JP2016015235A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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倫代 池崎
Michiyo Ikezaki
倫代 池崎
北川 英明
Hideaki Kitagawa
英明 北川
和田 直樹
Naoki Wada
直樹 和田
昌義 永田
Masayoshi Nagata
昌義 永田
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Abstract

【課題】切り忘れ停止時間が迫ることを知ることができ使い勝手が良い。【解決手段】本体の上面を覆うプレートと、プレートの左右に配置して鍋の載置する位置を示す載置部と、載置部の下方に設け前記鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイルに電力を供給するインバータ手段と、インバータ手段の動作を制御する制御手段と、前記鍋の加熱方法を制御手段に設定する操作部と、該操作部の設定やインバータ手段の動作を前記制御手段の指令により表示する表示部と、を備え、制御手段には、前記鍋の加熱と同時にタイマ時間を計時するタイマを設け、前記タイマ時間が特定の時間を経過した時は予告報知F9によって前記鍋への加熱が停止することを事前に知らせ、前記予告報知後F9に前記操作部を操作されると前記タイマ時間を初期値F18に戻して前記鍋の加熱を継続するものである。【選択図】図9

Description

本発明は、操作性を良くした誘導加熱調理器に関する。
近年、誘導加熱調理器においては、あらかじめ用意されたレシピ等のデータを用いて火力調整や加熱時間設定を選択した調理メニューに応じて自動的に行う自動調理と、使用者が調理中に火力を微妙に調整しながら調理する手動調理をするものがある。
特許文献1には、所定時間機器の操作がない場合、機器の加熱を停止させる切り忘れ防止を有するものがある。
特開2011−247581号公報
特許文献1では、最終操作から所定時間経過すると予告なく切り忘れ防止機能が働いて加熱を停止するため、調理中に所定時間が経過し加熱が停止した場合は再度設定を行う必要が有った。
その場合、調理中に必要に応じて無意識に火力を調節していた場合、加熱が停止して、再設定時にその調整した状態が分からなかったり、調理の過程で、いろいろと調味料を入れたりするタイミングに加熱が停止した場合は、再設定の煩わしさ、調理物の温度低下による調理物への悪影響が考えられ、最悪、料理が無駄になる場合も考えられる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、本体の上面を覆うプレートと、該プレートの左右に配置して鍋の載置する位置を示す載置部と、該載置部の下方に設け前記鍋を加熱する加熱コイルと、該加熱コイルに電力を供給するインバータ手段と、該インバータ手段の動作を制御する制御手段と、前記鍋の加熱方法を前記制御手段に設定する操作部と、該操作部の設定や前記インバータ手段の動作を前記制御手段の指令により表示する表示部と、を備え、前記制御手段には、前記鍋の加熱と同時にタイマ時間を計時するタイマを設け、前記タイマ時間が特定の時間を経過した時は予告報知によって前記鍋への加熱が停止することを事前に知らせ、前記予告報知後に前記操作部を操作されると前記タイマ時間を初期値に戻して前記鍋の加熱を継続するものである。
本発明によれば、手動調理中に切り忘れ停止時間が迫っていることを知ることができるので使い勝手が良い。
一実施例のビルトイン型の誘導加熱調理器をシステムキッチンに収納した状態の斜視図。 同誘導加熱調理器の上面を示す説明図。 同誘導加熱調理器の上面のプレートを外し加熱コイルが見える状態を示す説明図。 同誘導加熱調理器の側面から見た内部構造を示す断面図。 同ロースターの構成を示す説明図。 同誘導加熱調理器のカンガルーポケット部にあるロースター操作部を示す説明図。 同誘導加熱調理器の上面操作部を示す説明図。 同誘導加熱調理器の加熱部とその制御を説明するブロック図。 同誘導加熱調理器の手動調理の切り忘れ防止機能に関する動作を説明するフロー図。
以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
図1から図9は本発明の誘導加熱調理器の一実施例を示している。
