JP2002276868A - 配管用継手 - Google Patents

配管用継手

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JP2002276868A
JP2002276868A JP2001073951A JP2001073951A JP2002276868A JP 2002276868 A JP2002276868 A JP 2002276868A JP 2001073951 A JP2001073951 A JP 2001073951A JP 2001073951 A JP2001073951 A JP 2001073951A JP 2002276868 A JP2002276868 A JP 2002276868A
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Japan
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pipe
joint
annular
tube
ring
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Application number
JP2001073951A
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English (en)
Inventor
Haruo Inoue
晴雄 井上
Atsuya Osada
敦也 長田
Hidehiko Abe
日出彦 阿部
Hironori Otani
裕典 大谷
Yoshiyuki Kashiwagi
義行 柏木
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管部材の接続前に管部材の先端部分に加工を
施すことなく接続可能とし、且つ管部材の挿入時に管部
材を疵つけることなく挿入可能な配管用継手を提供する
こと。 【解決手段】 管部材として金属管2を抜け止め状に接
続する金属管用継手1は、継手本体4と、この継手本体
4に螺合接続されるナット部材5と、金属管2の外周に
係合して抜け止めする係合爪31を有する保持リング5
とを備え、金属管2の接続時には、金属管2を挿入した
後にナット部材5を継手本体4に螺合させ、継手本体4
に形成された環状傾斜面18とナット部材5に形成され
た環状傾斜締結面22により保持リング5を縮径側に変
形させ、保持リング5の係合爪31を金属管2の外周面
に食い込ませて金属管2を抜け止め状に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、配管用継手に関
し、特に、管部材を挿入した後ナット部材を管部材挿入
方向に移動させて管部材を抜け止め状に接続可能な配管
用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来より、水、湯、空気その他種々の
流体を通す管部材としては、金属製または合成樹脂製の
円筒形状の直管や、外部からの力や熱応力が作用する場
合に変形してその力を逃すことができるように環状山部
と環状谷部が形成され変形可能なフレキシブル管などが
用いられている。これら管部材を接続する配管用継手と
して種々の構造のものが使用されている。
【0003】例えば、管部材を継手に挿入した後に、配
管用継手の基端部に装着されたナット部材を螺合して管
部材の挿入方向へ移動させて管部材を抜け止め状に接続
するツータッチ式継手としては次のようなものが実用化
されている。図14に示すような配管用継手200は、
基端側に雄ネジ部204を有する継手本体202と、こ
の継手本体202の雄ネジ部204に螺合可能な雌ネジ
部205を有するナット部材203を備え、継手本体2
02の基端側部分には環状のシール部材206が装着さ
れた環状の傾斜面207が形成され、ナット部材203
の基端側部分にはシール部材206に管部材201の先
端部を押し付けて抜け止めする環状の傾斜面208が形
成され、2つの傾斜面207,208により環状の収容
部209が形成されている。継手本体202の雄ネジ部
204の先端側には管部材201の接続状態を確認する
ための2つのインジケーター210,211が装着され
ている。
【0004】管部材201の接続前には、管部材201
の先端部分は先端側程径の大きいスカート状に拡管さ
れ、ナット部材203をゆるめた状態でこの管部材20
1の先端部分は環状の収容部209に挿入される。管部
材201の挿入後、ナット部材203を継手本体202
に螺合させていくと、ナット部材203の傾斜面208
が管部材201の先端部をシール部材206に押し付
け、管部材201は抜け止め状に接続される。
【0005】前記のような管接続前の拡管作業の代わり
に、管部材の内周若しくは外周に溝や突起部を形成し、
これらの溝や突起部を継手内部に装着されたロックリン
グなどと係合させることで抜け止め状に接続可能な配管
用継手も使用されている。しかしながら、いずれの継手
においても、接続前に管部材の先端部を加工する工程が
必要となる。
【0006】また、管部材を挿入するだけで気密に抜け
止め状に接続可能なワンタッチ式の配管用継手において
は、管部材の抜け止めのために、継手本体内部に複数の
係合爪を有する保持リングを装着し、これら複数の係合
爪を管部材の外表面に係合させるように構成したの継手
が種々の実用化されている。これらの配管用継手では、
係合爪の先端は管部材の外径よりも内側に突出している
ため、管部材を挿入するときには係合爪が管部材に接触
することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のツータッチ式配
管用継手においては、管部材の挿入前に管部材の先端部
に拡管等の加工が必要であり、接続に要する作業工数が
増えるし、これらの加工には専用工具が必要であるため
継手の汎用性に欠ける。また、樹脂管など軟質の管部材
は外力により容易に変形するため、前記の配管用継手の
ような抜け止め構造では強い引き抜き力が作用した場合
に管部材が変形して継手から抜ける可能性もある。さら
に、係合爪を有する保持リングを設けたワンタッチ式の
配管用継手の場合は、管部材の挿入時における挿入抵抗
が大きくなること、挿入時に管部材の表面に多数の疵が
つき、これらの疵よりシール性が悪くなること等の問題
がある。
【0008】本発明の目的は、接続前に管部材の先端部
分に加工を施すことなく接続可能とすること、挿入時に
管部材外表面に疵等をつけることなく挿入可能で且つ確
