JP2020148348A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイヤフラムの調圧や交換を容易に行えるガバナ装置を備えたガスコンロを提供する。【解決手段】筐体2内において、ガバナ装置100の分配部110は右バーナの前側底部を支持する第一梁部材41の後方且つ下方に配置される。ガスガバナ130は延伸部150によって分配部110のすぐ前の位置よりも前方であり、第一梁部材41の直下よりもやや前側の位置に配置される。メンテナンス等によりガスコンロの天板を外した場合、ガスガバナ130は筐体2の前方斜め上方へ向け、開口部25の間隙Dを介して露出する。【選択図】図4

Description

本発明はガスコンロに関する。
ガスコンロの上部には複数のコンロバーナが配置され、各コンロバーナへのガスの供給と遮断を行う燃料供給装置は、ガスコンロの筐体内の前部に配置される。また、ガスコンロにはグリルバーナを備えたグリル庫が設けられ、燃料供給装置からグリルバーナへガスを供給するガス管にはガバナ装置が取り付けられる。ガバナ装置は、調圧ネジ付きの蓋体と固定部との間にダイヤフラムを挟み、固定ネジで固定するガバナを備える(例えば特許文献1参照)。ダイヤフラムは、燃料供給装置から供給されるガスの圧力に応じて変形し、ダイヤフラムに連結する弁体を移動することで、ガバナを通過するガスの流量を調節する。これにより、ガバナ装置は圧力が安定したガスをグリルバーナに供給する。
特開2010−19532号公報
近年、グリル庫が大型化し、筐体内のレイアウトの制限が厳しくなる傾向にある。ガバナ装置は、ガバナの調圧ネジが上方へ向けて長く延びる構成であるため、燃料供給装置の後方且つコンロバーナの下方において、筐体の底部近くに配置される。このため、調圧ネジによりガバナのガス圧を調整したり、固定ネジを外してダイヤフラムを交換する場合、他の部品を取り外す必要が生じ、手間がかかるという問題があった。
本発明の目的は、ダイヤフラムの調圧や交換を容易に行えるガバナ装置を備えたガスコンロを提供することである。
本発明の請求項1に係る発明のガスコンロは、上部が開口し、開口部が天板に覆われる筐体と、前記筐体内に配置され、上火バーナ及び下火バーナを含むグリルバーナを有するグリル装置と、前記筐体内の前部に配置され、前記グリルバーナにガスを供給し、且つ前記グリルバーナへのガスの供給と遮断の操作を行う燃料供給装置と、前記燃料供給装置が前記グリルバーナに供給するガスの流路に設けられ、ガスの圧力を調圧するガバナ装置とを備えたガスコンロであって、前記ガバナ装置は、ガスを調圧するガスガバナ、及び、前記ガスガバナから後方へ延び、前記ガスガバナで調圧したガスを送る流路を形成する延伸部を有する調圧部と、前記調圧部の後方において前記延伸部に連結し、前記ガスガバナにおいて調圧したガスを前記上火バーナ及び前記下火バーナに分配する分配部とを備え、前記分配部は、前記筐体内で前記燃料供給装置の後方側に配置されており、前記ガスガバナは、前記筐体内の前部において前記燃料供給装置の上側に配置され、前記天板を外した状態において、前記開口部を介し、前記筐体の上方へ向けて露出することを特徴とする。
請求項2に係る発明のガスコンロは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記ガスガバナは、ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムとの間にガスが流通する圧力室を形成する弁座部と、前記ダイヤフラムに連結し、前記圧力室を流通するガスの流量を調整する弁体と、前記弁座部の上側から前記弁座部との間に前記ダイヤフラムを挟んで第一固定部材で固定し、前記圧力室に対し前記ダイヤフラムで仕切られた背圧室を前記ダイヤフラムとの間に形成する蓋体と、前記背圧室内で前記ダイヤフラムを付勢する付勢部材と、前記蓋体に設けられ、前記付勢部材の付勢力を調整する調整部材とを備え、前記蓋体に対する前記弁座部の合わせ面は、垂直方向の上方に対し前方に傾斜する傾斜方向の上方を向くことを特徴とする。
請求項3に係る発明のガスコンロは、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記筐体の上部に配置して前記天板上に露出するコンロバーナと、前記筐体の前記開口部において左右方向に架設され、前記コンロバーナの前側底部を支持する梁部材とを備え、前記調整部材から、前記調整部材の調整方向に沿って仮に上方へ延びる第一仮想線と、前記第一固定部材から、前記第一固定部材の固定方向に沿って仮に上方へ延びる第二仮想線とは、前記開口部において、前記筐体の前側の縁部と前記梁部材との間隙内に位置することを特徴とする。
