JP2020163715A - 液体消費装置 - Google Patents

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光 田村
Hikari Tamura
光 田村
吉記 刑部
Yoshinori Osakabe
吉記 刑部
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【課題】複数の液体貯留部のうち少なくとも1つの液体貯留部の液体貯留量を他の液体貯留部の液体貯留量よりも大きくすることができ、且つ、複数の液体貯留部を収容する収容部の設計の自由度を向上することができる液体消費装置を提供する。【解決手段】内部に液体が貯留される液体貯留部を複数収容する収容部を備える液体消費装置は、前記収容部内において複数の前記液体貯留部が配列されている水平方向を第一方向とし、この第一方向及び鉛直方向である第二方向に直交する方向を第三方向と定義したとき、複数の前記液体貯留部のうち少なくとも1つの液体貯留部の、前記第二方向及び前記第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状は、他の前記液体貯留部の、前記第二方向及び前記第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状と異なることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本開示は、内部に液体が貯留される複数の液体貯留部を備える液体消費装置に関する。
例えばシートなどの画像形成対象物にインクを消費することにより画像を形成する液体消費装置の一例であるインクジェット式プリンタにおいては、内部にインクを貯留する複数のインク貯留部を備えるようにしている。
ところで、この種のインクジェット式プリンタにおいては、一般的に、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクの消費量よりもブラックインクの消費量が多くなることが想定されている。そのため、特許文献1に開示されているインクジェット式プリンタにおいては、一方向に沿って配列されている複数のインク貯留部について、ブラックインクを貯留するインク貯留部の一方向に沿う寸法を、ブラックインク以外の他のインクを貯留するインク貯留部の一方向に沿う寸法よりも大きくした構成を適用している。
特開2017−121765号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、複数のインク貯留部の一方向に沿う寸法が一致しない構成となる。一方向に沿う寸法が異なる複数のインク貯留部を収容部に収容する場合には、収容部の一方向に沿う寸法を大きくするしかなく、従って、収容部の設計変更の自由度が著しく制限されてしまう。
本開示は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の液体貯留部のうち少なくとも1つの液体貯留部の液体貯留量を他の液体貯留部の液体貯留量よりも大きくすることができ、且つ、複数の液体貯留部を収容する収容部の設計の自由度を向上することができる液体消費装置を提供することである。
本開示に係る液体消費装置は、内部に液体が貯留される液体貯留部を複数収容する収容部を備える液体消費装置であって、前記収容部内において複数の前記液体貯留部が配列されている水平方向を第一方向とし、この第一方向及び鉛直方向である第二方向に直交する方向を第三方向と定義したとき、複数の前記液体貯留部のうち少なくとも1つの液体貯留部の、前記第二方向及び前記第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状は、他の前記液体貯留部の、前記第二方向及び前記第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状と異なることを特徴とする。
本開示に係る液体消費装置によれば、収容部内に水平方向である第一方向に沿って配列される複数の液体貯留部について、少なくとも1つの液体貯留部の、第二方向及び第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状を、他の液体貯留部の、第二方向及び第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状と異なるようにしている。この構成によれば、複数の液体貯留部のうち少なくとも1つの液体貯留部の液体貯留量を他の液体貯留部の液体貯留量よりも大きくすることができ、収容部の設計の自由度を向上することができる。
