JP2020187498A - 管理装置、管理方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】施設をより効率的に利用することができる管理装置、管理方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】管理装置は、車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識する認識部と、前記認識部により認識された利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい前記第2車両を前記特定エリアに誘導する誘導部と、を備え、前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースである。【選択図】図5

Description

本発明は、管理装置、管理方法、およびプログラムに関する。
従来、降車および乗車の両方に使用できる構成とされた乗降エリアが存在し、乗降エリアのうち降車エリアとして使用するエリアに関する情報、または乗降エリアのうち乗車エリアとして使用するエリアに関する情報を運転者に表示する表示装置が開示されている(例えば特許文献1)。
特開2018−145655号公報 特開2000−194417号公報
しかしながら、上記の従来技術では、乗降エリアの利用の優先度を変更することについては開示されていないため、乗降エリアの利用が効率的に行われていない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、施設をより効率的に利用することができる管理装置、管理方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る管理装置、管理方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る管理装置は、車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識する認識部と、前記認識部により認識された利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を前記特定エリアに誘導する誘導部と、を備え、前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースである。
(2):上記(1)の態様において、前記特定エリアは、駐車場とは異なるエリアであって、前記車両のユーザが乗車する、前記ユーザが降車する、前記ユーザが前記車両から荷物を取り出す、または前記ユーザが前記車両に荷物を積み込む、ためのエリアである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記車両は、自動運転で駐車場から出庫した車両、または前記自動運転で前記特定エリアから前記駐車場に入庫する車両である。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記第1車両と前記第2車両とが前記特定エリアの利用の順番待ちを行っている場合において、前記誘導部は、前記第1停車スペースが存在せず、前記第2停車スペースが存在する場合、前記第2車両を前記特定エリアに誘導し、前記第1停車スペースが存在する場合、前記第1車両を前記特定エリアに誘導する。
(5):上記(1)から(4)のいずれかの態様において、前記特定エリアの利用の順番は、前記特定エリアを利用するために指定された位置で車両が並んだ順に基づいて設定される。
(6):上記(1)から(5)のいずれかの態様において、前記誘導部は、前記第2車両を前記特定エリアに誘導する場合、前記第2車両に前記第1車両を追い越させるように誘導する。
(7):上記(6)の態様において、前記第1車両、および複数の前記第2車両の順で前記特定エリアの利用の順番待ちを行っている場合において、前記誘導部は、連続して前記第2停車スペースが出現した場合、前記第1車両を追い越す前記第2車両の台数を制限する。
(8):上記(1)から(7)のいずれかの態様において、前記誘導部は、前記第2車両が予め指定された前記第1停車スペースの利用を必要とする車両である場合、前記第1車両とみなす。
(9):上記(1)から(8)のいずれかの態様において、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合において、前記第1車両よりも前記第2車両を優先する場合、前記第1車両に報償を付与する付与部を、更に備える。
(10):上記(1)から(9)のいずれかの態様において、前記誘導部は、前記特定エリアにおいて、前記第1停車スペースが存在せず、前記第2停車スペースが存在し、且つ前記第2停車スペースに隣接するスペースに停車している車両が所定時間以内に発進すると推定される場合、前記第2車両を前記特定エリアに誘導することを中断、または前記第1車両を前記特定エリアに誘導する。
(11):この発明の一態様に係る管理方法は、コンピュータが、車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識し、前記認識された利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を前記特定エリアに誘導し、前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースである管理方法である。
(12):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識させ、前記認識させた利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を前記特定エリアに誘導させ、前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースであるプログラムである。
(1)〜(6)、(11)、(12)によれば、施設をより効率的に利用することができる。
(7)によれば、管理装置は、車両が特定エリアに向かう順番が繰り下がる回数を制限するため、公平性を担保することができる。また、順番が繰り下がる車両の納得感が向上する。
(8)によれば、管理装置は、第2車両が予め指定された第1停車スペースの利用を必要とする車両である場合、第1車両とみなすことにより、車両の利用態様に応じて誘導する車両を特定でき、更に第2車両のユーザの意図に沿わない施設の利用を抑制することができる。この結果、ユーザの満足度が向上する。
(9)によれば、管理装置は、第1車両に報償を付与することにより、第1車両の納得感が向上する。
(10)によれば、管理装置が、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在し、且つ第2停車スペースに隣接するスペースに停車している車両が所定時間以内に発進すると推定される場合、誘導を中断、または第1車両を特定エリアに誘導することにより、特定エリアに存在する車両の状態に応じた制御が実現することができる。これにより、より公平に特定エリアに誘導する車両を特定することができる。
