JP2005315384A - 管接続構造及び挿口管部への管内作業機の取付け方法 - Google Patents

管接続構造及び挿口管部への管内作業機の取付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 受口管部と挿口管部とを接続するために挿口管部側に設けられている構成を利用して、管内作業機を脱着自在に連結するための継手管を挿口管部に対して確実、強力に抜止め固定する。
【解決手段】 受口管部11に管軸芯方向から挿入接続される挿口管部6の外周面に、径方向外方に突出する管接続用の突起部29が形成されているとともに、挿口管部6に対して管軸芯方向から外嵌される嵌合管部7Bを備えた継手管7の他端部には、挿口管部6内を通して送り込み可能な管内作業機Cとフランジ接合するための連結フランジ部7Aが形成され、更に、継手管7の嵌合管部7Bには、挿口管部6の管接続用突起部の管軸芯方向両端部のうち、挿口先端から管軸芯方向に遠ざかる側の一端部に係合した状態での締め付け操作により、継手管7と挿口管部6とを相対引寄せ移動させて固定する固定手段Fが設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、挿口管部にこれの内部を通して送り込み可能な穿孔機等の管内作業機を取付けるための管接続構造及びそれを用いた挿口管部への管内作業機の取付け方法に関する。
従来の管接続構造では、挿口管部に対して管軸芯方向から外嵌される嵌合管部を一端側に備えた継手管の他端部に、挿口管部内を通して送り込み可能な管内作業機の一例である穿孔機にフランジ接合するための連結フランジ部が形成されているとともに、継手管の嵌合管部の内周面に形成された環状溝には、挿口管部の外周面との間を密封する弾性シール材が装着され、更に、継手管の嵌合管部の他端側に偏位した周方向複数箇所には、挿口管部の外周面に径方向から圧接される固定ボルトが螺合されている。
また、継手管の嵌合管部の他端部には、挿口管部の基端部の周方向複数箇所に形成された回転規制突片に対して管軸芯方向から係合する係合凹部が形成されているとともに、嵌合管部の内周面の一端側には、受口管部の内周面に保持されたロックリングに管軸芯方向から当接して、接続されている挿口管部と受口管部との離脱移動を阻止するべく、挿口管部の外周面の先端に一体形成された抜止め突起の外側面に接触する環状の嵌合ガイド面が形成され、更に、挿口管部の抜止め突起には、これの差し込み移動に連れてロックリング又は継手管に装着された弾性シール材を拡径側に弾性変形させるためのテーパー面が形成されている(特許文献1参照)。
そして、挿口管部に穿孔機を取付けるにあたっては、まず、環状溝に弾性シール材を装着してある継手管の嵌合管部を、挿口管部に対して管軸芯方向から外嵌し、その外嵌途中で弾性シール材を拡径側に弾性変形させながら挿口管部の抜止め突起を通過移動させ、嵌合終了時には、嵌合管部の他端部の係合凹部を挿口管部の基端部側の回転規制突片に係合させるとともに、嵌合管部の内周面の一端側に形成された嵌合ガイド面を挿口管部の抜止め突起の外側面に接触させる。その後、複数本の固定ボルトを締め付け側に螺合操作して、挿口管部と継手管の嵌合管部とを固定連結したのち、継手管の連結フランジ部に穿孔機の連結フランジ部をボルト・ナットを介して密封状態で固定連結する。
特開平2000−28059号公報
従来の管接続構造では、挿口管部に対する継手管の管軸芯輪方向での抜け出し移動を、継手管の嵌合管部に螺合された複数の固定ボルトの締め付け操作によって阻止しているため、全ての固定ボルトを緩みのない状態で強力に締め付ける必要がある。しかも、穿孔作業後に挿口管部から継手管を取り外す場合、嵌合管部の内周面の環状溝に装着されている弾性シール材が挿口管部の抜止め突起に引っ掛かるため、その分解作業に多くの労力と手間を要する問題があった。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、受口管部と挿口管部とを接続するために挿口管部側に設けられている構成を利用して、管内作業機を脱着自在に連結するための継手管を挿口管部に対して確実、強力に抜止め固定することのできる管接続構造及び挿口管部への管内作業機の取付け方法を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、受口管部に管軸芯方向から挿入接続される挿口管部の外周面に、径方向外方に突出する管接続用の突起部が形成されているとともに、挿口管部に対して管軸芯方向から外嵌される嵌合管部を備えた継手管の他端部には、挿口管部内を通して送り込み可能な管内作業機とフランジ接合するための連結フランジ部が形成され、更に、継手管の嵌合管