JP2014003819A - ディジタル保護制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディジタル保護制御装置内の入力変換基板にディジタル回路及びディジタル通信回線が実装されていない場合でも、入力変換基板の種類を識別できるようにする。
【解決手段】保護要素ごとに設けられ入力されるアナログ信号に対し所定の変換処理を行う入力変換部、およびアナログ信号である識別用信号を出力する識別用信号出力部、を有する入力変換基板と、複数の通信回線と、入力変換基板からその通信回線を介して供給されるアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換部、および該アナログ−ディジタル変換部によりディジタル信号に変換された上記識別用信号を利用して入力変換基板の識別を行う演算処理部を有する制御基板と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディジタル保護制御装置に対する実装基板の識別方法に係り、例えば電力系統を保護、制御するディジタル保護制御装置に入力される、アナログ信号の変換を行う入力変換基板を識別する技術に関する。
一般に、発電所や変電所等のプラントでは、ディジタル保護制御装置によって電力系統に供給されている電力を保護及び制御している。従来のディジタル保護制御装置としては、『第二世代ディジタルリレー専門委員会,「第二世代ディジタルリレー」,電気共同研究会,第50巻第1号,平成6年』に記載されている第二世代ディジタルリレーが知られている。
第二世代ディジタルリレー(ディジタル保護制御装置)は、例えば、アナログ入力部、ディジタル保護演算処理部、整定部、出力部を備えて構成されている。
アナログ入力部は、折り返し誤差防止用のアナログフィルタ、サンプリングホールド回路、マルチプレクサ、A/D変換器、及びバッファを備えたディジタル信号処理装置が設けられている。
ディジタル保護演算処理部は、アナログ入力部から受け取った信号を利用して入力電気量を演算し、各保護要素の演算に使用している。
近年では、ディジタル保護制御装置の複合化が進み、さまざまな保護要素に対応したディジタル保護制御装置が開発されている。特に発電所や変電所では、電力のさまざまな要素や電圧レベルおよび電流レベルの計測及び監視が求められている。
ただし、全ての保護要素の演算を行うためには、多くのアナログ入力の点数が必要となるため、一つのユニット型ディジタル保護制御装置で、必要となる全てのアナログ入力処理及び演算処理を行うことは、実装スペースや演算時間などの観点から困難な状況である。
そこで、同一装置において、アナログ入力部を変更することで、対応する保護要素を演算して計測処理や監視を行うことのできるディジタル保護制御装置の導入が進められた。そのディジタル保護制御装置を複数台使用することにより、全ての保護要素を計測および監視する方法が用いられるようになってきた。
しかしながら、求められる全ての保護要素の演算を実現するためには、アナログ入力部の組み合わせの多様化は避けることができない。また、プラントによってもディジタル保護制御装置の使用形態が異なる。従来では、ディジタル保護制御装置に実装されるアナログ入力部に合わせて、人間の手作業によって演算要素の設定が行われていた。しかし、この作業では人為的なケアレスミスで設定不良が発生するため、設定の確認などの作業時間などに多くの労力が費やされていた。
そこで、ディジタル保護制御装置に実装されている入力変換基板を制御基板に自動認識させることで、かかる設定の簡易化が図られている。
従来の実装基板すなわち入力変換基板の認識方法として、各電子基板に自己の保有情報を格納した記憶素子を持たせ、電源投入時にそれぞれ自己の基板固有データを制御用基板の基板データ格納用RAMに転送する。そして、制御用基板内のデータベースに格納されている各基板固有のコードに基づいてRAMに書き込まれた基板データと照合することにより実装チェックを行い、目的の入力変換基板が適正に実装されているか識別する方法がある(特許文献1参照)。これらの処理はディジタル回路により行われる。
特開2001−67106号公報
しかしながら、従来のディジタル保護制御装置の入力変換基板には、ディジタル回路が実装されていないものも多い。そのため、上述の識別方法を実現するためには、入力変換基板に新たにディジタル回路を設置し、かつ、入力変換基板と制御基板との間でディジタル信号を伝送するためのディジタル通信回線を設置する必要がある。
以上の状況に鑑み、本発明は、ディジタル保護制御装置内の入力変換基板にディジタル回路及びディジタル通信回線が実装されていない場合でも、入力変換基板の種類を識別できるようにする。