請求項4に係る発明のガスコンロは、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記蓋体に対する前記弁座部の前記合わせ面の外縁を仮に前記傾斜方向に上方へ延ばした柱状の仮想柱は、前記開口部において、前記間隙内に位置することを特徴とする。
請求項5に係る発明のガスコンロは、請求項3又は4に記載の発明の構成に加え、前記調圧部は、前記延伸部の後端部に設けられ、第二固定部材を用いて前記分配部と前記調圧部とを前後方向に固定する固定部を有し、前記第二固定部材から、前記第二固定部材の固定方向に沿って仮に前方へ延びる第三仮想線は、前記延伸部の左右方向の側方、且つ前記ガスガバナの下方に位置することを特徴とする。
請求項6に係る発明のガスコンロは、請求項2から5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記調圧部は、前記ガスガバナの前記弁座部に設けられ、前記圧力室にガスが流入する流入口に圧入し、前記弁体を受ける弁座と、前記弁座部に対し前記蓋体とは反対側に、前記流入口に前記弁座を圧入する圧入方向に沿って下方に突出し、且つ突出先端部分に、前記圧入方向に直交して下方を向く平面部を有する突出部とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る発明のガスコンロによれば、ガバナ装置のガスガバナは、天板を外した状態において、筐体の開口部を介して上方へ向けて露出する。ガス圧の調整やガスガバナの修理を行う場合、天板の他に他の部品を取り外す必要がないので、作業者は調整や修理の作業を容易に行うことができる。
請求項2に係る発明のガスコンロによれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ガス圧の調整やガスガバナの修理を行う場合、作業者は、ガスコンロの前側から作業を行う。ガスガバナは、蓋体に対する弁座部の合わせ面が、傾斜方向の上方を向く。すなわち、弁座部の合わせ面は、作業者が作業を行う時に、ガスガバナを見たり、工具を差し込んだりする方向を向く。よって作業者は、ガスガバナのガス圧の調整や修理の作業を容易に行うことができる。
請求項3に係る発明のガスコンロによれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、ガスコンロの筐体内の上部にはコンロバーナが設けられる。コンロバーナを支持する梁部材は開口部に架設される。梁部材はコンロバーナの前側底部を支持するので、作業者は、梁部材と筐体の前側縁部との間隙から、筐体内に工具を差し込むことができる。ガスガバナのガス圧の調整は、調整部材の操作によって行われる。作業者は、調整部材の調整方向に沿って工具を真っすぐ開口部に差し込み、間隙を通すことができるので、ガス圧の調整を容易に行うことができる。また、蓋体は、第一固定部材を外すことによって弁座部から取り外される。作業者は、第一固定部材の固定方向に沿って工具を真っすぐ開口部に差し込み、間隙を通すことができるので、ガスガバナの修理を容易に行うことができる。
請求項4に係る発明のガスコンロによれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、蓋体を弁座部から取り外す時、作業者は、蓋体を傾斜方向に取り出せば、他の部品に引っ掛かることなく、開口部において間隙を通して筐体から取り外すことができる。故に作業者は、ガスガバナの修理を容易に行うことができる。
請求項5に係る発明のガスコンロによれば、請求項3又は4に記載の発明の効果に加え、調圧部と分配部は、第二固定部材を用いて互いに固定する。ガスガバナは弁座部の合わせ面が上方に対して傾斜するが、第二固定部材を固定する工具の使用において、工具に干渉しない。よってガスコンロの製造過程において、作業者はガバナ装置の組み立てを容易に行うことができる。
請求項6に係る発明のガスコンロによれば、請求項2から5のいずれかに記載の発明の効果に加え、ガスコンロの製造過程において、弁座部には、弁体を受ける弁座が圧入される。弁座部は合わせ面が上方に対して斜めを向くので、弁座の圧入方向も斜めになる。弁座部に設けた突出部は、平面部が圧入方向に直交するので、圧入用の治具に平面部を水平に支持させることによって、圧入方向を上下方向にすることができる。よってガスコンロの製造過程において、作業者は弁座部に弁座を容易に圧入することができる。
なお、本発明は、請求項1から6の夫々の発明特定事項を任意に組み合わせてもよい。
