JP3161105U - 配管接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、取り付け工数を節約でき、さらに設置に大きなスペースを必要としない配管接続構造を提供する。【解決手段】配管挿通孔3を有する筐体1に、該筐体1の配管挿通孔3に挿通させてなる配管2を取り付ける配管接続構造において、配管2の外周と配管挿通孔3の内周との間に位置し流体のシールを行うリング状のシール部材たるOリング4と、内周側を配管2の外周に設けたリング装着溝2aに係り合わせてなるとともに外周側を筐体1の外側面に設けた抜け止めリング装着部たるリング装着凹部3bに係り合わせてなる抜け止めリング5と、リング装着凹部3bに係り合わせた状態の抜け止めリング5の外方に固定され、抜け止めリング5の軸方向への移動を規制する固定部材6とを利用する。【選択図】図3

Description

本考案は、筐体に配管を接続する箇所に設けられる配管接続構造に関する。
従来、筐体に配管を接続する箇所においては、図4及び図5に示すように、筐体aに雌ネジ穴a1を形成し、この雌ネジ穴a1にフィッティング継手b又はエルボcの一端部に形成した雄ネジ部b1、c1を螺着してフィッティング継手b又はエルボcを筐体aに取り付けるとともに、フィッティング継手b又はエルボcの他端部には、予めフレア加工を施した配管dの端部d1を面接触させ、フィッティングナットeをフィッティング継手b又はエルボcの前記他端部に形成した雄ネジ部b2、c2に螺着することによりフレア加工を施した配管dの端部d1をスリーブfを介してフィッティング継手b又はエルボcに圧着することにより、配管dと筐体aとを接続する構成が広く採用されている(例えば、特許文献1を参照)。このような構成に用いられるフィッティング継手又はエルボはいずれも公共規格に規定があり、調達性の観点からは好ましいものである。
しかし、公共規格に規定されているフィッティング継手又はエルボは、いずれも非常に高圧な油圧系統でも使用可能なものである。このようなフィッティング継手又はエルボを空気系統等、比較的低圧の流体のみを使用する場合には、強度が過剰であり、以下に述べるような問題が起こり得る。
具体的には、従来の構成では、少なくともフィッティング継手及びナットを用意する必要があり部品点数が多くなることに加え、配管にフレア加工を施す必要があるので接続のための工数も多くなるという問題が起こり得る。
また、フィッティング継手の寸法及び質量が大きく、フィッティング継手が筐体の取付面から突出し、さらに配管にフレア加工を施すためにはある程度の長さを必要とすることから、筐体の接続部位の強度を確保する必要があるとともに、フィッティング継手の設置のためのスペースを確保する必要もあるという問題も起こり得る。
さらに、配管とフィッティング継手とが面接触する構造であることから、取付面間の長さ及び配管の長さの累積公差により空気配管を取り付けることができなくなることを防止するために、配管には累積公差を吸収する曲げ形状等を設ける必要があり、この点でも設置にスペースが大きく必要となるという問題も起こり得る。
特開2010−38260号公報
本考案は、以上を踏まえ、簡単な構成で、取り付け工数を節約でき、さらに設置に大きなスペースを必要としない配管接続構造を実現することを所期の目的とする。
すなわち本考案に係る配管接続構造の一つは、配管挿通孔を有する筐体と、前記筐体の配管挿通孔に挿通させてなる配管と、この配管の外周と前記配管挿通孔の内周との間に位置し流体のシールを行うリング状のシール部材と、内周側を配管の外周に設けたリング装着溝に係り合わせてなるとともに外周側を筐体に設けた抜け止めリング装着部に係り合わせてなる抜け止めリングと、前記リング装着部に係り合わせた状態の抜け止めリングの外方に固定されこの抜け止めリングの軸方向への移動を規制する固定部材とを利用することを特徴とする配管接続構造。
また、本考案に係る配管接続構造の他の一つは、配管挿通孔を有する筐体と、前記筐体の配管挿通孔に挿通させてなる配管と、この配管の外周と前記配管挿通孔の内周との間に位置し流体のシールを行うリング状のシール部材と、内周側を配管の外周に設けたリング装着部に係り合わせてなるとともに外周側を筐体に設けた抜け止めリング装着部に圧入させてなる抜け止めリングを利用することを特徴とする。
