JP2020170945A - 原稿読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の原稿のスキャン動作において重送を検知された原稿の画像読取を適切に行う。【解決手段】原稿読取装置5は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部6と、画像読取部6へ原稿を搬送する原稿搬送部7と、表示器を含む操作表示部とを備える。原稿搬送部7は、画像読取部6へ搬送される原稿の重送を検知する重送検知部41を備える。原稿読取装置5は、複数の原稿について、原稿搬送部7による原稿搬送と画像読取部6による画像読取とを含む搬送読取を実行中に、重送検知部41が原稿の重送を検知した場合、重送が検知された重送原稿に後続する後続原稿の搬送読取を停止する。原稿読取装置5は、重送原稿の再読取動作として、重送原稿だけの載置を促し、重送検知部41の重送検知機能をオフにし、重送原稿の搬送読取を再度実行した後、後続原稿の再開動作として、重送検知機能をオンにし、後続原稿の搬送読取を再開する。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿搬送及び画像読取等のスキャン動作を行う原稿読取装置及びこの原稿読取装置を備える画像形成装置に関する。
複合機等の画像形成装置は、原稿搬送及び画像読取等のスキャン動作を行う原稿読取装置を備える。原稿読取装置は、原稿を読み取って画像データを取得するスキャナー等の画像読取部と、原稿を一枚ずつ画像読取部へ搬送する原稿搬送部とを備える。
例えば、特許文献1のシート搬送装置(原稿搬送部)は、重送センサーにより原稿の重送が検知されると、原稿の搬送及び読取を中断し、搬送路中の原稿が原稿トレイに載置し直されると、重送検知を無効にしてジョブを再開させるか、重送検知有効にしたままジョブを再開させるかを利用者に選択させるための画面を表示する。
特開2017−52593号公報
従来、原稿読取装置では、原稿が重送されると、重なった状態の原稿が読み取られて欠落した画像データを取得することがあるので、原稿の重なりを重送として検知した場合に、原稿搬送及び画像読取等のスキャン動作を停止する。上記した原稿搬送部では、原稿の重送を検知したとき、その原稿を読み取らないので、重送が検知された原稿についてジョブを再開し、即ち、スキャン動作をやり直している。また、スキャン動作がやり直される際に原稿の重送を検知するか否かの設定を可能にしている。
ところで、付箋や写真、書類等の添付物を貼り付けたままで原稿のスキャン動作を行うことがあるが、従来の原稿読取装置は、原稿に貼られた添付物を重送として検知してしまう。原稿に貼られた添付物の重送検知を回避するためには、上記したように、重送検知を無効に設定するか、あるいは原稿から添付物を外す必要がある。重送検知を無効に設定すると、原稿に貼られた添付物は重送として検知されなくなるが、2枚以上の原稿の重送が生じた場合に、この重送を検知することができないので、スキャン動作結果にページの抜けが発生してしまう。また、原稿から添付物を外すと、添付物が貼られた状態の原稿の画像データを取得することができなくなる。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、複数の原稿のスキャン動作において重送を検知された原稿の画像読取を適切に行うことを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明の原稿読取装置は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、前記画像読取部へ前記原稿を搬送する原稿搬送部と、表示器を含み、ユーザーからの操作入力を受け付ける操作表示部と、を備え、前記原稿搬送部は、前記画像読取部へ搬送される前記原稿の重送を検知する重送検知部を備え、複数の前記原稿について、前記原稿搬送部による原稿搬送と前記画像読取部による画像読取とを含む搬送読取を実行中に、前記重送検知部が前記原稿の重送を検知した場合、重送が検知された重送原稿に後続する後続原稿の前記搬送読取を停止し、前記重送原稿の再読取動作として、前記重送原稿1枚だけの前記原稿搬送部への載置を促す表示を前記表示器に表示すると共に前記重送検知部の重送検知機能をオフにし、前記重送原稿の前記搬送読取を再度実行した後、前記後続原稿の再開動作として、前記重送検知機能をオンにすると共に前記後続原稿の前記搬送読取を再開することを特徴とする。
また、上記の原稿読取装置は、複数の前記原稿の前記搬送読取を実行中に、前記重送検知部が、前記原稿の重送を連続して検知した場合、又は前記原稿の重送を所定回数検知した場合、それ以降の前記再開動作で前記重送検知機能を常時オフにするか否かのユーザー選択を、ユーザーの操作を受け付ける操作部を介して入力し、前記重送検知機能の常時オフのユーザー選択を入力した場合、それ以降の前記再開動作で前記重送検知機能を常時オフにしてもよい。
更に、上記の原稿読取装置は、前記重送検知部は、前記原稿の重送を検知する複数のセンサーを前記原稿の搬送方向に直交する幅方向に間隔を空けて配置して構成され、前記複数のセンサーのうちの一のセンサーが前記原稿の重送を検知した場合、前記再読取動作において、前記一のセンサーの前記重送検知機能をオフにする一方、前記複数のセンサーのうちの他のセンサーの前記重送検知機能をオンにしてもよい。
また、本発明の画像形成装置は、画像を形成する画像形成部と、上記の原稿読取装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の原稿のスキャン動作において重送を検知された原稿の画像読取を適切に行うことができる。