車両システム2を含む駐車場管理システム1の構成図である。 車両システム2の機能構成の一例を示す図である。 第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。 自走駐車イベントが実行される場面を模式的に示す図である。 駐車場管理装置400の構成の一例を示す図である。 車両が停止エリア310に進入する場面の一例を示す図である。 場面1における処理が行われる際の概念図である。 車両が停止エリア310に進入する場面の他の一例を示す図である。 場面2における処理が行われる際の概念図である。 駐車場管理装置400により実行される処理の流れの一例を示すフローチャート(その1)である。 駐車場管理装置400により実行される処理の流れの一例を示すフローチャート(その2)である。 報償を示す情報を含む管理情報440の内容の一例を示す図である。 優先誘導が制限される場面の一例を示す図である。 表示部に表示される問い合わせの内容を含む画像IM1の一例を示す図である。 車両サイズが修正される処理の概念図である。 第2停車スペースP2に車両ID「003」の第2車両M2−2が誘導される場面の一例を示す図である。 第2停車スペースP2の車両の状況に基づいて、特定エリアに誘導される車両が決定される場面の一例を示す図である。 第3実施形態の駐車場管理装置400に実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2カメラ520により撮像された画像の一例を示す図である。 手動運転が自動運転に切り替わる位置の一例を示す図である。 車両が停止エリア330に進入する場面の一例を示す図である。 実施形態の駐車場管理装置400のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の管理装置、管理方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、車両システム2を含む駐車場管理システム1の構成図である。駐車場管理システム1は、例えば、車両システム2を搭載した一以上の車両(以下、車両M)と、一以上の駐車場管理装置400と、一以上の第1カメラ500と、一以上の第2カメラ520と、一以上の表示装置540と、一以上の第3カメラ600と、一以上の端末装置700とを備える。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、セルラー網や、Wi−Fi網、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。また、これらの構成要素は、それぞれネットワークNWを介さずに、直接、無線通信を行ってもよい。車両M、駐車場管理装置400、第1カメラ500〜第3カメラ600等の詳細については後述する。
端末装置700は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのユーザが携帯可能な端末装置である。端末装置700は、車両Mと通信し、ユーザのリクエストを車両Mに送信したり、車両Mまたは駐車場管理装置400から受信した情報に基づくプッシュ通知を行ったりする。
図2は、車両システム2の機能構成の一例を示す図である。車両システム2が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
車両システム2は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、ファインダ14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、運転操作子80と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム2が搭載される車両の任意の箇所に取り付けられる。車両システム2は、例えば、複数のカメラ10を備える。カメラ10は、例えば、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられ、車両の前方を撮像する。また、カメラ10は、例えば、リアウインドシールド上部や、車両の後方外側のナンバープレート付近、車両の後方外側のトランクのドア付近に取り付けられ、車両の後方を撮像する。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ14は、LIDAR(Light Detection and Ranging)である。ファインダ14は、車両Mの周辺に光を照射し、散乱光を測定する。ファインダ14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。ファインダ14は、車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。車両システム2から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、車両Mの周辺に存在する他車両または駐車場管理装置(後述)、或いは各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル式の表示部、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、車両Mの位置を特定する。車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU60に出力される。ナビゲーション装置50は、地図上経路に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160とを備える。第1制御部120と第2制御部160は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
図3は、第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、行動計画生成部140とを備える。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現されたスペースで表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、認識部130は、例えば、車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部130は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、その他の道路事象を認識する。
認識部130は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する車両Mの位置や姿勢を認識する。認識部130は、例えば、車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および車両Mの進行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、認識部130は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する車両Mの相対位置として認識してもよい。
認識部130は、後述する自走駐車イベントにおいて起動する駐車スペース認識部132を備える。駐車スペース認識部132の機能の詳細については後述する。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を走行し、更に、車両Mの周辺状況に対応できるように、車両Mが自動的に(運転者の操作に依らずに)将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、道なり距離で所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
