JP2020136456A - カレントトランス及びカレントトランス装置 - Google Patents

カレントトランス及びカレントトランス装置 Download PDF

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Fumihito Izawa
文仁 伊澤
新谷 幹夫
Mikio Shintani
幹夫 新谷
勇貴 中嶋
Yuki Nakajima
勇貴 中嶋
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Abstract

【課題】小さな一次電流をより正確に検出することができるカレントトランスを提供する。【解決手段】カレントトランス1は、磁性コア3と、一次巻線7と、二次巻線8とを備える。磁性コア3は、第1磁性材料部4と、第2磁性材料部5とを含む。第2磁性材料部5は、第1磁性材料部4よりも高い透磁率を有している。磁性コア3は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における両端部3f,3gを含む。第2磁性材料部5は、両端部3f,3gの少なくとも一つから離れて配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、カレントトランス及びカレントトランス装置に関する。
特許第6253995号明細書(特許文献1)は、複数の珪素鋼板と複数のパーマロイ板とを備えるEI磁性コアを開示している。複数の珪素鋼板は、互いに積層されている。複数の珪素鋼板の積層方向における複数の珪素鋼板の両端に、複数のパーマロイ板が設けられている。互いに積層された複数の珪素鋼板は、複数のパーマロイ板によって挟まれている。
特許第6253995号明細書
特許文献1に開示された磁性コアは、小さな励磁インダクタンスを有している。そのため、特許文献1に開示された磁性コアをカレントトランスに適用すると、小さな一次電流を正確に検出することが困難である。本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、小さな一次電流をより正確に検出することができるカレントトランス及びカレントトランス装置を提供することである。
本発明のカレントトランスは、磁性コアと、一次巻線と、二次巻線とを備える。一次巻線及び二次巻線は、磁性コアに巻回されている。磁性コアは、第1磁性材料部と、第2磁性材料部とを含む。第2磁性材料部は、第1磁性材料部よりも高い透磁率を有している。第1磁性材料部及び第2磁性材料部は、磁性コアの厚さ方向に互いに積層されている。磁性コアは、磁性コアの厚さ方向における両端部を含む。第2磁性材料部は、両端部の少なくとも一つから離れて配置されている。
本発明のカレントトランス装置は、本発明のカレントトランスと、カレントトランスから出力される電気信号を処理するように構成されている信号処理回路とを備える。信号処理回路は、カレントトランスに対して、カレントトランスからの漏れ磁束が第2磁性材料部によって低減される方向に配置されている。
本発明のカレントトランス及びカレントトランス装置では、第2磁性材料部は、磁性コアの厚さ方向における磁性コアの中心面のより近くに配置されている。第2磁性材料部は、磁性コアにおける磁束密度がより高い箇所に位置している。そのため、カレントトランスの励磁インダクタンスは増加する。本発明のカレントトランス及びカレントトランス装置は、小さな一次電流をより正確に検出することができる。
実施の形態1のカレントトランスの概略斜視図である。 実施の形態1のカレントトランスに含まれる磁性コアの概略拡大側面図である。 実施の形態1のカレントトランスの回路構成を示す図である。 実施の形態1のカレントトランスの二次側の等価回路を示す図である。 実施の形態1から実施の形態3、比較例1及び比較例2のカレントトランスにおける、二次側励磁電流と二次側励磁インダクタンスとの間の関係を表すグラフを示す図である。 磁性コアの概略斜視図である。 磁性コアの厚さ方向に延在する図6の線VIIにおける磁束密度の分布を表すグラフを示す図である。 比較例1のカレントトランスに含まれる磁性コアの概略拡大側面図である。 比較例2のカレントトランスに含まれる磁性コアの概略拡大側面図である。 実施の形態1のカレントトランスの漏れ磁束の分布を示す概略斜視図である。 実施の形態1のカレントトランス装置の概略斜視図である。 実施の形態1のカレントトランス装置に含まれる信号処理回路基板の概略拡大平面図である。 実施の形態1のカレントトランス装置に含まれる信号処理回路基板及び信号変換回路基板の回路構成の一例を示す図である。 実施の形態2のカレントトランスの概略斜視図である。 