JP2020182303A - 回転電機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータの過熱保護を行う場合において制御システムの信頼性の低下を防止できる回転電機の制御装置を提供する。【解決手段】制御システムにおいて、バッテリにコンデンサが並列接続されている。バッテリとコンデンサとを接続する電気経路のインダクタンス及びコンデンサを含んだローパスフィルタ回路が構成されている。制御装置は、インバータの検出温度TDが閾値温度を超えたと判定した場合、インバータのスイッチング周波数を、基準周波数から、ローパスフィルタ回路の共振周波数よりも高い保護周波数まで低下させる。制御装置は、回転電機の駆動状態に基づいて、保護周波数を可変設定する。【選択図】 図2

Description

本発明は、スイッチング操作されることにより直流電源の直流電力を交流電力に変換して出力するインバータと、前記インバータから出力された交流電力が供給される回転電機と、を備える制御システムに適用される回転電機の制御装置に関する。
この種の制御装置としては、特許文献1に見られるように、回転電機がロックし、かつ、インバータを構成するスイッチの温度がその閾値を超えたと判定した場合、スイッチング周波数を基準周波数から保護周波数まで低下させるものが知られている。これにより、インバータのスイッチング損失を低減し、インバータの過熱保護を行っている。
特許第3684871号公報
インバータの入力側には、上記直流電源に並列接続される形でコンデンサが設けられている。このコンデンサと、直流電源及びコンデンサを接続する電気経路のインダクタンスとを含んでローパスフィルタ回路が構成されている。このフィルタ回路は、カットオフ周波数よりも高い周波数で変動する電流成分を減衰させるものである。
ここで、インバータの過熱保護のためにスイッチング周波数を低下させる場合において、低下させた保護周波数が、フィルタ回路の共振周波数近傍になり得る。この場合、直流電源やコンデンサに過電流が流れ、制御システムの信頼性が低下する懸念がある。
本発明は、インバータの過熱保護を行う場合において制御システムの信頼性の低下を防止できる回転電機の制御装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、スイッチング操作されることにより直流電源の直流電力を交流電力に変換して出力するインバータと、
前記インバータから出力された交流電力が供給される回転電機と、
前記直流電源に並列接続され、前記インバータの入力側に設けられたコンデンサと、を備え、前記直流電源と前記コンデンサとを接続する電気経路のインダクタンス及び前記コンデンサを含んだローパスフィルタ回路が構成された制御システムに適用される回転電機の制御装置において、
前記インバータの温度検出値を取得する取得部と、
取得された前記温度検出値が閾値温度を超えたと判定した場合、前記インバータのスイッチング周波数を、基準周波数から、前記ローパスフィルタ回路の共振周波数よりも高い保護周波数まで低下させる周波数設定部と、を備え、
前記周波数設定部は、前記回転電機の駆動状態に基づいて、前記保護周波数を可変設定する。
本発明の周波数設定部は、インバータの温度検出値が閾値温度を超えたと判定した場合、インバータのスイッチング周波数を、基準周波数から保護周波数まで低下させる。保護周波数は、ローパスフィルタ回路の共振周波数よりも高い周波数である。
ここで、回転電機の駆動状態(例えば、回転速度や変調方式)が変化すると、インバータに流れる電流の周波数成分が変化する。具体的には例えば、スイッチング周波数のN倍(Nは正の整数)の電流成分や、スイッチング周波数のN倍を中心とした側帯波が変化する。このため、駆動状態に応じた適正な保護周波数が存在する。
この点に鑑み、本発明の周波数設定部は、回転電機の駆動状態に基づいて、保護周波数を可変設定する。これにより、保護周波数が、ローパスフィルタ回路の共振周波数近傍になることを防止することができる。その結果、直流電源やコンデンサに過電流が流れることを防止でき、制御システムの信頼性の低下を防止することができる。
