JP2020179431A - 砥石車のドレッシング方法及び砥石車修正装置 - Google Patents

砥石車のドレッシング方法及び砥石車修正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ドレッシングに伴うドレッサの摩耗の影響を排除して、砥石幅方向に平行な研削面を再生することができる砥石車のドレッシング方法及び砥石車修正装置を提供する。【解決手段】砥石車11のドレッシング方法は、砥石車11の砥石幅に対するドレッサ30の摩耗量を測定する摩耗量測定工程S1と、ドレッサ摩耗量を切込み量として用いて、砥石車11とドレッサ30との砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより砥石車11をドレッシングするドレッシング工程S3とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、砥石車のドレッシング方法及び砥石車修正装置に関する。
従来、研削盤では、加工刃具として砥石車が用いられている。砥石車は、工作物の加工に伴って研削面が摩耗したり変形したりするため、所定数の工作物を加工した後等に、ダイヤモンドドレッサ等のドレッサでドレッシングすることにより、研削面の再生が行われる(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2007−175815号公報
しかしながら、ダイヤモンドドレッサで砥石車を砥石幅方向にドレッシングする過程でダイヤモンドが徐々に摩耗して短くなることに起因して、砥石車の研削面が幅方向に傾斜して一方側の角部が他方側の角部よりも径方向に高くなる場合がある。そして、傾斜した研削面を有する砥石車を使って工作物の研削を行うと、一方側の角部が工作物に強く当接することで、工作物の表面に送りマークが発生するという問題がある。
本発明は、ドレッシングに伴うドレッサの摩耗の影響を排除して、砥石幅方向に平行な研削面を再生することができる砥石車のドレッシング方法及び砥石車修正装置を提供することを目的とする。
本発明に係る砥石車のドレッシング方法は、砥石車を回転させた状態で外周の研削面をドレッサに当接させると共に、前記砥石車と前記ドレッサとを砥石幅方向に相対移動させることにより、前記砥石車をドレッシングする方法である。
そして、本発明に係る砥石車のドレッシング方法は、前記砥石車の前記砥石幅に対する前記ドレッサの摩耗量を測定する摩耗量測定工程と、前記ドレッサ摩耗量を切込み量として用いて、前記砥石車と前記ドレッサとの前記砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより前記砥石車をドレッシングするドレッシング工程とを有する。
この方法によれば、砥石車の砥石幅に対するドレッサの摩耗量を測定し、ドレッサ摩耗量を切込み量として用いて、砥石車とドレッサとの砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより、ドレッシングに伴うドレッサの摩耗の影響を排除して、砥石幅方向に平行な研削面を再生することができるという効果を奏する。
本発明に係る砥石車修正装置は、回転可能に設けられる砥石車と、ドレッサとを備え、前記砥石車を回転させた状態で外周の研削面を前記ドレッサに当接させると共に、前記砥石車と前記ドレッサとを砥石幅方向に相対移動させることにより、前記砥石車をドレッシングする装置である。
そして、本発明に係る砥石車修正装置は、前記砥石車の前記砥石幅に対する前記ドレッサの摩耗量であるドレッサ摩耗量を切込み量として用いて、前記砥石車と前記ドレッサとの前記砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより前記砥石車をドレッシングする制御部を備える。
この構成によれば、砥石車の砥石幅に対するドレッサの摩耗量であるドレッサ摩耗量を切込み量として用いて、砥石車とドレッサとの砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより、ドレッシングに伴うドレッサの摩耗の影響を排除して、砥石幅方向に平行な研削面を再生することができるという効果を奏する。
