JP2019004737A - 乗用型根菜類収穫機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、収穫作業者が搭乗する乗用型根菜類収穫機を機体の全長が短く左右幅を狭くした小型の乗用型根菜類収穫機とすることを課題とする。
【解決手段】左右のクローラ走行装置1,1で走行する機体2の前部から後上方にかけて作物を拾い上げて搬送する拾上げコンベア3を設け、該拾上げコンベア3の終端下部から作物を受けてさらに上昇する汲上げコンベア4を設け、該汲上げコンベア4の終端下部に作物を収納するコンテナ5を受けて昇降するコンテナ受台6を設け、機体2の各部を駆動する原動機7を汲上げコンベア4の下部に搭載し、拾上げコンベア3の側部に操縦者が乗る乗車ステップ8と操縦装置9を設けた乗用型根菜類収穫機とする。
【選択図】図1
【解決手段】左右のクローラ走行装置1,1で走行する機体2の前部から後上方にかけて作物を拾い上げて搬送する拾上げコンベア3を設け、該拾上げコンベア3の終端下部から作物を受けてさらに上昇する汲上げコンベア4を設け、該汲上げコンベア4の終端下部に作物を収納するコンテナ5を受けて昇降するコンテナ受台6を設け、機体2の各部を駆動する原動機7を汲上げコンベア4の下部に搭載し、拾上げコンベア3の側部に操縦者が乗る乗車ステップ8と操縦装置9を設けた乗用型根菜類収穫機とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、馬鈴薯や玉ねぎなどの作物を圃場から掘り上げてまたは拾い上げて収穫する乗用型根菜類収穫機に関する。
乗用型根菜類収穫機は、例えば、特許文献1に記載している。
この根菜類収穫機は、圃場の作物を機体前方から取り込んで後方へ移送する第一搬送装置と、該第一搬送装置を昇降可能に支持して作物を後上方へ移送する第二搬送装置と、該第二搬送装置から作物を受ける中間コンベヤと、該中間コンベヤから作物を受けて搬送する選別搬送装置と、該選別搬送装置で搬送される作物を受ける作物収容容器を支持するコンテナ受台で構成されている。機体の操縦者が搭乗する乗車台や各駆動装置を駆動するエンジン等の原動機の配置は、記載されていない。
前記従来の乗用型根菜類収穫機は、機体の前後方向に、第一搬送装置と第二搬送装置と中間コンベヤと選別搬送装置とコンテナ受台が設けられているために、機体全長が長く、しかも機体の左側部に作業者が搭乗する作業ステップが設けられ、選別搬送装置から右側方に向けて小玉排出コンベアが張り出すようになっているために、機体左右幅が広い。このために、根菜類収穫機を圃場へ移動するに広い移動路が必要で、作業終了時に収納する広い納屋が必要になる。
本発明は、収穫作業者が搭乗する乗用型根菜類収穫機を機体の全長が短く左右幅を狭くした小型の乗用型根菜類収穫機とすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、左右のクローラ走行装置(1,1)で走行する機体(2)の前部から後上方にかけて作物を拾い上げて搬送する拾上げコンベア(3)を設け、該拾上げコンベア(3)の終端下部から作物を受けてさらに上昇する汲上げコンベア(4)を設け、該汲上げコンベア(4)の終端下部に作物を収納するコンテナ(5)を受けて昇降するコンテナ受台(6)を設け、機体2の各部を駆動する原動機(7)を汲上げコンベア(4)の下部に搭載し、拾上げコンベア(3)の側部に操縦者が乗る乗車ステップ(8)と操縦装置(9)を設けた乗用型根菜類収穫機とする。
請求項2の発明は、原動機(7)の上部を原動カバー(10)で覆い、原動カバー(10)上に伸びる汲上げコンベア(4)の後部を起伏可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機とする。
請求項3の発明は、コンテナ受台(6)の上部を上リンク(11)で原動機(7)に連結し下部を左右の下リンク(12)で機体(2)に連結してコンテナ受台(6)を上昇させると汲上げコンベア(4)の終端に近づくことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機とする。
請求項4の発明は、クローラ走行装置(1,1)は複数の転輪(13)と従動輪(14,14)を軸支する底部フレーム(15)と駆動輪(16)を軸支する縦フレーム(17)を連結フレーム(18)で側面視三角状に連結してトラックフレーム(24)を構成し、複数の転輪(13)と従動輪(14,14)と駆動輪(16)にクローラ(19)を巻回して構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機とする。