第1実施形態に係る回転電機の制御システムの全体構成図。 制御装置の処理を示すブロック図。 基準周波数と保護周波数との切り替え態様を示す図。 インバータの入力側の構成を示す図。 ローパスフィルタの周波数特性を示す図。 指令角速度及び保護周波数の関係を示す図。 回転速度及び変調方式と電流成分との関係を示す図。 第2実施形態に係る2相変調の一例を示す図。 2相変調の一例を示す図。 2相変調の一例を示す図。 スイッチング周波数を低下させた場合を示す図。 第3実施形態に係る60度,120度電圧ベクトル及び合成ベクトルを示す図。 電圧ベクトル、各相のスイッチングパターン、各相電圧及び空間ベクトルの関係を示す図。 12個のセクションに分けられた6角形の空間ベクトルを示す図。 12個のセクションそれぞれで用いられる各電圧ベクトルと、各電圧ベクトルの1スイッチング周期における出現時間の比率とを示す図。 第4実施形態に係る制御装置の処理手順を示すフローチャート。
<第1実施形態>
以下、本発明に係る制御装置を具体化した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、制御システムは、回転電機10及びインバータ20を備えている。回転電機10は、ブラシレスの同期機であり、本実施形態では永久磁石同期機である。回転電機10は、ロータ10aと、ステータ巻線であるU,V,W相巻線11U,11V,11Wとを備えている。
本実施形態において、回転電機10は、ブレーキ装置を構成している。ブレーキ装置は、ブレーキパッドをブレーキロータ(ディスクロータ)に押し付けるためのキャリパーと、キャリパーを動作させる油圧を発生するオイルポンプとを備えている。回転電機10は、オイルポンプを構成し、ロータ10aの回転によってポンプを駆動する。
回転電機10は、インバータ20を介して直流電源としてのバッテリ30に接続されている。インバータ20は、上アームスイッチSUH,SVH,SWHと下アームスイッチSUL,SVL,SWLとの直列接続体を備えている。U相上,下アームスイッチSUH,SULの接続点には、回転電機10のU相巻線11Uの第1端が接続されている。V相上,下アームスイッチSVH,SVLの接続点には、回転電機10のV相巻線11Vの第1端が接続されている。W相上,下アームスイッチSWH,SWLの接続点には、回転電機10のW相巻線11Wの第1端が接続されている。U,V,W相巻線11U,11V,11Wの第2端は、中性点で接続されている。本実施形態において、誘導性負荷であるU,V,W相巻線11U,11V,11Wは、電気角で互いに120°ずれている。
本実施形態では、各スイッチSUH,SUL,SVH,SVL,SWH,SWLとして、電圧制御形の半導体スイッチング素子が用いられており、より具体的にはNチャネルMOSFETが用いられている。各スイッチSUH,SUL,SVH,SVL,SWH,SWLには、ボディダイオードが内蔵されている。
インバータ20は、その入力側に、インバータ20の入力電圧を平滑化するコンデンサ21を備えている。コンデンサ21の高電位側端子は、バッテリ30の正極端子と、上アームスイッチSUH〜SWHのドレインとを接続する正極側電気経路31Hに接続されている。コンデンサ21の低電位側端子は、バッテリ30の負極端子と、下アームスイッチSUL〜SWLのソースとを接続する負極側電気経路31Lに接続されている。
制御システムは、電流センサ40、角度センサ41及び温度センサ42を備えている。電流センサ40は、回転電機10に流れる各相電流のうち、少なくとも2相分の電流を検出する。角度センサ41は、例えばレゾルバ又はホール素子で構成され、回転電機10のロータの回転角度情報を出力する。
温度センサ42は、インバータ20の温度を検出する。本実施形態では、温度センサ42は、インバータ20を構成する各スイッチSUH〜SWLの温度を検出する。本実施形態では、温度センサ42により検出された各スイッチSUH〜SWLの温度のうち、最も高い温度を検出温度TDと称すこととする。なお、温度センサ42は、インバータ20を構成する全てのスイッチSUH〜SWLの温度を検出することなく、例えば、インバータ20を構成する各スイッチSUH〜SWLのうち、温度が最も高くなると想定される1つのスイッチの温度を検出してもよい。
