JP6589090B2 - 電池パックの補強構造 - Google Patents

電池パックの補強構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6589090B2
JP6589090B2 JP2014238316A JP2014238316A JP6589090B2 JP 6589090 B2 JP6589090 B2 JP 6589090B2 JP 2014238316 A JP2014238316 A JP 2014238316A JP 2014238316 A JP2014238316 A JP 2014238316A JP 6589090 B2 JP6589090 B2 JP 6589090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery pack
tray
battery
reinforcing member
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014238316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016100291A (ja
Inventor
鎌田 亨
亨 鎌田
裕太 塚田
裕太 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2014238316A priority Critical patent/JP6589090B2/ja
Publication of JP2016100291A publication Critical patent/JP2016100291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6589090B2 publication Critical patent/JP6589090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

本発明は、電動車両の後部床下に搭載される電池パックの補強構造に関する。
近年、モータを走行用駆動源とする電気自動車やハイブリッド電気自動車等の電動車両が、広く普及されてきている。このような電動車両においては、走行距離の延長化を図るため、モータに電力を供給するための電池を、数多く備えるようにしており、それらの電池は、保護容器となる電池パックに収納された状態で、搭載されている。
また、電池パック内に複数の電池を収納すると、当該電池パックの大型化や重量化を招くことになる。このため、電動車両においては、車両の低重心化や室内容量の確保等の観点から、電池パックを車両後部や車両下部に搭載することが、一般的となっている。そして、このような、従来の電池パックの車載構造としては、例えば、特許文献1に開示されている。
上記従来の車載構造においては、電池パックを後部床下に搭載しており、このような電動車両が後面衝突すると、電池パックに対して、その衝撃力が、車両後方側から直接的に作用することになる。これにより、床面に懸架された電池パックにおいては、特に、その底部が大きく変形してしまい、収納された電池にも、被害が及ぶおそれがある。
そこで、従来から、電池パックにおいては、衝撃による変形を抑えるため、強度や剛性を向上させるための補強が施されている。そして、このような、従来の電池パックの補強構造としては、例えば、特許文献2に開示されている。
特開2013−199196号公報 特開2014−19203号公報
しかしながら、上記従来の補強構造においては、電池パック自体に補強を施しているものの、その内部に収納された電池の固定位置については、何ら講じられていない。つまり、電池パックを補強しても、その内部に収納する電池の固定位置が、脆弱な部位となってしまっては、電池を衝撃から十分に保護することができないおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、底部の補強を図ると共に、収納した電池の固定位置を改善することにより、底部の変形を抑えつつ、電池を十分に保護することができる電池パックの補強構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る電池パックの補強構造は、
電動車両の後部に前記電動車両を駆動するための電池を収納する電池パックの補強構造において、
前記電池パックの底部を構成するトレーと、
前記トレーの後部に設けられ車幅方向に延設するビーム部材と、
前記トレーにおける底面と内壁面とがなす内側角部と対向するように、前記トレー内に嵌装され、前記底面及び前記内壁面との間で形成した閉断面を、前記内側角部全周に亘って環状に形成され、前記底面に接合される底板部と、前記底板部の外縁部を基点として前記底面から離間する方向に延びた後、前記内壁面に向かう方向に延びるように、折り曲げられ、前記閉断面を前記内側角部全周に亘って環状に形成する環状折曲部とを有する第1補強部材と
前記環状折曲部の環内に配置され、前記環状折曲部における少なくとも2点間を車両前後方向で連結する第2補強部材を備え、
前記電池を、前記第1補強部材及び前記第2補強部材に固定する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る電池パックの補強構造は、
前記第2補強部材は、
車両前後方向に沿って上方に向けて突出する凸部と、
前記凸部の車幅方向両側部に前記底板部と対接可能に形成されるフランジ部と、