本発明の一側面のディジタル保護制御装置は、保護要素ごとに設けられ入力されるアナログ信号に対し所定の変換処理を行う入力変換部、およびアナログ信号である識別用信号を出力する識別用信号出力部を有する入力変換基板と、
複数の通信回線と、
上記入力変換基板から前記通信回線を介して供給されるアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換部、および該アナログ−ディジタル変換部によりディジタル信号に変換された上記識別用信号を利用して上記入力変換基板の識別を行う演算処理部を有する制御基板と、を備える。
本発明によれば、入力変換基板から識別用信号をアナログ信号で制御基板に送信することによって、ディジタル回路やディジタル通信回線を新たに設置することなく、ディジタル保護制御装置に実装される入力変換基板の識別が可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示すディジタル保護制御装置の信号処理例を説明する図である。 図1に示したROMに格納されている基板情報データベースの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成例を示すブロック図である。 図4に示すディジタル保護制御装置の信号処理例を説明する図である。 図4に示したROMに格納されている基板情報データベースの第1例を示す図である。 図4に示したROMに格納されている基板情報データベースの第2例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成例を示すブロック図である。 図8に示すディジタル保護制御装置の信号処理例を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。説明は下記の順序で行う。なお、各図において共通の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
1.第1の実施形態(識別用信号出力部、識別用通信回線を備える例)
2.第2の実施形態(抵抗回路の後段に加算器を配置した例)
3.第3の実施形態(抵抗回路の前段に加算器を配置した例)
4.応用例
<1.第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態は、入力変換基板に識別用信号(アナログ信号)を出力する識別用信号出力部を設けると共に、入力変換基板と制御基板を識別用通信回線で接続し、識別用通信回線を通じて識別用信号を入力変換基板から制御基板へ伝送する例である。
[ディジタル保護制御装置の全体構成例]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成例を示すブロック図である。
本実施形態に係るディジタル保護制御装置100は、主に入力変換基板1と、制御基板2と、整定部3と、ディジタル入出力部4を備えて構成される。図1に示すように、入力変換基板1は、識別用通信回線32を通して制御基板2と接続されている。各部には、制御電源部5からの電源が供給される。
(入力変換基板の構成例)
この図1に示すように、入力変換基板1は、外部(保護対象)から外部入力部に入力されたアナログ信号を適当な電圧レベルのアナログ信号に変換する入力変換部10を備えている。
入力変換部10は、外部からの電流や電流などのアナログ信号に対して所定の変換処理を行う補助トランス11a,11b,…,11i(iは自然数)や、種々の抵抗乗数を持つ抵抗回路12a,12b…,12iを備え、入力アナログ信号を電圧信号に変換する。入力変換部10の各チャンネル(この例ではA〜I)に対応して設けられた各々の抵抗回路12a,12b…,12iは、通信回線13a,13b,…,13iを通して制御基板2と接続されている。
なお、以下の説明において、各チャンネルの補助トランス11a,11b,…,11iを特に区別しない場合には、補助トランス11と記す。また、各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iを特に区別しない場合には、抵抗回路12と記す。
さらに、入力変換基板1は、この入力変換基板1の基板種類を識別するための基板情報(固有情報)を含む識別用信号を出力する識別用信号出力部31を備える。ここで出力される識別用信号は、例えばアナログ信号の直流電圧信号である。この識別用信号出力部31は、例えば電源投入時に、直流電圧である識別用信号を生成し、識別用通信回線32に出力する。
(制御基板の構成例)
制御基板2は、チャンネル(A〜I)ごとに、アナログフィルタ14a,14b,…,14iと、サンプリングホールド回路15a,15b,…,15iを備えている。サンプリングホールド回路15a,15b,…,15iの各々は、マルチプレクサ16の各チャンネルの入力端と接続している。