本発明の実施形態に係る複合機を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る複合機の原稿読取装置を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る複合機において、スキャン動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る複合機において、スキャン動作に用いられる複数の原稿の例を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る複合機において、スキャン動作に用いられる複数の原稿及びこれらの原稿から得られた画像データの例を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る複合機において、再読取時の重送原稿の載置の指示画面の例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る複合機において、スキャン動作に用いられる複数の原稿及びこれらの原稿から得られた画像データの例を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る複合機において、搬送読取の再開時の後続原稿の載置の指示画面の例を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る複合機において、スキャン動作に用いられる複数の原稿及びこれらの原稿から得られた画像データの例を示す概要図である。 本発明の他の実施形態に係る複合機において、重送原稿の再読取時及び後続原稿の再開時の重送検知機能の問合せ画面の例を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る複合機において、重送検知部の複数の重送センサー動作例を示す概要図である。
先ず、本発明の実施形態に係る複合機1(画像形成装置)の全体の構成について図1を参照しながら説明する。以下、説明の便宜上、図1における紙面手前側を複合機1の前側とする。各図に適宜付される矢印L、R、U、Loは、それぞれ複合機1の左側、右側、上側、下側を示す。
複合機1は、略箱型状の装置本体2を備える。装置本体2内の下部には画像形成に用いる用紙を収納する複数の給紙カセット3が設けられる。装置本体2の上部の胴内空間には、排紙トレイ4が設けられる。
装置本体2の上部には、原稿搬送及び画像読取等のスキャン動作を行う原稿読取装置5が設けられ、原稿読取装置5は、図1及び図2に示すように、原稿から画像を読み取る画像読取部6と、画像読取部6へ原稿を搬送する原稿搬送部7とを備える。画像読取部6及び原稿搬送部7において、主に左右方向が原稿の搬送方向であり、以下の説明では、この搬送方向を原稿の長さ方向とし、搬送方向に直交する方向を原稿の幅方向(前後方向)とする。画像読取部6及び原稿搬送部7の詳細は後述する。
更に、装置本体2の上部には、操作表示部8(操作部)が正面側に取り付けられる。操作表示部8は、例えば、テンキー、スタートキー、システムメニューキー、送信キー、コピーキー等の操作キーと、タッチパネル等の表示器とを備え、ユーザーからの操作入力を受け付ける。
装置本体2の中央部には、像担持体としての中間転写ベルト10が複数のローラー間に架設される。中間転写ベルト10の下側には、画像を形成する4つの画像形成部11がトナーの色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色)毎に設けられる。4つの画像形成部11の下方には、露光部12が設けられる。中間転写ベルト10の右端には、二次転写部13が設けられ、中間転写ベルト10の左端には、中間転写ベルト10を清掃するクリーニングユニット14が設けられる。二次転写部13は、中間転写ベルト10の右端側の一部と二次転写ローラーとで構成される。
各画像形成部11には、像担持体としての感光体ドラムが回転可能に設けられ、感光体ドラムの周囲には、帯電部と、現像部と、一次転写部と、除電部と、クリーニング部とが、電子写真のプロセス順に配置される。現像部の上方には、各画像形成部11と対応するトナーコンテナが、トナーの色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色)毎に設けられ、各トナーコンテナは、各色のトナーを収容する。
装置本体2の右部には、画像形成に用いる用紙の搬送経路15が設けられる。搬送経路15の上流部には、複数の給紙部16が複数の給紙カセット3毎に設けられる。搬送経路15の中流部には、上記の二次転写部13が設けられる。搬送経路15の下流部には、定着部17が設けられ、搬送経路15の下流端には排紙部18が設けられる。
次に、複合機1の画像形成動作について説明する。複合機1では、画像読取部6や外部のコンピューター等から画像データが入力される。各画像形成部11では、感光体ドラムが、帯電部によって帯電された後、露光部12によって画像データに基づいて露光されることで、感光体ドラム上に静電潜像が形成される。感光体ドラム上の静電潜像は、現像部によって各色のトナー像に現像される。感光体ドラム上のトナー像は、一次転写部によって中間転写ベルト10の表面に一次転写される。以上の動作を4つの画像形成部11が順次行うことによって、中間転写ベルト10上にフルカラーのトナー像(カラートナー像)が形成される。カラートナー像は、中間転写ベルト10の回転によって、所定の二次転写タイミングで二次転写部13へ供給される。
他方、給紙カセット3に収納された用紙は、給紙部16によって取り出されて搬送経路15上を搬送される。そして、搬送経路15上の用紙は、上記の所定の二次転写タイミングで二次転写部13へ搬送される。二次転写部13では、中間転写ベルト10上のカラートナー像が用紙に二次転写される。カラートナー像を二次転写された用紙は、搬送経路15を下流側へ搬送されて、定着部17によってカラートナー像が用紙に定着された後、排紙部18から排紙トレイ4へ排出される。
次に、画像読取部6について説明する。画像読取部6は、装置本体2の胴内空間の上方に配置され、図2に示すように、装置本体2の上面に、原稿台となるプラテンガラス20と読取スリット21とを備える。読取スリット21は、左側に設けられ、プラテンガラス20は、読取スリット21の右側に設けられる。また、画像読取部6は、光学走査ユニット22と、反射ユニット23と、集光レンズ24と、CCD等の撮像部25とを備える。
光学走査ユニット22は、プラテンガラス20や読取スリット21の上方の原稿に向かって光を照射する光源26と、原稿で反射した光を反射ユニット23に向ける反射ミラー27とを有する。反射ユニット23は、複数の反射ミラー28を有する。光学走査ユニット22は、主走査方向(前後方向)に長形に形成され、副走査方向(左右方向)に移動可能に設けられる。反射ユニット23は、原稿から集光レンズ24までの光路長が常に一定となるように、光学走査ユニット22の移動に応じて移動するように設けられる。集光レンズ24及び撮像部25は、右側に固定される。
