JP2020178594A - 脱穀装置の扱胴 - Google Patents

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渡部 寛樹
Hiroki Watabe
寛樹 渡部
二神 伸
Shin Futagami
伸 二神
正司 中井
Masaji Nakai
正司 中井
棟 張
Dong Chang
棟 張
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Abstract

【課題】インペラ部の搬送螺旋の変形を防止して、穀稈をインペラ部の後側に位置する扱胴本体に効率良く搬送できる脱穀装置の扱胴を提供する。【解決手段】インペラ部30の前部に、円盤形状のプレート31を設け、インペラ部30の外周部に、前側から後側に向かうにしたがって反回転方向に延在する一対の搬送螺旋32A、32Bを設け、搬送螺旋32A、32Bの前部とインペラ部30の外周部を複数の第1補強リブ34A、34Bで連結し、搬送螺旋32A、32Bの前部における前端部と最も回転方向側に位置する第1補強リブ34A、34Bの間の部位とインペラ部30の外周部を第2補強リブ35A、35Bで連結し、搬送螺旋32A、32Bの前部における前端部と第2補強リブ35A、35Bの周方向の間隔を、最も反回転方向側に位置する第1補強リブ34A、34Bと搬送螺旋32A、32Bの前部における後端部の周方向の間隔よりも狭く形成した。【選択図】図5

Description

本発明は、脱穀装置の扱胴に関するものである。
従来、脱穀装置の扱胴を円錐台形状の前回転体と円柱形状の後回転体で形成し、前回転体の外周部に搬送螺旋を設け、前回転体の外周部と搬送螺旋の前面部を補強プレートで連結する技術が提案されている。(特許文献1)
特開2017−12003号公報
しかし、従来の技術においては、多量の穀稈が脱穀装置に搬送されてきた場合には、穀稈から前回転体に設けられた搬送螺旋の前部に大きな負荷が加わって、搬送螺旋の前部が変形する恐れがあった。
そこで、本発明の主たる課題は、前回転体の搬送螺旋の変形を防止して、穀稈を前回転体の後側に位置する後回転体に効率良く搬送できる脱穀装置の扱胴を提案することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、穀稈を脱穀処理する脱穀装置の扱胴を、円錐台形状の前回転体(15)と、その後側に設けられた円柱形状の後回転体(16)で形成し、該前回転体(15)のインペラ部(30)の前部に、該前部の外周部よりも径方向に延在する円盤形状のプレート(31)を設け、前記インペラ部(30)の外周部に、前側から後側に向かうにしたがって反回転方向に延在する一対の搬送螺旋(32A,32B)を設け、前記搬送螺旋(32A,32B)の前部とインペラ部(30)の外周部を複数の第1補強リブ(34A,34B)で連結し、前記搬送螺旋(32A,32B)の前部における前端部と最も回転方向側に位置する第1補強リブ(34A,34B)の間の部位とインペラ部(30)の外周部を第2補強リブ(35A,35B)で連結し、前記搬送螺旋(32A,32B)の前部における前端部と第2補強リブ(35A,35B)の周方向の間隔を、最も反回転方向側に位置する第1補強リブ(34A,34B)と搬送螺旋(32A,32B)の前部における後端部の周方向の間隔よりも狭く形成したことを特徴とする脱穀装置の扱胴である。
請求項2記載の発明は、前記第1補強リブ(34A,34B)の周方向の間隔を、反回転方向側に向かうにしたがって狭く形成した請求項1記載の脱穀装置の扱胴である。
請求項3記載の発明は、前記第2補強リブ(35A,35B)の前部を、前記プレート(31)の後部に連結した請求項1又は2記載の脱穀装置の扱胴である。
請求項4記載の発明は、正面視において、前記第2補強リブ(35A,35B)の外周部を、前記プレート(31)の外周部よりも内側に形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴である。
請求項5記載の発明は、側面視において、前記第2補強リブ(35A,35B)の外周部を、前記インペラ部(30)の外周部と平行に形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴である。
