JP5944252B2 - 結球野菜収穫機 - Google Patents

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本願発明は、例えばキャベツ、レタス及びハクサイ等の結球野菜を収穫する結球野菜収穫機に関するものである。
従来、結球野菜収穫機において、結球野菜を引き抜いてから根茎部を切断装置で切断して結球部を後方に搬送し、調製後にコンテナに収容するという技術は公知である(例えば特許文献1及び2等参照)。
特開2001−352816号公報 特開2002−65026号公報
しかし、前記従来構成の結球野菜収穫機を用いた収穫作業では、根茎部切断後の結球野菜(結球部)を搬送装置で後方に搬送し、当該搬送装置の後部延長上に配置された調製用コンベヤで結球部を後方に搬送しながら、外葉(オニ葉)や残った根茎部等を除去する調製作業を人手にて行い、そして、調製済結球野菜や調製不要な結球野菜を、調製用コンベヤの後方に配置されたコンテナに収容するという手順を踏んでいた。このため、結球野菜収穫機の全長が前後に長くなり、狭い圃場では収穫作業をし難い傾向にあった。
本願発明は、上記の問題を解消した結球野菜収穫機を提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、走行機体の前方で結球野菜を引き抜いて切断し後方に搬送する収穫作業部と、前記収穫作業部の後方で結球野菜を搬送しながら選別調製する調製搬送部とを備えている結球野菜収穫機であって、前記調製搬送部は、前記収穫作業部の後方に配置された前後長手の選別用コンベヤと、前記選別用コンベヤの左右一側方に並列状に配置された調製用コンベヤと、前記調製用コンベヤから結球野菜を受け継いで集積する集積用コンベヤとを備えており、前記集積用コンベヤが前記調製用コンベヤの後部側に左右方向に延びるように配置されているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の結球野菜収穫機において、前記走行機体には、前記選別用コンベヤを挟んで前記調製用コンベヤと反対側に、作業スペース兼コンテナ載置スペースが設けられているというものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の結球野菜収穫機において、前記選別用コンベヤと前記集積用コンベヤとの間に調製器が配置されているというものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちいずれかに記載の結球野菜収穫機において、前記選別用コンベヤは、前記走行機体に搭載されたエンジンからの動力にて駆動する一方、前記調製用コンベヤと前記集積用コンベヤとは、前記エンジンとは別の駆動源である電動アクチュエータにて独立して駆動するように構成されているというものである。
請求項1の発明によると、選別用コンベヤと調製用コンベヤとが互いに並列状に並ぶから、調製の必要な結球野菜を前記選別用コンベヤから前記調製用コンベヤに移し換えし易く、結球野菜の選別作業を効率よく行える。また、前記選別用コンベヤ及び前記調製用コンベヤと、前記集積用コンベヤとが平面視で交差する位置関係になるから、結球野菜収穫機の全長を短くできる(コンパクトに構成できる)。
請求項2の発明によると、前記選別用コンベヤを挟んで左右両側に、前記調製用コンベヤと作業スペース兼コンテナ載置スペースとが位置することになる。このため、調製の要不要に応じて結球野菜をコンテナに収容したり前記調製用コンベヤに移し換えたりするのをスムーズに実行でき、選別作業性の更なる向上に寄与する。
請求項3の発明によると、前記選別用コンベヤと前記集積用コンベヤとの間に調製器が配置されるから、調製作業のし易さ及び調製済結球野菜のコンテナへの収容作業に配慮した上で、前記選別用コンベヤと前記集積用コンベヤとの間のデッドスペースを有効利用して前記調製器を配置でき、この点でも、結球野菜収穫機全長のコンパクト化に貢献する。
請求項4の発明によると、前記調製用コンベヤと前記集積用コンベヤとを電動アクチュエータで独立して駆動できるから、前記調製用コンベヤや前記集積用コンベヤを前記走行機体に対して着脱可能にしたり出し入れ可能にしたりする構造を簡素化できる。