画像読取部6が、プラテンガラス20上に載置された原稿の画像を読み取る載置読取を行う場合、光学走査ユニット22は、左側から右方向(副走査方向)へ移動して読取位置をずらしながら原稿から画像を読み取る。このとき、光学走査ユニット22は、プラテンガラス20上の原稿に向かって、光源26によって光を照射し、原稿からの反射光を反射ユニット23及び集光レンズ24を介して撮像部25に入射させる。撮像部25は、原稿からの反射光に基づく光電変換を行うことで原稿の画像を撮像する。そして、画像読取部6は、プラテンガラス20上に載置された原稿を先端から終端まで走査(スキャン)することで画像データを生成する。画像読取部6は、プラテンガラス20上に載置された原稿を検知する載置原稿センサー29を備え、載置原稿センサー29で原稿を検知している場合に載置読取を可能にしてもよい。
また、画像読取部6が、原稿搬送部7から搬送される原稿の画像を読み取る搬送読取を行う場合、光学走査ユニット22は、読取スリット21に対応する位置を読取位置として固定して原稿から画像を読み取る。このとき、光学走査ユニット22は、読取スリット21上の原稿に向かって、光源26によって光を照射し、原稿からの反射光を反射ユニット23及び集光レンズ24を介して撮像部25に入射させる。撮像部25は、原稿からの反射光に基づく光電変換を行うことで原稿の画像を撮像する。そして、画像読取部6は、読取スリット21上を通過する原稿を先端から終端まで走査(スキャン)することで画像データを生成する。
なお、原稿搬送部7による原稿搬送において、後述の重送検知部41が原稿の重送を検知したとき、画像読取部6は、その重送された原稿(重送原稿)を読み取って画像データを生成してよいが、その重送検知時の画像データは、後述の再読取制御部52による重送原稿の再読取動作で新たに画像データが生成されると削除される。
画像読取部6は、原稿毎に生成した画像データを複合機1の制御部50(図3参照)へ送信して記憶部51に記憶する。複合機1や画像読取部6の画像読取の設定条件として、モノクロ画像読取やカラー画像読取が設定されるが、画像読取部6は、原稿のカラー画像を読み取って色データ(RGBデータ)からなる画像データを取得してよい。そして、必要に応じて制御部50がカラー画像の画像データに二値化処理等の画像処理を行うことで、モノクロ画像の画像データを生成して記憶部51に記憶する。
次に、原稿搬送部7について説明する。原稿搬送部7は、画像読取部6の上方に配置され、原稿を搬送する機能に加えて、画像読取部6のプラテンガラス20(装置本体2の上面)を覆うカバー部材として開閉可能に取り付けられる。原稿搬送部7は、プラテンガラス20に対する開閉を検知する開閉センサー42を備え、開閉センサー42で原稿搬送部7の閉塞を検知している場合に画像読取部6による載置読取を可能にしてもよい。
原稿搬送部7は、図2に示すように、画像読取前の原稿が載置される供給トレイ30と、画像読取後の原稿が排出される排出トレイ31と、供給トレイ30上の原稿を、読取スリット21に対応する読取位置を経由して排出トレイ31に送り出す搬送機構32とを備える。搬送機構32は、読取スリット21に対応して左側に設けられ、供給トレイ30は、搬送機構32の上部から右方に延設され、排出トレイ31は、搬送機構32の下部から右方に延設される。
供給トレイ30は、その右端から搬送機構32に向かって僅かに下方に傾斜して形成される。供給トレイ30の上面は、複数の原稿を載置可能な載置面であり、載置面には、原稿の幅方向の位置を規制する一対のガイドが、幅方向にスライド可能に設けられる。原稿搬送部7は、供給トレイ30上に載置された原稿を検知する搬送原稿センサー43を備え、搬送原稿センサー43で原稿を検知している場合に搬送読取を可能にしてもよい。
排出トレイ31は、装置本体2の上面を覆う原稿搬送部7の基部の上面の一部に形成され、原稿搬送部7の基部は、装置本体2と同径に形成される。
搬送機構32は、カバー33によって囲われていて、カバー33の右面上部には、供給トレイ30に対応する位置に開口した供給口34が形成され、カバー33の右面下部には、排出トレイ31に対応する位置に開口した排出口35が形成される。搬送機構32は、カバー33の内部に搬送路36を有し、搬送路36は、供給口34から左方に延びて、左側で下方に湾曲し、更に右方に折り返して、読取スリット21に対応する読取位置を経由し、排出口35まで延びるように形成される。搬送機構32は、搬送路36に沿って、供給ローラー37と、複数の搬送ローラー38と、排出ローラー39と、原稿検知部40と、重送検知部41とを備える。
供給ローラー37は、供給口34の近傍で回転可能に設けられ、回転することで供給トレイ30上の原稿を一枚ずつ搬送路36へ供給する。排出ローラー39は、排出口35の近傍で回転可能に設けられ、回転することで搬送路36から原稿を排出トレイ31へ排出する。複数の搬送ローラー38は、搬送路36において供給ローラー37と排出ローラー39との間で、それぞれ間隔を空けて回転可能に設けられる。供給ローラー37、複数の搬送ローラー38及び排出ローラー39は、制御部50(図3参照)によって制御される駆動部(図示せず)から伝達される回転駆動力によって回転駆動する。
原稿検知部40は、搬送路36を搬送される原稿を検知するもので、例えば、発光部と受光部とからなる光センサーで構成される。原稿検知部40は、検知結果を示す検知信号を出力し、例えば、原稿を検知している場合にはオンの信号を、原稿を検知していない場合にはオフの信号を出力する。原稿検知部40は、搬送路36に沿った何れかの位置に設けられ、例えば、搬送路36において異なる搬送位置でそれぞれ原稿を検知するように、それぞれの搬送位置に複数の原稿検知部40が配置されてよい。
原稿検知部40は、原稿搬送部7が原稿の搬送を開始した後、原稿の検知を開始し、原稿の先端から終端までを検知する。例えば、原稿検知部40は、搬送路36の搬送方向において読取スリット21に対応する読取位置より上流側に配置されて、この読取位置に進入する原稿の先端を検知することで、読取位置への原稿の進入タイミング、即ち、読取開始タイミングを取得する。また、原稿検知部40は、搬送路36の搬送方向において読取スリット21に対応する読取位置より下流側に配置されて、この読取位置から退出する原稿の終端を検知することで、読取位置からの原稿の退出タイミング、即ち、読取終了タイミングを取得する。