部には、挿口管部の管接続用突起部の管軸芯方向両端部のうち、挿口先端から管軸芯方向に遠ざかる側の一端部に係合した状態での締め付け操作により、継手管と挿口管部とを相対引寄せ移動させて固定する固定手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、挿口管部に、これの内部を通して送り込み可能な管内作業機を連結するにあたって、挿口管部に対して、管内作業機とフランジ接合するための連結フランジ部を備えた継手管の嵌合管部を管軸芯方向から外嵌し、この嵌合管部に設けられた固定手段を、挿口管部の管接続用突起部の一端部に係合させた状態で締め付け操作することにより、継手管と挿口管部とを管軸芯方向に沿って相対的に引寄せ移動させて固定することができるから、挿口管部と継手管とに離脱方向への外力が作用しても、この外力を管接続用突起部の一端部と固定手段との係合部で確実に受止めることができる。
従って、挿口管部の外周面に突出形成されている頑丈な管接続用突起部を利用して、管内作業機を脱着自在に連結するための継手管を挿口管部に対して外嵌状態で確実、強力に抜止め固定することができるとともに、その抜止め固定に要する操作力の軽減化も図ることができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記固定手段には、挿口管部の管接続用突起部に対して周方向から係合することにより、挿口管部と継手管との相対回転を阻止する回転規制手段が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、挿口管部に対して、管内作業機とフランジ接合するための連結フランジ部を備えた継手管の嵌合管部を管軸芯方向から外嵌し、この嵌合管部に設けられた固定手段を、挿口管部の管接続用突起部の一端部に係合させた状態で締め付け操作して、継手管と挿口管部とを相対的に引寄せ固定するとともに、この固定手段に設けられている回転規制手段を、挿口管部の管接続用突起部に対して周方向から係合させることにより、挿口管部と継手管とに離脱方向及び回転方向の外力が作用しても、この外力を管接続用突起部の一端部と固定手段との係合部で確実に受止めることができる。
従って、挿口管部の外周面に突出形成されている頑丈な管接続用突起部を利用して、外嵌接続された継手管と挿口管部とを確実、強力に抜止め固定及び周り止め固定することができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記継手管の他端部に、挿口管部の先端に管軸芯方向から当接可能な当たり部が形成され、この当たり部と挿口管部の先端との間には、固定手段の締め付け操作による継手管と挿口管部との相対引寄せ移動に連れて挟圧されるシール材が介在されている点にある。
上記特徴構成によれば、継手管の他端部に形成された当たり部が挿口管部の先端に当接するまで、挿口管部に対して継手管を押し込み嵌合させることにより、挿口管部に対して継手管を所定嵌合姿勢で装着することができる。しかも、当たり部と挿口管部の先端との間に介在されたシール材が、固定手段の締め付け操作による継手管と挿口管部との相対引寄せ移動に連れて密封状態に挟圧されるから、挿口管部から継手管を取り外す際、シール材が継手管の引き抜き抵抗になることがない又は引き抜き抵抗が小さくなり、継手管の分解作業を能率良く容易に行うことができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記継手管の他端部に、挿口管部の先端に管軸芯方向から当接可能な当たり部が形成され、この当たり部には、挿口管部の内周面に摺接する状態で管軸芯方向から内嵌することにより、継手管の軸芯を挿口管部の軸芯に合わせる芯出しガイド部が形成されている点にある。
上記特徴構成によれば、継手管の他端部に形成された当たり部が挿口管部の先端に当接するまで、挿口管部に対して継手管を押し込み嵌合させることにより、挿口管部に対して継手管を所定嵌合姿勢で装着することができる。しかも、当たり部に形成された芯出しガイド部が、挿口管部の内周面に摺接する状態で管軸芯方向から内嵌するから、継手管の軸芯が挿口管部の軸芯に合致又は略合致するから、管内作業機が挿口管部の内壁面に摺接することがなく、管内作業機を正確に送り込むことができる。特に、管内作業機が穿孔機である場合では、挿口管部の内壁面の切削による損傷を回避することができる。
