JP2020183220A - 車両のフロントボディ - Google Patents

車両のフロントボディ Download PDF

Info

Publication number
JP2020183220A
JP2020183220A JP2019191976A JP2019191976A JP2020183220A JP 2020183220 A JP2020183220 A JP 2020183220A JP 2019191976 A JP2019191976 A JP 2019191976A JP 2019191976 A JP2019191976 A JP 2019191976A JP 2020183220 A JP2020183220 A JP 2020183220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
sill
inner panel
vehicle
front body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019191976A
Other languages
English (en)
Inventor
キム、ドフェ
Do Hoi Kim
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hyundai Motor Co
Kia Corp
Original Assignee
Hyundai Motor Co
Kia Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hyundai Motor Co, Kia Motors Corp filed Critical Hyundai Motor Co
Publication of JP2020183220A publication Critical patent/JP2020183220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/02Side panels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/02Side panels
    • B62D25/025Side sills thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/04Door pillars ; windshield pillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2306/00Other features of vehicle sub-units
    • B60Y2306/01Reducing damages in case of crash, e.g. by improving battery protection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • B62D21/152Front or rear frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
    • B62D27/023Assembly of structural joints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】前方衝突、斜め衝突またはオフセット衝突の際に助手席前方部の変形を低減して乗客の安全をさらに確保することができるようにする車両のフロントボディを提供する。【解決手段】本発明に係る車両のフロントボディは、インナーパネルとアウターパネルから構成されてメンバーを形成し、Aピラーの前端部から下方に延びる形状であり、インナーパネルとアウターパネルとの間にレインフォースパネルが設けられ、レインフォースパネルが長さ方向に延びて内部が2つのメンバー形状に分割されたAピラーロワーパートを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、前方衝突、斜め衝突またはオフセット衝突の際に助手席前方部の変形を低減して乗客の安全をさらに確保することができるようにする車両のフロントボディに関する。
車両の衝突には、前方衝突、斜め衝突またはオフセット衝突などのさまざまな種類の衝突状況が存在する。このような前方衝突の場合、車両の最前部は適切に変形して衝撃を吸収しながらも、助手席に近い助手席前方部は丈夫で変形せずに助手席の変形を最小限に抑えることにより乗客を保護するよう、車両の設計が行われることが一般的である。
このような目的を成し遂げるために、従来では、車両の前方に配置されるフロントサイドメンバーの前方部は変形し易い材料と構造を適用し、フロントサイドメンバーの後方部は剛性が良くて変形し難い構造に設計した。
しかし、このような構造は、フロントサイドメンバーの後方部の剛性を増大させるにつれてAピラーの前方部ないし下方部がむしろ変形し、助手席が変形してしまうという問題があった。したがって、フロントサイドメンバーの後方部の剛性を増大させ且つAピラーも剛性を高めて助手席をより確実に保護することができる新規な車両前方構造が求められている。
前記背景技術として説明された事項は、本発明の背景に対する理解増進のためのものに過ぎず、当該技術分野における通常の知識を有する者に、既に知られている従来技術に該当することを認めるものと受け入れられてはならないだろう。
韓国特許第10−1795403号公報
