JP2020172947A - フレキシブル管用継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレキシブル管を挿入させやすくしたフレキシブル管用継手を提供する。【解決手段】フレキシブル管用継手2は、継手本体10とシール部材40とを備える。継手本体10には、蛇腹状をなすフレキシブル管1が挿入される接続孔12が形成されている。弾性材からなるシール部材40は、リング状をなして接続孔12内に配置されている。シール部材40によって接続孔12に挿入されたフレキシブル管1の外周面と接続孔12の内周面との間が封止される。シール部材40は、フレキシブル管1の挿入方向奥側の外周部に、接続孔12の内面との間に径方向及び軸方向の隙間を形成するための凹溝43を有する。【選択図】 図1

Description

この発明は、蛇腹状をなすフレキシブル管の接続に用いられるフレキシブル管用継手に関する。
従来のフレキシブル管用継手として、下記特許文献1に開示のものは、内部に接続孔が形成された継手本体と、この継手本体の接続孔内に配置された弾性材からなるリング状のシール部材とを有している。蛇腹状をなすフレキシブル管を接続する場合には、継手本体の接続孔にフレキシブル管が挿入される。このとき、フレキシブル管の先端部にあるいくつかの山部は、シール部材の内周に入り込む。フレキシブル管の先端が接続孔内の停止面に当接するまでフレキシブル管を挿入させることにより、フレキシブル管の継手への接続は完了する。このとき、フレキシブル管の外周面と接続孔の内周面との間がシール部材によって封止される。
特開2000−186792号公報
特許文献1に開示されたフレキシブル管用継手では、フレキシブル管を接続するとき、シール部材の内周に入り込んだフレキシブル管の山部がシール部材の肉部を押し潰しながら奥へ進む。これにより、シール部材の肉部が挿入方向の奥側に偏って、シール部材の奥側の内周面が膨出するため、挿入させるにしたがってフレキシブル管の挿入荷重が大きくなり、フレキシブル管を挿入させ難くしていた。
上記課題を解決するためになされたこの発明のフレキシブル管用継手は、蛇腹状をなすフレキシブル管が挿入される接続孔が形成された継手本体と、上記接続孔内に配置された弾性材からなるリング状のシール部材とを備える。このシール部材によって、この接続孔に挿入されたフレキシブル管の外周面と上記接続孔の内周面との間が封止されるようにしている。上記シール部材は、上記フレキシブル管の挿入方向奥側の外周部に、上記接続孔の内面との間に径方向及び軸方向の隙間を形成するための第1凹溝を有することを特徴としている。
上記構成によれば、フレキシブル管がシール部材の内周に入り込んだとき、押し潰されて挿入方向の奥側に偏ろうとするシール部材の肉部は、第1凹溝により形成された、シール部材の奥側の外周部にある隙間に逃がされる。これにより、シール部材の奥側の内周面の膨出が抑制されるのでフレキシブル管の挿入荷重の増大を抑え、フレキシブル管を挿入させやすくしている。
好ましくは、上記シール部材は、上記フレキシブル管の挿入方向手前側の外周部に、上記接続孔の内周面との間に径方向の隙間を形成するための第2凹溝を有する。
上記構成よれば、フレキシブル管がシール部材の内周に入り込もうとするとき、シール部材の手前側を第2凹溝により形成された隙間により径方向外方向に撓ませることができる。これにより、シール部材の手前側でもシール部材の肉部の逃げを得ることができ、フレキシブル管をより挿入させやすくしている。
好ましくは、上記シール部材における内周面と軸線方向の両端面との交差部のうち少なくとも一方には面取り部が形成されている。
上記構成によれば、面取り部の形成により、シール部材の押し潰し量が低減されるとともに、シール部材の膨出が抑制されるため、フレキシブル管の挿入させやすさを向上させることができる。面取り部が、フレキシブル管の挿入方向の手前側に配置された場合には、面取り部がフレキシブル管をシール部材の内周に挿入するための案内となるため、フレキシブル管をシール部材の内周に円滑に挿入することができる。