ガスコンロ1の斜視図である。 天板3を省略したガスコンロ1の平面図である。 天板3、コンロバーナ、第一梁部材41、第二梁部材42、第三梁部材43等を省略したガスコンロ1の平面図である。 図3のI−I線で矢視方向から見たガスコンロ1の断面図である。 ガバナ装置100の分解斜視図である。 調圧部120を後方右上方から見た斜視断面図である。 調圧部120の製造時に弁座部140を治具180にセットした様子を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載される装置の構造は、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下説明は、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。
図1〜図3を参照し、ガスコンロ1について説明する。ガスコンロ1は、ビルトインタイプのコンロである。ガスコンロ1は筐体2と天板3を備える。筐体2は、筐体2の右側壁、左側壁、前側壁、後側壁及び底壁を構成する右壁部21、左壁部22、前壁部23、後壁部24及び底壁部20を備え、上部が開口する略直方体状に形成される。天板3は、筐体2の開口部25を覆う略矩形の板状を呈する。天板3において、右手前には右バーナ4、左手前には左バーナ5、中央奥側には奥バーナ6が設けられる。天板3の後方部には、筐体2内に設置されたグリル装置30の排気口7が設けられる。
ガスコンロ1の前面の略中央には、グリル扉8が設けられる。グリル扉8は、グリル装置30に設けられるグリル庫31の前側開口部分を開閉する。グリル扉8の右側の領域には、正面視円形状の2つの操作つまみ11、12が横方向に並んで設けられる。グリル扉8の左側の領域には、操作つまみ11、12と同じ高さ位置に、同一形状の2つの操作つまみ13、14が横方向に並んで設けられる。操作つまみ11〜14の夫々は、右バーナ4、グリル庫31内の上火バーナ32及び下火バーナ33、奥バーナ6、左バーナ5の点火、消火及び火力調節を行う為に操作される。以下では、上火バーナ32及び下火バーナ33を総称してグリルバーナという。また、右バーナ4、左バーナ5及び奥バーナ6を総称してコンロバーナという。操作つまみ11〜14は夫々、燃料供給装置51〜54の前端部に取り付けられる。
筐体2の内側上部において、右壁部21と左壁部22との間には、左右方向に延びる細長板状の第一梁部材41と第二梁部材42が架設される。第一梁部材41は開口部25において前側に配置され、第二梁部材42は開口部25において後側に配置される。第一梁部材41と第二梁部材42は、互いに略平行に設けられる。第一梁部材41の左右方向略中央部と、第二梁部材42の左右方向略中央部との間には、前後方向に延びる細長板状の第三梁部材43が架設される。第一梁部材41、第二梁部材42及び第三梁部材43は筐体2を補強し、且つ、右バーナ4、左バーナ5及び奥バーナ6を筐体2内の上部に配置する。第一梁部材41の上面右側には右バーナ4の前側底部が支持され、上面左側には左バーナ5の前側底部が支持される。第二梁部材42と第三梁部材43との接続部の上側には、奥バーナ6の底部が支持される。また、第一梁部材41、第二梁部材42及び第三梁部材43よりも下方の位置において、筐体2の内側の左右方向における略中央部に、箱状のグリル庫31が設置される。
図2〜図4を参照し、燃料供給装置52について説明する。ガスコンロ1は、右バーナ4、グリル装置30、左バーナ5及び奥バーナ6にガスを供給する4つの燃料供給装置51〜54を備える。そのうち、右バーナ4、左バーナ5、奥バーナ6にガスを供給する燃料供給装置51、53、54は、操作つまみ11、13、14の押し込み操作と回動操作に応じ、コンロバーナの点火と消火、及びコンロバーナに供給するガス量を調節する。グリル装置30にガスを供給する燃料供給装置52は、燃料供給装置51、53、54と同様にグリルバーナの点火と消火を行うが、ガス流量の調節は、別体に設けたガバナ装置100によって行う。以下では、グリル装置30にガスを供給する燃料供給装置52について説明を行い、右バーナ4、左バーナ5、奥バーナ6にガスを供給する燃料供給装置51、53、54については説明を省略する。