実施形態における結球野菜収穫機の側面図である。 結球野菜収穫機の平面図である。 補助作業台を折り畳んだ状態での結球野菜収穫機の平面図である。 結球野菜収穫機の背面図である。 動力伝達系統のスケルトン図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、走行機体2の進行方向に向かって左側を単に左側と称し、同じく進行方向に向かって右側を単に右側と称する。
まず、図1〜図3を参照しながら、結球野菜収穫機1の概略構造について説明する。実施形態の結球野菜収穫機1は、走行部としての左右一対の走行クローラ3にて支持された走行機体2を備えている。走行機体2の前部右側に操縦部4が設けられている。
操縦部4は、操縦コラム4a、サイドコラム4b及び操縦座席4cを備えている。操縦コラム4aには、走行機体2の旋回方向及び旋回速度を変更操作する操向ハンドル5が設けられている。サイドコラム4bには、走行機体2の変速操作を行う主変速レバー6、副変速レバー7、後述する引抜き搬送装置14を昇降操作する引抜き昇降レバー(図示省略)、作業クラッチレバー8、後述する切断装置19の回転速度を調節操作する速度調節レバー9、切断装置19の高さ位置を調節操作する切断調節具10(レバー又は切換スイッチ)等が配置されている。実施形態の切断調節具10は、操縦部4の後部側、具体的にはサイドコラム4bの後部側に配置されている。
操縦座席4cの下方には動力源としてのエンジン11が搭載されている。エンジン11の前方で且つ左右走行クローラ3の間には、エンジン11からの動力を適宜変速して左右両走行クローラ3に伝達するためのミッションケース12が配置されている。
操縦部4の左側には、キャベツ等の結球野菜Aを引き抜いて後方に搬送する収穫作業部13が配置されている。実施形態の収穫作業部13は、結球野菜Aを引き抜き結球部を挟持して後方に搬送する引抜き搬送装置14を備えている。引抜き搬送装置14は、前端側に位置する左右一対の掻込みホイール16L,16Rと、左右一対の根茎搬送体17L,17Rと、根茎搬送体17L,17Rの上方に前低後高に傾斜して設けられた左右一対の縦搬送ベルト18L,18Rとを備えている。側面視で縦搬送ベルト18L,18Rと根茎搬送体17L,17Rの間に、搬送中の結球野菜Aの根茎部を切断する切断装置19が配置されている。
掻込みホイール16L,16Rは、外周を平面視で凹凸波形の花弁状にした円盤型に形成され、且つ、側面視で半径中心側が外周側より高くなるように形成されている。掻込みホイール16L,16Rは前低後高状に傾斜した姿勢で設けられている。互いに対向する掻込みホイール16L,16Rを内向きに回転させることによって、圃場における結球野菜Aの根茎部は中央側に掻き込まれ(引き込まれ)、根茎搬送体17L,17Rの始端側に誘導される。
根茎搬送体17L,17Rは、互いに内向きに周回駆動することによって、結球野菜Aの根茎部を左右から挟持して当該根茎部を切断装置19に向けて案内するものである。根茎搬送体17L,17Rも前低後高状に傾斜した姿勢で設けられている。縦搬送ベルト18L,18Rは、互いに内向きに周回駆動することによって、結球野菜Aの結球部を左右から挟持して状態で後ろ斜め上方に搬送するものである。実施形態の縦搬送ベルト18L,18Rは、側面視で根茎搬送体17L,17Rと平行状に配置されている。従って、縦搬送ベルト18L,18Rも、根茎搬送体17L,17Rと同様に、前低後高状に傾斜した姿勢で設けられている。
引抜き搬送装置14及び切断装置19等を支持する左右一対の前部フレーム20L,20Rは、後端側を回動支点にして、走行機体2の前部左側に固着された支持台21に昇降回動可能に軸支されている。そして、走行機体2と前部フレーム20L,20Rとの間には単動式の油圧シリンダ22が介装されている。油圧シリンダ22の伸縮動によって、引抜き搬送装置14の傾斜角度を変更したり引抜き搬送装置14を持ち上げたりできる。なお、前部フレーム20L,20Rの前部下面側には、圃場における結球野菜Aの根茎部に掻込みホイール16L,16Rを位置合わせするための左右一対の橇体23が設けられている。