なお、以下の説明において、アナログフィルタ14a,14b,…,14iを特に区別しない場合には、アナログフィルタ14と記す。また、サンプリングホールド回路15a,15b,…,15iを特に区別しない場合には、サンプリングホールド回路15と記す。
アナログフィルタ14は、入力されたアナログ信号から不要な高調波成分を除去してサンプリングホールド回路15へ出力する、折り返し誤差防止用フィルタである。この例では、サンプリング周波数(例えば電気角30度)の1/2以下の周波数成分(直流電圧を含む)及び定格周波数帯の電圧(アナログ信号)のみ通過し、それ以外の周波数成分の電圧(アナログ信号)はノイズとして除去される。
サンプリングホールド回路15は、供給されたアナログ信号をサンプリング間隔ごとにサンプリング、保持し、マルチプレクサ16へ出力する。
マルチプレクサ16は、複数の入力端(チャンネル)を備え、これら複数の入力端に入力された複数のアナログ信号から一のアナログ信号を選択してA/D変換器17へ出力する。すなわち、チャンネルごとに入力変換基板1から対応する通信回線13を介して供給されるアナログ信号から一のアナログ信号を選択して出力する。このマルチプレクサ16の選択処理は、例えば時分割で行われ、サンプリングホールド回路15a,15b,…,15iとの接続(チャンネル)を順次切り変えて、入力される複数のアナログ信号を切り換えている。本例のマルチプレクサ16は、一例として16チャンネルに対応する。
A/D変換器17は、アナログ/ディジタル変換部の一例であり、供給されたアナログ信号を2進数のディジタル信号に変換して演算処理部23(バッファ18)へ出力する。
制御基板2に設けられたバッファ18(第1バッファ部)、ディジタルフィルタ19、バッファ20(第2バッファ部)、CPU21、ROM(Read Only Memory)22は、演算処理部23を構成する要素の一例である。
バッファ18及び20は、供給されたデータを一時的に保持して出力する。
ディジタルフィルタ19は、所定の定格周波数帯の電圧のみ通過し、それ以外の周波数帯の電圧及び直流電圧を除去する、いわゆるバンドパスフィルタである。
CPU(Central Processing Unit)21は、制御部の一例であり、制御基板2全体の制御を行ったり、演算処理を行ったりする。本実施形態では、ROM22に格納されたプログラムを実行することにより、例えば、入力変換基板1と制御基板2を接続した際に、制御基板2に接続された入力変換基板1の基板種類を識別する処理を行う。
ROM22は、記憶部の一例であり、CPU21が実行するプログラムや、種々のデータが記憶されている。例えば、ディジタル保護制御装置100が入力変換基板1の基板種類を識別する際に参照する、基板情報データベースが構築されている。
これらの演算処理部23を構成する各部は、システムバス(BUS)に接続され、このシステムバスを通じて相互に通信可能に接続されている。
さらに、制御基板2は、入力変換基板1の識別用信号出力部31から識別用通信回線32を介して供給される識別用信号を処理するための、アナログフィルタ33とサンプリングホールド回路34を備える。
アナログフィルタ33は、上述したアナログフィルタ14と同様の機能を備え、入力されたアナログ信号から不要な高調波成分を除去してサンプリングホールド回路34へ出力する。
サンプリングホールド回路34は、上述したサンプリングホールド回路15と同様の機能を備え、供給されたアナログ信号をサンプリング間隔ごとにサンプリング、保持し、マルチプレクサ16へ出力する。
(整定部、ディジタル入出力部、制御電源部の構成例)
整定部3は、電力系統や電力機器を保護するため、継電器等の外部機器110の動作を規定した整定値を監視員等が設定するためのものであり、操作部と表示部を備えている。整定部3により設定された整定値は、例えばシステムバスを介してROM22に保存される。
ディジタル入出力部4は、CPU21の制御に基づいて、外部機器110を制御すると共に、外部機器110から状態情報を取得する。
制御電源部5は、ディジタル保護制御装置100の各部へ電力を供給する電源である。この制御電源部5には、例えばDC−DCコンバータが適用され、例えば入力変換基板1、制御基板2及び整定部3の各部に直流5Vの電圧を供給し、ディジタル入出力部4の入力部と出力部に対しそれぞれ直流5Vと直流15Vの電圧を供給する。
[ディジタル保護制御装置の信号処理例]
図2は、図1に示すディジタル保護制御装置100の信号処理例を説明する図である。この図2では、入力変換基板1の識別用信号出力部31から出力された電圧の変化も簡易的に示している。
