JP2020137211A - ブレーキ付きモータ、ブレーキ付き駆動装置、およびブレーキ付き車輪駆動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
<1−1.ブレーキ付きモータの全体構成>
以下では、図1から図3までを参照して、第1実施形態に係るブレーキ付きモータ100の全体的な構成について説明する。図1は、通電時におけるブレーキ付きモータ100の縦断面図である。図2は、第1実施形態に係るブレーキ付きモータ100の一部を軸方向にみたときの模式図である。図3は、通電遮断時におけるブレーキ付きモータ100の縦断面図である。
ケーシング10は、ブレーキ付きモータ100を構成するその他の部材を内部に収容する筐体である。ケーシング10は、筒部11と、第1蓋部13と、第2蓋部14とを有する。
ステータ20は、積層鋼板部21と、ベース部22とを有する。積層鋼板部21は、中心軸Cを中心とする円環状の磁性体が、複数積層された積層構造体であり、軸心部が中空となっている。ベース部22は、概ね円環状の部位である。ベース部22の外周面は、積層鋼板部21の内周面に固定されている。図1には示していないが、ステータ20は複数のコイルを有する。各コイルは、その磁芯が中心軸Cと平行となる向きで、ステータ20に設けられる。ステータ20のベース部22は、軸心部に、軸方向に貫通する貫通孔23を有する。貫通孔23の内周面は、軸方向にみて円形状である。
ロータ30は、ステータ20と同軸上に配置され、ステータ20に対して相対回転可能に設けられる。ロータ30は、筒部11の径方向内方に配置される。詳細には、ロータ30は、回転シャフト31と、一対の円板32,32と、一対のマグネット33,33と、押圧部材34とを有する。
一対の摩擦板50,50は、樹脂材料からなる。摩擦板50は、軸方向に厚みを有する円環状の部材である。一方の摩擦板50は、軸方向において、ステータ20の軸方向の一方側に配置された円板32と、第1蓋部13との間に位置する。他方の摩擦板50は、軸方向において、ステータ20の軸方向の他方側に配置された円板32と、第2蓋部14との間に位置する。図1に示すように、一対の摩擦板50,50は、ステータ20を間に挟んで、ステータ20の径方向に延びる仮想直線を中心にして線対称に配置される。より具体的には、本実施形態の摩擦板50は、各円板32の軸方向の両端面のうちステータ20と対向しない端面に固定される。摩擦板50は、回転シャフト31と同軸上に配置される。
スペーサ40は、小径部41と、一対の大径部42とを有する概ね円環状の部材である。スペーサ40は、押圧部材34の径方向外方、かつ、マグネット33の径方向内方に配置される。小径部41は、円筒状の部位であり、ステータ20のベース部22の貫通孔23内に配置される。詳細には、押圧部材34の径方向外方に小径部41が配置され、小径部41のさらに径方向外方に第2軸受39が配置され、第2軸受39のさらに径方向外方にベース部22が配置される。一対の大径部42は、間に小径部41を挟んで、小径部41の軸方向の両側に配置される。大径部42は、円環状の部位である。大径部42と小径部41とは同軸上に位置し、相対回転不能に結合される。各大径部42の、軸方向においてベース部22に対向する側とは反対側の各端面は、中心軸Cに対して垂直で、互いに平行な平面状となっている。この平面状の端面に、円板32の端面が面接触可能である。
以下では、図4を参照して、第2実施形態に係るブレーキ付きモータ200の構成について説明する。図4は、第2実施形態に係るブレーキ付きモータ200の縦断面図である。なお、以下では、第1実施形態で示したのと同様の機能・構成の部材には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複説明を省略する。第2実施形態に係るブレーキ付きモータ200が第1実施形態に係るブレーキ付きモータ100と異なる点は、主として、(1)摩擦板50に代えて摩擦板150を備える点、(2)円板32に代えて円板132を備える点、(3)第2軸受39を備えていない点、および(4)止め輪138を備えている点である。
図4に示した例では、回転シャフト31は、第1蓋部13を貫通していなかった。しかしながら、これに代えて、回転シャフトが第1蓋部および第2蓋部を軸方向に貫通していてもよい。その場合、回転シャフトは、軸心部を軸方向に貫通する中空部を有していてもよい。斯かる構成とした場合、外部の電源と、ステータ20に巻かれたコイルと、を接続する配線や、その他の配線を、上記中空部に挿入することができる。よって、種々の配線の配策が容易となる。
以下では、図5を参照して、第3実施形態に係るブレーキ付きモータ300の構成について説明する。図5は、第3実施形態に係るブレーキ付きモータ300の縦断面図である。なお、以下では、第1〜第2実施形態に示したのと同様の機能・構成の部材には、第1〜第2実施形態と同一の符号を付し、重複説明を省略する。第3実施形態に係るブレーキ付きモータ300が第1〜第2実施形態に係るブレーキ付きモータ100,200と異なる点は、主として、(1)カバー部材310を備える点、および(2)カバー部材310の内部空間に電子機器が搭載される点である。