実施の形態2のカレントトランスに含まれる磁性コアの概略拡大側面図である。 実施の形態2のカレントトランスの漏れ磁束の分布を示す概略斜視図である。 実施の形態2のカレントトランス装置に含まれる信号処理回路基板の概略拡大平面図である。 実施の形態3のカレントトランスの概略斜視図である。 実施の形態3のカレントトランスに含まれる磁性コアの概略拡大側面図である。 実施の形態3のカレントトランスの漏れ磁束の分布を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の構成には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1及び図2を参照して、実施の形態1のカレントトランス1を説明する。カレントトランス1は、例えば、保護継電器に適用され得る。カレントトランス1は、磁性コア3と、一次巻線7と、二次巻線8とを備える。
一次巻線7及び二次巻線8は、銅のような導電性材料で形成されている。一次巻線7は、磁性コア3に巻回されている。二次巻線8は、磁性コア3に巻回されている。二次巻線8は一次巻線7よりも多くの巻数を有している。一次巻線7は、例えば、10ターン未満の巻数N1を有している。二次巻線8は、例えば、数千ターンの巻数N2を有している。二次巻線8は、二次巻線8の巻回軸回りに巻回されている。二次巻線8の巻回軸は第2の方向(y方向)に延在している。
磁性コア3は、特に限定されないが、例えば、EIコアである。磁性コア3は、第1磁性材料部4と、第2磁性材料部5とを含む。第2磁性材料部5は、第1磁性材料部4よりも高い透磁率を有している。例えば、第1磁性材料部4は、珪素鋼板材料で形成されており、第2磁性材料部5は、パーマロイで形成されている。第1磁性材料部4は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に積層された複数の第1磁性材料層で形成されてもよい。第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に積層された複数の第2磁性材料層で形成されてもよい。
第1磁性材料部4及び第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に互いに積層されている。磁性コア3の厚さ方向(z方向)は、二次巻線8の巻回軸が延在する第2の方向(y方向)に垂直である。
磁性コア3は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における両端部3f,3gを含む。第2磁性材料部5は、両端部3f,3gの少なくとも一つから離れて配置されている。特定的には、第2磁性材料部5は、両端部3f,3gから離れて配置されている。さらに特定的には、第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における磁性コア3の中央部に配置されている。第2磁性材料部5が磁性コア3の厚さ方向(z方向)における磁性コア3の中央部に配置されていることは、第2磁性材料部5が磁性コア3の厚さ方向(z方向)における磁性コア3の第1中心面3jを含むように、または、第2磁性材料部5が磁性コア3の第1中心面3jに接するように、第2磁性材料部5が配置されていることを意味する。磁性コア3の厚さ方向(z方向)における第2磁性材料部5の第2中心面5jは、磁性コア3の第1中心面3jに一致してもよい。
第2磁性材料部5は、第1磁性材料部4に挟まれてもよい。第1磁性材料部4は、第1磁性材料部分4aと、第2磁性材料部分4bとを含んでもよい。第1磁性材料部分4aは、磁性コア3の両端部3f,3gの一方の端部3fに設けられている。第2磁性材料部分4bは、磁性コア3の両端部3f,3gの他方の端部3gに設けられている。磁性コア3の厚さ方向(z方向)において、第2磁性材料部5は、第1磁性材料部分4aと第2磁性材料部分4bとによって挟まれている。第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)において、一箇所に統合されてもよい。
第2磁性材料部5の第1厚さt1は、磁性コア3の第2厚さt2の5%以上である。第2磁性材料部5の第1厚さt1は、磁性コア3の第2厚さt2の10%以上であってもよく、磁性コア3の第2厚さt2の20%以上であってもよい。第2磁性材料部5の第1厚さt1は、磁性コア3の第2厚さt2の50%以下である。第2磁性材料部5の第1厚さt1は、磁性コア3の第2厚さt2の40%以下であってもよく、磁性コア3の第2厚さt2の30%以下であってもよい。
