JP2014236656A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤハーネスがケース内を通り抜ける電気接続箱において、ワイヤハーネスがあばれることを防止でき、かつ、ケースの強度アップを図ることができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱のケースは、電子部品が収容される合成樹脂製の本体ケースと、本体ケースの上面側に組み付けられるアッパカバーと、本体ケースの下面側に組み付けられるロアカバー2と、で構成されている。ロアカバー2は、浅い箱状に形成されており、周壁21の二箇所にはワイヤハーネス5を通すための切り欠き部22が設けられている。ロアカバー2の内側には、ワイヤハーネス5の配索経路を規制するための凸部3が複数設けられている。これら凸部3は、ワイヤハーネス5を挟むように対をなして設けられている。対をなす凸部3各々には、結束バンド通し孔4が設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】電気接続箱のケースは、電子部品が収容される合成樹脂製の本体ケースと、本体ケースの上面側に組み付けられるアッパカバーと、本体ケースの下面側に組み付けられるロアカバー2と、で構成されている。ロアカバー2は、浅い箱状に形成されており、周壁21の二箇所にはワイヤハーネス5を通すための切り欠き部22が設けられている。ロアカバー2の内側には、ワイヤハーネス5の配索経路を規制するための凸部3が複数設けられている。これら凸部3は、ワイヤハーネス5を挟むように対をなして設けられている。対をなす凸部3各々には、結束バンド通し孔4が設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
自動車に搭載される電気接続箱には様々な構造のものがあるが、例えば、特許文献1に開示されているように、ワイヤハーネスがケース内を通り抜ける電気接続箱がある。また、図6は、この種の電気接続箱のケースを構成するロアカバーの斜視図である。
図6に示すロアカバー302は、リレー、ヒューズ、バスバ等の複数の電子部品が収容される本体ケースの下面側に組み付けられる。このロアカバー302は、合成樹脂により浅い箱状に形成されており、周壁の二箇所にワイヤハーネス305を通すための切り欠き部322が設けられている。
ワイヤハーネス305は、複数の電線が束ねられたものであり、前記電線の端部には端子金具やコネクタが取り付けられている。このようなワイヤハーネス305は、上記本体ケースとロアカバー302との間、すなわち上記切り欠き部322を通される。なお、ワイヤハーネス305は、本体ケースとロアカバー302との間を通り抜けているだけであり、本体ケースに収容された電子部品とは電気的に接続されていない。
しかしながら、上記ロアカバー302を備えた電気接続箱においては、自動車走行時の振動により、ワイヤハーネス305が電気接続箱内でその位置を激しく変化させ(以下「あばれる」という。)、該ワイヤハーネス305が擦れてしまうという問題があった。さらに、ロアカバー302の強度が低いという問題があった。
したがって、本発明は、ワイヤハーネスがケース内を通り抜ける電気接続箱において、ワイヤハーネスがあばれることを防止でき、かつ、ケースの強度アップを図ることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、合成樹脂製のケースを有し、ワイヤハーネスが前記ケース内を通り抜ける電気接続箱において、前記ケースの内側に、前記ワイヤハーネスの配索経路を規制するための凸部が設けられていることを特徴とする電気接続箱である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記凸部は、前記ワイヤハーネスを挟むように対をなして設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、対をなす前記凸部各々に、結束バンド通し孔が設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載された発明において、前記ケースが、本体ケースと、該本体ケースの下面側に組み付けられるロアカバーと、を有し、前記ロアカバーに前記凸部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1,2,4に記載された発明によれば、前記ケースの内側に、前記ワイヤハーネスの配索経路を規制するための凸部が設けられているので、ワイヤハーネスがあばれることを防止でき、かつ、ケースの強度アップを図ることができる電気接続箱を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、対をなす前記凸部各々に、結束バンド通し孔が設けられているので、この結束バンド通し孔に結束バンドを通し、該結束バンドでワイヤハーネスをケースに固定することにより、ワイヤハーネスがあばれることを確実に防止できる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる「電気接続箱」を図1〜3を参照して説明する。この「電気接続箱」は、自動車に搭載されて主に電源分配を行うものであり、リレー、ヒューズ、バスバ等の複数の電子部品と、これら電子部品が収容されるケースと、を備えている。また、この「電気接続箱」は、ワイヤハーネス5がケース内を通り抜ける構成である。なお、ワイヤハーネス5は、ケース内を通り抜けているだけであり、当該ケースに収容された電子部品とは電気的に接続されていない。
本発明の第1の実施形態にかかる「電気接続箱」を図1〜3を参照して説明する。この「電気接続箱」は、自動車に搭載されて主に電源分配を行うものであり、リレー、ヒューズ、バスバ等の複数の電子部品と、これら電子部品が収容されるケースと、を備えている。また、この「電気接続箱」は、ワイヤハーネス5がケース内を通り抜ける構成である。なお、ワイヤハーネス5は、ケース内を通り抜けているだけであり、当該ケースに収容された電子部品とは電気的に接続されていない。
上記ケースは、前記電子部品が収容される合成樹脂製の本体ケースと、本体ケースの上面側に組み付けられる合成樹脂製のアッパカバーと、本体ケースの下面側に組み付けられる合成樹脂製のロアカバー2と、で構成されている。
上記ロアカバー2は、図1,2に示すように、底壁20及び周壁21を有する浅い箱状に形成されている。周壁21の二箇所にはワイヤハーネス5を通すための切り欠き部22が設けられている。また、各切り欠き部22の内縁からロアカバー2の外側に向かって半円筒部23が延設されている。周壁21の上端部には、上記本体ケースに係止するロック24が設けられている。
