JP2020173918A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電モジュールの搭載容積が小さくなること抑制しつつも、蓄電装置が外部の障害物などに衝突したとしても、蓄電モジュールが損傷することを抑制することができる蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電装置は、第1方向において、第1クロスメンバ27Aは、第2クロスメンバ27Bおよび第3クロスメンバ27Cよりも被荷重部位に近く、第2クロスメンバ27Bは第3クロスメンバ27Cよりも、被荷重部位に近く、第1方向に対して垂直な方向において、第2クロスメンバ27Bおよび第3クロスメンバ27Cの間に位置する第1部分CS1の断面二次モーメントは、第1クロスメンバ27Aおよび第2クロスメンバ27Bの間に位置する第2部分CS2の断面二次モーメントよりも小さく、電気機器12,13は第2部分CS2よりも第1方向側に位置しており、蓄電モジュール10は第2部分CS2に対して第1方向の反対方向側に位置している。【選択図】図4

Description

本開示は、蓄電装置に関する。
一般に、蓄電装置は、蓄電モジュールと、電気機器と、収容ケースを備え、蓄電モジュールおよび電気機器は収容ケース内に収容されている。たとえば、特開2018−144700号公報に記載された蓄電装置においては、収容ケースは、底面側に配置されたトレイと、上面側に配置されたカバーとを含む。収容ケースは、フロアパネルの下面側に配置されており、ブラケットによって、車両のフロアサイドメンバに固定されている。
特開2018−144700号公報
上記のように車両の外部に配置された蓄電装置においては、たとえば、路面上の障害物と接触するおそれがある。収容ケースが大きく変形すると、電気機器が変位して電気機器が蓄電モジュールと干渉するおそれがある。その結果、蓄電モジュールが損傷する可能性がある。
蓄電モジュールが損傷することを抑制するために、たとえば、収容ケース内において蓄電モジュールの周囲に空間を確保して、蓄電装置が障害物と接触したときにおいても、蓄電モジュールに電気機器などが緩衝することを抑制することが考えられる。
しかし、蓄電モジュールの周囲に空間を確保するようにしたのでは、収容ケース内の内容積が一定とすると、蓄電モジュールを搭載することができる搭載容積が小さくなる。
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、蓄電モジュールの搭載容積が小さくなること抑制しつつも、蓄電装置が外部の障害物などに衝突したとしても、蓄電モジュールが損傷することを抑制することができる蓄電装置を提供することである。
本開示に係る蓄電装置は、蓄電モジュールと、電気機器と、蓄電モジュールおよび電気機器を収容する収容ケースとを備える。上記収容ケースは、収容ケースの底部を形成するロアーケースと、ロアーケースの外周縁部に設けられると共に、外周縁部から水平方向に離れる第1方向に向かうにつれて、上方に向かうように傾斜する衝撃入力部材と、衝撃入力部材に接続されると共に、衝撃入力部材に外力が加えられると、ロアーケースの被荷重部位に荷重を加えるブラケットと、ロアーケースに設けられると共に、被荷重部位と蓄電モジュールとの間に配置され、互いに第1方向に間隔をあけて配置された第1クロスメンバ、第2クロスメンバおよび第3クロスメンバと、第1クロスメンバおよび第2クロスメンバを接続する第1接続部材と、第2クロスメンバおよび第3クロスメンバを接続する第2接続部材とを備える。第1方向において、第1クロスメンバは、第2クロスメンバおよび第3クロスメンバよりも被荷重部位に近く、第2クロスメンバは第3クロスメンバよりも、被荷重部位に近く、第1方向に対して垂直な方向において、第2クロスメンバおよび第3クロスメンバの間に位置する第電1部分の断面二次モーメントは、第1クロスメンバおよび第2クロスメンバの間に位置する第2部分の断面二次モーメントよりも小さく、電気機器は第2部分よりも第1方向側に位置しており、蓄電モジュールは第2部分に対して第1方向の反対方向側に位置している。
