JP2020199757A5 - - Google Patents

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Description

本発明の物品は、基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する物品であって、前記膜は少なくとも、樹脂と、ビーズと、酸化チタンと、を含み、前記酸化チタンの含有率(面積%)がは、前記ビーズの含有率(面積%)に対して1/5以上であり、前記ビーズの周囲に他より多くの前記酸化チタンが配置されていることを特徴とする。
あるいは、本発明の物品は、基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する物品であって、前記膜は少なくとも、樹脂と、樹脂からなるビーズと、シリカで表面が被覆された酸化チタンと、を含み、前記樹脂からなるビーズの表面が、前記シリカで表面が被覆された酸化チタンで覆われていることを特徴とする。
また、本発明の光学機器は、基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する光学機器であって、前記膜は少なくとも、樹脂と、ビーズと、酸化チタンと、を含み、前記酸化チタンの含有率(面積%)がは、前記ビーズの含有率(面積%)に対して1/5以上であり、前記ビーズの周囲に他より多くの前記酸化チタンが配置されているある膜が基材上に形成されていることを特徴とする。
あるいは、本発明の光学機器は、基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する光学機器であって、前記膜は少なくとも、樹脂と、樹脂からなるビーズと、シリカで表面が被覆された酸化チタンと、を含み、前記樹脂からなるビーズの表面が、前記シリカで表面が被覆された酸化チタンで覆われていることを特徴とする。
あるいは、本発明の塗料は、少なくとも、樹脂と、樹脂からなるビーズと、シリカで表
面が被覆された酸化チタンと、を含み、前記樹脂からなるビーズの表面が、前記シリカで表面が被覆された酸化チタンで覆われていることを特徴とする。

Claims (32)

  1. 基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する物品であって、
    前記膜は、樹脂と、ビーズと、酸化チタンと、を含み、
    前記酸化チタンの含有率(面積%)、前記ビーズの含有率(面積%)に対して1/5以上であり、
    前記ビーズの周囲に他より多くの前記酸化チタンが配置されていることを特徴とする物品。
  2. 前記ビーズ平均粒子径が、5μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項1記載の物品。
  3. 前記酸化チタン平均粒子径が、10nm以上5μm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の物品。
  4. 前記ビーズが、シリカ、ガラス、シリコーン、樹脂からなる群より選択されるいずれか1種からなる粒子であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物品
  5. 基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する物品であって、
    前記膜は、樹脂と、樹脂からなるビーズと、シリカで表面が被覆された酸化チタンと、を含み、
    前記樹脂からなるビーズの表面が、前記シリカで表面が被覆された酸化チタンで覆われていることを特徴とする物品。
  6. 前記シリカで表面が被覆された酸化チタンの含有率(面積%)、前記樹脂からなるビーズの含有率(面積%)に対して1/6以上であることを特徴とする請求項5に記載の物品。
  7. 前記樹脂からなるビーズ平均粒子径が、5μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項または6に記載の物品。
  8. 前記シリカで表面が被覆された酸化チタン平均粒子径が、10nm以上5μm以下であることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項記載の物品。
  9. 前記ビーズの平均粒子径が、前記シリカで表面が被覆された酸化チタンの平均粒子径の30倍以上300倍以下であることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の物品
  10. 前記膜、さらにシリカ粒子を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項記載の物品。
  11. 前記基材と前記膜との間にプライマー有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項記載の物品。
  12. 基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する光学機器であって、
    前記膜は、樹脂と、ビーズと、酸化チタンと、を含み、
    前記酸化チタンの含有率(面積%)、前記ビーズの含有率(面積%)に対して1/5以上であり、
    前記ビーズの周囲に他より多くの前記酸化チタンが配置されていることを特徴とする光学機器。
  13. 前記ビーズ平均粒子径が、5μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項12に記載の光学機器。
  14. 前記酸化チタン平均粒子径が、10nm以上5μm以下であることを特徴とする請求項12または13に記載の光学機器。
  15. 前記ビーズが、シリカ、ガラス、シリコーン、樹脂からなる群より選択されるいずれか1種からなる粒子であることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一項に記載の物品
  16. 基材と、前記基材の上に設けられた膜と、を有する光学機器であって、
    前記膜は、樹脂と、樹脂からなるビーズと、シリカで表面が被覆された酸化チタンと、を含み、
    前記樹脂からなるビーズの表面が、前記シリカで表面が被覆された酸化チタンで覆われていることを特徴とする光学機器。
  17. 前記シリカで表面が被覆された酸化チタンの含有率(面積%)、前記樹脂からなるビーズの含有率(面積%)に対して1/6以上であることを特徴とする請求項16に記載の光学機器。
  18. 前記樹脂からなるビーズ平均粒子径が、5μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項16または17に記載の光学機器。
  19. 前記シリカで表面が被覆された酸化チタン平均粒子径が、10nm以上5μm以下であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか一項記載の光学機器。
  20. 前記膜、さらにシリカ粒子を含むことを特徴とする請求項12乃至19いずれか一項記載の光学機器。
  21. 前記基材と前記膜との間に、プライマー層を有することを特徴とする請求項12乃至20いずれか一項記載の光学機器。
  22. 前記膜が、前記基材の光が照射される部分に設けられていることを特徴とする請求項12乃至21のいずれか一項に記載の光学機器
  23. 内部にレンズを保持するレンズ鏡筒を有する光学機器であって、
    前記基材が前記レンズ鏡筒であり、
    前記膜が前記レンズ鏡筒の外表面に設けられていることを特徴とする請求項12乃至22のいずれか一項に記載の光学機器
  24. 少なくとも、樹脂と、ビーズと、酸化チタンと、を含み、
    前記酸化チタンの含有率は、塗料中の不揮発成分に対して20質量%以上55質量%以下であることを特徴とする塗料。
  25. 前記ビーズ平均粒子径が、5μmより大きく50μm以下であることを特徴とする請求項24に記載の塗料。
  26. 前記酸化チタン平均粒子径が、10nm以上5μm以下であることを特徴とする請求項24または25に記載の塗料。
  27. 前記ビーズが、シリカ、ガラス、シリコーン、樹脂からなる群より選択されるいずれか1種からなる粒子であることを特徴とする請求項24乃至26のいずれか一項に記載の塗料
  28. 少なくとも、樹脂と、樹脂からなるビーズと、シリカで表面が被覆された酸化チタンと、を含み、
    前記樹脂からなるビーズの表面が、前記シリカで表面が被覆された酸化チタンで覆われていることを特徴とする塗料。
  29. 前記シリカで表面が被覆された酸化チタンの含有率前記塗料中の不揮発成分に対して10質量%より多く55質量%以下であることを特徴とする請求項28に記載の塗料。
  30. 前記樹脂からなるビーズ平均粒子径が、5μmより大きく50μm以下であることを特徴とする請求項28または29に記載の塗料。
  31. 前記シリカで表面が被覆された酸化チタン平均粒子径が、10nm以上5μm以下であることを特徴とする請求項28乃至30のいずれか一項記載の塗料。
  32. さらにシリカ粒子を含むことを特徴とする請求項24乃至31のいずれか一項に記載の塗料。
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