JP2011125173A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの配索に係る作業性の向上を図ることが可能な、また、ワイヤハーネスを伝って浸入する水分の影響や、ワイヤハーネスから放出される熱の影響を避けることが可能な電気接続箱を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス25は、右側壁29の内面に沿わせるように配索されている。すなわち、右側壁29の内面にワイヤハーネス25を寄せた状態で箱内部を通過するように配索されている。また、ワイヤハーネス25は、高い位置から低い位置へと前側壁26に向けて斜め下方向に傾斜する状態で配索されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、箱内部を通過するようにワイヤハーネスを配索する配索経路を有する自動車用の電気接続箱に関する。
下記特許文献1には、電気接続箱についての技術が開示されている。以下、この電気接続箱について説明をする。
図7において、電気接続箱1は、箱本体2と、この箱本体2の上側に嵌合するアッパーカバー3と、箱本体2の下側に嵌合するロアカバー4と、このロアカバー4に組み付けられる保護部材5とを備えて構成されている。箱本体2は、図示しない電気回路のブロックを有しており、このブロックにはリレー6やヒュージブルリンク7が数多く組み付けられている。リレー6やヒュージブルリンク7は、アッパーカバー3により覆われて保護されている。尚、電気接続箱1は、リレー6やヒュージブルリンク7を組み付けることから、通常、リレーボックス(R/B)と呼ばれている。
箱本体2の底面には、ワイヤハーネス8の端末(図示省略)が接続されている。ワイヤハーネス8の端末は、ロアカバー4により覆われて保護されている。ワイヤハーネス8は、ロアカバー4に形成された開口部9を介して箱内部へ引き込まれている。開口部9は、側壁10の略中央位置に開口形成されている。ロアカバー4の底壁外面には、一対の突条11が突出形成されている。この一対の突条11の間には、保護部材5が組み付けられている。保護部材5は、一対の突条11により保護されている。
保護部材5は、電気接続箱1の外側に配索されるワイヤハーネス12を挿通してこれを保護することができる筒状の形状に形成されている。また、保護部材5は、ロアカバー4の底壁外面の中央を長手方向に真っ直ぐのびるように配置形成されている。保護部材5は、ワイヤハーネス12の配索経路となるように形成されている。
ワイヤハーネス8は、電気接続箱1における図示しない電気回路に対し接続をする必要があることから、箱内部に引き込むようにして配索されている。これに対し、ワイヤハーネス12は、電気接続箱1への接続をする必要がないことから、箱外部に配索されている。ワイヤハーネス12は、電気接続箱1との干渉を避けるため、保護された状態で配索されている。
特開2009−131004号公報
ところで、上記従来技術にあっては、二本のワイヤハーネス8及び12がそれぞれの経路で配索されている。そこで、これら二本のワイヤハーネス8及び12を集約して図8に示す如く一本のワイヤハーネス13にし、そして、図8に示す如く配索をすると、従来例のような保護部材5(図7参照)を用いた配索経路が不要になる。従って、電気接続箱1′周辺の省スペース化を図ることが可能になるという利点を有している。しかしながら、ワイヤハーネス13への集約化を図ることにより、次のような問題点を有している。
すなわち、太いワイヤハーネス13が箱内部の中央位置を通過するように配索されることから、ワイヤハーネス13の中間から分岐される分岐線(図示省略)を箱本体2の図示しない電気回路に接続しつつ配索をする際、ワイヤハーネス13の幹線が邪魔になってしまうという問題点を有している。また、太いワイヤハーネス13が箱内部の中央位置を通過するように配索されることから、ロアカバー4の内部空間を分断し空間の有効活用に影響を来してしまうという問題点や、内部空間に占める割合が大きい場合、ロアカバー4の箱本体2に対する嵌合がし難くなってしまうという問題点を有している。尚、ロアカバー4の嵌合作業を強引に行うと、電線の噛み込みが懸念され、場合によっては断線が生じてしまうという虞を有している。
さらに、ワイヤハーネス13が箱内部を通過するように配索されることから、側壁10の反対側に位置する側壁14の略中央位置にも開口部15を形成しなければならず、このためワイヤハーネス13を伝って水分が箱内部に浸入し易くなってしまうという問題点を有している。洗浄等で仮に水分が浸入し箱内部の各所に溜まった場合を考えると、この溜まった水分が振動等の何らかの要因で例えば図示しない電気回路に掛かって不具合を引き起こしてしまう、ということが懸念される。