前記凸部及び前記フランジ部の車両前後方向両端部に前記環状折曲部と対接可能に形成される平板部とで構成される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る電池パックの補強構造は、
前記電池を、前記第2補強部材の前記凸部の頂面に固定する
ことを特徴とする。
従って、本発明に係る電池パックの補強構造によれば、トレーとの間で形成した閉断面をその内側角部全周に亘って環状に形成する第1補強部材に、電池を固定することにより、トレーに衝撃力が作用した場合でも、トレーの底部の変形を抑えつつ、電池を十分に保護することができる。
本発明に係る電池パックの補強構造を適用した電動車両の後部床下の外観斜視図である。 本発明に係る電池パックの補強構造を適用した電動車両の後部床下の下面図である。 上カバーが取り外された状態の電池パックの後方斜視図である。 図3のA−A矢視断面図であって、電池パックの縦断面図である。 図3のB−B矢視断面図であって、電池パックの横断面図である。 電池モジュールが収納された状態のトレーの平面図である。 電池モジュールが取り外された状態のトレーの平面図である。 トレーの斜視図である。
以下、本発明に係る電池パックの補強構造について、図面を用いて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、モータの駆動力によって走行する電動車両1の後部には、左右一対の後輪12が、回転可能に支持されている。そして、後輪12の後方には、電池パック11が搭載されており、この電池パック11内には、後述する、蓄えた電力を上記モータに供給するための電池セル(電池)31が、複数個収納されている。
また、電動車両1の後部には、荷室の床面を構成するリヤフロアパネルが設けられており、このリヤフロアパネルの下面における車幅方向両側部には、左右一対のサイドメンバ14が支持されている。このサイドメンバ14は、車両前後方向に延設しており、その前端部には、左右一対のシャシメンバ15の後端部が接続されている。
シャシメンバ15は、前端部及び後端部が、最も車幅方向外側に配置されており、車両前後方向中間部が、最も車幅方向内側に配置されている。つまり、シャシメンバ15は、前端部及び後端部から中間部に向かうに従って、車幅方向内側に向けて湾曲するように形成されている。更に、互いに接近した中間部同士の間には、シャシクロスメンバ16が設けられている。
これに対して、後輪12は、サスペンションアーム13の先端部において、上下方向に回動可能に支持されている。そして、サスペンションアーム13の基端側は、二股状に形成されている。このとき、前側の基端部は、シャシメンバ15の中間部において、上下方向に回動可能に支持されており、後側の基端部は、シャシクロスメンバ16の側部において、上下方向に回動可能に支持されている。
一方、サイドメンバ14の後端部間には、リヤバンパリンフォース17が支持されており、このリヤバンパリンフォース17は、車幅方向に延設している。なお、リヤバンパリンフォース17の後面側には、リヤバンパが取付可能となっている。
そして、サイドメンバ14の車両前後方向中間部間には、電池パック11が取り付けられている。
よって、電池パック11の車両前方側には、シャシメンバ15及びシャシクロスメンバ16が配置されている。また、電池パック11の車両後方には、リヤバンパリンフォース17が配置されている。更に、電池パック11の車幅方向両側方には、サイドメンバ14が配置されている。つまり、電池パック11は、その周囲が、サイドメンバ14、シャシメンバ15、シャシクロスメンバ16、及び、リヤバンパリンフォース17によって囲まれると共に、その底部(後述する、トレー42)が、上記リヤフロアパネル及びリヤバンパリンフォース17よりも下方に位置するように、配置されている。
次に、電池パック11の構成について、図1から図8を用いて詳細に説明する。
図1から図5に示すように、保護容器となる電池パック11は、当該電池パック11の底部を形成するトレー42と、このトレー42の蓋部材となる上カバー41とを有しており、上カバー41の下開口端部とトレー42の上開口端部とは、フランジ接合されている。接合された上カバー41とトレー42との内部には、収納空間が形成されており、収納空間内には、複数の電池モジュール(電池)30を収納可能となっている。
また、トレー42の車幅方向両側部には、左右一対のフレーム部材43が設けられており、このフレーム部材43は、車両前後方向に延設している。そして、フレーム部材43の車幅方向外面には、ブラケット45が支持されており、これらブラケット45は、サイドメンバ14の下面に、ボルトによって固定されている。
更に、トレー42の後側外面には、ビーム部材44が設けられている。このビーム部材44は、車幅方向に延設すると共に、リヤバンパリンフォース17よりも下方に配置されている。そして、ビーム部材44の車幅方向両端部は、フレーム部材43の後端部に支持されている。
即ち、トレー42の左右両側部は、フレーム部材43によって補強されており、トレー42の後部は、ビーム部材44によって補強されている。
ここで、図3から図8に示すように、上カバー41及びトレー42は、椀状に形成されており、プレス機械等による深絞り加工によって、1枚の金属板から成形されている。このうち、トレー42の内側には、当該トレー42の底部を補強するための第1補強部材50及び複数の第2補強部材60が嵌装されており、これら補強部材50,60においても、プレス機械等による絞り加工によって、1枚の金属板から成形されている。
第1補強部材50は、トレー42の深さよりも浅い深さで椀状に形成されており、トレー42の底面42a及び内壁面42bに接合されている。更に、第2補強部材60は、車両前後方向に延設しており、第1補強部材50の表面に接合されている。
