JP2020149331A - ボットシステムのプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
そして、対応スタッフは作業を中断して必要に応じて会社受付に来客者を迎えに行き来客の応対をすることができる。
つまり、受付担当者を設けずに直接担当者へチャットボットが取り次ぐことができる。
また、サーバは、1つのサーバやクラウド上の複数のサーバでもよい。
さらに、所定端末は、デスクトップ型パーソナルコンピュータ端末、ノート型パーソナルコンピュータ端末、スマートフォン端末、タブレット端末、サイネージ端末などの情報を送受信するものであって、所謂インターネットである広域ネットワーク、ローカルネットワーク、電話回線などを含む通信ネットワークによりサーバと接続自在なものであれば如何なるものであっても構わない。
また、サーバのチャットボットが所定端末へ情報を送信する手段は、チャットアプリケーションソフトウェアや電子メールソフトウェアなど、文字データを送受信するものであれば如何なるものであっても構わない。
ここで、図1は、本発明の第1実施例のボットシステム100の概念を示す図であり、図2は、本発明の第1実施例のボットシステム100の動作を示すチャート図である。
受付用端末110は、サーバ120との間でデータを通信自在に設けられている。
また、受付用端末110には、チャットアプリケーションソフトウェアがインストールされている。
ここで、チャットアプリケーションソフトウェアは、I/Oの結果を待たずに処理を進めるサーバ120(チャット用サーバ)を介して複数のコンピュータ端末(チャットボット含む)間、またはコンピュータ端末とサーバ120のチャットボット(単にボットともいう)との間で送受信して所謂、プッシュ通知をするものであれば如何なるものであっても構わない。
そして、受付用端末110は、サーバ120のチャットボットとチャット(リアルタイム)でメッセージのやりとりを行うことができるように設けられている。
そして、サーバ120のチャットボットが、受付用端末110から受信した所定内容の情報に基づいて、予め登録された所定端末の一例である対応スタッフのスマートフォン端末130に来客者ありの旨の情報を送信するように構成されている。
本実施例では、受付用端末110の表示部111に受付ボタン111a(呼出ボタンともいう)が表示されている。
なお、受付用端末110に焦電センサーである所謂、人感センサー112を設け、人感センサー112によって受付にやってきた来客者を検知するように構成してもよい。
そして、受付用端末110が来客者を検知したとき、受付用端末110は、一例として「いらっしゃいませ! 受付ボタンを押して下さい」の旨を表示部111に表示する、または、スピーカを用いて音声出力するように構成してもよい。
もちろん、常に、「いらっしゃいませ! 受付ボタンを押して下さい」の旨を表示部111に表示する構成でもよい。
図2に示すように、ステップS1では、入力有無判定ステップとして、受付用端末110における所定の入力の有無を受付用端末110の制御部(ボットシステム100のプログラム)が判定する。
本実施例では、受付用端末110の表示部111に表示された受付ボタン111aが押されたか否かを判定する。
受付ボタン111aが押されたと判定した場合はステップS2へ進み、他方、まだ押されていないと判定した場合はステップS1を繰り返す。
ステップS3では、来客者ありお知らせステップとして、サーバ120のチャットボットが、受付用端末110から受信した所定内容の情報に基づいて、予め登録された所定端末の一例である対応スタッフのスマートフォン端末130に来客者ありの旨の情報を送信する。
すると、来客者ありの旨の一例として、「受付にお客様がいらっしゃいました!」の旨のメッセージがスマートフォン端末130の表示部に表示される。
これにより、受付用端末110における例えば、「受付ボタン」111aが押されるなど所定の入力があるだけで来客者ありの旨が予め登録された所定端末の一例である対応スタッフのスマートフォン端末130に送信されて対応スタッフに通知される。
その結果、対応スタッフが受付から離れた場所にいる場合であっても、受付用端末110が設置された会社受付に来客者がいることを簡単に、かつ、確実に知ることができる。
そして、対応スタッフは作業を中断して必要に応じて会社受付に来客者を迎えに行き来客の応対をすることができる。
さらに、チャットアプリケーションソフトウェアの所謂、プッシュ通知で通知されて、来客者が入力してから殆どタイムラグなしで対応スタッフのスマートフォン端末130に来客者ありの旨の情報が通知される。
その結果、対応スタッフはすぐに来客者に対応でき、来客者に待ちぼうけを食わせる虞を回避できる。
なお、スマートフォン端末130の表示部に「受付にお客様がいらっしゃいました!」の旨のメッセージを表示するとともに、スマートフォン端末130のスピーカを用いてメッセージを音声出力するように構成してもよい。
