JP2020147496A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 積層ガラスユニットであって、
   互いに積層された第１ガラス基板及び第２ガラス基板であって、前記第１ガラス基板及び第２ガラス基板は、前記積層ガラスユニットの第１主要面から第４主要面を順番に提供し、
   前記積層ガラスユニットの第４主要面は、複数の薄膜層を含む第１低放射率コーティングを支持し、
   前記第１の低放射率コーティングは、前記第２ガラス基板から離れる順に、
   屈折率が１．５〜２．１で厚さが５０〜９０ｎｍの第１シリコンオキシ窒化物含有層と、
   屈折率が１．７〜２．１で厚さが８５〜１２５ｎｍのＩＴＯ含有層と、
   屈折率が１．５〜２．１で厚さが５０〜９０ｎｍの第２シリコンオキシ窒化物含有層と、を含み、
   前記積層ガラスユニットの第２主要面及び／又は第３主要面は、第１及び第２ガラス基板の間に配置された第２低放射率コーティングを支持し、
   前記第２低放射率コーティングは、前記第１ガラス基板及び／又は前記第２ガラス基板から離れる順に、
   第１シリコン系層と、
   第１誘電体層と、
   第１部分及び第２部分を形成するように、チタニウム酸化物又はスズ酸化物を含む第３誘電体層によって分離された第２誘電体層と、
   前記第２誘電体層の第２部分上に直接接触する金属性又は実質的に金属性の赤外線（ＩＲ）反射層と、
   前記ＩＲ反射層上に直接接触する、Ｎｉ及び／又はＣｒの酸化物を含む上部接触層と、
   第４誘電体層と、
   第２シリコン系層と、
   を含む複数の薄膜層を有する
   積層ガラスユニット。
2. 前記第１低放射率コーティングは、ジルコニウム酸化物を含むオーバーコート層を備える、
   請求項１に記載の積層ガラスユニット。
3. 親水性及び/または光触媒薄膜コーティングは、前記ジルコニウム酸化物上に設けられる、
   請求項２に記載の積層ガラスユニット。
4. 前記第２基板は、その上に蒸着された前記第１低放射率コーティングと共に熱処理される、
   請求項１に記載の積層ガラスユニット。