本発明による第5の特徴構成は、前記固定手段が、継手管の一端部に形成された連結フランジ部と、管接続用突起部の一端部に管軸芯方向から係合可能な押え部材と、これら両者を管軸芯方向に沿って相対引寄せ移動させながら締め付け固定するネジ式固定具から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、固定手段のネジ式固定具を操作して、挿口管部に外嵌された継手管の連結フランジ部と管接続用突起部の一端部に管軸芯方向から係合された押え部材とを相対的に引寄せ固定することにより、挿口管部と継手管とに離脱方向への外力が作用しても、この外力を管接続用突起部の一端部と押え部材との係合部で確実に受止めることができる。
本発明による第6の特徴構成は、前記挿口管部の管接続用突起部が、受口管部の内周面に保持されたロックリングに管軸芯方向から当接して、両管部の離脱移動を阻止する抜止め突起から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、受口管部と挿口管部との離脱移動を防止するべく、受口管部の内周面に保持されたロックリングに管軸芯方向から当接可能な状態で挿口管部に一体形成されている抜止め突起を利用するから、管内作業機を脱着自在に連結するための継手管を挿口管部に対して外嵌状態で確実、強力に抜止め固定することができる。
本発明による第7の特徴構成は、前記挿口管部の管接続用突起部が、受口管部の内周面に保持された縮径側に弾性変形可能な屈曲防止用リングとの当接により、挿口管部と受口管部とを同軸芯状態に維持する屈曲防止用の突起から構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、受口管部と挿口管部との屈曲を防止するべく、受口管部の内周面に保持された縮径側に弾性変形可能な屈曲防止用リングと当接する状態で挿口管部に一体形成されている屈曲防止用の突起を利用するから、管内作業機を脱着自在に連結するための継手管を挿口管部に対して外嵌状態で確実、強力に抜止め固定することができる。
本発明による第8の特徴構成は、径方向外方に突出する管接続用の突起部を備えた挿口管部に、継手管の嵌合管部を管軸芯方向から密封状態で外嵌し、この外嵌された継手管に設けられている固定手段を、挿口管部の管接続用突起部の管軸芯方向両端部のうち、挿口先端から管軸芯方向に遠ざかる側の一端部に係合した状態で締め付け操作することにより、継手管と挿口管部とを管軸芯方向で相対引寄せ移動させて固定するとともに、継手管の他端側に形成された連結フランジ部に、挿口管部内を通して送り込み可能な管内作業機の取付けフランジ部を密封状態で固定連結する点にある。
上記特徴構成によれば、挿口管部に、これの内部を通して送り込み可能な管内作業機を連結するにあたって、挿口管部に対して、管内作業機とフランジ接合するための連結フランジ部を備えた継手管の嵌合管部を管軸芯方向から外嵌し、この嵌合管部に設けられた固定手段を、挿口管部の管接続用突起部の一端部に係合させた状態で締め付け操作することにより、継手管と挿口管部とを管軸芯方向に沿って相対的に引寄せ移動させて固定することができるから、挿口管部と継手管とに離脱方向への外力が作用しても、この外力を管接続用突起部の一端部と固定手段との係合部で確実に受止めることができる。
この状態で継手管の他端側に形成された連結フランジ部に、挿口管部内を通して送り込み可能な管内作業機の取付けフランジ部を密封状態で固定連結することにより、挿口管部内を通して管内作業機を管内作業位置にまで確実に送り込むことができるとともに、作業反力に抗して管内作業機を管内作業位置に維持することができる。
従って、挿口管部の外周面に突出形成されている頑丈な管接続用突起部を利用して、管内作業機を脱着自在に連結するための継手管を挿口管部に対して外嵌状態で確実、強力に抜止め固定することができるとともに、その抜止め固定に要する操作力の軽減化も図ることができ、しかも、管内作業機による管内作業の確実化を図ることができる。
本発明による第9の特徴構成は、前記継手管の連結フランジ部に、挿口管部の先端に管軸芯方向から当接する当たり部が一体形成されているとともに、この連結フランジ部の当たり部と挿口管部の外周面先端側に形成された環状傾斜面と継手管の内周面とで囲まれた環状空間内にシール材が配置され、継手管と挿口管部とが相対的に引寄せ固定されたとき、挿口管部の外周面と継手管の内周面との間をシール材で密封するように構成してある点にある。
