JP2018181714A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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祐司 朝生
清秋 下妻
Kiyoaki Shimotsuma
清秋 下妻
博紀 駒▲崎▼
Hiroki Komazaki
博紀 駒▲崎▼
悠介 齊藤
Yusuke Saito
悠介 齊藤
川村 光輝
Mitsuteru Kawamura
光輝 川村
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【課題】簡単に調理をすることができる誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】鍋26を載置するプレート3と、プレート3の下方には鍋26を加熱する加熱コイル13と、プレート3越しには鍋26の温度を検知する温度検知素子20と、加熱コイル13に電力を供給するインバータ回路18と、複数の調理工程Kからなり自動で調理工程Kが進む機能を有した自動メニューを選択するメニュー設定手段34と、自動メニューに基づいて使用者に調理工程Kを報知する報知手段Pと、メニュー設定手段34で選択した自動メニューで調理工程Kに応じて報知手段Pから前記調理工程Kを報知し、温度検出素子20の検知結果からインバータ回路18を制御して鍋26を加熱する制御手段19とを備え、制御手段19は、報知手段Pを用いて使用者に調理工程Kの切り替わるタイミングを報知する誘導加熱調理器。
【選択図】図4

Description

本発明は、料理を手軽に調理できる誘導加熱調理器に関する。
調理する場合、普段料理をしない人にとっては、調理工程のタイミングがわかり難いものである。例えばハンバーグの場合、片面を焼いた後に裏返すタイミングや仕上がりのタイミングがわかり難いものである。またギョーザの場合は、水を入れた後にふたをして蒸し、最後にふたを外して余分な水分を飛ばす方法では、ふたを外すタイミングが難しいものである。
そこで、特許文献1には、使用者が操作するタイミングを事前に知らせ、使用者が焼き具合を確認して残り時間を調整することで、調理する被加熱物の大きさや具材の違いに柔軟に対応しながら、使用者の好みに応じて、最適な出来栄えに仕上げる自動調理機能を備えた加熱調理器が開示されている。
特開2014−164837
上記した加熱調理器では、事前に知らせてくれる報知に従って使用者が調理具合を確認し、例えば加熱不足と感じた時は残りのタイマー時間を増やす必要がある。この場合、普段料理をしない人にとっては、加熱不足と感じても加熱時間を何分増やすと良いかの判断が出来ないという課題が有る。
また、普段料理をしない人は機器の使い方に慣れておらず、被加熱物の加熱具合を確認しながらの調理機器の操作をする間に加熱が進み、被加熱物の加熱具合が予期せぬ状態(例えば焦げる)になるという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、鍋26を載置するプレート3と、プレート3の下方には鍋26を加熱する加熱コイル13と、プレート3越しには鍋26の温度を検知する温度検知素子20と、加熱コイル13に電力を供給するインバータ回路18と、複数の調理工程Kからなり自動で調理工程Kが進む機能を有した自動メニューを選択するメニュー設定手段34と、自動メニューに基づいて使用者に操作手順など調理工程Kを報知する報知手段Pと、メニュー設定手段34で選択した自動メニューで調理工程Kに応じて報知手段Pから前記調理工程Kを報知し、温度検出素子20の検知結果からインバータ回路18を制御して鍋26を加熱する制御手段19とを備え、制御手段19は、鍋26に入れた調理物の焼き具合を使用者に決めてもらうために、報知手段Pを用いて使用者に調理工程Kの切り替わるタイミングを報知するものである誘導加熱調理器。
本発明によれば、普段料理をしない人でも簡単に調理をすることができる。
一実施例の誘導加熱調理器をシステムキッチンに組込んだ外観斜視図である。 一実施例の誘導加熱調理器の上面を示す説明図である。 一実施例の誘導加熱調理器のプレートを取外した説明図である。 一実施例の誘導加熱調理器の制御ブロック図である。 一実施例の誘導加熱調理器の上面操作部右と上面表示部右を示す説明図である。 一実施例の誘導加熱調理器の自動メニューの焼き物で鍋を予熱中の状態を上面操作部右と上面表示部右を示す説明図である。 一実施例の誘導加熱調理器の自動メニューの焼き物で鍋の温度が適温になった状態を上面操作部右と上面表示部右を示す説明図である。 一実施例の誘導加熱調理器の自動メニューで5分経過した上面操作部右と上面表示部右を示す説明図である。 本実施例の調理工程の説明図である。