上記の蓄電装置によれば、衝撃入力部材に障害物などが衝突すると、衝撃入力部材が上方に向けて変位する。ブラケットは、衝撃入力部材に連結されているため、ブラケットも変位し、被荷重部位において、ブラケットから収容ケースに荷重が加えられる。このように荷重が加えられると、収容ケースは、第1部分において凹となるように変形し、第2部分において凸となるように変形する。
そして、電気機器は、第2部分よりも第1方向側に配置されており、蓄電モジュールは第2部分に対して第1方向の反対方向に配置されている。その結果、外力によって、収容ケースが変形すると、蓄電モジュールおよび電気機器が互いに離れるように変位する。これにより、蓄電モジュールおよび電気機器が干渉することを抑制することができる。
本開示に係る蓄電装置によれば、蓄電モジュールの搭載容積が小さくなること抑制しつつも、蓄電装置が外部の障害物などに衝突したとしても、蓄電モジュールが損傷することを抑制することができる。
本実施の形態に係る蓄電装置2が搭載された車両1を模式的に示す模式図である。 蓄電装置2を模式的に示す分解斜視図である。 蓄電装置2を示す側断面図である。 荷重入力部26およびその周囲の構成を示す側断面図である。 蓄電装置2を示す底面図である。 障害物50が荷重入力部26に衝突したときの初期状態を示す模式図である。 蓄電装置2が障害物50に衝突した状態を示す模式図である。 図7に示す状態から蓄電装置2が障害物50に向けて前進した状態を示す模式図である。 図8に示す状態から蓄電装置2が障害物50に向けて前進した状態を示す。 図9に示す状態から蓄電装置2が障害物50に向けて前進した状態を示す。 蓄電装置2の第1変形例である蓄電装置2Aを示す底面図である。
図1から図11を用いて、本実施の形態に係る蓄電装置について説明する。図1から図11に示す構成のうち、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。なお、実施の形態に示す構成において、請求項に記載された構成に対応する構成には、括弧書きで請求項の構成を併記する場合がある。
図1は、本実施の形態に係る蓄電装置2が搭載された車両1を模式的に示す模式図である。車両1は、車両本体3と、蓄電装置2と、PCU4と、回転電機5とを備える。
車両本体3内には、コンパートメント6および車室7が形成されている。車両本体3は、フロアパネル8を含み、フロアパネル8は車両本体3の底面を形成しており、フロアパネル8は、金属製の板状部材である。
蓄電装置2は、フロアパネル8の下面に設けられている。たとえば、蓄電装置2は車両本体3の底面に設けられたサイドメンバやクロスメンバに固定されている。
図2は、蓄電装置2を模式的に示す分解斜視図であり、図3は、蓄電装置2を示す側断面図である。
蓄電装置2は、蓄電モジュール10と、収容ケース11と、電気機器12,13と、ブラケット14とを含む。
蓄電モジュール10は、複数設けられており、各蓄電モジュール10は、車両前後方向Dに間隔をあけて配置されている。各蓄電モジュール10は、車幅方向Wに長尺に形成されており、各蓄電モジュール10は、車幅方向Wに間隔をあけて配置された複数の蓄電セル15を含む。なお、蓄電セル15は、たとえば、リチウムイオン電池などの二次電池である。
収容ケース11は、蓄電モジュール10と、電気機器12,13と、ブラケット14とを収容している。収容ケース11は、ロアーケース16およびアッパーケース17を含む。ロアーケース16およびアッパーケース17は、たとえば、金属材料または樹脂などによって形成されている。
ロアーケース16は、底板20と、周壁28と、荷重入力部26と、複数のクロスメンバ27とを含む。底板20は、ロアーケース16の底面を形成している。
底板20は、車両前後方向Dに延びる一対の側辺と、車両前後方向Dの後方側に位置する後辺と、前方に位置する前辺とを含む。
複数のクロスメンバ27は、底板20の下面に設けられており、各クロスメンバ27は、車両前後方向Dに間隔をあけて延びている。なお、各クロスメンバ27は、車幅方向Wに長尺に形成されている。
周壁28は、底板20の外周縁部から上方に向かうように形成されており、周壁28は環状に形成されている。周壁28は、側壁21,22と、前部壁23と、後壁24と、鍔25とを含む。
