JP4764374B2 - ガス調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス調理器、特に、調理器本体内に、ガスバーナと、前記ガスバーナにガスを供給するバルブ装置が収納されているガス調理器に関する。
テーブルコンロ等のガス調理器を構成している調理器本体内には、複数のガスバーナと、各ガスバーナにガスを供給したり火力を調節したりするバルブ装置が、それぞれ所定の位置に位置決めされた状態で収納されている。
図5に示すものは、テーブルコンロの平面図であり、上方開放の矩形の調理器本体(3)内の中央に、魚焼き用等に使用されるグリル装置(30)が収納されていると共に、その両側に、コンロ用のガスバーナ(31)(32)が収納されている。又、グリル装置(30)からの燃焼排気を排出する排気口(35)が、調理器本体(3)の上面奥に配設されている。
前記調理器本体(3)の上方開放部は、天板(36)で被覆されており、前記天板(36)に設けられている開口部から、前記ガスバーナ(31)(32)のうち、多数の炎孔を有するバーナ部(31a)(32a)が上方に突出している。そして、バーナ部(31a)(32a)を囲むように、バーナリング(37)及び五徳(38)が天板(36)に対して回り止め状態に配設されている。
前記バーナ部(31a)(32a)の下方からは、ガスが一次空気と共に送り込まれる混合管(31b)(32b)が、調理器本体(3)の前面パネル(33)に向かって延長しており、各ガスバーナ(31)(32)の混合管(31b)(32b)に対応する前記前面パネル(33)の裏側の各位置には、前記混合管(31b)(32b)へガスを供給するバルブ装置(21)(22)が、それぞれ設置されている。
バルブ装置(21)(22)には、バルブケーシング(21a)(22a)内を貫通しているガス通路を開閉するガス元弁や電磁安全弁、さらには、前記ガス通路内を流れるガス量を調節するニードル弁などが内蔵されており、前記ガス元弁や電磁安全弁を開閉してガスバーナ(31)(32)を点火・消火する操作つまみ(20)、及び、前記ニードル弁を進退移動させるガス量調節レバー(2)が、前面パネル(33)に突出している。
又、前記バルブケーシング(21a)(22a)からは前記ガス通路に連通するノズル(24)(25)が突設されており、前記ノズル(24)(25)の開放端のガス吐出口が、各ガスバーナ(31)(32)の混合管(31b)(32b)に各々対応している。
尚、グリル装置(30)におけるバーナの混合管(39)に対応するバルブ装置(23)は、調理器本体(3)の一側方寄りの前面パネル(33)の裏側に設置されており、グリル装置(30)のバーナを点火・消火操作する操作つまみ(28)や、火力調節するための調節レバー(29)が、前面パネル(33)に突出している。
又、前面パネル(33)の中央部には、焼網やグリル皿(図示せず)が出し入れ自在に収納されているグリル庫の前方開放部を開閉する扉(34)が設けられている。
一般に、各ガスバーナ(31)(32)の混合管(31b)(32b)は、調理器本体(3)の前面パネル(33)に向かって直進方向に延びており、その延長先に、ノズル(24)(25)のガス吐出口が各々位置するように、バルブ装置(21)(22)が設置されている。
特開平7−12328号公報 特開平11−9449号公報
しかしながら、近年、グリル装置(30)のワイド化に伴って、コンロ用のガスバーナ(31)(32)間の距離が、各バルブ装置(21)(22)間の距離よりも小さく設定される傾向がある。バルブ装置(21)(22)は、調理器本体(3)内において種々の制約があり、ガスバーナ(31)(32)間のピッチに応じて、左右に動かすことが出来ない。