燃料供給装置52は、操作つまみ12の押し込み操作に応じ、グリルバーナの点火と消火を行う。燃料供給装置52は、操作つまみ12の操作に応じて動作する合成樹脂製で円筒状の前側本体52Aと、内部のガス流路にメイン弁61及び安全弁62を備える金属製で円筒状の後側本体52Bとを備える。前側本体52Aの内部には、操作つまみ12の押し込み操作によって前後に移動するスライダ63が設けられる。スライダ63は、メイン弁61を開閉させる。安全弁62は、後側本体52Bのガス流路を閉じる閉状態に弾性付勢された電磁操作式の弁である。後側本体52Bの下部には、ガス供給管66が接続される接続部64が設けられ、この接続部64を介し、ガス供給管66から後側本体52Bのガス流路に向けてガスが導入される。後側本体52Bの上部には、ガス流路を流れたガスが流出する流出口65が設けられる。なお、メイン弁61及び安全弁62は周知のものであるので、これらの詳細な動作の説明を省略する。
図4〜図6を参照し、ガバナ装置100について説明する。ガバナ装置100は燃料供給装置52に連結し、燃料供給装置52から供給されるガス圧を調整することにより、安定したガス圧で、ガスをグリルバーナへ供給するための装置である。本実施形態のガバナ装置100は燃料供給装置52の上側に配置され、後側本体52Bの流出口65から流出するガスを内部に導入し、導入したガスを調圧してグリルバーナに供給する。
ガバナ装置100は、調圧部120と分配部110を備える。調圧部120は、燃料供給装置52から供給されるガス圧を調整する。分配部110は、調圧部120から供給されるガスを、上火バーナ32及び下火バーナ33の夫々に分配する。
調圧部120は、ガスガバナ130と延伸部150を備える。ガスの調圧は、ガスガバナ130によって行われる。ガスガバナ130は、蓋体132、弁座部140、ダイヤフラム133、弁体136、弁座137、調圧バネ134、調整ネジ135を備える。蓋体132は、ダイカストにより成型された金属製の部品である。蓋体132は、左右に長い略六角形状の板状で角部がR面取りされた基部131の中央部分が斜め上方へ向けて円形の台状に突出し、更にその中央部分が斜め上方へ向けて略釣鐘状に突出した形状を呈する。
弁座部140は、延伸部150と一体にダイカストにより成型された金属製の部品である。弁座部140は蓋体132の基部131を受け、燃料供給装置52及び延伸部150を介して分配部110に連結する。弁座部140には、基部131との合わせ面を形成する受部141の中央部分が斜め下方へ向けて円形に凹む形状の凹部142が形成される。燃料供給装置52から供給されるガスがガスガバナ130内に流入する流入口143は、凹部142の中央部分に開口し、凹部142の斜め下方へ向けて延びる。燃料供給装置52の流出口65に連結し、燃料供給装置52から供給されるガスをガスガバナ130に導入する導入口144は、弁座部140の底部に開口する。導入口144は上下方向に延び、凹部142の斜め下方において流入口143と接続する。
また、弁座部140には、流入口143と導入口144との接続部分から斜め下方へ向けて突出する突出部145が形成される。突出部145は、流入口143が延びる斜め方向に対して直交し、斜め下方を向く平面部146を有する。
ガスガバナ130で調圧したガスを排出する排出口147は、流入口143よりも上側において凹部142内に開口し、凹部142の斜め下方へ向けて延びる。排出口147は流入口143に並行して延び、延伸部150のガス流路153に接続する。延伸部150は弁座部140から後方へ延び、後端部に、調圧部120を分配部110に固定する固定部151が形成される。ガス流路153は延伸部150内を前後方向に延び、固定部151の後面において開口する。固定部151は左右方向に長い板状を呈し、左右両端部に、固定ネジ152が挿通される挿通穴を有する。延伸部150が設けられることによって、ガスガバナ130は、筐体2内で、分配部110の配置位置に対してより前方の位置に配置される。
ダイヤフラム133は可撓性を有する円形の膜体である。ダイヤフラム133は、その周縁部が、蓋体132の基部131と弁座部140の受部141との間に挟み込まれた状態で、基部131と受部141とが固定ネジ138によって締結されることで、ガスガバナ130の内部に固定される。ダイヤフラム133は、蓋体132の内部に設けられた調圧バネ134によって、弁座部140に向けて付勢される。調圧バネ134の付勢力は、調整ネジ135の締め付け度合によって調整される。調圧バネ134の付勢力の調整は、主にガスコンロ1の設置時に行われる。