第1実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図(その1) 第1実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図(その2) 第2実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図 第3実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図 第4実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図(その1) 第4実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図(その2) 第5実施形態に係る液体貯留部の構成例を概略的に示す斜視図 第6実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図 第7実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図 第8実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図 第9実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図 第10実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図 変形実施形態に係る液体消費装置の構成例を概略的に示す横断平面図
以下、本開示の液体消費装置に係る複数の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態においては、インク消費装置の左右方向を第一方向X、上下方向を第二方向Z、前後方向を第三方向Yと定義する。図1に例示するインク消費装置10は、液体消費装置の一例であり、例えばシートなどの画像形成対象物にインクを消費することにより画像を形成するインクジェット式プリンタとして構成されている。インク消費装置10は、その左右方向のほぼ中央部に搬送経路11を備えている。搬送経路11は、この場合、インク消費装置10の前後方向に沿って延びており、図示しない周知の搬送機構により、画像形成対象物であるシートを前後方向に沿って搬送する。
インク消費装置10は、その前部にインク収容部100を備えている。インク収容部100は、収容部の一例であり、この場合、インク消費装置10の正面側から見て、搬送経路11よりも右側に設けられている。インク収容部100内には、複数、この場合、4つのインクタンク101C,101M,101Y,101Bが収容されている。以下、これらのインクタンク101C,101M,101Y,101Bをまとめて「インクタンク101」と称する場合もある。インクタンク101は、例えば透明あるいは半透明の樹脂材料により構成されており、内部のインクの残量を当該インクタンク101の外部から視認可能となっている。なお、インクタンク101は、不透明な部材により構成してもよい。
複数のインクタンク101は、何れも液体貯留部の一例である。インクタンク101は、インク収容部100内に着脱不能に備えられている。ここで、インク収容部100の一部、例えば、前面100aの一部を透光性を備えた部材で構成するか、または、前面100aに透視窓を設けた構成とすれば、後述するように、インクタンク101内のインクの残量をインク消費装置100の外部から視認可能とすることができる。また、「着脱不能」とは、一般の消費者がインク消費装置10を使用する場合にインクタンク101をインク収容部100から取り外すことができないことを意図するものであり、例えば、インク消費装置10のメンテナンス時などにおいて、専門の修理者が装置の内部構造を分解することでインクタンク101をインク収容部100から取り外すような場合までは含まない。
複数のインクタンク101は、この場合、それぞれ異なる種類のインクを貯留している。即ち、インクタンク101Cには、内部にシアンインクが貯留されている。インクタンク101Mには、内部にマゼンタインクが貯留されている。インクタンク101Yには、内部にイエローインクが貯留されている。インクタンク101Bには、内部にブラックインクが貯留されている。即ち、複数のインクタンク101は、それぞれ異なる種類のインクを貯留するタンクとなっている。ここで、「異なる種類のインク」とは、インクの色の相違や、染料インクか顔料インクかの相違、未使用のインクか既に使用されたが画像形成等には用いられなかった廃インクかの相違も含む趣旨である。インクタンク101は、それぞれ、図示しないインク補給口を備えており、このインク補給口を通して、内部にインクを適宜補給可能となっている。インク補給口は、図示しないキャップによって開閉される。なお、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクは、液体の一例である。また、画像形成前に画像形成対象物に塗布される前処理用の液体も、液体の一例として挙げることができる。
インク収容部100内において、複数のインクタンク101は、第一方向X、この場合、インク消費装置10の左右方向となる水平方向に沿って一列に配列されている。そして、この第一方向に対して、鉛直方向つまりインク消費装置10の上下方向を第二方向Zと定義した場合、第一方向X及び第二方向Zに直交する方向を第三方向Y、この場合、インク消費装置10の前後方向と定義する。即ち、複数のインクタンク101が配列される第一方向Xは、搬送経路11が延びる方向、つまり、画像形成対象物の一例であるシートの搬送方向である第三方向Yに直交する方向となっている。また、インク収容部100内において、インクタンク101Bは、端部、この場合、右端部に配置されている。