この他、ワイヤハーネス13が箱内部を通過することから、箱内部での配索経路を長く設定した場合、ワイヤハーネス13から放出される熱の影響を受け易くなってしまうという問題点を有している。図8の場合では、図示しない電気回路の直下にワイヤハーネス13が配索されることから、熱の影響が懸念される。また、ワイヤハーネス13が箱内部の中央位置を通過するのであれば、熱が全体に広がり易く、熱の影響が一層懸念される。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスの配索に係る作業性の向上を図ることが可能な電気接続箱を提供することを課題とする。また、ワイヤハーネスを伝って浸入する水分の影響や、ワイヤハーネスから放出される熱の影響を避けることが可能な電気接続箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の電気接続箱は、電気回路のブロックを囲むように配置形成される複数の側壁を有するとともに、ワイヤハーネスに対する二つの開口部を有し、更に該二つの開口部を介して箱内部を通過するように前記ワイヤハーネスを配索する配索経路を有し、且つ、前記複数の側壁のうち一側壁の内面に前記ワイヤハーネスを沿わせるように前記配索経路を配置形成するとともに、前記開口部の一方及び他方を上下方向に異なる位置に配置形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、箱内部の中央位置を通過するようにワイヤハーネスを配索するのではなく、複数の側壁のうち一側壁の内面に沿うように配索する。一側壁の内面に沿うように配索するのであれば、電気回路に接続しつつ配索をする際、ワイヤハーネスの幹線が邪魔になることはない。一側壁の内面に沿うように配索するのであれば、ワイヤハーネスを電気回路の直下から遠ざけることが可能になり、熱の影響を低減するとともに、熱の広がりを緩和する。
また、本発明によれば、箱内部を通過するワイヤハーネスを水平方向に配索するのではなく、ワイヤハーネスの引き出し口となる二つの開口部を上下方向に異なる位置に配置形成し、この配置に合わせてワイヤハーネスを配索する。二つの開口部の位置を上下方向に異なるように配置すれば、仮にワイヤハーネスを伝って水分が浸入したとしても、水分は高い位置から低い位置へと移動し、結果、下側の配置となる開口部を介して排水される。
請求項2記載の本発明の電気接続箱は、請求項1に記載の電気接続箱において、下側の配置となる前記開口部を前記配索経路の最下部とすることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、水分を高い位置から低い位置へと確実に移動させるように開口部及び配索経路を配置する。水分は、配索経路の途中で溜まることなく下側の配置となる開口部を介して排水される。
請求項3記載の本発明の電気接続箱は、請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱において、下側の配置となる前記開口部を前記自動車における前側に配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、洗浄等における水分の浸入をし難くするように開口部及び配索経路を配置する。水分は、低い位置から高い位置へ移動し難く、下側の配置となる開口部へ戻って排水される。
請求項4記載の本発明の電気接続箱は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の電気接続箱において、前記配索経路として前記一側壁の内面に対向する隔壁を含み、前記配索経路を前記一側壁と前記隔壁とこれらを繋ぐ底壁とにより溝状となる経路に形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、配索経路を決めてワイヤハーネスの配置を安定させる。また、隔壁を形成して電気接続箱の剛性を高めるようにする。尚、電気回路への接続は、隔壁の上端を跨ぐようにワイヤハーネスの分岐線を配索すればよく、隔壁に分岐線引き出し用のスリットを形成する必要はない。すなわち、水分は配索経路の範囲内で移動する。
請求項1に記載された本発明によれば、配索経路に特徴を持たせることにより、ワイヤハーネスの配索に係る作業性向上を図ることができるという効果を奏する。また、ワイヤハーネスを伝って浸入する水分の影響や、ワイヤハーネスから放出される熱の影響を避けることができるという効果を奏する。本発明によれば、上記の他にワイヤハーネスを集約して配索することができ、以て電気接続箱の小型化を図ることができるという効果も奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、開口部の配置に特徴を持たせることにより、排水をスムーズにすることができるという効果を奏する。また、請求項3に記載された本発明も、開口部の配置に特徴を持たせることにより、特に洗浄時において水分の浸入をし難くすることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、配索経路に特徴を持たせることにより、ワイヤハーネスの配置を安定させることや、電気接続箱の剛性を高めることができるという効果を奏する。
本発明の電気接続箱としてのリレーボックスを示す斜視図である。 リレーボックスの右側面図である。 ロアカバーの平面図である。 ロアカバーの斜視図である。 ロアカバーの平面図(実施例2)である。 ロアカバーの斜視図(実施例2)である。 従来例の電気接続箱の図であり、(a)は斜視図、(b)はロアカバー側から見た斜視図である。 一本に集約したワイヤハーネスを用いた電気接続箱の図であり、(a)は斜視図、(b)はロアカバー側から見た斜視図である。