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、その目的は、前方衝突、斜め衝突またはオフセット衝突の際に助手席前方部の変形を低減して乗客の安全をさらに確保することができるようにする、車両のフロントボディを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る車両のフロントボディは、インナーパネルとアウターパネルから構成されてメンバーを形成し、Aピラーの前端部から下方に延びる形状であり、インナーパネルとアウターパネルとの間にレインフォースパネルが設けられ、レインフォースパネルが長さ方向に延びて内部が2つのメンバー形状に分割されたAピラーロワーパート;を含む。
車両のドアの下端から車両の長さ方向に沿って延びるメンバー形状であり、前方部にブラケットが設けられてブラケットを基準に前方部が2つの空間に分割されたサイドシルパート;をさらに含んでもよい。
ブラケットは、上端がレインフォースパネルの下端に連結されることにより、サイドシルパートの前方部がAピラーロワーパートの分割されたメンバーにそれぞれ連結される2つのメンバーから構成されてもよい。
インナーパネル、アウターパネル及びレインフォースパネルには、それぞれ前方フランジと後方フランジが形成され、レインフォースパネルは、インナーパネルとアウターパネルとの間に位置して前方フランジ及び後方フランジを介してインナーパネルとアウターパネルとの間に固定されてもよい。
レインフォースパネルは、Aピラーロワーパートの内部を2つのメンバーに分割する分割部、分割部の一端から前方に延びてインナーパネルとアウターパネルとの間に固定された前方フランジ、及び分割部の他端から後方に延びてインナーパネルとアウターパネルとの間に固定された後方フランジから構成されてもよい。
レインフォースパネルの前方フランジは、突出部と湾入部が繰り返されるギア状に形成され、前方フランジの突出部がインナーパネルとアウターパネルとの間に固定されてもよい。
レインフォースパネルは、Aピラーロワーパートの内部を2つのメンバーに分割する分割部、分割部の一端から前方に延びてインナーパネルとアウターパネルとの間に固定された前方フランジ、及び分割部の他端から後方に延びてインナーパネルに固定された後方フランジから構成されてもよい。
Aピラーロワーパートの内部はレインフォースパネルを基準に前方メンバー部と後方メンバー部に分割され、サイドシルパートの前方部はブラケットを基準に前方シル部と後方シル部に分割され、前方メンバー部は前方シル部に連結され、後方メンバー部は後方シル部に連結されてもよい。
Aピラーロワーパートのインナーパネルは、サイドシルパートのインナーパネルとは角が形成されていない曲面形状に連結され、Aピラーロワーパートのインナーパネルとサイドシルパートのインナーパネルとが一緒に一つの曲面を成してもよい。
フロントサイドメンバーから延長メンバーが延び、延長メンバーはロワーメンバーを介してサイドシルパートに連結され、ブラケットはロワーブラケットを介してロワーメンバーの内部に延びてロワーメンバーが前方ロワーシルと後方ロワーシルに区分され、前方ロワーシルはサイドシルパートの前方シル部に連結され、後方ロワーシルはサイドシルパートの後方シル部に連結されてもよい。
本発明の車両のフロントボディによれば、前方衝突、斜め衝突またはオフセット衝突の際に助手席前方部の変形を低減して乗客の安全をさらに確保することができる。
本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディの全体的な構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのAピラーロワーパートの分解斜視図である。 図3及び図4は、図2に示された車両のフロントボディのA−A線及びB−B線に沿った断面図である。 図3及び図4は、図2に示された車両のフロントボディのA−A線及びB−B線に沿った断面図である。 図5及び図6は、本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのレインフォースパネル及びブラケットの一例を示す図である。 図5及び図6は、本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのレインフォースパネル及びブラケットの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのAピラーロワーパートとサイドシルパートとが結合した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのサイドシルパートとフロントサイドメンバーとの連結関係を示す図である。
図1は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディの全体的な構造を示す図、図2は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのAピラーロワーパートの分解斜視図、図3及び図4は図2に示された車両のフロントボディのA−A線及びB−B線に沿った断面図、図5及び図6は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのレインフォースパネル(reinforcement panel)及びブラケットの一例を示す図、図7は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのAピラーロワーパート(A−pillar lower part)とサイドシルパート(side sill part)とが結合した状態を示す図である。