好ましくは、上記シール部材は、その軸線と直交し、かつ上記シール部材をその一端側と他端側とに二等分する線に関して対称に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、シール部材の一端側と他端側が対称であるため、どちら側からもシール部材を継手本体に取り付けることができる。これにより、向きを誤ったシール部材の取り付けが生じず、フレキシブル管用継手の組立性を向上させることができる。
好ましくは、上記シール部材において、上記挿入方向の奥側にある第1凹溝は、これと同じ奥側にある上記面取り部より、上記挿入方向の奥側の端面から上記挿入方向の反対方向へ深く形成されている。
上記構成によれば、第1凹溝とシール部材の内周面とが径方向に対向する部分が存在することになり、シール部材奥側の径方向外方向へ撓み効果を高めることができる。すなわち、シール部材の肉部の逃がしの効果を高めることができ、ひいては、フレキシブル管の挿入させやすさを向上させることができる。
本発明によれば、フレキシブル管を挿入させやすくしたフレキシブル管用継手を提供することができる。
この発明の第1実施形態に係るフレキシブル管用継手の断面図である。 同継手の要部拡大断面図である。 (A)同継手内に配置されるシール部材の拡大断面図である。(B)図3(A)のB円部の拡大図である。 同継手にフレキシブル管を接続した状態を示す拡大断面図である。 この発明の第2実施形態に係るフレキシブル管用継手の断面図である。 この発明の第3実施形態に係るフレキシブル管用継手の断面図である。
[第1実施形態]
以下、この発明の第1実施形態をについて、図1〜図4を参照して説明する。この実施形態は、蛇腹状をなすガス用のフレキシブル管1(以下フレキ管と略称する)をガス機器等に接続するためのフレキシブル管用継手2にこの発明を適用したものである。
図1に示す継手2は、フレキ管1を挿入するだけで接続することができるワンタッチ式継手と呼ばれるものである。この継手2は、継手本体10と、この継手本体10に取り付けられフレキ管1を支持するナット20(支持部材)と、継手本体10内に配置されフレキ管1の継手2からの抜け出しを防止する環状の係止具30と、継手本体10の内周面とフレキ管1の外周面との間を封止するシール部材40を主な構成要素としている。
フレキ管1は、薄肉の金属性の蛇腹管1aと、この蛇腹管1aの外周を覆う樹脂製の被覆管1bとによって構成されている。蛇腹管1aには、山部1mと谷部1vが形成されている。このフレキ管1は、蛇腹管1aの先端の数山分につき被覆管1bが取り除かれた状態で継手2に接続される。
ナット20は、図1、図2に示すように、真鍮などの金属によって筒状に形成されており、一端側(図1、図2において右端側、以下、一端側及び他端側は、図1〜図4においてそれぞれ右端側及び左端側を意味するものとする。)の大径部21と他端側の小径部22とを有し、これらの間に、大径部21より小径かつ小径部22より大径の雄ネジ部23を有している。大径部21は、本実施形態では断面円形状に形成されているが、断面六角形状に形成してもよい。ナット20の小径部22側の先端は、上記係止具30が当接可能な平坦な当接面24となっている。
ナット20の内部には、その軸線方向にフレキ管1を挿通させるための貫通孔25が形成されている。貫通孔25の一端側の内周面には、環状凹部25aが形成され、この環状凹部25aには、環状のT型水密パッキン3が装着されている。
ナット20の大径部21には、その径方向に貫通する通気路26が形成され、上記環状凹部25aより奥側に配置されている。この通気路26は、多孔質材4で閉塞されている。この多孔質材4は、気体の透過を許容し、液体及び固体の透過を阻止する。
貫通孔25の他端側は、蛇腹管支持部25bとなっている。蛇腹管支持部25bの内径は、蛇腹管1aの山部1mの外径と同等に形成されている。蛇腹管支持部25bは、その内周面に貫通孔25に挿入された蛇腹管1aの山部1mを当接させて蛇腹管1aを支持する。
継手本体10は、図1に示すように、真鍮などの金属によって筒状に形成されており、一端側は他端側より外径が大きく形成されている。継手本体10の小径の他端部の外周にはテーパ雄ネジ11が形成され、ガス機器や他の管などに取り付けられるようになっている。継手本体10の大径の一端部において、テーパ雄ネジ11に隣接した部位の外周面には、スパナ等の回転締め付け工具を係合させるための工具掛け部11aが形成されている。工具掛け部11aは、断面六角形状をなしているが、断面八角形状、その他の形状であってもよい。