例えば電源投入時に、入力変換基板1内の識別用信号出力部31は、直流電圧である識別用信号(Sj1)を生成し、識別用通信回線32に出力する。ここでは、識別用信号(Sj1)として、例えばDC5Vのアナログ信号を出力したものとする。
識別用信号(Sj1)は、識別用通信回線32を経由して、制御基板2内のアナログフィルタ33に送られる。アナログフィルタ33では、例えばサンプリング周波数の1/2以下の周波数成分(直流電圧を含む)及び定格周波数帯の電圧のみ通過し、それ以外の周波数成分の電圧はノイズとして除去される。この例の場合、識別用信号(Sj1)は直流電圧のため、アナログフィルタ33の影響は受けず、DC5Vのままである。
アナログフィルタ33を通過したアナログ信号(Sj1)は、各チャンネルのサンプリングホールド回路34でサンプリングされ、マルチプレクサ16でチャンネルを順次切り替えながらA/D変換器17に供給される。
A/D変換器17は、アナログ信号(Sj1)をディジタル信号(Sj2)に変換して、バッファ18に出力する。この例の場合、ディジタル信号(Sj2)の電圧値は5Vである。ディジタル信号(Sj2)は一旦バッファ18のバッファ回路に蓄えられるとともに、ディジタルフィルタ19に転送される。
ディジタルフィルタ19は、所定の定格周波数帯の電圧のみ通過させ、それ以外の周波数帯の電圧及び直流電圧を除去する。この例の場合、ディジタル信号(Sj2)は直流電圧であるため、ディジタルフィルタ19でカットされ、通過後のディジタル信号(Sj3)の電圧値は0Vとなる。ディジタルフィルタ19を通過したディジタル信号(Sj3)は、一旦バッファ20のバッファ回路に蓄えられる。
バッファ18及びバッファ20にディジタル信号がすべて揃ったことがCPU21に通知されると、CPU21はこれらのデータを読み出す。CPU21は、バッファ18から読み出された識別用チャンネルのディジタル信号(Sj2)を、制御基板2内のROM22に格納されている基板情報データベースと照合することで、実装されている入力変換基板1の基板種類を判定する。
図3は、図1に示したROM22に格納されている基板情報データベースの一例を示す図である。基板情報データベースには、電圧レベルと基板種類が対応して保管されている。CPU21は、バッファ18から読み出したディジタル信号(Sj2)の電圧レベルに対応する基板の種類を、実装基板(入力変換基板1)の種類であると判定する。
図3の例では、バッファ18から読み出されたディジタル信号(Sj2)の電圧値はDC5Vであるから、CPU21は基板情報データベースのテーブル24を参照して、実装基板すなわち入力変換基板1の種類は基板Aであると判定する。なお、本例の基板情報データベースのテーブル24では、DC4Vのとき基板B、DC3Vのとき基板C、その他の電圧値のとき実装基板なしである。
(作用・効果)
上述した第1の実施形態によれば、入力変換基板1に識別用信号(アナログ信号)を出力する識別用信号出力部31を設けると共に、入力変換基板1と制御基板2を識別用通信回線32で接続し、その識別用信号を入力変換基板1から制御基板2へ伝送する構成を有する。
この構成により、入力変換基板1がディジタル回路およびディジタル通信回線を実装していない場合であっても、識別用信号出力部31が出力する識別用信号(アナログ信号)に含まれる基板情報(固有情報)を解析して入力変換基板1の種類を識別することができる。
なお、図2の例では、識別用信号出力部31の後段にアナログフィルタ33を配置した。これにより、アナログフィルタ33とサンプリングホールド回路34を、基板種類の識別用ではなく、チャンネル(A〜I)に利用することができる。ただし、アナログフィルタ33に入力される識別用信号は直流電圧のため、該識別用信号をアナログフィルタ33に入力せず、サンプリングホールド回路34に入力してもよい。すなわち、アナログフィルタ33を配置しなくてもよい。
[変形例1]
複数の通信回線13a,13b,…,13iに未使用、すなわちチャンネルが割り当てられていない通信回線13が存在する場合、識別用信号出力部31は、該当通信回線13を利用して識別用信号を制御基板2へ供給する。その場合、チャンネルが割り当てられていない未使用の通信回線13を有効に活用でき、識別用通信回線32を新たに設置することが不要である。
<2.第2の実施形態>
入力変換基板1と制御基板2との間の通信では、アナログ信号の伝達に多くの回線を要するため、基板種類の識別用に設置できる回線数は限られている。
そこで、第2の実施形態では、より少ない回線数増設による基板情報の伝達技術を確立する。
[ディジタル保護制御装置の全体構成例]
図4は、本発明の第2の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成例を示すブロック図である。以下、図4について、図1との違いを中心に説明する。