図3を参照して、カレントトランス1の回路構成の一例を説明する。一次巻線7に、測定されるべき電流である一次電流I1が流れる。一次電流I1、一次巻線7の巻数N1及び二次巻線8の巻数N2に応じた二次電流I2が、二次巻線8に流れる。二次巻線8に並列に負荷抵抗Rが接続されている。二次電流I2と負荷抵抗Rとに応じた電圧Vが発生する。カレントトランス1では、一次巻線7に流れる一次電流I1は、電圧Vとして検出され得る。
カレントトランス1は、二次側の励磁インダクタンスL2aと、二次側の漏れインダクタンスL2bとを含む。二次巻線8は抵抗R2を有している。励磁インダクタンスL2aに、二次側の励磁電流I3が流れる。カレントトランス1の二次側の等価回路は、図4に示されるとおりである。励磁インダクタンスL2aが大きいほど、小さな一次電流I1をより正確に検出することができる。漏れインダクタンスL2bが小さいほど、小さな一次電流I1をより正確に検出することができる。
図5から図10を参照して、比較例1及び比較例2と対比しながら、本実施の形態のカレントトランス1の作用を説明する。
一般に、図6及び図7に示されるように、磁性コアの厚さ方向(z方向)では、磁性コアの第1中心面3jにおいて、磁束密度が最大となる。磁性コアの第1中心面3jから磁性コアの両端部3f,3gに向かうにつれて、磁束密度は次第に減少する。また、一般に、磁性コアの中心に近づくにつれて、漏れ磁束9が次第に大きくなる(例えば、図10を参照)。なお、図10において、実線矢印及び点線矢印の長さが長いほど、漏れ磁束9が大きいことを意味する。実線矢印は漏れ磁束9を表し、点線矢印は、第2磁性材料部5によって抑制された漏れ磁束9を表す。
比較例1のカレントトランスは、磁性コア3m(図8を参照)を含む。磁性コア3mは、第1磁性材料部4のみで構成されており、第2磁性材料部5を含んでいない。磁性コア3mは、大きな磁気抵抗を有している。そのため、図5に示されるように、比較例1のカレントトランスは、最も小さな励磁インダクタンスL2aを有している。
比較例2のカレントトランスは、磁性コア3n(図9を参照)を含む。磁性コア3nは、第1磁性材料部4に加えて、第2磁性材料部5を含んでいる。比較例2における磁性コア3nの第2厚さt2に対する第2磁性材料部5の第1厚さt1の割合は、本実施の形態における磁性コア3の第2厚さt2に対する第2磁性材料部5の第1厚さt1の割合に等しい。比較例2の磁性コア3nは第2磁性材料部5を含むため、比較例2の磁性コア3nは、比較例1の磁性コア3mよりも小さな磁気抵抗を有している。図5に示されるように、比較例2のカレントトランスは、比較例1のカレントトランスよりも大きな励磁インダクタンスL2aを有している。しかし、比較例2では、第2磁性材料部5は、磁性コア3nの両端部3f,3gに位置している。第2磁性材料部5は、磁性コア3nにおける磁束密度が低い箇所に位置している。そのため、図5に示されるように、比較例2のカレントトランスは、本実施の形態のカレントトランス1よりも小さな励磁インダクタンスL2aを有している。
これに対し、本実施の形態のカレントトランス1は、磁性コア3を含む。磁性コア3では、第2磁性材料部5は、両端部3f,3gの少なくとも一つから離れて配置されている。特定的には、第2磁性材料部5は、磁性コア3の両端部3f,3gから離れて配置されている。さらに特定的には、第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における磁性コア3の第1中心面3jを含む、または、磁性コア3の第1中心面3jに接するように配置されている。このように、本実施の形態の磁性コア3では、第2磁性材料部5は、磁性コア3の第1中心面3jのより近くに配置されており、磁性コア3における磁束密度がより高い箇所に位置している。
そのため、本実施の形態の磁性コア3は、比較例2の磁性コア3nよりも小さな磁気抵抗を有している。図5に示されるように、本実施の形態のカレントトランス1は、比較例2のカレントトランスよりも大きな励磁インダクタンスL2aを有している。さらに、図10に示されるように、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向(二次巻線8の巻回軸が延在する第2の方向(y方向)、並びに、磁性コア3の厚さ方向(z方向)と第2の方向(y方向)とに垂直な第1の方向(x方向))への漏れ磁束9を減少させることができる。カレントトランス1から磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向に放射されるEMIノイズを減少させることができる。