継手本体10の内部には、一端側にフレキ管1が接続される接続孔12が形成され、他端側に接続孔12より内径の小さいガス孔13が形成され接続孔12に連なっている。接続孔12には、図1、図2に示すように、一端側の開口から奥側に向かって順に、雌ネジ部14と、係止突部15と、耐火膨張材収容凹部16と、シール材収容部17と、蛇腹管収容部18とが設けられている。接続孔12には、一端側の開口から奥側に向かってフレキ管1が挿入される。
継手本体10の雌ネジ部14には、上記ナット20の雄ネジ部23が螺合されており、これにより継手本体10にナット20が取り付けられている。雌ネジ部14と雄ネジ部23の螺合箇所は、接着剤によって封止されている。
係止突部15は、接続孔12の内周面から径方向内側に突出するように形成されている。係止突部15における接続孔12の開口側には、上記ナット20の当接面24側を向いてこれと対向する平坦な係止面15aが形成されている。
図1、図2に示すようにナット20が継手本体10に螺合された状態では、図2に示すように、ナット20における当接面24と小径部22の外周面22aと、継手本体10における雌ネジ部14と係止面15aとにより囲まれる空間Sが形成されている。
係止具30は、金属製の薄い板材をプレス加工することによって形成されており、外周側の円環状の基部31と、この基部31と一体に形成された内周側の複数の係止片32とを有している。係止具30は、その軸線を継手本体10の接続孔12の軸線と同じ方向に向けて接続孔12内に設置されている。
基部31は、その内周部に座部33を有するとともに外周部に外周板部34を有している。座部33は平坦面を有し、外周板部34は座部33の外周側で係止具30の軸線方向に折り曲げられている。この実施形態では、外周板部34は、係止具30が接続孔12内に設置された状態において接続孔12の開口側に折り曲げられている。
外周板部34は、その内径がナット20の小径部22の外径よりわずかに大径である。図2に示すように、係止具30の設置状態において、外周板部34と座部33の一部は、上記空間Sに収容されている。接続孔12内に設置された状態の係止具30は、接続孔12内で軸方向及び径方向の遊びを有している。
複数の係止片32は、座部33の内周側から延びており、幅の狭いスリット35を間にして座部33の周方向に沿って配置されている。係止片32は、図1に示すように係止具30が継手2に装着された状態において、座部33から継手2の奥に向かうにしたがって径方向、内方向に進むように傾斜している。各係止片32は同一形状をなし、各係止片32の傾斜角は同一角度に設定されているが、各係止片32の形状及び傾斜角度を異ならせてもよい。
複数の係止片32の先端の内接円の直径は、蛇腹管1aの山部1mの外径よりも小さくなるように形成されている。基部31の座部33には、隣接する係止片32の基端部の間に緩和孔36が形成され、周方向に沿って複数配置されている。
係止突部15の奥側に隣接する耐火膨張材収容凹部16には、耐火膨張Oリング5が装着されている。耐火膨張Oリング5は、火災等によりシール部材40が消失するような温度になると膨張して、接続孔12内に挿入された蛇腹管1aの外周面に押圧接触して蛇腹管1aの外周面と接続孔12の内周面との間を封止する。
シール材収容部17は、耐火膨張材収容凹部16の奥側に隣接しており、接続孔12の開口側から奥側へ向かって順次形成された小径孔部17a、大径孔部17b及び小径孔部17cを有している。小径孔部17a,17cの各内径は、同じ大きさに形成されている。小径孔部17aと大径孔部17bとの間の段差面は奥側を向く規制面17dとなっており、大径孔部17bと小径孔部17cとの間の段差面は開口側を向く当接面17eとなっている。小径孔部17cの奥側端縁には、開口側を向く規制面17fが形成されている。規制面17d,当接面17e及び規制面17fは、接続孔12の軸線と直交する平面により構成されている。
シール部材40は、図1〜図3(A)に示すように、ゴム等の弾性を有する材料によりリング状に形成されており、弾性的に拡縮径可能である。シール部材40の外径は、上記シール材収容部17の大径孔部17bの内径より若干大きく形成されている。シール部材40の内径は、蛇腹管1aの山部1mの外径より小さく、かつ谷部1vの外径より大きく形成されている。シール部材40は、その軸線L1(図3(A))を接続孔12の軸線と一致させてシール材収容部17内にゆるい圧入状態で収容されている。