請求項5の発明は、左右のクローラ走行装置(1,1)の底部フレーム(15)に連結してステップ支持フレーム(20)を設け、該ステップ支持フレーム(20)で支持する乗車ステップ(8,8)に操縦席(21)と操縦装置(9)、及び補助作業者席(22)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機とする。
請求項6の発明は、左右のクローラ走行装置(1,1)の間に拾上げコンベア(3)を設けると共に該拾上げコンベア(3)を機体(2)に起伏可能に装着し、左右のクローラ走行装置(1,1)を駆動する原動機(7)で汲上げコンベア(4)を駆動し拾上げコンベア(3)を原動機(7)とは別の駆動源(23)で駆動することを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機とする。
請求項1の発明で、機体(2)の操縦者は、乗車ステップ(8)に乗って操縦装置(9)を操作しながら走行させて収穫作業を行うが、左右のクローラ走行装置(1,1)で走行する機体(2)には拾上げコンベア(3)と汲上げコンベア(4)とコンテナ受台(6)が設けられるだけなので、従来の乗用型根菜類収穫機よりも機体全長が短くなる。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、原動機(7)が原動カバー(10)で覆われて汲上げコンベア(4)から泥土等が原動機(7)に降り掛かるのを防ぎ、汲上げコンベア(4)の後部を起立させると原動機(7)のメンテナンスが出来る。
請求項3の発明で、請求項1の効果に加えて、コンテナ受台(6)が上リンク(11)で原動機(7)に連結されることで新たな連結支持部材を設けることなく部品構成が簡略化して機体(2)の全長を短くする。また、コンテナ受台(6)を上昇させるとコンテナ(5)が汲上げコンベア(4)の終端に近づいて作物のコンテナ(5)内への落下距離が短くなって、作物が落下衝撃で傷つくのを防がれる。
請求項4の発明で、請求項1の効果に加えて、クローラ走行装置(1)が底部フレーム(15)と縦フレーム(17)と連結フレーム(18)で側面視三角状のトラックフレームに構成されるので、機体(2)に加わる荷重をトラックフレーム(24)で分散して強固に支持し、クローラ走行装置(1)の耐久性が向上する。
請求項5の発明で、請求項1の効果に加えて、汲上げコンベア(4)の左右に位置して片側の乗車ステップ(8)に設けた操縦席(21)に操縦者が座って操縦装置(9)を操作して操縦しながら他側の乗車ステップ(8)に設けた補助作業者席(22)に補助作業者が座って汲上げコンベア(4)上を搬送される作物の選別作業が行える。
請求項6の発明で、請求項1の効果に加えて、拾上げコンベア(3)を上昇させて走行することで圃場外の路上を移動出来るが、左右クローラ走行装置(1,1)の間に拾上げコンベア(3)を設けているので、左右クローラ走行装置(1,1)の接地長さを長くして接地圧を低くして走行性を良くし、汲上げコンベア(4)を左右クローラ走行装置(1,1)を駆動する原動機(7)で駆動することで走行速度に適した搬送速度で作物をコンテナ(5)に送り込み、拾上げコンベア(3)を原動機(7)とは別の駆動源(23)で駆動することで拾上げコンベア(3)の搬送速度を作物が転げ落ちない最適の搬送速度に調整出来る。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、実施例の説明においては、機体の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものでは無い。
左右のクローラ走行装置1,1で支持する機体2の前側から後側にかけて後上がりの傾斜状態で拾上げコンベア3を設け、この拾上げコンベア3の終端下部から側面視で階段状に上昇する汲上げコンベア4を設け、この汲上げコンベア4の後端下部で最後部にコンテナ5を搭載するコンテナ受台6を設けて、拾上げコンベア3の左右側部に位置するクローラ走行装置1のトラックフレーム24から立設するステップ支持フレーム20に乗車ステップ8を設け、右側の乗車ステップ8には操縦席21と操向レバー9等の操縦装置を設ける操縦台25を設け、左側の乗車ステップ8には補助作業者が座る補助作業者席22を設けている。
拾上げコンベア3は、棒状の搬送バー3aを密な間隔で配置したコンベアで、前側の従動スプロケット3cと後側の駆動スプロケット3bに巻き掛けたチェンに搬送バー3aを横架して駆動スプロケット3bを伝動モータ23で駆動する。
拾上げコンベア3の先端には前下方に向けて左右幅の広い拾上げ鋤刃26を設けている。この拾上げ鋤刃26の後部には土落とし用のスリット26aを形成している。