弁体136は流入口143を開閉する弁であり、流入口143が延びる斜め方向に延びる軸部と、軸部の下端部に形成される半球状の弁部を有する。軸部の上部は、ダイヤフラム133の中央部に連結する。弁部は、流入口143の内部に配置される。弁座137は金属製で円環状を呈し、流入口143内に圧入される。弁体136の弁部は、流入口143内で弁座137の下方に配置され、軸部は弁座137の環内を挿通される。弁座137は、弁体136の弁部を流入口143内で受け、弁部との間にガスが流通する間隙を形成する。すなわち弁座137と弁部が接触するとガスは流通せず、弁座137と弁部の間隙が広がるにつれ、ガスの流量が多くなる。弁座部140の凹部142は、ダイヤフラム133によって蓋体132の内部と隔離される。凹部142とダイヤフラム133によって仕切られる部分には、ガス流路153から流入して排出口147から排出されるガスが流通する圧力室149が形成される。蓋体132とダイヤフラム133によって形成され、圧力室149に対しダイヤフラム133によって仕切られる部分には、ダイヤフラム133に調圧バネ134の付勢力が付与される背圧室139が形成される。
分配部110は、調圧部120の後部に設けられる。分配部110のガス流路111の前端部は、調圧部120の内部を前後方向に延びるガス流路153の後端部に接続する。分配部110の前端部には、分配部110を調圧部120に固定する固定部113が形成される。ガス流路111は固定部113の前面において開口する。固定部113は固定部151と同様の左右方向に長い板状を呈し、左右両端部に、固定ネジ152のネジ穴が設けられる。固定部113と固定部151とは、固定ネジ152の締結によって互いに固定される。ガス流路153とガス流路111の接続部にはOリング155が配設され、接続部におけるガス漏れが防止される。
ガス流路111の後端部は、分配部110の後部に設けられる分配室112に接続する。ガス流路111の上下においてガス流路111とは独立に形成される上側流路114と下側流路115は、図示しないが、夫々、分配室112に連通する。上側流路114は、上火バーナ32にガスを供給する上火ガス管35に接続する。下側流路115は、下火バーナ33にガスを供給する下火ガス管36に接続する。このように、上火バーナ32及び下火バーナ33に安定したガス圧でガスが供給されるので、グリルバーナの燃焼状態が安定する。なお、詳細な説明は省略するが、分配部110の後部には、上側流路114及び下側流路115に連通する分配室112内の流路を夫々独立に開閉することで、グリルバーナの火力を弱火力と強火力とに切替えるための電磁弁116及び電磁弁117が設けられる。電磁弁116,117は、操作つまみ12の回転位置によって電磁弁116,117を夫々個別に駆動し、上火バーナ32と下火バーナ33の強火及び弱火の組合せを切り替えることができる。
次に、ガバナ装置100の動作を説明する。ダイヤフラム133に連結する弁体136は、ダイヤフラム133と共に調圧バネ134によって下方に付勢されている。燃料供給装置52からガスが供給されていないとき、調圧バネ134の付勢力は、流入口143内で弁部と弁座137との間をガスが流通可能な間隙が形成されるように、調整ネジ135によって調整されている。燃料供給装置52からガスが供給される場合、ガスは、流入口143内で弁部と弁座137との間を通って圧力室149に流入し、圧力室149内をガスで満たす。圧力室149内のガスは、排出口147から分配部110へ排出されるが、圧力室149に流入するガス量が排出されるガス量より多くなると、圧力室149のガス圧が高くなる。圧力室149のガス圧が高くなると、ガスがダイヤフラム133を押圧し、ダイヤフラム133は調圧バネ134の付勢力に抗して蓋体132の方向へ変位する。
ダイヤフラム133が変位すると弁体136も蓋体132の方向へ移動するので、弁部と弁座137との間隙が小さくなる。弁部と弁座137との間隙が小さくなると、圧力室149に流入するガス量が減るので、圧力室149のガス圧が低くなる。蓋体132の方向へ変位していたダイヤフラム133は、調圧バネ134に付勢され、弁座部140の方向へ戻る。ダイヤフラム133と共に弁体136も弁座部140の方向へ移動するので、弁部と弁座137との間隙が大きくなる。これにより、圧力室149に流入するガス量が増えるので、圧力室149のガス圧が高くなり、上記同様に、弁部と弁座137との間隙が小さくなる。このように、圧力室149内のガス圧に応じてダイヤフラム133が変位し、ダイヤフラム133に連結する弁体136の弁部と弁座137との間隙が変化するので、圧力室149内に流入するガス量が調整され、分配部110に供給されるガスの流量が安定する。
次に、ガバナ装置100の特徴部について説明する。ガスガバナ130の圧力室149を流通するガス圧の調整は、ガスコンロ1の製造時に行われるが、出荷後にもメンテナンス等で行われる場合がある。また、メンテナンスにおいてダイヤフラム133の交換等が行われる場合、蓋体132が弁座部140から取り外される場合もある。