電流センサ40、角度センサ41及び温度センサ42の出力信号は、制御システムに備えられる制御装置50に入力される。制御装置50は、マイコンを主体として構成され、回転電機10の制御量をその指令値にフィードバック制御すべく、インバータ20の各スイッチSUH〜SWLをスイッチング操作する。本実施形態において、制御量は電気角速度(回転速度)であり、その指令値は指令角速度ω*である。制御装置50は、回転電機10に印加される電圧ベクトルが、電気角速度を指令角速度ω*に制御するための指令電圧ベクトルになるように、インバータ20の各スイッチSUH〜SWLをスイッチング操作する。これにより、互いに120度ずれた正弦波状の相電流が各相巻線11U,11V,11Wに流れる。また、制御装置50は、角度センサ41の出力信号に基づいて、回転電機10の電気角θeを算出する機能を有している。
ちなみに、制御装置50は、自身が備える記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、各種制御機能を実現する。各種機能は、ハードウェアである電子回路によって実現されてもよいし、ハードウェア及びソフトウェアの双方によって実現されてもよい。
続いて、図2のブロック図を用いて、制御装置50の処理について詳しく説明する。
速度偏差算出部51は、指令角速度ω*から、電気角速度ωeを減算することにより、速度偏差Δωを算出する。電気角速度ωeは、電気角θeに基づいて速度算出部59により算出される。
速度制御器52は、速度偏差Δωを0にフィードバック制御するための操作量として、回転電機10の指令トルクTrq*を算出する。なお、速度制御器52におけるフィードバック制御としては、例えば比例積分制御が用いられればよい。
電流変換部53は、電気角θeと、電流センサ40により検出された相電流とに基づいて、UVW座標系におけるU,V,W相電流を、dq座標系におけるd軸電流Idr及びq軸電流Iqrに変換する。
指令電流設定部54は、指令トルクTrq*に基づいて、d軸指令電流Id*と、q軸指令電流Iq*とを設定する。d軸指令電流Id*及びq軸指令電流Iq*により、dq座標系における指令電流ベクトルが定まる。
d軸偏差算出部55aは、d軸指令電流Id*からd軸電流Idrを減算した値として、d軸偏差ΔIdを算出する。q軸偏差算出部55bは、q軸指令電流Iq*からq軸電流Iqrを減算した値として、q軸偏差ΔIqを算出する。
電流制御器56は、d軸偏差ΔIdに基づいて、d軸電流Idrをd軸指令電流Id*にフィードバック制御するための操作量として、d軸電圧Vdrを算出する。また、電流制御器56は、q軸偏差ΔIqに基づいて、q軸電流Iqrをq軸指令電流Iq*にフィードバック制御するための操作量として、q軸電圧Vqrを算出する。d軸電圧Vdr及びq軸電圧Vqrにより、dq座標系における指令電圧ベクトルVtrが定まる。なお、電流制御器56におけるフィードバック制御としては、例えば比例積分制御が用いられればよい。
電圧変換部57は、d軸電圧Vdr、q軸電圧Vqr及び電気角θeに基づいて、dq座標系におけるd,q軸電圧Vdr,Vqrを、UVW座標系におけるU,V,W相指令電圧VU,VV,VWに変換する。本実施形態において、U,V,W相指令電圧VU,VV,VWは、電気角で位相が互いに120°ずれた波形となる。
信号生成部58は、電圧変換部57から出力されたU,V,W相指令電圧VU,VV,VWに基づいて、各スイッチSUH〜SWLをオンオフ操作するための各操作信号gUH〜gWLを生成する。信号生成部58は、生成した各操作信号gUH〜gWLをインバータ20の各スイッチSUH〜SWLに対して出力する。各相において、上アーム側の操作信号と、対応する下アーム側の操作信号とは、互いに相補的な信号となっている。このため、各相において、上アームスイッチと、対応する下アームスイッチとは、交互にオンされる。
本実施形態において、信号生成部58は、キャリア信号(例えば三角波信号)と各相指令電圧VU,VV,VWとの大小比較に基づく3相変調により、各操作信号gUH〜gWLを生成する。