図11及び図12を参照して、実施の形態1のカレントトランス装置10を説明する。図11に示されるように、カレントトランス装置10は、信号処理回路基板11と、ラック18とを備えている。カレントトランス装置10は、信号変換回路基板15をさらに備えてもよい。カレントトランス装置10は、制御回路基板16と、電源回路基板17とをさらに備えてもよい。信号処理回路基板11と、信号変換回路基板15と、制御回路基板16と、電源回路基板17とは、挿入方向18aに沿って、ラック18に挿入される。
図12に示されるように、信号処理回路基板11は、プリント配線基板12と、カレントトランス1と、信号処理回路13とを含む。カレントトランス1と信号処理回路13とは、プリント配線基板12上に搭載されている。信号処理回路13は、カレントトランス1から出力される電気信号を処理するように構成されている。図13に示されるように、信号処理回路13は、アンプ13a、コンデンサ13b及び抵抗13c,13d,13fを含む。信号処理回路13は、ゲイン調整機能と、ローパスフィルタ機能とを含む。
図11に示されるように、信号変換回路基板15は、信号処理回路基板11の隣に配置されている。信号変換回路基板15は、信号処理回路基板11に電気的に接続されている。信号変換回路基板15は、信号変換回路(図示せず)を含んでいる。信号変換回路は、アナログデジタル変換器15a(図13を参照)を含んでいる。アナログデジタル変換器15aは、カレントトランス1から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するように構成されている。制御回路基板16は、制御回路(図示せず)を含んでいる。制御回路は、信号処理回路基板11と信号変換回路基板15とに、制御信号を出力するように構成されている。電源回路基板17は、電源回路(図示せず)を含んでいる。電源回路は、信号処理回路基板11と信号変換回路基板15と制御回路基板16とに、電圧または電流を供給するように構成されている。
図12に示されるように、信号処理回路13は、カレントトランス1に対して、カレントトランス1からの漏れ磁束9が第2磁性材料部5によって低減される方向に配置されている。特定的には、信号処理回路13は、カレントトランス1に対して、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向に配置されている。さらに特定的には、信号処理回路13は、カレントトランス1に対して、磁性コア3の厚さ方向(z方向)と二次巻線8の巻回軸が延在する第2の方向(y方向)とに垂直な第1の方向(x方向)に配置されている。そのため、カレントトランス1から信号処理回路13へ放射されるEMIノイズを減少させることができる。信号処理回路13が誤動作することが防止され得る。
信号変換回路基板15は、上記のとおり、アナログ信号を取り扱っている。そのため、信号変換回路基板15に強いEMIノイズが放射されると、アナログデジタル変換器15aを含む信号変換回路が誤動作する可能性がある。
しかし、カレントトランス装置10では、信号変換回路基板15は、カレントトランス1(信号処理回路基板11)に対して、カレントトランス1からの漏れ磁束9が第2磁性材料部5によって低減される方向に配置されている。特定的には、信号変換回路基板15は、カレントトランス1(信号処理回路基板11)に対して、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向に配置されている。さらに特定的には、信号変換回路基板15は、カレントトランス1に対して、磁性コア3の厚さ方向(z方向)と第1の方向(x方向)とに垂直な第2の方向(y方向)に配置されている。信号変換回路基板15は、カレントトランス1(信号処理回路基板11)に対して、二次巻線8の巻回軸が延在する第2の方向(y方向)に配置されている。そのため、カレントトランス1から信号変換回路基板15へ放射されるEMIノイズを減少させることができる。アナログデジタル変換器15aを含む信号変換回路が誤動作することが防止され得る。
本実施の形態のカレントトランス1及びカレントトランス装置10の効果を説明する。
本実施の形態のカレントトランス1は、磁性コア3と、一次巻線7と、二次巻線8とを備える。磁性コア3は、第1磁性材料部4と、第2磁性材料部5とを含む。一次巻線7は、磁性コア3に巻回されている。二次巻線8は、磁性コア3に巻回されている。第2磁性材料部5は、第1磁性材料部4よりも高い透磁率を有している。第1磁性材料部4及び第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に互いに積層されている。磁性コア3は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における両端部3f,3gを含む。第2磁性材料部5は、両端部3f,3gの少なくとも一つから離れて配置されている。