これにより、来客者は受付ボタン111aを押すだけで来客者ありの旨が予め登録された所定端末の一例である対応スタッフのスマートフォン端末130に送信されて対応スタッフに通知される。
その結果、受付用端末110が設置された会社受付に来客者がいることを対応スタッフは簡単に、かつ、確実に知ることができる。
また、対応スタッフは、チャットボットに対してスマートフォン端末130を用いて「すぐ右側の第1会議室に案内して!」の旨の指示を送信し、チャットボットが受信した指示に基づいて受付用端末110へ「すぐ右側の第1会議室でお待ち下さい!」の旨のメッセージを送信し、受付用端末110が、受信したメッセージを表示し、または、音声で読み上げるように構成してもよい。
ここで、図3(A)は、本発明の第2実施例のボットシステム100の受付用端末110が来客者に尋ねた様子を示す図であり、図3(B)は、受付用端末110が尋ねたことに対して来客者が答えた(入力した)様子を示す図である。
第2実施例のボットシステム100のプログラムは、第1実施例のボットシステム100の受付用端末110の受付ボタン111aに代えて、来客者に対して所定の情報を尋ねる構成としたものであり、多くの要素について第1実施例のボットシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
このうち、来客者有無判定ステップS11では、受付用端末110の焦電センサーである所謂、人感センサー112を用いて来客者の有無を受付用端末110の制御部(ボットシステム100のプログラム)が判定する。
また、お尋ねステップS12では、来客者ありと判定したとき、サーバ120のチャットボットが受付用端末110へ所定の情報のメッセージをチャットで送り、受付用端末110が、受付用端末110のスピーカによる音声および受付用端末110の表示部111による文字表示の少なくとも一方により来客者に対して所定の情報を尋ねる。
その結果、来客者が受付用端末110からの求めに応じて所定の入力の一例として会社名、名前、電話番号、予約番号、所謂、QRコード(登録商標)である2次元コードCDなどの入力をするだけで対応スタッフにどんな来客者であるかの来客者情報を通知することができる。
なお、予約番号、QRコード(登録商標)である2次元コードCDには、来客予定の日時についての情報、来客者情報または担当者情報などが含まれている。
そして、図3(B)に示すように、来客者が、受付用端末110のマイクに向かって一例として「株式会社ABCの鈴木です!」と言うと、「株式会社ABCの鈴木です!」の音声が入力されテキスト変換されて入力され、メッセージとしてサーバ120のチャットボットへ送信される。
その結果、対応スタッフは来客者が誰であるかを簡単に知ることができる。
なお、来客者の入力が有効だったのか否かを明確にするために、チャットボットが、一例として「担当者に連絡しました。少々お待ち下さい!」の旨のメッセージを受付用端末110へ送信し、受付用端末110がその旨のメッセージを表示部111に表示することが望ましい。
そして、例えば、1分経過など所定時間経過したか否かを判定し、経過したときにリセットして表示部111のメッセージを消去し、次の来客者に備えることが望ましい。
また、来客者有無判定ステップS11と、お尋ねステップS12とを設けずに、最初から、所定の入力の一例として会社名、名前、電話番号、予約番号、QRコード(登録商標)である2次元コードCDなどの入力を促す内容を表示部111に表示した構成でもよい。
ここで、図4(A)は、本発明の第3実施例のボットシステム100の受付用端末110が来客者に尋ねた様子を示す図であり、図4(B)は、受付用端末110が尋ねたことに対して来客者が答えた(入力した)様子を示す図である。
第3実施例のボットシステム100のプログラムは、第2実施例のボットシステム100のチャットボットが来客者に対して尋ねる内容を事前に登録した予約番号に変更したものであり、多くの要素について第1実施例および第2実施例のボットシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
そして、表示部111に表示されたキーボードによって予約番号情報が入力される、受付用端末110のマイクによって予約番号情報が音声入力される、または、受付用端末110のカメラ部113によって2次元コードCDが読み取られて入力される構成である。
その結果、来客者は受付において自身を特定するために必要な情報を簡単に入力することができる。
具体的には、来客者が事前にアポイント(予約)を取り、電子メールまたはチャットで予約番号を受け取る。
そして、当日になって受付までやってくる。
