JP2020169296A - 接着部材及びそれを使用した物品支持システム - Google Patents

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【課題】磁石を装着可能な付着体を被着体に接着させるための接着部材を提供する。【解決手段】接着部材101が、互いに対向する第1の表面103及び第2の表面104を有する基材102と、第1の表面103に接着された第1の両面テープ105と、第2の表面104に接着された第2の両面テープ106とを備え、基材102は、第1の表面103及び第2の表面104が延伸する方向に沿って切り裂かれることができる材料より構成され、第1の両面テープ105は、第1の支持体107と、第1の支持体107と第1の表面103とを接着した第1の粘着層108と、第1の粘着層108に対向する第2の粘着層109であって、第1の支持体107と被着体とを接着させるための第2の粘着層109とを備え、第2の粘着層109は、被着体に対して再剥離性を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、壁掛けフック等の物品支持体を磁石によって装着可能な付着体を被着体に接着させるための接着部材、並びに接着部材及び付着体によって物品支持体を被着体に装着させるための物品支持システムに関するものである。
従来より、壁面、家具の側面、電気製品の側面、等の被着体に装着される壁掛けフック等の物品支持体が広く一般に使用されている。物品支持体は、針、接着剤、粘着剤、充填剤、両面テープ、磁石、等により壁面等に装着される。
引用文献1には、壁面と接触されるベースと、ベースに取付けられ、被掛け体が掛けられるフック本体と、ベースの裏面に下方に指向して固定され、壁面に差し込まれ、被掛け体、ベース、及びフック本体の荷重を受けて壁面に伝える細針とを備える壁掛けフックが開示されている。引用文献2には、不要になった際、基板を被着面から容易に剥離できる壁掛けフックが開示されている。この壁掛けフックは、表面及び裏面を備え、表面は吊下部材を有し、裏面は、表面に対して略平行である水平面、及びこの水平面の境界から端に向けて、水平面から表面の方向に傾斜する傾斜面を有する。また、この壁掛けフックは、液状接着剤、液状粘着剤、液状充填剤、等を塗布することによって、又は両面テープを貼り付けることによって設けられた貼合手段を使用して水平面に取り付けられる。引用文献3には、壁面から容易に離反できるような磁石式壁掛けフックが開示されている。この壁掛けフックは、磁性体を有して構成される壁面に吸着できる永久磁石取り付け部をフック基台部に内蔵し、壁面と離隔する側に物体を懸垂するフック部を有するフック基台部と、フック基台部に内蔵する永久磁石取り付け部が略懸垂方向に回転する構造とを備える。
特開2006−34599号公報 特開2014−221115号公報 特開2017−209227号公報
特許文献1のよる壁掛けフックは、壁面に細針を差し込んで取り付けられるため、この壁掛けフックを壁面から取り外す際に、壁面に細針の痕跡を残すという問題点がある。特許文献2のよる壁掛けフックは、液状接着剤、液状粘着剤、液状充填剤、両面テープ、等により被着面に取り付けられるため、この壁掛けフックを被着面から剥離する際に、接着剤が被着面及び壁掛けフックの裏面に残存したり、両面テープが破断して被着面及び壁掛けフックの裏面に残存したりするという問題点がある。特許文献3のよる壁掛けフックは、壁面が鋼板等の磁性体で構成される場合にのみ吸着することができ、吸着できる場所の範囲が限定されるという問題点がある。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解決して、物品支持体を磁石によって装着可能な付着体を被着体に接着させるための接着部材、並びに接着部材及び付着体によって物品支持体を被着体に装着させるための物品支持システムを提供することである。
本発明の1つの観点によれば、磁石を装着可能な付着体を被着体に接着させるための接着部材が、互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有する基材と、第1の表面に接着された第1の両面テープと、第2の表面に接着された第2の両面テープとを備え、基材は、第1及び第2の表面が延伸する方向に沿って切り裂かれることができる材料より構成され、第1の両面テープは、第1の支持体と、第1の支持体と第1の表面とを接着した第1の粘着層と、第1の粘着層に対向する第2の粘着層であって、第1の支持体と被着体とを接着させるための第2の粘着層とを備え、第2の粘着層は、被着体に対して再剥離性を有する。