図1に示されている調理器は、プレート3上に3ヶ所の載置部6a、6b、6cを設けたビルトイン型の誘導加熱調理器である。尚、本実施例は、キッチンに嵌め込むビルトイン型でなく、キッチンに載置する据置型の加熱調理器であっても差し支えない。
図1及び図2において、誘導加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置することで組み込まれる。設置後は後述するロースター(グリル)4と操作部のひとつである操作パネル5がシステムキッチン1の前面部からメニューや火力を設定する操作できるようになっている。
調理を行う際の調理鍋(図示せず)は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置される。図示しない調理鍋は、プレート3に描かれた載置部6に載置されることで調理可能となる。載置部6は、本体2上面のプレート3の上面手前に載置部右6aと載置部左6bが配置され、これら両載置部6aおよび6bの間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。そして、プレート3を挟んで各載置部6の下に調理鍋を加熱するための後述する加熱装置である加熱コイルユニット25(図3)がそれぞれ設置されている。
載置部中央6cは位置的に調理者の手の届きにくい場所である。このため、載置部中央6cで行う調理の種類は調理者があまり手を動かさなくても良い料理、主に煮込みや保温などの調理に適している。載置部中央6cに設置する加熱コイル中央13c(図3)の火力を、載置部右6a及び載置部左6bに対応して設置されている加熱コイル右13a(図3)及び加熱コイル左13b(図3)より弱くし、消費電力が小さく設定されている。
プレート3の周囲端面を保護するためにフレーム14が設けられている。プレート3の手前の上端縁に取り付けられるフレーム前14aと、プレート3の後方上端縁に取り付けられるフレーム後14bと、右側上端縁に取り付けられる14cと、左側上端縁に取り付けられるフレーム左14dから構成されている。本例は4ピースにフレームを分割しているが一体型でも2ピースでも何ピースでも可能であり、また、プレート3の4辺に取り付ける必要も無く、プレート3の手前だけ、後方だけ、前後の2辺だけ、もしくは左右の2辺だけでも良い。
加熱コイル13の電力の制御は、プレート3の手前側に設けられ、操作部のひとつでありメニューや火力を設定する上面操作部9によって行われる。鍋を置く載置部右6a、載置部中央6c、載置部左6bに対応して右から、上面操作部右9a、上面操作部中央9c、上面操作部左9bが配置されている。これは、操作者が直感的に鍋と操作部との関係を理解できるような配置である。
本体2内部には、発熱部材である後述する加熱コイルユニット25や電子部品が設けられており、これらを冷却するために本体2の外部から空気を吸込むための吸気口7が設けられている。この吸気口7は、図では本体2上面のフレーム後14b上の後述する排気口8の向かって右側に位置するが、本体前側、底面側でもよい。
吸気口7で吸入した空気は、本体2内部で発熱する後述する加熱コイルユニット25や電子部品を冷却した後に、排気口8から本対外に排出される。また、この排気口8からは、後述するロースター4の廃熱も同時に排出され、この排気口8は本体2上面のフレーム後14b上にロースター4の位置する側に設けられている。
ロースター4は魚やピザ等を焼くものであり、本体2前面部の左側もしくは右側に配置されている。本実施例では本体2前面に向かって左に配置されている。また、魚焼き専用ではないので、このロースター4をグリル若しくはオーブンと呼ぶこともある。
次に図3を用いて加熱コイルについて説明する。調理鍋(図示せず)を加熱するための加熱コイルユニット25は、加熱コイル13とコイルベース24とフェライト(図示せず)から構成されている。加熱コイルユニット25は、各載置部6のプレート3の下方であって、プレート3と加熱コイル13との間に一定の隙間が開くように設置されている。この隙間は、後述する冷却風が流れるようにするためである。載置部右6aの下方には加熱コイルユニット右25aが、載置部左6bの下方には加熱コイルユニット左25bが、載置部中央6cの下方には加熱コイルユニット中央25cが設けられている。
加熱コイル13の巻線は表皮効果を抑制するためリッツ線を採用している。この加熱コイル13には調理鍋(図示せず)を加熱するために後述するインバータ手段72から数十kHz、数百Vの電圧が印加される。
