JP2020182309A - 電気接続箱、および、ワイヤハーネス - Google Patents

電気接続箱、および、ワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】筐体の挿通孔から内部に侵入した水を効率よく外部に排出することができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供する。【解決手段】電気接続箱1は、筐体2と、筐体2に形成され、1以上の電子部品100に電気的に接続される1以上の配索材7が挿通される挿通孔13とを備える。挿通孔13は、開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成される。筐体2は、収容空間部2aと、通線空間部2bと、水抜き孔30とを有する。収容空間部2aは、電子部品100を収容する。通線空間部2bは、挿通孔13に配索材7が挿通された状態で配索材7の延在方向に延在して形成され、水平方向の一方が収容空間部2aと連通し、他方が挿通孔13を介して外部と連通する。水抜き孔30は、通線空間部2bを構成する周壁15のうち、鉛直方向下側の内壁面15aに設けられ、通線空間部2bと外部とを連通する。【選択図】図4

Description

本発明は、電気接続箱、および、ワイヤハーネスに関する。
従来、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネス、ヒューズ、リレー等の電子部品を集約して収容空間に収容する電気接続箱(ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックス等とも呼ばれる)が知られている。このような電気接続箱では、各種電子部品が収容される箱本体と、箱本体に内側に浸入した水を外部に排出するための水抜き孔とを設けたものが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−93882号公報
ところで電気接続箱では、各種電子部品に電気的に接続された電線を挿通させる挿通孔が筐体に形成されている。電気接続箱は、車両のエンジンルーム等に設置されるが、周囲のレイアウト上の制約により、挿通孔が、例えば鉛直方向上向きに形成されることがある。このような電気接続箱では、電線を伝って挿通孔から筐体内部に水が侵入する場合があり、改善の余地がある。
本発明は、筐体の挿通孔から内部に侵入した水を効率よく外部に排出することができる電気接続箱およびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、筐体と、前記筐体に形成され、かつ1以上の電子部品に電気的に接続される1以上の配索材が挿通される挿通孔と、を備え、前記挿通孔は、開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成され、前記筐体は、前記電子部品を収容する収容空間部と、前記挿通孔に前記配索材が挿通された状態で前記配索材の延在方向に延在して形成され、かつ水平方向の一方が前記収容空間部と連通し、他方が前記挿通孔を介して外部と連通する通線空間部と、前記通線空間部を構成する周壁のうち、鉛直方向下側の内壁面に設けられ、前記通線空間部と外部とを連通する水抜き孔と、を有することを特徴とする。
また、上記電気接続箱において、前記筐体は、前記収容空間部を有する筐体本体と、前記筐体本体に連結され、かつ前記筐体本体を車両側に固定する取付孔を有する取付部と、を有し、前記通線空間部は、前記取付部に形成されるものである。
また、上記電気接続箱において、前記筐体は、前記挿通孔から鉛直方向下側に向けて傾斜し、かつ前記挿通孔から前記通線空間部に侵入した液体を鉛直方向下側に誘導する傾斜部と、前記傾斜部の鉛直方向途中に形成され、前記配索材の延在方向と直交する方向に延在する溝部と、を備え、前記水抜き孔は、前記溝部の底壁に形成されるものである。
また、上記電気接続箱において、前記通線空間部は、前記収容空間部のうち、鉛直方向における途中で連通するものである。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、配索材と、筐体、前記筐体に形成され、かつ1以上の電子部品に電気的に接続される1以上の配索材が挿通される挿通孔を含んで構成される電気接続箱と、を備え、前記挿通孔は、開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成され、前記筐体は、前記電子部品を収容する収容空間部と、前記挿通孔に前記配索材が挿通された状態で前記配索材の延在方向に延在して形成され、かつ水平方向の一方が前記収容空間部と連通し、他方が前記挿通孔を介して外部と連通する通線空間部と、前記通線空間部を構成する周壁のうち、鉛直方向下側の内壁面に設けられ、前記通線空間部と外部とを連通する水抜き孔と、を有することを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスは、筐体の挿通孔から内部に侵入した水を効率よく外部に排出することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係るロアカバーの要部を拡大視した斜視図である。 図4は、実施形態に係る電気接続箱の要部の概略構成を示す縦断面図である。