キャリア信号の周波数であるキャリア周波数fc(スイッチング周波数)は、人の可聴域よりも高周波側に設定されることが望ましい。しかし、この場合、スイッチング周波数が高くなることにより、インバータ20の各スイッチSWH〜SWLの発熱量が多くなる。そこで、周波数設定部60は、図3に示すように、検出温度TDが保護閾値THthを超えたと判定した場合、キャリア周波数fcを、基準周波数fbaseから保護周波数fhpまで低下させる。保護周波数fhpは、共振周波数frzよりも高く、また、カットオフ周波数fcut以上の値である。なお、キャリア周波数fcを保護周波数fhpまで低下させる場合、キャリア周波数fcを保護周波数fhpに向かって徐々に低下させてもよい。
周波数設定部60は、検出温度TDが保護閾値THthを超えた後、検出温度TDが解除閾値TLth(<THth)を下回ったと判定した場合、キャリア周波数fcを保護周波数fhpから基準周波数fbaseまで上昇させる。なお、キャリア周波数fcを基準周波数fbaseまで上昇させる場合、キャリア周波数fcを基準周波数fbaseに向かって徐々に上昇させてもよい。
本実施形態において、周波数設定部60は、指令角速度ω*に基づいて、保護周波数fhpを可変設定する。以下、この構成について説明する。
図4は、インバータ20の入力側の構成を示す図である。図4には、バッテリ30の等価直列抵抗30a、コンデンサ21の等価直列抵抗21a、各電気経路31H,31Lの抵抗成分31及びインダクタンス成分32を示す。なお、図4には、便宜上、正極側電気経路31Hのうち、コンデンサ21の高電位側端子との接続点よりもバッテリ30側に、抵抗成分31及びインダクタンス成分32を示す。また、図4において、Idcはバッテリ30に流れる直流電流を示し、Icはコンデンサ21に流れる電流を示し、Imgはインバータ20に流れる電流を示す。
インバータ20の入力側には、バッテリ30に並列接続される形でコンデンサ21が設けられている。コンデンサ21及びインダクタンス成分32を含んでローパスフィルタ回路が構成されている。図5に、このフィルタ回路の周波数特性を示す。フィルタ回路は、カットオフ周波数fcutよりも高い周波数で変動する電流成分を減衰させるように設計されている。キャリア周波数fcは、カットオフ周波数fcutよりも高い周波数に設定されている。
コンデンサ21及びインダクタンス成分32が存在することに起因して、フィルタ回路には共振周波数frzが存在する。ここで、インバータ20の各スイッチSUH〜SWLのスイッチング操作により、インバータ電流Imgが変動する。この変動周波数が共振周波数frz近傍になる場合、バッテリ30及びコンデンサ21に過電流が流れ、制御システムの信頼性が低下する懸念がある。
そこで、周波数設定部60は、図6に示すように、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。以下、図7(a)を用いて、このように設定する理由について説明する。
図7(a)は、変調方式として3相変調が用いられる場合において、ロータ10aの回転速度を500rpm、1000rpm、1500rpm及び2000rpmとしたときのインバータ電流Imgの周波数解析結果を示す。
キャリア周波数fcのN倍(Nは正の整数)をキャリアN次周波数と称すこととする。本実施形態では、基準周波数fbaseが10kHzとされている。このため、キャリア1次周波数は10kHzであり、キャリア2次周波数は20kHzである。
図7(a)に示すように、回転速度が高くなるほど、キャリア2次周波数の電流が小さくなる傾向にある。また、3相変調の場合、キャリア1次周波数の電流は、キャリア2次周波数の電流よりも十分小さい。このため、キャリア2次周波数の電流に着目すると、回転速度が高くなるほど、キャリア周波数fcの低下量を大きくする余地があると考えられる。したがって、周波数設定部60は、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。
なお、周波数設定部60は、指令角速度ω*及び保護周波数fhpが関係付けられたマップ情報に基づいて、保護周波数fhpを設定すればよい。