このように、ガスバーナ(31)(32)間のピッチと、バルブ装置(21)(22)間のピッチに差が生じる場合、バルブ装置(21)(22)のノズル(24)(25)の先端のガス吐出口に、ガスバーナ(31)(32)の混合管(31b)(32b)の開放端がそれぞれ対応するように、ガスバーナ(31)(32)の向きを無理に調整しなければならない。
そこで、ガスバーナ(31)(32)自体の前記向きを斜めにセットすると、バーナ部(31a)(32a)が水平面内で回転し、バーナ部(31a)(32a)の炎孔と五徳(38)との相関がずれて、炎が五徳の爪を直接炙ることになり、燃焼不良が生ずる。又、バーナリング(37)や五徳(38)がバーナ部(31a)(32a)に位置決め状態にセットされている場合には、バーナ部(31a)(32a)が回転することによって、バーナリング(37)や五徳(38)も天板(36)に対して回転方向にズレてしまうこととなり、デザイン的に好ましくないといった問題がある(図5の右側の五徳参照)。
又、ガスバーナ(31)(32)の向きを変えることなく、調理器本体(3)の後方へ向かってバルブ装置(21)(22)から真直ぐに延びるノズル(24)(25)のガス吐出口に、ガスバーナ(31)(32)の混合管(31b)(32b)を確実に対応させるには、各ガス吐出口から、ガスバーナ(31)(32)の混合管(31b)(32b)までを繋ぐノズルをさらにもう1種類用意する必要があり、これでは、コスト高となる上に組み付け作業も煩雑となる。
本発明は、『バルブケーシングから略水平に延長するノズルを介してガスバーナの混合管にガスを供給するバルブ装置が前記ガスバーナと共に調理器本体内に位置決め状態に収納されているガス調理器』において、前記ガスバーナと前記バルブ装置とが、前記調理器本体内にて横方向に相対的にズレて設置されているガス調理器であっても、ガスバーナ及びバルブ装置の位置及び向きを変えることなく、又、部品点数を増加させることなく、両者間のズレを吸収できるようにすることを課題とする。
(1)請求項1に係る発明のガス調理器は、『前記ノズルは、前記バルブケーシングとは別体に構成される調整体を貫通するガス通路の下流端に連設され、
前記調整体の前記ガス流路の上流端は、前記バルブケーシングの側面に開放するガス出口に接続される構成であり、
前記バルブケーシングの前記側面の前記ガス出口を囲む範囲にフランジ部が設けられ、
前記調整体の前記ガス通路の上流端の開口を囲む範囲に、前記フランジ部に固定される調整用フランジが設けられ、
前記調整用フランジの前記フランジ部に対する固定位置は、所定範囲内で調整可能であると共に、前記調整用フランジの調整に連動して、前記ノズルが、前記バルブケーシングの前記側面に対して横方向に移動する』ことを特徴とするものである。
ガス通路が貫通する調整体をバルブケーシングとは別体に設け、バルブケーシングの側面に開放しているガス出口を囲むように配設させたフランジ部に、前記調整体のガス通路の上流端を囲むように設けた調整用フランジを固定することにより、バルブケーシングに調整体が取付けられ、バルブケーシング内のガス通路が調整体内のガス通路に連通することとなる。これにより、調整体内のガス通路の下流端に連設させるノズルの先端からガスバーナの混合管にガスを供給することができる。
前記調整用フランジは前記フランジ部に対して、所定範囲内で固定位置が調整可能に設定されているから、調整用フランジのフランジ部に対する固定位置を調整することによって、前記ノズルの先端を、バルブケーシングの前記側面に対して横方向に移動させることができる。これにより、ノズルの先端の位置を、ガスバーナの混合管の開放端の位置に応じて調整することができ、前記混合管の開放端に、前記ノズルの先端を確実に対応させることができる。
(2)請求項2に係る発明のガス調理器は、請求項1に記載のものにおいて、『前記フランジ部には、前記横方向に所定の間隔をおいて一対の取付孔が形成され、
前記調整用フランジには、前記横方向に所定の間隔をおいて一対の被取付孔が2箇ずつ上下に形成され、