実に抜け止めした状態に接続可能とすること、等であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項1の配管用継手
は、継手本体と、この継手本体に螺合接続されるナット
部材と、これらの内側に配設され管部材の外周に係合し
て抜け止めする保持リングとを備え、管部材を挿入して
抜け止め状に接続する為の配管用継手であって、前記継
手本体は、基端部の外周部の雄ネジ部と、保持リングに
対向する基端に形成され管部材の挿入方向に進む程軸心
側へ移行するように傾斜した環状傾斜面とを備え、前記
ナット部材は、前記雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部と、
保持リングに対向する壁面に形成され環状傾斜面と同方
向に傾斜した環状傾斜締結面とを備え、前記保持リング
は、環状傾斜面と同方向へ環状傾斜面よりも緩く傾斜し
た内周側部分に複数の係合爪を有すると共に管部材の挿
入前には管部材の外径以上の大きさの内径を有し、前記
継手本体と保持リングとナット部材に管部材の先端部分
を挿入後、ナット部材を継手本体に螺合締結して保持リ
ングの複数の係合爪を管部材の外周面に食い込ませるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0010】管部材の挿入時には、継手本体の内部に配
設された保持リングは管部材の外径以上の大きさの内径
を有するので、管部材は保持リングの係合爪に接触する
ことなく配管用継手の内部に挿入される。管部材の先端
部分を挿入した後、ナット部材の雌ネジ部を継手本体の
雄ネジ部に螺合締結することにより、ナット部材を管部
材挿入方向へ移動させると、継手本体に形成された環状
傾斜面とナット部材に形成された環状傾斜締結面により
保持リングが縮径側に変形し、保持リングの複数の係合
爪は管部材の外周面に食い込み、管部材は抜け止め状に
接続される。
【0011】請求項2の配管用継手は、継手本体と、こ
の継手本体に係合して接続されるナット部材と、これら
の内側に配設され管部材の外周に係合して抜け止めする
保持リングとを備え、管部材を挿入して抜け止め状に接
続する為の配管用継手であって、前記継手本体は、外周
部の係合部と、保持リングに対向する基端に形成され管
部材の挿入方向に進む程軸心側へ移行するように傾斜し
た環状傾斜面とを備え、前記ナット部材は、管部材挿入
方向への移動により前記係合部に抜け止め状に係合可能
な被係合部と、保持リングに対向する壁面に形成され環
状傾斜面と同方向に傾斜した環状傾斜締結面とを備え、
前記保持リングは、環状傾斜面と同方向へ環状傾斜面よ
りも緩く傾斜した内周側部分に複数の係合爪を有すると
共に管部材の挿入前には管部材の外径以上の大きさの内
径を有し、前記継手本体と保持リングとナット部材に管
部材の先端部分を挿入後、ナット部材の被係合部を継手
本体の係合部に係合させて保持リングの複数の係合爪を
管部材の外周面に食い込ませるように構成したことを特
徴とするものである。
【0012】管部材の挿入時には、継手本体の内部に配
設された保持リングは管部材の外径以上の大きさの内径
を有するので、管部材は保持リングの係合爪に接触する
ことなく配管用継手の内部に挿入される。管部材の先端
部分を挿入した後、ナット部材を管部材挿入方向へ移動
させ、ナット部材の係合部を継手本体の被係合部に係合
させると、継手本体の環状傾斜面とナット部材の環状傾
斜締結面により保持リングは縮径側に変形し、保持リン
グの複数の係合爪は管部材の外周面に食い込み、管部材
は抜け止め状に接続される。
【0013】請求項3の配管用継手は請求項1又は2の
発明において、前記保持リングの複数の係合爪は、管部
材挿入方向に進む程軸心側へ移行するように管部材の軸
心に対して傾斜状に配置され、管部材から作用する引抜
き力により複数の係合爪が所定の限度内で弾性変形した
状態では、隣接する係合爪同士が接触して縮径側へ変形
しないように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】保持リングの複数の係合爪が、管部材の引
き抜きに抵抗できるように傾斜しており、管部材から作
用する引き抜き力により複数の係合爪が所定の限度内で
弾性変形した状態では、隣接する係合爪同士が接触して
縮径側へ変形しないので、ウォータハンマー等の現象に
より大きな引き抜き力が作用した場合にも、複数の係合
爪が前記の傾斜状態を維持し、管部材引き抜き側へ反転
した状態に変形することがないから、管部材を接続する
安定性と信頼性に優れる。
【0015】請求項4の配管用継手は、継手本体と、こ
の継手本体に螺合接続されるナット部材と、これらの内
側に配設されフレキシブル管の外周の環状谷部に係合し
て抜け止めする係合リングとを備え、フレキシブル管を
挿入して抜け止め状に接続する為の配管用継手であっ
て、前記継手本体は、外周部の雄ネジ部と、基端に形成
され係合リングを受け止める環状受止面と、フレキシブ
ル管の先端部を導入する導入孔とを有し、前記ナット部
材は、前記雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部と、係合リン
グに対向する壁面に形成され管挿入方向へ進む程軸心か
ら遠のくように傾斜した環状傾斜面と、前記導入孔に連
なる導入孔とを有し、前記係合リングは、その外周部に
前記環状傾斜面に当接する環状傾斜面を有すると共に内
周側部分に管挿入前にはフレキシブル管の外径以上の大
きさの内径でフレキシブル管の環状谷部に係合可能な環
状係合部を有し、縮径可能に分断リング状に構成され、
前記継手本体と係合リングとナット部材にフレキシブル
管の先端部分を挿入後、ナット部材を継手本体に螺合締
結し、係合リングを縮径させてその環状係合部をフレキ
シブル管の環状谷部に係合させるように構成したことを
特徴とするものである。
【0016】フレキシブル管の挿入時には、継手本体の
内部に配設された係合リングはフレキシブル管の外周の
環状山部以上の大きさの内径を有するので、フレキシブ
ル管は係合リングの環状係合部に接触することなく配管
用継手の内部に挿入される。フレキシブル管の先端部分
を継手本体の導入孔とナット部材の導入孔に挿入した
後、ナット部材の雌ネジ部を継手本体の雄ネジ部にに螺
合締結してナット部材をフレキシブル管の挿入方向へ移
動させると、係合リングの環状傾斜面がナット部材の環
状傾斜面に当接しつつ係合リングは縮径してその環状係
合部がフレキシブル管の環状谷部に係合し、フレキシブ
ル管は抜け止め状に接続される。
【0017】請求項5の配管用継手は請求項1〜4の何
れかの発明において、前記ナット部材は、管部材を接続