上記特徴構成によれば、継手管の連結フランジ部に形成された当たり部が挿口管部の先端に当接するまで、挿口管部に対して継手管を押し込み嵌合させることにより、挿口管部に対して継手管を所定嵌合姿勢で装着することができる。しかも、当たり部と挿口管部の外周面先端側に形成された環状傾斜面と継手管の内周面とで囲まれた環状空間内に配置されたシール材が、固定手段の締め付け操作による継手管と挿口管部との相対的な引寄せ移動に連れて密封状態に挟圧されるから、挿口管部から継手管を取り外す際、シール材が継手管の引き抜き抵抗になることがない又は引き抜き抵抗が小さくなり、継手管の分解作業を能率良く容易に行うことができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図5は流体輸送経路途中の管接続構造を示し、鋳鉄管製の水道管等の流体管1に装着される鋳鉄製の継手本体Aが、流体管1に外套状態で管周方向(円周方向)に沿って着脱自在に固定連結される二つの割り継手体A1,A2から構成され、そのうちの一方の割り継手体A1には、管内作業機の一例である穿孔機Cで流体管1の周壁に形成される貫通孔2に対して、流体管1の第1管軸芯X方向に直交する第2管軸芯Y方向から同芯状態で連通する分岐用受口管部3が外方に一体的に突出形成されているとともに、この割り継手体A1の分岐用受口管部3には分岐流路Wを開閉するための弁体4を備えた仕切弁Bの上流側挿口管部5が三次元方向に屈曲自在に密封状態で嵌合接続されている。
更に、流体管1の周壁に形成される貫通孔2を大径に変更する、又は、流体管1の周壁に新たな貫通孔2を形成する場合には、図1の(イ)に示すように、仕切弁Bの下流側に形成されている挿口管部6に、連結フランジ部7Aを備えた継手管7を密封状態で外嵌固定し、この継手管7の連結フランジ部7Aに、穿孔機Cのケーシング8の上流側に形成されている連結フランジ部8Aをボルト9・ナット10を介して密封状態で固定連結する。
また、穿孔機Cによる穿孔作業が終了すると、図1の(ロ)に示すように、継手管7の連結フランジ部7Aから穿孔機Cを取り外すとともに、仕切弁Bの下流側挿口管部6から継手管7を取り外し、仕切弁Bの下流側挿口管部6に分岐配管系の受口管部11を密封状態で嵌合接続する。
前記各割り継手体A1,A2の管周方向両端部の各々には、管周方向で隣接するもの同士をボルト13・ナット14を介して固定連結するための連結フランジ部15が管径方向外方に向かって一体的に突出形成されているとともに、各割り継手体A1,A2の第1管軸芯X方向両端部で、かつ、管周方向に間隔を隔てた二箇所の各々には、各割り継手体A1,A2の内周面と流体管1の外周面との間を設定間隔に保持するためのボルト16が螺合され、更に、割り継手体A1,A2の各々に形成されたシール溝には、貫通孔2からの流体(水道水)の外部への漏洩を防止すべく、流体管1の外周面との間、及び、管周方向で隣接する割り継手体A1,A2の連結フランジ部15間の各々を密封するための合成ゴム製の第1弾性シール材17が嵌合保持されている。
次に、割り継手体A1の分岐用受口管部3と仕切弁Bの上流側挿口管部5との管接続構造について説明する。
図1に示すように、仕切弁Bの上流側挿口管部5の前半側部分5Aは直径方向外方に向かって部分球状に膨出形成されていて、その部分球状部分5Aの外周面には、割り継手体A1の分岐用受口管部3の内周面に形成された部分球状の第1摺接面3aに摺接する部分球状の第2摺接面5aが形成されているとともに、割り継手体A1の分岐用受口管部3の内径が、これの軸芯と同芯状態にある挿口管部5の球状部分5Aの第2管軸芯Y方向からの抜き差しを許容する内径に構成されている。
更に、割り継手体A1の分岐用受口管部3の内周面のうち、挿口管部5の第2摺接面5aに摺接する第1摺接面3aに連なる開口側の部位には、分岐用受口管部3と挿口管部5との相対向する接合面間を密封(水密)する環状の合成ゴム製の第2弾性シール材19と、挿口管部5の第2摺接面5aに摺接する部分球状の第3摺接面20aを備えた摺接案内部材20と、摺接案内部材20の抜け出し移動を阻止するCの字状の抜け止め部材21が装着されている。
また、前記割り継手体A1の分岐用受口管部3と仕切弁Bとの間には、上流側挿口管部5を分岐用受口管部3に対して仮止め固定する仮止め固定手段22が固定解除操作自在に設けられている。
この仮止め固定手段22は、分岐用受口管部3の外周面の周方向複数箇所に連結片3Aを一体的に突出形成するとともに、仕切弁Bの構成部材のうち、上流側挿口管部5と下流側挿口管部6との間に一体形成されているバルブケース部23には、分岐用受口管部3側の各連結片3Aと第2管軸芯Y方向で相対向する連結片23Aを一体的に突出形成し、更に、第2管軸芯Y方向で相対向する両連結片3A,23Aに亘って仮止め用ボルト22Aを挿入し、もって、仮止め用ボルト22Aのネジ部先端側に螺合されたナット22Bを締付け操作することにより、分岐用受口管部3と上流側挿口管部5とをそれらの管軸芯が合致又はほぼ合致する屈曲中立位置で仮止め固定するように構成されている。