第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における磁性コア3の第1中心面3jのより近くに配置されている。第2磁性材料部5は、磁性コア3における磁束密度がより高い箇所に位置している。そのため、カレントトランス1の励磁インダクタンスL2aは増加する。カレントトランス1は、小さな一次電流I1をより正確に検出することができる。
カレントトランス1では、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向への漏れ磁束9を減少させることができる。そのため、カレントトランス1から磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向に放射されるEMIノイズを減少させることができる。
本実施の形態のカレントトランス1では、第2磁性材料部5は、磁性コア3の両端部3f,3gから離れて配置されている。第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における磁性コア3の中央部に配置されている。
第2磁性材料部5は、磁性コア3の厚さ方向(z方向)における磁性コア3の第1中心面3jのより近くに配置されている。そのため、カレントトランス1の励磁インダクタンスL2aは増加する。カレントトランス1は、小さな一次電流I1をより正確に検出することができる。さらに、カレントトランス1では、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向への漏れ磁束9を減少させることができる。そのため、カレントトランス1から磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向に放射されるEMIノイズを減少させることができる。
本実施の形態のカレントトランス1では、第2磁性材料部5の第1厚さt1は、磁性コア3の第2厚さt2の5%以上50%以下である。第2磁性材料部5の第1厚さt1が磁性コア3の第2厚さt2の5%以上であるため、カレントトランス1の励磁インダクタンスL2aは増加する。カレントトランス1は、小さな一次電流I1をより正確に検出することができる。さらに、カレントトランス1では、磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向への漏れ磁束9を減少させることができる。そのため、カレントトランス1から磁性コア3の厚さ方向(z方向)に垂直な方向に放射されるEMIノイズを減少させることができる。
第2磁性材料部5の第1厚さt1が磁性コア3の第2厚さt2の50%以下であるため、磁性コア3の飽和磁束密度の大幅な低下が防止される。カレントトランス1で検出し得る電流の上限が大幅に低下することが防止され得る。また、一般に、透磁率が高い材料のコストは高い。第1磁性材料部4よりも高い透磁率を有する第2磁性材料部5の第1厚さt1が磁性コア3の第2厚さt2の50%以下であるため、カレントトランス1のコストの上昇が抑制され得る。
本実施の形態のカレントトランス装置10は、カレントトランス1と、カレントトランス1から出力される電気信号を処理するように構成されている信号処理回路13とを備える。信号処理回路13は、カレントトランス1に対して、カレントトランス1からの漏れ磁束9が第2磁性材料部5によって低減される方向に配置されている。そのため、カレントトランス1から信号処理回路13へ放射されるEMIノイズを減少させることができる。信号処理回路13が誤動作することが防止され得る。
本実施の形態のカレントトランス装置10は、カレントトランス1と、カレントトランス1から出力される電気信号を処理するように構成されている信号処理回路13とを備える。信号処理回路13は、カレントトランス1に対して、磁性コア3の厚さ方向(z方向)と二次巻線8の巻回軸が延在する第2の方向(y方向)とに垂直な第1の方向(x方向)に配置されている。そのため、カレントトランス1から信号処理回路13へ放射されるEMIノイズを減少させることができる。信号処理回路13が誤動作することが防止され得る。
本実施の形態のカレントトランス装置10は、信号変換回路基板15をさらに備える。信号変換回路基板15は、信号処理回路13に電気的に接続されているアナログデジタル変換器15aを含む。信号変換回路基板15は、カレントトランス1に対して、磁性コア3の厚さ方向(z方向)と第1の方向(x方向)とに垂直な第2の方向(y方向)に配置されている。そのため、カレントトランス1から信号変換回路基板15へ放射されるEMIノイズを減少させることができる。アナログデジタル変換器15aが誤動作することが防止され得る。
実施の形態2.