行動計画生成部140は、目標軌道を生成するにあたり、自動運転のイベントを設定してよい。自動運転のイベントには、定速走行イベント、低速追従走行イベント、車線変更イベント、分岐イベント、合流イベント、テイクオーバーイベント、バレーパーキングなどにおいて無人走行または自動走行して駐車する自走駐車イベントなどがある。行動計画生成部140は、起動させたイベントに応じた目標軌道を生成する。行動計画生成部140は、自走駐車イベントを実行する場合に起動する自走駐車制御部142を備える。自走駐車制御部142の機能の詳細については後述する。
第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
図2に戻り、第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。取得部162は、行動計画生成部140により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリ(不図示)に記憶させる。速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に付随する速度要素に基づいて、走行駆動力出力装置200またはブレーキ装置210を制御する。操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道の曲がり具合に応じて、ステアリング装置220を制御する。速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するECU(Electronic Control Unit)とを備える。ECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[自走駐車イベント−入庫時]
自走駐車制御部142は、例えば、通信装置20によって駐車場管理装置400から取得された情報に基づいて、車両Mを駐車スペース内に駐車させる。図4は、自走駐車イベントが実行される場面を模式的に示す図である。道路Rdから訪問先施設に至るまでの経路には、ゲート300−inおよび300−outが設けられている。車両Mは、手動運転または自動運転によって、ゲート300−inを通過して停止エリア310まで進行する。停止エリア310は、訪問先施設に接続されている乗降エリア320に面している。乗降エリア320には、雨や雪を避けるための庇が設けられている。
車両Mは、停止エリア310で乗員を降ろした後、無人または有人で自動運転を行い、駐車場PA内の駐車スペースPSまで移動する自走駐車イベントを開始する。自走駐車イベントの開始トリガは、例えば、乗員による何らかの操作であってもよいし、駐車場管理装置400から無線により所定の信号を受信したことであってもよい。自走駐車制御部142は、自走駐車イベントを開始する場合、通信装置20を制御して駐車リクエストを駐車場管理装置400に向けて発信する。そして、車両Mは、停止エリア310から駐車場PAまで、駐車場管理装置400の誘導に従って、或いは自力でセンシングしながら移動する。
停止エリア310と、ゲート300−inとの間には、第1カメラ500が設けられている。第1カメラ500は、ゲート300−inを通過する車両、ゲート300−inを通過した車両、または停止エリア310とゲート300−inとの間に存在する車両を撮像する。第1カメラ500は、撮像した画像を駐車場管理装置400に送信する。以下、停止エリア310と、ゲート300−inとの間のスペースを「スペースAR1」と称する。スペースAR1は、停止エリア310が混在している場合に、停止エリア310を利用する車両が待機するスペースである。第1カメラ500は、例えば、スペースARや車両を俯瞰方向から撮像する。
停止エリア310と、ゲート300−inとの間には、表示装置540が設けられている。表示装置540は、例えば、ゲート300−inを通過した車両、または停止エリアとゲート300−inとの間に存在する車両のユーザが視認可能な位置に設けられている。表示装置540は、例えば、駐車場管理装置400の指示に基づいて情報を表示する。表示装置540は、停止エリア310の利用状況を示す情報や、停車エリアの利用可否を示す情報を表示する。
停止エリア310付近には、第2カメラ520が設けられている。第2カメラ520は、停止エリア310を撮像する。第2カメラ520は、例えば、停止エリア310を俯瞰方向から撮像する。第2カメラ520は、撮像した画像を駐車場管理装置400に送信する。
図5は、駐車場管理装置400の構成の一例を示す図である。駐車場管理装置400は、例えば、通信部410と、制御部420と、記憶部430とを備える。制御部420は、例えば、認識部422と、情報処理部424と、誘導部426と、付与部428とを備える。記憶部430には、例えば、駐車場地図情報432や、駐車スペース状態テーブル434、停止エリア情報436(図7参照)、待機車両情報438(図7参照)、管理情報440(図12参照)などの情報が格納されている。
通信部410は、車両Mその他の車両と無線により通信する。制御部420は、通信部410により取得された情報と、記憶部430に格納された情報とに基づいて、車両Mを駐車スペースPSに誘導する。駐車場地図情報432は、駐車場PAの構造を幾何的に表した情報である。また、駐車場地図情報432は、駐車スペースPSごとの座標を含む。駐車スペース状態テーブル434は、例えば、駐車スペースPSの識別情報である駐車スペースIDに対して、空き状態であるか、満(駐車中)状態であるかを示す状態と、満状態である場合の駐車中の車両Mの識別情報である車両IDとが対応付けられたものである。
制御部420は、通信部410が車両Mから駐車リクエストを受信すると、駐車スペース状態テーブル434を参照して状態が空き状態である駐車スペースPSを抽出し、抽出した駐車スペースPSの位置を駐車場地図情報432から取得し、取得した駐車スペースPSの位置までの好適な経路を、通信部410を用いて車両Mに送信する。また、制御部420は、複数の車両Mの位置関係に基づいて、同時に同じ位置に車両Mが進行しないように、必要に応じて特定の車両Mに停止・徐行などを指示する。
経路を受信した車両Mでは、自走駐車制御部142が、経路に基づく目標軌道を生成する。また、目標となる駐車スペースPSが近づくと、駐車スペース認識部132が、駐車スペースPSを区画する駐車枠線などを認識し、駐車スペースPSの詳細な位置を認識して自走駐車制御部142に提供する。自走駐車制御部142は、これを受けて目標軌道を補正し、車両Mを駐車スペースPSに駐車させる。
[自走駐車イベント−出庫時]
自走駐車制御部142および通信装置20は、車両Mが駐車中も動作状態を維持している。自走駐車制御部142は、例えば、通信装置20が乗員の端末装置700から迎車リクエストを受信した場合、車両Mのシステムを起動させ、車両Mを停止エリア330まで移動させる。この際に、自走駐車制御部142は、通信装置20を制御して駐車場管理装置400に発進リクエストを送信する。駐車場管理装置400の制御部420は、入庫時と同様に、複数の車両の位置関係に基づいて、同時に同じ位置に車両が進行しないように、必要に応じて特定の車両に停止・徐行などを指示する。停止エリア330まで車両Mを移動させて乗員を乗せると自走駐車制御部142は動作を停止し、以降は手動運転、或いは別の機能部による自動運転が開始される。なお、停止エリア330は、訪問先施設に接続されている乗降エリア340に面している。
なお、上記の説明に限らず、自走駐車制御部142は、通信に依らず、カメラ10、レーダ装置12、ファインダ14、または物体認識装置16による検出結果に基づいて空き状態の駐車スペースを自ら発見し、発見した駐車スペース内に車両Mを駐車させてもよい。