実施形態に係る研削盤の全体構成を示す平面図である。 実施形態に係る砥石車修正方法の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係るダイヤモンド摩耗量測定方法の流れを示すフローチャートである。 従来方法によるドレッシング工程を示す模式図である。 基準面加工工程を示す模式図である。 砥石形状転写工程を示す模式図である。 工作物の表面に形成された砥石形状の転写溝を拡大して示す模式図である。 ドレッシング開始時及びドレッシング終了時の砥石車の様子を示す模式図である。
以下、本発明の砥石車のドレッシング方法及び砥石車修正装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(1.研削盤の全体構成)
本発明の実施形態に係る研削盤1の全体構成について、図1を参照しつつ説明する。研削盤1は、本発明の砥石車のドレッシング方法が実行される砥石車修正装置である。図1は、研削盤1の全体構成を示す平面図である。研削盤1は、ベッド2に支持された工作物Wに対して砥石車11を相対移動させて研削加工を行う工作機械である。研削盤1は、砥石台10と、Z軸送り装置50と、工作物支持装置20と、X軸送り装置60と、ドレッサ30と、制御装置40とを備えて構成される。
砥石台10は、砥石車11と、砥石軸12とを有する。砥石台10には、工作物Wを研削する砥石車11を回転駆動させる砥石回転駆動装置15が設けられている。砥石軸12は、砥石台10に軸受を介して回転可能に支持され、上記の砥石回転駆動装置15によって所定の回転数で回転駆動される砥石車11の回転軸である。また、砥石車11は、コア111および砥石層112により構成される。コア111は、本実施形態においては、円盤状に形成された鉄などの金属コアであって砥石軸12にボルト等により着脱可能に連結されている。砥石層112は、研削加工の際に工作物Wと接触する研削面112aを外周に形成する部位であって、例えば、コア111の外周にアルミナや炭化ケイ素等の砥粒がビトリファイドボンドやレジンボンド等の結合剤(ボンド)により結合されて構成される。
また、砥石台10は、ベッド2の上面に配置され砥石車11の中心軸AWに直交する方向に延びる図示しないガイドレール上に案内支持されている。Z軸モータ51と、図略のZ軸ボールねじとからなるZ軸送り装置50により、砥石車11は、ベッド2の上面と平行で且つ工作物Wの径方向であるZ軸方向(図1の上下方向)に移動可能となっている。また、Z軸モータ51及び砥石回転駆動装置15は、制御装置40により砥石車11のZ軸方向への移動および砥石車11の回転数などを制御される。
工作物支持装置20は、工作物Wの中心軸の回りに回転可能となるように、工作物Wの両端を支持する。工作物支持装置20は、テーブル21と、主軸台22と、心押台23と、チャック24と、センタ25とを有する。テーブル21は、研削盤1のベッド2の上面に配置され砥石車11の中心軸AWの方向に延びる図示しないガイドレール上に案内支持されている。X軸モータ61と、図略のX軸ボールねじとからなるX軸送り装置60により、テーブル21は、ベッド2の上面と平行で且つ工作物Wの軸方向であるX軸方向(図1の左右方向)に移動するようになっている。
主軸台22および心押台23は、テーブル21の上面に対向して配置され工作物Wの一端または他端をそれぞれ支持している。主軸台22には、主軸回転駆動装置26により回転する主軸27が備えられており、主軸27が回転駆動されることにより工作物Wが回転するように構成されている。また、主軸回転駆動装置26は、制御装置40により主軸27の回転数や回転位相などを制御される。主軸27には工作物Wの一端を把持するためのチャック24が設けられ、心押台23には工作物Wの他端を支持するセンタ25が設けられている。よって、工作物Wは、チャック24とセンタ25とによってテーブル21の移動方向(X軸方向)と平行な軸回りに回転可能に両端を支持されるとともに、主軸回転駆動装置26により回転駆動される。
ドレッサ30は、公知のダイヤモンド単石ドレッサであり、主軸台22の砥石台10側の側面のドレッサ保持部22aに固定保持され、砥石車11の外周の研削面112aをドレッシングする工具である。ドレッサ30は、円柱状のシャンク31と、シャンク31の先端に固定保持されたダイヤモンド単石32とを備えて構成される。
