JP2015060768A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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昌義 永田
Masayoshi Nagata
昌義 永田
北川 英明
Hideaki Kitagawa
英明 北川
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Abstract

【課題】操作性を良くした誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】 加熱手段と、加熱手段を制御するメニューまたは火力を設定する操作部9と、操作部9からの火力設定や、調理中の情報、調理に要した時間や操作部9で操作した火力変更などの調理工程91aを前記加熱手段の動作中に記憶し、更に後で編集して記憶する制御部19と、操作部9に設け制御部19に記憶した調理工程91aを呼び出すための登録操作部51と、調理工程91aと調理の進行状況を示す現在表示部91cとイベント時期を示すイベント表示部91bを表示する表示部10とを備え、制御部19は、呼び出した調理工程91bと同じ工程で前記加熱手段を動作させ、表示部10に表示した調理工程91bの変更したい時間に現在表示部91cを合わせることで、調理工程91bの変更したい工程部の調理データを変更できるものである。
【選択図】図9

Description

本発明は、操作性を良くした誘導加熱調理器に関する。
近年、使用者が調理中に火力を微妙に調整しながら調理する手動調理方式と、予め用意されたレシピ等のデータを用いて火力調整や加熱時間設定を選択した調理メニューに応じて自動的に行う自動調理方式を採用した誘導加熱調理器がある。また、手動で調理した調理工程を記憶し、その記憶した調理工程データを利用して、火力調整や加熱時間設定を自動的に調整し調理する方式を採用した誘導加熱調理器もある。
例えば、特許文献1には、使用者が独自のメニューを設定する場合、使用者が調理中に行なった複雑な火力調整や、調理時間、調味料を入れるタイミング等調理工程など一度調理することで調理情報を自動的に記憶し、記憶した調理工程を呼び出すことにより記憶した調理工程と同じ工程で調理を再現し、呼び出した調理工程データを表示させたり、表示した調理工程データを修正したりでき、調理操作部のほかに、分離調理操作部を備え、パーソナルコンピュータとも接続し、調理工程データを編集し別の加熱調理器にコピーすることが可能なものが開示されている。
特開2007−10252号公報
特許文献1に開示された発明では、記憶した調理工程データを編集した後呼び出して実行するときに、リアルタイムな進行状況が視覚的に分からず、編集後の調理工程データを確認することなく調理を開始するため、使用者が編集の誤りに気付きにくいという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1の誘導加熱調理器では、加熱手段と、該加熱手段を制御するメニューまたは火力を設定する操作部と、該操作部で設定された火力、調理中の情報、調理に要した時間、前記操作部で操作した火力変更などの調理工程を前記加熱手段の動作中に記憶し、更に後で編集して記憶する制御部と、前記操作部に設け前記制御部に記憶した前記調理工程を呼び出すための登録操作部と、前記調理工程と調理の進行状況を示す現在表示部とイベント時期を示すイベント表示部を表示する表示部と、を備え、前記制御部は、呼び出した前記調理工程と同じ工程で前記加熱手段を動作させ、前記表示部に表示した前記調理工程の変更したい時間に前記現在表示部を合わせることで、前記調理工程の変更したい工程部の調理データを変更できるものである。
本発明によれば、調理工程の進行状況が視覚的に確認でき、調理工程の変更も容易に出来る。
一実施例の誘導加熱調理器の斜視図である。 同誘導加熱調理器の上面を示す説明図である。 同誘導加熱調理器の上面のプレートを外し加熱コイルが見える状態を示す説明図である。 同誘導加熱調理器の側面から見た内部構造を示す断面図である。 同ロースターの構成を示す説明図である。 同誘導加熱調理器のカンガルーポケット部にあるロースター操作部を示す説明図である。 同誘導加熱調理器の上面操作部を示す説明図である。 同誘導加熱調理器の加熱部とその制御を説明するブロック図である。 同誘導加熱調理器で記憶した調理工程データを表示する表示部の説明図である。
以下、本発明の一実施の誘導加熱調理器を図1から図9に従って説明する。図1に示されている調理器は、プレート3上に三ヶ所の鍋載置部6a、6b、6cを設けたビルトイン型の誘導加熱調理器である。尚、誘導加熱調理器は、キッチンに嵌め込むビルトイン型でなく、キッチンに載置する据置型の加熱調理器であっても差し支えない。