図14から図16を参照して、実施の形態2のカレントトランス1bを説明する。本実施の形態のカレントトランス1bは、実施の形態1のカレントトランス1と同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、主に以下の点で異なる。
図14及び図15に示されるように、カレントトランス1bは、磁性コア3bを備えている。磁性コア3bでは、第2磁性材料部5は、両端部3f,3gの一方の端部3fに配置されており、かつ、両端部3f,3gの他方の端部3gに配置されていない。比較例2よりも、本実施の形態では、第2磁性材料部5は、磁性コア3bの厚さ方向(z方向)における磁性コア3bの第1中心面3jのより近くに配置されている。第2磁性材料部5は、磁性コア3bにおける磁束密度がより高い箇所に位置している。
そのため、本実施の形態の磁性コア3bは、比較例2の磁性コア3nよりも小さな磁気抵抗を有している。図5に示されるように、本実施の形態のカレントトランス1bは、比較例2のカレントトランスよりも大きな励磁インダクタンスL2aを有している。さらに、図16に示されるように、磁性コア3bの一方の端部3fにおける漏れ磁束9を減少させることができる。そのため、カレントトランス1bは、小さな一次電流I1をより正確に検出することができる。カレントトランス1bから、磁性コア3bの第1中心面3jに対して第2磁性材料部5(あるいは、磁性コア3bの一方の端部3f)が位置する方向(−z方向)に放射されるEMIノイズを減少させることができる。
実施の形態2のカレントトランス装置を説明する。本実施の形態のカレントトランス装置は、実施の形態1のカレントトランス装置10と同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、主に以下の点で異なる。本実施の形態のカレントトランス装置は、実施の形態1のカレントトランス1に代えて、本実施の形態のカレントトランス1bを備えている。
図17に示されるように、本実施の形態のカレントトランス装置は、カレントトランス1bに対する信号処理回路13の配置において、実施の形態1のカレントトランス装置10と異なっている。信号処理回路13は、カレントトランス1bに対して、カレントトランス1bからの漏れ磁束9が第2磁性材料部5によって低減される方向に配置されている。具体的には、信号処理回路13は、カレントトランス1bに対して、磁性コア3bの第1中心面3jに対して第2磁性材料部5(あるいは、磁性コア3bの一方の端部3f)が位置する方向(−z方向)に配置されている。信号処理回路13は、両端部3f,3gの一方の端部3fに面するように配置されている。そのため、カレントトランス1bから信号処理回路13へ放射されるEMIノイズを減少させることができる。信号処理回路13が誤動作することが防止され得る。
実施の形態3.
図18から図20を参照して、実施の形態3のカレントトランス1cを説明する。本実施の形態のカレントトランス1cは、実施の形態1のカレントトランス1と同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、主に以下の点で異なる。
カレントトランス1cは、磁性コア3cを備えている。磁性コア3cでは、第2磁性材料部5は、磁性コア3cの厚さ方向(z方向)において磁性コア3cの第1中心面3jと両端部3f,3gの一つ(例えば、端部3g)との間に配置されている。本明細書において、第2磁性材料部5が磁性コア3cの厚さ方向(z方向)において磁性コア3cの第1中心面3jと両端部3f,3gの一つ(例えば、端部3g)との間に配置されていることは、第2磁性材料部5が磁性コア3cの第1中心面3jと両端部3f,3gの一つとに接していないことを意味する。比較例2よりも、本実施の形態では、第2磁性材料部5は、磁性コア3cの厚さ方向(z方向)における磁性コア3cの第1中心面3jのより近くに配置されている。第2磁性材料部5は、磁性コア3cにおける磁束密度がより高い箇所に位置している。
そのため、本実施の形態の磁性コア3cは、比較例2の磁性コア3nよりも小さな磁気抵抗を有している。図5に示されるように、本実施の形態のカレントトランス1cは、比較例2のカレントトランスよりも大きな励磁インダクタンスL2aを有している。さらに、図20に示されるように、磁性コア3cの側面に対して斜め方向における漏れ磁束9を減少させることができる。磁性コア3cの側面に対する斜め方向は、磁性コア3bの第1中心面3jに対して第2磁性材料部5(あるいは、磁性コア3bの一方の端部3f)が位置する方向(+z方向)と、磁性コア3cの厚さ方向(z方向)に垂直な方向との間の方向である。そのため、カレントトランス1cは、小さな一次電流I1をより正確に検出することができる。カレントトランス1cから磁性コア3cの側面に対して斜め方向に放射されるEMIノイズを減少させることができる。
本実施の形態のカレントトランス装置(図示せず)は、実施の形態1のカレントトランス装置10と同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、主に以下の点で異なる。本実施の形態のカレントトランス装置は、実施の形態1のカレントトランス1に代えて、本実施の形態のカレントトランス1cを備える。