また、ロアカバー2の内側には、ワイヤハーネス5の配索経路を規制するための凸部3が複数設けられている。これら凸部3は、ワイヤハーネス5を挟むように対をなして設けられている。また、ロアカバー2を外側から見ると、各凸部3の裏側は凹部となっている。さらに、対をなす凸部3各々には、結束バンド通し孔4が設けられている。結束バンド通し孔4は、図3に示すように、ワイヤハーネス5を固定するための結束バンド6を通す孔である。
ワイヤハーネス5は、図3に示すように、一方の切り欠き部22からロアカバー2の内側に通され、ロアカバー2の内側において対を成す凸部3間に位置付けられることにより配索経路が規制され、他方の切り欠き部22からロアカバー2の外側に引き出される。また、配索経路が規制されたワイヤハーネス5は、複数の結束バンド6によってロアカバー2に固定される。本実施形態では、ロアカバー2の内側においてワイヤハーネス5がS字状に配索されている。
このようにワイヤハーネス5が固定されたロアカバー2が上記本体ケースに組み付けられることで、ワイヤハーネス5がケース内を通り抜ける格好となる。
上述した電気接続箱によれば、ロアカバー2の内側に凸部3を設けることにより、ケース内を通されるワイヤハーネス5の配索経路を規制することができ、同時に、ロアカバー2の強度をアップさせることができる。配索経路が規制されたワイヤハーネス5は、自動車走行時の振動等によりあばれることがなくなるので、ケースに擦れて傷付くことがない。
また、ワイヤハーネス5を結束バンド6でロアカバー2に固定することは本発明において必須ではないが、結束バンド6を用いることにより、ワイヤハーネス5があばれることを確実に防止できる。なお、本実施形態では、結束バンド6を用いることにより、ワイヤハーネス5の上下方向(ロアカバー2と本体ケースとの対向方向)の移動を確実に抑えることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかる「電気接続箱」を図4,5を参照して説明する。また、図4,5において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第2の実施形態にかかる「電気接続箱」を図4,5を参照して説明する。また、図4,5において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
第1の実施形態で説明したロアカバー2は、凸部3がワイヤハーネス5を挟むように対をなして設けられていたが、本実施形態のロアカバー102は、図4,5に示すように、ワイヤハーネス5の配索経路を規制するための凸部103が複数設けられ、これら複数の凸部103が千鳥状に設けられている。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
2,102 ロアカバー
3,103 凸部
4 バンド通し孔
5 ワイヤハーネス
6 結束バンド
3,103 凸部
4 バンド通し孔
5 ワイヤハーネス
6 結束バンド
Claims (4)
- 合成樹脂製のケースを有し、ワイヤハーネスが前記ケース内を通り抜ける電気接続箱において、
前記ケースの内側に、前記ワイヤハーネスの配索経路を規制するための凸部が設けられている
ことを特徴とする電気接続箱。 - 前記凸部は、前記ワイヤハーネスを挟むように対をなして設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。 - 対をなす前記凸部各々に、結束バンド通し孔が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。 - 前記ケースが、本体ケースと、該本体ケースの下面側に組み付けられるロアカバーと、を有し、
前記ロアカバーに前記凸部が設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013119042A JP2014236656A (ja) | 2013-06-05 | 2013-06-05 | 電気接続箱 |
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JP2014236656A true JP2014236656A (ja) | 2014-12-15 |
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Family Applications (1)
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JP2013119042A Abandoned JP2014236656A (ja) | 2013-06-05 | 2013-06-05 | 電気接続箱 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106711885A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-05-24 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 汽车线束分线盒 |
CN112677900A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-04-20 | 广州小鹏汽车科技有限公司 | 电气接线盒、电控设备及车辆 |
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JPH0275923U (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-11 | ||
JPH0879941A (ja) * | 1994-09-02 | 1996-03-22 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱 |
JP2011125173A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
-
2013
- 2013-06-05 JP JP2013119042A patent/JP2014236656A/ja not_active Abandoned
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