニューの全てが一目で分かり、更にそれぞれの調理メニューに機能を付加可能なコースも一目で分かることから、使用者は所望の調理メニューおよびコースを簡便に選択できる。
メニュー選択部304の横幅は、分類メニュー表示部300の横幅以下である。これにより、分類メニュー表示部300に表示されている調理メニューの選択はメニュー選択部304にて行うことを使用者が容易に把握することができる。さらに、コース選択部301〜303のボタンの横幅は、メニュー選択部304および分類メニュー表示部300の横幅以下である。これにより、分類メニュー表示部300に表示されている調理メニューに、コース選択部301〜303で選択した機能を付加可能であることを使用者が容易に把握することができる。
図4は、トッププレート102を示す図である。上面操作部112は、鍋位置表示部104側の加熱コイル201の火力等を入力する上面操作部右112aと、鍋位置表示部105側の加熱コイル202の火力等を入力する上面操作部左112bと、鍋位置表示部106側の加熱コイル203の火力等を入力する上面操作部中央112cと、から成っている。上面表示部113は、上面操作部112の各操作部に対応して上面表示部右113a、上面表示部左113b、上面表示部中央113cと配置され、各上面操作部112で入力された内容を表示する。トッププレート102の後方には排気部109が設けられている。
図5は、上面操作部112および上面表示部113の図である。代表して上面操作部右112aと上面表示部右113aを用いて、以下説明する。なお、上面操作部左112bと上面表示部左113bは同等の構成であるので説明は省略する。なお、上面操作部中央112cと上面表示部中央113cも同等の構成でもよい。
30は、切・スタートキーである。
31(31a〜31d)は、火力設定手段で、火力を設定するときに使用者が操作するものである。
32(32a〜32b)は、火力調整手段である。
33は、ハンバーグや煮込みや保温などタイマー機能を使った調理を実施するときに加熱時間を選択する、タイマーキーである。
34は、メニュー設定手段である。用意された複数の自動メニューの中から一つの自動メニューを選択するときに使用者が操作するものである。具体的には、焼き物調理や揚げ物調理を自動制御するために事前に組み込まれたメニュー群の中から使用するメニューを選択するものである。
上面表示部右113aは、表示部50を備える。表示部50には火力設定手段31で入力される火力、メニュー設定手段34で入力されるメニュー、自動調理の進行状態などの情報、および経過時間等が表示されている。
ランプ35〜42は、LED等からなる。ランプ35は、切・スタートキー30が押され加熱開始が入力されると点灯する。ランプ36〜39は、火力設定手段31で設定した火力のランプが点灯する。ランプ40は、火力調整手段32が有効時に点滅して知らせる。ランプ41は、タイマーキー33が有効時に点滅して知らせ、タイマー設定が進行中は点灯して知らせる。ランプ42は、メニューキー34が有効時に点滅して知らせ、メニュー設定が進行中は点灯して知らせる。
メニュー設定手段34を操作すると、事前に組み込まれた自動メニューが表示部50に表示される。メニュー設定手段34を押すたびにメニューが切り替わり表示されるので、使用者は所望のメニューが表示されるまで、メニュー設定手段34を操作する。自動メニューが表示されているときに切・スタートキー30を操作すると自動調理が開始される。
なお、上面操作部112はタッチキーでも、押下することで反応するキーでも、どちらでも良い。
図6は、上面表示部右113aに火力9が表示されている状態を示す図である。火力設定手段31a(以下、とろ火ボタン)、火力設定手段31b(以下、弱火ボタン)、火力設定手段31c(以下、中火ボタン)、火力設定手段31d(以下、強火ボタン)、火力バー51(51a〜51f)、火力値表示領域52を用いて説明する。
従来の加熱調理器において、火力設定手段を押下すると、選択した火力に応じた火力や数字を、複数のバーやインジケーターで表示していた。しかし、調理する際の火力は弱火や中火などの調理用語で表現されることが多く、調理レシピも同表現を用いて記載されている。よって、本体に表示される多様な火力表示と実火力の表現が合いにくいという課題があった。火力設定手段で例えば弱火の火力を設定した場合、表示されるバーを見てもどの火力が設定されているか一目で分かりにくかった。そこで、本発明の加熱調理器では、火力設定手段を押下すると、火力設定手段に一対一対応した火力バーが点灯する。設定された火力を使用者が容易に把握できる加熱調理器を提供する。
とろ火ボタンが押下されると火力値表示領域52に火力「1」が表示される。そして、火力バー51aが点灯する。弱火ボタンが押下されると火力値表示領域52に火力「2」が表示される。そして、火力バー51aと火力バー51bが点灯する。中火ボタンが押下されると火力値表示領域52に火力「6」が表示される。そして、火力バー51a〜51cが点灯する。強火ボタンが押下されると火力値表示領域52に火力「9」が表示される。そして、火力バー51a〜51dが点灯する。図6では強火ボタンが押下されていることから、ランプ39が点灯し、火力バー51a〜51dが点灯している。火力バー51eは調整可能な火力の全体幅を点灯して表している。