収容状態のシール部材40において、その軸線方向他端側(フレキ管1の挿入方向奥側)の端面41と外周面42との間には、凹溝43(第1凹溝)が環状に形成されている。凹溝43は、奥側の端部外周面43aと外側端面43bとを有しており、端部外周面43aは、軸線L1と平行に延びており、外側端面43bは軸線L1と直交する平面により構成されている。
図2に示すように、シール部材40の奥側の端面41を規制面17fに当接させたとき、端部外周面43aは、小径孔部17cの内周面と径方向の隙間を空けて対向しており、外側端面43bは、当接面17eと軸方向の隙間を空けて対向している。
収容状態のシール部材40において、その軸線方向一端側(フレキ管1の挿入方向手前側)の端面44と外周面42との間には、凹溝45(第2凹溝)が環状に形成されている。凹溝45は、挿入方向手前側の端部外周面45aと外側端面45bとを有しており、端部外周面45aは、軸線L1と平行に延びており、外側端面45bは軸線L1と直交する平面により構成されている。
図2に示すように、奥側の端面41を規制面17fに当接させたとき、フレキ管1の挿入方向手前側の端部外周面45aは、小径孔部17aの内周面と径方向の隙間を空けて対向しており、外側端面45bは、規制面17dと軸方向の隙間を空けて対向している。シール部材40は、奥側の端面41が規制面17fに当接した状態から凹溝45の外側端面45bが規制面17dに当接するまで、接続孔12のシール材収容部17内をその軸線方向にわずかに移動可能である。
シール部材40において、その内周面46と軸線方向の両端面41,44との交差部には、それぞれ面取り部47,48が環状に形成されている。
図3(B)に示すように、奥側の面取り部47における奥側の端面41からの軸線方向における長さD1は、奥側の凹溝43の端部外周面43aの軸線方向の長さD2より小さく形成されている。すなわち、凹溝43は面取り部47より端面41から軸線方向(フレキ管1の挿入方向と反対方向)に深く形成されている。これにより、端部外周面43aと内周面46とが径方向に対向している部分が存在している。
図3(A)に示すように、シール部材40は、その軸線L1と直交し、かつシール部材40をその一端側と他端側とに二等分する線L2に関して対称に形成されている。
蛇腹管収容部18は、図1、図2に示すように、上記シール部材収容部17に段差部19を介して隣接しており、接続孔12の開口側から奥側へ向かって順次形成された蛇腹管支持部18a、縮径部18b及び停止面18cを有している。蛇腹管支持部18aの内径は、蛇腹管1aの山部1mの外径と同等に形成されている。縮径部18bの奥側端縁に、停止面18cが開口側を向いて形成されている。蛇腹管1aの先端が停止面18cに当接したとき、蛇腹管支持部18aは、その内周面に蛇腹管1aの山部1mを当接させて蛇腹管1aを支持する。
次に、上記構成の継手本体10、ナット20、係止具30及びシール部材40により、継手2を構成する場合について説明する。
先ず、継手本体10のシール材収容部17内にシール部材40を、その端面41が規制面17fに当接するように、収容し、耐火膨張材収容凹部16には、耐火膨張Oリング5を装着する。
次に、係止具30を継手本体10の接続孔12内に入れ、係止具30の座部33を係止突部15の係止面15aに配置する。この状態で、T型水密パッキン3と多孔質材4を装着したナット20を継手本体10にねじ込むと、図1、図2に示す状態となり、係止具30の外周板部34と座部33の一部は空間Sに収容され、ナット20と継手本体10の螺合箇所は接着剤によって封止される。このようにして継手2が構成される。係止具30は、径方向及び軸方向の遊びを有して継手2内に収容されており、座部33は、ナット20の当接面24及び継手本体10の係止面15aと対向又は当接する。
継手2を構成するに際し、シール部材40の軸線方向における一端側と他端側は対称であるため、どちら側からもシール部材40を継手本体10に取り付けることができる。これにより、向きを誤ったシール部材40の取り付けが生じず、継手2の組立性を向上させることができる。
次に、継手2にフレキ管1を接続する工程について説明する。