してロックした状態を識別する為のロック状態識別部を
有することを特徴とするものである。従って、このロッ
ク状態識別部により管部材の接続ロック状態を識別でき
るため、管部材の接続が不良のまま接続作業を終了して
しまうことがない。
【0018】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態について説
明する。図1に示すように、本実施形態は、配管用継手
として、水、湯、その他種々の液体、都市ガス、或いは
その他種々の気体を流通させる管部材としての金属製の
直管(以下金属管という)を挿入して抜け止め状に接続
する金属管用継手に本発明を適用したものである。この
金属管用継手1は、外部の配管3に螺合される継手本体
4と、この継手本体4に螺合接続されるナット部材5
と、これらの内側に配設され金属管2の外周に係合して
抜け止めする保持リング6とを備えている。この金属管
用継手1においては、継手本体4と保持リング6とナッ
ト部材5に金属管2の先端部分を挿入後、ナット部材5
を継手本体4に螺合締結して保持リング6の複数の係合
爪31を金属管2の外周面に食い込ませて金属管2をロ
ックする。
【0019】継手本体4は金属製(例えば真ちゅうまた
は青銅製)のものであり、図1に示すように、この継手
本体4は、外径が6角形のナット部4aと、ナット部4
aから先端側(金属管挿入方向)へ延びる筒部4bと、
基端側(金属管引抜き方向)へ延びる筒部4cとを一体
形成したものである。この筒部4bの外周部には配管3
が螺合される雄ネジ部10が形成され、筒部4bの先端
部付近には 挿入された金属管2を係止する環状の係止
部11が形成されている。継手本体4の内周側には金属
管2の先端部分を収容する収容穴12が形成され、継手
本体4の内側には流体通路13が形成されている。収容
穴12には2つのリング溝14,15が軸心16方向に
間隔を空けて形成され、これらのリング溝14,15に
は継手本体4と金属管2との間をシールする2つのOリ
ング14a,15aが夫々装着されている。
【0020】継手本体4の筒部4cの外周部には、ナッ
ト部材5を外嵌螺合させる為の雄ネジ部17が形成さ
れ、筒部4cの基端には、保持リング6に対向し先端側
に進む程軸心16側へ移行するように傾斜した環状傾斜
面18が形成されている。
【0021】ナット部材5は継手本体4と同様に金属製
のものであり、図1に示すように、このナット部材5
は、外径が6角形のナット部5aと基端側の環状壁部5
bを一体形成したものである。ナット部5aの内周側に
は雄ネジ部17に螺合可能な雌ネジ部20が形成されて
いる。環状壁部5bの内周側には、金属管2を導入する
導入孔21が形成され、環状壁部5bの保持リング6に
対向する先端側の壁面に前記環状傾斜面18と同方向に
傾斜した環状傾斜締結面22が形成されている。継手本
体4の筒部4cとナット部材5のナット部5aと環状壁
部5bにより保持リング6を収容する環状収容穴23が
形成されている。
【0022】継手本体4のナット部4aの基端には先端
側ほど大径化したテーパー面24aが形成され、ナット
部材4aの先端にはこのテーパー面24aと逆方向に傾
斜したテーパー面24bが形成され、これら2つのテー
パー面24a,24bにより環状溝24が形成されてい
る。この環状溝24には金属管2の挿入前にナット部材
5が継手本体4に螺合されるのを防ぐために、断面が略
3角形で拡径側へ変形可能なC形リング部材25(ロッ
ク状態識別部)が装着されている。ナット部材5が継手
本体4に螺合されると、このC形リング部材25はテー
パー面24a,24bにより押し出されて拡径するの
で、金属管2の接続状態を確認できる。
【0023】次に保持リング6について説明する。図1
〜図4に示すように、保持リング6は金属管2の外周面
に係合して金属管2を抜け止めする為のもので、ステン
レス製の薄板で構成され、前記環状収容穴23の内部に
配設されている。保持リング6の外周側部分には外形が
円形のリング部30が形成され、保持リング6の内周側
部分には例えば6つの係合爪31が形成されている。こ
のリング部30は軸心16と直交し、金属管2の挿入前
には、これらの係合爪31は前記環状傾斜面18と同方
向へ環状傾斜面18より軸心16に対して緩い角度(例
えば約45度)で傾斜し、保持リング6の内径は金属管
2の外径よりも大きく形成されている。各係合爪31は
略3角形状に形成され、係合爪31の先端には鋭く尖っ
た爪部31aが形成されている。
【0024】次に前記金属管用継手1の作用について説
明する。金属管2を挿入する前には、継手本体4は配管
3に部分的に螺合されており、継手本体4の基端部とナ
ット部材5の先端部とで形成される環状溝24にはC形
リング部材25が装着されており、ナット部材5は継手
本体4に仮止め程度に螺合されている。
【0025】この状態で、図1のように、右方より導入
孔21から継手本体4と保持リング6とナット部材5に
金属管2の先端部分を挿入する。このとき、保持リング
6の内径は金属管2の外径よりも大きいために、金属管
2は係合爪31に接触せずに継手本体4の受止部11に
金属管2の先端が当接するまで挿入される。
【0026】次に、図2に示すように、ナット部材5を
継手本体4に螺合締結していくと、ナット部材5の環状
傾斜締結面22により保持リング6は左方へ駆動され、
継手本体4の環状傾斜面18に当接する。保持リング6
の係合爪31は環状傾斜面18よりも緩く傾斜している
ため、環状傾斜面18と環状傾斜締結面22により、保
持リング6の内周側の複数の係合爪31は縮径側へ変形
し、係合爪31の爪部31aは金属管2の外周面に食い
込んで、金属管2はロック状態となる。
【0027】ナット部材5が継手本体4に完全に螺合締
結して左方へ移動したときに、環状溝24に装着されて
いるC形リング部材25は、環状溝24から外側へ押し
出されて拡径するため、金属管2の接続状態を確認でき
る。また、このC形リング部材25により金属管2を挿
入する前にはナット部材5が奥まで螺合しないように仮
止めされているため、誤ってナット部材5が螺合された
状態で金属管2を挿入するのを防ぐことができ、挿入時
に金属管2に疵をつけることがない。
【0028】以上の金属管用継手1によれば、金属管2
の挿入時には、保持リング6は金属管2の外径よりも大
きく拡径した状態で、ナット部材5を継手本体4に螺合
締結して保持リング6を縮径側へ変形させて、係合爪3
1を金属管2の外周面に係合させて金属管2を抜け止め
するように構成したので、挿入前に金属管2の先端部分
に拡管等の加工をする必要がなく、金属管2の接続の作
業工数を削減することができる。