コイルベース24は、加熱コイル13を下から固定すると共に、コイルベース24にはフェライト(図示せず)が埋設されている。
調理時の鍋の温度検知は、加熱コイル13に埋設された温度検知素子21により行われる。鍋底の温度はプレート3を介して間接的な温度が検出される。なお、図において加熱コイルユニット右25aと加熱コイルユニット左25bには温度検知素子21が設置されているが、加熱コイルユニット中央25cにも設置することでこの加熱コイルによる保温や煮込みの温度を管理できるようになる。
次に図4に基づいて、加熱コイルを励磁するインバータ及びその冷却について説明する。図4は誘導加熱調理器本体2の縦断面図であり、中央下部にはインバータを搭載した基板及び発熱素子を冷却する放熱フィン22、23が記載されている。最下部には、左右の加熱コイル13a、13bを駆動するインバータを搭載した左右インバータ基板18が配置され、その上段には、加熱コイル中央13c駆動する中央インバータ基板17が配置されている。また、インバータ基板18には、加熱コイル右13aと加熱コイル左13bを駆動するための電子部品が搭載され、後述の図8に示すインバータ右72aとインバータ左72bとインバータ制御手段右73aとインバータ制御手段左73bが搭載されている。
極端に発熱しない回路の一部品、大電流を通電しない部品、加熱調理器のシステム全体を取りまとめる制御回路、及びインバータ回路の制御部を搭載した制御基板19が基板ケース15の上方に設置されている。
制御基板19には、後述する制御手段74と、制御手段74には特定の時間を計時するタイマ19aを設けている。
図5を用いてロースター4について説明する。調理庫26は、前面が開口した箱型をしており、内部にシーズヒータ等の発熱体よりなる加熱装置である上発熱体27、下発熱体28が設置されている。この調理庫26の後方上部には排気出口29が設けられている。
調理庫26の前面開口部を塞ぐロースタードア32には、その表側にハンドル11が取り付けられ、裏側に受皿31が取り付けられている。受皿31は、調理庫26内に前面開口部から出し入れ自在に収納されている。一方、受皿31の中には焼網33が載置され、その上に魚等の調理物30を載せる。
調理庫26内の温度は、調理庫26の前面開口部側の上部と、受皿31の側面下部に設けられたサーミスタ等の温度検知手段38によって検知される。
図2と図6に基づいて次にロースター4関連の操作部について説明する。ロースター4に向かって右隣には、ロースター4の加熱具合を操作する後述するロースター操作部12とロースター表示部65を配置した操作パネル5が配置されている。
操作パネル5は、本体2の前面に位置しカンガルー式開閉機構となっている。図1は操作パネル5を閉じた状態が示され、図2は操作パネル5を開いた状態が示されている。調理時に操作者が立った状態でロースター操作部12の操作やロースター表示部65の確認ができるようになっている。また、操作パネル5の内部でロースター操作部12の操作やロースター表示部65の下方には制御部19の指令により聴覚的な報知をする報知手段99(図4)を備えている。報知手段99はある音声を発せるスピーカまたは鳴動により報知するブザーでもよい。
次に図7を用いて、加熱コイル13の操作について説明する。図より明らかなように上面操作部右9aと上面操作部左9bは同じキー配列になっている。
以下、加熱コイル右13aの操作を代表して説明する。48は調理の開始や停止するための切/スタートキーで、調理中はLEDランプ53が点灯する。
調理の火力は火力キー49によって選定する。とろ火、弱火、中火、強火の四段階のキーに分かれ、必要な火力を一回の操作で設定できるように個別にキーが設けられている。各火力の目安は、例えば最大で12段階の火力調整ができた場合、各火力と消費電力の関係は、「1」段階は100W相当、「2」段階は200W相当、「3」段階は300W、「4」段階は400W、「5」段階は500W、「6」段階は800W、「7」段階は1.1kW、「8」段階は1.4kW、「9」段階は1.6kW、「10」段階は2kW、「11」段階は2.5kW、「12」段階は3kWである。各段階の数字は後述する上面表示部10に火力の目安として表示する数字である。また、火力表記と実際の段階表示の関係は、とろ火は「1」、弱火は「2」、「3」、「4」、「5」、中火は「6」、「7」、「8」、強火は「9」、「10」、ハイパワーは「11」、「12」が割り当てられる。火力キー49は四段階の火力の代表的な火力に直接設定でき、とろ火キー49aは「1」、弱火キー49bは「4」、中火キー49cは「7」、強火キー49dは「10」の火力に設定でき、設定したキー部分にあるLEDランプ54が点灯する。