以上説明した本実施形態によれば、保護周波数fhpが、ローパスフィルタ回路の共振周波数frz近傍になることを的確に防止することができる。その結果、バッテリ30やコンデンサ21に過電流が流れることを防止でき、制御システムの信頼性の低下を防止することができる。また、過電流が流れることを防止できるため、回転電機10の駆動を継続できる。その結果、ブレーキ装置を的確に動作させることができる。
また、周波数設定部60は、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。このため、インバータ20の発熱量を好適に低減しつつ、保護周波数fhpが共振周波数frz近傍になることを防止することができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態において、信号生成部58は、キャリア信号と各相指令電圧VU,VV,VWとの大小比較に基づく2相変調により、各操作信号gUH〜gWLを生成する。2相変調としては、図8〜図10に示すものを用いることができる。
図8は、いわゆる下ベタの2相変調である。詳しくは、電気角120°毎に相ごとに、上アームスイッチのオフ操作固定及び下アームスイッチのオン操作固定を順次行いつつ、操作状態が固定された相以外の2相を構成する上,下アームスイッチをオンオフ操作するように、信号生成部58は各指令電圧VU,VV,VWを算出する。図8には、バッテリ30の電圧(電源電圧)で規格化した各指令電圧VU,VV,VWを示す。このため、各指令電圧VU,VV,VWは、0〜1の値となる。オフ操作固定されるスイッチの指令電圧が0に固定される。
図9は、いわゆる上ベタの2相変調である。詳しくは、電気角120°毎に相ごとに、上アームスイッチのオン操作固定及び下アームスイッチのオフ操作固定を順次行いつつ、操作状態が固定された相以外の2相を構成する上,下アームスイッチをオンオフ操作するように、信号生成部58は各指令電圧VU,VV,VWを算出する。
図10に示すように、電気角60°毎に相ごとに上アームスイッチ及び下アームスイッチの操作状態を順次固定してかつ、電気角60°毎に相ごとに上記操作状態を固定する上アームスイッチ及び下アームスイッチそれぞれのオン操作固定及びオフ操作固定を交互に切り替えるように、信号生成部58は各指令電圧VU,VV,VWを算出する。
本実施形態では、周波数設定部60は、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。以下、図7(b)を用いて、このように設定する理由について説明する。
図7(b)は、変調方式として2相変調が用いられる場合において、ロータ10aの回転速度を500rpm、1000rpm、1500rpm及び2000rpmとしたときのインバータ電流Imgの周波数解析結果を示す。
図7(b)に示すように、回転速度が高くなるほど、キャリア1次周波数の電流が小さくなる傾向にある。このため、回転速度が高くなるほど、キャリア周波数fcの低下量を大きくする余地があると考えられる。したがって、周波数設定部60は、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。図11に、キャリア周波数fcを低下させた場合を示す。図11(a)は、キャリア周波数fcが基準周波数fbaseとされる場合の周波数特性及びインバータ電流Imgを示し、図11(b)は、キャリア周波数fcが保護周波数fhpとされる場合の周波数特性及びインバータ電流Imgを示す。
以上説明した本実施形態によれば、インバータ20の発熱量を好適に低減しつつ、保護周波数fhpが共振周波数frz近傍になることを防止することができる。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態について、上記各実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態において、信号生成部58は、3つの電圧ベクトルを用いた変調方式により、各操作信号gUH〜gWLを生成する。この変調方式では、図12に示すように、高変調率領域において60度電圧ベクトルと120度電圧ベクトルとの双方によって指令電圧ベクトルVtrが生成される。60度電圧ベクトルは、指令電圧ベクトルVtrを挟んで、かつ、60度の位相差を有する2種類の有効電圧ベクトルである。120度電圧ベクトルは、指令電圧ベクトルVtrを挟んで、かつ、120度の位相差を有する2種類の有効電圧ベクトルである。この変調方式によれば、高変調率領域においてコンデンサ21に流れるリップル電流を低減できる。