以下に、本発明に係る電気接続箱およびワイヤハーネスの実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
まず、実施形態に係る電気接続箱およびワイヤハーネスについて説明する。図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を示す分解斜視図である。図3は、実施形態に係るロアカバーの要部を拡大視した斜視図である。図4は、実施形態に係る電気接続箱の要部の概略構成を示す縦断面図である。なお、図4では、電気接続箱内に収容された電子部品の記載を省略している。
なお、図示のX方向は、本実施形態における電気接続箱の幅方向である。Y方向は、本実施形態における電気接続箱の奥行方向であり、幅方向と直交する方向である。Z方向は、本実施形態における電気接続箱の上下方向であり、幅方向および奥行方向と直交する方向である。Z1方向は上方向であり、Z2方向は下方向である。本実施形態では、Z方向は鉛直方向と一致する方向である。
本実施形態における電気接続箱1は、図1および図2に示すように、配索材7と共にワイヤハーネスWHを構成する。ワイヤハーネスWHは、例えば、自動車等の車両(不図示)に搭載される各装置間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる1以上の配索材7を、コネクタ等(不図示)で一度に各装置に接続するようにしたものである。配索材7は、例えば1以上の電線Wで構成される。電線Wは、例えば、導電性を有する導体部(芯線)と、当該導体部の外側を覆う絶縁性の被覆部とを含んで構成されたものである。芯線は、複数の金属素線を撚り合わせた撚線であってもよいし、金属製の単線であってもよい。なお、ワイヤハーネスWHは、不図示のグロメット、プロテクタ、固定具等を含んで構成されてもよい。
電気接続箱1は、1以上の電子部品100を収容する筐体2と、筐体2に形成され、電子部品100に電気的に接続される1以上の配索材7が挿通される挿通孔13とを備える。電気接続箱1は、ワイヤハーネスWHに組み込まれ、電線等の接続処理用部品を構成するコネクタ、ヒューズ、リレー、分岐部、電子制御ユニット等の電子部品100を集約して内部に収容する。電気接続箱1は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックス等とも呼ばれる場合があるが、本実施形態ではこれらを総称して電気接続箱と呼ぶ。電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルーム等、外部環境に曝される場所に設置される。本実施形態の電気接続箱1は、例えば、上下方向が鉛直方向と一致する方向に、車両に設置される。
筐体2は、収容空間部2aと、通線空間部2bと、水抜き孔30とを有する。筐体2は、収容空間部2aを有する筐体本体11と、筐体本体11に連結され、筐体本体11を車両側に固定する取付部12とを含んで構成される。取付部12は、筐体本体11の鉛直方向上側に設けられ、筐体2を車両側の所定位置に固定するものである。取付部12は、筐体本体11の幅方向の両端部にそれぞれ形成されている。取付部12は、筐体本体11の周壁15から外側に突出するように当該周壁15と一体で形成される。取付部12は、厚み方向に貫通し、筐体本体11を車両側に固定する取付孔12aを有する。取付孔12aは、例えば、車両側に設けられた取付ボルト(不図示)が挿通する。取付部12は、取付孔12aに取付ボルトが挿通された状態で、当該取付けボルトに座金(不図示)を介してナット(不図示)が締結され、車体に固定される。つまり、筐体本体11は、取付部12の取付孔12aに取付ボルトが挿通された状態で、当該取付けボルトに座金を介してナットが締結され、車両側の所定位置に固定される。本実施形態の取付部12のうち、筐体本体11の幅方向の一方に形成されたものには、1以上の配索材7が挿通される通線空間部2bを有する。
筐体2は、図1および図2に示すように、フレーム本体3と、アッパーカバー4と、ロアカバー5とを備える。筐体2は、フレーム本体3とアッパーカバー4とロアカバー5とが組み合わさって全体として略直方体箱状に形成される。筐体2は、鉛直方向下方側からロアカバー5、フレーム本体3、アッパーカバー4の順に3つの層が積層された構造となっている。本実施形態のフレーム本体3、アッパーカバー4、及びロアカバー5は、それぞれが絶縁性の合成樹脂等によって形成される。
フレーム本体3は、収容空間部2aを形成する主たる部材である。フレーム本体3は、収容空間部2aの一部を形成する周壁15を有する。フレーム3本体は、多角形筒状(略矩形筒状)に形成された周壁15によって中空状に形成される。フレーム本体3は、上下方向の両側に開口している。フレーム本体3の幅方向の両端部には、取付部12が形成されている。
アッパーカバー4は、フレーム本体3の上下方向の上側開口部を塞ぐ部材である。アッパーカバー4は、フレーム本体3の上側開口部を塞ぐ天井壁4aと、多角形筒状(略矩形筒状)に形成された側壁4bとによって中空状に形成される(図2)。アッパーカバー4は、フレーム本体3の上側開口部に対して、アッパーカバー4の開口を上下方向に対向させた状態で、係止機構によりフレーム本体3に係止される。