51は時間を設定して調理させるタイマーキーである。52は自動調理の炊飯、揚げもの、湯沸し等を選択設定するためのメニューキーで、メニューキー52を押すことで後述する上面表示部10にメニューが表示され、メニューキー52を押すたびに表示されているメニューが切り替わり、これによって使用するメニューを選択する。またメニューキー52にはキーの受付を点灯して表示するLEDランプ92を備える。
また、火力の調節やタイマー調理時の時間の設定、炊飯時における米の量の設定、自動調理の仕上がり調整の設定、揚げものをする時の油温の設定、番号の設定などを設定キー50により行うことができる。この設定キー50は、設定時の数量などを増やすUPキー50aと減らすDOWNキー50bからなっており、設定キー50部にあるLEDランプ55が点灯時は設定キー50が有効であることを示し、消灯時は無効でることを示している。
例えば、火力の調節を設定キー50で行う場合を説明する。まず中火キー49cを押下して火力を「7」に設定する。その後、設定キー50のUPキー50aを二回押すと、後述する上面表示部10に表示されていた火力を示す数字が「7」から「8」、「8」から「9」へと変更され、強火「9」が設定される。これに伴って、火力キー49部のLEDランプ54も、中火キー49cのLEDランプが消灯して強火キー49dのLEDランプが点灯する。他の設定についても同様である。火力キー49と設定キー50を合わせて火力入力キー100とする。火力入力キー100には、火力キー57、設定キー58、設定キー62も含むものである。なお、上面操作部左9bは上面操作部右9aと同じ操作、配列であるので説明を省略する。図7ではフレーム前14aにキーを設けた例を示すがこれらのキーはプレート3にタッチパネルとして設けても問題ない。
次に前述の操作の結果を反映する表示について説明する。上面操作部9のキー操作に対応した内容は上面表示部10に表示される。表示する内容は、上面操作部9で設定した火力表示、調理時に使用するタイマ時間表示、揚げもの用の設定油温の表示、呼び出した調理工程データ等々である。
次に制御について図8を用いて簡単に説明する。操作・表示部75は、これまで説明した上面操作部9とロースター操作部12からなる操作部と、上面表示部10とロースター表示部65からなる表示部から構成されている。操作・表示部75の操作部で入力されたメニュー、火力情報、調理のスタート・切情報等を後述する制御手段74に入力信号80として送り、制御手段74で認識した情報、調理の進行状況などの処理状況を表示信号79として操作・表示部75に送り、上面表示部10とロースター表示部65で表示される。
制御手段74は、前記操作・表示部75で設定された内容及び事前に組み込まれた自動調理などのプログラムに基づき加熱部を制御する。設定された内容に基づいて調理の開始、停止、火力の設定情報は制御信号78(制御信号85)を経て後述するインバータ制御手段73若しくはヒータ制御手段82に送る。そして、加熱部に設けられた温度を検出する温度検知素子21(図3)と温度検知手段38(図5)から温度情報を乗せた制御信号78(制御信号85)を受信することで温度情報を受ける。また、同ブロック図に図示していないが送風ファン20(図4)の制御も行い、調理中は送風ファン20を動作させる。
インバータ制御手段73は、制御手段74の指示に基づいて加熱コイル13への電力の設定、通電の開始及び停止、加熱コイル13の消費電力を監視し補正する。そして、インバータ72に対してインバータ制御信号76を送出することでインバータ72を制御する。
インバータ72は、加熱コイル13に電力を供給するための手段であり、インバータ制御手段73からの指示に基づいて加熱コイル13の電源の供給を行う。
なお、ヒータ81は、ロースター4の上発熱体27、下発熱体28、調理庫26内の温度情報を検出するための温度検知手段38とを含めた総称としている。
次に図9のフロー図に従って、切り忘れ防止機能に関する動作を説明する。ここでは、載置部右6aに調理鍋を載置して上面操作部右9aと上面表示部右10aを用いて設定操作して加熱コイルユニット右25aで手動調理する場合の動作を説明する。
制御手段74は、切り忘れ防止機能が働く切り忘れ停止時間を例えば45分として記憶しているものである。この切り忘れ停止時間が経過すると切り忘れ防止機能が働いて停止するものである。