電気接続箱における複数の側壁のうち一側壁の内面に沿わせるようにワイヤハーネスの配索経路を配置形成する。また、電気接続箱においてワイヤハーネスの引き出し口となる二つの開口部を上下方向に異なる位置に配置形成する。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明の電気接続箱としてのリレーボックスを示す斜視図、図2はリレーボックスの右側面図である。また、図3はロアカバーの平面図、図4はロアカバーの斜視図である。
図1及び図2において、引用符号21は図示しない自動車のエンジンルームに設置されるリレーボックス(R/B)を示している。通常、リレーボックス21、ジャンクションブロック、ヒューズブロック、及びECU等は、電気接続箱と総称されている。本実施例においては、電気接続箱の一例としてリレーボックス21を挙げて説明することにする。
リレーボックス21は、箱本体22と、この箱本体22の上側に嵌合するアッパーカバー23と、箱本体22の下側に嵌合するロアカバー24とを備えて構成されている。リレーボックス21には、箱内部(リレーボックス21の内部)を通過するようにワイヤハーネス25が配索されている。
箱本体22に対しアッパーカバー23及びロアカバー24を嵌合させた状態において、引用符号26をリレーボックス21の前側壁、引用符号27をリレーボックス21の後側壁、引用符号28をリレーボックス21の左側壁、引用符号29をリレーボックス21の右側壁と定義すると、ワイヤハーネス25は、右側壁29の内面に沿わせるように配索されている。すなわち、右側壁29の内面にワイヤハーネス25を寄せた状態で箱内部を通過するように配索されている。また、ワイヤハーネス25は、高い位置から低い位置へと前側壁26に向けて斜め下方向に傾斜(又は湾曲)する状態で配索されている。
尚、図中矢印の前後方向、左右方向、上下方向は自動車における各方向を基準に示すものとする。
箱本体22は、電気回路のブロック30を有しており、このブロック30の上側には、図示しないリレー及びヒュージブルリンク等が数多く組み付けられている(図7及び図8のリレー6やヒュージブルリンク7を参照)。ブロック30の下側からは、ワイヤハーネス25の中間から分岐された複数の分岐線31が上記電気回路に対して電気的に接続されている。ブロック30は、前側壁26、後側壁27、左側壁28、及び右側壁29に囲まれるように配置されている。
箱本体22には、ワイヤハーネス25を箱内部へ引き込むための上側開口部32の一部が形成されている。この一部は、右側壁29の内面に沿わせるようにワイヤハーネス25を配索することから、また、前側壁26に向けて斜め下方向に傾斜する状態でワイヤハーネス25を配索することから、右側壁29の後側に凹部33を形成して配置されている。上側開口部32は、リレーボックス21をこの上側から見た場合に開口するように配置形成されている。上側開口部32は、後述する配索経路35の最上部となるように配置形成されている。
アッパーカバー23は、図示しないリレーやヒュージブルリンクを覆い、これらを保護することができるように形成されている。アッパーカバー23は、箱本体22の平面視形状に合わせて形成されている。アッパーカバー23の天井壁は、リレーボックス21の上壁34として形成されている。
図1ないし図4において、ロアカバー24は、ワイヤハーネス25を配索するための配索経路35を有するとともに、ワイヤハーネス25の上記分岐線31及びこの接続部分等を覆い、これらを保護することができるように形成されている。ロアカバー24の底壁は、リレーボックス21の下壁36として形成されている。下壁36は、前側壁26に向けて斜め下方向に傾斜する状態で形成されている。
配索経路35は、右側壁29の内面に沿わせるようにワイヤハーネス25を配索することができる、また、前側壁26に向けて斜め下方向に傾斜する状態でワイヤハーネス25を配索することができる経路として形成されている。配索経路35の一方の端部には、上側開口部32が配置形成されている。また、配索経路35の他方の端部には、下側開口部37が配置形成されている。下側開口部37は、上側開口部32と同様にワイヤハーネス25を箱内部へ引き込むための部分として形成されている。下側開口部37は、配索経路35の最下部となるように配置形成されている。このような下側開口部37は、前側壁26の下部に配置形成されている。下側開口部37は、排水口としての機能を有している。
ロアカバー24には、リレーボックス21を図示しないエンジンルームに設置するための複数の固定脚部38が形成されている。尚、図中の固定脚部38の配置は一例であるものとする。
ワイヤハーネス25は、リレーボックス21に接続される回路と、リレーボックス21をスルーする回路とを集約してなる電線束であって、上記の配索経路35に配索した状態にあっては、分岐線31の分岐位置がブロック30の下方に位置するように設定されている。分岐線31は、分岐位置から上方へ引き出すようにしてブロック30の電気回路に接続されている。尚、分岐線31を上方へ引き出すことにより、ワイヤハーネス25の幹線39を伝って浸入してきた水分をブロック30の電気回路へ伝え難くすることができるという効果を奏する。