重送検知部41は、搬送路36において供給ローラー37と読取スリット21に対応する読取位置との間の所定の位置に設けられる。重送検知部41は、搬送路36を搬送される原稿の重なりを重送と検知するもので、例えば、超音波センサー等で構成されてよい。重送検知部41は、数枚の原稿同士の重なりや、原稿とその原稿に貼り付けた添付物(例えば、付箋や写真、書類等)との重なりを検知し、その検知結果を示す検知信号を出力する。例えば、重送検知部41は、原稿の重送を検知した場合にはオンの信号を、原稿の重送を検知しない場合にはオフの信号を出力する。
重送検知部41は、制御部50に制御されて重送検知機能のオン及びオフを切り換え可能に構成される。なお、重送検知部41は、幅方向に亘って原稿の重送を検知できるように、超音波センサー等の複数の重送センサー41a(図12参照)を幅方向に間隔を空けて配置して構成されてよい。複数の重送センサー41aは、それぞれ検知信号を制御部50へ出力する。重送検知部41は、搬送方向において所定の検知位置で原稿の重送を検知するように配置され、例えば、その検知位置が、読取位置より上流側の原稿検知部40の検知位置と同じになるように設けられる。そして、重送検知部41は、原稿搬送部7が原稿の搬送を開始した後、この原稿検知部40が原稿の先端を検知してから終端を検知するまで、原稿の重送の検知を行う。
次に、上記の複合機1の電気的な構成について図3を参照しながら説明する。複合機1は、CPU等からなる制御部50と、ROMやRAM等からなる記憶部51とを装置本体2の内部に備える。
制御部50は、記憶部51に格納された制御プログラムや制御用データに基づいて、制御部50に接続された各部を制御する。制御部50は、画像読取部6、原稿搬送部7、操作表示部8、画像形成部11及び露光部12等の複合機1の各部に接続され、例えば、原稿搬送部7による原稿搬送や重送検知部41による重送検知、画像読取部6による画像読取等のスキャン動作を制御する。また、制御部50は、記憶部51に記憶されるプログラムを実行することにより再読取制御部52として機能する。再読取制御部52によって重送原稿の搬送読取を再度やり直す再読取動作は、スキャン動作に含まれる。
図4は、スキャン動作を示すフローチャートを示す。1回のジョブのスキャン動作では、原稿搬送部7の供給トレイ30に載置された1枚以上の原稿(複数の原稿)について、原稿搬送部7による原稿搬送(図4のステップS1)や重送検知部41による重送検知(図4のステップS2)、画像読取部6による画像読取(図4のステップS3)を含む搬送読取が自動的に行われる。スキャン動作の開始時には、重送検知部41の重送検知機能はオンにされている。
なお、画像読取部6で生成された画像データは順次、記憶部51に記憶され(図4のステップS4)、例えば、原稿の搬送順に記憶されるので、搬送順に基づいて記憶部51から画像データを取得可能になる。原稿搬送部7は、原稿を搬送する供給ローラー37や排出ローラー39の駆動や、原稿検知部40による原稿の検知結果を監視することで、原稿の搬送順を把握することができる。
また、複数の原稿のスキャン動作では、重送検知部41で重送が検知された重送原稿について(図4のステップS2:YES)、再読取制御部52によって再読取動作を行う(図4のステップS5〜S8)。そのため、重送に拘らず、複数の原稿の画像データは、搬送順を変えることなく、記憶部51に記憶される(図4のステップS4)。
全ての原稿の搬送読取が終了すると、各原稿の画像データをまとめた1つの画像データファイルが生成される。例えば、1枚の原稿を1ページ分の画像データとする場合、原稿の枚数に相当するページ数の画像データファイルが生成される。
次に、再読取制御部52について説明する。再読取制御部52は、重送検知部41の検知信号に基づいて原稿の重送を把握し、また、重送検知部41の検知位置における原稿の通過を、読取位置より上流側の原稿検知部40の検知信号に基づいて把握する。
例えば、再読取制御部52は、原稿の先端が検知位置を通過してからの経過時間を計測し、この経過時間に基づいて、搬送方向(長さ方向)において原稿の先端から検知位置までの距離を算出し、即ち、検知位置に対応する原稿上の長さ方向の位置を算出する。これにより、再読取制御部52は、原稿上の重送箇所の長さ方向の位置を把握する。また、再読取制御部52は、重送検知部41において幅方向に並べて配置された複数の重送センサー41aの内、何れの重送センサー41aで重送を検知したかに応じて、原稿上の重送箇所の幅方向の位置を把握する。なお、原稿の先端から終端までの間に、重送が長さ方向や幅方向に連続して検知される場合には、再読取制御部52は、連続する複数の重送を一つの重送として判定してよい。
再読取制御部52は、原稿搬送部7の供給トレイ30に載置された複数の原稿の搬送読取が行われている間に、重送検知部41が原稿の重送を検知した場合(図4のステップS2:YES)、その重送原稿が排出トレイ31に排出された後、重送原稿に後続する原稿(後続原稿)の搬送読取を停止する。なお、原稿の重送が検知された場合でも、画像読取部6は、上記したように重送原稿から画像を読み取って画像データを生成し、スキャン動作結果に適用せずに、記憶部51に記憶する。
そして、再読取制御部52は、後続原稿の搬送読取を再開する前に、重送原稿1枚の再読取動作を行う。再読取制御部52は、先ず、重送原稿の供給トレイ30への載置指示を行う(図4のステップS5)と共に、重送検知部41の重送検知機能をオフに切り換える(図4のステップS6)。このとき、供給トレイ30には、後続原稿が載置されていると考えられるので、再読取制御部52は、図7に示すように、1枚の重送原稿のみを供給トレイ30に載置するように促す(指示する)表示を含む指示画面53を操作表示部8の表示器に表示させる。なお、指示画面53では、後続原稿を供給トレイ30から取り除く指示を表示してもよい。
重送原稿が供給トレイ30に載置されて、搬送原稿センサー43によって検知されると、原稿読取装置5は、重送原稿1枚の再読取動作を実行可能になる。ここで、操作表示部8のスタートキーが操作されると、重送検知部41の重送検知機能をオフにした状態で、原稿搬送部7は、供給トレイ30上に1枚だけ載置された重送原稿を画像読取部6へ搬送し、画像読取部6は、供給トレイ30から搬送された重送原稿から画像を読み取って画像データを取得する(図4のステップS7)。また、再読取制御部52は、重送検知部41の重送検知機能をオンに戻す(図4のステップS8)。そして、重送原稿の再読取動作が終了すると、再読取制御部52は、重送原稿から取得した画像データをスキャン動作結果に適用して記憶部51に記憶する(図4のステップS4)。なお、再読取動作で得られた重送原稿の画像データは、重送原稿の前ページに後続するページの画像データとして記憶され、再読取制御部52は、重送検知時の重送原稿の画像データを記憶部51から削除する。