【0029】金属管2の挿入時には、金属管2の外周面
に保持リング6の爪部31aが係合しないため、金属管
2の外周面に疵がつくことがなく、金属管2と継手本体
4との間のシール性が低下することがない。また、金属
管2の挿入抵抗が小さいので、軽い力で金属管2を挿入
接続することができ、操作性に優れる。
【0030】ナット部材5を継手本体4に完全に螺合締
結して左方へ移動したときに、C形リング部材25は環
状溝24から外側へ押し出されて拡径するため、金属管
2の接続状態を確認できる。また、このC形リング部材
25により金属管2を挿入する前にはナット部材5が奥
まで螺合しないように仮止めされているため、誤ってナ
ット部材5が螺合された状態で金属管2を挿入するのを
防ぐことができ、挿入時に金属管2に疵をつけることが
ない。
【0031】尚、硬質の金属管2(例えば鋼管やステン
レス管等)を挿入接続する場合には、係合爪31が金属
管2の外周面に係合するときの抵抗が大きいため、係合
爪31の数を少なめにして且つ爪部31aを極力鋭く形
成することが望ましい。
【0032】次に前記実施形態の変更形態について説明
する。 1)図5に示すように、管部材として合成樹脂製の直管
(以下樹脂管という)を接続する場合に本発明を適用す
る。この樹脂管用継手1Aは前記実施形態と略同様の構
造を有するが、ナット部材5Aのナット部40の基端に
おいて、金属製または合成樹脂製の環状のガイド部材4
2がナット部40の内周面と環状壁部41の先端側の面
に対して摺動可能に内嵌されている。このガイド部材4
2の先端側には継手本体4Aの環状傾斜面18Aと同方
向に傾斜した環状傾斜締結面22Aが設けられている。
また、ナット部材5Aを継手本体4Aに螺合締結した状
態では、環状傾斜面18Aと保持リング6Aとの間及び
保持リング6Aと環状傾斜締結面22Aとの間には隙間
が形成されるように構成されている。樹脂管43の先端
部分には樹脂管43が内側へ変形しないように剛性を高
めるための金属製のパイプ材43aが挿入装着されてい
る。
【0033】樹脂管43を挿入する場合において、前記
実施形態のように、係合爪45の爪部45aを鋭く形成
すると、樹脂管2Aの外周面は軟らかいために部分的に
爪部45aが樹脂管43を貫通する可能性もある。従っ
て、図6,図7に示すように、保持リング6Aの爪部4
5aをやや丸みを帯びた形状に形成し、係合爪45の数
を多くして係合する面積を大きくするのが望ましい。
【0034】さらに、図8に示すように、各係合爪45
の傾斜部45bの周方向両端部に直線状の衝突面45c
が形成され、この傾斜部45bは樹脂管43を挿入しな
い状態では、隣接する係合爪45の衝突面45cと衝突
面45cとの間には僅かな隙間が形成され、樹脂管43
を挿入接続した状態ではこの隙間は殆どない状態になる
ように各係合爪45を構成してもよい。この場合には、
樹脂管43を挿入接続した状態で、係合爪45が所定限
度内で引抜き側へ弾性変形したときに、隣接する係合爪
45の衝突面45cと衝突面45cが衝突して、これら
係合爪45がそれ以上縮径側へ変形しない。
【0035】この樹脂管用継手1Aにおいては、前記実
施形態と略同様の作用及び効果を有するが、ナット部材
5Aに環状のガイド部材42を装着したことで、樹脂管
43に回転力が作用した場合に、ガイド部材42がナッ
ト部40と環状壁部41に対して回転摺動することで樹
脂管43と保持リング6Aとガイド部材42が一体とな
って回転することができ、樹脂管43の外周面に係合爪
45の爪部45aにより疵がつくのを防止できる。ま
た、環状傾斜面18Aと保持リング6Aとの間及び保持
リング6Aと環状傾斜締結面22Aとの間に隙間が形成
されているので、樹脂管43にウォータハンマー現象等
により大きな引抜き力が作用した場合には、係合爪45
の爪部45aが樹脂管43の外周面により深く食い込ん
で樹脂管43を抜け止めすることができる。
【0036】各係合爪45を図8のように構成した場合
には、樹脂管43の大きな引抜き力が作用したときで
も、各係合爪45は所定限度内で引抜き側へ弾性変形
し、隣接する係合爪45の衝突面45cと衝突面45c
が衝突して、これら係合爪45はそれ以上縮径側へ変形
しないので、係合爪45が反転することなく、樹脂管4
3が抜け出すことがない。
【0037】2)保持リング6,6Aの係合爪31,4
5の数及び形状は前記実施形態及びその変更形態のもの
に限定される訳ではなく、種々の形状のものを採用でき
る。 3)前記の配管用継手1に接続する管部材は流体を通す
ためのシール性を必要とするものに必ずしも限定される
訳ではなく、例えば支持部材として用いられる管部材を
挿入接続する場合に対しても適用できる。このような用
途に使用されるときには、シール部材14a,15aは
不要である。
【0038】次に本発明を別の配管用継手に適用した形
態(第1別実施形態)について説明する。図9に示すよ
うな樹脂管用継手50は管部材として樹脂管51を抜け
止め状に挿入接続するためのものであり、この樹脂管用
継手50は、外部の機器等に固定される継手本体52
と、この継手本体52に係合して接続されるナット部材
53と、これらの内側に配設され樹脂管51の外周に係
合して抜け止めする保持リング54とを備えている。
【0039】継手本体52は例えば樹脂製のものであ
り、この継手本体52は、外部の機器等に固定される筒
部52aと筒部52aの基端側に装着された環状部材5
2bを備えている。筒部52aの先端部には挿入された
樹脂管51を係止する環状の係止部60が形成され、筒
部52aの先端部内周側には樹脂管51の先端部を収容
する収容穴61が形成され、継手本体の内側には流体通
路62が形成されている。収容穴61の基端部にはリン
グ装着穴63が形成され、このリング装着穴63には継
手本体52と樹脂管51との間をシールするOリング6
3aが装着されている。筒部52aの基端部内周側に
は、環状部材52bを装着するための装着穴64が形成
され、装着穴64から筒部52aの外周面に貫通し環状
部材52bが抜け止め状に係合される係合孔65も形成
されている。
【0040】筒部52aの軸心方向途中部の外周部に
は、樹脂管51が挿入接続された状態でナット部材53
が抜け止め状に係合するための外側に楔状に突出した複
数の係合部66(例えば8つ)が形成されている。これ
ら係合部66には樹脂管挿入方向からナット部材53を
係合させやすくし且つナット部材53が樹脂管引抜き方
向へ抜け落ちないようにするために、先端側へ大径化す
る基端側の環状のテーパー面66aと、先端側の環状の
鉛直面66bが形成されている。この係合部66より基
端側には、樹脂管51が接続される前の状態でナット部