以下では、図6を参照して、第4実施形態に係るブレーキ付き駆動装置400の構成について説明する。図6は、第4実施形態に係るブレーキ付き駆動装置400の縦断面図である。図7は、第4実施形態に係るブレーキ付き駆動装置400の一部を軸方向にみたときの模式図である。図8は、第4実施形態に係るブレーキ付き駆動装置400に備えられる遊星減速機構を軸方向にみたときの断面図である。
ケーシング410は、ブレーキ付き駆動装置400を構成するその他の部材を内部に収容する筐体である。ケーシング410は、第1筒部(筒部)411と第2筒部(筒部)412と、鍔部414と、蓋部413とを有する。
ブレーキ付き駆動装置400の遊星減速機構459は、波動歯車式の減速機構である。具体的には、この遊星減速機構459は、剛性内歯歯車(剛性リング)460と、可撓性外歯歯車(転動体)470と、波動発生器(入力部材)480と、出力部材490とを備える。
ブレーキ付き駆動装置400の電動機401は、ステータ20と、ロータ30と、一対の摩擦板150,150と、スペーサ40と、隙間調整部材162と、カバー部材310と、エンコーダ320とを備える。ロータ30は、回転シャフト431と、一対の円板32,32と、マグネット33,33と、押圧部材34とを有する。
以下では、図9を参照して、第5実施形態に係るブレーキ付き駆動装置500の構成について説明する。図9は、第5実施形態に係るブレーキ付き駆動装置500の縦断面図である。なお、以下では、第1〜第4実施形態で示したのと同様の機能・構成の部材には、第1〜第4実施形態と同一の符号を付し、重複説明を省略する。第5実施形態に係るブレーキ付き駆動装置500が第4実施形態に係るブレーキ付き駆動装置400と異なる点は、主として、(1)カバー部材310を備えている点、および(2)エンコーダ320等の電子機器をカバー部材310内に備えている点である。
以下では、図10を参照して、第6実施形態に係るブレーキ付き駆動装置600の構成について説明する。図10は、第6実施形態に係るブレーキ付き駆動装置600の縦断面図である。なお、以下では、第1〜第5実施形態で示したのと同様の機能・構成の部材には、第1〜第5実施形態と同一の符号を付し、重複説明を省略する。第6実施形態に係るブレーキ付き駆動装置600が第5実施形態に係るブレーキ付き駆動装置500と異なる点は、主として、第4軸受494が転がり玉軸受である点と、第6軸受499が備えられる点と、である。
以下では、図11および図12を参照して、第7実施形態に係るブレーキ付き駆動装置700の構成について説明する。図11は、第7実施形態に係るブレーキ付き駆動装置700の縦断面図である。図12は、第7実施形態に係るブレーキ付き駆動装置700に備えられる遊星減速機構を軸方向にみたときの断面図である。
以下では、図13および図14を参照して、第8実施形態に係るブレーキ付き駆動装置800の構成について説明する。図13は、第8実施形態に係るブレーキ付き駆動装置800の縦断面図である。図14は、第8実施形態に係るブレーキ付き駆動装置800に備えられる遊星減速機構を軸方向にみたときの断面図である。
以下では、図15から図17までを参照して、第9実施形態に係るブレーキ付き車輪駆動装置900の構成について説明する。図15は、第9実施形態に係るブレーキ付き車輪駆動装置900の縦断面図である。図16は、第9実施形態に係るブレーキ付き車輪駆動装置900の一部を軸方向にみたときの模式図である。図17は、第9実施形態に係るブレーキ付き車輪駆動装置900に備えられる遊星減速機構959を軸方向にみた図である。
ブレーキ付き車輪駆動装置900の遊星減速機構959は、遊星摩擦式の減速機である。具体的には、この遊星減速機構959は、インタナルリング(剛性リング)860と、3つの遊星ローラ(転動体)870と、太陽ローラ(入力部材)880と、出力部材990とを備える。
ブレーキ付き車輪駆動装置900の電動機901は、ステータ20とロータ30と、一対の摩擦板150と、スペーサ40とを備える。ロータ30は、回転シャフト931と、一対の円板32,32と、マグネット33,33と、押圧部材34とを有する。
ホイール905は、フランジ部906と、車輪取付部907とを有する。フランジ部906は、軸方向に厚みを有する円環状の部位である。フランジ部906は、出力部材990の軸方向の他方側の端面に、同軸上に取り付け可能である。車輪取付部907は、フランジ部906の外縁から軸方向の一方側に向かって円筒状に延びる部位である。車輪取付部907は、遊星減速機構959の径方向外方に位置する。車輪取付部907の径方向外側には、タイヤ(車輪)908を取付け可能である。
以下では、図18および図19を参照して、第10実施形態に係るブレーキ付き車輪駆動装置1000の構成について説明する。図18は、第10実施形態に係るブレーキ付き車輪駆動装置1000の縦断面図である。図19は、第10実施形態に係るブレーキ付き車輪駆動装置1000に備えられる遊星減速機構959の構成を示す図である。