図1及び図2において、加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置することで組み込まれる。設置後は加熱調理器2の後述するロースター(グリル)4と操作部のひとつである操作パネル5がシステムキッチン1の前面部からメニューや火力を設定する操作できるようになっている。
調理を行う際の調理鍋(図示せず)は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置される。
図示しない調理鍋は、プレート3に描かれた載置部6に載置されることで調理可能となる。載置部6は、本体2上面のプレート3の上面手前に載置部右6aと載置部左6bが配置され、これら両載置部6aおよび6bの間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。そして、プレート3を挟んで各載置部6の下に調理鍋を加熱するための後述する加熱手段である加熱コイルユニット25(図3)がそれぞれ設置されている。
載置部中央6cは位置的に調理者の手の届きにくい場所である。このため、載置部中央6cで行う調理の種類は調理者があまり手を動かさなくても良い料理、主に煮込みや保温などの調理に適している。載置部中央6cに設置する加熱コイル13c(図3)の火力を、載置部右6a及び載置部左6bに対応して設置されている加熱コイル右13a(図3)及び加熱コイル左13b(図3)より弱くし、消費電力が小さくなるよう設定されている。
プレート3の周囲端面を保護するためにフレーム14が設けられている。プレート3の手前の上端縁に取り付けられるフレーム前14aと、プレート3の後方上端縁に取り付けられるフレーム後14bと、右側上端縁に取り付けられる14cと、左側上端縁に取り付けられるフレーム左14dから構成されている。本例は4ピースにフレームを分割しているが一体型でも2ピースでも何ピースでも可能であり、また、プレート3の4辺に取り付ける必要も無く、プレート3の手前だけ、後方だけ、前後の2辺だけ、もしくは左右の2辺だけでも良い。
加熱コイル13の電力の制御は、プレート3の手前側に設けられ、操作部のひとつでありメニューや火力を設定する上面操作部9によって行われる。鍋を置く載置部右6a、載置部中央6c、載置部左6bに対応して右から、上面操作部右9a、上面操作部中央9c、上面操作部左9bが配置されている。これは、操作者が直感的に鍋と操作部との関係を理解できるような配置である。
本体2内部には、発熱部材である後述する加熱コイルユニット25や電子部品が設けられており、これらを冷却するために本体2の外部から空気を吸込むための吸気口7が設けられている。この吸気口7は、図では本体2上面のフレーム後14b上の後述する排気口8の向かって右側に位置するが、本体前側、底面側でもよい。
吸気口7で吸入した空気は、本体2内部で発熱する後述する加熱コイルユニット25や電子部品を冷却した後に、排気口8から本対外に排出される。また、この排気口8からは、後述するロースター4の廃熱も同時に排出され、この排気口8は本体2上面のフレーム後14b上にロースター4の位置する側に設けられている。
ロースター4は魚やピザ等を焼くためので、本体2前面部の左側もしくは右側に配置されている。本実施例では本体2前面に向かって左に配置されている。また、魚焼き専用ではないので、このロースター4をグリル若しくはオーブンと呼ぶこともある。
次に、図3を用いて加熱コイルを説明する。調理鍋(図示せず)を加熱するための加熱コイルユニット25は、加熱コイル13とコイルベース24とフェライト(図示せず)から構成されている。加熱コイルユニット25は、各載置部6のプレート3の下方であって、プレート3と加熱コイル13との間に一定の隙間が開くように設置されている。この隙間は、後述する冷却風が流れるようにするためである。載置部右6aの下方には加熱コイルユニット右25aが、載置部左6bの下方には加熱コイルユニット左25bが、載置部中央6cの下方には加熱コイルユニット中央25cが設けられている。
加熱コイル13の巻線は表皮効果を抑制するためリッツ線を採用している。この加熱コイル13には調理鍋(図示せず)を加熱するために後述するインバータ72から数十kHz、数百Vの電圧が印加される。
コイルベース24は、加熱コイル13を下から固定すると共に、コイルベース24にはフェライト(図示せず)が埋設されている。
自動調理時など鍋の温度検知は、加熱コイル13に埋設された温度検知素子21により行われる。鍋底の温度はプレート3を介して間接的な温度が検出される。なお、図において加熱コイルユニット右25aと加熱コイルユニット左25bには温度検知素子21が設置されているが、加熱コイルユニット中央25cにも設置することでこの加熱コイルによる保温や煮込みの温度を管理できるようになる。