このようにして重送原稿の再読取動作が終了すると、後続原稿がなければ(図4のステップS9:NO)、スキャン動作を終了し、後続原稿があれば(図4のステップS9:YES)、上記のフロー(ステップS1〜S8)が繰り返される。再読取制御部52は、後続原稿の搬送読取を再開する再開動作のために、図9に示すように、後続原稿を供給トレイ30に再載置する指示を表示した指示画面54を操作表示部8の表示器に表示させる。このとき、指示画面54では、後続原稿の搬送順に基づいて、後続原稿のページ数を示してもよい。そして、後続原稿が供給トレイ30に載置されて、搬送原稿センサー43によって検知されると、原稿読取装置5は、後続原稿の再開動作を実行可能になる。ここで、操作表示部8のスタートキーが操作されると、後続原稿の再開動作として、重送検知部41の重送検知機能をオンにした状態で、後続原稿の搬送読取が再開される。
原稿読取装置5において、図5に示すような全4枚の原稿のスキャン動作を行う例を以下に説明する。この例では、2ページ目の原稿に付箋が貼られていることとする。
先ず、原稿読取装置5では、4枚の原稿が供給トレイ30にセットされて搬送読取が行われる。図6に示すように、1ページ目の原稿は、重送が生じずに搬送及び画像読取が成功して、1ページ目の原稿に対応する画像データが記憶部51に記憶される。
2ページ目の原稿は、付箋が貼られているので重送検知部41で重送が検知される。このとき、再読取制御部52は、この2ページ目の重送原稿が排出トレイ31に排出された後、後続する3ページ目以降の原稿(後続原稿)の搬送読取を停止する。そして、再読取制御部52は、図7に示すように、1枚の重送原稿だけを供給トレイ30に載置させるように促す(指示する)表示を含む指示画面53を操作表示部8の表示器に表示させると共に、重送検知部41の重送検知機能をオフに切り換える。
重送原稿1枚が供給トレイ30に再度セットされて、操作表示部8のスタートキーが操作されると、重送原稿の再読取動作が行われる。重送原稿の再読取動作では、重送検知機能をオフにしたまま、原稿搬送部7が重送原稿1枚を供給トレイ30から画像読取部6へ搬送し、画像読取部6が重送原稿から画像を読み取って画像データを取得する。その後、再読取制御部52は、重送検知部41の重送検知機能をオンに戻す。これにより、図8に示すように、重送原稿の画像読取が成功して、2ページ目の原稿に対応する画像データが記憶部51に記憶される。
次に、再読取制御部52は、図9に示すように、重送原稿に後続する3ページ目以降の後続原稿の供給トレイ30への載置指示の指示画面54を操作表示部8の表示器に表示させる。後続原稿が供給トレイ30にセットされて、操作表示部8のスタートキーが操作されると、後続原稿の再開動作が行われる。後続原稿の再開動作では、原稿搬送部7が3ページ目以降の後続原稿を順次、供給トレイ30から画像読取部6へ搬送し、画像読取部6が後続原稿から順次、画像を読み取って画像データを取得する。3ページ目以降の後続原稿には添付物が貼られていないので、重送が生じなければ、図10に示すように、画像読取が成功して、3ページ目以降の後続原稿に対応する画像データが記憶部51に記憶される。
なお、重送原稿に後続する3ページ目以降の後続原稿がない場合には、図9に示す指示画面54において、読取終了キーを操作することによって、上記したように、全ての原稿の搬送読取が終了して、各原稿の画像データをまとめた1つの画像データファイルが生成される。
本実施形態によれば、上記したように、原稿読取装置5は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部6と、画像読取部6へ原稿を搬送する原稿搬送部7と、表示器を含み、ユーザーからの操作入力を受け付ける操作表示部8とを備える。原稿搬送部7は、画像読取部6へ搬送される原稿の重送を検知する重送検知部41を備える。原稿読取装置5は、複数の原稿について、原稿搬送部7による原稿搬送と画像読取部6による画像読取とを含む搬送読取を実行中に、重送検知部41が原稿の重送を検知した場合、重送が検知された重送原稿に後続する後続原稿の搬送読取を停止する。そして、原稿読取装置5は、重送原稿の再読取動作として、重送原稿1枚だけの原稿搬送部7への載置を促す表示を表示器に表示すると共に重送検知部41の重送検知機能をオフにし、重送原稿1枚の搬送読取を再度実行した後、後続原稿の再開動作として、重送検知機能をオンにすると共に後続原稿の搬送読取を再開する。
例えば、複数の原稿の搬送読取を行うとき、付箋や写真、書類等の添付物が貼られた原稿が搬送されると、原稿の重送が検知されるが、この場合、再度の搬送読取において原稿が個々に搬送されても、再度、重送が検知されてしまう。そこで、本実施形態では、重送原稿の再読取動作では、重送検知部41の重送検知機能をオフにして重送原稿の搬送読取を行うことによって、添付物が貼られた原稿について、添付物を外す必要がなく、重送が検知されることなく画像読取に成功することができる。これにより、添付物が貼られた状態の原稿の画像データを取得することができる。また、添付物が貼られた原稿の搬送を何度も再試行する必要がないので、搬送に起因する原稿の痛みを抑制することができる。
更に、重送原稿に後続する後続原稿の搬送読取では、重送検知部41の重送検知機能がオンに切り換えられるので、後続原稿に生じる重送を検知することができ、スキャン動作結果のページの抜けを抑制することができる。なお、複数の原稿のスキャン動作結果には、通常の搬送読取で取得した画像データと、再読取動作の搬送読取で取得した画像データとを、同じ画像データファイルに記録することができる。このように、複数の原稿のスキャン動作において重送を検知された原稿の画像読取を適切に行うことが可能となる。