材53を抜け止めするための外側に突出した複数の係合
部67(例えば8つ)も設けられている。係合部66は
樹脂管51の接続時にナット部材53との係合が容易に
外れないように、係合部67よりも外側に突出して形成
されている。
【0041】環状部材52bは筒部52aの基端部の装
着穴64に装着され、環状部材52bの基端には、保持
リング54に対向し樹脂管51の挿入方向に進む程軸心
68側へ移行するように傾斜した環状傾斜面69が形成
されている。環状部材52bの外周面には筒部52aの
係合孔65に係合して環状部材52bを抜け止めする為
の突出部70が形成されている。
【0042】ナット部材53は合成樹脂により構成さ
れ、このナット部材53は、先端側の筒部53aと基端
側の環状壁部53bが一体に形成されたものである。筒
部53aの軸心方向途中部には内周面から外周面に貫通
する複数の貫通孔71(被係合部に相当する)が形成さ
れている。これら貫通孔71は前記係合部66に係合可
能であり、係合部66と同数設けられている。後述のよ
うに、貫通孔71が係合部66と係合したときに、保持
リング54は樹脂管51の外周に係合して樹脂管51を
抜け止めし、これら貫通孔71と係合部66の係合状態
は目視にて容易に確認できるため、貫通孔71はロック
状態識別部としての役割も果たす。筒部53bの内周側
には軸心方向に形成され係合部67と同数の横溝72が
形成され、ナット部材53が継手本体52に係合する際
には、各係合部67はこれら横溝72に沿ってナット部
材53に対して相対的に移動する。
【0043】環状壁部53bの内周側には、樹脂管51
を導入する導入孔73が形成され、環状壁部53bの保
持リング54に対向する先端側の壁面には前記環状傾斜
面69と同方向に傾斜した環状傾斜締結面74が形成さ
れている。継手本体52の筒部52aの基端部とナット
部材53の筒部53aと環状壁部53bにより保持リン
グ54を収容する環状収容穴75が形成されている。
【0044】樹脂管51の外周面に係合して樹脂管51
を抜け止めする保持リング54は、ステンレス製の薄板
で構成され、前記環状収容穴75の内部に配設されてい
る。この保持リング54の内周側部分には複数の係合爪
76が形成され、各係合爪の先端には爪部76aが形成
されている。この保持リング54は、図6〜図8に示す
ような前記変更形態の保持リング6Aと同様の構造を有
するので説明を省略する。
【0045】次に前記樹脂管用継手50の作用について
説明する。図9に示すように、樹脂管51を挿入する前
には、ナット部材53は継手本体52の係合部67に係
合して仮止めされた状態である。樹脂管51の先端部分
には樹脂管51が内側へ変形しないように剛性を高める
ためのパイプ材51aが密着状に挿入されている。この
状態で右方より導入孔73から継手本体52と保持リン
グ54とナット部材53に樹脂管51の先端部分を挿入
する。このとき、保持リング54の内径は樹脂管51の
外径よりも大きいため、樹脂管51は係合爪76に接触
せずに継手本体52の受止部60に樹脂管51の先端が
当接するまで挿入される。
【0046】次にナット部材53を樹脂管挿入方向へ押
し込むと、係合部67と貫通孔71の係合が解除され
て、ナット部材53は樹脂管挿入方向へ移動する。その
後、ナット部材53の先端部が 係合部66の位置に達
すると、ナット部材53の先端部はテーパー面66aに
ガイドされて係合部66を乗り越え、貫通孔71の内周
面の先端側部分が係合部66の鉛直面66bと係合し、
ナット部材53は抜け止めされる。
【0047】このとき、ナット部材53の環状傾斜締結
面74により保持リング54は左方へ駆動され、継手本
体52の環状傾斜面69に当接する。保持リング54の
係合爪76は環状傾斜面69よりも緩く傾斜しているた
め、環状傾斜面69と環状傾斜締結面74により、保持
リング54は縮径側へ変形し、係合爪76の爪部76a
は樹脂管51の外周面に食い込んで、樹脂管51はロッ
ク状態となる。継手本体52の係合部66とナット部材
53の貫通孔71の係合状態を確認することで樹脂管5
1のロック状態を容易に識別できる。
【0048】以上の樹脂管用継手50によれば、継手本
体51の外周部に形成された係合部66はテーパー面6
6aと鉛直面66bを有するので、ナット部材53が係
合するときには、テーパー面66aでナット部材53の
樹脂管挿入方向への移動をガイドし、ナット部材53が
係合しているときはナット部材53の貫通孔71の内周
面先端側部分が鉛直面66bと係合し、ナット部材53
を継手本体52に比較的容易に係合させることができ、
且つ確実に係合させることができる。
【0049】係合部66と貫通孔71が係合したときに
係合爪76の爪部76aは樹脂管51の外周に係合して
樹脂管51をロックし、係合部66と貫通孔71の係合
状態は外部から容易に確認できるため、樹脂管51のロ
ック状態を容易に識別できる。その他、前記実施形態及
びその変更形態と略同様の効果を有する。尚、継手本体
52は金属製のものであってもよく、この場合には、筒
部52aと環状部材52bを一体形成することができ部
品数を減らすことができる。
【0050】次に本発明をフレキシブル管用継手に適用
した形態(第2別実施形態)について説明する。図11
に示すようなフレキシブル管用継手80は管部材として
金属製のフレキシブル管81を挿入して抜け止め状に接
続するためのものであり、このフレキシブル管用継手8
0は、外部の配管82に螺合される継手本体83と、こ
の継手本体83に螺合接続されるナット部材84と、こ
れらの内側に配設されフレキシブル管81の外周の環状
谷部81aに係合して抜け止めする係合リング85とを
備えている。
【0051】継手本体83は金属製(例えば真ちゅうま
たは青銅製)のものであり、この継手本体83は、外径
が6角形のナット部83aと、ナット部83aから先端
側へ延びる筒部83bと基端側へ延びる筒部83cとを
一体形成したものである。筒部83bの外周部には配管
82が螺合される雄ネジ部90が形成されている。
【0052】継手本体83のナット部83aの基端側外
周部には、ナット部材84を外嵌螺合させる為の雄ネジ
部91が形成されている。筒部83cの基端には係合リ
ング85を受け止める環状受止面92が形成され、筒部
83cの基端部内周側にはフレキシブル管81の先端部
を導入する導入孔93と導入孔93に連なるシール溝9
4が形成されている。シール溝94には合成ゴム製の環
状のシール部材94aが装着されている。継手本体83
の内側には流体通路95が形成されている。
【0053】継手本体83のナット部83aの雄ネジ部
91の先端側には環状の溝部96が形成され、この溝部