次に、図4に基づいて、加熱コイルを励磁するインバータ及びその冷却を説明する。図4は加熱調理器本体2の縦断面図であり、中央下部にはインバータを搭載した基板及び発熱素子を冷却する放熱フィン22、23が記載されている。最下部には、左右の加熱コイル13a、13bを駆動するインバータを搭載した左右インバータ基板18が配置され、その上段には、加熱コイル中央13c駆動する中央インバータ基板17が配置されている。また、インバータ基板18には、加熱コイル右13aと加熱コイル左13bを駆動するための電子部品が搭載され、後述の図8に示すインバータ右72aとインバータ左72bとインバータ制御手段右73aとインバータ制御手段左73bが搭載されている。
極端に発熱しない回路の一部品、大電流を通電しない部品、加熱調理器のシステム全体を取りまとめる制御回路、及びインバータ回路の制御部を搭載した制御基板19が基板ケース15の上方に設置されている。
制御基板19は前記操作部からの火力設定や、調理中の情報、調理に要した時間や前記操作部で操作した火力変更などの調理工程データを前記加熱手段が動作中に記憶し後で編集して記憶する制御部を備えている。
図5を用いてロースター4を説明する。調理庫26は、前面が開口した箱型をしており、内部にシーズヒータ等の発熱体よりなる加熱手段である上発熱体27、下発熱体28が設置されている。この調理庫26の後方上部には排気出口29が設けられている。
調理庫26の前面開口部を塞ぐロースタードア32には、その表側にハンドル11が取り付けられ、裏側に受皿31が取り付けられている。受皿31は、調理庫26内に前面開口部から出し入れ自在に収納されている。一方、受皿31の中には焼網33が載置され、その上に魚等の調理物30を載せる。
調理庫26内の温度は、調理庫26の前面開口部側の上部と、受皿31の側面下部に設けられたサーミスタ等の温度検知手段38によって検知される。
次に、図6に基づいてロースター4関連の操作部を説明する。図1に示すように、ロースター4の右隣には、ロースター4の加熱具合を操作する後述するロースター操作部12とロースター表示部65を配置した操作パネル5が配置されている。操作パネル5は、本体2の前面に位置しカンガルー式開閉機構となっている。図1は操作パネル5を閉じた状態が示され、図2は操作パネル5を開いた状態が示されている。調理時に操作者が立った状態でロースター操作部12の操作やロースター表示部65の確認ができるようになっている。また、図示しないが、操作パネル5の内部でロースター操作部12の操作やロースター表示部65の下方にはスピーカ等の音声報知手段と、マイクロフォン等により、制御部に記憶する録音手段を備えている。
次に、図7を用いて、加熱コイル13の操作を説明する。図より明らかなように上面操作部右9aと上面操作部左9bは同じキー配列になっている。これは、加熱コイル中央13cの機能を他の加熱コイルよりも少なくした結果である。
以下、加熱コイル右13aの操作を代表して説明する。48は調理の開始や停止するための切/スタートキーで、調理中はLEDランプ53が点灯する。
調理の火力は火力キー49によって選定する。とろ火、弱火、中火、強火の四段階のキーに分かれ、必要な火力を一回の操作で設定できるように個別にキーが設けられている。各火力の目安は、例えば最大で12段階の火力調整ができた場合、各火力と消費電力の関係は、「1」段階は100W相当、「2」段階は200W相当、「3」段階は300W、「4」段階は400W、「5」段階は500W、「6」段階は800W、「7」段階は1.1kW、「8」段階は1.4kW、「9」段階は1.6kW、「10」段階は2kW、「11」段階は2.5kW、「12」段階は3kWである。各段階の数字は後述する上面表示部10に火力の目安として表示する数字である。また、火力表記と実際の段階表示の関係は、とろ火は「1」、弱火は「2」、「3」、「4」、「5」、中火は「6」、「7」、「8」、強火は「9」、「10」、ハイパワーは「11」、「12」が割り当てられる。火力キー49は四段階の火力の代表的な火力に直接設定でき、とろ火キー49aは「1」、弱火キー49bは「4」、中火キー49cは「7」、強火キー49dは「10」の火力に設定でき、設定したキー部分にあるLEDランプ54が点灯する。
51は前記制御部に記憶した調理工程データを呼び出すなどの操作をするための登録操作部であるメモリキーである。52は自動調理の炊飯、揚げもの、湯沸し等を選択するためのメニューキーで、メニューキー52を押すことで後述する上面表示部10にメニューが表示され、メニューキー52を押すたびに表示されているメニューが切り替わり、これによって使用するメニューを選択する。