重送検知部41による重送の検知には、重送原稿に添付物が貼られていた場合や、重送原稿に後続原稿が重送されていた場合がある。また、ユーザーは、重送原稿の再読取動作で、添付物を貼り付けた状態の画像データを所望する場合や、添付物を取り除いた状態の画像データを所望する場合がある。例えば、複数の原稿の搬送読取を行うとき、静電気や湿気により2枚以上の原稿が貼りついて搬送されると、原稿の重送が検知されるが、再読取動作で原稿が1枚だけ搬送されれば、重送が検知されることなく画像読取に成功することができる。
また、上記した実施形態では、再読取制御部52は、重送原稿の再読取動作の後、後続原稿の再開動作の際に、重送検知部41の重送検知機能をオンに戻す例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、複数の原稿のスキャン動作において、重送原稿に連続する後続原稿について重送検知部41が重送を検知した場合、又は、1回のスキャン動作で重送検知部41が原稿の重送を所定回数検知した場合に、再読取制御部52は、それ以降の後続原稿の再開動作の際に重送検知部41の重送検知機能を常時オフにするか否かのユーザー選択を、操作表示部8を介して入力する。換言すれば、再読取制御部52は、重送検知部41が、原稿の重送を連続して検知した場合、又は1回のスキャン動作で原稿の重送を所定回数検知した場合、それ以降の再開動作で重送検知機能を常時オフにするか否かのユーザー選択を入力する。
例えば、再読取制御部52は、図11に示すように、指示画面53と同様に1枚の重送原稿のみを供給トレイ30に載置するように促す(指示する)と共に、後続原稿の再開動作における重送検知機能の常時オフのユーザー選択を問い合わせる問合せ画面55を操作表示部8に表示させる。問合せ画面55では、ユーザー選択を入力可能な入力キー等が表示される。問合せ画面55において後続原稿の重送検知機能の常時オフが選択されると、再読取制御部52は、重送原稿の再読取動作の後、重送検知部41の重送検知機能を常時オフにして、後続原稿の再開動作を行う。なお、再読取制御部52は、実行している複数の原稿のスキャン動作が完了すると、重送検知部41の重送検知機能をオンに戻す。
これにより、例えば、付箋等の添付物が貼られた原稿が多い場合には、重送検知部41の重送検知機能を常時オフに選択することで、添付物の重送の検知による停止を抑制し、重送原稿や後続原稿の供給トレイ30への再載置の手間を軽減することができ、スキャン動作を円滑に行うことができる。
ところで、再読取制御部52は、重送検知部41が原稿の重送を検知して、操作表示部8の問合せ画面55で重送検知機能のオフが選択された場合、重送検知部41の複数の重送センサー41aを全てオフにしてもよいが、図12に示すように、一部の重送センサー41a、例えば、重送を検知した重送センサー41aのみをオフにしてもよい。換言すれば、再読取制御部52は、複数の重送センサー41aのうちの一の重送センサー41aが原稿の重送を検知した場合、再読取動作において、一の重送センサー41aの重送検知機能をオフにする一方、複数の重送センサー41aのうちの他の重送センサー41aの重送検知機能をオンにする。再読取制御部52は、複数の重送センサー41aのそれぞれから検知信号を受信することで、何れの重送センサー41aで重送が検知されたかを把握することができる。
これにより、例えば、原稿の幅方向の一部に貼られた添付物を、一部の重送センサー41aが重送と検知した場合、重送原稿の再読取動作では、この一部の重送センサー41aがオフにされるので、重送原稿に貼られた添付物は重送と検知されることがない。また、再読取動作で重送原稿が他の原稿と重送された場合には、他の重送センサー41aがオンにされたままであれば、他の原稿との重送を検知することができる。そのため、重送原稿と後続原稿を重ねて供給トレイ30に載置しても、重送を検知することができる。
なお、上記の実施形態では、複合機1に備わる制御部50が原稿読取装置5のスキャン動作を制御する例を説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、更なる実施形態では、原稿読取装置5に備わる他の制御装置がスキャン動作を制御するように構成してもよい。
また、上記の実施形態では、複合機1に備わる操作表示部8に指示画面53、指示画面54及び問合せ画面55を表示する例を説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、更なる実施形態では、原稿読取装置5に備わる他の表示装置に指示画面53、指示画面54及び問合せ画面55を表示するように構成してもよい。
更に、上記した実施形態では、操作表示部8のスタートキーの操作に応じて重送原稿の再読取動作や後続原稿の再開動作を開始する例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、再読取制御部52は、重送原稿の再読取動作や後続原稿の再開動作の開始を操作するための開始キーを指示画面53、指示画面54及び問合せ画面55に表示してもよい。また、上記した実施形態では、原稿読取装置5は複合機1の操作表示部8を介してユーザーの操作を入力する例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、例えば、他の実施形態では、原稿読取装置5に備わる他の操作装置を介してユーザーの操作を入力するように構成してもよい。
上記実施形態では、原稿読取装置5やこの原稿読取装置5を備える複合機1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、原稿読取装置5を備える他の画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)に本発明の構成を適用してもよい。
1 複合機(画像形成装置)
5 原稿読取装置
6 画像読取部
7 原稿搬送部
8 操作表示部
11 画像形成部
32 搬送機構
36 搬送路
40 原稿検知部
41 重送検知部
50 制御部
51 記憶部
52 再読取制御部
53 指示画面
54 指示画面
55 問合せ画面