なお、図12に示すV1〜V6とスイッチングモードとの関係等について、図13に示す。図13において、U,V,Wの欄の1は、上アームスイッチがオンされてかつ下アームスイッチがオフされていることを示し、0は、下アームスイッチがオンされてかつ上アームスイッチがオフされていることを示す。また、図13に、各電圧ベクトルV0〜V7に対応するU,V,W相電圧VU,VV,VWを示す。Ed/2はバッテリ30の正極側の電圧である電源電圧VDCに対応し、−Ed/2はバッテリ30の負極側の電圧である0に対応する。
本実施形態では、下式(eq1)に示すように、比率係数k(0≦k≦1)に基づいて、1スイッチング周期Tswにおいて有効電圧ベクトルが選択される期間のうち、60度電圧ベクトルVαβ1が用いられる期間と、120度電圧ベクトルVαβ2が用いられる期間との比率が定められる。
Figure 2020182303
図14に、30度の位相差で配置された12個のセクションを示す。指令電圧ベクトルVtrが属するセクションが決まることにより、回転電機10の制御に用いられる電圧ベクトルが決まる。図15には、各セクションに応じて、1スイッチング周期Tsw(=スイッチング周波数の逆数)において各電圧ベクトルが出現する時間比率が、比率係数k、相電圧及びEdを用いて表されている。例えば、指令電圧ベクトルVtrがセクション1−Aに属する場合、制御に用いられる電圧ベクトルとして、第1,第2,第6電圧ベクトルV1,V2,V6と第7電圧ベクトルV7とが選択される。なお、図15には、インバータ20のスイッチング回数が最小となるように、無効電圧ベクトルとして第0電圧ベクトルV0又は第7電圧ベクトルV7のいずれかが用いられる構成を例示した。この構成に限らず、2種類の無効電圧ベクトルV0,V7が用いられる構成であってもよい。
本実施形態において、信号生成部58は、まず、d,q軸電圧Vdr,Vqrに基づいて、指令電圧ベクトルVtrを算出する。信号生成部58は、算出した指令電圧ベクトルVtrを挟む60度電圧ベクトルを選択する。この選択処理が第1処理部に相当する。
信号生成部58は、算出した指令電圧ベクトルVtrを挟んで、かつ、120度の位相差を有する2種類の有効電圧ベクトルのうち、第1処理部により選択された有効電圧ベクトルとは異なる有効電圧ベクトルを選択する。この選択処理が第2処理部に相当する。信号生成部58は、選択した3種類の有効電圧ベクトルに基づいて、各操作信号gUH〜gWLを生成する。
本実施形態では、周波数設定部60は、検出温度TDが保護閾値THthを超えるまでは、各スイッチSUH〜SWLのスイッチング周波数を基準周波数fbaseとする。一方、周波数設定部60は、検出温度TDが保護閾値THthを超えた場合、各スイッチSUH〜SWLのスイッチング周波数を保護周波数fhpまで低下させる。
周波数設定部60は、第2実施形態と同様に、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。以下、図7(c)を用いて、このように設定する理由について説明する。
図7(c)は、変調方式として3種類の電圧ベクトルが用いられる場合において、ロータ10aの回転速度を500rpm、1000rpm、1500rpm及び2000rpmとしたときのインバータ電流Imgの周波数解析結果を示す。
図7(c)に示すように、回転速度が高くなるほど、キャリア1次周波数の電流が小さくなる傾向にある。このため、回転速度が高くなるほど、キャリア周波数fcの低下量を大きくする余地があると考えられる。したがって、周波数設定部60は、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。