収穫作業部13(引抜き搬送装置14)の後方には、結球野菜Aを搬送しながら選別調製する調製搬送部24が配置されている。調製搬送部24は、収穫作業部13の後方に配置された前後長手の選別用コンベヤ25と、選別用コンベヤ25の左右一側方(実施形態では進行方向左側)に並列状に配置された調製用コンベヤ26と、調製用コンベヤ26から結球野菜Aを受け継いで集積する集積用コンベヤ27とを備えている。
実施形態では、引抜き搬送装置14と選別用コンベヤ25とが進行方向前後に直線的に並べられている。引抜き搬送装置14の後方に選別用コンベヤ25が水平状に位置している。引抜き搬送装置14で後ろ斜め上方に搬送された結球野菜Aの結球部は、選別用コンベヤ25上に転落して載ることになる。
調製用コンベヤ26は、選別用コンベヤ25上に送り込まれた結球野菜Aのうち調製の必要なものを手作業で移し換えて搬送するものである。調製用コンベヤ26は、前述の通り、選別用コンベヤ25の左右一側方(実施形態では進行方向左側)に並列状に配置されている。実施形態では、走行機体2における選別用コンベヤ25の左側に配置された前後一対の支持フレーム35に、調製用コンベヤ26が下方から支持されている。また、調製用コンベヤ26は、平面視で選別用コンベヤ25よりも後方に若干長く延びている。なお、移し換え作業の作業性に配慮して、調製用コンベヤ26の搬送面の高さ位置は、選別用コンベヤ25のそれよりも高くなるように設定されている。
図4に示すように、各支持フレーム35は、走行機体2における選別用コンベヤ25の左側に立設された縦フレーム35aと、縦フレーム35aの上端側から左外向きに延びる横フレーム35bと、縦フレーム35aの下端側と横フレーム35bの先端側とを着脱可能につなぐ筋交いフレーム35cとにより構成されている。横フレーム35b上に調製用コンベヤ26が固定されている。縦フレーム35aと横フレーム35bとの連結部分は、前後横向きの枢軸ピン35dにて回動可能に軸支されている。
調製用コンベヤ26は、枢軸ピン35d回りの回動によって、走行機体2から左外側に張り出した使用状態と、選別用コンベヤ25の左側面に重なるように収容される収容状態と、に姿勢変更可能(出し入れ可能)に構成されている(図2及び図3参照)。調製用コンベヤ26を走行機体2から左外側に張り出させた上で、縦フレーム35aの下端側と横フレーム35bの先端側とに筋交いフレーム35cの端部をボルト締結することによって、調製用コンベヤ26の姿勢が使用状態に保持される。逆に、ボルトを弛めて筋交いフレーム35cを取り除くことによって、調製用コンベヤ26の姿勢が収容状態に折り畳まれる。
集積用コンベヤ27は、前述の通り、調製用コンベヤ26から結球野菜Aを受け継いで集積する(一時的に貯留する)ものであり、調製用コンベヤ26の後部側に左右内向きに延びるように配置されている。従って、集積用コンベヤ27の搬送方向と、選別用及び調製用コンベヤ25,26の搬送方向とは、互いに交差する関係にある。
実施形態では、選別用コンベヤ25から後ろ向きに延びる左右一対の後部フレーム36の後端側に、集積用コンベヤ27のコンベヤフレーム37から前向きに突出させた連結フレーム部37aをボルト締結することによって、集積用コンベヤ27が着脱可能に構成されている。調製用コンベヤ26で後方に搬送された結球野菜Aの結球部は、集積用コンベヤ27上に転落して載ることになる。
集積用コンベヤ27における搬送下流側の端部には、調製用及び集積用コンベヤ26,27の駆動を停止させるための停止フレーム38が設けられている。集積用コンベヤ27にて搬送される調製要の結球野菜Aが停止フレーム38に当接して、下端側を支点にして停止フレーム38を横倒れ方向に回動させると、調製用及び集積用コンベヤ26,27の両方の駆動が停止するように構成されている。このようにして、集積用コンベヤ27に次々と調製要の結球野菜Aが送られて溜まってしまうおそれをなくしている。