拾上げコンベア3のコンベアフレーム3dと左右クローラ走行装置1,1のトラックフレーム24を連結するトラック連結フレーム27の間に拾上げコンベア昇降シリンダ28を設け、駆動スプロケット3b側を中心に拾上げコンベア3を昇降可能としている。
また、拾上げコンベア3の前上方に掻込ピン29aを設ける掻込リール29を掻き込みアーム30で枢支し、掻込シリンダ31で拾上げコンベア3に対して昇降するようにしている。掻込リール29は掻き込みアーム30に取り付けた掻込駆動モータ32で駆動回転する。
より具体的には、掻込駆動モータ32の駆動により回転する掻込駆動スプロケット33aと、該掻込駆動スプロケット33aから掻込伝動チェンを介して駆動力を受ける掻込従動スプロケット33bが回転することで、掻込リール29が回転する。なお、掻込駆動モータ32は正逆転モータとし、掻込リール29と拾上げコンベア3の間に作物が詰まったとき等に逆転させることで、詰まりを解消しやすい構成とすると、作物の詰まりにより作業が中断される時間が短くなり、作業能率が向上する。
汲上げコンベア4は、棒状の搬送バー4eを密な間隔で配置したコンベアで、駆動スプロケット4aと第一スプロケット4bと第二スプロケット4cと従動スプロケット4dに巻き掛けたチェンに搬送バー4eを横架して駆動スプロケット4aを下部に搭載する原動機7で駆動する。また、原動機7の上部に位置する汲上げコンベア4の後部は第二スプロケット4cを中心に上方へ起立して原動機7の上部を開放できるようにしている。
より具体的には、原動機7の機体左右一側に設ける汲上げ伝動ケース40に内装する出力スプロケット41から原動機7の駆動力を出力し、伝動チェンを介して入力スプロケット42に駆動力を伝達する。そして、該入力スプロケット42を左右一側に装着する汲上げ入力軸43に前記駆動スプロケット4aを設け、この駆動スプロケット4aの回転により汲上げコンベア4を駆動させる。なお、原動機7の側方のうち、前記汲上げ伝動ケース40を設けた側とは反対側には従動汲上げ伝動ケース44を設ける。該従動汲上げ伝動ケース44内には、前記汲上げ入力軸43に装着されたもう一つの駆動スプロケット4aと第一スプロケット4b、第二スプロケット4cと従動スプロケット4dを設け、チェンを巻き掛けて、左右一側と同様に汲上げコンベア4を駆動させる構成とする。
なお、原動機7の上部は、原動カバー10を設け、汲上げコンベア4から落下する泥土や葉屑等の夾雑物が原動機7に降り掛からないようにしている。
機体2の最後部には、コンテナ5を載せるコンテナ受台6を原動機7に連結する左右一対の上リンク11と原動機7下部のミッションケース33に連結する左右一対の下リンク12で支持して、原動機7に連結する中リンク35と下リンク12を油圧シリンダ34で連結して、コンテナ5を上昇して汲上げコンベア4の後端に近づけたり降下してコンテナ5の後下端を接地したり出来るようにしている。従って、作物を最初にコンテナ5に投入する際にはコンテナ5を上昇させて作物の落下衝撃を低下させ、満杯のコンテナ5を圃場に降ろす場合にはコンテナ5を降下させて後下端を接地させて機体2を前進させるとコンテナ5を安定して圃場に降ろせる。
クローラ走行装置1は、拾上げコンベア3の左右側部に位置して、前後端部に従動輪14を軸支して中間部に複数の転輪13を軸支した底部フレーム15と上端に駆動輪16を軸支した縦フレーム17と斜めに連結する連結フレーム18で側面視三角状のトラックフレーム24を構成し、クローラ19を従動輪14、14と各転輪13と駆動輪16に巻き掛けている。
また、縦フレーム17に立設するステップ支持フレーム20で乗車ステップ8を拾上げコンベア3の左右に設け、右側の乗車ステップ8には操向レバー等の操縦装置9を設ける操縦台25を立設し、この操縦台25の後部に操縦者が座る操縦席21を設け、左側の乗車ステップ8には補助作業者が座る補助作業者席22を設けている。
次に収穫作業を説明すると、馬鈴薯や玉ねぎなどの作物の収穫作業は、乗車ステップ8の操縦席21に座った操縦者が操縦装置9を操作してクローラ走行装置1を駆動して機体2を走行させる。作物は事前に掘り起こして乾燥させたりしておいたり掘り起こしながら収穫を行うことも出来るが、機体2の最前部に設ける拾上げ鋤刃26で作物を掬い上げて掻込リール29で転げ落ちを防ぎながら拾上げコンベア3に載せる。
拾上げコンベア3上で搬送される作物が汲上げコンベア4上に移されてさらに上昇して終端から上昇支持されたコンテナ受台6に載せられたコンテナ5の内部に落下集積される。汲上げコンベア4の前部では補助作業者席22に座る補助作業者や操縦者が作物の選別を行う。