そして、複数のインクタンク101のうちインクタンク101Bの第一方向Xに直交する断面積は、他のインクタンク101C,101M,101Yの第一方向Xに直交する断面積よりも大きくなっている。ここで、複数のインクタンク101の第一方向Xに直交する断面は、第二方向Z及び第三方向Yに延びる仮想平面と定義することができる。そのため、インク消費装置10は、インクタンク101Bの当該仮想平面で切断したときの断面形状が、他のインクタンク101C,101M,101Yの当該仮想平面で切断したときの断面形状と異なるようにした構成となっている。より詳細には、インクタンク101Bの当該仮想平面で切断したときの断面形状は、他のインクタンク101C,101M,101Yの当該仮想平面で切断したときの断面形状よりも大きくなっている。また、別の見方をすれば、インクタンク101Bの当該仮想平面で切断したときの断面積は、他のインクタンク101C,101M,101Yの当該仮想平面で切断したときの断面積よりも大きくなっている。また、複数のインクタンク101は、第一方向Xに沿う寸法、つまり、インク消費装置10の左右方向に沿う幅寸法が同一となっている。なお、複数のインクタンク101は、第一方向Xに沿う寸法がそれぞれ異なっていてもよい。
また、インク収容部100は、その前面100aのうちインクタンク101Bの前面に対向する部分に突出部100bを有した設計となっている。突出部100bは、インク収容部100の前面100aから前方に矩形状に突出している。そして、インクタンク101Bの前端部は、この突出部100b内に配置されている。なお、上述した通り、インク収容部100の前面100aには、図示しない視認窓が設けられており、使用者は、この視認窓を介して、インクタンク101C,101M,101Y,101B内のインクの残量を確認可能となっている。なお、インク収容部100は、視認窓を備えない構成としてもよい。
インク消費装置10によれば、インク収容部100内において第一方向Xに沿って配列される複数のインクタンク101について、インクタンク101Bの第一方向Xに直交する断面形状を、他のインクタンク101C,101M,101Yの第一方向Xに直交する断面形状と異ならせている。即ち、インクタンク101Bについて、その第一方向Xに沿う寸法を他のインクタンク101C,101M,101Y,101Bの第一方向Xに沿う寸法よりも大きくする従来の態様とは全く異なる態様により大きくするようにした。
従って、インク消費装置10によれば、インクタンク101Bのインク貯留量を他のインクタンク101C,101M,101Yのインク貯留量よりも大きくすることができる。そして、その場合のインク収容部100は、当該インク収容部100の第一方向Xに沿う寸法を大きくする従来の態様とは全く異なる態様、この場合、インク収容部100の前面100aに突出部100bを設ける態様を適用することができる。従って、複数のインクタンク101を収容するインク収容部100の設計の自由度を格段に向上することができる。
なお、図2に例示するように、他のインクタンク101C,101M,101Cよりもインク貯留量が大きくなるように構成されるインクタンク101Bは、インク収容部100内において左端部に配置してもよい。
また、インク消費装置10は、所定の種類の液体、この場合、ブラックインクを内部に貯留するインクタンク101Bについて、その第一方向Xに直交する断面形状を、他のインクタンク101C,101M,101Yの第一方向Xに直交する断面形状よりも大きくした構成となっている。しかし、インク消費装置10は、複数のインクタンク101C,101M,101Y,101Bのうち少なくとも1つのインクタンクの第一方向Xに直交する断面形状を他のインクタンクの第一方向Xに直交する断面形状よりも大きした構成であればよく、従って、例えば、インクタンク101C,101Mを他のインクタンク101Y,101Bよりも大きくした構成とするなど、サイズを大きくするインクタンクの種類や数を適宜変更することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態においても、インク消費装置の左右方向を第一方向X、上下方向を第二方向Z、前後方向を第三方向Yと定義する。図3に例示するインク消費装置10によれば、複数のインクタンク101は、その前面が面一である面一状態となっている。そして、インク収容部100は、その前面100aに突出部100bが設けられておらず、面一状態となっている。
この構成によれば、インク収容部100の一部を前方に突出させる必要が無く、従って、インク消費装置10全体としての大型化を抑制することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態においても、インク消費装置の左右方向を第一方向X、上下方向を第二方向Z、前後方向を第三方向Yと定義する。図4に例示するインク消費装置10によれば、複数のインクタンク101は、その後面が面一である面一状態となっている。そして、インク収容部100は、その前面100aに突出部100bを備えており、インクタンク101Bの前端部は、この突出部100b内に配置されている。