制御装置40は、本発明の制御部に相当し、加工プログラムの実行によって数値制御することで工作物Wの研削加工や砥石車11のドレッシングをすることができ、CPU、ROM、RAM、ハードディスク等を有するコンピュータを用いて構成されたCNC制御装置である。制御装置40は、X軸送り装置60やZ軸送り装置50、砥石軸12を回転駆動させる砥石回転駆動装置15、主軸27を回転駆動させる主軸回転駆動装置26が接続されていると共に、各種センサが接続されており、各センサからの信号を処理すると共に各部を制御するものである。尚、制御装置40は、加工プログラム等を入力するための入力手段や、処理内容や処理状況等を出力するための出力手段(ともに図示せず)を更に備えている。
(2.砥石車のドレッシング方法)
次に、本実施形態の砥石車のドレッシング方法について、図2を参照しつつ説明する。図2は、砥石車のドレッシング方法の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る砥石車のドレッシング方法は、図2に示すように、摩耗量測定工程S1(Sはステップを表す。他のステップも同様。)と、切込み速度算出工程S2と、ドレッシング工程S3とを有する。
摩耗量測定工程S1は、ドレッサ30により砥石車11を砥石幅方向にドレッシングを1回行った際に生じるダイヤモンド単石32の摩耗量を測定する工程である。具体的には、摩耗量測定工程S1は、図3に示すように、予備ドレッシング工程S11と、基準面加工工程S12と、砥石形状転写工程S13と、真直度測定工程S14とを有する。
まず、予備ドレッシング工程S11で、従来方法により砥石車11を回転させながら砥石車11のドレッシングを行う。すなわち、予備ドレッシング工程S11では、図4に示すように、ドレッサ30と砥石車11との切込み方向(Z軸方向)における相対位置を変化させることなく、X軸送り装置60により砥石幅方向(X軸方向)に相対移動させる。これにより、研削面112aは、砥石幅方向におけるドレッシング開始側の端部からドレッシング終了側の端部に向かうに従って徐々に径方向高さが増大する傾斜面として形成される。このため、ドレッシング終了後の研削面112aは、図4右側に図示するように、ドレッシング開始側(左側)の角部が低く(径が小さく)、ドレッシング終了側(右側)の角部が高く(径が大きく)なっている。
次に、基準面加工工程S12で、工作物Wと砥石車11をそれぞれ回転させ、工作物Wに砥石幅方向と平行な基準面を加工する。すなわち、図5に示すように、予備ドレッシング工程S11が終了した砥石車11を、Z軸送り装置50によりZ軸方向に所定の切込み位置まで移動させ、テーブル21を介して工作物Wを砥石車に対して一端から他端までX軸方向に相対移動させることにより工作物Wの外周に基準面を加工する。
次に、砥石形状転写工程S13で、工作物Wの基準面に砥石車11の砥石形状を転写する。具体的には、図6に示すように、砥石車11を工作物Wの軸方向中間位置に対向させ、この位置で砥石車をX軸方向にΔXだけ切り込みを行う。ΔXは、ダイヤモンド摩耗量よりも十分大きい値とする。砥石形状転写工程S13の結果、図7に示すように、工作物Wの基準面に砥石形状が転写されて転写溝が形成される。
次に、真直度測定工程S14で、砥石形状転写工程S13で形成された転写溝Gの真直度を測定する。真直度の測定には、公知の真直度計や粗さ計を用いることができる。具体的には、基準面から転写溝GのX軸方向に順次位置決めを行い、それぞれの位置でのZ軸方向変位長さと基準面との差を測定し、図7に示すように測定値の始点Pを通り且つ基準面に平行な直線Lからの変位の最大差aを真直度とする。以後の工程では、この真直度の値aをダイヤモンド摩耗量aとして用いる。
摩耗量測定工程S1の後、切込み速度算出工程S2で砥石車の切り込み速度を算出する。後述するドレッシング工程S3では、図8に示すように、ドレッサ30が砥石車11に対してX軸方向へ砥石幅dだけ相対移動する間に、砥石車11はダイヤモンド摩耗量aだけ切込みを行う。よって、ドレッサ30のX軸方向移動速度をV1としたとき、砥石車11の切込み速度V2は、V2=V1×a/dと算出することができる。ドレッサ30のX軸方向移動速度V1は、砥石車11の種類に基づいて予め定められた値である。尚、制御装置40が切込み速度算出工程S2を実行することにより、本発明の切込み速度算出部を構成する。
