JP2020190324A - 仕切弁及び仕切弁の設置方法 - Google Patents
仕切弁及び仕切弁の設置方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
図1〜図4に示すように、仕切弁1は、弁蓋11と弁箱12と密封バンド13と移動防止機構14とを備えている。また、図3に示すように、仕切弁1は、弁箱12に収容される弁体15を備えている。
図14及び図15に示すように、環状部22の外面には、管軸方向Xに沿って対向する一対の環状側壁22bが形成されている。環状部22の外面に形成された一対の環状側壁22bのうち、延出部B2とは反対側の環状側壁22bは、移動防止機構14により係止されている。つまり、第一実施形態では移動防止機構14が環状分割体Bに一体形成されていたが、本実施形態では移動防止機構14を別部材で構成している点が異なっている。
図17及び図18に示すように、弁箱12の両端部には、一対の水道管W1,W2の円弧状切断面20に沿うように対向する円弧状端面12Bbが形成されている。そして、本実施形態における一対の円弧状端面12Bbは、弁体15の挿抜方向Yに対して水道管Wの側面視中間位置に行くほど近付くように側面視円弧状に形成されている。このように、弁箱12の突出管部12Bに水道管Wの円弧状切断面20に対向する円弧状端面12Bbを設ければ、突出管部12Bを円弧状切断面20に接近させることが可能となり、仕切弁1のコンパクト化が図られる。しかも、水道管Wに流通する水が弁箱12の突出管部12Bにより円滑に案内されるため、圧力損失を低減できる。
図21に示すように、上述した実施形態における移動防止機構14に代えて、環状分割体B(分割部材Ba)の内周面に、水道管Wの外周面に喰い込み可能な環状爪部39(爪部の一例)を設けても良い。この環状爪部39は、本体部B1のうち、弁箱12の延出部B2とは反対側の環状側壁22bの内周面に一体形成されている。本実施形態における仕切弁1の設置方法は、上述した実施形態における移動防止機構14の装着工程を省略することができる。しかも、本体部B1に環状爪部39を設けるだけで良いので、部品点数を節約することができる。
図22に示すように、上述した実施形態における移動防止機構14に代えて、環状分割体B(分割部材Ba)の内周面に環状凸部40を設けると共に、水道管Wの外周面に環状凹部41を形成し、これら環状凸部40と環状凹部41とを嵌合させても良い。この環状凸部40は、本体部B1のうち、弁箱12の延出部B2とは反対側の環状側壁22bの内周面に一体形成されている。本実施形態における仕切弁1の設置方法は、上述した実施形態における移動防止機構14の装着工程を省略することができる。しかも、本体部B1に環状凸部40を設け、水道管Wの外周面に環状凹部41を形成するだけで良いので、部品点数を節約することができる。
図23に示すように、仕切弁1は、弁蓋11と弁箱12と密封バンド13と移動防止機構14とを備えている。弁蓋11と弁箱12と移動防止機構14とは、第一実施形態と同様であるので説明を省略する。なお、弁箱12を第三実施形態のように構成しても良いし、移動防止機構14を第二実施形態、第四実施形態又は第五実施形態のように構成しても良く、特に限定されない。この場合、上述した環状分割体Bが、後述する本体部B1に相当する。
(1)図26に示すように、環状分割体Bの一対の分割部材Ba(半円筒部材)の端部をヒンジ42で結合しても良い。この場合、弁箱12の突出管部12Bに一対の分割部材Baを予め装着した状態で、弁箱12を一対の水道管W1,W2の間に挿入し、その後、プッシャ部材P又は分割部材Baの自重により、一対の分割部材Baを閉じ操作しても良い。
(2)密封バンド13に代えて、管軸方向Xに伸縮自在な伸縮部材で構成し、この伸縮部材を公知の離脱防止具で押さえても良い。
(3)上述した実施形態のように一対の分割部材Baの割面は上下方向に限定されず、左右方向、斜め方向等であっても良い。一対の分割部材Baの割面を左右方向とした場合、上側の分割部材Baを突出管部12Bに予め装着させた弁箱12を一対の水道管W1,W2の間に挿入し、その後、下部ケース3Aの底壁3Abに設けられたジャッキ機構により下側の分割部材Baを押し上げて装着しても良い。
(4)弁体15の挿抜方向Yは、上下方向ではなく、斜め方向又は左右方向として仕切弁1を配置しても良い。
(5)流体管は水道管に限定されず、ガス管等の流体を流通させる管であれば特に限定されない。
2 :切断装置
3 :筺体
12 :弁箱
12A :弁箱側収容部(弁箱本体)
12Ab :側面
12Ab1 :突出部(被係合部)
12Ab2 :傾斜面
12Ac :底面凹部
12B :突出管部
12Ba :円弧状端面
13 :密封バンド
14 :移動防止機構
15 :弁体
20 :円弧状切断面
25 :係合部
25a1 :対向傾斜面
33 :保持部
39 :環状爪部(爪部)
40 :環状凸部
41 :環状凹部
42 :ヒンジ