上記した目的を達成するため、本発明の原稿読取装置は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、前記画像読取部へ前記原稿を搬送する原稿搬送部と、表示器を含み、ユーザーからの操作入力を受け付ける操作表示部と、前記画像読取部へ搬送される前記原稿の重送を検知する重送検知部、複数の前記原稿について、前記原稿搬送部による原稿搬送と前記画像読取部による画像読取とを含む搬送読取を実行中に、前記重送検知部が前記原稿の重送を検知した場合、重送が検知された重送原稿に後続する後続原稿の前記搬送読取を停止し、前記重送原稿の再読取動作として、前記重送原稿1枚だけの前記原稿搬送部への載置を促す表示を前記表示器に表示させると共に前記重送検知部の重送検知機能をオフにし、前記重送原稿の前記搬送読取を再度実行した後、前記後続原稿の再開動作として、前記重送検知機能をオンにすると共に前記後続原稿の前記搬送読取を再開する制御部と、を備えることを特徴とする。
また、上記の原稿読取装置は、複数の前記原稿の前記搬送読取を実行中に、前記重送検知部が、前記原稿の重送を連続して検知した場合、又は前記原稿の重送を所定回数検知した場合、前記制御部は、それ以降の前記再開動作で前記重送検知機能を常時オフにするか否かのユーザー選択を、ユーザーの操作を受け付ける操作部を介して受け付け、前記重送検知機能の常時オフのユーザー選択を受け付けた場合、それ以降の前記再開動作で前記重送検知機能を常時オフにしてもよい。
更に、上記の原稿読取装置は、前記重送検知部は、前記原稿の重送を検知する複数のセンサーを前記原稿の搬送方向に直交する幅方向に間隔を空けて配置して構成され、前記複数のセンサーのうちの一のセンサーが前記原稿の重送を検知した場合、前記制御部は、前記再読取動作において、前記原稿の重送を検知した前記一のセンサーの前記重送検知機能をオフにする一方、前記複数のセンサーのうちの他のセンサーの前記重送検知機能をオンにしてもよい。
なお、画像読取部6で生成された画像データは順次、記憶部51に記憶され(図4のステップS4)、例えば、原稿の搬送順に記憶されるので、搬送順に基づいて記憶部51から画像データを取得可能になる。制御部50は、原稿を搬送する供給ローラー37や排出ローラー39の駆動や、原稿検知部40による原稿の検知結果を監視することで、原稿の搬送順を把握することができる。
次に、再読取制御部52について説明する。再読取制御部52は、重送検知部41が出力する検知信号に基づいて原稿の重送を把握し、また、重送検知部41の検知位置における原稿の通過を、読取位置より上流側の原稿検知部40によって出力された検知信号に基づいて把握する。
重送原稿が供給トレイ30に載置されたことを搬送原稿センサー43検知ると、原稿読取装置5は、重送原稿1枚の再読取動作を実行可能になる。ここで、操作表示部8のスタートキーが操作されると、重送検知部41の重送検知機能をオフにした状態で、原稿搬送部7は、供給トレイ30上に1枚だけ載置された重送原稿を画像読取部6へ搬送し、画像読取部6は、供給トレイ30から搬送された重送原稿から画像を読み取って重送原稿の画像データを取得する(図4のステップS7)。また、再読取制御部52は、重送検知部41の重送検知機能をオンに戻す(図4のステップS8)。そして、重送原稿の再読取動作が終了すると、再読取制御部52は、重送原稿から取得した画像データをスキャン動作結果に適用して記憶部51に記憶する(図4のステップS4)。なお、再読取動作で得られた重送原稿の画像データは、重送原稿の前ページに後続するページの画像データとして記憶され、再読取制御部52は、重送検知時の重送原稿の画像データを記憶部51から削除する。
このようにして重送原稿の再読取動作が終了すると、後続原稿がなければ(図4のステップS9:NO)、スキャン動作を終了し、後続原稿があれば(図4のステップS9:YES)、上記のフロー(ステップS1〜S8)が繰り返される。再読取制御部52は、後続原稿の搬送読取を再開する再開動作のために、図9に示すように、後続原稿を供給トレイ30に再載置する指示を表示した指示画面54を操作表示部8の表示器に表示させる。このとき、指示画面54では、後続原稿の搬送順に基づいて、後続原稿のページ数を示してもよい。そして、後続原稿が供給トレイ30に載置されたことを搬送原稿センサー43検知ると、原稿読取装置5は、後続原稿の再開動作を実行可能になる。ここで、操作表示部8のスタートキーが操作されると、後続原稿の再開動作として、重送検知部41の重送検知機能をオンにした状態で、後続原稿の搬送読取が再開される。
先ず、原稿読取装置5では、4枚の原稿が供給トレイ30にセットされて搬送読取が行われる。図6に示すように、1ページ目の原稿は、重送が生じずに搬送及び画像読取が成功して、画像読取部6が1ページ目の原稿に対応する画像データをスキャン動作結果に適用して、記憶部51に記憶る。
2ページ目の原稿は、付箋が貼られているので重送検知部41で重送が検知され、画像読取部6が、重送が検知された2ページ目の原稿に対応する画像データをスキャン動作結果に適用せずに、記憶部51に記憶する。このとき、再読取制御部52は、この2ページ目の重送原稿が排出トレイ31に排出された後、後続する3ページ目以降の原稿(後続原稿)の搬送読取を停止する。そして、再読取制御部52は、図7に示すように、1枚の重送原稿だけを供給トレイ30に載置させるように促す(指示する)表示を含む指示画面53を操作表示部8の表示器に表示させると共に、重送検知部41の重送検知機能をオフに切り換える。
重送原稿1枚が供給トレイ30に再度セットされて、操作表示部8のスタートキーが操作されると、重送原稿の再読取動作が行われる。重送原稿の再読取動作では、重送検知機能をオフにしたまま、原稿搬送部7が重送原稿1枚を供給トレイ30から画像読取部6へ搬送し、画像読取部6が重送原稿から画像を読み取って重送原稿の画像データを取得する。その後、再読取制御部52は、重送検知部41の重送検知機能をオンに戻す。これにより、図8に示すように、重送原稿の画像読取が成功して、再読取制御部52又は画像読取部6が、2ページ目の原稿に対応する画像データをスキャン動作結果に適用して、記憶部51に記憶る。
次に、再読取制御部52は、図9に示すように、重送原稿に後続する3ページ目以降の後続原稿の供給トレイ30への載置指示の指示画面54を操作表示部8の表示器に表示させる。後続原稿が供給トレイ30にセットされて、操作表示部8のスタートキーが操作されると、後続原稿の再開動作が行われる。後続原稿の再開動作では、原稿搬送部7が3ページ目以降の後続原稿を順次、供給トレイ30から画像読取部6へ搬送し、画像読取部6が後続原稿から順次、画像を読み取って後続原稿の画像データを取得する。3ページ目以降の後続原稿には添付物が貼られていないので、重送が生じなければ、図10に示すように、画像読取が成功して、画像読取部6が、3ページ目以降の後続原稿に対応する画像データをスキャン動作結果に適用して、記憶部51に記憶る。