請求項1記載の発明によれば、搬送螺旋(32A,32B)の前部における前端部と第2補強リブ(35A,35B)の周方向の間隔を、最も反回転方向側に位置する第1補強リブ(34A,34B)と搬送螺旋(32A,32B)の前部における後端部の周方向の間隔よりも狭く形成したので、搬送螺旋(32A,32B)の前部の剛性が高くなって搬送螺旋(32A,32B)の前部の変形を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、第1補強リブ(34A,34B)の周方向の間隔を、反回転方向側に向かうにしたがって狭く形成したので、搬送螺旋(32A,32B)の前端部から後端部に搬送される多くの穀稈を後方の後回転体(16)に効率良く搬送するこができる。また、搬送螺旋(32A,32B)の後端部に搬送される多くの穀稈から搬送螺旋(32A,32B)に加わる負荷によって搬送螺旋(32A,32B)が変形するのを防止することもできる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、第2補強リブ(35A,35B)の前部を、プレート(31)の後部に連結したので、搬送螺旋(32A,32B)の前部の剛性がより高くなって搬送螺旋(32A,32B)の前部の変形をより防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、第2補強リブ(35A,35B)の外周部を、プレート(31)の外周部よりも内側に形成したので、第2補強リブ(35A,35B)に穀稈が絡み合うのを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、第2補強リブ(35A,35B)の外周部を、インペラ部(30)の外周部と平行に形成したので、穀稈を搬送螺旋(32A,32B)の前端部から後端部に効率良く搬送するこができる。
コンバインの正面図である。 コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 脱穀装置の前後方向の断面図である。 扱胴の前回転体の正面図である。 扱胴の前回転体の左側面図である。 補強プレートの説明図である。 他の補強プレートの説明図である。 扱胴の前回転体の正面図である。
図1〜3に示すように、汎用コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取前処理装置3が設けられ、刈取前処理装置3の後方左側に収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取前処理装置3の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下側にエンジンを内装するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側に脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側に穀粒を外部に排出する排出オーガ8が設けられている。
刈取前処理装置3は、圃場の穀稈を起立させながら後側に搬送する搬送装置3Aと、搬送装置3Aの後側下部に搬送された穀稈の株元を切断する刈刃装置3Bと、搬送装置3Aの後側に搬送された穀稈を左側に寄せ集めるオーガ装置3Cと、寄せ集められた穀稈を脱穀装置4に搬送するフィーダハウス3Dから構成されている。
図4に示すように、脱穀装置4は、穀稈を脱穀する扱室10と、脱穀された穀粒を選別する選別室20から形成されている。
扱室10の前後壁には、フィーダハウス3Dによって搬送されてくる穀稈を脱穀する扱胴11が架設され、扱胴11の下側には、扱胴11の外周部に沿って半円弧形状に形成された受網12が設けられている。また、扱胴11は、前部の円錐台形状に形成された前回転体15と後部の円柱形状に形成された後回転体16から形成され、後回転体16の外周部には、複数の扱歯が立設された扱歯プレート17が円周方向に所定の間隔を隔てて設けられている。
選別室20の上部には、扱室10から漏下してくる穀粒を選別処理する揺動選別装置21が設けられている。揺動選別装置21の下部には、前側から順に、揺動選別装置21に選別風を送風する唐箕25と、唐箕25の後方に選別風の送風方向を変更する風割26と、揺動選別装置21から漏下してくる穀粒をグレンタンク7に搬送する1番螺旋27と、揺動選別装置21の後部から漏下してくる枝梗等が付着した穀粒を2番処理室に搬送する2番螺旋28が設けられている。
<第1実施形態の前回転体>
図5,6に示すように、第1実施形態の扱胴11の前回転体15は、円錐台形状に形成されたインペラ部30と、インペラ部30の前部に設けられた円盤形状のプレート31と、インペラ部30の一側外周部に設けられた搬送螺旋32A(便宜上、上側搬送螺旋32Aと言う。)と、インペラ部30の他側外周部に設けられた搬送螺旋32B(便宜上、下側搬送螺旋32Bと言う。)から形成されている。