また、火力の調節やタイマー調理時の時間の設定、炊飯時における米の量の設定、自動調理の仕上がり調整の設定、揚げものをする時の油温の設定、番号の設定などを設定キー50により行うことができる。この設定キー50は、設定時の数量などを増やすUPキー50aと減らすDOWNキー50bからなっており、設定キー50部にあるLEDランプ55が点灯時は設定キー50が有効であることを示し、消灯時は無効でることを示している。
例えば、火力の調節を設定キー50で行う場合を説明する。まず中火キー49cを押下して火力を「7」に設定する。その後、設定キー50のUPキー50aを二回押すと、後述する上面表示部10に表示されていた火力を示す数字が「7」から「8」、「8」から「9」へと変更され、強火「9」が設定される。これに伴って、火力キー49部のLEDランプ54も、中火キー49cのLEDランプが消灯して強火キー49dのLEDランプが点灯する。他の設定についても同様である。なお、上面操作部左9bは上面操作部右9aと同じ操作、配列であるので説明を省略する。図8ではフレーム前14aにキーを設けた例を示すがこれらのキーはタッチパネルなどでも問題ない。
次に、前述の操作の結果を反映する表示を説明する。上面操作部9のキー操作に対応した内容は、上面表示部10に表示される。表示する内容は、上面操作部9で設定した火力表示、タイマー調理用の時間表示、揚げもの用の設定油温の表示、呼び出した調理工程データ等々である。
また、図9に示すように、上面表示部右10aには、調理工程を横長に示す総調理時間表示部91aと総調理時間表示部91aの中に縦に示して制御部で記録したイベントの時期を示すイベント表示部91bと、総調理時間表示部91aの上辺に時間経過とともに右から左へ移動して現在の調理の進行状況を示す現在表示部91cを備える。また、総調理時間表示部91aの下左には火力を表示する火力詳細表示部91dと、総調理時間表示部91aの下右には経過時間を数字で示す時間詳細表示部91fと、火力詳細表示部91dの右隣に調味料を示す調味料詳細表示部91eとを備えている。
上記実施例では、各上面操作部9に対応して、上面表示部右10a、上面表示部中央10c、上面表示部左10bとに分け、各上面表示部の配置はフレーム前14aに沿って直線的に配置したが、視認性を上げるために上面表示部中央10cを上面表示部右10a及び上面表示部左10bより載置部中央6c側に寄せて配置してもよい。
次に、図8を用いて制御を簡単に説明する。操作・表示部75は、これまで説明した上面操作部9、ロースター操作部12、上面表示部10、及びロースター表示部65から構成されている。操作・表示部75の操作部で入力されたメニュー、火力情報、調理のスタート・切情報等を後述する制御手段74に入力信号80として送り、制御手段74で認識した情報、調理の進行状況などの処理状況を表示信号79として操作・表示部75に送り、上面表示部10とロースター表示部65で表示される。
制御手段74は、前記操作・表示部75で設定された内容及び事前に組み込まれた自動調理などのプログラムに基づき加熱部を制御する。設定された内容に基づいて調理の開始、停止、火力の設定情報を制御信号78(制御信号85)を経て後述するインバータ制御手段73若しくはヒータ制御手段82に送る。そして、加熱部に設けられた温度を検出する温度検知素子21(温度検知手段38)から温度情報を乗せた制御信号78(制御信号85)を受信することで温度情報を受ける。また、同ブロック図に図示していないが送風ファン20(図4)の制御も行い、調理中は送風ファン20を動作させる。
インバータ制御手段73は、制御手段74の指示に基づいて加熱コイル13への電力の設定、通電の開始及び停止、加熱コイル13の消費電力を監視し補正する。そして、インバータ72に対してインバータ制御信号76を送出することでインバータ72を制御する。
インバータ72は、加熱コイル13に電力を供給するための手段であり、インバータ制御手段73からの指示に基づいて加熱コイル13の電源の供給を行う。
なお、ヒータ81は、ロースター4の上発熱体27、下発熱体28、調理庫26内の温度情報を検出するための温度検知手段38とを含めた総称としている。
本実施例は以上の構成よりなるもので、次に、図9を用いて調理工程データの記憶の操作、表示を説明する。
図9は、上面表示部右10aを示し、載置部右6aに調理鍋を載置して加熱コイルユニット25で加熱調理し、上面操作部右9aと上面表示部右10aを用いて操作、表示する例を説明する。