図2、図4に示すように、筐体2内において、ガバナ装置100の分配部110は、燃料供給装置52の後方側に配置される。第一梁部材41は、燃料供給装置52の後側本体52Bの上方に位置する。よって分配部110は、右バーナ4の下方に配置され、右バーナ4の前側底部を支持する第一梁部材41の後方且つ下方に配置される。調圧部120に延伸部150を設けたことによって、ガスガバナ130は、筐体2内において分配部110のすぐ前の位置よりも前方に配置され、燃料供給装置52の後側本体52Bの上側に配置される。ガスガバナ130が配置される位置は、第一梁部材41の直下よりもやや前側の位置である。右バーナ4は、第一梁部材41よりも後側に位置するので、ガスガバナ130は、ガスコンロ1の天板3を外した場合に、筐体2の前方斜め上方へ向けて開口部25を介して露出することができる。
図2、図4〜図6に示すように、に示すように、ガスガバナ130の弁座部140は、蓋体132の基部131に対する受部141の合わせ面が、垂直方向の上方に対して前方斜め上方に傾斜する傾斜方向Aを向く。より具体的には、受部141の縁部(合わせ面の外縁)を仮に傾斜方向Aに上方へ延ばした柱状の仮想柱Qを想定すると、仮想柱Qは、筐体2の開口部25において、第一梁部材41と筐体2の前壁部23との間隙D内に位置する。なお、仮想柱Qの柱軸は、傾斜方向Aに沿う。蓋体132の基部131と弁座部140の受部141とを締結する固定ネジ138は、受部141の合わせ面に対して直交する向きに締結される。よって、固定ネジ138の固定方向に沿って仮に上方へ延びる仮想線Tは、仮想柱Qの柱軸と同じ傾斜方向Aに沿い、且つ合わせ面内に位置するので、筐体2の開口部25においては仮想柱Q内を通り、よって間隙D内に位置する。
また、調整ネジ135の調整方向は、調整ネジ135の軸方向である。調整ネジ135は、ダイヤフラム133に付与する調圧バネ134の付勢力を、弁体136の軸部の延びる方向に調整する。ダイヤフラム133が合わせ面に直交する方向に変位するように、弁体136の軸部は、傾斜方向Aに沿って配置される。よって、調整ネジ135の調整方向に沿って仮に上方へ延びる仮想線Sは、傾斜方向Aに沿う。そして、仮想線Sは、仮想線Tと同様に合わせ面内に位置するので、筐体2の開口部25においては仮想柱Q内を通り、よって間隙D内に位置する。
したがって、ガバナ装置100を筐体2に組み付けるとき、あるいはガスガバナ130の調整を行う時、作業者は、開口部25の間隙D内にドライバ等の調整道具を前方斜め上方から真っ直ぐ差し込んで、固定ネジ138の締結や調整ネジ135の調整を行うことができる。更に、メンテナンスにおいて蓋体132を弁座部140から取り外した場合、間隙Dを介して開口部25から蓋体132を筐体2外に取り出すことができる。
また、弁座部140は、延伸部150の前端の位置よりも上方に形成される。これに対し、固定部151は、延伸部150の本体部分と上下方向において同じ高さ位置に設けられている。調圧部120を分配部110に固定する固定ネジ152は、固定部151において、延伸部150の左右方向の側方において締結される。固定ネジ152の固定方向は、調圧部120の固定部151と分配部110の固定部113の合わせ面に直交し、延伸部150内に形成されたガス流路153に沿う前後方向である。よって、固定ネジ152の固定方向に沿って仮に前方へ延びる仮想線Uは、延伸部150の左右方向の側方、且つ弁座部140よりも下方に位置する。故に、ガバナ装置100の組み立て時、作業者はドライバ等の固定道具を調圧部120の前方から弁座部140の左右両側且つ下方を通る仮想線Uに沿って真っ直ぐ差し込んで、固定ネジ152の締結を行うことができる。
また、図6、図7に示すように、弁座部140の突出部145は、傾斜方向Aの反対側へ向けて突出する。そして平面部146は、流入口143が延びる斜め方向に対して直交する。流入口143は、弁体136が変位する傾斜方向Aに沿って延びる。弁体136の弁部を受ける弁座137は、製造時に傾斜方向Aに沿って流入口143に圧入されることによって、弁座部140に組み付けられる。弁座137の圧入時、弁座部140は、弁座137の圧入方向すなわち傾斜方向Aを上下方向にして、上方を向く水平面を有する圧入用の治具180にセットされる。このとき、突出部145の平面部146は、圧入用の治具180の水平面上に配置され、上下方向に対して直交するので、弁座部140を平面によって確実に支えることができる。故に弁座137は、弁座部140が安定して支えられ、且つ圧入方向を流入口143が延びる傾斜方向Aに沿わせた状態で流入口143に圧入されるので、流入口143に確実に固定される。