本発明の一実施例の誘導加熱調理器を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、誘導加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置される。設置後は後述するロースター(グリル)4と操作パネル5がシステムキッチン1の前面部から操作できるようになっている。
鍋26は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3の載置部6に載置される。載置部6は、プレート3の上面手前に載置部右6aと載置部左6bが配置され、これら両載置部6aおよび6bの間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。そして、図3に示すように、各載置部6の下に鍋26を加熱するための加熱コイル13がそれぞれ設置されている。
ロースター4は魚やピザ等を焼くためのもので、本体2前面部の左側もしくは右側に配置されている。本実施例では本体2前面に向かって左に配置されている。また、魚焼き専用ではないので、このロースター4をグリル若しくはオーブンと呼ぶこともある。
本体2内部には、加熱コイル13や、後述するインバータ回路18を搭載したインバータ基板が設けられており、図2に示すように、これらを冷却するために本体2の外部から空気を吸込むための吸気口7が設けられている。吸気口7で吸入した空気は、本体2内部で発熱する加熱コイル13やインバータ基板を冷却した後、冷却風の流れ16に示すように排気口8から本体2外に排出される。また、この排気口8からは、後述するロースター4の廃熱も排出される。
次に加熱コイルユニット25について説明する。加熱コイルユニット25は、加熱コイル13とコイルベース24とフェライト(図示せず)から構成されている。各加熱コイルユニット25は夫々の載置部6の下方に配置され、載置部右6aの下方には加熱コイルユニット右25aが、載置部左6bの下方には加熱コイルユニット左25bが、載置部中央6cの下方には加熱コイルユニット中央25cが設けられている。
コイルベース24は、加熱コイル13を下から固定すると共に、コイルベース24にはフェライトが埋設されている。加熱コイルユニット25は、各載置部6のプレート3の下方であって、プレート3と加熱コイル13との間に一定の隙間が開くように設置されている。この隙間に冷却風を流して、発熱する加熱コイル13や加熱された鍋26から受熱するプレート3の熱から加熱コイルユニット25を冷却している。
加熱コイルユニット25に設置された温度検知素子20である温度検知素子A21と温度検知素子B22により、鍋26の温度検知が行われ、検知した鍋26の温度は自動メニューの自動調理などに用いられる。
温度検知素子20は鍋26底の温度を検出するためにプレート3の下方に設け、鍋26底の温度をプレート3を介して間接的に検出している。温度検知素子A21は加熱コイルユニット右25aと加熱コイルユニット左25bの各加熱コイル13のコイル間に設置し、温度検知素子B22は加熱コイルユニット右25aと加熱コイルユニット左25bと加熱コイルユニット中央25cの各加熱コイル13のコイル中央に設置している。
鍋26には、底の中央が浮いているものが有り、中央より外側のほうが加熱されて変化する温度を敏感に測定できるので、火力の大きい加熱コイルユニット右25aと加熱コイルユニット左25bには夫々温度検知素子20を2ヶ所設けている。なお、温度検知素子20は、検知温度によって抵抗値が変化するサーミスタでも良いし、鍋26から放射される赤外線を検出して電圧を発生する赤外線センサでも良い。
基板ケース15内には加熱コイル13に電源を供給するインバータ回路18や温度検知素子20により検知した温度に応じて加熱手段23への出力を制御する制御手段19等の回路が納められている。
上面操作部9は載置部右6a側の加熱コイル右13aの火力等を入力する上面操作部右9aと載置部左6b側の加熱コイル左13bの火力等を入力する上面操作部左9bと載置部中央6c側の加熱コイル13cの火力等を入力する上面操作部中央9cから成っている。上面表示部10は上面操作部9の各操作部に対応して上面表示部右10a,上面表示部左10b,上面表示部中央10cと配置され、各上面操作部9で入力された内容を表示する。
図4を用いて本発明の誘導加熱調理器の制御を説明する。