コンテナ5が満杯になると、クローラ走行装置1を停止してコンテナ受台6を降下させ、コンテナ5の後底部を圃場に接地して、機体2を前進することでコンテナ5を完全に圃場へ降ろし、後作業でコンテナ5を回収して収穫作業を終了する。
上記の構成では、汲上げコンベア4を拾上げコンベア3よりも機体上方に大きく傾斜させ、この汲上げコンベア4の後部で且つ下方に形成される空間部を利用して原動機7を設けることにより、機体の前後幅を短くすることができるので、機体を軽トラック等の輸送手段に積み下ろししやすくなると共に、倉庫に収納する際、占有するスペースが小さくなる。
また、汲上げコンベア4の後部は上下方向に回動可能に構成し、コンテナ5内の作物の収容量に合わせて汲上げコンベア4を昇降させることで、汲上げコンベア4の搬送終端部からコンテナ5への作物の落下距離を短くでき、落下により作物が傷付くことが防止される。
また、汲上げコンベア4の後部を上方に回動させると、空間部に設ける原動機7の上方が開放されるので、メンテナンス等の作業が行いやすくなる。
また、回動部の下部に原動カバー10を設けたことにより、土砂や葉屑等の夾雑物が原動機7に付着することを防止できるので、原動機7の破損が防止されると共に、夾雑物を取り除く作業に要する労力が軽減される。
そして、コンテナ受け台6の昇降機構を原動機7とミッションケース33の後部の上下方向の壁面を利用して各々装着することにより、元々の強度の高い部分を利用することができるので、コンテナ受け台6の支持が安定する。これに加えて、昇降機構の取付に必要な部品点数が削減される。
また、昇降装置を三点リンクで構成したことにより、コンテナ受け台6を昇降に連動させて傾斜させることができるので、収容する作物の量に合わせてコンテナ5の上下位置と傾斜姿勢を容易に変更でき、作業能率が向上すると共に、操作の簡略化が図られる。
また、コンテナ受け台6を、上昇させるほど機体前側上方に向かう傾斜姿勢となる構成としたことにより、コンテナ5の機体前側の内面を汲上げコンベア4の搬送終端部に近づけることができるので、作物の落下距離がさらに短くなり、落下の衝撃で作物が傷付くことが防止される。
そして、クローラ走行装置1を構成するトラックフレーム24を三角形状としたことにより、荷重を分散しやすくなるので、拾上げコンベア3や汲上げコンベア4の重量により破損しにくく、耐久性が向上する。
また、縦フレーム17の上端側に駆動輪16を設けることにより、駆動輪16を拾上げコンベア3と干渉しない位置に配置することができるので、拾上げコンベア3の傾斜角度が抑えられ、搬送中の作物が転げ落ちることが防止される。
そして、乗車ステップ8をステップ支持フレーム20を介してトラックフレーム24に連結したことにより、乗車ステップ8とステップ支持フレーム20がトラックフレーム24の補強部材になるので、クローラ走行装置1の強度が向上する。
また、操縦席21と補助作業者席22を拾上げコンベア3の搬送終端部近くで、且つ汲上げコンベア4の搬送始端部近くの機体外側方に各々設けたことにより、作業者が作物を手作業で選別できると共に、夾雑物や収穫に不適当な作物を手作業で除去しやすくなるので、夾雑物や収穫に不適な作物を自動的に除去する選別装置が不要になり、機体の大型化が防止される。
そして、拾上げコンベア3、汲上げコンベア4及びコンテナ受け台6を左右のクローラ走行装置1,1の左右間に配置したことにより、クローラ走行装置1,1の前後長さに係わらず干渉しない構成になるので、クローラ走行装置1,1接地面積を大きくして接地抵抗を軽減することで、走行性を向上させることができる。
また、拾上げコンベア3の駆動源を伝動モータ23としたことにより、拾い上げる作物の量に合わせて搬送速度を自在に調節することができるので、拾上げコンベア3上の作物が転げ落ちる前に汲上げコンベア4に送ることができ、作物同士がぶつかり合って傷付くことが防止される。
また、搬送速度が速すぎ、作業者が拾上げコンベア3上の作物の状態(傷、病気など)を視認できなくなることを防止できるので、収穫に適さない作物を除外でき、選別能力が向上する。
また、汲上げコンベア4の駆動力を原動機7から得ることにより、走行速度と搬送速度を同調させることができるので、作物が搬送経路上に溜まることを防止できる。
1 クローラ走行装置
2 機体
3 拾上げコンベア
4 汲上げコンベア
5 コンテナ
6 コンテナ受台
7 原動機
8 乗車ステップ
9 操縦装置
10 原動カバー
20 ステップ支持フレーム
23 伝動モータ(駆動源)
24 トラックフレーム
2 機体
3 拾上げコンベア
4 汲上げコンベア
5 コンテナ
6 コンテナ受台
7 原動機
8 乗車ステップ
9 操縦装置
10 原動カバー
20 ステップ支持フレーム
23 伝動モータ(駆動源)
24 トラックフレーム
Claims (6)
