JP2020145953A - 地下茎作物収穫機 - Google Patents
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Abstract
Description
この「地下茎物の収穫機」は、自走可能な車体と、操縦席と、操作装置と、地下茎作物の収穫装置と、作業者の乗車部を設け、自走可能な車体は、操縦席に座る操縦者の操縦によって走行するものである。収穫装置には、左右一対の弾性エンドレスベルトを有した後上がりに斜設される引抜き搬送コンベア部が設けられていて、この引抜き搬送コンベア部によって作物の茎葉部を挟持して畝に植えられた作物を抜き取る。
特許文献1の地下茎物の収穫機は、左右一対の弾性エンドレスベルトで畝に植えられた1条分の作物しか引き抜けないので、複数条の作物を同時に引き抜こうとすると、複数条分に対応した複数の引抜き搬送コンベア部が必要になる。すると、複数の引抜き搬送コンベア部は、車体の幅と同じか、それ以上の幅を占有することになる。
また、車体を操縦する操縦席は、前方確認のしやすさを考えると収穫装置の側部に位置していることが望ましい。
車体の進行方向両側に位置させると共に畝を跨いで走行することができる走行装置を有した走行部と、前記走行部上で連結させる連結軸によって上下回動可能にし、畝上の地下茎作物の茎を進行方向に対する左右両側を挟持して後方上斜め側に引き抜くと共に後方側へ搬送するコンベアベルトを有した引抜搬送部と、
該引抜搬送部の後方側の下方に設けられ、前記引抜搬送部後方側から落下した球根部を駆動される搬送ベルト上で後方上斜め側に搬送する球根搬送部と、
前記引抜搬送部の側方に近接すると共に前記走行部より側方に突出して設けられ、前記走行部及び前記引抜搬送部及び前記球根搬送部を操作するための操作部と、
前記操作部は作業者が乗り込むための操作台、及び作業者によって操作され、走行部及び引抜搬送部及び球根搬送部を操作するための操作盤と、を備え、
前記操作部は前記引抜搬送部側に折畳んで格納した非使用状態と、前記引抜搬送部から側方側に展開した使用状態とに変更可能である、
ことを特徴とする地下茎作物収穫機、
からなる。
前記操作部は前記操作台及び前記操作盤が別体として構成され、前記操作台は進行方向と平行な軸を回転軸にして前記走行部に対して回動可能であり、前記操作盤は進行方向と直交する鉛直方向を回転軸にして前記引抜搬送部に対して回動可能である、
地下茎作物収穫機、
からなる。
前記操作部は前記操作台及び前記操作盤が一体として構成され、前記操作台は進行方向と平行な軸を回転軸にして前記走行部に対して回動可能であり、前記操作盤は進行方向と直交する方向を回転軸にして前記操作台に対して前方側に回動可能である、
地下茎作物収穫機、
からなる。
10は、走行部である。11は、走行装置であり、走行部10に設けられる。走行装置11は、この実施例では、地下茎作物収穫機1の前後方向に巻き付けられた一対のクローラあるいは履帯からなる。12は、走行フレームである。走行フレーム12は地下茎作物収穫機1下部に設けられ、走行装置11を取り付ける。
走行部10は、エンジンの一方の出力軸で駆動され、地下茎作物収穫機1は走行する。走行装置11は、走行駆動用スプロケットにより駆動する。
引抜搬送部20は、進行方向に対する左右に並べて複数、この実施例では、図1、図2に図示するように4列設ける。
引抜搬送部20には、コンベアベルト21を設ける。コンベアベルト21は、プーリーにて支持する。コンベアベルト21は、走行部10上で連結させる進行方向と直交する方に設けた連結軸13によって上下回動可能である。コンベアベルト21は、畝上のニンニク等からなる地下茎作物の茎を進行方向に対する左右両側を挟持して後方上斜め側に引き抜くと共に、コンベアベルト21背面で畝上の地下茎作物の茎を後方側へ搬送する。
23は、振分チェーン部である。振分チェーン部23は、地下茎作物収穫機1の上部に設ける。振分チェーン部23の側方には、コンベア駆動チェーン22を位置させる。
232は、伝動ケースである。図5に図示するように、伝動ケース232は、パイプ状からなり、コンベア駆動チェーン22から、ギヤボックス231を経て振分チェーン部23へ動力を伝達する。
振分チェーン部23の内部には、引抜搬送部20に向けたシャフトを回転軸に取り付けたスプロケット(図示なし)が、コンベアベルト21と同数の複数個配置され、それぞれ引抜搬送分割り振り用チェーン(図示なし)によって駆動する。この駆動によって複数配置されたコンベアベルト21が駆動する。
切断部24は、円周端面に刃部を有した部材からなり、引抜搬送部20の進行方向に対する左右に複数設ける。切断部24は、円盤面の中心を回転軸としてコンベアベルト21の後方に配置したプーリー21Aの下方の同軸で回転する。切断部24は、引抜搬送部20の後方側の下方で、コンベアベルト21の駆動用プーリー21Aと一体になって回転する。切断部24は、引き抜いた地下茎作物の球根部と茎葉部との間を、引抜搬送部20で搬送される途中において、切断して分離する。
41は、突起部である。突起部41は、板状であり、搬送ベルト42上に設ける。突起部41は、前記突起部41の板面は搬送ベルト42の移動方向と平行方向に向けて設ける。突起部41は、搬送ベルト42で搬送する、ニンニク等の地下茎作物の球根部を係止する。
操作部50は、操作台51と操作盤55とを備える。操作台51には作業者Bが乗り込む。操作盤55は、作業者Bによって操作され、走行部10及び引抜搬送部20及び球根搬送部40を操作する。操作部50では、走行部10及び前記引抜搬送部20及び前記球根搬送部40を操作する。