停止エリア330付近には、第3カメラ600が設けられている。第3カメラ600は、停止エリア330を撮像する。第3カメラ600は、例えば、停止エリア330を俯瞰方向から撮像する。第3カメラ600は、撮像した画像を駐車場管理装置400に送信する。
[制御部に含まれる機能部の機能]
認識部422は、車両が停車するための停止エリア310または停止エリア330(以下、停止エリア)の利用状況を認識する。「利用状況」とは、車両が停車するスペースの有無や、そのスペースの大きさを示す情報等を含む。停止エリアは、車両のユーザが乗車する、ユーザが降車する、ユーザが車両から荷物を取り出す、またはユーザが車両に荷物を積み込む、ためのエリアの一例である。
情報処理部424は、認識部422の認識結果に基づいて、停止エリアにおける車両が停車するスペースの大きさを特定したり、車両の大きさを特定したりする。
誘導部426は、上記の利用状況に基づいて、停止エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を特定エリアに誘導する。例えば、誘導部426は、第1車両よりも第2車両を優先して、第2車両を停止エリアに優先誘導する。例えば、誘導部426は、認識部422の処理結果または情報処理部424の処理結果に基づいて、優先誘導を行う。
第1車両は、例えば、第2車両よりも車体の大きい車両である。第1停車スペースは、例えば、第1車両または第2車両が停車可能なスペースである。第2停車スペースは、例えば、第1車両が停車できず、第2車両が停車可能なスペースである。停止エリアを利用する車両、第1車両、または第2車両は、例えば、自動運転で駐車場から出庫した車両、または自動運転で特定エリアから駐車場に入庫する車両である。
付与部428は、特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合において、第1車両よりも第2車両を優先する場合、第1車両に報償を付与する。付与部428は、第1車両の優先度が第2車両の優先度が高い場合において、第2車両を優先した場合に第1車両に報償を付与する。以下、これらの機能部の処理の詳細について説明する。
[場面1]
誘導部426は、第2車両の優先度よりも第1車両の優先度が高い場合に、第1停車スペースが存在する場合、第1車両を特定エリア(例えば停止エリア310または後述する第1停車スペースP1)に誘導する。誘導部426は、第1車両と第2車両とが特定エリアの利用の順番待ちを行っている場合において、第1停車スペースが存在する場合、第1車両を特定エリアに誘導する。特定エリアの利用の順番は、特定エリアを利用するために指定された位置で車両が並んだ順に基づいて設定される。
図6は、車両が停止エリア310に進入する場面の一例を示す図である。図6の例では、停止エリア310に着目した図である。図6の例では、第1カメラ500、および第2カメラ520は省略されている(図8、図13、図16、および図17においても同様である)。
スペースAR1において、停止エリア310に近い順に、第1車両M1、第2車両M2が並んでいる。この場合、停止エリア310を利用する優先度は、第2車両M2よりも第1車両M1が高い。停止エリア310に近い車両の優先度が遠い車両の優先度よりも高い。すなわち、第1車両M1および第2車両M2には優先度が設定され、この優先度は、特定エリアを利用するために指定された位置(例えばスペースAR)で車両が並んだ順に基づいて設定される。なお、優先度は、並んだ順に代えて、施設に入場した順や、予め設定された順であってもよい。また、指定された位置は、スペースARに限らず、所定の位置であってもよい。
停止エリア310において、停車している他車両m1と他車両m2との間に第1停車スペースP1が存在する。「第1停車スペースP1」は、第1車両M1または第2車両M2が停車可能なスペースである。
上記の状況において、誘導部426は、第1停車スペースP1(停止エリア310)に第1車両M1を誘導する。「誘導する」とは、誘導部426が、第1車両M1に停止エリア310に進むことを促すことである。例えば、誘導部426は、表示装置540の表示部に第1停車スペースP1が存在することを示す情報や、第1車両M1が停止エリア310に停止することができる情報、第1車両M1が停止エリア310に向けて進んでもよいことを示す情報を表示させる。誘導部426は、表示装置540の表示部に情報を表示させることに代えて(加えて)、停止エリア310に進むことを促す情報を第1車両M1またはユーザの端末装置700に通知してもよい。
なお、第1車両M1が、自動運転を行っている場合、誘導部426は、第1車両M1に特定エリアに進むことを指示する。第1車両M1は、誘導部426の指示に基づいて特定エリアに向かう。
[場面1における処理]
図7は、場面1における処理が行われる際の概念図である。駐車場管理装置400の認識部422は、第2カメラ520により撮像された画像に基づいて、停止エリア310の停止スペース、他車両m1、他車両m2、および他車両m1と他車両m2との間のスペースを認識する。第2カメラ520により撮像された画像は、例えば図6に示したように停止エリア310が俯瞰方向から撮像された画像である。
情報処理部424は、第1対応テーブル(不図示)を参照して、停車スペースに対応するスペースサイズ(例えば「M」)を特定する。第1対応テーブルは、停車スペースとスペースサイズ(例えば「S」<「M」<「L」)とが互いに対応付けられた情報である。情報処理部424は、特定したスペースサイズを少なくとも含む情報を停止エリア情報436として記憶部430に記憶させる。スペースサイズMは、第1停車スペースに相当する。
認識部422は、第1カメラ500により撮像された画像に基づいて、スペースAR、スペースARに存在する第1車両M1、第2車両M2、および各車両の範囲(大きさ)を認識する。第1カメラ500により撮像された画像は、例えば図6に示したように停止エリア310を俯瞰方向から撮像された画像である。
情報処理部424は、第2対応テーブル(不図示)を参照して、第1車両M1および第2車両M2の車両サイズ(例えば「S」<「M」<「L」)を特定する。第2対応テーブルは、車両サイズと車両の範囲とが互いに対応付けられた情報である。情報処理部424は、特定した車両サイズと、車両IDと、優先度とが互いに対応付けられた情報を待機車両情報438として記憶部430に記憶させる。車両サイズMは、第1停車スペースに包含される大きさである。撮像された画像における車両と、車両IDとが対応付けられる処理については、図10を参照して説明する。
誘導部426は、待機車両情報438において優先度が最も高い車両の車両サイズを包含するスペースサイズが存在する場合、その車両を特定エリアに誘導する。図6、図7の例では、誘導部426は、車両ID001の第1車両M1を第1停車スペースP1に誘導する。
これにより、第1車両M1は、第1停車スペースP1が出現した場合に特定エリアに迅速に向かうことができる。
[場面2]
誘導部426は、第2車両の優先度よりも第1車両の優先度が高い場合に、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第2車両を特定エリア(停止エリア310または後述する第2停車スペースP2)に誘導する。誘導部426は、第1車両と第2車両とが特定エリアの利用の順番待ちを行っている場合において、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第2車両を特定エリアに誘導する。