ロアカバー5は、フレーム本体3の上下方向の下側開口部を塞ぐ部材である。ロアカバー5は、フレーム本体3の下側開口部を塞ぐ底壁5aと、多角形筒状(矩形筒状)に形成された側壁5bとによって中空状に形成される(図2)。ロアカバー5は、フレーム本体3の下側開口部に対して、ロアカバー5の開口を上下方向に対向させた状態で、係止機構によりフレーム本体3に係止される。ロアカバー5は、当該ロアカバー5がフレーム本体3に組み付けられた組付け状態において、挿通孔13を形成する。
挿通孔13は、収容空間部2a内の電子部品100に接続される配索材7を筐体2の内外に渡って挿通させるものである。挿通孔13は、通線空間部2bに連通し、かつ通線空間部2bを介して収容空間部2aに連通する。挿通孔13は、通線空間部2bを構成する周壁15により形成される。挿通孔13は、開口がフレーム本体3の側壁33とロアカバー5の側壁5bとの合わせ面で形成される(図2)。挿通孔13は、開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成される。挿通孔13は、複数の配索材7が一列に配列されるように、断面が長孔状に形成される。
通線空間部2bは、挿通孔13に配索材7が挿通された状態で配索材7の延在方向に延在して形成され、かつ水平方向の一方が収容空間部2aと連通し、他方が挿通孔13を介して外部と連通する。本実施形態の配索材7は、通線空間部を構成する周壁15のうち、鉛直方向上側の壁面に固定部材31により固定されている。通線空間部2bは、フレーム本体3の幅方向の両端部に形成された取付部12のうちの一方に形成される。通線空間部2bは、例えば、当該通線空間部2bを構成する周壁15のうち、フレーム本体3の側壁(周壁15)とロアカバー5の側壁(周壁15)との合わせ面、ロアカバー5の底壁5a等で形成される。通線空間部2bは、収容空間部2aのうち、鉛直方向における途中で連通する。
水抜き孔30は、通線空間部2bを構成する周壁15のうち、鉛直方向下側の内壁面15aに設けられ、通線空間部2bと外部とを連通する(図3)。筐体2は、図3および図4に示すように、傾斜部21と、溝部22とを備える。傾斜部21は、挿通孔13から鉛直方向下側に向けて傾斜し、かつ挿通孔13から通線空間部2bに侵入した水を鉛直方向下側に誘導するものである。溝部22は、傾斜部21の鉛直方向途中に形成され、配索材7の延在方向と直交する方向に延在するものである。水抜き孔30は、溝部22の底壁22aに形成される。
上記のように構成される電気接続箱1は、挿通孔13から通線空間部2b内に水等の水が侵入した場合、侵入した水は、自重により、当該通線空間部2bの鉛直方向下側に向けて移動していく。このとき、電気接続箱1は、挿通孔13から鉛直方向下側に向けて傾斜する傾斜部21が設けられているので、侵入した水は、傾斜部21によって溝部22に向けて誘導される。そして、溝部22に到達した水は、当該溝部22内に一旦貯留される。つまり、当該溝部22は、筐体2内に侵入した水の一時貯留部として機能する。そして、溝部22に貯留された水は、当該溝部22の底壁22aに形成された水抜き孔30から筐体2の外部に排出される。
以上のように、本実施形態に係る電気接続箱1は、筐体2と、筐体2に形成され、1以上の電子部品100に電気的に接続される1以上の配索材7が挿通される挿通孔13とを備える。挿通孔13は、開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成される。筐体2は、収容空間部2aと、通線空間部2bと、水抜き孔30とを有する。収容空間部2aは、電子部品100を収容するものである。通線空間部2bは、挿通孔13に配索材7が挿通された状態で配索材7の延在方向に延在して形成され、かつ水平方向の一方が収容空間部2aと連通し、他方が挿通孔13を介して外部と連通するものである。水抜き孔30は、通線空間部2bを構成する周壁15のうち、鉛直方向下側の内壁面15aに設けられ、通線空間部2bと外部とを連通するものである。
上記構成により、例えば、挿通孔13から水が侵入した場合、侵入した水が筐体2の傾斜部21によって溝部22に向けて誘導され、溝部22内に一旦貯留される。そして、溝部22に貯留された水が溝部22の底壁22aに形成された水抜き孔30から筐体2の外部に排出される。このように、筐体2の挿通孔13から内部に侵入した水を効率よく外部に排出することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、筐体2が、収容空間部を有する筐体本体11と、筐体本体11に連結され、筐体本体11を車両側に固定する取付孔12aを有する取付部12とを有する。通線空間部2bは、取付部12に形成される。これにより、取付部12が車両側に固定されると、通線空間部2bに挿通される配索材7の配索位置を固定することができ、配索材7と電気接続箱1の周囲に配置された部品との干渉を抑制することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、筐体2が、挿通孔13から鉛直方向下側に向けて傾斜し、かつ挿通孔13から通線空間部2bに侵入した水を鉛直方向下側に誘導する傾斜部21と、傾斜部21の鉛直方向途中に形成され、配索材7の延在方向と直交する方向に延在する溝部22とを備える。水抜き孔30は、溝部22の底壁22aに形成される。これにより、挿通孔13から通線空間部2bに侵入した水を傾斜部21により効率よく溝部22に誘導することができる。