上側搬送螺旋32Aの前面とインペラ部30の外周部は、側面視において略三角形状の複数の補強プレート(請求項における「第1補強リブ」)34Aと略平行四辺形状の連結プレート(請求項における「第2補強リブ」)35Aで連結されている。
上側搬送螺旋32Aの前端部は、インペラ部30の外周部の前部、すなわち、インペラ部30の外周部におけるプレート31の後側の近傍部に連結され、上側搬送螺旋32Aの前部から後部に向かうにしたがってインペラ部30の外周部の後部に連結され、上側搬送螺旋32Aの後端部は、インペラ部30の外周部の後部、すなわち、インペラ部30の外周部における後回転体16の前側の近傍部に連結されている。なお、上側搬送螺旋32Aの外周部は前後方向に延在するインペラ部30の中心線Aから同一距離に形成されている。
第1実施形態においては、上側搬送螺旋32Aの前面とインペラ部30の外周部は、5枚の補強プレート34Aで連結されている。なお、5枚の補強プレート34Aは、同一三角形状で、同一大きさに形成されている。便宜的に、上側搬送螺旋32の前端部から順に第1補強プレート34A、第2補強プレート34A、第3補強プレート34A、第4補強プレート34A、及び第5補強プレート34Aと言う。
上側搬送螺旋32Aにおける前端部と第1補強プレート34Aが連結された部位の間には、第1〜5補強プレート34Aよりも小さく、側面視において略平行四辺形状の連結プレート35Aが設けられている。
図7に示すように、連結プレート35Aを前後方向に沿って設けてもよく、図8に示すように、連結プレート35Aを上側搬送螺旋32Aの前面に対して直交して設けることもできる。これにより、上側搬送螺旋32Aの変形をより防止することができる。
正面視において、第1補強プレート34Aから第5補強プレート34Aに向かうしたがって周方向の間隔が狭く形成されている。すなわち、第1補強プレート34Aと第2補強プレート34Aの周方向の間隔が最も広く形成されて、第4補強プレート34Aと第5補強プレート34Aの周方向の間隔が最も狭く形成されている。これにより、上側搬送螺旋32Aの前端部から後端部に搬送される多くの穀稈を後方の後回転体16に効率良く搬送するこができる。また、上側搬送螺旋32Aの後端部に搬送される多くの穀稈から上側搬送螺旋32Aに加わる負荷によって上側搬送螺旋32Aが変形するのを防止することもできる。
上側搬送螺旋32Aの前端部と連結プレート35Aの周方向の間隔は、第5補強プレート34Aと上側搬送螺旋32Aの後端部の周方向の間隔よりも狭く形成されている。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から上側搬送螺旋32Aの前部に加わる負荷によって上側搬送螺旋32Aの前部が変形するのを防止することもできる。
連結プレート35Aの前部を、プレート31の後面に連結するのが好ましい。これにより、上側搬送螺旋32Aの剛性、特に、上側搬送螺旋32Aの前部の剛性が高まり、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から上側搬送螺旋32Aの前部に加わる負荷によって上側搬送螺旋32Aの前部が変形するのをより防止することもできる。
正面視において、連結プレート35Aの外周部をプレート31の外周部よりも内側に形成するのが好ましい。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈が連結プレート35Aに絡み合うのを防止することができる。また、側面視において、連結プレート35Aの外周部をインペラ部30の外周部と平行に形成するのが好ましい。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈を上側搬送螺旋32Aの前端部から後端部に向けてより効率良く搬送するこができる。
上側搬送螺旋32Aの前端部と連結プレート35Aの周方向の間隔は、連結プレート35Aと第1補強プレート34Aの周方向の間隔の半分よりも狭くするのが好ましい。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から上側搬送螺旋32Aの前部に加わる負荷によって上側搬送螺旋32Aの前部が変形するのをより防止することもできる。