本実施形態に係るディジタル保護制御装置100Aは、入力変換基板1A内の各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iの後段に、加算器35a,35b,…,35iがそれぞれ配置されている点で、図1に示したディジタル保護制御装置100の構成と異なっている。
識別用信号出力部31は、直流電圧である識別用信号(アナログ信号)をチャンネル毎に生成し、各チャンネルの加算器35a,35b,…,35iに供給する。なお、以下の説明において、加算器35a,35b,…,35iを特に区別しない場合には、加算器35と記す。
[ディジタル保護制御装置の信号処理例]
図5は、図4に示すディジタル保護制御装置100Aの信号処理例を説明する図である。この図5では、入力変換基板1Aの識別用信号出力部31から出力された電圧の変化も簡易的に示している。
例えば電源投入時に、入力変換基板1A内の識別用信号出力部31は、直流電圧である識別用信号(Sa1〜Si1)をチャンネル毎に生成し、各チャンネルの加算器35a,35b,…,35iに供給する。
加算器35a,35b,…,35iはそれぞれ、供給された各チャンネルの識別用信号(Sa1〜Si1)を、各チャンネルの補助トランス11a,11b,…,11iおよび抵抗回路12a,12b,…,12iにより変換されたアナログ信号に印加する。ここでは、識別用信号(Sa1〜Si1)として、例えばDC5Vのアナログ信号を出力したものとする。
識別用信号(Sa1〜Si1)を印加されたアナログ信号は、各チャンネルの通信回線13a,13b,…,13iを経由して、制御基板2のアナログフィルタ14a,14b,…,14iに送られる。アナログフィルタ14a,14b,…,14iでは、例えばサンプリング周波数の1/2以下の周波数成分(直流電圧を含む)及び定格周波数帯の電圧のみ通過し、それ以外の周波数成分の電圧はノイズとして除去される。この例の場合、識別用信号(Sa1〜Si1)は直流電圧のため、アナログフィルタ14a,14b,…,14iの影響は受けず、DC5Vのままである。
アナログフィルタ14a,14b,…,14iを通過したアナログ信号(Sa1〜Si1)は、各チャンネルのサンプリングホールド回路15a,15b…,15iでサンプリングされ、マルチプレクサ16でチャンネルを順次切り替えながらA/D変換器17に供給される。
A/D変換器17は、アナログ信号(Sa1〜Si1)をディジタル信号(Sa2〜Si2)に変換して、バッファ18に出力する。この例の場合、ディジタル信号(Sa2〜Si2)の電圧値は5Vである。ディジタル信号(Sa2〜Si2)は一旦バッファ18のバッファ回路に蓄えられるとともに、ディジタルフィルタ19に転送される。
ディジタルフィルタ19は、所定の定格周波数帯の電圧のみ通過させ、それ以外の周波数帯の電圧及び直流電圧を除去する。この例の場合、ディジタル信号(Sa2〜Si2)は直流電圧であるため、ディジタルフィルタ19でカットされ、通過後のディジタル信号(Sa3〜Si3)の電圧値は0Vとなる。ディジタルフィルタ19を通過したディジタル信号(Sa3〜Si3)は、一旦バッファ20のバッファ回路に蓄えられる。
バッファ18及びバッファ20に各チャンネルのディジタル信号(Sa2〜Si2,Sa3〜Si3)がすべて揃ったことがCPU21に通知されると、CPU21はこれらのデータを読み出す。CPU21は、バッファ18から読み出されたディジタル信号とバッファ20から読み出されたディジタル信号の差分データ(Sa4〜Si4)を演算により求める。上記の両者の差分を求めることにより、識別用信号出力部31から出力された識別用信号(直流電圧データ)を、ディジタル信号に変換したものに相当するデータが検出される。CPU21は演算により算出した差分データ(Sa4〜Si4)を、制御基板2A内のROM22に格納されている基板情報データベースと照合することで、実装されている入力変換基板1の基板種類を判定する。
図6は、図4に示したROM22に格納されている基板情報データベースの第1例を示す図である。また、図7は、図4に示したROM22に格納されている基板情報データベースの第2例を示す図である。
基板情報データベースには、各チャンネルの電圧レベルの組み合わせ(パターン)と基板種類が対応して保管されている。CPU21は、バッファ18とバッファ20から読み出した識別用信号(Sa2〜Si2,Sa3〜Si3)の差分データ(Sa4〜Si4)の電圧レベルに対応する基板の種類を、実装基板(入力変換基板1A)の種類であると判定する。
この例では、基板Aを表すテーブル25Aにおいて、チャンネルA〜Iまでの電圧レベルが2.5V以上である。一方、基板Bを表すテーブル25Bにおいて、チャンネルBのみ電圧レベルが0Vで、その他のチャンネルの電圧レベルは2.5V以上である。このように、各チャンネルの電圧レベルのパターンに基づいて、基板種類を識別することができる。