96にはフレキシブル管81の挿入前にナット部材84
が継手本体83に螺合されるのを防ぐために拡径側へ変
形可能なC形リング部材97が装着されている。フレキ
シブル管81の挿入時にナット部材84が継手本体83
に螺合されていくと、このC形リング部材97はナット
部材84の先端により押し出されて拡径し溝部96から
外れる。
【0054】ナット部材84は継手本体83と同様に金
属製のものであり、このナット部材84は先端側の筒部
84aと基端側の環状壁部84bとを一体形成したもの
である。筒部84aの内周側には、雄ネジ部91に螺合
可能な雌ネジ部100が形成されている。環状壁部84
bの外周部は外径が6角形状に形成されている。環状壁
部84bの係合リング85に対向する先端側の壁面に
は、フレキシブル管81の挿入方向へ進む程軸心101
から遠のくように傾斜した環状傾斜面102が形成さ
れ、環状壁部83bの内周側にはフレキシブル管81を
導入する導入孔103が形成されている。
【0055】環状壁部84bにはフレキシブル管81の
ロックした状態を識別するための識別ピン104(ロッ
ク状態識別部)を装着するためのピン穴105が形成さ
れている。このピン穴105の内部には識別ピン104
とスプリング106が配設され、識別ピン104の先端
部付近にはスプリング106の先端が係合する環状突起
部104aが設けられ、識別ピン104はスプリング1
06により管挿入方向へ弾性付勢されている。スプリン
グ106はピン穴105の軸心方向途中部に形成された
スプリング受け部107で受け止められている。フレキ
シブル管81の接続前においては識別ピン104の先端
は係合リング85の環状傾斜面110に当接して識別ピ
ン104は管挿入方向への移動を係止されている。
【0056】次に係合リング85について説明する。図
11〜図13に示すように、合成樹脂製の係合リング8
5は、外周部にナット部材84の環状傾斜面102に当
接する環状傾斜面110を有すると共に内周側部分に管
挿入前にはフレキシブル管81の外径以上の大きさの内
径でフレキシブル管81の環状谷部81aに係合可能な
環状係合部111を有する。
【0057】図13に示すように、係合リング85の周
方向の1箇所には係合リング85を縮径可能とする為の
分断部112が形成され、フレキシブル管81が接続さ
れる前には分断部112が2〜3mm開いており、フレ
キシブル管81が挿入接続されたときには分断部112
の隙間がほとんど零の状態となる。さらに、係合リング
85の縮径を促進する為に、係合リング85の外周側に
は例えば6つの切欠き部113が周方向に等間隔に外周
側開放状に形成され、これら切欠き部113の幅は識別
ピン104の外径よりもかなり小さく形成されている。
係合リング85の内周側には前記6つの切欠き部113
に対応させて内周側開放状に6つの切欠き部114が形
成されている。
【0058】次に前記のフレキシブル管用継手80の作
用について説明する。まず、フレキシブル管81を挿入
する前には、継手本体83は配管82に螺合されている
状態であるものとする。また、継手本体83の外周部の
環状溝96にはC形リング部材97が装着されており、
ナット部材84は継手本体83に仮止め程度に螺合され
ている。
【0059】この状態で、図11のように右方より導入
孔103から継手本体83と係合リング85とナット部
材84にフレキシブル管81の先端部分を挿入する。こ
のとき、係合リング85の内径はフレキシブル管81の
外径よりも大きいために、フレキシブル管81の先端部
分は係合リング85の環状係合部111に接触せずに継
手本体83の内部に装着されたシール部材94aにフレ
キシブル管81の先端が接触するまで挿入される。
【0060】次に、ナット部材84を継手本体83に螺
合締結していくと、ナット部材84の環状傾斜面102
に係合リング85の環状傾斜面110が当接しているた
め、ナット部材84の管挿入方向への移動に伴ってナッ
ト部材84の環状傾斜面102により係合リング85が
縮径し、係合リング85の環状係合部111がフレキシ
ブル管81の環状谷部81aに係合し、フレキシブル管
81は抜け止め状に接続される。このときに、係合リン
グ85の基端は環状壁部84bに当接しているため、使
用状態において、ウォータハンマー現象等により、フレ
キシブル管81に強力な引抜き力が作用した場合でもフ
レキシブル管81が引き抜かれることはなく、安定した
接続状態を維持できる。
【0061】係合リング85が縮径すると、係合リング
85の環状傾斜部110が軸心101側へ移動するか
ら、環状傾斜部110で係止されていた識別ピン104
がスプリング106に付勢されて管挿入方向へ移動し、
外側へ突出していた識別ピン104の基端側部分が環状
壁部84bの内部に収納される。従って、フレキシブル
管81の接続状態を容易に確認することができる。
【0062】以上のフレキシブル管用継手80によれ
ば、フレキシブル管81の挿入時には、係合リング85
はフレキシブル管81の外径以上の大きさの内径を有す
るので、フレキシブル管81の環状谷部81aに係合リ
ング85の環状係合部111が係合しないため、フレキ
シブル管80の挿入抵抗が小さくなり、軽い力で挿入接
続でき操作性に優れる。また、係合リング85の内外周
面には夫々切欠き部113,114が形成されているた
め、係合リング85の縮径側への弾性変形を促進するこ
とができる。
【0063】係合リング85の基端は環状壁部84bに
当接しているため、使用状態において、ウォータハンマ
ー現象等により、フレキシブル管81に強力な引抜き力
が作用した場合でもフレキシブル管81が引き抜かれる
ことはなく、安定した接続状態を維持できる。また、フ
レキシブル管81が挿入されて抜け止め状に接続された
状態では、識別ピン104がナット部材84の内部に収
納されるため、接続状態を容易に確認することができ
る。
【0064】尚、係合リング85の形状は前記第2別実
施形態のものに限定されるものではなく、フレキシブル
管81の挿入前に係合リング85をフレキシブル管81
の外径以上に拡大した状態に維持でき、ナット部材84
を継手本体83に螺合させてナット部材84の環状傾斜
部102により縮径側へ弾性変形して環状係合部111
をフレキシブル管81の環状谷部81aに係合させる構
造であればよい。また、ナット部材84を継手本体83
に螺合させたときに、識別ピン104が係合リング85
の環状傾斜面111により基端側へ押し出されて、識別
ピン104の基端側部分が環状壁部84bの外側へ突出
するように構成してもよい。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明に係る配管用継手によれ