このように、各火力設定手段31の後方には、火力設定手段31と火力バー51が一対一対応するように、火力バー51が配置されている。よって、火力設定手手段31が押下されると、押下された火力設定手手段31に対応する火力バー51が点灯することから、設定されている火力を分かりやすく使用者に伝えることができる。
また、火力設定手段31の後方に配置されている、火力設定手段31各々に対応する火力バー51の横幅は、火力設定手段の横幅以下である。例えば、火力バー51aの横幅は、火力設定手段31aの横幅以下である。これにより、表示されている火力バー51の横幅によって、設定されている火力を使用者に分かりやすく伝えることができる。
図7は、上面表示部右113aに火力4が表示されている状態を示す図である。火力調整手段32a(以下、左ボタン)と火力調整手段32b(以下、右ボタン)を用いて説明する。
本実施例では、火力値表示領域52に表示される火力は12段階である。とろ火は火力1、弱火は火力2〜5、中火は火力6〜8、強火は火力9〜12が対応している。使用者が弱火ボタンを押下すると、火力バー51aおよび51bが点灯する。そして、前述の通り火力値表示領域52に火力「2」が表示される。このとき、右ボタンを押下することで、火力を少しだけ増すことができる。火力値表示領域52に火力「2」が表示されている場合に右ボタンを2回押下すると、図7に示す通り火力値表示領域52に火力「4」が表示される。さらに右ボタンを2回押下すると、火力値表示領域52に火力「6」が表示される。火力「6」は中火の範囲内の火力であるから、ランプ37が消灯し、中火ボタンに対応したランプ38が点灯する。そして、火力バー51cが点灯する。
なお、説明のし易さを優先して火力バー51をハッチングしているが、使用者の視認性を考慮すると単色であるのが望ましい。
また、設定されている火力に応じて、火力バー51の色が変更されてもよい。例えば火力1の場合は緑色、火力2〜5の場合は黄色、火力6〜8の場合はオレンジ色、火力9〜12の場合は赤色とすることが考えられる。これにより、色によっても設定されている火力を分かりやすく使用者に伝えることができる。
また、表示部50の背景色を黒色など濃い色にしても良い。これにより、火力バー51の色が鮮やかに目に映ることから、設定されている火力を分かりやすく使用者に伝えることができる。
また、表示部50に表示される火力バー51以外の表示、例えば火力値表示領域52の数字の色を火力バー51の色と同様にしても良い。例えば、火力「9」の場合は火力バー51が赤色であるから、火力値表示領域52の数字を赤色で表示する。これも同様に、設定されている火力を分かりやすく使用者に伝えることができる。
図8は、上面表示部右113aに火力12が表示されている状態を示す図である。前述の通り、強火は火力9〜12が対応している。特に、火力11(2.6kW)および火力12(3.2kW)は高火力である。よって、1つの加熱コイルで高火力を用いると他の加熱コイルやグリルで使用できる火力に強い制限がかかることになる。よって、強火ボタンを押しても火力「10」までしか設定できず、火力11〜12を設定するためには火力調整手段32bを押下する必要が有る。これにより、他の加熱コイルやグリルで用いる火力が制限されるケースが少なくなり、誘導加熱調理器100の複数の加熱手段を有効活用して調理を行うことができる。
また、火力「10」の状態から右ボタンを押下する毎に、火力バー51fの数が増えていく。図8では火力12であるから、火力バー51eが2つ点灯している。火力バー51fの横幅は、他の火力バー51a〜51dよりも短い。
また、火力バー51eにより調整可能な火力の全体幅を表している。これにより、強火ボタン31dを押下することで設定される火力10より大きい火力があることを示すことができる。さらに、火力が大きくなることを、火力バーと火力値表示領域の数字の両方で表現することができる。
なお、火力バー51dと火力バー51fを合わせて1本の火力バーとし、その火力バーの横幅を強火ボタン31dの横幅以下としてもよい。
なお、通信手段115または通信手段114で受信した、通信端末120にて選択された調理レシピに基づいて誘導加熱調理器100が動作する場合、通信手段115または通信手段114で受信した火力情報に応じて、火力バー51の表示を変更してもよい。この場合、受信した火力情報に応じて、火力設定手段31の後方に設けられているランプが点灯してもよい。
よって、被加熱物を載置するプレートと、前記プレートの下方に設けられ前記被加熱物を加熱する加熱部と、前記加熱部に供給する電力を制御するインバータと、前記加熱部の火力が入力される火力設定部と、前記火力設定部で設定された前記火力に関する情報を表示する火力表示部と、を備え、前記火力表示部は、少なくとも前記火力を、1つ以上のバーで構成される第1火力バーで表示し、前記第1火力バーは、入力された前記火力設定部に対応して表示される、加熱調理器である。