図1に示すように、蛇腹管1aの谷部1vで切断され、先端の数山分の被覆管1bが取り除かれた状態のフレキ管1を、ナット20の大径部21側から貫通孔25内に挿入する。すると、蛇腹管1aの先端の山部1mが係止具30の係止片32の面に当たり、係止具30を接続孔12の奥側に移動させ、係止具30の座部33は係止面15aに当接する。
山部1mが傾斜した係止片32に当たったとき、係止具30の外周板部34とナット20の小径部22の外周面22aとの間に径方向の遊びがあることで、係止具30の軸線は蛇腹管1aの軸線と一致させられる。これにより、蛇腹管1aの挿入荷重が下がり、フレキ管1を挿入させやすくなっている。
さらにフレキ管1を挿入すると、蛇腹管1aの山部1mにより係止片32は弾性変形して押し拡げられ、蛇腹管1aの山部1mは、係止片32の内周を通過する。
さらにフレキ管1を挿入すると、蛇腹管1aの先端部は、シール部材40の面取り部48に案内され、シール部材40の内周を拡げ、内周内に入り込む。このとき、蛇腹管1aは、挿入方向手前側のシール部材40の肉部を押し潰すとともに、同じ側のシール部材40を径方向外方向に撓ませ、端部外周面45aが小径孔部17aの内周面に当接するまで撓ませる。これにより、シール部材40の一端側(挿入方向手前側)で押し潰される肉部を逃がすことができる。
蛇腹管1aを奥側へ進めるにつれ、シール部材40の肉部が奥側に偏るものの、奥側の端部外周面43a及び外側端面43bが、それぞれ、小径孔部17cの内周面及び当接面17eに当接するまで、シール部材40の奥側を径方向外方向に撓ませながら、シール部材40の肉部を逃がすことができる。また、シール部材40の奥側の端面41が、シール材収容部17の奥側にある段差部19の底面に当接することによっても、シール部材40の肉部が逃がされている。そのため、シール部材40の奥側の内周面46の膨出が抑制されるのでフレキ管1の挿入するための荷重の増大を抑え、フレキ管1を挿入させやすくなっている。
また、面取り部47,48により、シール部材40の肉部がそぎ取られている分、シール部材40の押し潰しと膨出が抑制される。フレキ管1の挿入方向手前側の面取り部48は蛇腹管1a挿入時の案内としてフレキ管1の挿入させやすさに寄与している。
さらに、図3に示すように、シール部材40において、凹溝43,45を、それぞれ、面取り部47,48より軸線方向に深く形成して、端部外周面43a,45aと内周面46とが対向する部分を設けたことにより、撓みの効果を高めている。そのため、シール部材40の肉部の逃がしの効果を高め、ひいては、フレキ管1の挿入させやすさを向上させている。
図4に示すように蛇腹管1aの先端が、蛇腹管収容部18の停止面18cに当接するまでフレキ管1を挿入することにより、フレキ管1の継手2への接続は完了する。このとき、シール部材40は蛇腹管1aによって押し潰され、蛇腹管1aの外周面と接続孔12の内周面との間を封止している。また、ナット20の貫通孔25の内周面に装着されたT型水密パッキン3は、被覆管1bの外周面に押圧接触して被覆管1bの外周面と貫通孔25の内周面との間を封止している。
また、係止具30は、その係止片32の先端が蛇腹管1aの傾斜する外周面に当接又は対向することにより、フレキ管1を係止状態又は係止可能状態となっており、フレキ管1は抜け止めされている。
さらに、継手本体10の蛇腹管支持部18aの内周面と、ナット20の蛇腹管支持部25bの内周面とが、蛇腹管1aの山部1mに当接することにより、フレキ管1の蛇腹管1aは継手2に支持されている。
次に、フレキ管1に継手2からの抜け出し方向の力が作用した場合について説明する。
フレキ管1に抜け出し方向の力が作用すると、蛇腹管1aの外周面を係止する係止具30はわずかに移動させられ、座部33がナット20の当接面24に当接することにより、フレキ管1の抜け止めがなされる。このとき、シール部材40は、一端側(フレキ管1の挿入方向手前側)の外側端面45bが規制面17dと軸方向の隙間を有して対向しているため、フレキ管1の移動とともに蛇腹管1aとの接触状態を維持したまま抜け出し方向に移動できる。これにより、蛇腹管1aの外周面とシール部材40の内周面46とが擦れることないので、封止性を損なうことがない。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態については、上記実施形態と異なる構成だけを説明することとし、同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