側壁21は底板20の一方の側辺から上方に向けて延びており、側壁22は底板20の他方の側辺から上方に向けて延びている。後壁24は、底板20の後辺から上方に向けて延びている。
底板20の前部分は、車両前後方向Dの前方に向かうにつれて、車幅方向Wの長さが短くなるように形成されている。そして、底板20の前辺は底板20の外周縁を形成している。
前部壁23は、上方に向かうにつれて、車両前後方向Dの前方に向かうように傾斜している。鍔25は、周壁28の環状に形成された上辺から水平方向において外方向に張り出すように形成されている。荷重入力部26は、鍔25の前端部に形成されている。
図4は、荷重入力部26およびその周囲の構成を示す側断面図である。なお、図4においては、アッパーケース17は図示されていない。荷重入力部26は、車両前後方向Dの前方側に向かうにつれて、上方に向かうように形成されている。
ブラケット14は、載置台30と、支持部31と、固定部32とを含む。載置台30は、板状に形成されている。載置台30も、車両前後方向Dの前方側に向かうにつれて、上方に向かうように傾斜している。
固定部32は、載置台30の前端部側であって、載置台30の下面に設けられており、固定部32は、荷重入力部26と載置台30とを連結固定している。
支持部31は、載置台30の後端側であって、載置台30の下面に設けられている。支持部31は、載置台30の下面から下方に向かうように形成されている。ロアーケース16の底板20に固定されている。
図4などにおいて、「P1」は、支持部31が底板20に取り付けられている取付位置を示し、「被荷重部位」を示す。
なお、本実施の形態においては、支持部31は、底板20に固定されているが、支持部31は、底板20に固定されている必要はない。
複数のクロスメンバ27は、クロスメンバ27Aと、クロスメンバ27Bと、クロスメンバ27Cとを含む。なお、クロスメンバ27Aは、最も、車両前後方向Dの前端に位置している。そして、クロスメンバ27Bは、クロスメンバ27Aに対して後方側に位置しており、クロスメンバ27Cは、クロスメンバ27Bに対して後方側に位置している。
ここで、取付位置P1は、クロスメンバ27Aの上方に位置している。そのため、車両前後方向Dにおいて、クロスメンバ27A,27B,27Cのうち、クロスメンバ27Aが最も取付位置P1に近い位置に設けられている。
電気機器12は、載置台30の上面に設けられている。電気機器12は、たとえば、PCU4に接続されたジャンクションボックスであり、たとえば、SMRなどが収容されている。
蓄電装置2内には、固定部材33が設けられている。固定部材33は、底板20から上方に延びる立上り部34と、立上り部34の上端から水平方向に延びる載置台35とを含む。電気機器13は、載置台35の上面に設けられている。
蓄電モジュール10は、固定部材33および電気機器13よりも車両前後方向Dの後方に配置されている。蓄電モジュール10は、クロスメンバ27Cの上方に位置している。
図5は、蓄電装置2を示す底面図である。
蓄電装置2は、底板20の下面に設けられた連結部材40,41と、連結部材42,43,44とを含む。
連結部材40および連結部材41は、クロスメンバ27Aおよびクロスメンバ27Bを連結している。連結部材40および連結部材41は、車幅方向Wに間隔をあけて設けられている。
連結部材42,43,44は、車両前後方向Dに長尺に形成されている。連結部材42は、車幅方向Wにおいて、底板20の中央に設けられている。連結部材42の前端部は、クロスメンバ27Aに固定されており、連結部材42の前端部は連結部材40および連結部材41の間に位置している。
連結部材43は、連結部材42に対して、車幅方向Wに隣り合う位置に設けられており、連結部材44は、連結部材42に対して連結部材43と反対側に位置している。
連結部材42,43の各前端部は、クロスメンバ27Bに固定されており、各連結部材42,43は、後方に向けて延びるように形成されている。
この図4において、「Z1」は、断面CS1における収容ケース11の断面二次モーメントを示す。「Z2」は、断面CS2における収容ケース11の断面二次モーメントを示す。
断面CS1は、クロスメンバ27Aおよびクロスメンバ27Bの間を通り、車両前後方向Dに対して垂直な方向(車幅方向W)において、収容ケース11を断面視したときの断面である。そして、断面二次モーメントZ1は、当該断面における断面二次モーメントを示す。