上記の実施形態では、軸受61,39,375,499,1007は、転がり玉軸受であるとしたが、これに限定されない。上記に代えて、軸受を例えばすべり軸受としてもよい。
11 筒部
13 第1蓋部
14 第2蓋部
20 ステータ
30 ロータ
31 回転シャフト
32 円板
33 マグネット
34 押圧部材
50 摩擦板
100 ブレーキ付きモータ
C 中心軸
Claims (35)
- 軸方向に延びる筒部と、前記筒部の軸方向の一方側を閉塞する第1蓋部と、前記筒部の軸方向の他方側を閉塞する第2蓋部とを有するケーシングと、
外周面が前記ケーシングの前記筒部の径方向内方に固定され、軸心部に軸方向に貫通する貫通孔を有する円環状のステータと、
前記ケーシングの前記筒部の径方向内方に配置され、前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータと、
を備え、
前記ロータは、
軸方向に延びるとともに、前記ステータの前記貫通孔に挿入される回転シャフトと、
前記ステータを間に挟んで前記ステータの軸方向の両側に設けられ、前記回転シャフトに対して相対回転不能かつ軸方向にスライド可能に結合される、一対の円板と、
前記円板の軸方向の両端面のうち前記ステータと対向する端面に固定されるマグネットと、
前記回転シャフトの径方向外方に配置されるとともに、前記ステータの前記貫通孔に挿入され、一対の前記円板を、互いに離れる方向に押圧する押圧部材と、
を有し、
前記ステータの軸方向の一方側に配置された前記円板と前記第1蓋部との間、および、前記ステータの軸方向の他方側に配置された前記円板と前記第2蓋部との間に位置する、一対の摩擦板
をさらに備える、ブレーキ付きモータ。 - 請求項1に記載のブレーキ付きモータであって、
前記押圧部材の径方向外方、かつ前記マグネットの径方向内方に配置され、軸方向において一対の前記円板に挟まれ、軸心部に貫通孔を有するスペーサ
を備える、ブレーキ付きモータ。 - 請求項1または請求項2に記載のブレーキ付きモータであって、
前記摩擦板は、前記円板の軸方向の両端面のうち前記ステータと対向しない端面に固定される、ブレーキ付きモータ。 - 請求項1または請求項2に記載のブレーキ付きモータであって、
前記摩擦板は、前記第1蓋部の内側面、および前記第2蓋部の内側面に固定される、ブレーキ付きモータ。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のブレーキ付きモータであって、
前記ステータの外周面が、前記筒部の内周面に固定される、ブレーキ付きモータ。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のブレーキ付きモータであって、
前記ケーシングの内周面と、前記回転シャフトの外周面と、の間に配置される第1軸受を備える、ブレーキ付きモータ。 - 請求項6に記載のブレーキ付きモータであって、
軸方向において、前記第1軸受と、前記蓋部の内側面との間に、隙間調整部材が備えられる、ブレーキ付きモータ。 - 請求項2に記載のブレーキ付きモータであって、
前記ステータの前記貫通孔の内周面と、前記スペーサの外周面と、の間に配置される第2軸受を備える、ブレーキ付きモータ。 - 請求項2に記載のブレーキ付きモータであって、
前記円板は、
軸心部を貫通する貫通孔と、
前記円板の前記貫通孔の内縁部から対をなす前記円板に向かって軸方向に延びるボス部と
を有し、
前記スペーサの前記貫通孔の内周面と、前記円板の前記ボス部の外周面との間に、前記スペーサと前記ボス部とが互いに摺動可能な隙間が介在する、ブレーキ付きモータ。 - 請求項9に記載のブレーキ付きモータであって、
前記回転シャフトに取り付けられ、前記円板の、対をなす前記円板へ近づく方向への移動を規制する一対の止め輪
を有する、ブレーキ付きモータ。 - 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のブレーキ付きモータであって、
前記回転シャフトは、前記第1蓋部および前記第2蓋部を軸方向に貫通し、
前記回転シャフトは、軸心部を軸方向に貫通する中空部を有する、ブレーキ付きモータ。 - 請求項2、請求項8、請求項9、および請求項10のいずれか1項に記載のブレーキ付きモータであって、
前記スペーサは樹脂材料からなる、ブレーキ付きモータ。 - 請求項2、請求項8、請求項9、請求項10、および請求項12のいずれか1項に記載のブレーキ付きモータであって、
前記スペーサは、
前記ステータの前記貫通孔の内部に配置される小径部と、
前記小径部を間に挟んで前記小径部の軸方向の両側に設けられる大径部と、
を有し、
前記ステータへの通電時に、前記大径部と前記円板とが、接触する、ブレーキ付きモータ。 - 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載のブレーキ付きモータであって、