第5補強プレート34Aと上側搬送螺旋32Aの後端部の周方向の間隔は、第4補強プレート34Aと第5補強プレート34Aの周方向の間隔の半分よりも狭くするのが好ましい。これにより、上側搬送螺旋32Aの後端部に搬送される多くの穀稈から上側搬送螺旋32Aに加わる負荷によって上側搬送螺旋32Aが変形するのをより防止することもできる。
下側搬送螺旋32Bの前面とインペラ部30の外周部は、側面視において略三角形状の複数の補強プレート(請求項における「第1補強リブ」)34Bと略平行四辺形状の連結プレート(請求項における「第2補強リブ」)35Bで連結されている。
下側搬送螺旋32Bの前端部は、インペラ部30の外周部の前部、すなわち、インペラ部30の外周部におけるプレート31の後側の近傍部に連結され、下側搬送螺旋32Bの前部から後部に向かうにしたがってインペラ部30の外周部の後部に連結され、下側搬送螺旋32Bの後端部は、インペラ部30の外周部の後部、すなわち、インペラ部30の外周部における後回転体16の前側の近傍部に連結されている。なお、下側搬送螺旋32Bの外周部は前後方向に延在するインペラ部30の中心線Aから同一距離に形成されている。
本実施形態においては、下側搬送螺旋32Bの前面とインペラ部30の外周部は、5枚の補強プレート34Bで連結されている。なお、5枚の補強プレート34Bは、同一三角形状で、同一大きさに形成されている。便宜的に、上側搬送螺旋32の前端部から順に第1補強プレート34B、第2補強プレート34B、第3補強プレート34B、第4補強プレート34B、及び第5補強プレート34Bと言う。
下側搬送螺旋32Bにおける前端部と第1補強プレート34Bが連結された部位の間には、第1〜5補強プレート34Bよりも小さく、側面視において略平行四辺形状の連結プレート35Bが設けられている。
正面視において、第1補強プレート34Bから第5補強プレート34Bに向かうしたがって周方向の間隔が狭く形成されている。すなわち、第1補強プレート34Bと第2補強プレート34Bの周方向の間隔が最も広く形成されて、第4補強プレート34Bと第5補強プレート34Bの周方向の間隔が最も狭く形成されている。これにより、下側搬送螺旋32Bの前端部から後端部に搬送される多くの穀稈を後方の後回転体16に効率良く搬送するこができる。また、下側搬送螺旋32Bの後端部に搬送される多くの穀稈から下側搬送螺旋32Bに加わる負荷によって下側搬送螺旋32Bが変形するのを防止することもできる。
下側搬送螺旋32Bの前端部と連結プレート35Bの周方向の間隔は、第5補強プレート34Bと下側搬送螺旋32Bの後端部の周方向の間隔よりも狭く形成されている。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から下側搬送螺旋32Bの前部に加わる負荷によって下側搬送螺旋32Bの前部が変形するのを防止することもできる。
連結プレート35Bの前部を、プレート31の後面に連結するのが好ましい。これにより、下側搬送螺旋32Bの剛性、特に、下側搬送螺旋32Bの前部の剛性が高まり、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から下側搬送螺旋32Bの前部に加わる負荷によって下側搬送螺旋32Bの前部が変形するのをより防止することもできる。
正面視において、連結プレート35Bの外周部をプレート31の外周部よりも内側に形成するのが好ましい。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈が連結プレート35Bに絡み合うのを防止することができる。また、側面視において、連結プレート35Bの外周部をインペラ部30の外周部と平行に形成するのが好ましい。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈を下側搬送螺旋32Bの前端部から後端部に向けてより効率良く搬送するこができる。
下側搬送螺旋32Bの前端部と連結プレート35Bの周方向の間隔は、連結プレート35Bと第1補強プレート34Bの周方向の間隔の半分よりも狭くするのが好ましい。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から下側搬送螺旋32Bの前部に加わる負荷によって下側搬送螺旋32Bの前部が変形するのをより防止することもできる。
第5補強プレート34Bと下側搬送螺旋32Bの後端部の周方向の間隔は、第4補強プレート34Bと第5補強プレート34Bの周方向の間隔の半分よりも狭くするのが好ましい。これにより、下側搬送螺旋32Bの後端部に搬送される多くの穀稈から下側搬送螺旋32Bに加わる負荷によって下側搬送螺旋32Bが変形するのをより防止することもできる。