前記調整体の前記バルブケーシングに対する姿勢は、前記調整用フランジに形成されている前記被取付孔のうち、一方の対角線上に位置する一対の被取付孔を、前記フランジ部の取付孔に対応させて、取付ネジで固定する第1の姿勢と、他方の対角線上に位置する他の一対の被取付孔を、前記フランジ部の取付孔に対応させて、取付ネジで固定する第2の姿勢に変更可能であること』を特徴とするもので、フランジ部に、前記バルブケーシングの前記側面に対して横方向に所定の間隔をおいて設けられている2つの取付孔に、調整用フランジに設けられた4つの被取付孔のうち、一方の対角線上に位置する2つを対応させた姿勢が、調整用フランジの第1の姿勢となり、他方の対角線上に位置する2つを対応させた姿勢が調整用フランジの第2の姿勢となる。これら第1の姿勢と第2の姿勢とでは、フランジ部に対する調整用フランジの取付位置は回転方向に変位する。これに伴って、調整体のバルブケーシングに対する取付角度が変化し、ノズルの先端の位置も変化する。尚、フランジ部に形成されている取付孔がネジ孔である場合、調整用フランジに形成されている被取付孔は挿通孔とし、逆に、フランジ部に形成されている取付孔を挿通孔とした場合、調整用フランジに形成されている被取付孔はネジ孔とする。そして、挿通孔側から取付ネジを挿通させて、ネジ孔に螺合させることにより、調整用フランジをフランジ部に固定することができる。
(3)請求項3に係る発明のガス調理器は、請求項1に記載のものにおいて、『前記フランジ部には、前記横方向に所定の間隔をおいて、ネジ孔が形成され、
前記調整用フランジには、前記横方向に所定の間隔をおいて一対の横長の長孔が形成され、
前記ネジ孔に前記長孔の所定位置をそれぞれ対応させて取付ネジで固定させる』ものでは、長孔をネジ孔に対応させながら、調整用フランジをフランジ部に対して、前記横方向にスライドさせ、調整体から突設させたノズルの先端がガスバーナの混合管の開放端にちょうど対応する位置にて、前記長孔のうち、前記ネジ孔に対応している二箇所にそれぞれ取付ネジを挿通させて、前記ネジ孔に螺合させる。これにより、フランジ部に対する調整用フランジの固定位置の調整が連続的に可能となり、バルブケーシングに接続させる調整体の突出位置又は突出角度を微調整することができる。すなわち、ノズルの先端の位置も微調整可能となる。
(4)請求項4に係る発明のガス燃焼装置は、請求項1から3のいずれかに記載のものにおいて、『前記フランジ部と前記調整用フランジとの間には、前記バルブケーシングの前記ガス出口と、前記調整体の前記ガス通路の上流端との間を気密状態に保持するためのパッキンが介在されている』もので、調整用フランジをフランジ部に対して、横方向にずらしたり、回転方向にずらしたりして偏心させても、フランジ部と調整用フランジとの間からガス漏れが生じることはない。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、調理器本体内に収納されているコンロ用のガスバーナの混合管の開放端の位置と、バルブ装置のノズルの先端の位置との間にズレが生じている場合、前記ノズルが設けられている調整体の、バルブ装置を構成しているバルブケーシングに対する取付角度又は取付位置を調整することにより、両者間のズレは吸収され、ガスバーナの混合管の開放端に、ノズルの先端を対応させることができる。これにより、ガスバーナの向きをバルブ装置のノズルの突出位置に合わせて無理に斜めに向ける必要がないから、バーナ部が天板に対して回転することによる、炎孔と五徳との相関のズレや、バーナリングや五徳の天板に対する回転方向のズレが解消されることとなり、前者の場合では、燃焼性能において不利になる要因が解消され、後者の場合では、天板上がデザイン的に好ましくないといった問題が解消される。さらに、ノズルを具備する一つの調整体をバルブケーシングと別体とするだけで良いから、余分にノズル等を別途設ける必要がなく、コストアップすることもない。