B :環状分割体
B1 :本体部
B2 :延出部
Ba :分割部材
P :プッシャ部材(操作部)
S :シール部材
Sa1 :第一環状凸部
Sa2 :第一環状凸部
Sa3 :第二環状凸部
W :水道管(流体管)
X :管軸方向
Y :挿抜方向
Claims (14)
- 一対の流体管の間に挿入されることにより流路を閉塞可能な弁体と、
一対の前記流体管の間に配置され、前記弁体を収容する弁箱と、
一対の前記流体管と前記弁箱との間を密封状態で覆う密封バンドと、を備え、
前記密封バンドは、一対の前記流体管と夫々の前記流体管の端面に対向する前記弁箱の両端部とを個別に覆うように前記流体管の管軸方向に垂直な面で分割された一対の環状分割体で構成されており、
夫々の前記環状分割体は、前記流体管と前記弁箱とを密封状態に覆う本体部と、前記弁箱の被係合部に係合する係合部とを有し、前記流体管の周方向に分割された複数の分割部材で構成されている仕切弁。 - 前記弁箱には、前記被係合部として、前記管軸方向に沿う側面から外側に突出させた突出部が形成されており、
前記環状分割体は、前記側面に対向するように前記本体部から延出した延出部を有しており、
前記延出部の先端部には、前記係合部が形成されている請求項1に記載の仕切弁。 - 前記突出部には、前記側面に向かうほど前記管軸方向の幅が大きくなる傾斜面が形成されており、
前記係合部には、前記傾斜面に対向する対向傾斜面が形成されている請求項2に記載の仕切弁。 - 前記弁箱は、弁箱本体から前記管軸方向に突出する一対の突出管部を有しており、
前記本体部の内面には、前記流体管と前記突出管部とに跨るシール部材が装着されており、
前記シール部材には、前記流体管の外周面に当接する第一環状凸部と前記突出管部の外周面に当接する第二環状凸部とが突出形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の仕切弁。 - 一対の前記端面は、前記弁体の挿抜方向に対して前記流体管の中間位置に行くほど近付く一対の円弧状切断面であり、
前記突出管部には、前記円弧状切断面に沿うように対向する円弧状端面が形成されている請求項4に記載の仕切弁。 - 前記弁箱の底面には、位置決め用の底面凹部が形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の仕切弁。
- 夫々の前記分割部材は、互いに接合される一対の半円筒部材で構成されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の仕切弁。
- 一対の前記半円筒部材の割面には、互いに嵌合する凹凸形状が形成されている請求項7に記載の仕切弁。
- 一対の前記半円筒部材の端部はヒンジで結合されている請求項7又は8に記載の仕切弁。
- 前記本体部の前記弁箱とは反対側に設けられ、前記環状分割体の前記管軸方向の移動を防止する移動防止機構をさらに備えた請求項1から9のいずれか一項に記載の仕切弁。
- 前記環状分割体の内周面には、前記流体管に喰い込む爪部が形成されている請求項1から9のいずれか一項に記載の仕切弁。
- 前記流体管の外周面には、環状凹部が形成されており、
前記環状分割体の内周面には、前記環状凹部に嵌合する環状凸部が形成されている請求項1から9のいずれか一項に記載の仕切弁。 - 一対の流体管の間に挿入されることにより流路を閉塞可能な弁体と、前記弁体を収容する弁箱と、前記流体管の管軸方向に分割された一対の環状分割体で構成され、当該環状分割体が前記流体管の周方向に分割された複数の分割部材で形成された密封バンドと、を備えた仕切弁を前記流体管に設置する仕切弁の設置方法であって、
前記密封バンドが収容された筺体を、前記流体管に密封状態で装着する筺体装着工程と、
前記筺体の内部で切断装置により前記流体管を切断して、前記弁体の挿抜方向に対して前記流体管の中間位置に行くほど近付く一対の円弧状切断面を形成する流体管切断工程と、
前記筺体の内部で、一対の前記円弧状切断面の間に前記弁体が収容された前記弁箱を挿入する弁箱設置工程と、
前記筺体の外部に設けられた操作部を操作して前記分割部材を前記流体管の径方向に移動させ、前記流体管と前記弁箱との間を前記密封バンドで密封状態に覆う密封バンド装着工程と、
前記流体管から前記筺体を取外す筺体除去工程と、を備えた仕切弁の設置方法。 - 前記密封バンド装着工程において、前記分割部材は、前記筺体の底部に設けられ前記分割部材を保持する保持部により案内されながらスライド移動される請求項13に記載の仕切弁の設置方法。
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JP2016044793A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | コスモ工機株式会社 | 設置体取付構造 |
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