次に、仕切弁Bの下流側挿口管部6と分岐配管系の受口管部11との管接続構造について説明すると、図1(ロ)及び図5に示すように、下流側挿口管部6とそれに外嵌接続される分岐配管系受口管部11との間に、両管部6,11が第2管軸芯X2方向に沿って相対離脱移動したとき、第2管軸芯X2方向から互いに接当してそれ以上の離脱移動を阻止する離脱防止手段Dと、下流側挿口管部6と分岐配管系受口管部11とを同軸芯状態に維持する屈曲防止手段E、及び、下流側挿口管部6の外周面と分岐配管系受口管部11の内周面との間を密封可能な円環状の合成ゴム製の第3弾性シール材25が設けられているとともに、下流側挿口管部6の外周面で、かつ、周方向に等間隔を隔てた複数箇所(当該実施形態では4箇所)には、分岐配管系受口管部11の端面と第2管軸芯X2方向から接当する嵌合深さ規制用突起(管接続用突起部の一例である)26が形成されている。
前記離脱防止手段Dを構成するに、図5に示すように、分岐配管系受口管部11の内周面に形成された円環状の取付け溝11aに、第2管軸芯X2方向視において略Cの字状に形成された拡径側に弾性変形可能な金属製のロックリング27と、これの拡径変形を許容する状態で該ロックリング27を分岐配管系受口管部11と同軸芯状態に保持する弾性保持リング28とが装着されているとともに、下流側挿口管部6の外周面の先端部には、地震や不等沈下等に起因して両管部6,11が一定以上に相対離脱移動したとき、ロックリング27に対して第2管軸芯X2方向から接当してそれ以上の両管部6,11の相対離脱移動を阻止する円環状の抜止め突起(管接続用突起部の一例である)29が一体的に突出形成されている。
前記屈曲防止手段Eを構成するに、図5に示すように、下流側挿口管部6の外周面で、かつ、嵌合深さ規制用突起26に連続する部位及びそれらの周方向中間部位の各々に、嵌合深さ規制用突起26よりも突出代の小なる屈曲防止用突起(管接続用突起部の一例である)30が一体形成されているとともに、分岐配管系受口管部11には、下流側挿口管部6の複数の屈曲防止用突起30に接触する拡径側に弾性変形可能な金属製の屈曲防止用リング31と、この屈曲防止用リング31の周方向複数箇所を管径方向内方に押圧して縮径変形させる複数本のセットボルト32が設けられている。
前記継手管7を構成するに、図3に示すように、下流側挿口管部6に対して第2管軸芯X2方向から外嵌される嵌合管部7Bの他端部に、下流側挿口管部6内を通して送り込み可能な穿孔機Cの連結フランジ部8Aとフランジ接合するための連結フランジ部7Aが一体形成され、この連結フランジ部7Aには、下流側挿口管部6の先端に第2管軸芯X2方向から当接可能な円環状の当たり部7Cが一体形成されているとともに、嵌合管部7Bには、下流側挿口管部6の抜止め突起29の第2管軸芯X2方向両端部のうち、挿口先端から第2管軸芯X2方向に遠ざかる側の一端部である抜止め係止面29aに係合した状態での締め付け操作により、継手管7と下流側挿口管部6とを相対的に引寄せ移動させて固定する固定手段Fが設けられている。
更に、継手管7の当たり部7Cと下流側挿口管部6の先端との間には、固定手段Fの締め付け操作による継手管7と下流側挿口管部6との相対引寄せ移動に連れて挟圧されるOリング等のシール材34が介在されている。詳しくは、連結フランジ部7Aの当たり部7Cと下流側挿口管部6の外周面先端側に形成された環状傾斜面6aと嵌合管部7Bの内周面とで囲まれた環状空間内にシール材34が配置されていて、固定手段Fの締め付け操作に連れて継手管7と下流側挿口管部6とが相対的に引寄せ固定されたとき、下流側挿口管部6の外周面と継手管7の内周面との間をシール材34で密封するように構成されている。
前記固定手段Fは、継手管7の嵌合管部7Bの一端部に一体形成された円環状の連結フランジ部7Dと、下流側挿口管部6の抜止め突起29の抜止め係止面29aに対して第2管軸芯X2方向から係合可能な押え部材35と、この押え部材35と連結フランジ部7Dとを第2管軸芯X2方向に沿って相対引寄せ移動させながら締め付け固定するネジ式固定具36から構成されている。
前記押え部材35は、下流側挿口管部6の外周面に対して径方向外方から装着可能な一対の半円筒状の分割押え筒体35Aの一端に、半円環状の分割連結フランジ部35Bを固着して構成されているとともに、各分割連結フランジ部35Bの管周方向両端部の各々には、管周方向で隣接するもの同士をボルト37・ナット38を介して固定連結するための連結フランジ部35aが管径方向外方に向かって一体的に突出形成されている。
前記ネジ式固定具36は、継手管7の連結フランジ部7Dと押え部材35の分割連結フランジ部35Bとに亘って挿通されるボルト36Aとそれの先端側に螺合されるナット36Bから構成されていて、押え部材35の両分割押え筒体35Aの先端を抜止め突起29の抜止め係止面29aに係合させた状態でボルト36A・ナット36Bを締め付け側に螺合操作することにより、下流側挿口管部6の挿口先端に継手管7の当り分7Cが当接する状態まで、継手管7の連結フランジ部7Dと押え部材35の分割連結フランジ部35Bとを第2管軸芯X2方向に沿って相対的に引寄せ移動させながら締め付け固定するように構成されている。