26は被加熱物の金属性の鍋やフライパンであって、本明細書では鍋26にフライパン、及び同様の機能を有する調理器具も含むものとする。13は鍋26を加熱するための加熱コイルで、加熱コイル13の巻線は表皮効果を抑制するためリッツ線を採用している。18は鍋26を加熱するために加熱コイル13に電力を供給するインバータ回路で、具体的には数十kHz、数百Vの電圧を印加する。なお、加熱コイル13とインバータ回路18を合わせて加熱手段23と呼ぶ。
31は火力設定手段で、火力を設定するときに使用者が操作するものである。
34はメニュー設定手段で、用意された複数の自動メニューの中から一つの自動メニューを選択するときに使用者が操作するものであって、具体的には、焼き物調理や揚げ物調理を自動制御するために事前に組み込まれたメニュー群の中から使用するメニューを選択するものである。
17は表示手段でメニュー設定手段34によって選択されたメニューと自動調理の進行状態などの表示部41(図5)と、火力設定手段31の設定内容を表示(ランプ36〜39,図5)するものである。
19は制御手段で、大きく3つの機能を果たす。第1の機能は、火力設定手段31によって設定された火力となるようにインバータ回路18を制御する機能である。
第2の機能は、メニュー設定手段34によって選択された自動メニューに対応して鍋の温度を制御するためインバータ回路18を制御する機能である。これを実現するため、制御手段19には複数の自動メニューに対応した鍋の加熱温度が予め記憶されており、温度検知素子20によって観測される鍋温度と、記憶された加熱温度の差に応じて加熱手段23を制御している。
第3の機能は、表示手段17を制御する機能であって、例えば、メニュー設定手段34で入力されたメニューや調理の進行状況や自動調理時に於ける調理工程のタイミング、火力設定手段31で入力された内容を表示手段17に表示したりするものである。
報知手段Pは、図1の操作パネル5の内部に収納し、音声など音を発するスピーカである。
次に、図5に示す上面操作部右9aと上面表示部右10aを例に、表示手段17と火力設定手段31とメニュー設定手段34を具体的に説明する。なお、上面操作部左9bと上面表示部左10bは同等の構成であるので説明は省略する。
上面表示部右10aは、表示部41を備え、表示41aと表示41bに分けられる。表示41aには火力設定手段31で入力される火力やメニュー設定手段34で入力されるメニューや経過時間等が表示されている。表示41bにはメニュー設定手段34で入力されたメニューの中で、鍋26を予熱して、鍋26の温度が適温に達した時に食材の投入タイミングを知らせることができるように「予熱中」と「適温」の表示を行う。
ランプ35〜40はLED等からなり、ランプ35は切・スタートキー30が押され加熱開始が入力されると点灯する。ランプ36〜39は火力設定手段31で設定した火力のランプが点灯する。ランプ40は火力調整手段32が有効時に点滅して知らせる。
33はハンバーグや煮込みや保温などタイマー機能を使った調理を実施するときに加熱時間を選択するタイマーキーである。
メニュー設定手段34を操作すると、事前に組み込まれた自動メニューが表示41aに表示される。メニュー設定手段34を押すたびにメニューが切り替わり表示されるので、使用者は所望のメニューが表示されるまで、メニュー設定手段34を操作する。自動メニューが表示されているときに切・スタートキー30を操作すると自動調理が開始される。
本実施例は以上の構成よりなるもので、次にその動作について図6〜図9を使用して説明する。
初めに図9について説明する。図9は、自動メニューのハンバーグの調理を実施した時の制御手段の動きと使用者の動きを示した説明図である。
図は、各項目に対して各工程の推移を示すもので、項目Sは使用者の操作を示し、項目Hは表示部の表示を示し、上段は表示41bの表示を示し、下段は表示41aの表示を示す。項目Pは報知手段Pの報知のタイミングを示し、項目Kは調理工程の推移を示し、項目Dは被加熱物である鍋を加熱する制御温度を示し、項目Jは報知P3と報知P4を報知するまでの時間を示している。
次に、前述した項目を自動メニューに備えたハンバーグを焼く場合を例に制御手段19で制御する内容を以下説明する。
ハンバーグを焼く調理工程Kは、調理工程K1〜K4の四個の調理工程からなり、調理工程K1は鍋26を予熱する工程である。調理工程K2は鍋26の予熱が完了し具材(ハンバーグのタネ)が入れられるまで鍋26の温度を保持する待機する工程である。調理工程K3はハンバーグの一方の面を焼き上げる工程で、調理工程K4はハンバーグの他方の面を焼き上げる工程である。調理工程K1から調理工程K2、調理工程K3から調理工程K4は自動で調理工程が移行する。
鍋26を加熱する制御温度Dは、調理工程K1〜K3までは制御温度D1、調理工程K4は制御温度D2である。具体的には制御温度D1は180℃、制御温度D2は140℃である。