本発明の一具体例によれば、接着部材において、第2の両面テープは、第2の支持体と、第2の支持体と第2の表面とを接着した第3の粘着層と、第3の粘着層に対向する第4の粘着層であって、第2の支持体と付着体とを接着させるための第4の粘着層とを備え、第4の粘着層は、付着体に対して再剥離性を有する。
本発明の一具体例によれば、接着部材において、第1及び第2の支持体は、セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミドのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の一具体例によれば、接着部材において、第2及び第4の粘着層は、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、エマルジョン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ゴム系粘着剤のうちの少なくとも1つを含む。
本発明の一具体例によれば、接着部材において、基材は、無架橋材料の発泡体から構成されている。
本発明の一具体例によれば、接着部材において、無架橋材料は、ポリエチレンを含む。
本発明の一具体例によれば、接着部材において、基材は、0.3〜6mmの厚さを有する。
本発明の一具体例によれば、接着部材は、第2及び第4の粘着層に対してそれぞれ剥離可能であって、基材より突出しているライナーを更に備える。
本発明の別の観点によれば、物品支持システムが、上記接着部材と、接着部材の第4の粘着層に接着された付着体とを備え、基材を第1及び第2の表面が延伸する方向に沿って切り裂くことによって、付着体を被着体から分離させることができるようになっている。
本発明の一具体例によれば、物品支持システムが、第2の粘着層を被着体から再剥離させることができるようになっている。
本発明の一具体例によれば、物品支持システムが、第4の粘着層を付着体から再剥離させることができるようになっている。
本発明の一具体例によれば、物品支持システムが、磁石を有する少なくとも1つの物品支持体を、磁石を介して付着体に装着させることができるようになっている。
本発明によれば、被着体の表面に物品支持体の装着の痕跡を残すことなく、被着体の表面から物品支持体を剥離することを可能にし、物品支持体が装着される場所の範囲を広げることを可能にする。
なお、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面に関する以下の本発明の実施例の記載から明らかになるであろう。
本発明の一実施形態としての接着部材の断面概略図である。 被着体に接着された、図1の接着部材を備える物品支持システムの断面概略図である。 図1の接着部材の基材を切り裂いている際の断面概略図である。 図1の接着部材の基材を切り裂いた後の断面概略図である。 図1の接着部材の両面テープを剥離している際の断面概略図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1を参照して、本発明の一実施形態としての接着部材101について説明する。図1に、磁石を装着可能な付着体を被着体に接着させるための接着部材101を示す。接着部材101は、互いに対向する第1の表面103及び第2の表面104を有する基材102と、第1の表面103に接着された第1の両面テープ105と、第2の表面104に接着された第2の両面テープ106とを備える。基材102は、第1の表面103及び第2の表面104が延伸する方向に沿って切り裂かれることができる材料より構成される。すなわち、基材102は、第1の表面103及び第2の表面104に略平行に切り裂かれることができる。基材102を切り裂くことによって、接着部材101を介して被着体に接着されていた付着体を被着体から分離することが容易になる。
接着部材101の基材102は、発泡体から構成されてもよく、柔軟性に富み、緩衝性に優れ、撥水性、防湿性にも優れているものが好ましい。柔軟性によって、付着体及び被着体の形状に応じて接着部材101を接着することができる。緩衝性によって、付着体及び被着体を傷つけずに接着部材101を接着することができる。撥水性、防湿性によって、台所、洗面所、浴場、トイレ、等の湿度が高い場所においても接着部材101を接着することができる。また、基材102は、架橋材料又は無架橋材料の発泡体から構成されてもよいが、基材102を第1の表面103及び第2の表面104に略平行に切り裂きやすくするためには、基材102は、無架橋材料の発泡体から構成されてもよい。例えば、基材102は、基材102を製造するための材料に無数の独立気泡を形成させながらシート状に連続押出成形したものであってもよい。このような発泡体の材料はポリエチレンであってもよく、この場合、基材102は、無架橋ポリエチレンの発泡体から構成される。また、気泡を形成するための気泡剤は、ブタンであってもよい。基材102の厚さは、接着部材101が接着する付着体及び被着体、並びに付着体に磁石によって装着される物品支持体によって選定されるが、好ましくは0.3〜6mmである。