そして、図4(B)に示すように、来客者が、受付用端末110のマイクに向かって予約番号の一例として「0226」と言うと、「0226」の音声が入力されテキスト変換されて入力され、メッセージとしてサーバ120のチャットボットへ送信される。
これにより、来客者を特定する来客者情報が得られて来客者情報が所定端末の一例である対応スタッフのスマートフォン端末130に送信される。
その結果、対応スタッフは来客者が誰であるかを簡単に知ることができる。
なお、来客者の入力が有効だったのか否かを明確にするために、チャットボットが、サーバ120のデータベースに事前登録された予約情報を参照して予約番号に基づいて、一例として「株式会社ABCの鈴木様ですね。担当者に連絡しました。少々お待ち下さい!」の旨のメッセージを受付用端末110へ送信し、受付用端末110がその旨のメッセージを表示部111に表示することが望ましい。
また、予約番号の入力について、一例として受付用端末110のマイクを用いて音声が入力されテキスト変換される構成を説明したが、受付用端末110の表示部111に表示されたキーボードを用いて入力する構成でもよい。
ここで、図5は、本発明の第4実施例のボットシステム100の受付用端末110および来客者の端末140を示す図であり、図6は、本発明の第4実施例のボットシステム100の動作を示すチャート図であり、図7は、本発明の第4実施例のボットシステム100の来客者情報と担当者情報との組み合わせリストの例を示す図である。
第4実施例のボットシステム100のプログラムは、第3実施例のボットシステム100のチャットボットが来客者に対して尋ねる内容を事前に登録した2次元コードCDに変更するとともに、来客者ありお知らせステップS15、S16において、データベースに登録された組み合わせリストを参照してから複数の所定端末の宛先情報から選択して来客者ありの旨の情報を送信する構成としたものであり、多くの要素について第1実施例〜第3実施例のボットシステム100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略する。
そして、表示部111に表示されたキーボードによって予約番号情報が入力される、受付用端末110のマイクによって予約番号情報が音声入力される、または、受付用端末110のカメラ部113によって2次元コードCDが読み取られて入力されるように構成されている。
そして、来客者ありお知らせステップS15、S16において、サーバ120のチャットボットが、受付用端末110から受信した担当者情報を、予め登録された担当者と所定端末との組み合わせリスト(図7参照)と照らし合わせ、複数の所定端末から選択して来客者ありの旨の情報を送信する構成である。
これにより、担当者に応じて来客者ありの旨の情報の情報を送信する宛先である所定端末が選択される。
その結果、対応スタッフが複数いる場合に担当者ごとに振り分けて来客者あり情報をお知らせすることができる。
つまり、受付担当者を設けずに直接担当者へチャットボットが取り次ぐことができる。
図6に示すように、ステップS11では、来客者有無判定ステップとして、受付用端末110の制御部(ボットシステム100のプログラム)が、受付用端末110の焦電センサーである人感センサー112を用いて来客者の有無を判定する。
来客者ありと判定した場合、受付用端末110がその旨のメッセージまたは情報をサーバ120のチャットボットへチャットで送信する。
そして、来客者ありと判定した場合はステップS12へ進み、他方、来客者なしと判定した場合はステップS11を繰り返す。
一例として、図5に示すように、チャットボットが、「いらっしゃいませ!」、「事前にメールでお知らせした2次元コードがありましたらお見せ下さい!」の旨のメッセージを受付用端末110へ送信し、受付用端末110のスピーカによる音声および受付用端末110の表示部111による文字表示によって来客者に尋ねる。
ここで、来客者が事前にアポイント(予約)を取り、電子メールまたはチャットで2次元コードCDを受け取る。
2次元コードCDには、来客予定の日時についての情報、来客者情報または担当者情報などが含まれている。
すると、受付用端末110の制御部(ボットシステム100のプログラム)が、受付用端末110のカメラ部113を用いて、来客者によって提示された2次元コードCDを読み取る。
2次元コードCDを読み取った場合は入力ありと判定してステップS14へ進み、他方、読み取っていない場合は入力なしと判定してステップS13を繰り返す。
なお、入力なしと判定した場合は、ステップS12に戻ってもよい。
ステップS15では、来客者ありお知らせステップとして、図7に示すように、サーバ120のチャットボットが、受付用端末110から受信した2次元コードCDに含まれた来客者情報または担当者情報を、予めサーバ120のデータベースに登録された来客者情報または担当者情報と所定端末の宛先情報との組み合わせリストと照らし合わせる。