前記第1蓋部を軸方向の一方側から被覆するとともに、電子機器を搭載するための内部空間を有する、カバー部材
を備え、
前記回転シャフトは、前記第1蓋部を軸方向に貫通し、
前記内部空間には、エンコーダ、センサ、およびドライバーの少なくともいずれかが搭載される、ブレーキ付きモータ。 - 軸方向に延びる筒部と、前記筒部の軸方向の一方側を閉塞する蓋部とを有するケーシングと、
前記ケーシングの前記筒部の径方向内方の空間を、軸方向の一方側の第1空間と、軸方向の他方側の第2空間とに仕切る、仕切り部と、
前記第1空間に配置される電動機と、
前記第2空間に配置される遊星減速機構と、
を備え、
前記遊星減速機構は、
前記ケーシングの内周面に相対回転不能に固定され、内周部に内当接部を有する円環状の剛性リングと、
前記剛性リングの径方向内方に配置され、前記内当接部と接触する外当接部を有し、出力部材を取付け可能な取付部を有する、転動体と、
前記転動体の径方向内方に配置され、回転することによって、前記内当接部と前記外当接部との当接位置を周方向に変化させる入力部材と、
を有し、
前記電動機は、
外周面が前記ケーシングの前記筒部の径方向内方に固定され、軸心部に軸方向に貫通する貫通孔を有する円環状のステータと、
前記ステータに対して相対回転可能に設けられるロータと、
を備え、
前記ロータは、
軸方向に延びるとともに、前記ステータの前記貫通孔に挿入される回転シャフトと、
前記ステータを間に挟んで前記ステータの軸方向の両側に設けられ、前記回転シャフトに対して相対回転不能かつ軸方向にスライド可能に結合される、一対の円板と、
前記円板の軸方向の両端面のうち前記ステータと対向する端面に固定されるマグネットと、
前記回転シャフトの径方向外方に配置されるとともに、前記ステータの前記貫通孔に挿入され、一対の前記円板を、互いに離れる方向に押圧する押圧部材と、
を有し、
前記電動機は、
前記ステータの軸方向の一方側に配置された前記円板と前記蓋部との間、および、前記ステータの軸方向の他方側に配置された前記円板と前記仕切り部との間に位置する、一対の摩擦板
をさらに備え、
前記入力部材と前記回転シャフトとが相対回転不能に結合される、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記ロータは、
前記押圧部材の径方向外方、かつ前記マグネットの径方向内方に配置され、軸方向において一対の前記円板に挟まれ、軸心部に貫通孔を有するスペーサ
を備える、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15または請求項16に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記摩擦板は、前記円板の軸方向の両端面のうち前記ステータと対向しない端面に固定される、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15または請求項16に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記摩擦板は、前記蓋部の内側面、および、前記仕切り部の前記第1空間に露出している端面に、固定される、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15から請求項18までのいずれか1項に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記ステータの外周面が、前記筒部の内周面に固定される、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15から請求項19までのいずれか1項に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記内当接部が内歯を有し、
前記外当接部が外歯を有し、
前記内歯と前記外歯とが噛み合う、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項20に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記剛性リングが内歯車であり、
前記転動体が遊星歯車であり、
前記入力部材が太陽歯車である、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項20に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記剛性リングが剛性内歯歯車であり、
前記転動体が可撓性外歯歯車であり、
前記入力部材が波動発生器である、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項20に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記剛性リングが剛性内歯歯車であり、
前記転動体が外歯歯車であり、