これらのような構成によれば、配管の外周のリング装着溝に抜け止めリングを装着し、この抜け止めリングを筐体に設けた抜け止めリング装着部に装着して固定部材を取り付ける、又は抜け止めリングを筐体の抜け止めリング装着部に圧入することにより抜け止めリングの軸方向への移動が規制される。その上で、この抜け止めリングが配管の外周のリング装着溝に装着されているので配管と抜け止めリングとの相対移動も規制される。従って、フィッティング継手、スリーブ及びナットといった特別な部材を用意する必要がなく、少ない部品点数や工数で、大きな設置スペースを必要とすることなく、配管が筐体に対して相対移動して筐体から抜けることを防止できる。
前記抜け止めリングの好適な構成の一例として、前記抜け止めリングが、それぞれ半円弧状をなす1対のリング要素を組み合わせてなるものが挙げられる。このようなものであれば、抜け止めリングの配管への取り付け作業を容易に行うことができる。
前記抜け止めリングの好適な構成の他の一例として、前記抜け止めリングが、環状をなすものが挙げられる。このようなものであれば、部品点数をさらに削減することができる。
そして、このような配管接続構造の好適な使用態様として前記配管が、気体を流通させる配管であるものが挙げられる。
本考案の構成によれば、簡単な構成で、取り付け工数を節約でき、さらに設置に大きなスペースを必要としない配管接続構造を実現できる。
本考案の一実施形態に係る配管接続構造を示す正面図。 図1におけるx−x断面図。 同実施形態に係る配管接続構造を示す分解斜視図。 従来の配管接続構造を示す縦断面図。 従来の配管接続構造を示す縦断面図。
以下、本考案の一実施形態を、図1,図2及び図3を参照して説明する。
本実施形態に係る配管接続構造は、例えば、空圧式バルブの筐体1に空気を導入するための配管2を取り付ける部位に使用される。
具体的には、図2及び図3に示すように、筐体1には、配管2の先端部を挿し通すための配管挿通孔3が設けられている。この配管挿通孔3内には、シール部材たるOリング4を嵌め込むためのOリング溝3aが設けられている。さらに、配管挿通孔3の開口端縁には、抜け止めリング5と係り合うことが可能な抜け止めリング装着部たる抜け止めリング装着凹部3bが設けられている。ここで、前記図3において、筐体1はその一部を破断して示している。
一方、配管2には、図2及び図3に示すように、その先端近傍の部位に、抜け止めリング装着溝2aが設けられている。この抜け止めリング装着溝2aには、外側から抜け止めリング5を装着することができる。この抜け止めリング装着溝2aの溝幅は、抜け止めリング5の厚さ寸法よりも大きく設定している。また、配管2の外周と前記配管挿通孔3の内周との間、より具体的には抜け止めリング装着溝2aより先端側の外周と前記配管挿通孔3内のOリング溝3aとの間に、流体のシールを行うべくOリング4が配される。
抜け止めリング5は、図3に示すように、それぞれ半円弧状をなす1対のリング要素5aを組み合わせてなる。この抜け止めリング5は、内周側を配管2の外周に設けた抜け止めリング装着溝2aに係り合わせるとともに外周側を筐体1の外側面に設けた抜け止めリング装着凹部3bに係り合わせることにより、配管2を筐体1に対して位置決めする。
抜け止めリング装着凹部3bに係り合わせた状態の抜け止めリング5の外方には、図1及び図3に示すように、配管2を通過させるための配管通過孔6aと、雄ネジ部材7を通過させるためのネジ挿通孔6bとを有する板状の固定部材6が取り付けられる。前記ネジ挿通孔6bを通過させた雄ネジ部材7を筐体1に設けた雌ネジ穴8に螺着して固定部材6を筐体1に固定した状態で、この固定部材6は、前記抜け止めリング5の軸方向への移動を規制する。前記図3において、固定部材6はその一部を破断して示している。
ここで、配管2に筐体1から抜脱する方向への作用が加わった際には、この配管2の抜け止めリング装着溝2aの先端側の端縁が抜け止めリング5に衝き当たり、抜け止めリング5を筐体1から抜脱する方向に押圧する一方、この抜け止めリング5は固定部材6により抜脱する方向への移動が規制されるので、結果として配管2の筐体1からの抜脱も規制される。