本実施形態によれば、上記したように、原稿読取装置5は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部6と、画像読取部6へ原稿を搬送する原稿搬送部7と、表示器を含み、ユーザーからの操作入力を受け付ける操作表示部8と、画像読取部6へ搬送される原稿の重送を検知する重送検知部41と、制御部50とを備える。制御部50は、複数の原稿について、原稿搬送部7による原稿搬送と画像読取部6による画像読取とを含む搬送読取を実行中に、重送検知部41が原稿の重送を検知した場合、重送が検知された重送原稿に後続する後続原稿の搬送読取を停止する。そして、制御部50は、重送原稿の再読取動作として、重送原稿1枚だけの原稿搬送部7への載置を促す表示を表示器に表示させると共に重送検知部41の重送検知機能をオフにし、重送原稿1枚の搬送読取を再度実行した後、後続原稿の再開動作として、重送検知機能をオンにすると共に後続原稿の搬送読取を再開する。
また、上記した実施形態では、再読取制御部52は、重送原稿の再読取動作の後、後続原稿の再開動作の際に、重送検知部41の重送検知機能をオンに戻す例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、複数の原稿のスキャン動作において、重送原稿に連続する後続原稿について重送検知部41が重送を検知した場合、又は、1回のスキャン動作で重送検知部41が原稿の重送を所定回数検知した場合に、再読取制御部52は、それ以降の後続原稿の再開動作の際に重送検知部41の重送検知機能を常時オフにするか否かのユーザー選択を、操作表示部8を介して受け付ける。換言すれば、再読取制御部52は、重送検知部41が、原稿の重送を連続して検知した場合、又は1回のスキャン動作で原稿の重送を所定回数検知した場合、それ以降の再開動作で重送検知機能を常時オフにするか否かのユーザー選択を受け付ける
ところで、再読取制御部52は、重送検知部41が原稿の重送を検知して、操作表示部8の問合せ画面55で重送検知機能のオフが選択された場合、重送検知部41の複数の重送センサー41aを全てオフにしてもよいが、図12の他の実施形態に示すように、一部の重送センサー41a、例えば、重送を検知した重送センサー41aのみをオフにしてもよい。換言すれば、再読取制御部52は、複数の重送センサー41aのうちの一の重送センサー41aが原稿の重送を検知した場合、再読取動作において、原稿の重送を検知した一の重送センサー41aの重送検知機能をオフにする一方、複数の重送センサー41aのうちの他の重送センサー41aの重送検知機能をオンにする。再読取制御部52は、複数の重送センサー41aのそれぞれから検知信号を受信することで、何れの重送センサー41aで重送が検知されたかを把握することができる。
更に、上記した実施形態では、操作表示部8のスタートキーの操作に応じて重送原稿の再読取動作や後続原稿の再開動作を開始する例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、再読取制御部52は、重送原稿の再読取動作や後続原稿の再開動作の開始を操作するための開始キーを指示画面53、指示画面54及び問合せ画面55に表示してもよい。また、上記した実施形態では、原稿読取装置5は複合機1の操作表示部8を介してユーザーの操作を受け付ける例を説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、他の実施形態では、例えば、他の実施形態では、原稿読取装置5に備わる他の操作装置を介してユーザーの操作を受け付けるように構成してもよい。

Claims (4)

  1. 原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、
    前記画像読取部へ前記原稿を搬送する原稿搬送部と、
    表示器を含み、ユーザーからの操作入力を受け付ける操作表示部と、
    を備え、
    前記原稿搬送部は、前記画像読取部へ搬送される前記原稿の重送を検知する重送検知部を備え、
    複数の前記原稿について、前記原稿搬送部による原稿搬送と前記画像読取部による画像読取とを含む搬送読取を実行中に、前記重送検知部が前記原稿の重送を検知した場合、重送が検知された重送原稿に後続する後続原稿の前記搬送読取を停止し、
    前記重送原稿の再読取動作として、前記重送原稿1枚だけの前記原稿搬送部への載置を促す表示を前記表示器に表示すると共に前記重送検知部の重送検知機能をオフにし、前記重送原稿の前記搬送読取を再度実行した後、前記後続原稿の再開動作として、前記重送検知機能をオンにすると共に前記後続原稿の前記搬送読取を再開することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 複数の前記原稿の前記搬送読取を実行中に、前記重送検知部が、前記原稿の重送を連続して検知した場合、又は前記原稿の重送を所定回数検知した場合、それ以降の前記再開動作で前記重送検知機能を常時オフにするか否かのユーザー選択を、前記操作表示部を介して入力し、
    前記重送検知機能の常時オフのユーザー選択を入力した場合、それ以降の前記再開動作で前記重送検知機能を常時オフにすることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記重送検知部は、前記原稿の重送を検知する複数の重送センサーを前記原稿の搬送方向に直交する幅方向に間隔を空けて配置して構成され、
    前記複数の重送センサーのうちの一の重送センサーが前記原稿の重送を検知した場合、前記再読取動作において、前記一の重送センサーの前記重送検知機能をオフにする一方、前記複数の重送センサーのうちの他の重送センサーの前記重送検知機能をオンにすることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  4. 画像を形成する画像形成部と、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の原稿読取装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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