接着部材101の第1の両面テープ105は、第1の支持体107と、第1の支持体107と基材102の第1の表面103とを接着した第1の粘着層108と、第1の粘着層108が接着された第1の支持体107の面とは反対側の面に接着され、第1の支持体107と被着体とを接着させるための第2の粘着層109とを備える。第2の粘着層109は、被着体に対して再剥離性を有する。ここで再剥離性とは、被着体に貼り付けた粘着テープ又は粘着フィルム(シート)を剥離する場合に、支持体を破壊せず、更には粘着剤を被着体の表面に残すことなく剥離することができる性質のことである。第2の粘着層109の再剥離性によって、第1の両面テープ105を被着体から引っ張って剥離する場合に、第1の両面テープ105の第1の支持体107は途中で切断されることなく一体のままであることから、被着体に接着された第1の両面テープ105を剥離することが容易になる。また、第2の粘着層109の再剥離性によって、被着体に接着部材101の接着の痕跡を残すことがないように、被着体に接着された第1の両面テープ105を被着体から剥離することが可能になる。
接着部材101の第2の両面テープ106は、第2の支持体110と、第2の支持体110と基材102の第2の表面104とを接着した第3の粘着層111と、第3の粘着層111が接着された第2の支持体110の面とは反対側の面に接着され、第2の支持体110と付着体とを接着させるための第4の粘着層112とを備える。第4の粘着層112は、付着体に対して再剥離性を有する。第4の粘着層112の再剥離性によって、第2の両面テープ106を付着体から引っ張って剥離する場合に、第2の両面テープ106の第2の支持体110は途中で切断されることなく一体のままであることから、付着体に接着された第2の両面テープ106を剥離することが容易になる。また、第4の粘着層112の再剥離性によって、付着体に接着部材101の接着の痕跡を残すことがないように、付着体に接着された第2の両面テープ106を付着体から剥離することが可能になる。
第1の両面テープ105の第1の支持体107及び第2の両面テープ106の第2の支持体110は、第1の両面テープ105及び第2の両面テープ106が再剥離性を有するための材料から構成され、例えば、セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミドのうちの少なくとも1つを含んでもよい。また、第1の支持体107及び第2の支持体110は、不織布、フィルム、発泡体から構成されてもよい。
第1の両面テープ105の第2の粘着層109及び第2の両面テープ106の第4の粘着層112は、第1の両面テープ105及び第2の両面テープ106が再剥離性を有するための材料から構成され、例えば、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、エマルジョン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ゴム系粘着剤のうちの少なくとも1つを含んでもよい。なお、第1の両面テープ105の第1の粘着層108は、基材102と第1の支持体107とを接着することができる材料から構成されればよく、第2の粘着層109と同じであってもよい。また、第2の両面テープ106の第3の粘着層111は、基材102と第2の支持体110とを接着することができる材料から構成されればよく、第4の粘着層112と同じであってもよい。
第1の両面テープ105及び第2の両面テープ106は、同じ種類であっても異なる種類のものであってもよく、第1の両面テープ105は、それが接着する被着体によって選定され、第2の両面テープ106は、それが接着する付着体によって選定される。第1の両面テープ105及び第2の両面テープ106の厚さは、接着部材101が接着する付着体及び被着体、並びに付着体に磁石によって装着される物品支持体によって選定されるが、好ましくは0.03〜2mmである。例えば、被着体、付着体が、金属、ガラス、木材、ゴム材、壁紙、メラニン板、ケイカル板、等である場合には、第1の両面テープ105及び第2の両面テープ106は、第1の支持体107及び第2の支持体110がセルロースの不織布から構成され、第1の粘着層108、第2の粘着層109、第3の粘着層111、及び第4の粘着層112がアクリル系粘着剤を含むように構成されてもよい。