以上説明した本実施形態によれば、インバータ20の発熱量を好適に低減しつつ、保護周波数fhpが共振周波数frz近傍になることを防止することができる。
<第1〜第3実施形態の変形例>
周波数設定部60は、スイッチング周波数を保護周波数fhpまで低下させるとともに、変調方式を切り替えてもよい。例えば、3相変調から2相変調に切り替えたり、3相変調から、3種類の有効電圧ベクトルを使用する方式に切り替えたりしてもよい。これにより、インバータ20のスイッチング損失をより低減することができ、インバータ20の過熱保護をより的確に実施することができる。
<第4実施形態>
以下、第4実施形態について、上記各実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、制御装置50の処理内容を変更する。
図16に、周波数設定部60により実行される処理の手順を示す。この処理は、例えば所定の処理周期で繰り返し実行される。
ステップS10では、判定フラグFが0であるか否かを判定する。判定フラグFは、0によってインバータ20の過熱保護が実施されていないことを示し、1によって過熱保護が実施されていることを示す。本実施形態では、判定フラグFの初期値が0にされている。
ステップS10において判定フラグFが0であると判定した場合には、ステップS11に進み、検出温度TDが保護閾値THthを超えているか否かを判定する。
ステップS11において否定判定した場合には、ステップS12に進み、キャリア周波数fc(スイッチング周波数)を基準周波数fbaseとする。
ステップS11において肯定判定した場合には、ステップS13に進み、判定フラグFを1にする。ステップS14では、指令角速度ω*が閾値速度ωth(例えば、ロータ10aの回転速度が500rpmの場合における電気角速度)以下であるか否かを判定する。
ステップS14において肯定判定した場合には、ステップS15に進み、変調方式として3相変調を選択する。これにより、信号生成部58は、3相変調により各操作信号gUH〜gWLを生成する。続くステップS16では、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。
ステップS14において否定判定した場合には、ステップS17に進み、変調方式として、2相変調又は第3実施形態で説明した3種類の有効電圧ベクトルを使用する方式を選択する。これにより、信号生成部58は、2相変調又は3種類の有効電圧ベクトルを使用する方式により各操作信号gUH〜gWLを生成する。続くステップS18では、指令角速度ω*が高いほど、保護周波数fhpを低く設定する。
ここで、ステップS14で肯定判定された場合に2相変調又は3種類の有効電圧ベクトルを使用する方式が選択されるのは、図7に示すように、ロータ10aの回転速度が高いほど、3相変調よりもキャリア1次周波数の電流が小さくなる傾向があるためである。
ステップS10において判定フラグFが1であると判定した場合には、ステップS19に進み、検出温度TDが解除閾値TLth未満であるか否かを判定する。
ステップS19において否定判定した場合には、ステップS14に進む。一方、ステップS19において肯定判定した場合には、ステップS20に進み、判定フラグFを0にする。そして、ステップS12に進む。
以上詳述した本実施形態によれば、インバータ20の発熱量を好適に低減しつつ、保護周波数fhpが共振周波数frz近傍になることを防止することができる。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・周波数設定部60は、指令角速度ω*に代えて、電気角θeに基づいて算出した回転電機10の実際の電気角速度又は機械角速度を用いてもよい。
・回転電機としては、オイルポンプを構成するものに限らず、例えばウォータポンプを構成するものであってもよい。また、回転電機としては、ポンプを構成するものに限らず、例えば、ファンを備える駆動装置を構成するものであってもよい。ファンは、例えば、ラジエータファン又は車室内空調用のファンである。
・インバータを構成するスイッチとしては、MOSFETに限らず、例えばIGBTであってもよい。