切込み速度算出工程S2の後、砥石車11を回転させてドレッシング工程S3を実行する。ドレッシング工程S3では、制御装置40に、砥石車11の回転速度、ドレッシング開始位置のX軸位置情報、X軸方向移動速度V1、Z軸方向移動速度(砥石車11の切込み速度)V2を設定し、ドレッシングを実行する。図8左図は、ドレッシング開始時の様子を示し、右図はドレッシング終了時の様子を示しており、砥石車11の切込み開始前の位置を破線にて示している。ドレッシング終了時、ダイヤモンド単石32は摩耗によりドレッシング開始時よりも短くなっているが、X軸送り装置60によりドレッサ30が速度V1でX軸方向に移動するのと同時にZ軸送り装置50により砥石車11が速度V1で切込まれることにより、摩耗の影響を排除して、砥石幅方向に平行な研削面112aを再生することができる。
そして、上述した本実施形態の方法でドレッシングされた、傾斜の無い研削面112aを有する砥石車11を用いることで、送りマークが低減された研削加工を工作物Wに対して施すことが可能となる。
(3.まとめ)
上述したように、本実施形態によれば、砥石幅に対するドレッサ30の摩耗量を測定し、砥石幅に対するドレッサ30の摩耗量を切込み量として用いて、砥石車11とドレッサ30との砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより、ドレッシングに伴うドレッサ30の摩耗の影響を排除して、砥石幅方向に平行な研削面112aを再生することができるという効果を奏する。
また、本実施形態では、ダイヤモンド摩耗量aと、予め定められた砥石幅方向の相対移動速度である幅方向速度V1とに基づいて、切込み方向の相対移動速度である切込み速度V2を算出する切込み速度算出工程S2を有し、ドレッシング工程S3は、砥石車11とドレッサ30とを、X軸送り装置60により幅方向速度V1で砥石幅方向に相対移動させると共にZ軸送り装置50により切込み速度V2で切込み方向に相対移動させる。よって、制御装置40に幅方向速度V1と切込み速度V2とを入力し、幅方向速度V1でテーブル21をX軸方向に移動させると共に、切込み速度V2で砥石台10をZ軸方向にドレッサ30側へ移動させることにより、砥石幅方向に平行な研削面112aを再生することができる。
また、本実施形態では、摩耗量測定工程S1は、砥石車11とドレッサ30とを切込み方向(Z軸方向)に相対移動させることなく、砥石車11をドレッシングする予備ドレッシング工程S11と、工作物Wに砥石幅方向と平行な基準面を加工する基準面加工工程S12と、工作物Wの基準面に砥石車11の砥石形状を転写して転写溝を形成する砥石形状転写工程S13と、砥石形状転写工程S13で形成された転写溝の真直度を測定する真直度測定工程S14とを有し、真直度測定工程S14で得られた真直度をダイヤモンド摩耗量とする。よって、真直度計や粗さ計を用いて転写溝の真直度を測定することを通じて、ダイヤモンド摩耗量を正確に測定することができる。尚、ドレッサ30は、先端にダイヤモンド単石32を固定保持してなるダイヤモンド単石ドレッサであり、本実施形態の方法によれば、ドレッシングによって連続的に摩耗するダイヤモンド単石32の摩耗量をドレッサ摩耗量として測定することができる。
(4.変形例)
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。上記実施形態では、ダイヤモンド摩耗量を測定するために、工作物Wに砥石形状を転写した転写溝の真直度を測定する例を示したが、これには限られない。
例えば、摩耗量測定工程S1は、砥石車11とドレッサ30とを切込み方向に相対移動させることなく、砥石車11をドレッシングする予備ドレッシング工程S11の後、S12〜S14の工程に代えて、砥石車11の研削面112aにおける砥石幅方向の両端でそれぞれ径方向高さを測定する高さ測定工程を実施し、高さ測定工程で得られた砥石幅方向両端の径方向高さどうしの差分をダイヤモンド摩耗量とするようにしてもよい。高さ測定工程は、例えば、タッチセンサを研削面112aの複数箇所に接触させ、それぞれ接触した時の機械座標を制御装置40から取得して、各機械座標の差分の最大値をダイヤモンド摩耗量としてもよい。
また、ドレッサ30としてダイヤモンド単石ドレッサの例を示したが、上記実施形態と同様にドレッサが摩耗する場合は、円盤状の全周に粒状のダイヤモンドやCBNを焼結してなるロータリドレッサを用いる場合にも本発明を適用可能である。