図8は、車両が停止エリア310に進入する場面の他の一例を示す図である。図6との相違点について説明する。停止エリア310において、停車している他車両m1と他車両m2との間に第2停車スペースP2が存在する。この場合、誘導部428は、第2停車スペースP2(停止エリア310)に第2車両M2を誘導する。すなわち、誘導部426は、認識部422により認識された利用状況に基づいて、特定エリアにおいて、第1停車スペースP1が存在せず、第2停車スペースP2が存在する場合、第1車両M1よりも第2車両M2を優先して、第2車両M2を特定エリアに誘導(優先誘導)する。誘導部426は、優先誘導を行う場合、第2車両M2に第1車両M1を追い越させるように誘導する。
「第2停車スペース」は、第1車両M1が停車できず、第1車両よりも車体の大きさが小さい第2車両M2が停車可能なスペースである。「誘導する」とは、場面1で説明したように、誘導部426が、第2車両M2に停止エリア310に進むことを促すことである。
なお、第2車両M2が、自動運転を行っている場合、誘導部426は、第2車両M2に特定エリアに進むことを指示する。第2車両M2は、誘導部426の指示に基づいて特定エリアに向かう。
[場面2における処理]
図9は、場面2における処理が行われる際の概念図である。図7との相違点について説明する。情報処理部424は、第1対応テーブルを参照して、スペースの範囲に対応するスペースサイズ(例えば「S」)を特定する。情報処理部424は、第2対応テーブルを参照して、第2車両M2の車両サイズ(例えば「S」)を特定する。
誘導部426は、待機車両情報438において優先度が最も高い第1車両M1の車両サイズを包含するスペースサイズが存在せず、第1車両M1の次に優先度が高い第2車両M2を包含するスペースサイズが存在する場合、その第2車両M2を特定エリアに誘導する。図8、図9の例では、誘導部426は、車両ID002の第2車両M2を第2停車スペースP2に誘導する。
このように、第2車両M2は、第1停車スペースP1が出現せずに、第2停車スペースP2が出現した場合に特定エリアに迅速に向かうことができる。第2車両M2が、第2停止スペースP2に向かうことにより、停止エリアの利用が効率化される。これにより、停止エリアを経由する駐車場の利用が効率化される。この結果、施設(例えば、駐車場を含む施設)がより効率的に利用される。
[フローチャート(その1)]
図10は、駐車場管理装置400により実行される処理の流れの一例を示すフローチャート(その1)である。本処理は、ゲート300−inを通過した車両を認識する処理である。
まず、駐車場管理装置400の制御部420が、車両がゲート300−inを通過したか否かを判定する(ステップS100)。車両がゲート300−inを通過したと判定した場合、制御部420は、車両IDを取得する(ステップS102)。例えば、制御部420は、ゲート300−inから、車両が通過したことを示す情報や、車両とゲート300−inとの通信結果を示す情報を取得する。通信結果を示す情報は、例えば、車両IDやユーザIDを含む。この場合、ゲート300−inは、車両がゲート300−inを通過する際に車両と通信して、車両IDやユーザIDを取得する。
また、駐車場管理装置400は、ゲート300−in付近に設けられたカメラにより撮像された画像から車両のナンバープレート等を認識し、認識結果に基づいてナンバープレートに関連付けられた車両IDを取得してもよい。この場合、認識部422が、画像から車両のナンバープレートを認識する。
次に、認識部422が、ゲート300−inを通過した車両を追跡し、車両の位置と、車両IDとを対応付けて認識する(ステップS104)。認識部422は、第1カメラ500により撮像された画像に基づいて、ゲート300−inを通過し、スペースAR1を走行、またはスペースAR1に停止している車両、車両の位置、および車両IDを認識する。
次に、認識部422は、ステップS104の認識結果に基づいて、スペースAR1に並んでいる車両、および車両の順序を特定する(ステップS106)。これにより、本フローチャートの処理が終了する。
このように、駐車場管理装置400は、ゲート300−inを通過した車両、車両の位置および車両IDを特定することができる。
なお、駐車場管理装置400は、車両により送信された位置情報と車両IDとに基づいて、車両を追跡し、施設における車両の位置を特定してもよい。
[フローチャート(その2)]
図11は、駐車場管理装置400により実行される処理の流れの一例を示すフローチャート(その2)である。本処理は、停車スペースに車両を誘導する処理である。本処理は、例えば、停止エリア310が混雑し(所定台数以上の車両が停止エリア310に存在し)、且つスペースAR1に車両が待機している場合に実行される処理である。
駐車場管理装置400の認識部422は、停車スペースが存在するか否かを判定する(ステップS200)。次に、情報処理部424は、停車スペースのスペースサイズを特定する(ステップS202)。次に、情報処理部424は、スペースAR1に並んでいる車両の車両サイズを特定する(ステップS204)。
次に、情報処理部424は、待機車両情報438において優先度が最も高い車両であり、且つ停車スペースのスペースサイズに収まる車両サイズの車両を特定する(ステップS206)。次に、誘導部426は、ステップS206で特定された車両を停車スペースに誘導する(ステップS208)。
次に、付与部428は、スペースAR1において、ステップS208で誘導された車両に追い抜かれた車両に報償を付与する(ステップS210)。これにより、本フローチャートの処理が終了する。
図12は、報償を示す情報を含む管理情報440の内容の一例を示す図である。管理情報440は、車両IDと、報償と、駐車料金とが互いに対応付けられた情報である。駐車料金は、車両が駐車場を利用する時間に基づいて導出された料金である。報償は、付与部428により付与された報償である。報償は、特定エリアに関連付けられた駐車場の利用料を補填する報償である。補填する報償とは、駐車場または提携する駐車場の駐車料金の割引、駐車場の利用に関するクーポン、その他所定の施設(駐車場に付随または駐車場と提携している施設)において利用できるクーポンなどである。
上述したように、追い抜かれた車両(特定エリアを利用する順位が繰り下げられた車両)に報償が付与されることにより、その車両のユーザの納得感や公平感が向上する。
上述した実施形態では、俯瞰方向から撮像された画像に基づいて、スペースや車両のサイズが特定されたが、水平方向(地面と平行な方向)など他の方向から撮像された画像に基づいて、スペースや車両のサイズが特定されてもよい。また、上記のスペースや車両のサイズは、他の装置に提供された情報や他の手法により得られた情報に基づいて特定されてもよい。
[優先誘導に関する制限]
誘導部426は、特定エリアの利用に関して、第1車両M1よりも優先される度合が低い複数の第2車両M2が存在する場合に、第1車両M1よりも第2車両M2を優先する優先誘導を行う回数を制限してもよい。誘導部426は、第1車両、および複数の第2車両の順で特定エリアの利用の順番待ちを行っている場合において、複数の第2車両M2が存在し、連続して第2停車スペースが出現した場合、第1車両M1を追い越す第2車両M2の台数を制限する。
図13は、優先誘導が制限される場面の一例を示す図である。図13は、停止エリア310に着目した図である。スペースAR1において、停止エリア310に近い順に、第1車両M1、第2車両M2−1、第2車両M2−2が並んでいる。この場合、停止エリア310を利用する優先度は、第1車両M1、第2車両M2−1、第2車両2−2の順で高い。停止エリア310において、停車している他車両m1と他車両m2との間に第2停車スペースP2が存在する。この場合、時刻Tにおいて、誘導部426は、第2停車スペースP2(停止エリア310)に第2車両M2−1を誘導する。時刻T+2において、第2車両M2−2は、第2停車スペースP2に停車する。