この構成によれば、インク収容部100の後側における設計変更を不要とすることができる。ここで、インク収容部100の後側には、例えば、複数のインクタンク101と、画像形成対象物にインクを吐出する図示しないインク吐出ノズル部とを接続するチューブなどが設けられる。そのため、このようなチューブの配置構成について、特段の変更を加えることなく、そのまま適用することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態においても、インク消費装置の左右方向を第一方向X、上下方向を第二方向Z、前後方向を第三方向Yと定義する。図5に例示するインク消費装置10によれば、複数のインクタンク101は、インクタンク101Bの後面が他のインクタンク101C,101M,101Yの後面よりも前側に位置するように配置されており、複数のインクタンク101の後面が面一ではない非面一状態となっている。この場合、インクタンク101Bの前端部は、インク収容部100の前面100aに設けられた突出部100b内に嵌め込まれている。
また、図6に例示するインク消費装置10によれば、複数のインクタンク101は、インクタンク101Bの前面が他のインクタンク101C,101M,101Yの前面よりも後側に位置するように配置されており、インクタンク101C,101M,101Y,101Bの前面が面一ではない非面一状態となっている。この場合、インク収容部100は、その前面100aに突出部100bを備えておらず、面一状態となっている。なお、インク収容部100は、インクタンク101Bに対向する部分に、後方に窪む窪み部を設けた構成としてもよい。
即ち、本開示に係るインク消費装置10によれば、図5や図6に例示するように、サイズを大きくしたインクタンク101Bのインク収容部100内における配置位置の自由度を向上することができる。
(第5実施形態)
図7に例示するように、複数のインクタンク101は、その高さ寸法が同一となっている。この構成によれば、複数のインクタンク101がそれぞれ備える図示しないインク補給口を、同じ高さに位置させることができる。そのため、複数のインクタンク101内へのインクの補給を同じ高さ位置において行うことができ、インクの補給作業を容易に行うことができる。
(第6実施形態)
第6実施形態においては、インク消費装置の前後方向を第一方向Y、上下方向を第二方向Z、左右方向を第三方向Xと定義する。図8に例示するインク消費装置20は、その左右方向のほぼ中央部に前後方向に延びる搬送経路21を備えている。また、インク消費装置20は、その側部、この場合、右側部にインク収容部200を備えている。インク収容部200内には、複数のインクタンク101が収容されている。
インク収容部200内において、複数のインクタンク101は、第一方向Y、この場合、インク消費装置20の前後方向に沿って一列に配列されている。この場合、複数のインクタンク101が配列される第一方向Yは、搬送経路21が延びる方向、つまり、シートの搬送方向に平行する方向となっている。
このように構成されるインク消費装置20によっても、インクタンク101Bのインク貯留量を他のインクタンク101C,101M,101Yのインク貯留量よりも大きくすることができ、且つ、インク収容部200の設計の自由度を格段に向上することができる。
(第7実施形態)
第7実施形態においては、インク消費装置の左右方向を第一方向X、上下方向を第二方向Z、前後方向を第三方向Yと定義する。図9に例示するインク消費装置30は、その前後方向のほぼ中央部に左右方向に延びる搬送経路31を備えている。また、インク消費装置30は、その前部、この場合、搬送経路31よりも前側となる部分の右部にインク収容部300を備えている。インク収容部300内には、複数のインクタンク101が収容されている。
インク収容部300内において、複数のインクタンク101は、第一方向X、この場合、インク消費装置30の左右方向に沿って一列に配列されている。この場合、複数のインクタンク101が配列される第一方向Xは、搬送経路31が延びる方向、つまり、シートの搬送方向に平行する方向となっている。
このように構成されるインク消費装置30によっても、インクタンク101Bのインク貯留量を他のインクタンク101C,101M,101Yのインク貯留量よりも大きくすることができ、且つ、インク収容部300の設計の自由度を格段に向上することができる。
(第8実施形態)
第8実施形態においては、インク消費装置の前後方向を第一方向Y、上下方向を第二方向Z、左右方向を第三方向Xと定義する。図10に例示するインク消費装置40は、その前後方向のほぼ中央部に左右方向に延びる搬送経路41を備えている。また、インク消費装置40は、その側部、この場合、右側部において搬送経路41よりも前側となる部分にインク収容部400を備えている。インク収容部400内には、複数のインクタンク101が収容されている。