また、ガスコンロ1の製造時、筐体2にガバナ装置100を組み付ける前に、あらかじめガバナ装置100を組み立てる場合、弁座部140に蓋体132を固定ネジ138で固定する作業が行われる。この場合においても、例えば弁座部140を治具180にセットすることで、固定ネジ138の固定方向を垂直方向にしてガバナ装置100の組立作業を行うことができるので、蓋体132の固定をより確実に行うことができる。
以上説明したように、ガバナ装置100のガスガバナ130は、天板3を外した状態において、筐体2の開口部25を介して上方へ向けて露出する。ガス圧の調整やガスガバナ130の修理を行う場合、天板3の他に他の部品を取り外す必要がないので、作業者は調整や修理の作業を容易に行うことができる。
ガス圧の調整やガスガバナ130の修理を行う場合、作業者は、ガスコンロ1の前側から作業を行う。ガスガバナ130は、蓋体132に対する弁座部140の合わせ面が、傾斜方向Aの上方を向く。すなわち、弁座部140の合わせ面は、作業者が作業を行う時に、ガスガバナ130を見たり、工具を差し込んだりする方向を向く。よって作業者は、ガスガバナ130のガス圧の調整や修理の作業を容易に行うことができる。
ガスコンロ1の筐体2内の上部にはコンロバーナが設けられる。右バーナ4を支持する第一梁部材41は開口部25に架設される。第一梁部材41は右バーナ4の前側底部を支持するので、作業者は、第一梁部材41と筐体2の前側縁部との間隙Dから、筐体2内に工具を差し込むことができる。ガスガバナ130のガス圧の調整は、調整ネジ135の操作によって行われる。作業者は、調整ネジ135の調整方向に沿って工具を真っすぐ開口部25に差し込み、間隙Dを通すことができるので、ガス圧の調整を容易に行うことができる。また、蓋体132は、固定ネジ138を外すことによって弁座部140から取り外される。作業者は、固定ネジ138の固定方向に沿って工具を真っすぐ開口部25に差し込み、間隙Dを通すことができるので、ガスガバナ130の修理を容易に行うことができる。
蓋体132を弁座部140から取り外す時、作業者は、蓋体132を傾斜方向Aに取り出せば、他の部品に引っ掛かることなく、開口部25において間隙Dを通して筐体2から取り外すことができる。故に作業者は、ガスガバナ130の修理を容易に行うことができる。
調圧部120と分配部110は、固定ネジ152を用いて互いに固定する。ガスガバナ130は弁座部140の合わせ面が上方に対して傾斜するが、固定ネジ152を固定する工具の使用において、工具に干渉しない。よってガスコンロ1の製造過程において、作業者はガバナ装置100の組み立てを容易に行うことができる。
ガスコンロ1の製造過程において、弁座部140には、弁体136を受ける弁座137が圧入される。弁座部140は合わせ面が上方に対して斜めを向くので、弁座137の圧入方向も斜めになる。弁座部140に設けた突出部145は、平面部146が圧入方向に直交するので、圧入用の治具180に平面部146を水平に支持させることによって、圧入方向を上下方向にすることができる。よってガスコンロ1の製造過程において、作業者は弁座部140に弁座137を容易に圧入することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。弁座部140の合わせ面が向く傾斜方向Aの傾斜角度は適宜設定可能である。仮想柱Qは、間隙D内に完全に位置する必要はなく、一部は間隙Dからはみ出していてもよい。弁座部140に蓋体132を固定する固定ネジ138の固定方向に沿う仮想線Tと、調整ネジ135の調整方向に沿う仮想線Sは、間隙D内に位置すれば、必ずしも傾斜方向Aに沿っていなくてもよい。また、調圧部120と分配部110を固定する固定ネジ152の固定方向は、固定時に工具がガスガバナ130の下方を通り、ガスガバナ130に干渉しなければ、必ずしも前後方向に沿わなくてもよい。
上記説明において、右バーナ4が本発明の「コンロバーナ」の一例である。固定ネジ138が本発明の「第一固定部材」の一例である。調圧バネ134が本発明の「付勢部材」の一例である。調整ネジ135が本発明の「調整部材」の一例である。第一梁部材41が本発明の「梁部材」の一例である。仮想線Sが本発明の「第一仮想線」の一例である。仮想線Tが本発明の「第二仮想線」の一例である。固定ネジ152が本発明の「第二固定部材」の一例である。仮想線Uが本発明の「第三仮想線」の一例である。
1 ガスコンロ
2 筐体
3 天板
4 右バーナ(コンロバーナ)
25 開口部
30 グリル装置