前記穿孔機Cの回転切削具40は、先端部に切削チップが設けられている有底円筒状のホールソー40Aと、これの底部の回転中心位置から切削チップよりも前方に突出する状態で一体形成されるセンタードリル40Bとから構成されている。
次に、仕切弁Bの下流側挿口管部6に穿孔機Cを取付ける方法について説明する。
(1)仕切弁Bの下流側挿口管部6に、継手管7の嵌合管部7Bを第2管軸芯Y方向から外嵌するとともに、固定手段Fの押え部材35を構成する一対の分割押え筒体35を下流側挿口管部6に外套し、この両分割連結フランジ部35Bの管周方向両端部に形成された連結フランジ部35aのうち、相対向する連結フランジ部35a同士をボルト37・ナット38を介して固定連結する。
(2)継手管7の連結フランジ部7Dと押え部材35の分割連結フランジ部35Bとに亘ってボルト36Aを挿通するとともに、そのボルト36Aの先端側にナット36Bを螺合し、押え部材35の両分割押え筒体35Aの先端を抜止め突起29の抜止め係止面29aに係合させた状態でボルト36A・ナット36Bを締め付け側に螺合操作すると、下流側挿口管部6の挿口先端に継手管7の当り部7Cが当接する状態まで、継手管7の連結フランジ部7Dと押え部材35の分割連結フランジ部35Bとを第2管軸芯X2方向に沿って相対的に引寄せ移動される。
(3)前記押え部材35の両分割押え筒体35Aの先端が抜止め突起29の抜止め係止面29aに係合し、かつ、下流側挿口管部6の挿口先端に継手管7の当り分7Cが当接した状態でのボルト36A・ナット36Bの締め付け操作により、下流側挿口管部6とこれに外嵌された継手管7とを強固に固定連結することができる。
(4)このとき、継手管7の嵌合管部7Bの内周面と当り分7Cとで形成されている入隅部にシール材34が装着されているため、固定手段Fの締め付け操作による継手管7と下流側挿口管部6との相対引寄せ移動に連れて、連結フランジ部7Aの当たり部7Cと下流側挿口管部6の外周面先端側に形成された環状傾斜面6aと嵌合管部7Bの内周面とで挟圧され、下流側挿口管部6の外周面と継手管7の内周面との間がシール材34で密封される。
それ故に、継手管7の当たり部7Cと下流側挿口管部6の環状傾斜面6aと嵌合管部7Bの内周面とで囲まれた環状空間内に配置されたシール材34が、固定手段Fの締め付け操作による継手管7と下流側挿口管部6との相対的な引寄せ移動に連れて密封状態に挟圧されるから、下流側挿口管部6から継手管7を取り外す際、シール材34が継手管7の引き抜き抵抗になることがなく、継手管7の分解作業を能率良く容易に行うことができる。
(5)穿孔機Cによる穿孔作業が終了すると、図1の(ロ)、図5に示すように、継手管7の連結フランジ部7Aから穿孔機Cを取り外すとともに、仕切弁Bの下流側挿口管部6から継手管7を取り外し、仕切弁Bの下流側挿口管部6に分岐配管系の受口管部11を密封状態で嵌合接続する。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態では、挿口管部6の外周面に突出形成されている管接続用の突起部として、受口管部11の内周面に保持されたロックリング27に管軸芯方向から当接して、両管部6,11の離脱移動を阻止する抜止め突起29を利用して実施したが、図1、図6〜図8に示すように、受口管部11の端面と管軸芯方向から接当する嵌合深さ規制用突起26と、受口管部11の内周面に保持された径方向内方側に押圧移動可能な屈曲防止用リング31との当接により、挿口管部6と受口管部11とを同軸芯状態に維持する屈曲防止用の突起30とを利用して実施してもよい。
また、この第2実施形態では、継手管7と挿口管部6とを相対的に引寄せ移動させて固定する固定手段Fに、挿口管部6の管接続用突起部の一例である嵌合深さ規制用突起26に対して周方向から係合することにより、穿孔機Cの駆動反力に起因する挿口管部6と継手管7との相対回転を阻止する回転規制手段Gが設けられている。
前記継手管7を構成するに、図6〜図8に示すように、挿口管部6の抜止め突起29と屈曲防止用突起30とに亘る状態で管軸芯方向から外嵌される嵌合管部7Bの他端部に、挿口管部6内を通して送り込み可能な穿孔機Cの連結フランジ部8Aとフランジ接合するための連結フランジ部7Aが一体形成され、この連結フランジ部7Aには、挿口管部6の先端に管軸芯方向から当接可能な円環状の当たり部7Cが一体形成されているとともに、嵌合管部7Bには、挿口管部6の嵌合深さ規制用突起26の管軸芯方向両端部のうち、挿口先端から管軸芯方向に遠ざかる側の一端部である後端面26aに係合した状態での締め付け操作により、継手管7と挿口管部6とを相対的に引寄せ移動させて固定する固定手段Fが設けられている。