時刻T+3において、第2車両M2−2が、第2停車スペースP2から駐車場に向かって発進すると、第2停車スペースP2が出現する。この場合、誘導部426は、第2車両M2−2を第2停車スペースP2に誘導しない。
誘導部426は、第2停車スペースP2の前の他車両m1または後ろの他車両m2が発進し、第1停車スペースP1が出現した場合に、第1車両M1を第1停車スペースP1に誘導する。
このように、駐車場管理装置400が、第1車両M1よりも第2車両M2を優先して、優先誘導を行う回数を制限することにより、第1車両M1が複数回、第2車両M2に追い抜かれて、停止エリア310に停車するのが遅れることを抑制することができる。この結果、ユーザの公平感を向上させることができる。
上記例では、第1車両M1が追い抜かれる回数は1回であるものとして説明したが、これに代えて、所定回数(例えば2回など)であってもよいし、ユーザが設定した回数であってもよい。設定した回数とは、ユーザが事前で決定した回数であってもよい。また、ユーザが設定した回数は、駐車場管理装置400が、ユーザの端末装置700またはユーザの車両に問い合わせ、問い合わせに対する応答結果に基づいて設定された回数であってもよい。問い合わせは、例えば、ユーザの車両がゲート300−inを通過する前後で行われてもよいし、リアルタイムで行われてもよい。
上述した処理が行われる場合、例えば、図11のステップS206の処理後に、車両を停車スペースに誘導すると、所定回数、追い抜かれる車両が存在するか否かを判定する。所定回数、追い抜かれる車両が存在しない場合、ステップS208の処理が行われる。所定回数、追い抜かれる車両(対象車両)が存在する場合、誘導部426は、停止エリア310に対象車両が停止することができる停車スペースが出現した後に、対象車両を停車スペースに誘導する。
以上説明した第1実施形態によれば、駐車場管理装置400は、認識部422により認識された利用状況に基づいて、特定エリアにおいて、第1停車スペースP1が存在せず、第2停車スペースP2が存在する場合、第1車両M1よりも第2車両M2を優先して、第2車両M2を特定エリアに優先誘導することにより、施設をより効率的に利用することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。第2実施形態では、第2車両が第1停車スペースの利用を必要とする車両である場合、第2車両は第1車両とみなされる。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
駐車場管理装置400は、駐車場を利用するユーザの端末装置700または車両に停車スペースの大きさに関する問い合わせを行う。駐車場を利用するユーザとは、事前に駐車場管理装置400に対して駐車場の利用の予約を行ったユーザであってもよいし、ゲート300−inを通過した車両のユーザであってもよい。以下、問い合わせの内容は、車両の表示部に表示されるものとして説明する。
図14は、表示部に表示される問い合わせの内容を含む画像IM1の一例を示す図である。例えば、画像IM1には、停車スペースを大きく確保するか否かを問い合わせる情報、停車スペースを大きくすることを希望する際に操作されるボタンB1、および停車スペースを大きくすることを希望しない際に操作されるボタンB2が含まれる。また、画像IM1には、リフトアップシートを利用するか否かを問い合わせる情報、リフトアップシートを利用することを希望する際に操作されるボタンB3、およびリフトアップシートを利用することを希望しない際に操作されるボタンB4を含む。
駐車場管理装置400は、表示部に表示された画像IM1のボタンに対して、ユーザが行った操作の操作結果を取得し、取得した情報に基づいて、車両サイズを修正する。図15は、車両サイズが修正される処理の概念図である。例えば、車両ID「002」のユーザが停車スペースを大きくすることを希望する場合において、情報処理部424は、車両ID「002」の車両サイズを「S」と特定した後、車両サイズを「S」から「M」に補正する。
停止エリア310に第2停車スペースP2が存在する場合、誘導部426は、車両ID「002」の車両は、第2停車スペースP2に停車できないので、第2停車スペースP2に停車できる修正後サイズ「S」の車両ID「003」の車両を第2停車スペースP2に誘導する。すなわち、誘導部426は、第2車両M2が予め指定された第1停車スペースP1の利用を必要とする車両である場合、第1車両M1とみなして優先誘導に関する処理を行う。
停車スペースを大きくすることを希望する操作を行ったユーザの車両、リフトアップシートなどの通常よりも車両の乗降等に関して大きいスペースが必要な機器を利用する車両は、第1車両とみなされる車両の一例である。なお、第1車両とみなされる車両(または車両ID)は、予め駐車場管理装置400の記憶部430に記憶されていてもよい。
図16は、第2停車スペースP2に車両ID「003」の第2車両M2−2が誘導される場面の一例を示す図である。図16は、特定エリア付近に着目した図である。例えば、第1車両M1(車両ID001の車両)、第1車両とみなされた第2車両M2−1(車両ID002の車両)、および第2車両2−2(車両ID003の車両)が存在する場合において、第2停車スペースP2が存在する場合、車両サイズが「S」である第2車両2−2が、車両サイズが「M」である第1車両M1、および車両サイズが「M」に修正され第1車両であるとみなされた第2車両M2−1を追い越して第2停車スペースP2に停車する。
このように、駐車場管理装置400が、第2車両が予め指定された第1停車スペースの利用を必要とする車両である場合、第2車両を第1車両とみなして、優先誘導を行うため、車両の利用態様に応じて、優先する車両を特定することができる。
以上説明した第2実施形態によれば、駐車場管理装置400が、第2車両を第1車両とみなして、優先誘導を行うため、施設をより効率的に利用することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態について説明する。第3実施形態では、駐車場管理装置400は、第2停車スペースP2の周辺の車両の状況に基づいて、特定エリアに誘導する車両を決定する。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
例えば、誘導部426は、特定エリアにおいて、第1停車スペースP1が存在せず、前記第2停車スペースが存在し、且つ前記第2停車スペースに隣接するスペースに停車している車両が所定時間以内に発進すると推定される場合、優先誘導(第2車両を特定エリアに誘導すること)を中断、または第1車両M1を特定エリアに誘導する。
図17は、第2停車スペースP2の車両の状況に基づいて、特定エリアに誘導される車両が決定される場面の一例を示す図である。図17の例では、停止エリア310に着目した図である。スペースAR1において、停止エリア310に近い順に、第1車両M1、第2車両M2−1、第2車両2−2が並んでいる。
時刻Tで、第2停車スペースP2が出現した場合、例えば、誘導部426は、第2車両M2−1を第2停車スペースP2に誘導しようとする。
時刻T+1において、制御部420が所定時間以内に他車両m1が発進すると推定した場合、誘導部426は、第2車両M2−1を第2停車スペースP2に誘導しようとする処理を中断する。例えば、制御部420は、他車両m1の方向指示器が点滅(または点灯)した場合、他車両m1は所定時間以内に発進すると推定する。