<第2実施形態の前回転体>
次に、第2実施形態の前回転体15について説明する。なお、第1実施形態の前回転体15と同一部材については同一符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、上側搬送螺旋32Aの前面とインペラ部30の外周部は、5枚の補強プレート34Aで連結されている。なお、5枚の補強プレート34Aは、同一三角形状に形成されている。便宜的に、上側搬送螺旋32の前端部から順に第1補強プレート34A、第2補強プレート34A、第3補強プレート34A、第4補強プレート34A、及び第5補強プレート34Aと言う。
第1補強プレート34Aから第5補強プレート34Aに向かうにしたがって径方向の長さが短く形成されている。すなわち、第1補強プレート34Aの径方向の長さが第2〜5補強プレート34Aの径方向の長さよりも長く形成され、第5補強プレート34Aの径方向の長さが第1〜4補強プレート34Aの径方向の長さよりも長短く形成されている。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から上側搬送螺旋32Aに加わる負荷によって上側搬送螺旋32Aの前部が変形するのを防止することもできる。
下側搬送螺旋32Bの前面とインペラ部30の外周部は、5枚の補強プレート34Bで連結されている。なお、5枚の補強プレート34Bは、同一三角形状に形成されている。便宜的に、上側搬送螺旋32の前端部から順に第1補強プレート34B、第2補強プレート34B、第3補強プレート34B、第4補強プレート34B、及び第5補強プレート34Bと言う。
第1補強プレート34Bから第5補強プレート34Bに向かうにしたがって径方向の長さが短く形成されている。すなわち、第1補強プレート34Bの径方向の長さが第2〜5補強プレート34Bの径方向の長さよりも長く形成され、第5補強プレート34Bの径方向の長さが第1〜4補強プレート34Bの径方向の長さよりも長短く形成されている。これにより、フィーダハウス3Dから搬送されてくる穀稈から下側搬送螺旋32Bに加わる負荷によって下側搬送螺旋32Bの前部が変形するのを防止することもできる。
15 前回転体
16 後回転体
30 インペラ部
31 プレート
32A 搬送螺旋
32B 搬送螺旋
34A 補強プレート(第1補強リブ)
34B 補強プレート(第1補強リブ)
35A 連結プレート(第2補強リブ)
35B 連結プレート(第2補強リブ)

Claims (5)

  1. 穀稈を脱穀処理する脱穀装置の扱胴を、円錐台形状の前回転体(15)と、その後側に設けられた円柱形状の後回転体(16)で形成し、
    該前回転体(15)のインペラ部(30)の前部に、該前部の外周部よりも径方向に延在する円盤形状のプレート(31)を設け、
    前記インペラ部(30)の外周部に、前側から後側に向かうにしたがって反回転方向に延在する一対の搬送螺旋(32A,32B)を設け、
    前記搬送螺旋(32A,32B)の前部とインペラ部(30)の外周部を複数の第1補強リブ(34A,34B)で連結し、
    前記搬送螺旋(32A,32B)の前部における前端部と最も回転方向側に位置する第1補強リブ(34A,34B)の間の部位とインペラ部(30)の外周部を第2補強リブ(35A,35B)で連結し、
    前記搬送螺旋(32A,32B)の前部における前端部と第2補強リブ(35A,35B)の周方向の間隔を、最も反回転方向側に位置する第1補強リブ(34A,34B)と搬送螺旋(32A,32B)の前部における後端部の周方向の間隔よりも狭く形成したことを特徴とする脱穀装置の扱胴。
  2. 前記第1補強リブ(34A,34B)の周方向の間隔を、反回転方向側に向かうにしたがって狭く形成した請求項1記載の脱穀装置の扱胴。
  3. 前記第2補強リブ(35A,35B)の前部を、前記プレート(31)の後部に連結した請求項1又は2記載の脱穀装置の扱胴。
  4. 正面視において、前記第2補強リブ(35A,35B)の外周部を、前記プレート(31)の外周部よりも内側に形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴。
  5. 側面視において、前記第2補強リブ(35A,35B)の外周部を、前記インペラ部(30)の外周部と平行に形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴。
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