具体的に、第1補強部材50は、底板部51、環状折曲部52、及び、縦壁部53から構成されている。
底板部51は、第1補強部材50の中心部に形成されており、トレー42の底面42aと対接可能となっている。また、環状折曲部52は、底板部51の外縁部全周に亘って、当該底板部51の外縁部を基点としてトレー42の底面42aから離間する方向に延びた後、トレー42の内壁面42dに向かう方向に延びるように、折り曲げられて形成されており、底面42aと内壁面42bとがなす内側角部42cと対向可能となっている。更に、縦壁部53は、環状折曲部52の外縁部全周に亘って、その外縁部から立設するように形成されており、トレー42の内壁面42bと対接可能となっている。
従って、第1補強部材50をトレー42の内側に嵌装する場合には、第1補強部材50をトレー42内に挿入した後、底板部51を底面42aと接合すると共に、縦壁部53を内壁面42bと接合する。このとき、環状折曲部52は、トレー42の底部を構成する内側角部42cと対向すると共に、底面42a及び内壁面42bとの間において、閉断面を形成する。これにより、その閉断面は、内側角部42cの全周に亘って、環状に形成されることになる。なお、詳細は後述するが、環状折曲部52の環状上面52aは、電池モジュール30を固定するための固定用座面となっている。
また、第2補強部材60は、凸部61、フランジ部62、及び、平板部63から構成されている。
凸部61は、第2補強部材60の車幅方向中央部において、車両前後方向(長手方向)に沿って、上方に向けて突出するような凸状に形成されている。また、フランジ部62は、凸部61の車幅方向両側部において、車両前後方向に沿って形成されており、第1補強部材50の底板部51と対接可能となっている。更に、平板部63は、第2補強部材60(凸部61及びフランジ部62)車両前後方向両端部において、平板状に形成されており、第1補強部材50の環状折曲部52及び縦壁部53と対接可能となっている。つまり、平板部63は、凸部61及びフランジ部62の車両前後方向両端部を、面一に板状にして、上方に向けて折り曲げたような部位となっている。
従って、第2補強部材60をトレー42の内側に嵌装する場合には、先ず、第2補強部材60を、トレー42に接合された第1補強部材50内に挿入した後、その長手方向を車両前後方向に一致させる。次いで、フランジ部62を、底面42a及び底板部51と重合接合する。これと同時に、平板部63を、環状折曲部52の環状上面52aと接合すると共に、内壁面42b及び縦壁部53と重合接合する。これにより、第2補強部材60は、環状折曲部52の環内(内側)において、少なくとも、その車両前方側の部位と車両後方側の部位との2点間を、直線的に連結することになる。なお、詳細は後述するが、凸部61の凸面(頂面)61aは、電池モジュール30を固定するための固定用座面となっている。
なお、図3から図7に示すように、電池モジュール30は、例えば、電池セル31を8個並設して、それらの電極を直列にまとめたものを1個の固体とするものであり、電池パック11内には、12個の電池モジュール30が収納されている。そして、それらの電池モジュール30は、配列用ブラケット32によって、上下方向に3段で積み重ねられると共に、車幅方向に4列で並べられるような、配列状態となっている。
配列用ブラケット32は、上下3段で、且つ、横4列の配列状態となる電池モジュール30の周囲を取り囲むように設けられており、格子状をなす前側ブラケット32a、後側ブラケット32b、左側ブラケット32c、右側ブラケット32d、及び、連結ブラケット32eから構成されている。
ブラケット32a〜32dは、断面形状がL字形をなす横格子部材を上下3段に配置したものであって、上記配列状態で配列された電池モジュール30における前面側、後面側、左側面側、及び、右側面側を、それぞれ支持している。そして、連結ブラケット32eは、断面形状がL字形をなす縦格子部材を四隅に配置したものであって、ブラケット32a〜32dの一端同士及び他端同士を上下方向において連結している。
更に、配列用ブラケット32の上部は、複数の固定用ブラケット71によって、トレー42の内壁面42bに固定されている。また、配列用ブラケット32の下部は、複数の固定用ブラケット72によって、補強部材50,60に固定されている。
詳細には、ブラケット32b,32c,32dにおける中段に位置する横格子部材は、固定用ブラケット71によって、トレー42の内壁面42bに固定されている。また、ブラケット32a,32bにおける最下段に位置する横格子部材は、固定用ブラケット72によって、凸部61の凸面61aに固定されている。更に、ブラケット32c,32dにおける最下段に位置する横格子部材は、環状折曲部52の環状上面52aに固定されている。即ち、配列用ブラケット32によって配列された複数の電池モジュール30は、固定用ブラケット72を介して、環状上面52a及び凸面61aに固定されている。
このとき、上記配列状態で配列された複数の電池モジュール30をトレー42内に収納する際には、それらの電池モジュール30は、全体として、トレー42内の車両後方側に固定されている。これにより、トレー42内の車両前方側には、補機収納空間42dが確保されている。この補機収納空間42d内には、電池モジュール30(電池セル31)の電力供給に関わる電子機器が収納されており、例えば、電流センサ、漏電センサ、ヒューズ、サービスプラグ、電池モジュール30同士を結ぶ結線装置、及び、電池モジュール30とインバータ等の機器との接続を遮断する遮断装置等が、設置されている。