更に、継手管7の連結フランジ部7Aの当たり部7Cと下流側挿口管部6の外周面先端側に形成された環状傾斜面6aと嵌合管部7Bの内周面とで囲まれた環状空間内にシール材34が配置されていて、固定手段Fの締め付け操作に連れて継手管7と下流側挿口管部6とが相対的に引寄せ固定されたとき、下流側挿口管部6の外周面と継手管7の内周面との間をシール材34で密封するように構成されている。
前記固定手段Fは、継手管7の嵌合管部7Bの一端部に一体形成された円環状の連結フランジ部7Dと、挿口管部6の嵌合深さ規制用突起26の後端面26aに対して第2管軸芯X2方向から係合可能な押え部材35と、この押え部材35と連結フランジ部7Dとを管軸芯方向に沿って相対引寄せ移動させながら締め付け固定するネジ式固定具36から構成されている。
前記押え部材35は、挿口管部6の外周面に対して径方向外方から装着可能な一対の半割り状の分割押え体35Cから構成されているとともに、各分割押え体35Cの管周方向両端部の各々には、管周方向で隣接するもの同士をボルト37・ナット38を介して固定連結するための連結フランジ部35bが管径方向外方に向かって一体的に突出形成されている。
前記回転規制手段Gは、固定手段Fの構成部材である継手管7の連結フランジ部7Dに、各嵌合深さ規制用突起26に対して周方向から係合可能な規制突起41を一体形成して、各嵌合深さ規制用突起26と規制突起41との周方向からの係合により、穿孔機Cの駆動反力に起因する挿口管部6と継手管7との相対回転を阻止するように構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
上述の第1実施形態で説明した管接続構造の改良を示し、前記継手管7の他端部に、挿口管部6の先端に管軸芯方向から当接可能な当たり部7Cが形成され、この当たり部7Cには、挿口管部6の内周面に摺接する状態で管軸芯方向から内嵌することにより、継手管7の軸芯を挿口管部6の軸芯に合わせる円筒状の芯出しガイド部42が一体形成されている。
そして、継手管7の他端部に形成された当たり部7Cが挿口管部6の先端に当接するまで、挿口管部6に対して継手管7を押し込み嵌合させることにより、挿口管部6に対して継手管7を所定嵌合姿勢で装着することができる。しかも、当たり部7Cに形成された芯出しガイド部42が、挿口管部6の内周面に摺接する状態で管軸芯方向から内嵌するから、継手管7の軸芯が挿口管部6の軸芯に合致又は略合致するから、穿孔機Cが挿口管部6の内壁面に摺接することがなく、穿孔機Cよる挿口管部6の内壁面の切削等による損傷を回避することができる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
また、この第3実施形態では、前記芯出しガイド部42を円筒状に構成したが、周方向に間隔を隔てて位置する複数のガイド体から芯出しガイド部42を構成してもよい。
要するに、前記芯出しガイド部42としては、挿口管部6の内周面に摺接する状態で管軸芯方向から内嵌することにより、継手管7の軸芯を挿口管部6の軸芯に合わせることのできるガイド機能を備えていればよい。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の各実施形態では、前記固定手段Fを、継手管7の一端部に形成された連結フランジ部7と、管接続用突起部の一端部に管軸芯方向から係合可能な押え部材35と、これら両者7,35を管軸芯方向に沿って相対引寄せ移動させながら締め付け固定するネジ式固定具36から構成したが、前記固定手段Fとしては、継手管7の嵌合管部7Bに、挿口管部6の管接続用突起部の管軸芯方向両端部のうち、挿口先端から管軸芯方向に遠ざかる側の一端部に係合した状態での締め付け操作により、継手管7と挿口管部6とを相対的に引寄せ移動させて固定することのできるものであれば、如何なる構造のものを用いても良い。
(2)前記回転規制手段Gとしては、挿口管部6の管接続用突起部に対して周方向から係合することにより、管内作業機Cの駆動又は操作に起因する挿口管部6と継手管7との相対回転を阻止することのできるものであれば、如何なる構造のものを用いてもよい。
(3)上述の各実施形態では、管内作業機Cとして穿孔機を例に挙げたが、これに限定されるものではなく、例えば、挿口管部6内を通して上流側の流路を閉塞可能な弾性閉塞体を備えた管路閉塞治具であってもよい。