インク収容部400内において、複数のインクタンク101は、第一方向Y、この場合、インク消費装置40の前後方向に沿って一列に配列されている。この場合、複数のインクタンク101が配列される第一方向Yは、搬送経路41が延びる方向、つまり、シートの搬送方向に直交する方向となっている。
このように構成されるインク消費装置40によっても、インクタンク101Bのインク貯留量を他のインクタンク101C,101M,101Yのインク貯留量よりも大きくすることができ、且つ、インク収容部400の設計の自由度を格段に向上することができる。
(第9実施形態)
第9実施形態においては、インク消費装置の左右方向を第一方向X、上下方向を第二方向Z、前後方向を第三方向Yと定義する。図11に例示するインク消費装置50は、その左右方向のほぼ中央部に前後方向に延びる搬送経路51を備えている。また、インク消費装置50は、その前部にインク収容部500を備えている。インク収容部500は、収容部の一例であり、この場合、インク消費装置50の正面側から見て、搬送経路51よりも右側に設けられている。インク収容部500内には、複数、この場合、5つのインクタンク101C,101M,101Y,101B,101Wが収容されている。即ち、インク消費装置50は、上述したインクタンク101C,101M,101Y,101Bに加えて、さらにインクタンク101Wを備えた構成となっている。以下、これらのインクタンク101C,101M,101Y,101B,101Wをまとめて「インクタンク101」と称する場合もある。
インクタンク101Wは、液体貯留部の一例であり、この場合、画像形成対象物に対する画像形成に用いられなかった廃インクを貯留するタンクとなっている。廃インクは、液体の一例であり、また、廃液の一例でもある。
インク収容部500内において、複数のインクタンク101は、第一方向X、この場合、インク消費装置50の左右方向に沿って一列に配列されている。この場合、複数のインクタンク101が配列される第一方向Xは、搬送経路51が延びる方向、つまり、シートの搬送方向に直交する方向となっている。
また、インク収容部500内において、インクタンク101Bは、端部、この場合、右端部に配置されている。また、インク収容部500内において、インクタンク101Wは、端部、この場合、左端部に配置されている。
そして、複数のインクタンク101のうちインクタンク101B及びインクタンク101Wの第一方向Xに直交する断面形状は、他のインクタンク101C,101M,101Yの第一方向Xに直交する断面形状よりも大きくなっている。また、複数のインクタンク101は、第一方向Xに沿う寸法、つまり、インク消費装置50の左右方向に沿う幅寸法が同一となっている。なお、複数のインクタンク101は、第一方向Xに沿う寸法がそれぞれ異なっていてもよい。
このように構成されるインク消費装置50によっても、インクタンク101Bのインク貯留量及びインクタンク101Wの廃液貯留量を他のインクタンク101C,101M,101Yのインク貯留量よりも大きくすることができ、且つ、インク収容部500の設計の自由度を格段に向上することができる。
(第10実施形態)
第10実施形態においては、インク消費装置の左右方向を第一方向X、上下方向を第二方向Z、前後方向を第三方向Yと定義する。図12に例示するインク消費装置60は、その左右方向のほぼ中央部に前後方向に延びる搬送経路61を備えている。また、インク消費装置60は、破線矢印で示すように搬送経路61上を左右方向に往復移動するキャリッジ600を備えている。キャリッジ600は、収容部の一例である。キャリッジ600には、複数、この場合、4つのインクカートリッジ601C,601M,601Y,601Bが着脱可能に備えられている。以下、これらのインクカートリッジ601C,601M,601Y,601Bをまとめて「インクカートリッジ601」と称する場合もある。
複数のインクカートリッジ601は、何れも液体貯留部の一例である。複数のインクカートリッジ601は、この場合、それぞれ異なる種類のインクを貯留している。即ち、インクカートリッジ601Cには、内部にシアンインクが貯留されている。インクカートリッジ601Mには、内部にマゼンタインクが貯留されている。インクカートリッジ601Yには、内部にイエローインクが貯留されている。インクカートリッジ601Bには、内部にブラックインクが貯留されている。即ち、複数のインクカートリッジ601は、それぞれ異なる種類のインクを貯留するカートリッジとなっている。
キャリッジ600内において、複数のインクカートリッジ601は、第一方向X、この場合、インク消費装置60の左右方向となる水平方向に沿って一列に配列されている。この場合、複数のインクカートリッジ601が配列される第一方向Xは、搬送経路61が延びる方向、つまり、シートの搬送方向に直交する方向となっている。また、キャリッジ600内において、インクカートリッジ601Bは、端部、この場合、右端部に配置されている。