上記構成及び構造において、右側壁29の内面にワイヤハーネス25を寄せた状態で箱内部を通過するように配索することができる配索経路35であれば、分岐線31をブロック30の電気回路に接続しつつワイヤハーネス25を配索をする際、ワイヤハーネス25の幹線39が邪魔になることはなく、ロアカバー24を箱本体22の下側に容易に嵌合させることができる。
また、上記のような配索経路35であれば、ワイヤハーネス25を電気回路の直下から遠ざけることができるとともに、箱内部を通過する距離を最短にすることができる。これにより、ワイヤハーネス25から放出される熱の影響を低減することができるとともに、熱の広がりを緩和することができる。
また、上記のような配索経路35であれば、仮にワイヤハーネス25を伝って水分が箱内部に浸入したとしても、水分は高い位置から低い位置へと移動し、結果、下側開口部37を介して排水することができる。
また、上記のような配索経路35であるとともに、下側開口部37を前側壁26に配置形成するのであれば、洗浄等における水分の浸入をし難くすることができる。仮に洗浄水の勢いで水分が箱内部に浸入したとしても、この侵入した水分は低い位置から高い位置へと移動することが困難であり、下側開口部37へ戻して排水することができる。
以上、本発明によれば、配索経路35に特徴を持たせることにより、ワイヤハーネス25の配索に係る作業性向上を図ることができる。また、ワイヤハーネス25を伝って浸入する水分の影響や、ワイヤハーネス25から放出される熱の影響を避けることができる。
また、本発明によれば、配索経路35に特徴を持たせることにより、ワイヤハーネス25を集約した状態で配索することができ、従来例のような保護部材5や一対の突条11(図7参照)を不要にすることができる。従って、電気接続箱21の小型化や部品点数の削減に寄与することができる。
また、本発明によれば、上側開口部32及び下側開口部37の配置に特徴を持たせることにより、排水をスムーズにすることができるとともに、特に洗浄時において水分の浸入をし難くすることができる。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図4はロアカバーの平面図、また、図5はロアカバーの斜視図である。尚、実施例1と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図4及び図5において、配索経路35は、溝状となる経路に形成されている。具体的には、ロアカバー24に一体化する隔壁40(図中黒塗り部分)を追加して溝状となる経路に形成されている。隔壁40は、所定の間隔をあけて右側壁29の内面に対向するように配置形成されている。配索経路35は、右側壁29の内面と、隔壁40と、これらを繋ぐ底壁(下壁36)とを有して溝状の経路に形成されている。分岐線31は上方へ引き出され、そして、隔壁40の上端を跨ぐようにして配索されている。浸入した水分は、配索経路35の範囲内で移動するようになっている。
本発明によれば、配索経路35が区画されて決まることから、ワイヤハーネス25の配置を実施例1よりも安定させることができる。また、本発明によれば、隔壁40を補強部分として機能させることができ、以て電気接続箱21の剛性を高めることができる。この他の効果は実施例1と同じであり、説明は省略するものとする。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
21…リレーボックス(電気接続箱)
22…箱本体
23…アッパーカバー
24…ロアカバー
25…ワイヤハーネス
26…前側壁
27…後側壁
28…左側壁
29…右側壁(一側壁)
30…ブロック
31…分岐線
32…上側開口部(上側の配置となる開口部)
33…凹部
34…上壁
35…配索経路
36…下壁
37…下側開口部(下側の配置となる開口部)
38…固定脚部
39…幹線
40…隔壁

Claims (4)

  1. 電気回路のブロックを囲むように配置形成される複数の側壁を有するとともに、ワイヤハーネスに対する二つの開口部を有し、更に該二つの開口部を介して箱内部を通過するように前記ワイヤハーネスを配索する配索経路を有し、且つ、前記複数の側壁のうち一側壁の内面に前記ワイヤハーネスを沿わせるように前記配索経路を配置形成するとともに、前記開口部の一方及び他方を上下方向に異なる位置に配置形成する
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    下側の配置となる前記開口部を前記配索経路の最下部とする
    ことを特徴とする電気接続箱。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電気接続箱において、
    下側の配置となる前記開口部を前記自動車における前側に配置する
    ことを特徴とする電気接続箱。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載の電気接続箱において、
    前記配索経路として前記一側壁の内面に対向する隔壁を含み、前記配索経路を前記一側壁と前記隔壁とこれらを繋ぐ底壁とにより溝状となる経路に形成する
    ことを特徴とする電気接続箱。
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