ば、継手本体と、この継手本体に螺合接続されるナット
部材と、これらの内側に配設され管部材の外周に係合し
て抜け止めする保持リングとを備え、管部材を挿入して
抜け止め状に接続する為の配管用継手であって、継手本
体は、基端部の外周部の雄ネジ部と、保持リングに対向
する基端に形成され管部材の挿入方向に進む程軸心側へ
移行するように傾斜した環状傾斜面とを備え、ナット部
材は、雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部と、保持リングに
対向する壁面に形成され環状傾斜面と同方向に傾斜した
環状傾斜締結面とを備え、保持リングは、環状傾斜面と
同方向へ環状傾斜面よりも緩く傾斜した内周側部分に複
数の係合爪を有すると共に管部材の挿入前には管部材の
外径以上の大きさの内径を有し、継手本体と保持リング
とナット部材に管部材の先端部分を挿入後、ナット部材
を継手本体に螺合締結して保持リングの複数の係合爪を
管部材の外周面に食い込ませるように構成したので、以
下の効果を有する。
【0066】管部材の挿入時には保持リングは管部材の
外径よりも大きいため、管部材を保持リングの係合爪に
接触することなく挿入でき、挿入時に管部材の外表面に
疵がつくことがなく、管部材の挿入抵抗も少なく容易に
挿入できる。また、管部材の挿入後にナット部材を継手
本体に螺合締結してナット部材を管部材挿入方向へ移動
させると、継手本体の環状傾斜面とナット部材の環状傾
斜締結面により保持リングの係合爪は縮径側へ変形して
係合爪が管部材の外表面に食い込むので、管部材を確実
に抜け止めすることができる。
【0067】請求項2の発明に係る配管用継手によれ
ば、継手本体と、この継手本体に係合して接続されるナ
ット部材と、これらの内側に配設され管部材の外周に係
合して抜け止めする保持リングとを備え、管部材を挿入
して抜け止め状に接続する為の配管用継手であって、継
手本体は、外周部の係合部と、保持リングに対向する基
端に形成され管部材の挿入方向に進む程軸心側へ移行す
るように傾斜した環状傾斜面とを備え、ナット部材は、
管部材挿入方向への移動により係合部に抜け止め状に係
合可能な被係合部と、保持リングに対向する壁面に形成
され環状傾斜面と同方向に傾斜した環状傾斜締結面とを
備え、保持リングは、環状傾斜面と同方向へ環状傾斜面
よりも緩く傾斜した内周側部分に複数の係合爪を有する
と共に管部材の挿入前には管部材の外径以上の大きさの
内径を有し、継手本体と保持リングとナット部材に管部
材の先端部分を挿入後、ナット部材の被係合部を継手本
体の係合部に係合させて保持リングの複数の係合爪を管
部材の外周面に食い込ませるように構成したので以下の
効果を有する。
【0068】管部材の挿入時には保持リングは管部材の
外径よりも大きいため、管部材を保持リングの係合爪に
接触することなく挿入でき、挿入時に管部材の外表面に
疵がつくことがなく、管部材の挿入抵抗も少なく容易に
挿入できる。また、管部材の挿入後にナット部材を管部
材挿入方向へ移動させ継手本体の係合部にナット部材の
被係合部を係合させると、継手本体の環状傾斜面とナッ
ト部材の環状傾斜締結面により保持リングの係合爪は縮
径側へ変形して係合爪が管部材の外表面に食い込むの
で、管部材を確実に抜け止めすることができる。
【0069】請求項3の発明によれば、保持リングの複
数の係合爪は、管部材挿入方向に進む程軸心側へ移行す
るように管部材の軸心に対して傾斜状に配置され、管部
材から作用する引抜き力により複数の係合爪が所定の限
度内で弾性変形した状態では、隣接する係合爪同士が接
触して縮径側へ変形しないように構成されているので以
下の効果を有する。
【0070】保持リングの複数の係合爪が、管部材の引
抜きに抵抗できるように傾斜しており、管部材から作用
する引抜き力により複数の係合爪が所定の限度内で弾性
変形した状態では、隣接する係合爪同士が接触して縮径
側へ変形しないので、ウォータハンマー等の現象により
大きな引抜き力が作用した場合にも、複数の係合爪が前
記の傾斜状態を維持し、管部材引抜き側へ反転した状態
に変形することがないから、管部材を接続する安定性と
信頼性に優れる。その他請求項1又は2と同様の効果を
有する。
【0071】請求項4に係る配管用継手によれば、継手
本体と、この継手本体に螺合接続されるナット部材と、
これらの内側に配設されフレキシブル管の外周の環状谷
部に係合して抜け止めする係合リングとを備え、フレキ
シブル管を挿入して抜け止め状に接続する為の配管用継
手であって、継手本体は、外周部の雄ネジ部と、基端に
形成され係合リングを受け止める環状受止面と、フレキ
シブル管の先端部を導入する導入孔とを有し、ナット部
材は、雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部と、係合リングに
対向する壁面に形成され管挿入方向へ進む程軸心から遠
のくように傾斜した環状傾斜面と、導入孔に連なる導入
孔とを有し、係合リングは、その外周部に環状傾斜面に
当接する環状傾斜面を有すると共に内周側部分に管挿入
前にはフレキシブル管の外径以上の大きさの内径でフレ
キシブル管の環状谷部に係合可能な環状係合部を有し、
縮径可能に分断リング状に構成され、継手本体と係合リ
ングとナット部材にフレキシブル管の先端部分を挿入
後、ナット部材を継手本体に螺合締結し、係合リングを
縮径させてその環状係合部をフレキシブル管の環状谷部
に係合させるように構成したので、以下の効果を有す
る。
【0072】フレキシブル管の挿入時には係合リングは
フレキシブル管の外径よりも大きいため、フレキシブル
管を係合リングの環状係合部に接触することなく挿入で
き、挿入抵抗が少なく容易に挿入できる。また、フレキ
シブル管の挿入後にナット部材を継手本体に螺合締結し
てナット部材をフレキシブル管挿入方向へ移動させる
と、係合リングの環状傾斜面がナット部材の環状傾斜面
に当接しつつ係合リングは縮径してその環状係合部がフ
レキシブル管の環状谷部に係合し、管部材を確実に抜け
止めすることができる。
【0073】請求項5の発明によれば、ナット部材は、
管部材を接続してロックした状態を識別する為のロック
状態識別部を有するので、このロック状態識別部により
管部材の接続ロック状態を識別でき、管部材の接続が不
良のまま接続作業を終了してしまうことがない。その他
請求項1〜4と同様の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る金属管用継手(金属管
挿入状態)の縦断面図である。
【図2】金属管用継手(金属管ロック状態)の縦断面図