- 左右のクローラ走行装置(1,1)で走行する機体(2)の前部から後上方にかけて作物を拾い上げて搬送する拾上げコンベア(3)を設け、該拾上げコンベア(3)の終端下部から作物を受けてさらに上昇する汲上げコンベア(4)を設け、該汲上げコンベア(4)の終端下部に作物を収納するコンテナ(5)を受けて昇降するコンテナ受台(6)を設け、前記機体(2)の各部を駆動する原動機(7)を前記汲上げコンベア(4)の下部に搭載し、前記拾上げコンベア(3)の側部に操縦者が乗る乗車ステップ(8)と操縦装置(9)を設けた乗用型根菜類収穫機。
- 前記原動機(7)の上部を原動カバー(10)で覆い、前記原動カバー(10)上に伸びる前記汲上げコンベア(4)の後部を起伏可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機。
- 前記コンテナ受台(6)の上部を上リンク(11)で前記原動機(7)に連結し下部を左右の下リンク(12)で前記機体(2)に連結して前記コンテナ受台(6)を上昇させると前記汲上げコンベア(4)の終端に近づくことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機。
- 前記クローラ走行装置(1,1)は複数の転輪(13)と従動輪(14,14)を軸支する底部フレーム(15)と駆動輪(16)を軸支する縦フレーム(17)を連結フレーム(18)で側面視三角状に連結してトラックフレーム(24)を構成し、複数の前記転輪(13)と前記従動輪(14,14)と前記駆動輪(16)にクローラ(19)を巻回して構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機。
- 左右の前記クローラ走行装置(1,1)の底部フレーム(15)に連結してステップ支持フレーム(20)を設け、該ステップ支持フレーム(20)で支持する前記乗車ステップ(8,8)に操縦席(21)と前記操縦装置(9)、及び補助作業者席(22)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機。
- 左右の前記クローラ走行装置(1,1)の間に前記拾上げコンベア(3)を設けると共に該拾上げコンベア(3)を前記機体(2)に起伏可能に装着し、左右の前記クローラ走行装置(1,1)を駆動する前記原動機(7)で前記汲上げコンベア(4)を駆動し前記拾上げコンベア(3)を前記原動機(7)とは別の駆動源(23)で駆動することを特徴とする請求項1に記載の乗用型根菜類収穫機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017122379A JP2019004737A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 乗用型根菜類収穫機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017122379A JP2019004737A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 乗用型根菜類収穫機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017122379A Pending JP2019004737A (ja) | 2017-06-22 | 2017-06-22 | 乗用型根菜類収穫機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019004737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020145953A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 株式会社ササキコーポレーション | 地下茎作物収穫機 |
-
2017
- 2017-06-22 JP JP2017122379A patent/JP2019004737A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020145953A (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 株式会社ササキコーポレーション | 地下茎作物収穫機 |
JP7125757B2 (ja) | 2019-03-13 | 2022-08-25 | 株式会社ササキコーポレーション | 地下茎作物収穫機 |
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