ここで、組み合わせリストには、一例として、来客者予定情報として、予約番号、来客者の会社名、来客者の氏名の情報が登録され、これらに対応する自社の対応担当者情報として、担当者名、チャットIDの情報が登録されている。
そして、複数の所定端末の宛先情報から1つまたは複数の所定端末の宛先情報を選択する。
この際、来客者が誰であるか、どの会社の人か、弊社の対応担当者が誰であるか、予約番号が何番であるかのいずれかを、組み合わせリストと照らしあわせれば、所定端末の宛先情報である対応担当者のチャットIDを特定することができる。
ステップS16では、来客者ありお知らせステップとして、サーバ120のチャットボットが、選択した所定端末の宛先情報である対応担当者のチャットIDに基づいて、予め登録された所定端末の一例である対応スタッフのスマートフォン端末130に来客者ありの旨の情報を送信する。
その結果、来客者は受付において自身を特定するために必要な情報を簡単に入力することができる。
また、担当者に応じて来客者ありの旨の情報の情報を送信する宛先である所定端末の一例である対応スタッフのスマートフォン端末130が選択される。
その結果、対応スタッフが複数いる場合に担当者ごとに振り分けて来客者あり情報をお知らせすることができる。
つまり、受付担当者を設けずに直接担当者へチャットボットが取り次ぐことができる。
110 ・・・ 受付用端末
111 ・・・ 表示部
111a・・・ 受付ボタン
112 ・・・ 人感センサー(焦電センサー)
113 ・・・ カメラ部
120 ・・・ サーバ
130 ・・・ スマートフォン端末(所定端末)
140 ・・・ 来客者の端末
CD ・・・ 2次元コード
Claims (6)
- 受付に設置された受付用端末と、サーバのチャットボットとの間でデータを通信自在なボットシステムのプログラムであって、
前記受付用端末における所定の入力の有無を判定する入力有無判定ステップと、
前記所定の入力があったとき、前記受付用端末が所定内容の情報をサーバに送信する送信ステップと、
前記サーバのチャットボットが、前記受付用端末から受信した所定内容の情報に基づいて、予め登録された所定端末に来客者ありの旨の情報を送信する来客者ありお知らせステップとを具備していることを特徴とするボットシステムのプログラム。 - 前記受付用端末の表示部に受付ボタンが表示され、受付ボタンが押されることにより、受付用端末において所定の入力が実行される構成であることを特徴とする請求項1に記載のボットシステムのプログラム。
- 前記受付用端末の焦電センサーを用いて来客者の有無を判定する来客者有無判定ステップと、
来客者ありと判定したとき、前記受付用端末のスピーカによる音声および受付用端末の表示部による文字表示の少なくとも一方により来客者に対して所定の情報を尋ねるお尋ねステップとをさらに具備していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボットシステムのプログラム。 - 前記お尋ねステップにおいて、前記受付用端末のスピーカによる音声および受付用端末の表示部による文字表示の少なくとも一方によって、来客者の会社名、来客者の名前および電話番号の少なくとも1つを尋ねる構成であることを特徴とする請求項3に記載のボットシステムのプログラム。
- 前記お尋ねステップにおいて、前記受付用端末のスピーカによる音声および受付用端末の表示部による文字表示の少なくとも一方によって、事前に来客者に通知済みの予約番号の入力または事前に来客者に通知済みの2次元コードの提示を求め、
前記表示部に表示されたキーボードによって予約番号情報が入力される、受付用端末のマイクによって予約番号情報が音声入力される、または、受付用端末のカメラ部によって2次元コードが読み取られて入力される構成であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のボットシステムのプログラム。 - 前記お尋ねステップにおいて、前記受付用端末のスピーカによる音声および受付用端末の表示部による文字表示の少なくとも一方によって、来客者に関する来客者情報または自社の担当者の名前を尋ね、
前記来客者ありお知らせステップにおいて、前記サーバのチャットボットが、前記受付用端末から受信した来客者情報または担当者情報を、予め登録された来客者情報または担当者情報と所定端末の宛先情報との組み合わせリストと照らし合わせ、複数の所定端末の宛先情報から選択して来客者ありの旨の情報を送信する構成であることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1つに記載のボットシステムのプログラム。
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2019
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