である。
【図3】保持リングの端面図である。
【図4】図3のIV-IV 線断面図である。
【図5】変更形態の樹脂管用継手の要部断面図である。
【図6】変更形態の図3相当図である。
【図7】図6のVII-VII 線断面図である。
【図8】保持リング(反転防止状態)の要部拡大図であ
る。
【図9】第1別実施形態に係る樹脂管用継手(樹脂管挿
入状態)の縦断面図である。
【図10】樹脂管用継手(樹脂管ロック状態)の縦断面
図である。
【図11】第2別実施形態に係るフレキシブル管用継手
(管挿入状態)の縦断面図である。
【図12】フレキシブル管用継手(管ロック状態)の縦
断面図である。
【図13】係合リングの端面図である。
【図14】従来の配管用継手の縦断面図である。
【符号の説明】
1 金属管用継手 1A,50 樹脂管用継手 2 金属管 2A,51 樹脂管 4,4A,52,83 継手本体 5,5A,53,84 ナット部材 6,6A,54 保持リング 18,18A,69 環状傾斜面 22,22A,74 環状傾斜締結面 25 C形リング部材 31,45,76 係合爪 31a,45a,76a 爪部 66 係合部 71 貫通孔 80 フレキシブル管用継手 81 フレキシブル管 81a 環状谷部 85 係合リング 102 環状傾斜部 104 識別ピン 110 環状傾斜部 111 環状係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 日出彦 神戸市中央区江戸町93番地 株式会社ノー リツ内 (72)発明者 大谷 裕典 東大阪市布市町4丁目3番19号 株式会社 光洋内 (72)発明者 柏木 義行 東大阪市布市町4丁目3番19号 株式会社 光洋内 Fターム(参考) 3H014 GA03 3H017 CA05 CA06 CA08 3H019 HA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体と、この継手本体に螺合接続さ
    れるナット部材と、これらの内側に配設され管部材の外
    周に係合して抜け止めする保持リングとを備え、管部材
    を挿入して抜け止め状に接続する為の配管用継手であっ
    て、 前記継手本体は、基端部の外周部の雄ネジ部と、保持リ
    ングに対向する基端に形成され管部材の挿入方向に進む
    程軸心側へ移行するように傾斜した環状傾斜面とを備
    え、 前記ナット部材は、前記雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部
    と、保持リングに対向する壁面に形成され環状傾斜面と
    同方向に傾斜した環状傾斜締結面とを備え、前記保持リ
    ングは、環状傾斜面と同方向へ環状傾斜面よりも緩く傾
    斜した内周側部分に複数の係合爪を有すると共に管部材
    の挿入前には管部材の外径以上の大きさの内径を有し、 前記継手本体と保持リングとナット部材に管部材の先端
    部分を挿入後、ナット部材を継手本体に螺合締結して保
    持リングの複数の係合爪を管部材の外周面に食い込ませ
    るように構成したことを特徴とする配管用継手。
  2. 【請求項2】 継手本体と、この継手本体に係合して接
    続されるナット部材と、これらの内側に配設され管部材
    の外周に係合して抜け止めする保持リングとを備え、管
    部材を挿入して抜け止め状に接続する為の配管用継手で
    あって、 前記継手本体は、外周部の係合部と、保持リングに対向
    する基端に形成され管部材の挿入方向に進む程軸心側へ
    移行するように傾斜した環状傾斜面とを備え、 前記ナット部材は、管部材挿入方向への移動により前記
    係合部に抜け止め状に係合可能な被係合部と、保持リン
    グに対向する壁面に形成され環状傾斜面と同方向に傾斜
    した環状傾斜締結面とを備え、 前記保持リングは、環状傾斜面と同方向へ環状傾斜面よ
    りも緩く傾斜した内周側部分に複数の係合爪を有すると
    共に管部材の挿入前には管部材の外径以上の大きさの内
    径を有し、 前記継手本体と保持リングとナット部材に管部材の先端
    部分を挿入後、ナット部材の被係合部を継手本体の係合
    部に係合させて保持リングの複数の係合爪を管部材の外
    周面に食い込ませるように構成したことを特徴とする配
    管用継手。
  3. 【請求項3】 前記保持リングの複数の係合爪は、管部
    材挿入方向に進む程軸心側へ移行するように管部材の軸
    心に対して傾斜状に配置され、管部材から作用する引抜
    き力により複数の係合爪が所定の限度内で弾性変形した
    状態では、隣接する係合爪同士が接触して縮径側へ変形
    しないように構成されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の配管用継手
  4. 【請求項4】 継手本体と、この継手本体に螺合接続さ
    れるナット部材と、これらの内側に配設されフレキシブ
    ル管の外周の環状谷部に係合して抜け止めする係合リン
    グとを備え、フレキシブル管を挿入して抜け止め状に接
    続する為の配管用継手であって、 前記継手本体は、外周部の雄ネジ部と、基端に形成され
    係合リングを受け止める環状受止面と、フレキシブル管
    の先端部を導入する導入孔とを有し、 前記ナット部材
    は、雄ネジ部に螺合可能な雌ネジ部と、係合リングに対
    向する壁面に形成され管挿入方向へ進む程軸心から遠の
    くように傾斜した環状傾斜面と、前記導入孔に連なる導
    入孔とを有し、 前記係合リングは、その外周部に前記環状傾斜面に当接
    する環状傾斜面を有すると共に内周側部分に管挿入前に
    はフレキシブル管の外径以上の大きさの内径でフレキシ
    ブル管の環状谷部に係合可能な環状係合部を有し、縮径
    可能に分断リング状に構成され、 前記継手本体と係合リングとナット部材にフレキシブル
    管の先端部分を挿入後、ナット部材を継手本体に螺合締
    結し、係合リングを縮径させてその環状係合部をフレキ
    シブル管の環状谷部に係合させるように構成したことを
    特徴とする配管用継手。
  5. 【請求項5】 前記ナット部材は、管部材を接続してロ
    ックした状態を識別する為のロック状態識別部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の配管用
    継手。
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