時刻T+2において、他車両m1が発進すると、他車両m2の前方に第1停車スペースP1が出現する。この場合、誘導部426は、第1車両M1を第1停車スペースP1に誘導する。なお、時刻T+1において、制御部420が所定時間以内に他車両m1が発進すると推定した場合、誘導部426は、他車両m1が発進する前に、優先度が高い第1車両M1を特定エリアに誘導してもよい。
[フローチャート]
図18は、第3実施形態の駐車場管理装置400に実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図18のステップS200からS206、S208、S210は、図11のステップS200からS206、S208、S210と同様のため説明を省略し、相違点を中心に説明する。
ステップS206の処理後、駐車場管理装置400の制御部420は、所定時間以内に第2停車スペースP2の周辺車両が発進する予定が存在する否かを判定する(ステップS207A)。所定時間以内に第2停車スペースP2の周辺車両が発進しないと判定した場合、ステップS208の処理に進む。
所定時間以内に第2停車スペースP2の周辺車両が発進すると判定した場合、制御部420は、周辺車両が発進するまで優先誘導を実行することを中断する(ステップS207B)。そして、制御部420は、周辺車両が発進した場合、ステップS202の処理に戻る。なお、誘導部426は、所定時間経過しても、周辺車両が発進しない場合、第2車両M2を第2停車スペースP2に誘導してもよい。
このように、駐車場管理装置400は、周辺車両の状況に応じて、優先誘導の実行を制御することで、第2車両M2を誘導した直後に、第1停車スペースP1が出現するような事態を抑制することができ、より公平に特定エリアに誘導する車両を特定することができる。
なお、上記例では、(1)方向指示器の状態に基づいて、車両が所定時間以内に発進すると推定されるものとしたが、これに代えて(または加えて)、(2)ユーザと車両のドア開閉状態とに基づいて、車両が所定時間以内に発進すると推定されてもよい。
図19は、第2カメラ520により撮像された画像の一例を示す図である。認識部422、時系列画像に基づいて、(a)他車両m1にユーザが近寄り、(b)他車両m1のドアが開放され、(c)ユーザが他車両m1に乗車して、(d)他車両m1のドアが閉じたことを認識する。この場合(上記(a)から(d)のうち一以上の条件を満たした場合)、制御部420は、所定時間以内に他車両m1が発進すると推定してもよい。また、制御部420は、上記(2)に関する条件を満たし、且つ上記(1)に関する条件を満たした場合、所定時間以内に他車両m1が発進するであろうと認識してもよい。
以上説明した第3実施形態によれば、駐車場管理装置400が、第2停車スペースP2の周辺の車両の状況に基づいて、特定エリアに誘導する車両を決定することにより、より公平に特定エリアに誘導する車両を特定することができる。
<変形例>
第1実施形態から3実施形態の変形例について説明する。変形例では、手動運転が行われている車両Mが、ゲート300−inを通過する前、ゲート300−inを通過する際、またはゲート300−inを通過した後に自動運転に切り替わる。
図20は、手動運転が自動運転に切り替わる位置の一例を示す図である。例えば、車両Mがゲート300−inを通過した直後の位置Pxにおいて、車両Mは、手動運転から自動運転に切り替わる。例えば、車両Mは、駐車場管理装置400の指示に基づいて、自動運転に切り替わってもよいし、車両Mが位置Pxに到達したと判定した場合に自動運転に切り替わってもよい。
上記のように、車両Mが、ゲート300−inを通過した後、自動運転を行うことにより、停車スペースが出現した場合に自動運転により特定エリアに向かうことができる。例えば、車両Mは、駐車場管理装置400の指示に基づいて、自動運転で特定エリアに向かう。自動運転が行われる場合、表示装置540は省略されてもよい。
以上説明した変形例によれば、車両Mが、所定位置で手動運転から自動運転に切り替えることにより、自動で特定エリアに向かうことができる。この結果、ユーザの利便性が向上する。
<第4実施形態>
第4実施形態について説明する。第4実施形態では、車両Mが駐車場から出庫する際の処理について説明する。以下、第1実施形態との相違点について説明する。
図21は、車両が停止エリア330に進入する場面の一例を示す図である。図21は、停止エリア330に着目した図である。例えば、第1車両M1、第2車両M2の順で、出庫の優先度が高いものとする。停止エリア310において、停車している他車両m3と他車両m4との間に第2停車スペースP2が存在する。この場合、誘導部426は、第2車両M2に第1車両M1を追い越させて、第2停車スペースP2(停止エリア310)に第2車両M2を誘導する。
なお、図21の例では、第1車両M1および第2車両M2が駐車スペースから出庫しているものとしているが、第1車両M1および第2車両M2は駐車スペースに駐車している場合に、駐車場管理装置400が、第1車両M1よりも第2車両M2の出庫を優先してもよい。
また、図21では、自動運転で出庫が行われるものとしているが、手動運転で出庫が行われる場合に、本実施形態の処理が適用されてもよい。この場合、駐車場管理装置400は、駐車場の所定の位置に設けられた表示装置に出庫する車両を示す情報を表示させたり、出庫する車両または車両のユーザの端末装置700に出庫を誘導する情報を通知したりしてもよい。
上述した第4実施形態において、以下の処理が適用されてもよい。例えば、駐車場管理装置400は、第2車両M2のユーザが停止エリア310または停止エリア330に接続された乗降エリアまたは乗降エリア付近に到達した場合に、第2車両M2を優先誘導してもよい。例えば、駐車場管理装置400は、第3カメラ600により撮像された画像に基づいて、車両のユーザを認識してもよい。例えば、画像処理により抽出された車両のユーザの特徴量が車両IDに対応付けられて記憶部430に記憶されている。駐車場管理装置400は、ユーザの特徴量に基づいて、第2車両M2のユーザを特定する。
また、駐車場管理装置400は、第2車両M2のユーザの端末装置700により送信された情報(例えば位置情報または乗降エリア340に到着したことを示す情報)に基づいて、ユーザが乗降エリアに到着したことを認識する。
なお、第1実施形態から第3実施形態で説明した各処理、および各処理の考え方は、第4実施形態に適用されてもよい。
以上説明した第4実施形態によれば、駐車場管理装置400は、車両が駐車場から出庫する際に、認識部422により認識された利用状況に基づいて、特定エリアにおいて、第1停車スペースP1が存在せず、第2停車スペースP2が存在する場合、第1車両M1よりも第2車両M2を優先して、第2車両M2を特定エリアに優先誘導することにより、停止エリアの利用が効率化される。これにより、停止エリアに向かう車両が駐車する駐車場の利用が効率化される。この結果、施設をより効率的に利用することができる。
なお、上記の各実施形態では、駐車場を含む施設における優先誘導の処理について説明したが、これに限らず、各実施形態は、駐車場とは関連しない停車エリアなどの所定のエリアの利用に関して適用されてもよい。例えば、駅のロータリーの迎車エリアに車両を誘導する際に、本実施形態の処理が適用されてもよい。
[ハードウェア構成]