また、本実施形態に係る電気接続箱1は、通線空間部2bが、収容空間部2aのうち、鉛直方向における途中で連通する。これにより、収容空間部2aに対して通線空間部2bの容量を小さくすることができ、電気接続箱1の小型化を図ることができる。また、通線空間部2bと収容空間部2aとは別々にすることができ、侵入した水を収容空間部2aに到達する前に筐体2の外部に排出することができる。
また、本実施形態に係るワイヤハーネスWHは、配索材7と、電気接続箱1とを備える。挿通孔13は、開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成される。筐体2は、収容空間部2aと、通線空間部2bと、水抜き孔30とを有する。収容空間部2aは、電子部品100を収容するものである。通線空間部2bは、挿通孔13に配索材7が挿通された状態で配索材7の延在方向に延在して形成され、かつ水平方向の一方が収容空間部2aと連通し、他方が挿通孔13を介して外部と連通するものである。水抜き孔30は、通線空間部2bを構成する周壁15のうち、鉛直方向下側の内壁面15aに設けられ、通線空間部2bと外部とを連通するものである。上記構成により、ワイヤハーネスWHは、上記電気接続箱1と同様に、筐体2の挿通孔13から内部に侵入した水を効率よく外部に排出することができる、という効果を奏する。
なお、上記実施形態では、水抜き孔30は、溝部22に1箇所設けられているが、これに限定されず、複数箇所設けられていてもよい。上記実施形態では、筐体2に水が侵入する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、水以外の液体であってもよい。
1 電気接続箱
2 筐体
2a 収容空間部
2b 通線空間部
3 フレーム本体
4 アッパーカバー
5 ロアカバー
7 配索材
11 筐体本体
12 取付部
12a 取付孔
13 挿通孔
15 周壁
15a 内壁面
21 傾斜部
22 溝部
22a 底壁
30 水抜き孔
31 固定部材
100 電子部品
WH ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体に形成され、かつ1以上の電子部品に電気的に接続される1以上の配索材が挿通される挿通孔と、
    を備え、
    前記挿通孔は、
    開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成され、
    前記筐体は、
    前記電子部品を収容する収容空間部と、
    前記挿通孔に前記配索材が挿通された状態で前記配索材の延在方向に延在して形成され、かつ水平方向の一方が前記収容空間部と連通し、他方が前記挿通孔を介して外部と連通する通線空間部と、
    前記通線空間部を構成する周壁のうち、鉛直方向下側の内壁面に設けられ、前記通線空間部と外部とを連通する水抜き孔と、
    を有することを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記筐体は、
    前記収容空間部を有する筐体本体と、
    前記筐体本体に連結され、かつ前記筐体本体を車両側に固定する取付孔を有する取付部と、
    を有し、
    前記通線空間部は、
    前記取付部に形成される
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記筐体は、
    前記挿通孔から鉛直方向下側に向けて傾斜し、かつ前記挿通孔から前記通線空間部に侵入した液体を鉛直方向下側に誘導する傾斜部と、
    前記傾斜部の鉛直方向途中に形成され、前記配索材の延在方向と直交する方向に延在する溝部と、
    を備え、
    前記水抜き孔は、
    前記溝部の底壁に形成される
    請求項1または2に記載の電気接続箱。
  4. 前記通線空間部は、
    前記収容空間部のうち、鉛直方向における途中で連通する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  5. 配索材と、
    筐体、前記筐体に形成され、かつ1以上の電子部品に電気的に接続される1以上の配索材が挿通される挿通孔を含んで構成される電気接続箱と、
    を備え、
    前記挿通孔は、
    開口方向が鉛直方向と直交する水平方向より鉛直方向上側になるように形成され、
    前記筐体は、
    前記電子部品を収容する収容空間部と、
    前記挿通孔に前記配索材が挿通された状態で前記配索材の延在方向に延在して形成され、かつ水平方向の一方が前記収容空間部と連通し、他方が前記挿通孔を介して外部と連通する通線空間部と、
    前記通線空間部を構成する周壁のうち、鉛直方向下側の内壁面に設けられ、前記通線空間部と外部とを連通する水抜き孔と、
    を有することを特徴とするワイヤハーネス。
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