調理時の表示Hは、表示部41bで表示する内容として、調理工程K1の時は鍋26の予熱を行っていることが分かるように表示H1で示す「予熱」を表示し、調理工程K2の時は鍋26の予熱が終了したことが分かるように表示H1の表示に替わって表示H2で示す「適温」を表示する。
また、表示部41aで表示する内容として、調理工程K1とK2では鍋26の加熱制御温度である表示H3で示す「180」を表示し、調理工程K3とK4ではハンバーグのネタの加熱を開始した加熱時間である表示H4を表示する。表示H4は加熱開始時からの加熱の経過時間を表示するもので、加熱開始時を「0:00」として1秒が経過すると「0:01」と表示することで、使用者に加熱時間が一目でわかる表示としている。
時間Jは、報知手段の報知P3とP4の報知タイミングである管理時間で、時間J1はハンバーグのネタを入れて使用者がタイマーキー33を入力してからのハンバーグの一方の面の焼き上がる目安を知らせる管理時間であり、時間J2は該一方の面の焼き上がりの目安を知らせてから他方の面が焼き上がる目安を知らせる管理時間である。具体的には時間J1が5分、時間J2が8分である。また時間J1は調理工程K3の調理時間の管理時間でもある。この管理時間は事前に確認した時間で、時間J1はハンバーグの一方の面に焼き色がつくであろう裏返しのタイミングの時間。時間J2は他方の面にも焼き色がついて焼き上がり、加熱を終了しても良いであろうタイミングの時間で決めている。
報知手段の報知Pは、調理開始の予熱を開始した報知P1「右ヒーターの予熱を開始しました適温になるまでお待ちください」の報知。予熱が終了した時の報知P2「予熱が完了しました食材を入れ、タイマーキーを押してください」の報知。この報知P1と報知P2は次の操作手順などを報知するものである。次に調理工程K3が終了してハンバーグを裏返す時の報知P3「右ヒーターの裏返し目安時間です焼き具合を確認し、よろしければ食材を裏返してフタをしてください」の報知。管理時間J2が経過してハンバーグが焼き上がった目安を知らせる報知P4「右ヒーターの焼きあがり目安時間です焼き具合を確認し、よろしければ調理を終了してください」の報知。この報知P3と報知P4は使用者に食材の焼き具合を確認してもらい使用者の判断で食材の加熱を決定してもらうための報知である。機器の加熱停止の操作を行った時の報知P5「加熱を停止しました」の報知を音声で行う。
次に使用者による操作を含めた制御手段19の動作(制御)を説明する。
使用者は加熱に使用する鍋26(フライパン)を載置部6に載置して、表示41aを見ながらメニュー設定手段34を押して自動メニューの「ハンバーグ」を選択する。自動メニューを選択するとランプ35が点滅して切・スタートキー30が有効になったことを知らせるランプ35が点滅する。
使用者が操作S1である切・スタートキー30を押すことで予熱工程である調理工程K1が開始される。予熱工程が開始すると、表示部41bに予熱を行っていることが分かるように表示H1で示す「予熱」と、表示部41aに鍋26の加熱制御温度が分かるように表示H3で示す「180」を表示する。また報知手段Pより報知P1「右ヒーターの予熱を開始しました適温になるまでお待ちください」の報知が行われる。
鍋26の温度が加熱制御温度に到達すると、予熱が終了した報知P2「予熱が完了しました食材を入れ、タイマーキーを押してください」の報知が行われ、表示部41bの表示が「予熱」から表示H2の「適温」に替わり、調理工程も自動に調理工程K1から調理工程K2へ替わる。
使用者が操作S2でハンバーグのタネを鍋26に投入し、操作S3でタイマーキー33を入力する。
操作S3でタイマーキー33を入力されると、調理工程は調理工程K2から調理工程K3へ移行し、表示部41bは消灯し、表示部41aは鍋26の加熱制御温度を示す「180」に替わりハンバーグのネタの加熱を開始した加熱時間である表示H4を表示する。同時に調理工程K3の加熱時間と次の報知P3を行う管理時間J1の時間管理を開始する。
管理時間J1が経過すると調理工程K3に替わり調理工程K4が自動で開始する。鍋26の加熱制御温度は制御温度D2へ変更になり、管理時間も管理時間J2の時間管理が開始する。また報知手段からは報知P3「右ヒーターの裏返し目安時間です焼き具合を確認し、よろしければ食材を裏返してフタをしてください」が報知される。
使用者はこの報知によりハンバーグの焼き具合を確認して、焼き具合が良ければ食材を裏返し、焼きが不足と感じたら様子を見ながら加熱を続け、使用者の好みに応じて食材を裏返せば良い。この時の調理工程はすでに調理工程K4に移行している。
管理時間J2が経過すると報知手段からは報知P4「右ヒーターの焼きあがり目安時間です焼き具合を確認し、よろしければ調理を終了してください」の報知が行われる。この報知が行われても調理工程K4により食材の加熱は継続される。