図中のフローに示すF1の「開始」は、本体2の電源が入れられた時に開始する。
F2の「キー操作」は、操作・表示部75に設けられた上面操作部9とロースター操作部12からなる操作部から調理するための設定と調理開始の入力を待つ状態である。
F3の「加熱」は、前フローのF2によって加熱の開始入力が行われ加熱が開始されたものである。この時、タイマ19aのタイマ時間を初期値にする。以下の説明では初期値はゼロとして説明する。
F4の「タイマ計時開始」は、フローF2で加熱の開始入力が有った時にタイマ19aでタイマ時間Tの計時を開始するものである。ここでは、タイマ19aでの計時は時間加算した値をタイマ時間Tとする。
F5の「キー操作有り」は、タイマ19aで計時が開始後になんらかのキー操作の有無を監視するものである。なんらかのキー操作が有った場合はフローF6へ進み、キー操作が無かった場合はフローF8へ進む。
F6の「タイマ計時クリア」は、タイマ19aで計時しているタイマ時間Tを一度クリアしてタイマ時間Tを初期値に戻した後にフローの流れをF4に戻す工程である。
F8はタイマ時間Tの監視であり、タイマ19aで計時したタイマ時間Tが所定時間の例えば42分以上になったかを判断するものである。タイマ計時Tが42分未満の時はフローF4へ進み、キー入力の監視とタイマ19aによるタイマ時間Tの計時を継続するものである。またタイマ時間Tが42分に達した時は、フローF9へ移行し、報知手段99によってまもなく切り忘れ防止機能が働いて加熱が停止することを予告報知を行う。予告報知は音声の場合は、「切り忘れ防止機能が働き、まもなく右ヒータの加熱が止まります。続けて使用する場合は、メニューキーを押して下さい。」等の内容を報知するものである。報知手段99がブザーの場合は警報やメロディを鳴動するものである。本実施例では前記所定時間は、切り忘れ停止時間(45分)が働く例えば3分前の42分としたものである。
F10の「タイマ計時継続」は、タイマ19aのタイマ時間Tの計時を継続するものである。
F11の「キー操作有り」は、前述した音声による予告放置にて知らせたメニューキー52の入力の有無を判断するものである。メニューキー52が操作された場合はF17へ移行し、メニューキー52の操作が無い場合はF13へフローが移行する。この時の入力の必要なキーは、メニューキー52以外の無効キーでも良く、または、どのキーが押されても入力が有ったと判断しても良い。
無効キーとは、使用している設定において通常使用しないキーである。例えば、てんぷらを揚げている時は、油温の変更を行うための温度変更キーは有効キーで、時間を設定するキーは入力の効かない無効キーである。そのため、無効キーの入力で調理の設定に影響を及ぼす課題が無い。但し、無効キーは設定条件に応じて無効キーは異なるため、調理中に使用者の混乱を防止するために取り消し以外のどのキーを押しても良いようにしても良い。その場合、有効キーが押された時はその旨を報知して使用者に設定が変更した旨を知らせるようにすると更に良い。
F17は、報知手段99によって加熱を延長したことを知らせる報知2である。報知2は音声の場合は、「切り忘れ防止機能を延長しました。」等の内容を報知し、報知手段99がブザーの場合は警報やメロディを鳴動するものである。
F18は、タイマ19aのタイマ計時Tをクリアして初期値に戻した後、フローをF4へ移行し、再びF4からフローを流し加熱を継続するものである。
一方、F13は、タイマ19aのタイマ計時Tを監視し、切り忘れ防止機能が働く時間を監視するものである。ここではこの時間を45分と定めているため、タイマ時間Tが45分未満の場合はフローをF10へ移行し、タイマ時間Tが45分経過した場合は、F14で加熱を停止し、次にF15で切り忘れ防止機能が働いて加熱を停止したことを知らせる報知を行う。報知3は、報知手段99によって音声の場合は、「切り忘れ防止機能が働いたため、右ヒータの加熱を止めました。」等の内容を報知し、報知手段99がブザーの場合は警報やメロディを鳴動するものである。
F16はフローを終了するものである。
また、報知を知らせる各フローの報知において、音声、ブザー以外にLEDなどのランプを点灯もしくは点滅表示するものでもよい。
さらに、タイマ19aのタイマ時間は、初期値をゼロとして。ゼロから計時して時間の経過に伴ってタイマ時間Tを増やす例を前述したが、初期値を特定の時間と定め、経過時間とともにタイマ時間Tを減らして特定の時間が経過した時に予告報知や切り忘れ防止機能が働いても良い。