断面CS2は、クロスメンバ27Bおよびクロスメンバ27Cの間を通り、車両前後方向Dに対して垂直な方向(車幅方向W)において、収容ケース11を断面視したときの断面である。そして、断面二次モーメントZ2は、当該断面における断面二次モーメントを示す。断面二次モーメントZ2は、断面二次モーメントZ1よりも小さい。
このため、収容ケース11においては、断面CS1を通る位置は、断面CS2が通る位置よりも上下方向に屈曲し難くなっている。
上記のように構成された車両1が路面を走行しているときに、車両1に置かれた障害物に蓄電装置2が衝突する場合がある。
図6は、障害物50が荷重入力部26に衝突したときの初期状態を示す模式図である。この図6などに示す例においては、車両1が前進しているときに、蓄電装置2が障害物50に衝突した状態である。
この際、荷重入力部26が障害物50に衝突する。荷重入力部26は、車両前後方向Dの前方に向かうにつれて、上方に傾斜するように形成されている。そのため、荷重入力部26が障害物50に衝突すると、荷重入力部26は、先端部側が上方に向かうように変形する。ブラケット14の前端部側は、障害物50に固定されているため、ブラケット14も荷重入力部26の変形と共に変位する。
この際、ブラケット14の取付位置P1において、ブラケット14からロアーケース16の底板20に荷重が加えられる。
このように、荷重入力部26および取付位置P1に荷重が加えられると、ロアーケース16のうち断面CS1,CS2に曲げモーメントM1,M2が加えられることになる。これにより、ロアーケース16のうち断面CS1が位置する部分が下方に突出するように変形する。その結果、電気機器13は、蓄電モジュール10から離れるように変位する。
ここで、ロアーケース16のうち断面CS1が位置する部分に曲げモーメントM1が加えられると、断面CS1が位置する部分において、曲げ応力σ1が生じる。同様に、ロアーケース16のうち断面CS2が位置する部分に曲げモーメントM2が加えられると、断面CS2が位置する部分において、曲げ応力σ2が生じる。
ここで、断面CS1は、断面CS2よりも荷重入力部26および取付位置P1に近いため、断面CS1に加えられる曲げモーメントM1は、断面CS2に加えられる曲げモーメントM2よりも小さい。
一般に、断面二次モーメントZ1,Z2と、曲げ応力σ1,σ2と、曲げモーメントM1,M2との間には、下記式(1),(2)の関係が成立する。
曲げ応力σ1=曲げモーメントM1/断面二次モーメントZ1・・・(1)
曲げ応力σ2=曲げモーメントM2/断面二次モーメントZ2・・・(1)
ここで、断面二次モーメントZ1の方が断面二次モーメントZ2よりも大きく、さらに、曲げモーメントM1は、曲げモーメントM2よりも小さい。その結果、曲げ応力σ1は、曲げ応力σ2よりも小さくなる。
その結果、図7に示すように、ロアーケース16のうち、断面CS2が位置する部分の方が、断面CS1が位置する部分よりも、先に降伏する。そして、ロアーケース16のうち断面CS2が位置する部分は、上に凸状となるように変形する。
図8は、図7に示す状態から蓄電装置2が障害物50に向けて前進した状態を示す模式図であり、図9は、図8に示す状態から蓄電装置2が障害物50に向けて前進した状態を示す。図10は、図9に示す状態から蓄電装置2が障害物50に向けて前進した状態を示す。
これら図7〜図10に示すように、断面CS1が位置する部分が下方に凹むように変形する変形量が大きくなり、さらに、断面CS2が位置する部分が上昇に向けて凸状となるように変形する変形量が大きくなる。
そして、電気機器12および電気機器13は、ロアーケース16のうち、断面CS2よりも前方に形成される凹部内に入り込み、当該凹部内で圧壊することになり、電気機器12,13が蓄電モジュール10に接触することを抑制することができる。
上記の実施の形態に係る蓄電装置2においては、断面二次モーメントZ1を断面二次モーメントZ2よりも大きくすることで、ロアーケース16を断面CS1にて下方に凹となるように変形させ、断面CS2にて凸となるように変形させている。そして、電気機器12,13を断面CS2よりも前方に配置し、蓄電モジュール10を断面CS2よりも後方に配置することで、衝突時において、蓄電モジュール10が電気機器12,13と干渉することを抑制している。なお、上記の実施の形態においては、ブラケット14に電気機器12を配置しているが、ブラケット14に電気機器12を配置することは必須の構成ではない。