従って、本発明に係る電池パックの補強構造によれば、第1補強部材50をトレー42内に嵌装して、底面42a、内壁面42b、及び、環状折曲部52によって形成された閉断面を、内側角部42の全周に亘って、環状に形成することにより、トレー42の底部を補強することができる。また、電池モジュール30を、その環状折曲部52の環状上面52に固定して、電池モジュール30の固定位置を補強した位置に設定することにより、電池モジュール30を強固に固定することができる。これにより、電動車両1が後面衝突して、後部床下に搭載した電池パック11に対して、衝撃力が車両後方側から直接的に作用した場合でも、トレー42の底部の変形を抑えつつ、電池パック11を十分に保護することができる。
更に、第2補強部材60を環状折曲部52の環内に嵌装し、環状折曲部52における少なくとも2点間を車両前後方向において直線的に繋ぐことにより、環状折曲部52を補強することができるだけでなく、第2補強部材60の延設方向(長手方向)と、後面衝突時に発生する衝撃力の作用方向とを一致させることができる。これにより、第2補強部材60の剛性によって、更にその衝撃力に耐えることができるので、トレー42の底部の変形を効果的に抑えることができる。なお、第2補強部材60を嵌装する場合には、その延設方向を車両前後方向に必ずしも一致させる必要はなく、その延設方向を車体前後方向に対して傾斜させても構わない。
また更に、電池モジュール30を第2補強部材60の凸面61aに固定することにより、電池モジュール30を強固に固定することができると共に、補機収納空間42dを十分な容量で確保することができる。即ち、固定用ブラケット72を凸面61aに固定することにより、当該固定用ブラケット72が補機収納空間42d内の最下部に位置するため、固定用ブラケット72の電子機器への干渉を防止することができる。
本発明に係る電池パックの補強構造においては、電池を収納するトレーを効果的に補強することができるため、後面衝突時における電動車両の安全性能において、極めて有益に利用することができる。
1 電動車両
11 電池パック
30 電池モジュール
31 電池セル
32 配列用ブラケット
42 トレー
42a 底面
42b 内壁面
42c 内側角部
42d 補機収納空間
50 第1補強部材
51 底板部
52 環状折曲部
52a 環状上面
53 縦壁部
60 第2補強部材
61 凸部
61a 凸面
62 フランジ部
63 平板部
71,72 固定用ブラケット

Claims (3)

  1. 電動車両の後部に前記電動車両を駆動するための電池を収納する電池パックの補強構造において、
    前記電池パックの底部を構成するトレーと、
    前記トレーの後部に設けられ車幅方向に延設するビーム部材と、
    前記トレーにおける底面と内壁面とがなす内側角部と対向するように、前記トレー内に嵌装され、前記底面及び前記内壁面との間で形成した閉断面を、前記内側角部全周に亘って環状に形成され、前記底面に接合される底板部と、前記底板部の外縁部を基点として前記底面から離間する方向に延びた後、前記内壁面に向かう方向に延びるように、折り曲げられ、前記閉断面を前記内側角部全周に亘って環状に形成する環状折曲部とを有する第1補強部材と
    前記環状折曲部の環内に配置され、前記環状折曲部における少なくとも2点間を車両前後方向で連結する第2補強部材を備え、
    前記電池を、前記第1補強部材及び前記第2補強部材に固定する
    ことを特徴とする電池パックの補強構造。
  2. 請求項1に記載の電池パックの補強構造において、
    前記第2補強部材は、
    車両前後方向に沿って上方に向けて突出する凸部と、
    前記凸部の車幅方向両側部に前記底板部と対接可能に形成されるフランジ部と、
    前記凸部及び前記フランジ部の車両前後方向両端部に前記環状折曲部と対接可能に形成される平板部とで構成される
    ことを特徴とする電池パックの補強構造。
  3. 請求項2に記載の電池パックの補強構造において、
    前記電池を、前記第2補強部材の前記凸部の頂面に固定する
    ことを特徴とする電池パックの補強構造。
JP2014238316A 2014-11-26 2014-11-26 電池パックの補強構造 Active JP6589090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014238316A JP6589090B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 電池パックの補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014238316A JP6589090B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 電池パックの補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016100291A JP2016100291A (ja) 2016-05-30
JP6589090B2 true JP6589090B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=56077413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014238316A Active JP6589090B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 電池パックの補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6589090B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6997525B2 (ja) * 2017-03-29 2022-01-17 株式会社Subaru 車載用バッテリー