32 上火バーナ(グリルバーナ)
33 下火バーナ(グリルバーナ)
41 第一梁部材
52 燃料供給装置
100 ガバナ装置
110 分配部
120 調圧部
130 ガスガバナ
132 蓋体
133 ダイヤフラム
134 調圧バネ
135 調整ネジ
136 弁体
137 弁座
138,152 固定ネジ
139 背圧室
140 弁座部
143 流入口
145 突出部
146 平面部
149 圧力室
150 延伸部
151 固定部
A 傾斜方向
D 間隙
Q 仮想柱
S,T,U 仮想線

Claims (6)

  1. 上部が開口し、開口部が天板に覆われる筐体と、
    前記筐体内に配置され、上火バーナ及び下火バーナを含むグリルバーナを有するグリル装置と、
    前記筐体内の前部に配置され、前記グリルバーナにガスを供給し、且つ前記グリルバーナへのガスの供給と遮断の操作を行う燃料供給装置と、
    前記燃料供給装置が前記グリルバーナに供給するガスの流路に設けられ、ガスの圧力を調圧するガバナ装置と
    を備えたガスコンロであって、
    前記ガバナ装置は、
    ガスを調圧するガスガバナ、及び、前記ガスガバナから後方へ延び、前記ガスガバナで調圧したガスを送る流路を形成する延伸部を有する調圧部と、
    前記調圧部の後方において前記延伸部に連結し、前記ガスガバナにおいて調圧したガスを前記上火バーナ及び前記下火バーナに分配する分配部と
    を備え、
    前記分配部は、前記筐体内で前記燃料供給装置の後方側に配置されており、
    前記ガスガバナは、前記筐体内の前部において前記燃料供給装置の上側に配置され、前記天板を外した状態において、前記開口部を介し、前記筐体の上方へ向けて露出すること
    を特徴とするガスコンロ。
  2. 前記ガスガバナは、
    ダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムとの間にガスが流通する圧力室を形成する弁座部と、
    前記ダイヤフラムに連結し、前記圧力室を流通するガスの流量を調整する弁体と、
    前記弁座部の上側から前記弁座部との間に前記ダイヤフラムを挟んで第一固定部材で固定し、前記圧力室に対し前記ダイヤフラムで仕切られた背圧室を前記ダイヤフラムとの間に形成する蓋体と、
    前記背圧室内で前記ダイヤフラムを付勢する付勢部材と、
    前記蓋体に設けられ、前記付勢部材の付勢力を調整する調整部材と
    を備え、
    前記蓋体に対する前記弁座部の合わせ面は、垂直方向の上方に対し前方に傾斜する傾斜方向の上方を向くこと
    を特徴とする請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記筐体の上部に配置して前記天板上に露出するコンロバーナと、
    前記筐体の前記開口部において左右方向に架設され、前記コンロバーナの前側底部を支持する梁部材と
    を備え、
    前記調整部材から、前記調整部材の調整方向に沿って仮に上方へ延びる第一仮想線と、前記第一固定部材から、前記第一固定部材の固定方向に沿って仮に上方へ延びる第二仮想線とは、前記開口部において、前記筐体の前側の縁部と前記梁部材との間隙内に位置すること
    を特徴とする請求項2に記載のガスコンロ。
  4. 前記蓋体に対する前記弁座部の前記合わせ面の外縁を仮に前記傾斜方向に上方へ延ばした柱状の仮想柱は、前記開口部において、前記間隙内に位置すること
    を特徴とする請求項3に記載のガスコンロ。
  5. 前記調圧部は、前記延伸部の後端部に設けられ、第二固定部材を用いて前記分配部と前記調圧部とを前後方向に固定する固定部を有し、
    前記第二固定部材から、前記第二固定部材の固定方向に沿って仮に前方へ延びる第三仮想線は、前記延伸部の左右方向の側方、且つ前記ガスガバナの下方に位置すること
    を特徴とする請求項3又は4に記載のガスコンロ。
  6. 前記調圧部は、
    前記ガスガバナの前記弁座部に設けられ、前記圧力室にガスが流入する流入口に圧入し、前記弁体を受ける弁座と、
    前記弁座部に対し前記蓋体とは反対側に、前記流入口に前記弁座を圧入する圧入方向に沿って下方に突出し、且つ突出先端部分に、前記圧入方向に直交して下方を向く平面部を有する突出部と
    を備えたこと
    を特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のガスコンロ。
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