図22は、実施形態の駐車場管理装置400のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、駐車場管理装置400は、通信コントローラ400−1、CPU400−2、ワーキングメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)400−3、ブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)400−4、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置400−5、ドライブ装置400−6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ400−1は、駐車場管理装置400以外の構成要素との通信を行う。記憶装置400−5には、CPU400−2が実行するプログラム400−5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM400−3に展開されて、CPU400−2によって実行される。これによって、制御部420(認識部422、情報処理部424、誘導部426、および付与部428)のうち一部または全部が実現される。また、自動運転制御装置100も、上記と同様に通信コントローラ、CPU、RAM、ROM、記憶装置、ドライブ装置などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。そして、記憶装置に記憶されたプログラムが、CPUに実行されることにより、第1制御部120、および第2制御部160が各種処理を行う。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識し、
前記認識された利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を前記特定エリアに誘導し、
前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、
前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースである、
ように構成されている、車両制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1‥駐車場管理システム、2‥車両システム、100‥自動運転制御装置、400‥駐車場管理装置、420‥制御部、422‥認識部、424‥情報処理部、426‥誘導部、428‥付与部、430‥記憶部、434‥駐車スペース状態テーブル、436‥停止エリア情報、438‥待機車両情報、440‥管理情報

Claims (12)

  1. 車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識する認識部と、
    前記認識部により認識された利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を前記特定エリアに誘導する誘導部と、を備え、
    前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、
    前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースである、
    を備える管理装置。
  2. 前記特定エリアは、駐車場とは異なるエリアであって、前記車両のユーザが乗車する、前記ユーザが降車する、前記ユーザが前記車両から荷物を取り出す、または前記ユーザが前記車両に荷物を積み込む、ためのエリアである、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記車両は、自動運転で駐車場から出庫した車両、または前記自動運転で前記特定エリアから前記駐車場に入庫する車両である、
    請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記誘導部は、
    前記第1車両と前記第2車両とが前記特定エリアの利用の順番待ちを行っている場合において、
    前記第1停車スペースが存在せず、前記第2停車スペースが存在する場合、前記第2車両を前記特定エリアに誘導し、
    前記第1停車スペースが存在する場合、前記第1車両を前記特定エリアに誘導する、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記特定エリアの利用の順番は、前記特定エリアを利用するために指定された位置で車両が並んだ順に基づいて設定される、
    請求項1から4のうちからいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記誘導部は、前記第2車両を前記特定エリアに誘導する場合、前記第2車両に前記第1車両を追い越させるように誘導する、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記第1車両、および複数の前記第2車両の順で前記特定エリアの利用の順番待ちを行っている場合において、
    前記誘導部は、連続して前記第2停車スペースが出現した場合、前記第1車両を追い越す前記第2車両の台数を制限する、
    請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記誘導部は、前記第2車両が予め指定された前記第1停車スペースの利用を必要とする車両である場合、前記第1車両とみなす、
    請求項1から7のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  9. 前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合において、前記第1車両よりも前記第2車両を優先する場合、前記第1車両に報償を付与する付与部を、更に備える、
    請求項1から8のうちからいずれか1項に記載の管理装置。
  10. 前記誘導部は、前記特定エリアにおいて、前記第1停車スペースが存在せず、前記第2停車スペースが存在し、且つ前記第2停車スペースに隣接するスペースに停車している車両が所定時間以内に発進すると推定される場合、前記第2車両を前記特定エリアに誘導することを中断、または前記第1車両を前記特定エリアに誘導する、
    請求項1から9のうちいずれか1項に記載の管理装置。
  11. コンピュータが、
    車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識し、
    前記認識された利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を前記特定エリアに誘導し、
    前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、
    前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースである、
    管理方法。
  12. コンピュータに、
    車両が停車するための特定エリアの利用状況を認識させ、
    前記認識させた利用状況に基づいて、前記特定エリアにおいて、第1停車スペースが存在せず、第2停車スペースが存在する場合、第1車両よりも車体の小さい第2車両を前記特定エリアに誘導させ、
    前記第1停車スペースは、前記第1車両または前記第2車両が停車可能なスペースであり、
    前記第2停車スペースは、前記第1車両が停車できず、前記第2車両が停車可能なスペースである、
    プログラム。
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