図1は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディの全体的な構造を示す図であって、本発明に係る車両のフロントボディは、インナーパネル320とアウターパネル360から構成されてメンバーを形成し、Aピラー100の前端部から下方に延びる形状であり、インナーパネル320とアウターパネル360との間にレインフォースパネル340が設けられ、レインフォースパネル340が長さ方向に延びて内部が2つのメンバー形状に分割されたAピラーロワーパート300を含む。
車両のフロントボディは、Aピラー100、及びAピラーの前方から下方に延びたAピラーロワーパート300から構成される。Aピラー100の前方からはフェンダーメンバー10が延び、Aピラーロワーパート300の下端はドアの下端のサイドシルパート500に連結され、サイドシルパート500の前方はフロントサイドメンバー20及び延長メンバー30に連結される。
このような構造を介して、車両の前方衝突によりフロントサイドメンバー20に衝撃が加わる場合、フロントサイドメンバー20の前方部は変形して衝撃を吸収し、衝撃はフロントサイドメンバー20及び延長メンバー30を介してサイドシルパート500とAピラーロワーパート300に伝達される。フェンダーメンバー10の衝撃もAピラーロワーパート300に伝達される。この場合、Aピラーロワーパート300とサイドシルパート500の剛性が弱い場合、フロントサイドメンバー20を介して伝達された衝撃でAピラーロワーパート300とサイドシルパート500が変形して助手席が変形するのである。よって、Aピラーロワーパート300とサイドシルパート500との衝突剛性を増大させるために、本発明は、それぞれを2つのメンバー構造で形成するようにするのである。
具体的には、本発明のAピラーロワーパート300は、Aピラー100の前端部から下方に延びる形状であり、一般なAピラーロワーパートのようにインナーパネル320とアウターパネル360から構成されて一つのメンバーを形成する。インナーパネル320とアウターパネル360との間にレインフォースパネル340が設けられ、レインフォースパネル340が長さ方向に延びて内部が2つのメンバー形状に分割されるようにするのである。このような構造によって、前方から衝撃が加わる場合、2つのメンバー構造を用いてより高い衝突剛性を確保するようにするのである。
また、サイドシルパート500は、車両のドアの下端から車両の長さ方向に沿って延びるメンバー形状である。このようなサイドシルパート500の場合は、メンバー形状の内部前方部にブラケット540が設けられ、ブラケット540を基準に前方部が2つの空間に分割されるようにすることにより、これも前方衝突を基準に、重畳した2つの空間を介して衝突剛性をより高く確保することができるようにするのである。
従来では、このようなAピラーロワーパート300とサイドシルパート500は、1つのメンバーのみで構成されており、前方部の衝突時に多少弱い構成であったが、本発明では、このような前方構造を内部で2つのメンバーに分割することにより、衝突時にさらに高い衝突剛性を確保することができるようにするのである。
図2は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのAピラーロワーパートの分解斜視図、図3及び図4は図2に示された車両のフロントボディのA−A線及びB−B線に沿った断面図ある。
図示の如く、インナーパネル320、アウターパネル360及びレインフォースパネル340には、それぞれ前方フランジ321、341、361と後方フランジ323、343、363が形成され、レインフォースパネル340は、インナーパネル320とアウターパネル360との間に位置して前方フランジ341及び後方フランジ343を介してインナーパネル320とアウターパネル360との間に固定できる。
具体的には、図2は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのAピラーロワーパートの分解斜視図であって、レインフォースパネル340は、Aピラーロワーパート300の内部を2つのメンバーに分割する分割部342、分割部342の一端から前方に延びてインナーパネル320とアウターパネル360との間に固定された前方フランジ341、及び分割部342の他端から後方に延びてインナーパネル320とアウターパネル360との間に固定された後方フランジ343から構成できる。
このような構造によって、レインフォースパネル340は、Aピラーロワーパートの内部を2つのメンバーに分割し、既存の設計を変更することなく、インナーパネル320とアウターパネル360との組立/溶接の際にレインフォースパネル340を追加することにより、容易に車体の製造が可能である。
また、レインフォースパネル340の前方フランジ341は、突出部と湾入部が繰り返されるギア状に形成され、前方フランジ341の突出部がインナーパネル320とアウターパネル360との間に固定され得る。つまり、レインフォースパネル340の前方フランジ341は、突出部を介してインナーパネル320とアウターパネル360との間に組み立てることにより、組立とマッチングを容易にするのである。