10…回転電機、20…インバータ、21…コンデンサ、30…バッテリ、50…制御装置。

Claims (10)

  1. スイッチング操作されることにより直流電源(30)の直流電力を交流電力に変換して出力するインバータ(20)と、
    前記インバータから出力された交流電力が供給される回転電機(10)と、
    前記直流電源に並列接続され、前記インバータの入力側に設けられたコンデンサ(21)と、を備え、前記直流電源と前記コンデンサとを接続する電気経路(31H,31L)のインダクタンス及び前記コンデンサを含んだローパスフィルタ回路が構成された制御システムに適用される回転電機の制御装置(50)において、
    前記インバータの温度検出値を取得する取得部と、
    取得された前記温度検出値が閾値温度を超えたと判定した場合、前記インバータのスイッチング周波数を、基準周波数(fbase)から、前記ローパスフィルタ回路の共振周波数(frz)よりも高い保護周波数(fhp)まで低下させる周波数設定部(60)と、を備え、
    前記周波数設定部は、前記回転電機の駆動状態に基づいて、前記保護周波数を可変設定する回転電機の制御装置。
  2. 前記周波数設定部は、前記回転電機の回転速度に基づいて、前記保護周波数を可変設定する請求項1に記載の回転電機の制御装置。
  3. 前記周波数設定部は、前記インバータをスイッチング操作する場合の変調方式に基づいて、前記保護周波数を設定する請求項2に記載の回転電機の制御装置。
  4. 3相変調により前記インバータをスイッチング操作する操作部を備え、
    前記周波数設定部は、前記変調方式として前記3相変調が用いられている場合、前記回転速度が高いほど前記保護周波数を低く設定する請求項3に記載の回転電機の制御装置。
  5. 2相変調により前記インバータをスイッチング操作する操作部を備え、
    前記周波数設定部は、前記変調方式として前記2相変調が用いられている場合、前記回転速度が高いほど前記保護周波数を低く設定する請求項3又は4に記載の回転電機の制御装置。
  6. 前記操作部は、3相変調により前記インバータをスイッチング操作し、
    前記操作部は、前記回転速度が閾値速度を超えるまでは、前記変調方式として前記3相変調を選択し、前記回転速度が前記閾値速度よりも高い場合、前記変調方式として前記2相変調を選択する請求項5に記載の回転電機の制御装置。
  7. 前記インバータから前記回転電機に印加される指令電圧ベクトルを挟んで、かつ、互いに60度の位相差を有する2種類の有効電圧ベクトルを選択する第1処理部と、
    前記回転電機の駆動状態に基づいて、前記指令電圧ベクトルを挟んで、かつ、互いに120度の位相差を有する2種類の有効電圧ベクトルのうち、前記第1処理部により選択された有効電圧ベクトルとは異なる有効電圧ベクトルを選択する第2処理部と、を含み、前記第1処理部及び前記第2処理部それぞれにより選択された3種類の有効電圧ベクトルに基づいて、前記インバータをスイッチング操作する操作部を備え、
    前記周波数設定部は、前記変調方式として前記3種類の有効電圧ベクトルを使用する方式が用いられている場合、前記回転速度が高いほど前記保護周波数を低く設定する請求項3に記載の回転電機の制御装置。
  8. 前記操作部は、3相変調により前記インバータをスイッチング操作し、
    前記操作部は、前記回転速度が閾値速度を超えるまでは、前記変調方式として前記3相変調を選択し、前記回転速度が前記閾値速度よりも高い場合、前記変調方式として前記3種類の有効電圧ベクトルを使用する方式を選択する請求項7に記載の回転電機の制御装置。
  9. 前記周波数設定部は、前記スイッチング周波数を前記保護周波数まで低下させるとともに、前記変調方式を切り替える請求項3〜5,7のいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
  10. 前記回転電機は、車両のブレーキ装置を構成するオイルポンプを駆動する請求項1〜9のいずれか1項に記載の回転電機の制御装置。
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