接着部材101は、第2の粘着層109に対して剥離可能であって、基材102より突出する第1のライナー113、第4の粘着層112に対して剥離可能であって、基材102より突出する第2のライナー114を更に備えてもよい。ライナーとは、一般的に、紙、プラスチックフィルム、等の片面又は両面に剥離処理した材料であって、セパレータ、離型紙、剥離紙とも呼ばれる。第1のライナー113及び第2のライナー114は、図1に示すように、基材102、第1の両面テープ105、及び第2の両面テープ106より突出しているために容易に把持されることができて、第1のライナー113及び第2のライナー114を第2の粘着層109及び第4の粘着層112からそれぞれ剥離することが容易になる。第1のライナー113及び第2のライナー114は、接着部材101が付着体及び被着体に接着されるまで第2の粘着層109及び第4の粘着層112をそれぞれ保護し、接着部材101が付着体及び被着体に接着される際に第2の粘着層109及び第4の粘着層112からそれぞれ剥離される。第1のライナー113及び第2のライナー114の厚さは、好ましくは0.05〜0.14mmである。
図2〜図5を参照して、本発明の一実施形態としての物品支持システム201について説明する。図2に、図1の接着部材101及び付着体204によって物品支持体205を被着体202に装着させるための物品支持システム201を示す。被着体202としてはは、例えば、リビング、寝室、等の壁面、家具、電気製品、等の側面であってもよく、また、台所、洗面所、浴場、トイレ、等の湿度が高い場所の壁面であってもよい。付着体204としては、磁石206を磁力により付着体204に接着できるものであればよく、例えば、鉄を含む平板がある。なお図2〜図5においては、被着体202の壁面203は、平面状であるが、それに限定されるものではなく、曲面状、多角形状、等であってもよい。また付着体204は、被着体202の壁面203の形状に合うような形状であってもよい。物品支持システム201は、図1の接着部材101と、接着部材101の第2の両面テープ106の第4の粘着層112に接着された付着体204とを備える。接着部材101の第1の両面テープ105の第2の粘着層109を被着体202の壁面203に接着することによって、物品支持システム201は、被着体202の壁面203に接着される。図3に示すように、物品支持システム201は、接着部材101の基材102を第1の表面103及び第2の表面104が延伸する方向に沿って切り裂くことによって、付着体204を被着体202から分離させることができるようになっている。接着部材101の基材102は、その中に切裂体207を通すことによって切り裂かれる。切裂体207は、接着部材101の基材102の厚さより薄いものであって、例えば、厚紙、針金、引っ張られた糸、等があるが、これに限定されるものではない。図4に示すように、接着部材101の基材102は、切裂体207によって切裂面208に沿って切り裂かれ、被着体202側と付着体204側とに分離される。
図5に示すように、物品支持システム201は、第1の両面テープ105の第2の粘着層109を被着体202から再剥離させることができるようになっている。切り裂かれた被着体202側の基材102及びそれに接着された第1の両面テープ105を引っ張ることによって、これらは被着体202から剥離される。この際、第1の両面テープ105は再剥離性を有するために、切り裂かれた被着体202側の基材102及びそれに接着された第1の両面テープ105は、途中で切断されることなく一体のままで剥離され、被着体202に第1の両面テープ105の接着の痕跡を残すことがない。
また図5に示すように、物品支持システム201は、第2の両面テープ106の第4の粘着層112を付着体204から再剥離させることができるようになっている。切り裂かれた付着体204側の基材102及びそれに接着された第2の両面テープ106を引っ張ることによって、これらは付着体204から剥離される。この際、第2の両面テープ106は再剥離性を有するために、切り裂かれた付着体204側の基材102及びそれに接着された第2の両面テープ106は、途中で切断されることなく一体のままで剥離され、付着体204に第2の両面テープ106の接着の痕跡を残すことがない。そして、痕跡が残っていない付着体204には、別の接着部材101を更に接着させることができ、物品支持システム201をリサイクルすることが可能になる。