本実施例は以上の構成によりなるもので、調理鍋を載置部右6aに載せて上面操作部右9aで手動調理する動作を図9のフローに基づいて説明する。
調理鍋を載置部右6aに載せて上面操作部右9aの加熱キー49で中火キー49cを操作して、切/スタートキー48を操作する(F2)と手動調理の加熱を開始する(F3)。
制御手段74のタイマ19aは切/スタートキー48の操作からタイマ時間Tの計時を開始する(F4)。
調理中に、水分が蒸発して煮詰まったりするのを防止するためdownキー50bで火力を調整する操作を行うことで(F5)、このキー操作によりタイマ時間Tの時間をクリア(F6)によりタイマ時間Tを初期値に戻した後にタイマ時間Tの計時を再度開始する(F4)。
調理中にタイマ19aのタイマ時間Tが42分(F8)になると報知手段99が予告報知で報知1(F9)を行い「切り忘れ防止機能が働き、まもなく右ヒータの加熱が止まります。続けて使用する場合は、メニューキーを押して下さい。」等の内容を報知する。
使用者は、この報知1(F9)によって切り忘れ防止機能が働いて停止するのが迫っていることを知ることができ、調理を継続して行うには手動調理中には無効キーであるメニューキー52を押せばよいことを知ることができる。
そのため使用者は、手動調理中には無効キーであるメニューキー52を押す。
ここで、使用者がメニューキー52を操作(F11)すると報知手段99が報知2(F17)を行う「切り忘れ防止機能を延長しました。」等の内容を報知する。使用者は、この報知2(F17)によって切り忘れ防止機能が再設定されて調理が継続できることを知ることができる。但し、使用者がメニューキー52を操作しなかった場合は、加熱を終了するものである。
また、本体2から離れていたりして、報知1(F9)を聞き逃したりして、メニューキー52が操作されない場合(F11)には、タイマ19aのタイマ時間Tが45分(F13)になると、切り忘れ防止機能が働いて加熱を停止する(F14)。そして、報知手段99が報知3である「切り忘れ防止機能が働いたため、右ヒータの加熱を止めました。」等の内容を報知するものである(F15)。そして、終了する(F16)。
以上本実施例によれば、手動調理で最終操作から例えば45分で切り忘れ防止機能が働き加熱を停止する機能において、停止前、例えば3分に予告報知を音声などで行うことで切り忘れ停止時間の前に時間が迫っていることを予告報知で知ることができる。
さらに、手動調理中は通常は火力の調整や温度設定の変更に使わない無効キーであるメニューキー97で切り忘れ防止機能が働くまでの時間を延長する働きをすることによって操作上の混乱を回避することができるので勝手が良い。
9 上面操作部
13 加熱コイル
19 制御基板
19a タイマ
51 タイマーキー
97 メニューキー
98 LEDランプ
99 報知手段
100 火力入力キー

Claims (3)

  1. 本体の上面を覆うプレートと、
    該プレートの左右に配置して鍋の載置する位置を示す載置部と、
    該載置部の下方に設け前記鍋を加熱する加熱コイルと、
    該加熱コイルに電力を供給するインバータ手段と、
    該インバータ手段の動作を制御する制御手段と、
    前記鍋の加熱方法を前記制御手段に設定する操作部と、
    該操作部の設定や前記インバータ手段の動作を前記制御手段の指令により表示する表示部と、を備え、
    前記制御手段には、
    前記鍋の加熱と同時にタイマ時間を計時するタイマを設け、
    前記タイマ時間が特定の時間を経過した時は予告報知によって前記鍋への加熱が停止することを事前に知らせ、前記予告報知後に前記操作部を操作されると前記タイマ時間を初期値に戻して前記鍋の加熱を継続することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記予告報知後、前記操作部の操作がない場合は、前記タイマ時間が特定の時間を経過した時は、前記加熱を停止することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記予告報知時にランプによって点滅表示することを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
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