W…工作物、1…研削盤、11…砥石車、112a…研削面、30…ドレッサ、40…制御装置(制御部、切込み速度算出部)、S1…摩耗量測定工程、S2…切込み速度算出工程、S3…ドレッシング工程、S11…予備ドレッシング工程、S12…基準面加工工程、S13…砥石形状転写工程、S14…真直度測定工程。

Claims (8)

  1. 砥石車を回転させた状態で外周の研削面をドレッサに当接させると共に、前記砥石車と前記ドレッサとを砥石幅方向に相対移動させることにより、前記砥石車をドレッシングする方法であって、
    前記砥石車の前記砥石幅に対する前記ドレッサの摩耗量を測定する摩耗量測定工程と、
    前記ドレッサ摩耗量を切込み量として用いて、前記砥石車と前記ドレッサとの前記砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより前記砥石車をドレッシングするドレッシング工程と
    を有する、砥石車のドレッシング方法。
  2. 前記ドレッサ摩耗量と、予め定められた前記砥石幅方向の相対移動速度である幅方向速度とに基づいて、前記切込み方向の相対移動速度である切込み速度を算出する切込み速度算出工程を有し、
    前記ドレッシング工程は、前記砥石車と前記ドレッサとを、前記幅方向速度で前記砥石幅方向に相対移動させると共に前記切込み速度で前記切込み方向に相対移動させる、請求項1に記載の砥石車のドレッシング方法。
  3. 前記摩耗量測定工程は、
    前記砥石車と前記ドレッサとを前記切込み方向に相対移動させることなく、前記砥石車をドレッシングする予備ドレッシング工程と、
    工作物に前記砥石幅方向と平行な基準面を加工する基準面加工工程と、
    前記工作物の前記基準面に前記砥石車の砥石形状を転写して転写溝を形成する砥石形状転写工程と、
    前記砥石形状転写工程で形成された前記転写溝の真直度を測定する真直度測定工程と、を有し、
    前記真直度測定工程で得られた前記真直度を前記ドレッサ摩耗量とする、請求項1又は2に記載の砥石車のドレッシング方法。
  4. 前記摩耗量測定工程は
    前記砥石車と前記ドレッサとを前記切込み方向に相対移動させることなく、前記砥石車をドレッシングする予備ドレッシング工程と、
    前記予備ドレッシング工程の後、前記砥石車の前記研削面における前記砥石幅方向の両端でそれぞれ径方向高さを測定する高さ測定工程と、
    を有し、
    前記高さ測定工程で得られた前記砥石幅方向両端の前記径方向高さどうしの差分を前記ドレッサ摩耗量とする、請求項1又は2に記載の砥石車のドレッシング方法。
  5. 前記ドレッサは、先端にダイヤモンド単石を固定保持してなるダイヤモンド単石ドレッサであり、
    前記ドレッサ摩耗量は、前記ダイヤモンド単石の摩耗量である、請求項1乃至4の何れか一項に記載の砥石車のドレッシング方法。
  6. 回転可能に設けられる砥石車と、ドレッサとを備え、前記砥石車を回転させた状態で外周の研削面を前記ドレッサに当接させると共に、前記砥石車と前記ドレッサとを砥石幅方向に相対移動させることにより、前記砥石車をドレッシングする砥石車修正装置であって、
    前記砥石車の前記砥石幅に対する前記ドレッサの摩耗量であるドレッサ摩耗量を切込み量として用いて、前記砥石車と前記ドレッサとの前記砥石幅方向の相対移動に対応して切込み方向に相対移動させることにより前記砥石車をドレッシングする制御部を備える、砥石車修正装置。
  7. 前記ドレッサ摩耗量と、予め定められた前記砥石幅方向の相対移動速度である幅方向速度とに基づいて、前記切込み方向の相対移動速度である切込み速度を算出する切込み速度算出部を有し、
    前記制御部は、前記砥石車と前記ドレッサとを、前記幅方向速度で前記砥石幅方向に相対移動させると共に前記切込み速度で前記切込み方向に相対移動させる、請求項6に記載の砥石車修正装置。
  8. 前記ドレッサは、先端にダイヤモンド単石を固定保持してなるダイヤモンド単石ドレッサであり、
    前記ドレッサ摩耗量は、前記ダイヤモンド単石の摩耗量である、請求項6又は7に記載の砥石車修正装置。
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