このようなレインフォースパネル340は図5によく示されている。一方、別の実施形態として、レインフォースパネル340は、Aピラーロワーパート300の内部を2つのメンバーに分割する分割部342、分割部342の一端から前方に延びてインナーパネル320とアウターパネル360との間に固定された前方フランジ341、及び分割部342の他端から後方に延びてインナーパネル320に固定された後方フランジ343から構成されてもよい。
このような場合は図6に示されており、これは、レインフォースパネル340の後方フランジ343がインナーパネル320とアウターパネル360との間まで延びるのではなく、短く延びてインナーパネル320にのみ固定される場合であって、これにより、Aピラーロワーパート300を2つに分割するとともに、レインフォースパネル340の大きさを減らして重量を低減することができるという効果がある。
一方、サイドシルパート500のブラケット540は、上部がレインフォースパネル340の下端に連結されることにより、サイドシルパート500の前方部がAピラーロワーパート300の分割されたメンバーにそれぞれ連結される2つのメンバーから構成できる。すなわち、図1、図5及び図6に示すように、サイドシルパート500にあるブラケット540がレインフォースパネル340の下端に連結される場合、サイドシルパート500の前方部は2つの空間に区分される。
Aピラーロワーパート300の内部はレインフォースパネル340を基準に前方メンバー部M1と後方メンバー部M2に分割され、サイドシルパート500の前方部はブラケット540を基準に前方シル部M3と後方シル部M4に分割され、前方メンバー部M1は前方シル部M3に連結され、後方メンバー部M2は後方シル部M4に連結されることにより、メンバーの長さを延長する効果があり、これにより、衝突剛性がより高くなるようにする効果がある。
また、図6に示すように、ブラケット540がレインフォースパネル340の分割部342から延びる形状とする場合、部品点数の節減も可能となる。
一方、図8は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのサイドシルパート500とフロントサイドメンバー20との連結関係を示す図であって、フロントサイドメンバーから延びた延長メンバー30は、ロワーメンバー32を介してサイドシルパート500に連結され、衝撃を伝達する。この場合、サイドシルパート500は、ブラケット540によって前方シル部M3と後方シル部M4に分割され、ロワーメンバー32も、内部にロワーブラケット33が設置され、空間が前方ロワーシルM3’と後方ロワーシルM4’に区分される。前方ロワーシルM3’はサイドシルパート500の前方シル部M3に連結され、後方ロワーシルM4’はサイドシルパート500の後方シル部M4に連結されることにより、2つのルーム構造が相互連結されて剛性を補強するようにする。このような構成の場合、前方衝突の際にタイヤTがロワーメンバー32に衝撃を加えても、相互連結されたロワーメンバー32とサイドシルパート500のルーム構造M3、M3’−M4、M4’によって変形が阻止され、必要な衝突剛性を確保するようにするのである。
また、図7は本発明の一実施形態に係る車両のフロントボディのAピラーロワーパート300とサイドシルパート500とが結合した状態を示す図であって、Aピラーロワーパート300のインナーパネル320は、サイドシルパート500のインナーパネル520とは角が形成されていない曲面形状に連結され、Aピラーロワーパート300のインナーパネル320とサイドシルパート500のインナーパネル520とが一緒に一つの曲面を成すことができる。
このような形状により、Aピラーロワーパート300のインナーパネル320がサイドシルパート500のインナーパネル520とは同一平面に近い曲面を形成するようにすることにより、応力が連結部位に集中する現象を減らし、衝突剛性をより高く取ることができ、ドアの前方部の縁部分を環状のコア形状に設計することが可能であって剛性が増大するのである。
図1を参照すると、ブラケット540は、サイドシルパート500と車両のフロントサイドメンバー20とを連結する延長メンバー30の内部に延びるようにすることができ、この場合、延長メンバー30と一緒に長さ方向に延びることにより延長メンバー30の内部空間も2つのメンバーに分割することができる。
つまり、Aピラーロワーパート300は、レインフォースパネル340で2つのメンバーに分割され、このうち、前方に位置する前方メンバー部M1は、サイドシルパート500の前方シル部M3に連結されるとともに延長メンバー30の前方空間に連結されて一つのメンバーとして形成されたロードパスを形成する。
Aピラーロワーパート300の後方メンバー部M2は、サイドシルパート500の後方シル部M4に連結されとともに延長メンバー30の後方空間に連結され、別のメンバーとして形成されたロードパスを形成する。このような全体構造により、車両のフロントボディはいずれも、従来の一つのロードパスであった部分が重畳した2つのロードパスメンバー構造に分割及び重畳されることにより、より高い衝突剛性を確保することができるようにするのである。
本発明の車両のフロントボディによれば、前方衝突、斜め衝突またはオフセット衝突の際に助手席前方部の変形を低減して乗客の安全をさらに確保することができる。
本発明は、特定の実施形態について図示および説明したが、以下の特許請求の範囲によって提供される本発明の技術的思想を逸脱することなく、本発明に多様な改良および変形を加え得るのは、当業分野における通常の知識を有する者にとって自明であろう。
100 Aピラー
300 Aピラーロワーパート
340 レインフォースパネル
500 サイドシルパート
540 ブラケット

Claims (10)