自動調理データを制御部に記憶させる手順を説明する。自動調理データの記憶は上面操作部右9a上に配置されたメモリキー51で行なう。まず調理開始時に上面操作部右9aのメモリキー51を操作する。その後に上面操作部右9aに配置されたキーによって火力設定などの操作をする。例えば、中火キー49cで火力を「7」に設定して、切/スタートキー48で加熱を開始する。このメモリキー51を操作した後に操作されたキー操作調理工程として記憶が開始される。そして、記憶すると同時に、この時点から上面表示部右10aには時間経過とともに進行状況の表示が始まる。
上面表示部右10aの、総調理時間表示部91aには、調理工程を横長に示している。食材の投入や火力の設定変更があると制御部で記録するため、総調理時間表示部91aの中に縦にイベント表示部91bが表示される。それは、後で呼び出して自動調理データを使うときにイベントの時期が判るように示すものである。また、現在記憶中であるため、現在表示部91cが総調理時間表示部91aの上辺右端に時間経過によって左から右へ移動して現在の実行している工程を示している。さらに、総調理時間表示部91aの下には火力詳細表示部91dに現在の火力を表示する。そして、時間詳細表示部91fに経過時間を数字で示し、調味料詳細表示部91eには、調味料を加えた記憶があれば表示される。
例えば、制御部に調理中に調味料や、食材の投入などのタイミングを記憶させるには、自動調理データを記憶中に、上面操作部右9aのメモリキー51を長押しするなどにより、時間経過の中に刻み込むものである。
また、調味料は予め調味料の名称に対して番号を付与しておき、その番号を設定キー50で入力することにより記憶させるものである。
また、操作パネル5に備えた音声報知手段で発せさせる注意メッセージについても、予め注意メッセージに対して番号を付与しておき、その番号を設定キー50で入力することにより記憶させるものである。
この操作により、図9で示すように総調理時間表示部91aの中に、複数のイベント表示部91bが追加表示され、食材投入や調味料投入などの選択された項目を、使用者に知らせるものである。
音声報知手段で発せさせる注意メッセージだけでなく、使用者の使用にあわせて操作パネル5の内部に備えたマイクロフォン等により、制御部に記録する録音手段で録音して追加するものである。
また、火力変更時においても、操作部から火力キー49により火力変更が行なわれた時にも、前記のようにイベント表示部91bが追加表示される。
そして、火力キー49により操作された編集前の火力と編集後の火力がわかるように火力詳細表示部91dに表示する。
これら一連の操作を行なった後、切/スタートキー48により調理終了操作が行なわれたら自動調理データとして、複数記憶した自動調理データから呼び出すときに使うための番号が付与されて、制御部に記憶される。
次に、制御部に記憶した自動調理データを呼び出して調理する動作を説明する。メモリキー51を操作し、付与された自動調理データの番号を設定キー50で選択する。その後メモリキー51を操作すると、自動調理データが呼びだされて、図9に示す例のように、総調理時間表示部91aに総調理時間と記録したイベントをイベント表示部91bで表示する。
そして、切/スタートキー48により調理工程再実行の指令を出すことによって、制御部に記憶した自動調理データを再実行し、制御部は呼び出した調理工程データと同じ工程で加熱手段である加熱コイルユニット25を動作させる。
加熱コイルユニット25による加熱が開始され、上面表示部右10aには、総調理時間表示部91aに現在表示部91cによって現在の実行工程を表示され、呼び出した調理工程データと調理工程の進行状況をリアルタイムに表示する。
そして、登録しておいたイベントの時間になると火力詳細表示部91d、調味料表示部91e、時間詳細表示部91fに夫々の表示がされる。
また、呼び出した調理工程データで調理工程中に、所望の機会に登録操作部であるメモリキー51を長押し操作して任意の音声データを追加することができるものである。
そして、切/スタートキー48により調理終了操作が行なわれたら呼び出された番号の自動調理データとして、複数記憶した自動調理データから呼び出すときに使うための同じ番号が付与されて、制御部に記憶される。
また、この記憶した自動調理データは、手動調理時にも呼び出す事ができる。付与された自動調理データの番号を設定キー50で選択する。その後メモリキー51を操作すると、自動調理データが呼びだされて、図9に示す例のように、総調理時間表示部91aに総調理時間と記録したイベントをイベント表示部91bで表示する。その後に火力キー49を操作してから、切/スタートキー48により加熱開始指示の指令を出すことによって、制御部に記憶した自動調理データを調理工程再実行するが加熱を自動に行わず自動調理データの表示だけ参考にして手動で調理することもできる。前記したように、総調理時間表示部91a、イベント表示部91b、現在表示部91cを表示して、登録しておいたイベントの時間になると火力詳細表示部91d、調味料詳細表示部91e、時間詳細表示部91fに夫々の表示がされる。