また、請求項2に係る発明によれば、調整用フランジの被取付孔のうちの2つを、フランジ部の取付孔に対応させて取付ネジで固定させるだけで良いから、バルブケーシングへの調整体の取付け作業を容易に且つ確実に実施することができる。
また、請求項3に係る発明によれば、調整用フランジをフランジ部に対して連続的にスライドさせ、所望の位置でネジ止めすることができるから、調整用フランジの調整範囲が広がると共に、調整体の突出位置の微調整が可能となる。よって、ガスバーナの向きをバルブ装置に配設位置に合わせて変えることなく、ノズルの先端を、ガスバーナの混合管に正確に対応させることができる。
また、請求項4に係る発明によれば、調整用フランジをフランジ部に対して所望の位置に且つ所望の姿勢で固定しても、バルブケーシングのガス出口から、調整体の上流端に至る範囲にて、ガス漏れを確実に防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すものは、テーブルコンロの調理器本体(3)に組み込まれるバルブ装置(4)の一部切欠断面図であり、ガス量調節バルブ(41)と元弁ユニット(42)がバルブケーシング(40)内に組み込まれていると共に、前記ガス量調節バルブ(41)に具備されているガス量調節レバー(2)と、元弁ユニット(42)に具備されている点火・消火ボタン(20)が、前面パネル(33)から外部に突出する構成となっている。
元弁ユニット(42)は、前記点火・消火ボタン(20)の押し込み操作に連動して開閉する開閉弁(43)と電磁安全弁(44)を内蔵しており、元弁ユニット(42)の上方に接続されているガス量調節バルブ(41)へガス通路(45)が連通している。前記ガス量調節バルブ(41)内を貫通しているガス通路(45)は、略逆L字状に構成されて、その屈曲部分に、ガス通路(45)を絞って、バルブケーシング(40)の側面に開放するガス出口(47)から吐出させるガス量を調節するニードル弁体(46)が設けられている。
この実施の形態のバルブ装置(4)では、前記バルブケーシング(40)の前記側面の、前記ガス出口(47)の周囲を囲む範囲に、図2に示すように、横長略菱形状のフランジ部(10)が一体に設けられている。フランジ部(10)の中央には、前記ガス出口(47)に対応する開口(18)が貫通していると共に、横方向の両端近傍には、一対のネジ孔(10a)(10b)が形成されている。
又、ガス通路(45)のガスをガスバーナの混合管(31b)(32b)に送り込むノズル(13)は、バルブケーシング(40)とは別体に設けられる調整体(1)の下流端に接続される。
調整体(1)は、上方へ延長する第1筒(11)と、前記第1筒(11)の上端(下流端)から、調理器本体(3)の後方に向かって略水平に延びる第2筒(12)とから構成されており、第2筒(12)の開放端のノズル接続口に、ノズル(13)が略水平に接続されていると共に、その先端がガス吐出口(14)となっている。そして、第1筒(11)の下端(上流端)を囲むように、前記調整体(1)に調整用フランジ(15)が添設される。
調整用フランジ(15)は、第2筒(12)の突出方向とは反対側に設けられており、前記ガス出口(47)に対応するガス入口(15a)が開口し且つ第1筒(11)の幅方向に張り出している横長略長方形状の板状体であり、その両側辺に沿って、4つの挿通孔(16a)(16b)(17a)(17b)が2つずつ上下に設けられている。
これら4つの挿通孔(16a)(16b)(17a)(17b)のうち、一方の対角線上に位置する挿通孔(17a)(16b)をフランジ部(10)のネジ孔(10a)(10b)にそれぞれ対応させると共に、取付ネジ(26)(27)を螺合させた状態が、図3の実線に示す、調整体(1)の第1の姿勢である。
そして、他方の対角線上に位置する挿通孔(16a)(17b)をフランジ部(10)のネジ孔(10a)(10b)にそれぞれ対応させると共に、取付ネジ(26)(27)を螺合させた状態が、図3の二点鎖線に示す、調整体(1)の第2の姿勢である。