  1. インナーパネルとアウターパネルから構成されてメンバーを形成し、Aピラーの前端部から下方に延びる形状であり、インナーパネルとアウターパネルとの間にレインフォースパネルが設けられ、レインフォースパネルが長さ方向に延びて内部が2つのメンバー形状に分割されたAピラーロワーパートを含む、車両のフロントボディ。
  2. 車両のドアの下端から車両の長さ方向に沿って延びるメンバー形状であり、前方部にブラケットが設けられてブラケットを基準に前方部が2つの空間に分割されたサイドシルパートをさらに含む、請求項1に記載の車両のフロントボディ。
  3. ブラケットは、上端がレインフォースパネルの下端に連結されることにより、サイドシルパートの前方部がAピラーロワーパートの分割されたメンバーにそれぞれ連結される2つのメンバーから構成されたことを特徴とする、請求項2に記載の車両のフロントボディ。
  4. インナーパネル、アウターパネル及びレインフォースパネルには、それぞれ前方フランジと後方フランジが形成され、レインフォースパネルは、インナーパネルとアウターパネルとの間に位置して前方フランジ及び後方フランジを介してインナーパネルとアウターパネルとの間に固定されたことを特徴とする、請求項1に記載の車両のフロントボディ。
  5. レインフォースパネルは、Aピラーロワーパートの内部を2つのメンバーに分割する分割部、分割部の一端から前方に延びてインナーパネルとアウターパネルとの間に固定された前方フランジ、及び分割部の他端から後方に延びてインナーパネルとアウターパネルとの間に固定された後方フランジから構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の車両のフロントボディ。
  6. レインフォースパネルの前方フランジは、突出部と湾入部が繰り返されるギア状に形成され、前方フランジの突出部がインナーパネルとアウターパネルとの間に固定されたことを特徴とする、請求項5に記載の車両のフロントボディ。
  7. レインフォースパネルは、Aピラーロワーパートの内部を2つのメンバーに分割する分割部、分割部の一端から前方に延びてインナーパネルとアウターパネルとの間に固定された前方フランジ、及び分割部の他端から後方に延びてインナーパネルに固定された後方フランジから構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の車両のフロントボディ。
  8. Aピラーロワーパートの内部はレインフォースパネルを基準に前方メンバー部と後方メンバー部に分割され、サイドシルパートの前方部はブラケットを基準に前方シル部と後方シル部に分割され、前方メンバー部は前方シル部に連結され、後方メンバー部は後方シル部に連結されたことを特徴とする、請求項2に記載の車両のフロントボディ。
  9. Aピラーロワーパートのインナーパネルは、サイドシルパートのインナーパネルとは角が形成されていない曲面形状に連結され、Aピラーロワーパートのインナーパネルとサイドシルパートのインナーパネルとが一緒に一つの曲面を成すことを特徴とする、請求項2に記載の車両のフロントボディ。
  10. フロントサイドメンバーから延長メンバーが延び、延長メンバーはロワーメンバーを介してサイドシルパートに連結され、ブラケットはロワーブラケットを介してロワーメンバーの内部に延びてロワーメンバーが前方ロワーシルと後方ロワーシルに区分され、前方ロワーシルはサイドシルパートの前方シル部に連結され、後方ロワーシルはサイドシルパートの後方シル部に連結されたことを特徴とする、請求項2に記載の車両のフロントボディ。
JP2019191976A 2019-04-30 2019-10-21 車両のフロントボディ Pending JP2020183220A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020190050399A KR20200126585A (ko) 2019-04-30 2019-04-30 차량의 전방 바디
KR10-2019-0050399 2019-04-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020183220A true JP2020183220A (ja) 2020-11-12

Family

ID=68342641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019191976A Pending JP2020183220A (ja) 2019-04-30 2019-10-21 車両のフロントボディ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11167803B2 (ja)
EP (1) EP3733484B1 (ja)
JP (1) JP2020183220A (ja)
KR (1) KR20200126585A (ja)
CN (1) CN211001565U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021207061A1 (en) * 2020-04-06 2021-10-14 Shape Corp. Vehicle component with multi-hollow beam
JP7351817B2 (ja) * 2020-09-04 2023-09-27 トヨタ自動車株式会社 車体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014155538A1 (ja) * 2013-03-26 2014-10-02 トヨタ自動車株式会社 自動車のフロントピラー下部構造