[第2実施形態]
以下、この発明の第2実施形態を図5を参照しながら説明する。
第1実施形態では、シール材収容部17が、接続孔12の開口側から奥側へ向かって小径孔部17a、大径孔部17b及び小径孔部17cを有するのに対し、本実施形態では、シール材収容部17は、小径孔部17a及び大径孔部17bのみを有している。また、係止具の外周板部34の折り曲げ方向を異ならせている。
係止具30Aにおいては、その外周板部34が、第1実施形態の係止具30の外周板部34(図1)とは異なり、逆方向、すなわち係止片32の延び方向と同方向であって、フレキ管1の挿入方向の奥側に折り曲げられている。
この実施形態のフレキシブル管用継手2Aでは、係止具30Aの外周板部34がナット20A側に折り曲げられていないので、第1実施形態とは異なり、ナット20Aの先端に外周板部34の内径より外径を小さくした小径部を設ける必要がない。そのため、ナット20Aは、一端側に大径部21と、他端側に大径部21より小径の雄ネジ部23を有し、雄ネジ部23側の先端が、係止具30Aが当接可能な当接面24となっている。
接続孔12内に設置された状態の係止具30Aは、接続孔12内で軸方向及び径方向の遊びを有しており、外周板部34の先端が係止面15aに当接可能であるとともに、座部33がナット20Aの当接面24に当接可能である。
シール材収容部17内に収容されたシール部材40の奥側の凹溝43では、端部外周面43aは、大径孔部17bの内周面と径方向の隙間を空けて対向し、外側端面43bは、規制面17fと軸方向の隙間を空けて対向している。凹溝43により形成される隙間は径方向及び軸方向ともに第1実施形態のより広く形成される。そのためシール部材40の肉部を多く逃がすことができる。
この実施形態では、継手2の構造を簡素化して、製造コストを下げることができるとともに、シール材40の肉部の逃がしを多くすることができる。
[第3実施形態]
この発明の第3実施形態を図6を参照しながら説明する。
第1、第2実施形態では、支持部材(ナット20,20A)を継手本体10,10Aに取り付けるために螺合を用いているが、本実施形態では、螺合に代えストップリングを用いている。
図6に示すフレキシブル管用継手2Bの継手本体10Bには、支持部材として固定筒20Bが取り付けられている。継手本体10Bの接続孔12の内周面には、雌ネジ部が形成されておらず、一端側の開口からわずかに奥側の箇所にストップリング溝14aが全周にわたって形成されている。
固定筒20Bにおいて、一端側の大径部21と他端側の小径部22との間には、中径部23aが設けられており、中径部23aの外径は、継手本体10Bの接続孔12の開口側の内径と同じかわずかに小さく形成されている。中径部23aの外周面には、雄ネジ部が形成されておらず、一端側から他端側に向かって順に水密Oリング溝23b及びストップリング溝23cがそれぞれ全周にわたって形成されている。固定筒20Bが継手本体10Bに取り付けられた状態のとき、ストップリング溝14a,23c同士が対向している。
固定筒20Bのストップリング溝23cと継手本体10Bのストップリング溝14aとの間には、ストップリング6が取り付けられており、固定筒20Bの軸方向への移動が阻止されている。ストップリング6は、C字形状をなしており、弾性を有して拡縮径可能に形成されており、自然状態より縮径状態で取り付けられている。
水密Oリング溝23bに装着された水密Oリング7は、接続孔12の開口側端部の内周面によって押し潰されて、固定筒20Bの中径部23aの外周面と接続孔12の開口側端部の内周面との間を水密に封止している。
次に、上記構成の継手本体10B及び固定筒20B、並びに係止具30により、継手2Bを構成する場合について説明する。
先ず、継手本体10B内にシール部材40、耐火膨張Oリング5及び係止具30を収容した後、固定筒20Bにおいて、水密Oリング溝23bに水密Oリング7を装着するとともに、ストップリング溝23c内にストップリング6を縮径させて押し込んだ状態として、固定筒20Bを小径部22から継手本体10Bの接続孔12の開口に挿入する。