このように、調整用フランジ(15)は、フランジ部(10)の開口(18)に対応している調整用フランジ(15)のガス入口(15a)を中心に、フランジ部(10)に対して所定角度回動させた状態でそれぞれ固定されることとなり、調整体(1)の姿勢を、前記第1の姿勢から第2の姿勢へ変更しても、バルブ装置(4)のガス通路(45)を通過するガスは、バルブケーシング(40)のガス出口(47)から、フランジ部(10)の開口(18)、調整用フランジ(15)のガス入口(15a)を介して、調整体(1)内を通り、ノズル(13)の先端のガス吐出口(14)からガスバーナの混合管(31b)(32b)内へ吐出される。
尚、図2には図示されていないが、フランジ部(10)と調整用フランジ(15)との間には、図1に示すように、ゴムパッキン(48)が介在されて、両者間の気密状態を確保している。
このように、フランジ部(10)に対する調整用フランジ(15)の固定位置を変更させることにより、調整体(1)の姿勢を変化させることができ、それに伴って、ガス吐出口(14)の位置が、前記バルブケーシング(40)の前記側面に対して横方向にずれることとなる。よって、ガスバーナとバルブ装置の位置関係がずれている場合でも、調整体(1)の、バルブケーシング(40)に対する姿勢を変更させることにより、前記ズレを吸収することができ、ガスバーナ自体の向きを変えなくても、ガスバーナの混合管(31b)(32b)の開放端に、ガス吐出口(14)を対応させることができる。
図4に示すものは、他の実施の形態に係るフランジ部(10)と調整用フランジ(15)付きの調整体(1)とを示している。この実施の形態では、フランジ部(10)の中央に設ける開口(18)の周囲に横長凹溝(19)を形成し、その両側方に、ネジ孔(10a)(10b)を設けている。
他方、調整用フランジ(15)の中央には、ガス入口(15a)が開口しており、その横方向の両側に、取付ネジ(26)(27)を挿通させる挿通孔として、横長の長孔(5a)(5b)が設けられている。
又、フランジ部(10)の前面には、その形状に応じた、ゴムパッキン(48)が添設されるものとする。
このものでは、長孔(5a)(5b)の長径の長さの範囲内で、調整用フランジ(15)をフランジ部(10)に対して前記横方向にスライドさせることができ、調整体(1)のガス吐出口(14)が、ガスバーナの混合管の開放端に対応する所望の位置で、取付ネジ(26)(27)を長孔(5a)(5b)の所定の箇所に挿通させると共に、ゴムパッキン(48)に設けた挿通孔(49)を介して、フランジ部(10)のネジ孔(10a)(10b)に螺合させることにより、調整用フランジ(15)をフランジ部(10)に固定させることができる。
このように、調整用フランジ(15)をフランジ部(10)に対して、連続的に移動させることができるから、調整体(1)の位置、さらには、ノズル(13)のガス吐出口(14)の位置の微調整が可能となる。よって、ガスバーナの混合管の開放端にガス吐出口(14)を正確に対応させることができる。
上記第2番目の実施の形態では、調整用フランジ(15)をスライド移動可能とするために、調整用フランジ(15)に横長の長孔(5a)(5b)を設ける構成としたが、この長孔(5a)(5b)の向きや形状等、又は、フランジ部(10)の構成は、図4に示すものに限定されることはなく、種々設定可能である。
上記各実施の形態のガス調理器では、調理器本体(3)の前面パネル(33)の横方向に並設されている2つのコンロ用のガスバーナ間の距離と、各ガスバーナに対応するように、前記横方向に並設されている2つのバルブ装置間の距離に差が生じている場合でも、ガスバーナ自体の向きをバルブ装置のガス吐出口に合うように無理に変えることなく、前記ガス吐出口に、ガスバーナの混合管の開放端を対応させることができる。よって、バーナ部が斜めにずれることによって、バーナ部の炎孔と五徳との相関がずれて燃焼性能が悪くなったり、又は、バーナリングや五徳が周方向にズレてデザイン的に見苦しくなったりする不都合がない。