JP6777580B2 (ja) * 2017-03-29 2020-10-28 株式会社Subaru 車載用バッテリー
JP6777581B2 (ja) * 2017-03-29 2020-10-28 株式会社Subaru 車載用バッテリー
JP6689911B2 (ja) * 2018-05-25 2020-04-28 本田技研工業株式会社 車体下部構造体
KR20210043990A (ko) * 2019-10-14 2021-04-22 주식회사 엘지화학 전지팩 및 그 제조 방법
JP7252877B2 (ja) * 2019-10-18 2023-04-05 株式会社神戸製鋼所 バッテリー収容ユニット
CN114982054A (zh) * 2020-02-04 2022-08-30 日本制铁株式会社 托盘及托盘的制造方法
KR20210134165A (ko) * 2020-04-29 2021-11-09 주식회사 엘지에너지솔루션 개선된 고정 구조 및 가스 배출 구조를 갖는 배터리 팩, 그리고 이를 포함하는 전자 디바이스 및 자동차
KR20220078359A (ko) * 2020-12-03 2022-06-10 주식회사 엘지에너지솔루션 배터리 팩, 전력 저장 장치, 및 자동차

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09156380A (ja) * 1995-12-06 1997-06-17 Nissan Motor Co Ltd 電気自動車のバッテリフレーム構造
JP3896607B2 (ja) * 1996-06-24 2007-03-22 日産自動車株式会社 電気自動車のバッテリフレーム構造
JP3498636B2 (ja) * 1999-06-09 2004-02-16 日産自動車株式会社 電気自動車のバッテリ取付構造
JP2006286575A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Toyota Motor Corp 2次電池の保持構造
KR20120044853A (ko) * 2010-10-28 2012-05-08 현대자동차주식회사 플라스틱 복합재를 이용한 전기자동차용 배터리팩 케이스 어셈블리
JP5880086B2 (ja) * 2012-01-31 2016-03-08 三菱自動車工業株式会社 電池容器
JP6020958B2 (ja) * 2012-07-13 2016-11-02 三菱自動車工業株式会社 電池パックトレー
JP5977374B2 (ja) * 2013-01-11 2016-08-24 フタバ産業株式会社 バッテリーケース
JP6094740B2 (ja) * 2013-03-07 2017-03-15 三菱自動車工業株式会社 電装ケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016100291A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6589090B2 (ja) 電池パックの補強構造
JP6541724B2 (ja) 自動車車両
JP6400061B2 (ja) 電動車両
JP7143768B2 (ja) 車両下部構造
US8881853B2 (en) Battery pack mounting structure for electric car
JP5656020B2 (ja) 電動車両の高圧ケーブル配索構造
JP5983058B2 (ja) 電気自動車のバッテリパック搭載構造
CN105914314B (zh) 车载电池
CN103481760A (zh) 电池包的车载结构
JP5642650B2 (ja) 電池モジュールの車両搭載用構造体
JPWO2015063839A1 (ja) バッテリー保護構造
JP2009274666A (ja) 蓄電装置の支持構造
JP2014107241A (ja) 車載用電池パック
JP2019108099A (ja) 車両用電池パック保護構造およびそれを備えた車両
JP2022081180A (ja) 電池パック搭載車両
JP2017197093A (ja) 車両のバッテリ搭載構造
JP6390285B2 (ja) 電池パック
JP2016072004A (ja) 電池パック
JP7352856B2 (ja) 車両下部構造
JP6155645B2 (ja) 車両用バッテリパック支持構造
JP5997468B2 (ja) ハイブリッド車
CN216993866U (zh) 车身结构
JP6724518B2 (ja) 電池パック及び電池パックの重量調整方法
JP2019021473A (ja) 車載用電池パック
JP6962230B2 (ja) 電池パック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190528

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190610

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6589090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151