前記入力部材が入力部および偏心部である、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15から請求項19までのいずれか1項に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記内当接部が摩擦面を有し、
前記外当接部が摩擦面を有し、
前記内当接部の前記摩擦面と、前記外当接部の前記摩擦面とが、面接触する、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項24に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記剛性リングがインタナルリングであり、
前記転動体が遊星ローラであり、
前記入力部材が太陽ローラである、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項16に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記ステータの前記貫通孔の内周面と、前記スペーサの外周面と、の間に配置される第2軸受を備える、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項22に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記可撓性外歯歯車の径方向内方に、前記回転シャフトを回転可能に支持する第3軸受を備える、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15から請求項27までのいずれか1項に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記蓋部の内周面と、前記回転シャフトの外周面と、の間に配置される第1軸受を備える、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項22または請求項27に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記取付部に取り付けられる円板状の被取付部と、
前記被取付部から軸方向の一方側へ向けて延びる軸部と、
を有する出力部材と、
前記ケーシングの前記筒部の内周面と、前記被取付部の外周面と、の間に配置される第4軸受と、
を備える、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項29に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記入力部材の内周面と、前記出力部材の前記軸部の外周面と、の間に第5軸受が備えられる、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15から請求項30までのいずれか1項に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記仕切り部の前記第2空間に露出する端面と、前記入力部材の軸方向の一方側の端面または前記入力部材の外周面と、の間にシール部材が備えられる、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項28に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
軸方向において、前記蓋部の内側面と、前記第1軸受と、の間に配置される隙間調整部材を備える、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項29に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記回転シャフトは、軸心部を軸方向に貫通する第1中空部を有し、前記仕切り部を軸方向に貫通し、
前記出力部材の前記軸部は、前記第1中空部に挿入され、
前記出力部材は、前記被取付部および前記軸部の軸心部を軸方向に貫通する第2中空部を有し、
前記軸部の軸方向の一方側の端部は、前記蓋部を軸方向に貫通している、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項16または請求項26に記載のブレーキ付き駆動装置であって、
前記スペーサは樹脂材料からなる、ブレーキ付き駆動装置。 - 請求項15から請求項34までのいずれか1項に記載のブレーキ付き駆動装置を備える、ブレーキ付き車輪駆動装置であって、
前記出力部材の軸方向の他方側の端面に取付け可能な円環状のフランジ部と、
前記フランジ部の外縁から軸方向の一方側に向かって円筒状に延び、前記ケーシングの一部または全体を覆い、径方向外側に車輪を取付け可能な車輪取付部と、
を有するホイールをさらに備える、ブレーキ付き車輪駆動装置。
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