尚、上記第1番目の実施の形態において、調整用フランジ(15)に設ける挿通孔の上下に設ける数を増やしたり、第2番目の実施の形態においては、調整用フランジ(15)に縦長の長孔を設けたりすること等により、ノズル(13)の位置は上下方向に調整可能となる。これにより、コンロ用のガスバーナの混合管の開放端の位置と、バルブ装置のノズルの先端の位置との間に、上下方向のズレが生じても、前記上下方向のズレを吸収することができる。
本発明の実施の形態のガス調理器に採用されるバルブ装置の一部切欠断面図。 本発明の実施の形態のガス調理器に採用されるバルブ装置の要部の分解斜視図。 本発明の実施の形態のガス調理器に採用されるバルブ装置の要部の使用状態を示す説明図。 本発明の実施の形態のガス調理器に採用される他のバルブ装置の要部の分解斜視図。 ガス調理器の一部省略平面図。
符号の説明
(1) ・・・・・調整体
(10)・・・・・フランジ部
(11)・・・・・第1筒
(12)・・・・・第2筒
(14)・・・・・ガス吐出口
(15)・・・・・調整用フランジ
(3) ・・・・・調理器本体
(4) ・・・・・バルブ装置
(40)・・・・・バルブケーシング
(47)・・・・・ガス出口

Claims (4)

  1. バルブケーシングから略水平に延長するノズルを介してガスバーナの混合管にガスを供給するバルブ装置が前記ガスバーナと共に調理器本体内に位置決め状態に収納されているガス調理器において、
    前記ノズルは、前記バルブケーシングとは別体に構成される調整体を貫通するガス通路の下流端に連設され、
    前記調整体の前記ガス流路の上流端は、前記バルブケーシングの側面に開放するガス出口に接続される構成であり、
    前記バルブケーシングの前記側面の前記ガス出口を囲む範囲にフランジ部が設けられ、
    前記調整体の前記ガス通路の上流端の開口を囲む範囲に、前記フランジ部に固定される調整用フランジが設けられ、
    前記調整用フランジの前記フランジ部に対する固定位置は、所定範囲内で調整可能であると共に、前記調整用フランジの調整に連動して、前記ノズルが、前記バルブケーシングの前記側面に対して横方向に移動することを特徴とするガス調理器。
  2. 請求項1に記載のガス調理器において、前記フランジ部には、前記横方向に所定の間隔をおいて一対の取付孔が形成され、
    前記調整用フランジには、前記横方向に所定の間隔をおいて一対の被取付孔が2箇ずつ上下に形成され、
    前記調整体の前記バルブケーシングに対する姿勢は、前記調整用フランジに形成されている前記被取付孔のうち、一方の対角線上に位置する一対の被取付孔を、前記フランジ部の取付孔に対応させて、取付ネジで固定する第1の姿勢と、他方の対角線上に位置する他の一対の被取付孔を、前記フランジ部の取付孔に対応させて、取付ネジで固定する第2の姿勢に変更可能であることを特徴とするガス調理器。
  3. 請求項1に記載のガス調理器において、前記フランジ部には、前記横方向に所定の間隔をおいて、ネジ孔が形成され、
    前記調整用フランジには、前記横方向に所定の間隔をおいて一対の横長の長孔が形成され、
    前記ネジ孔に前記長孔の所定位置をそれぞれ対応させて取付ネジで固定させることを特徴とするガス調理器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のガス調理器において、前記フランジ部と前記調整用フランジとの間には、前記ガス出口と前記調整体のガス通路の上流端との間を気密状態に保持するためのパッキンが介在されていることを特徴とするガス調理器。
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