以上に述べたように、本実施形態の配管接続構造によれば、配管2の外周に設けた抜け止めリング装着溝2aに抜け止めリング5を係り合わせ、この抜け止めリング5を筐体1の配管挿通孔3の開口端縁に設けた抜け止めリング装着凹部3bに係り合わせ、その状態で固定部材6を取り付けるようにしているので、筐体1と抜け止めリング5との相対移動が規制されるとともに、配管2と抜け止めリング5との相対移動も規制される。従って、フィッティング継手、スリーブ及びナットといった特別な部材を用意する必要がなく、少ない部品点数や工数で、大きな設置スペースを必要とすることなく、配管2が筐体1に対して相対移動して筐体1から抜けることを防止できる。その上で、前記抜け止めリング5よりも下流側において筐体1の配管挿通孔3の内周と配管2の外周との間にOリング4を設けることにより空気漏れが防止されるので、流体のシールを行う機能と配管2の抜け止めを行う機能とをそれぞれ別個の部位により担わせているので、この点でも構造の簡単化を図ることができる。
さらに、前記抜け止めリング5が、それぞれ半円弧状をなす1対のリング要素5aを組み合わせてなるものであるので、抜け止めリング5の配管2への取り付け作業を容易に行うことができる。
なお、本考案は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、抜け止めリングの外径を抜け止めリング装着溝の直径よりも小さくし、抜け止めリングを抜け止めリング装着溝に圧入させてなるものとすることにより、固定部材を省略してもよい。このようなものであれば、特に配管の着脱が頻繁でない使用態様において、部品点数及び組み立て工数の削減を好適に図ることができる。
さらに、抜け止めリングは、半円弧状をなす1対のリング要素を組み合わせてなるものに限らず、それぞれ円弧状を3つ以上に分割した形状を有する3個以上のリング要素を組み合わせてなるものであってもよい。
また、抜け止めリングは、弾性変形可能な材料により形成した1個の環状の部材を利用したものや、Cリングや、Eリング等であってもよい。この場合、抜け止めリングは1つの部材のみにより構成されるので、部品点数の削減を図ることができる。
そして、空気を通過させてなる配管に限らず、その他の気体を通過させてなる配管や、低圧の液体を通過させてなる配管の筐体への取り付けに本考案の配管接続構造を採用してもよい。
その他、本考案の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
1…筐体
2…配管
3…配管挿通孔
3b…抜け止めリング装着部
4…Oリング(シール部材)
5…抜け止めリング
5a…リング要素
6…固定部材

Claims (5)

  1. 配管挿通孔を有する筐体と、前記筐体の配管挿通孔に挿通させてなる配管と、この配管の外周と前記配管挿通孔の内周との間に位置し流体のシールを行うリング状のシール部材と、内周側を配管の外周に設けたリング装着溝に係り合わせてなるとともに外周側を筐体に設けた抜け止めリング装着部に係り合わせてなる抜け止めリングと、前記リング装着部に係り合わせた状態の抜け止めリングの外方に固定されこの抜け止めリングの軸方向への移動を規制する固定部材とを利用することを特徴とする配管接続構造。
  2. 配管挿通孔を有する筐体と、前記筐体の配管挿通孔に挿通させてなる配管と、この配管の外周と前記配管挿通孔の内周との間に位置し流体のシールを行うリング状のシール部材と、内周側を配管の外周に設けたリング装着部に係り合わせてなるとともに外周側を筐体に設けた抜け止めリング装着部に圧入させてなる抜け止めリングを利用することを特徴とする配管接続構造。
  3. 前記抜け止めリングが、それぞれ半円弧状をなす1対のリング要素を組み合わせてなる請求項1又は2記載の配管接続構造。
  4. 前記抜け止めリングが、環状をなす請求項1又は2記載の配管接続構造。
  5. 前記配管が、気体を流通させる配管である請求項1、2、3又は4記載の配管接続構造。
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