図2に示すように、物品支持システム201は、磁石206を有する少なくとも1つの物品支持体205を、磁石206を介して付着体204に装着させることができるようになっている。磁石206を有する物品支持体205は、磁石206の磁力によって付着体204に装着され、その結果、被着体202の壁面203に装着されることができる。物品支持体205は、例えば、フライパン、フライ返し、等を吊下するフック、タオルハンガー、等であるが、これに限定されるものではなく、磁石206の磁力によって付着体204に装着されることができるものであればよい。
上記記載は特定の実施例についてなされたが、本発明はそれに限らず、本発明の原理と添付の特許請求の範囲の範囲内で種々の変更及び修正をすることができることは当業者に明らかである。
101 接着部材
102 基材
103 第1の表面
104 第2の表面
105 第1の両面テープ
106 第2の両面テープ
107 第1の支持体
108 第1の粘着層
109 第2の粘着層
110 第2の支持体
111 第3の粘着層
112 第4の粘着層
113 第1のライナー
114 第2のライナー
201 物品支持システム
202 被着体
203 壁面
204 付着体
205 物品支持体
206 磁石
207 切裂体
208 切裂面

Claims (12)

  1. 磁石を装着可能な付着体を被着体に接着させるための接着部材であって、互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有する基材と、前記第1の表面に接着された第1の両面テープと、前記第2の表面に接着された第2の両面テープとを備え、
    前記基材は、前記第1及び第2の表面が延伸する方向に沿って切り裂かれることができる材料より構成され、
    前記第1の両面テープは、第1の支持体と、前記第1の支持体と前記第1の表面とを接着した第1の粘着層と、前記第1の粘着層に対向する第2の粘着層であって、前記第1の支持体と前記被着体とを接着させるための第2の粘着層とを備え、前記第2の粘着層は、前記被着体に対して再剥離性を有する、接着部材。
  2. 前記第2の両面テープは、第2の支持体と、前記第2の支持体と前記第2の表面とを接着した第3の粘着層と、前記第3の粘着層に対向する第4の粘着層であって、前記第2の支持体と前記付着体とを接着させるための第4の粘着層とを備え、前記第4の粘着層は、前記付着体に対して再剥離性を有する、請求項1に記載の接着部材。
  3. 前記第1及び第2の支持体は、セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミドのうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の接着部材。
  4. 前記第2及び第4の粘着層は、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、エマルジョン系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ゴム系粘着剤のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜3の何れか一項に記載の接着部材。
  5. 前記基材は、無架橋材料の発泡体から構成されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の接着部材。
  6. 前記無架橋材料は、ポリエチレンを含む、請求項5に記載の接着部材。
  7. 前記基材は、0.3〜6mmの厚さを有する、請求項5又は6に記載の接着部材。
  8. 前記第2及び第4の粘着層に対してそれぞれ剥離可能であって、前記基材より突出しているライナーを更に備える、請求項1〜7の何れか一項に記載の接着部材。
  9. 請求項1〜7の何れか一項に記載の接着部材と、前記接着部材の前記第4の粘着層に接着された前記付着体とを備え、前記基材を前記第1及び第2の表面が延伸する方向に沿って切り裂くことによって、前記付着体を前記被着体から分離させることができるようになっている、物品支持システム。
  10. 前記第2の粘着層を前記被着体から再剥離させることができるようになっている、請求項9に記載の物品支持システム。
  11. 前記第4の粘着層を前記付着体から再剥離させることができるようになっている、請求項9又は10に記載の物品支持システム。
  12. 前記磁石を有する少なくとも1つの物品支持体を、前記磁石を介して前記付着体に装着させることができるようになっている、請求項9〜11の何れか一項に記載の物品支持システム。
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