報知P4の報知により使用者は食材の焼き加減を確認して、使用者の好みの焼き加減になるまで加熱を継続でき、表示部41aに表示される加熱時間を継続してカウントアップされる。
使用者が満足できる焼き加減になったところで操作S5によって切・スタートキー30を押すと加熱が終了する。加熱が終了すると報知手段より報知P5「加熱を停止しました」の報知が行われる。
以上の操作で最後の操作S5を忘れた場合でも、自動調理工程とは別の機能として、切り忘れを考慮して、最悪の状態になる前に加熱を停止して調理を終了する。
工程の中で、調理工程K3から調理工程K4への移行は管理時間J1の経過で自動的に移行し、合わせて鍋26の制御温度も制御温度D1(180℃)から制御温度D2(140℃)に変更と、同時に報知P3を行って、食材の裏返すタイミングであることを報知して知らせている。
実際の食材の裏返しは調理者の判断に任されているのに対して、調理工程は、自動に調理工程K3から調理工程K4へ移行し、鍋26の制御温度も制御温度D1(180℃)から制御温度D2(140℃)に変更している。理由は、食材が有る程度加熱されると、その後の加熱による食材の加熱具合の変化する速度が速くなるため、使用者の裏返すタイミングが少し遅れると加熱具合が過加熱になるのを防止するために、報知P3に合わせて制御温度をD2へと変更している。とくに普段調理をしない人がもたついている間に焦げる事の無いように配慮している。
上記した本実施例によれば、自動メニューによる自動制御により、ハンバーグの一方の面と他方の面の両面に焼き色をつけるのに適した鍋の温度の維持を容易に行えるとともに、ハンバーグの一方の面に焼き色がつくであろう裏返しのタイミングで音声案内(報知P3)し、さらに他方の面にも焼き色がついて焼き上がり、加熱が終了するであろうタイミングで音声案内(報知P4)し、使用者に焼き頃であるタイミングを知らせ、後は使用者の好みに応じて食材の両面ともに加熱が継続できるようにすることで、いつでも使用者の好みに合った仕上がりの美味しいハンバーグを調理することができるものである。よって前記した報知P3と報知P4は使用者に焼き具合を決めてもらうための報知でもある。
また、誘導加熱調理器に付属する調理材料と調理方法を掲載した調理ブックには加熱時間を例えば「15分」と記載されている。その為、調理中には経過時間を表示して、今何分調理した、何分経過したのかわかり易い。
さらに、自動調理では、具材の加熱中は操作部の操作を不要としていることで、使用者は、食材の加熱具合に集中できるように配慮している。
よって普段料理をしない人にでも調理の失敗が減り安心して調理ができるものである。
以上の調理例としてハンバーグで説明したが、鍋にギョウザと水をいれて蓋をして加熱した場合、この蓋を取るタイミングと焼き上がるタイミングを前述した使用者に焼き具合を決めてもらうための報知を行う事も可能である。
2・・・本体、3・・・プレート、13・・・加熱コイル、18・・・インバータ回路、19・・・制御手段、20・・・温度検知素子、26・・・鍋、30・・・切・スタートキー、33・・・タイマーキー、34・・・メニュー設定手段、41・・・表示部、報知手段・・・P、調理工程・・・K

Claims (1)

  1. 鍋を載置するプレートと、
    前記プレートの下方には前記鍋を加熱する加熱コイルと、
    前記プレート越しには前記鍋の温度を検知する温度検知素子と、
    前記加熱コイルに電力を供給するインバータ回路と、
    複数の調理工程からなり自動で前記調理工程が進む機能を有した自動メニューを選択するメニュー設定手段と、
    前記自動メニューに基づいて使用者に前記調理工程を報知する報知手段と、
    前記メニュー設定手段で選択した自動メニューで前記調理工程に応じて前記報知手段から前記調理工程を報知し、前記温度検出素子の検知結果から前記インバータ回路を制御して前記鍋を加熱する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記報知手段を用いて使用者に前記調理工程の切り替わるタイミングを報知することを特徴とする、誘導加熱調理器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021136306A1 (zh) * 2019-12-31 2021-07-08 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 一种加热电路

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