固定筒20Bのストップリング溝23cと継手本体10Bのストップリング溝14aとが対向したとき、ストップリング6はわずかに拡径してストップリング溝14aに嵌るとともに、ストップリング溝14a,23cの間に位置することになる。これにより、固定筒20Bは、継手本体10Bの軸方向への移動を阻止されて継手本体10Bに固定される。ひいては、固定筒20Bを継手本体10Bから取り外すことができなくなる。このとき、水密Oリング7は、接続孔12の開口側端部の内周面に押し潰されている。
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
フレキ管がシール部材を通過する際の挿入抵抗を調整するために、シール部材の凹溝及び面取り部、並びにシール材収容部の形状を適宜変更することができる。
上記実施形態では、シール部材の軸線方向の両端側に凹溝及び面取り部を形成したが、
凹溝のみを形成してもよく、どちらか一方側にのみ凹溝を形成してもよく、どちらか一方側にのみ面取り部を形成してもよい。
継手本体、支持部材及び係止具の構造は、上記第1〜第3実施形態の特徴を適宜組み合わせてもよい。
この発明は、フレキ管の蛇腹管以外の蛇腹管を接続するための継手にも適用可能である。
上記実施形態では、継手本体と支持部材(ナット、固定筒)とを別体としているが、一体に設けてもよい。
この発明は、蛇腹状をなすフレキシブル管の接続に用いられるフレキシブル管用継手に適用することができる。
1 フレキシブル管
1b 蛇腹管
1m 山部
2,2A,2B フレキシブル管用継手
10,10A,10B 継手本体
12 接続孔
14 雌ネジ部
14a ストップリング溝
15 係止突部
15a 係止面
17 シール材収容部
17a 小径部
17b 大径部
17c 小径部
17d 規制面
17e 当接面
17f 規制面
18 蛇腹管収容部
18a 蛇腹管支持部
18c 停止面
19 段差部
20,20A ナット(支持部材)
20B 固定筒(支持部材)
21 大径部
22 小径部
22a 外周面
23 雄ネジ部
23a 中径部
23c ストップリング溝
24 当接面
25 貫通孔
25b 蛇腹管支持部
30,30A 係止具
31 基部
32 係止片
33 座部
34 外周板部
35 スリット
36 緩和孔
40 シール部材
41 端面
42 外周面
43 凹溝(第1凹溝)
43a 端部外周面
43b 外側端面
44 端面
45 凹溝(第2凹溝)
45a 端部外周面
45b 外側端面
46 内周面
47,48 面取り部
L1 軸線
L2 二等分線
S 空間

Claims (5)

  1. 蛇腹状をなすフレキシブル管が挿入される接続孔が形成された継手本体と、上記接続孔内に配置された弾性材からなるリング状のシール部材とを備え、このシール部材によって上記接続孔に挿入されたフレキシブル管の外周面と上記接続孔の内周面との間が封止されるようにしたフレキシブル管用継手において、
    上記シール部材は、上記フレキシブル管の挿入方向奥側の外周部に、上記接続孔の内面との間に径方向及び軸方向の隙間を形成するための第1凹溝を有することを特徴とするフレキシブル管用継手。
  2. 上記シール部材は、上記フレキシブル管の挿入方向手前側の外周部に、上記接続孔の内周面との間に径方向の隙間を形成するための第2凹溝を有することを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル管用継手。
  3. 上記シール部材における内周面と軸線方向の両端面との交差部のうち少なくとも一方には面取り部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブル管用継手。
  4. 上記シール部材は、その軸線と直交しかつ上記シール部材をその一端側と他端側とに二等分する線に関して対称に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のフレキシブル管用継手。
  5. 上記シール部材において、上記挿入方向の奥側にある第1凹溝は、これと同じ奥側にある上記面取り部より、上記挿入方向の奥側の端面から上記挿入方向の反対方向へ深く形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載のフレキシブル管用継手。
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