次に、制御部に記憶した自動調理データは、編集する事も可能である。本体2停止中に、メモリキー51を操作し、付与された自動調理データの番号を設定キー50で選択する。その後メモリキー51を操作すると、自動調理データが呼びだされて、図9に示す例のように、総調理時間表示部91aに総調理時間と記録したイベントをイベント表示部91bで表示する。
設定キー50で編集したい時間(調理の経過時間)まで進め、その時点でメモリキー51を長押ししてイベント表示部91bを表示させる。例えば、火力キー49を操作し、さらに設定キー50を操作することにより、火力を変更したことになる。そのため、火力詳細表示部91dには、編集箇所では編集前データと編集後データを並べて表示し、且つ音声で編集前データと編集後データを続けて報知するように動作するイベントとして記憶するものである。そして、編集が終了すると、メモリキー51を操作して本体2を停止状態とする。
更に、編集した調理工程データを使って調理する場合には、メモリキー51を操作し、付与された自動調理データの番号を設定キー50で選択する。その後メモリキー51を操作すると、自動調理データが呼びだされて、図9に示す例のように、総調理時間表示部91aに総調理時間と記録したイベントをイベント表示部91bで表示する。
そして、切/スタートキー48により調理工程再実行の指令を出すことによって、制御部に編集して記憶した自動調理データを再実行し、制御部は呼び出した編集した調理工程データと同じ工程で加熱手段である加熱コイルユニット25を動作させる。
加熱コイルユニット25による加熱が開始され、上面表示部右10aには、総調理時間表示部91aに現在表示部91cによって現在の実行工程を表示され、呼び出した編集した調理工程データと調理工程の進行状況をリアルタイムに表示する。
そして、登録しておいたイベントの時間になると火力詳細表示部91d、調味料詳細表示部91e、時間詳細表示部91fに夫々の表示がされる。
呼び出した編集した調理工程データの編集箇所であるイベントでは、編集前データと編集後データを並べて表示し、且つ音声で編集前データと編集後データを続けて報知するものである。
そして、切/スタートキー48により調理終了操作が行なわれたら呼び出された番号の自動調理データとして、複数記憶した自動調理データから呼び出すときに使うための同じ番号が付与されて、制御部に記憶される。
以上本実施例によれば、調理工程データの中でリアルタイムな進行状況が視覚的に確認でき、編集後の調理工程データを確認でき、編集後の調理工程データに誤りがあれば使用者は気付いて調理することが出来る。
また、調理工程データをいつでも視覚的に確認できるため、食材や調味料など投入するタイミング、音声出力のタイミングがすぐにわかるようになる。
そして、使用者に実行して欲しいメッセージなどの調理工程データへの追加が簡単に行うことが出来る。
さらに、編集による調理工程データの誤りを使用者に知らせることにより、編集した調理工程データを安全に実行する事ができるようになる。
9 上面操作部、10 上面表示部、12 ロースター操作部、13 加熱コイル、19 制御基板、25 加熱コイルユニット、27 上発熱体、28 下発熱体、51 メモリキー、91a 調理工程、91b イベント表示部、91c 現在表示部、

Claims (2)

  1. 加熱手段と、
    該加熱手段を制御するメニューまたは火力を設定する操作部と、
    該操作部で設定された火力、調理中の情報、調理に要した時間、前記操作部で操作した火力変更などの調理工程を前記加熱手段の動作中に記憶し、更に後で編集して記憶する制御部と、
    前記操作部に設け前記制御部に記憶した前記調理工程を呼び出すための登録操作部と、
    前記調理工程と調理の進行状況を示す現在表示部とイベント時期を示すイベント表示部を表示する表示部と、を備え、
    前記制御部は、呼び出した前記調理工程と同じ工程で前記加熱手段を動作させ、前記表示部に表示した前記調理工程の変更したい時間に前記現在表示部を合わせることで、前記調理工程の変更したい工程部の調理データを変更できることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 呼び出した前記調理工程データで調理工程中に、所望の機会に登録操作部を操作して任意の音声データを追加することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
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