詳細は後述するが、選別用コンベヤ25は、走行機体2に搭載されたエンジン11からの動力にて駆動する一方、調製用コンベヤ26と集積用コンベヤ27とは、エンジン11とは別の駆動源である電動アクチュエータとしての電動モータ55にて独立して駆動するように構成されている。このため、集積用コンベヤ27に調製要の結球野菜Aが一時的に溜まって、調製用及び集積用コンベヤ26,27を駆動停止させた状態でも、選別用コンベヤ25はそのまま駆動でき、調製要の結球野菜Aの滞留が選別作業の邪魔になるおそれを抑制できる。
選別用コンベヤ25と集積用コンベヤ27との間には、収穫作業部13の切断装置19にて適切に切断されなかった茎根部や外葉等を取り除くための調製器29が配置されている。実施形態の調製器29は、選別用コンベヤ25から後ろ向きに延びる左右一対の後部フレーム36に搭載され支持されている。
走行機体2における操縦部4の後方(選別用コンベヤ25の右側)は、作業スペース兼コンテナ載置スペース39になっている。走行機体2の右側及び後部側には、上向き回動して折り畳み収納可能な補助作業台31,32が設けられている(図2及び図3参照)。展開された補助作業台31,32に作業者が搭乗した状態で走行機体2を走行させながら、圃場の結球野菜Aを連続的に収穫する。実施形態では、走行機体2と右補助作業台31等とに跨ってコンテナ34が載置されることになる。走行機体2や後補助作業台32等に作業者が搭乗する。右補助作業台31と後補助作業台32との間の後右隅部を構成する連結フラップ台33を収納する際は、後補助作業台32の表面側に折り畳んでから、後補助作業台32と共に上向き回動させる。
結球野菜収穫機1にて結球野菜Aを収穫する際は、圃場における結球野菜Aを掻込みホイール16L,16Rにて引き抜き、根茎搬送体17L,17R及び縦搬送ベルト18L,18Rにて左右から挟持して後方に搬送しながら、切断装置19にて結球野菜Aの根茎部を切断する。そして、根茎部切断後の結球野菜Aの結球部を縦搬送ベルト18L,18Rにて後方に搬送し、引抜き搬送装置14から選別用コンベヤ25上に転落させる。選別用コンベヤ25上の結球野菜Aのうち調製不要なものは、走行機体2上の作業者がコンテナ34に収容する。調製が必要なものは、走行機体2上の作業者が調製用コンベヤ26に移し換える。調製用コンベヤ26を経由して集積用コンベヤ27に搬送された調製要の結球野菜Aは、例えば後補助作業台32上の作業者が調製器29等を用いて余分な外葉除去といった調製作業を行ってから、コンテナ34に収容するのである。
次に、図5(a)(b)を参照しながら、結球野菜収穫機1の動力伝達系統について説明する。エンジン11の出力軸から、ベルト伝動によってミッションケース12のHST式変速装置40に動力伝達され、該HST式変速装置40によって主変速が行われる。ミッションケース12の変速出力は、左右走行クローラ3とミッション出力軸41とに伝達される。ミッション出力軸41から、一方向クラッチ42、伝動ベルト43及びテンションクラッチ44を介して、入力分配軸45に動力伝達される。
入力分配軸45からベベルギヤを介して前部入力軸46に動力が伝達され、該前部入力軸46からベベルギヤを介して左右のギヤケース47L,47Rに挿通された中間軸48に動力伝達される。中間軸48に伝達された動力の一部は、左ギヤケース47Lから左伝動軸48Lを介して左ベベルギヤボックス49Lに伝達され、左ベベルギヤボックス49Lから根茎搬送体17Lと掻込みホイール16Lとに動力分配される。なお、掻込みホイール16Lには、自在継手及び伸縮継手付きの伝動軸50L,51Lを介して動力伝達される。
また、中間軸48に伝達された残りの動力は、右ギヤケース47Rから右伝動軸48Rを介して右ベベルギヤボックス49Rに伝達され、右ベベルギヤボックス49Rから根茎搬送体17Rと掻込みホイール16Rとに動力分配される。なお、掻込みホイール16Rには、自在継手及び伸縮継手付きの伝動軸50R,51Rを介して動力伝達される。
更に、入力分配軸45からは、チェーン伝動ケース52を介して縦搬送ベルト18L,18Rに動力伝達されると共に、伝達ベルト53を介して選別用コンベヤ25にも動力伝達される。