操作台51は、走行部10上の、振分チェーン部23の側部に前端を設ける。操作台51は、地下茎作物収穫機1前方に設けてあり、そのため、引抜搬送部20による、ニンニク等の地下茎植物の引き抜き具合を見ながら、作業者Bは操作することが可能である。
そのため、作業者Bは、排葉部60及び引抜搬送部20を含む視野を十分に確保でき、進行方向の前方を含め見やすくなり、周囲を見渡すことができる。作業者Bが立つ操作台51の上方に、コンベア駆動チェーン22の外側に設けた操作盤55があるため、作業者Bは周囲を見渡しながら操作盤55を操作することができる。操作部50は、搬送ベルト42を挟んで、進行方向片側に設けているが、搬送ベルト42を挟んで操作部50の反対側も見え易い。
操作台51は、その展張時、隣の畝に架かる幅からなるため、幅の広い運転席が確保でき、運転者の機体の前部の引抜搬送部20先端部分等の視認に有効である。ニンニク等根菜類の畝の幅は、一般に(90〜110cm)からなる。畝と畝の間の幅は、一般に(30〜50cm)からなる。畝の高さは、一般に12〜25cmからなる。このため、作業台51は畝上面からの高さを確保すると共に、乗り込んだ作業者Bの視野の確保を両立できる。
551は、操作盤基部である。操作盤基部551は、操作盤55の基部をなす。操作盤基部551は伝動ケース232に固定され、コンベア駆動チェーン22より進行方向外側へはみ出さないように設定されている。52は、操作台回動用ヒンジ(回動支点)である。操作台回動用ヒンジ52は、地下茎作物収穫機1及び走行フレーム12の進行方向と平行な軸からなり、操作台51を走行フレーム12に備えた操作台基部511に取り付ける。操作台回動用ヒンジ52によって、操作台51は回動自在に設けている。
操作台51は操作台回動用ヒンジ52を、支点あるいは回転軸として、操作台51を走行部10、走行フレーム12に対して、回動可能である。そのため、操作部50、操作台51は、図9に図示する引抜搬送部20側に折畳んで格納した非使用状態(格納状態)と、図6、図7、図8に図示する折り畳みを広げた引抜搬送部20から側方側に展開した使用状態(展開状態)とに回動して、変更可能である。非使用状態(格納状態)での操作台51は、機体側方への突出を可及的に少なくできるので、保管時や運送時に必要な空間を小さくできる。
54は、ストッパ(当接部)である。ストッパ54は、操作台51の折り畳みを広げた展開状態時に、操作台基部511と当接する。図8に示す操作台51が展開状態時において、ストッパ54は、操作台回動用ヒンジ52より下方で走行フレーム12に近い場所に配置させて操作台基部511と当接することによって、操作台51上に乗り込んだ人員の荷重を支える。
第1実施例では、機体が非使用時において、機体幅を縮小することができる地下茎作物収穫機1を提供する。
操作台基部511は、操作台51の基部をなし、図10乃至図14に図示するように走行フレーム12に取り付ける。
第2実施例では、操作部50は前記操作台51及び操作盤55が一体として構成される。図12及び図13に示す操作盤55の下部から支柱部材554を垂下させ、前記操作台51と回転自在に連結させている。これら前記操作台51及び前記操作盤55を折畳む又は展開させることによって操作部50を使用状態と非使用状態とに切換える。
第2実施例では、操作部50は、図10に図示する操作盤55とともに、引抜搬送部20側に折畳んで格納した非使用の格納状態と、図11乃至図14に図示する操作盤55とともに、折り畳みを広げた引抜搬送部20から側方側に展開した使用状態とに変更可能である。
第2実施例では、機体が非使用時において、機体幅を縮小することができる地下茎作物収穫機1を提供する。
10 走行部
11 走行装置
13 連結軸
20 引抜搬送部
21 コンベアベルト
40 球根搬送部
42 搬送ベルト
50 操作部
51 操作台
55 操作盤
Claims (3)
- 車体の進行方向両側に位置させると共に畝を跨いで走行することができる走行装置を有した走行部と、前記走行部上で連結させる連結軸によって上下回動可能にし、畝上の地下茎作物の茎を進行方向に対する左右両側を挟持して後方上斜め側に引き抜くと共に後方側へ搬送するコンベアベルトを有した引抜搬送部と、
該引抜搬送部の後方側の下方に設けられ、前記引抜搬送部後方側から落下した球根部を駆動される搬送ベルト上で後方上斜め側に搬送する球根搬送部と、
前記引抜搬送部の側方に近接すると共に前記走行部より側方に突出して設けられ、前記走行部及び前記引抜搬送部及び前記球根搬送部を操作するための操作部と、
前記操作部は作業者が乗り込むための操作台、及び作業者によって操作され、走行部及び引抜搬送部及び球根搬送部を操作するための操作盤と、を備え、
前記操作部は前記引抜搬送部側に折畳んで格納した非使用状態と、前記引抜搬送部から側方側に展開した使用状態とに変更可能である、
ことを特徴とする地下茎作物収穫機。 - 前記操作部は前記操作台及び前記操作盤が別体として構成され、前記操作台は進行方向と平行な軸を回転軸にして前記走行部に対して回動可能であり、前記操作盤は進行方向と直交する鉛直方向を回転軸にして前記引抜搬送部に対して回動可能である、
ことを特徴とする請求項1記載の地下茎作物収穫機。 - 前記操作部は前記操作台及び前記操作盤が一体として構成され、前記操作台は進行方向と平行な軸を回転軸にして前記走行部に対して回動可能であり、前記操作盤は進行方向と直交する方向を回転軸にして前記操作台に対して前方側に回動可能である、
ことを特徴とする請求項1記載の地下茎作物収穫機。
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