そして、複数のインクカートリッジ601のうちインクカートリッジ601Bの第一方向Xに直交する断面形状は、他のインクカートリッジ601C,601M,601Yの第一方向Xに直交する断面形状よりも大きくなっている。また、複数のインクカートリッジ601は、第一方向Xに沿う寸法、つまり、インク消費装置60の左右方向に沿う幅寸法が同一となっている。なお、複数のインクカートリッジ601は、第一方向Xに沿う寸法がそれぞれ異なっていてもよい。
このように構成されるインク消費装置60によっても、インクカートリッジ601Bのインク貯留量を他のインクカートリッジ601C,601M,601Yのインク貯留量よりも大きくすることができ、且つ、キャリッジ600の設計の自由度を格段に向上することができる。即ち、本開示に係る技術思想は、液体消費装置に着脱不能に備えられる液体貯留タンクに限られず、液体消費装置に着脱可能に備えられる液体貯留カートリッジにも適用することができる。
(その他の実施形態)
なお、本開示は、上述した複数の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形、拡張が可能である。例えば、上述した複数の実施形態を、適宜選択して組み合わせて実施してもよい。
また、図13に例示するインク消費装置70のように、複数のインクタンク101は、搬送経路71を挟んで左右に分かれて配置されていてもよい。この場合、インク消費装置70は、インクタンク101C,101M,101Yが、正面側から見て搬送経路11よりも右側に配置され、インクタンク101Bが、正面側から見て搬送経路11よりも左側に配置されている。そして、この場合も、インクタンク101Bの第一方向Xに直交する断面形状は、他のインクタンク101C,101M,101Yの第一方向Xに直交する断面形状よりも大きくなっている。なお、インク消費装置70においては、インク収容部も搬送経路71を挟んで左右に分かれて設けられており、インクタンク101C,101M,101Yは、インク収容部700a内に収容され、インクタンク101Bは、インク収容部700b内に収容されている。
また、液体貯留部の数は、複数である限り、その数を適宜変更することが可能である。その場合、少なくとも1つの液体貯留部を他の液体貯留部よりも大きくした構成とすればよい。また、本開示に係る技術思想は、インクを消費する液体消費装置に限らず、インク以外の液体を消費する液体消費装置にも適用することが可能である。
10,20,30,40,50,60,70:インク消費装置(液体消費装置)、100,200,300,400,500,600,700a,700b:インク収容部(収容部)、101C,101M,101Y,101B,101W:インクタンク(液体貯留部)、601C,601M,601Y,601B:インクカートリッジ(液体貯留部)

Claims (8)

  1. 内部に液体が貯留される液体貯留部を複数収容する収容部を備える液体消費装置であって、
    前記収容部内において複数の前記液体貯留部が配列されている水平方向を第一方向とし、この第一方向及び鉛直方向である第二方向に直交する方向を第三方向と定義したとき、
    複数の前記液体貯留部のうち少なくとも1つの液体貯留部の、前記第二方向及び前記第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状は、他の前記液体貯留部の、前記第二方向及び前記第三方向に延びる仮想平面で切断したときの断面形状と異なることを特徴とする液体消費装置。
  2. 所定の搬送方向に搬送される画像形成対象物に、前記液体貯留部内の液体により画像を形成する画像形成装置として構成され、
    前記第一方向は、前記搬送方向に直交する方向であることを特徴とする請求項1に記載の液体消費装置。
  3. 前記第二方向又は前記第三方向において、複数の前記液体貯留部の少なくとも一面が面一状態となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体消費装置。
  4. 所定の搬送方向に搬送される画像形成対象物に、前記液体貯留部内の液体により画像を形成する画像形成装置として構成され、
    前記第一方向は、前記搬送方向に平行な方向であることを特徴とする請求項1に記載の液体消費装置。
  5. 前記液体貯留部は、着脱不能なタンクであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の液体消費装置。
  6. 前記液体貯留部は、着脱可能なカートリッジであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の液体消費装置。
  7. 前記複数の液体貯留部のうち、少なくとも1つの液体貯留部は、前記画像形成対象物へ画像を形成する液体を貯留していることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の液体消費装置。
  8. 前記複数の液体貯留部は、前記第一方向に沿う寸法が同一であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の液体消費装置。
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