図5(b)に示すように、調製用コンベヤ26と集積用コンベヤ27とは、エンジン11とは別の駆動源である電動アクチュエータとしての電動モータ55にて独立して駆動するように構成されている。実施形態では、集積用コンベヤ27におけるコンベヤフレーム37の搬送上流側に電動モータ55が取り付けられている。集積用コンベヤ27の搬送上流側のローラ軸56に、電動モータ55が動力伝達可能に連結されている。集積用コンベヤ27のローラ軸56には、ベベルギヤ機構57を介して、調製用コンベヤ26の搬送下流側のローラ軸58に動力伝達可能に連結されている。電動モータ55からの動力によって、調製用及び集積用コンベヤ26,27が連動して駆動するように構成されている。この場合、調製用コンベヤ26の搬送面側は前から後方向に移動し、集積用コンベヤ27の搬送面側は左から右方向に移動するように設定されている。
以上の説明から明らかなように、実施形態の結球野菜収穫機1によると、選別用コンベヤ25と調製用コンベヤ26とが互いに並列状に並ぶから、調製の必要な結球野菜Aを選別用コンベヤ25から調製用コンベヤ26に移し換えし易く、結球野菜Aの選別作業を効率よく行える。また、選別用コンベヤ25及び調製用コンベヤ26と、集積用コンベヤ27とが平面視で交差する位置関係になるから、結球野菜収穫機1の全長を短くできる(コンパクトに構成できる)。
また、選別用コンベヤ25を挟んで左右両側に、調製用コンベヤ26と作業スペース兼コンテナ載置スペース39とが位置することになる。このため、調製の要不要に応じて結球野菜Aをコンテナ34に収容したり調製用コンベヤ26に移し換えたりするのをスムーズに実行でき、選別作業性の更なる向上に寄与する。
更に、選別用コンベヤ25と集積用コンベヤ27との間に調製器29が配置されるから、調製作業のし易さ及び調製済結球野菜Aのコンテナ34への収容作業に配慮した上で、選別用コンベヤ25と集積用コンベヤ27との間のデッドスペースを有効利用して調製器29を配置でき、この点でも、結球野菜収穫機1全長のコンパクト化に貢献する。
しかも、調製用コンベヤ26と集積用コンベヤ27とを電動アクチュエータ55で独立して駆動できるから、調製用コンベヤ26や集積用コンベヤ27を走行機体2に対して着脱可能にしたり出し入れ可能にしたりする構造を簡素化できるという利点もある。
なお、本願発明における各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 結球野菜収穫機
2 走行機体
3 走行クローラ
4 操縦部
11 エンジン
13 収穫作業部
14 引抜き搬送装置
24 調製搬送部
25 選別用コンベヤ
26 調製用コンベヤ
27 集積用コンベヤ
29 調製器
39 作業スペース兼コンテナ載置スペース

Claims (4)

  1. 走行機体の前方で結球野菜を引き抜いて切断し後方に搬送する収穫作業部と、前記収穫作業部の後方で結球野菜を搬送しながら選別調製する調製搬送部とを備えている結球野菜収穫機であって、
    前記調製搬送部は、前記収穫作業部の後方に配置された前後長手の選別用コンベヤと、前記選別用コンベヤの左右一側方に並列状に配置された調製用コンベヤと、前記調製用コンベヤから結球野菜を受け継いで集積する集積用コンベヤとを備えており、前記集積用コンベヤが前記調製用コンベヤの後部側に左右方向に延びるように配置されている、
    結球野菜収穫機。
  2. 前記走行機体には、前記選別用コンベヤを挟んで前記調製用コンベヤと反対側に、作業スペース兼コンテナ載置スペースが設けられている、
    請求項1に記載の結球野菜収穫機。
  3. 前記選別用コンベヤと前記集積用コンベヤとの間に調製器が配置されている、
    請求項1又は2に記載の結球野菜収穫機。
  4. 前記選別用コンベヤは、前記走行機体に搭載されたエンジンからの動力にて駆動する一方、前記調製用コンベヤと前記集積用コンベヤとは、前記エンジンとは別の駆動源である電動アクチュエータにて独立して駆動するように構成されている、
    請求項1〜3のうちいずれかに記載の結球野菜収穫機。
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