JP2017136921A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 トヨタ自動車株式会社 車両骨格構造
JP2017197059A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 マツダ株式会社 車両の側部車体構造

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0124483Y1 (ko) 1995-11-30 1998-09-15 강병호 차량의 프론트 필러패널 보강구조
KR19980036976U (ko) 1996-12-17 1998-09-15 박병재 차량용 프런트 필러 구조
KR100320857B1 (ko) 1999-12-31 2002-01-26 이계안 자동차의 카울사이드부 보강구조
KR100339216B1 (ko) 1999-12-31 2002-05-31 이계안 자동차의 전방필러부 보강구조
JP3909649B2 (ja) 2001-01-19 2007-04-25 スズキ株式会社 自動車の側部車体構造
JP5354360B2 (ja) 2009-05-19 2013-11-27 スズキ株式会社 車両のフロントピラー下部構造
JP6334335B2 (ja) * 2014-09-04 2018-05-30 トヨタ紡織株式会社 フロントピラーガーニッシュ
JP6083423B2 (ja) 2014-09-19 2017-02-22 マツダ株式会社 車両の側部車体構造
JP6237676B2 (ja) 2015-03-03 2017-11-29 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
KR101795403B1 (ko) 2016-06-24 2017-11-14 현대자동차 주식회사 전방 차체 보강구조

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014155538A1 (ja) * 2013-03-26 2014-10-02 トヨタ自動車株式会社 自動車のフロントピラー下部構造
JP2017136921A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 トヨタ自動車株式会社 車両骨格構造
JP2017197059A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 マツダ株式会社 車両の側部車体構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP3733484A1 (en) 2020-11-04
EP3733484B1 (en) 2022-12-14
CN211001565U (zh) 2020-07-14
US20200346694A1 (en) 2020-11-05
KR20200126585A (ko) 2020-11-09
US11167803B2 (en) 2021-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8496288B2 (en) Outer side wall structure, outer side wall module, and side wall for a motor vehicle
JP4486996B2 (ja) 車体構造
JP6372494B2 (ja) 車両の前部車体構造
US9487239B2 (en) Vehicle structures and methods of assembling the same
KR102195739B1 (ko) 차량용 필러 구조 및 차량 측부 구조
JP5348547B2 (ja) 車体後部構造
JP6432535B2 (ja) 車両の前部車体構造
JP6507816B2 (ja) 車両後部構造
JP6965766B2 (ja) 車両用フロントピラー構造及び車両側部構造
JP2017077853A (ja) 自動車の車体構造
JP2009018724A (ja) 車体フレーム構造
WO2014181739A1 (ja) 車体後部構造
JPH10167114A (ja) 自動車のルーフボウ取付構造
JP2020183220A (ja) 車両のフロントボディ
JP2011218979A (ja) 車体のルーフサイド構造
JP5093094B2 (ja) ダッシュパネルとトンネル部との結合部構造
KR20200134493A (ko) 전방 차체 보강구조
JP5830452B2 (ja) 自動車の車体後部構造
KR20200120164A (ko) 차량의 차체
JPH11291947A (ja) 自動車の車体構造
JP6981187B2 (ja) 車体構造
JP5939078B2 (ja) 車両後部構造
KR20120055084A (ko) 엔진룸 보강 구조
JP6476778B2 (ja) サイドシル構造
JP2009137522A (ja) 自動車の前部車体構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230510

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231110