ここで、蓄電装置2が障害物50に衝突した際に、断面CS2が位置する部分が上方に向けて凸状に変形しやすくするために、たとえば、連結部材42,43,44のうち断面CS2が位置する部分において切欠部を形成するようにしてもよい。
また、連結部材42,43,44のうち、断面CS2が位置する部分において高さ方向に段差を形成するようにしてもよい。
図11は、蓄電装置2の第1変形例である蓄電装置2Aを示す底面図である。この蓄電装置2Aにおいては、蓄電装置2の構成にさらに、連結部材55,56が設けられている。
連結部材55,56は、クロスメンバ27Aおよびクロスメンバ27Bの間からクロスメンバ27Bおよびクロスメンバ27C間にまで亘って延びるように形成されている。
なお、連結部材55,56のうち、断面CS2が位置する部分には、切欠部が形成されている。そして、荷重入力部26に荷重が加えられた際に、当該切欠部に応力が集中して、連結部材55,56のうち切欠部が形成された部分において座屈が生じる。これにより、断面CS2が位置する部分が上方に向けて凸状となるように変形しやすくなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、 2,2A 蓄電装置、 3 車両本体、 5 回転電機、 6 コンパートメント、 7 車室、 8 フロアパネル、 10 蓄電モジュール、 11 収容ケース、 12,13 電気機器、 14 ブラケット、 15 蓄電セル、 16 ロアーケース、 17 アッパーケース、 20 底板、 21,22 側壁、 23 前部壁、 24 後壁、 25 鍔、 26 荷重入力部、 27,27A,27B,27C クロスメンバ、 28 周壁、 30,35 置台、 31 支持部、 32 固定部、 33 固定部材、 34 立上り部、 40,41,42,43,44,55,56 連結部材、 50 障害物、 2018 特開、 CS1,CS2 断面、 D 車両前後方向、 M1 モーメント、 P1 取付位置、 PCU4 上、 W 車幅方向、 Z1,Z2 断面二次モーメント。

Claims (1)

  1. 蓄電モジュールと、
    電気機器と、
    前記蓄電モジュールおよび前記電気機器を収容する収容ケースと、
    を備え、
    前記収容ケースは、
    前記収容ケースの底部を形成するロアーケースと、
    前記ロアーケースの外周縁部に設けられると共に、前記外周縁部から水平方向に離れる第1方向に向かうにつれて、上方に向かうように傾斜する衝撃入力部材と、
    前記衝撃入力部材に接続されると共に、前記衝撃入力部材に外力が加えられると、前記ロアーケースの被荷重部位に荷重を加えるブラケットと、
    前記ロアーケースに設けられると共に、前記被荷重部位と前記蓄電モジュールとの間に配置され、互いに前記第1方向に間隔をあけて配置された第1クロスメンバ、第2クロスメンバおよび第3クロスメンバと、
    前記第1クロスメンバおよび前記第2クロスメンバを接続する第1接続部材と、
    前記第2クロスメンバおよび前記第3クロスメンバを接続する第2接続部材と、
    を備え、
    前記第1方向において、前記第1クロスメンバは、前記第2クロスメンバおよび前記第3クロスメンバよりも前記被荷重部位に近く、前記第2クロスメンバは前記第3クロスメンバよりも、前記被荷重部位に近く、
    前記第1方向に対して垂直な方向において、前記第2クロスメンバおよび前記第3クロスメンバの間に位置する第1部分の断面二次モーメントは、前記第1クロスメンバおよび前記第2クロスメンバの間に位置する第2部分の断面二次モーメントよりも小さく、
    前記電気機器は前記第2部分よりも前記第1方向側に位置しており、前記蓄電モジュールは前記第2部分に対して前記第1方向の反対方向側に位置している、蓄電装置。
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