本願発明の第1実施形態を示し、(イ)は穿孔機を取付けたときの一部切欠き正面図、(ロ)は穿孔後に受口管部を嵌合接続したときの一部切欠き正面図 穿孔機を取付けたときの要部の拡大一部切欠き正面図 挿口管部と継手管との接続構造の拡大一部切欠き正面図 挿口管部と継手管との接続構造の分解斜視図 受口管部を嵌合接続したときの要部の拡大断面正面図 本願発明の第2実施形態を示す挿口管部と継手管との接続構造における要部の拡大断面図 (イ)は挿口管部と継手管との接続構造における要部の分解斜視図、(ロ)は継手管を外嵌したときの要部の分解斜視図 挿口管部と継手管との接続構造における要部の拡大断面図 本願発明の第3実施形態を示す要部の拡大一部切欠き正面図
符号の説明
C 管内作業機(穿孔機)
F 固定手段
G 回転規制手段
X1 第1管軸芯
X2 第2管軸芯
6 挿口管部(下流側挿口管部)
7 管継手
7A 連結フランジ部
7B 嵌合管部
7C 当り部
11 受口管部
26 管接続用突起部(嵌合深さ規制用突起)
27 ロックリング
29 管接続用突起部(抜け止め突起)
30 管接続用突起部(屈曲防止用突起)
31 屈曲防止用リング
34 シール材
35 押え部材
36 ネジ式固定具

Claims (9)

  1. 受口管部に管軸芯方向から挿入接続される挿口管部の外周面に、径方向外方に突出する管接続用の突起部が形成されているとともに、挿口管部に対して管軸芯方向から外嵌される嵌合管部を備えた継手管の他端部には、挿口管部内を通して送り込み可能な管内作業機とフランジ接合するための連結フランジ部が形成され、更に、継手管の嵌合管部には、挿口管部の管接続用突起部の管軸芯方向両端部のうち、挿口先端から管軸芯方向に遠ざかる側の一端部に係合した状態での締め付け操作により、継手管と挿口管部とを相対引寄せ移動させて固定する固定手段が設けられている管接続構造。
  2. 前記固定手段には、挿口管部の管接続用突起部に対して周方向から係合することにより、挿口管部と継手管との相対回転を阻止する回転規制手段が設けられている管接続構造。
  3. 前記継手管の他端部には、挿口管部の先端に管軸芯方向から当接可能な当たり部が形成され、この当たり部と挿口管部の先端との間には、固定手段の締め付け操作による継手管と挿口管部との相対引寄せ移動に連れて挟圧されるシール材が介在されている請求項1又は2記載の管接続構造。
  4. 前記継手管の他端部には、挿口管部の先端に管軸芯方向から当接可能な当たり部が形成され、この当たり部には、挿口管部の内周面に摺接する状態で管軸芯方向から内嵌することにより、継手管の軸芯を挿口管部の軸芯に合わせる芯出しガイド部が形成されている請求項1、2又は3記載の管接続構造。
  5. 前記固定手段が、継手管の一端部に形成された連結フランジ部と、管接続用突起部の一端部に管軸芯方向から係合可能な押え部材と、これら両者を管軸芯方向に沿って相対引寄せ移動させながら締め付け固定するネジ式固定具から構成されている請求項1〜4のいずれか1項に管接続構造。
  6. 前記挿口管部の管接続用突起部が、受口管部の内周面に保持されたロックリングに管軸芯方向から当接して、両管部の離脱移動を阻止する抜止め突起から構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の管接続構造。
  7. 前記挿口管部の管接続用突起部が、受口管部の内周面に保持された縮径側に弾性変形可能な屈曲防止用リングとの当接により、挿口管部と受口管部とを同軸芯状態に維持する屈曲防止用の突起から構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の管接続構造。
  8. 径方向外方に突出する管接続用の突起部を備えた挿口管部に、継手管の嵌合管部を管軸芯方向から密封状態で外嵌し、この外嵌された継手管に設けられている固定手段を、挿口管部の管接続用突起部の管軸芯方向両端部のうち、挿口先端から管軸芯方向に遠ざかる側の一端部に係合した状態で締め付け操作することにより、継手管と挿口管部とを管軸芯方向で相対引寄せ移動させて固定するとともに、継手管の他端側に形成された連結フランジ部に、挿口管部内を通して送り込み可能な管内作業機の取付けフランジ部を密封状態で固定連結することを特徴とする挿口管部への管内作業機の取付け方法。
  9. 前記継手管の連結フランジ部には、挿口管部の先端に管軸芯方向から当接する当たり部が形成されているとともに、この連結フランジ部の当たり部と挿口管部の外周面先端側に形成された環状傾斜面と継手管の内周面とで囲まれた環状空間内にシール材が配置され、継手管と挿口管部とが相対的に引寄せ固定されたとき、挿口管部の外周面と継手管の内周面との間をシール材で密封するように構成してある請求項8記載の挿口管部への管内作業機の取付け方法。
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