本実施の形態のカレントトランス装置では、実施の形態1のカレントトランス装置10と、カレントトランス1cに対する信号処理回路13の配置が異なっている。信号処理回路13は、カレントトランス1cに対して、カレントトランス1cからの漏れ磁束9が第2磁性材料部5によって低減される方向に配置されている。具体的には、信号処理回路13は、磁性コア3cの側面に対して斜め方向に配置されている。そのため、カレントトランス1cから信号処理回路13へ放射されるEMIノイズを減少させることができる。信号処理回路13が誤動作することが防止され得る。
今回開示された実施の形態1−3はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
1,1b,1c カレントトランス、3,3b,3c,3m,3n 磁性コア、3f,3g 端部、3j 第1中心面、4 第1磁性材料部、4a 第1磁性材料部分、4b 第2磁性材料部分、5 第2磁性材料部、5j 第2中心面、7 一次巻線、8 二次巻線、9 漏れ磁束、10 カレントトランス装置、11 信号処理回路基板、12 プリント配線基板、13 信号処理回路、13a アンプ、13b コンデンサ、13c,13d,13f 抵抗、15 信号変換回路基板、15a アナログデジタル変換器、16 制御回路基板、17 電源回路基板、18 ラック、18a 挿入方向。

Claims (12)

  1. 第1磁性材料部と、第2磁性材料部とを含む磁性コアと、
    前記磁性コアに巻回されている一次巻線と、
    前記磁性コアに巻回されている二次巻線とを備え、
    前記第2磁性材料部は、前記第1磁性材料部よりも高い透磁率を有し、
    前記第1磁性材料部及び前記第2磁性材料部は、前記磁性コアの厚さ方向に互いに積層されており、
    前記磁性コアは、前記磁性コアの前記厚さ方向における両端部を含み、
    前記第2磁性材料部は、前記両端部の少なくとも一つから離れて配置されている、カレントトランス。
  2. 前記第2磁性材料部は、前記両端部から離れて配置されており、
    前記第2磁性材料部は、前記磁性コアの前記厚さ方向における前記磁性コアの中央部に配置されている、請求項1に記載のカレントトランス。
  3. 前記第2磁性材料部は、前記両端部の一方の端部に配置されておりかつ前記両端部の他方の端部に配置されていない、請求項1に記載のカレントトランス。
  4. 前記第2磁性材料部は、前記両端部から離れて配置されており、
    前記第2磁性材料部は、前記磁性コアの前記厚さ方向において前記磁性コアの中心と前記両端部の一つとの間に配置されている、請求項1に記載のカレントトランス。
  5. 前記第2磁性材料部の第1厚さは、前記磁性コアの第2厚さの5%以上50%以下である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のカレントトランス。
  6. 前記第2磁性材料部は、前記磁性コアの前記厚さ方向において、一箇所に統合されている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のカレントトランス。
  7. 前記第1磁性材料部は、珪素鋼板材料で形成されており、
    前記第2磁性材料部は、パーマロイで形成されている、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のカレントトランス。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の前記カレントトランスと、
    前記カレントトランスから出力される電気信号を処理するように構成されている信号処理回路とを備え、
    前記信号処理回路は、前記カレントトランスに対して、前記カレントトランスからの漏れ磁束が前記第2磁性材料部によって低減される方向に配置されている、カレントトランス装置。
  9. 請求項2に記載の前記カレントトランスと、
    前記カレントトランスから出力される電気信号を処理するように構成されている信号処理回路とを備え、
    前記信号処理回路は、前記カレントトランスに対して、前記磁性コアの前記厚さ方向に垂直な第1の方向に配置されている、カレントトランス装置。
  10. 前記信号処理回路に電気的に接続されているアナログデジタル変換器を含む信号変換回路基板をさらに備え、
    前記信号変換回路基板は、前記カレントトランスに対して、前記磁性コアの前記厚さ方向と前記第1の方向とに垂直な第2の方向に配置されている、請求項9に記載のカレントトランス装置。
  11. 請求項3に記載の前記カレントトランスと、
    前記カレントトランスから出力される電気信号を処理するように構成されている信号処理回路とを備え、
    前記信号処理回路は、前記両端部の前記一方の端部に面するように配置されている、カレントトランス装置。
  12. 前記カレントトランスと前記信号処理回路とが搭載されるプリント配線基板をさらに備える、請求項8から請求項11のいずれか一項に記載のカレントトランス装置。
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