さらに、前記火力表示部は、前記火力設定部で設定可能な最大火力が設定された場合の前記第1火力バーの横幅と略同一である第2火力バーを表示する、加熱調理器である。
さらに、前記火力バーのバーの横幅は、対応する火力設定部の横幅以下である、加熱調理器である。
図9から図20は、本発明の一実施形態に係る、誘導加熱調理器の外観図である。図9が斜視図、図10が平面図、図11が正面図、図12が右側面図、図13が左側面図、図14が底面図、図15が背面図、図16が内部機構省略のA−A断面図、図17が内部機構省略のB−B断面図、図18がC−C部分拡大図、図19がグリルドアを開けた状態を示す参考図、図20が透光性および透明部を示す参考図である。
本発明の実施形態に係る誘導加熱調理器100は、本体の上面に設けられたトッププレート102と、本体の前面左側に設けられたグリル加熱手段107と、前面右側に設けられた前面操作部110と、前面操作部110の上方に設けられた電源切/入スイッチ111とから構成される。
トッププレート102は、ガラスで構成されており、複数のヒータ部(加熱コイル201、202、203)と、複数のヒータ部の手前側に設けられた上面表示部113と、上面表示部113の手前側に設けられた上面操作部112とを備えている。
上面表示部113は、加熱コイル201の動作状態を表示する上面表示部右113aと、加熱コイル202の加熱コイル202の動作状態を表示する上面表示部左113bと、上面表示部右113aと上面表示部左113bの間に配置された上面表示部中央113cとを備えている。
上面操作部112は、上面表示部右113aの手前側に設けられた上面操作部右112aと、上面表示部左113bの手前側に設けられた上面操作部左112bと、上面表示部中央113cの手前側に設けられた上面操作部中央112cとを備えている。
図20において、右上がり斜線で示した部分(上面表示部113)と、トッププレート102に設けられた各操作部(上面表示部右113a、上面表示部左113b、上面表示部中央113c)の上方に配置された複数の小さな矩形状部分(図5のランプ35〜42)は透光性を有し、左上がり斜線で示した窓部117は透明である。
なお、前述の一実施形態では、加熱手段として誘導加熱方式を採用した加熱調理器を例に説明した。しかし、燃焼式の加熱手段や電熱式の加熱手段であってもよく、これらの加熱手段を組み合わせた加熱調理器であってもよい。
また、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
30 切・スタートキー
31 火力設定手段
32 火力調整手段
35〜42 ランプ
50 表示部
51 火力バー
52 火力値表示領域
100 誘導加熱調理器
101 本体
109 排気部
110 前面操作部
110a 前面操作キー
110b 前面表示部
112 上面操作部
112a 上面操作部右
112b 上面操作部左
112c 上面操作部中央
113 上面表示部
113a 上面表示部右
113b 上面表示部左
113c 上面表示部中央
117 窓部
118 グリルドア
119 ハンドル
120 通信端末
130 無線ルータ
140 ネットワーク
150 サーバ
212 制御手段
300 分類メニュー表示部
301〜303 コース選択部
304 メニュー選択部
305 切/スタート選択部

Claims (3)

  1. 本体の上方に載置する被加熱物を加熱する第1加熱部と、
    前記加熱部の下方に設けられる調理庫と、
    前記調理庫内に載置する被加熱物を加熱する第2加熱部と、
    前記調理庫の操作を行う操作部と、
    前記操作部で選択された情報を表示する表示部と、を備えた加熱調理器において、
    前記表示部は、前記調理庫で調理できる複数の調理メニューを表示し、
    前記操作部は、前記表示部に表示されている前記複数の調理メニューの中から調理メニューを双方向に選択可能な操作ボタンと、前記操作ボタンで選択された前記調理メニューに機能を付加する複数の付加ボタンと、を備える加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記操作ボタンで選択された前記調理メニューに応じて、選択可能な前記付加ボタンが異なる、加熱調理器。
  3. 被加熱物を載置するプレートと、
    前記プレートの下方に設けられ前記被加熱物を加熱する加熱部と、
    前記加熱部に供給する電力を制御するインバータと、
    前記加熱部の火力が入力される火力設定部と、
    前記火力設定部で設定された前記火力に関する情報を表示する火力表示部と、を備え、
    前記火力表示部は、少なくとも前記火力を、1つ以上のバーで構成される第1火力バーで表示し、
    前記第1火力バーは、入力された前記火力設定部に対応して表示される、加熱調理器。
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