(作用・効果)
上述した第2の実施形態によれば、入力変換基板1Aにチャンネルごとに識別用信号(アナログ信号)を生成する識別用信号出力部31を設け、各チャンネルの識別用信号を、各チャンネルの補助トランス11および抵抗回路12により変換されたアナログ信号に印加する構成を有する。
この構成により、第1の実施形態による作用・効果に加え、次のような作用・効果を奏する。すなわち、入力変換基板1Aがディジタル回路およびディジタル通信回線を実装していない場合であっても、通信回線を増設することなく、識別用信号出力部31が出力する識別用信号(アナログ信号)に含まれる基板情報(固有情報)を解析して入力変換基板1Aの種類を識別することができる。
<3.第3の実施形態>
上述した第2の実施形態では、各チャンネルの電圧レベルの組み合わせ(パターン)と基板種類を対応づけて、実装基板を識別していた。ここで、各チャンネルの電圧レベルの組み合わせ(パターン)の変更は、各チャンネルの補助トランス11および抵抗回路12により変換されたアナログ信号に印加する各々の識別用信号の電圧を変えることにより実現できる。この場合、基板の種類ごとに各チャンネルの識別用信号の電圧を変更する必要があり、識別用信号出力部31を基板の種類ごとにカスタマイズする必要がある。
そこで、第3の実施形態では、より簡単な構成で実装基板を識別できる構成について説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成例を示すブロック図である。以下、図8について、図4との違いを中心に説明する。
本実施形態に係るディジタル保護制御装置100Bは、入力変換基板1B内の各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iの前段に、加算器36a,36b,…,36iがそれぞれ配置されている点で、図4に示したディジタル保護制御装置100Aの構成と異なっている。
識別用信号出力部31は、直流電圧である識別用信号(アナログ信号)をチャンネル毎に生成し、各チャンネルの加算器36a,36b,…,36iに供給する。なお、以下の説明において、加算器36a,36b,…,36iを特に区別しない場合には、加算器36と記す。
[ディジタル保護制御装置の信号処理例]
図9は、図8に示すディジタル保護制御装置100Bの信号処理例を説明する図である。この図9では、入力変換基板1Bの識別用信号出力部31から出力された電圧の変化も簡易的に示している。
例えば電源投入時に、入力変換基板1B内の識別用信号出力部31は、直流電圧である識別用信号(Sa1〜Si1)をチャンネル毎に生成し、各チャンネルの加算器36a,36b,…,36iに供給する。ここでは、各チャンネルの識別用信号の電圧を同一とする。その理由は後述する。
加算器36a,36b,…,36iはそれぞれ、供給された各チャンネルの識別用信号(Sa1〜Si1)を、各チャンネルの補助トランス11a,11b,…,11iにより変換されたアナログ信号に印加する。ここでは、識別用信号(Sa1〜Si1)として、例えばDC5Vのアナログ信号を出力したものとする。
識別用信号(Sa1〜Si1)が印加されたアナログ信号は、各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iにそれぞれ供給される。上述したとおり、各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iは、それぞれ抵抗乗数が異なるので、それぞれに電圧降下が異なる。すなわち、各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iに一律に同じ電圧の信号を入力しても、出力される信号の電圧が異なることを意味する。例えば同じDC5Vの識別用信号を入力しても、抵抗回路12aでは例えば4Vに降下し、抵抗回路12bでは例えば3.5Vに降下するといった具合に、出力電圧に抵抗回路12ごとの差が生じる。ディジタル保護制御装置が保護、制御する対象等に応じて使用される入力変換基板1Bの種類が異なり、基板の種類によって各抵抗回路12の組み合わせも異なる。
各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iは、識別用信号(Sa1〜Si1)が印加されたアナログ信号をそれぞれの抵抗乗数に応じて電圧降下させたアナログ信号(Sa1´〜Si1´)を出力する。これにより、入力変換基板1B内の各チャンネルの抵抗回路12の抵抗乗数に応じて、入力変換基板1Bごとに固有の各チャンネルの電圧レベルの組み合わせ(パターン)が得られる。
各チャンネルの抵抗回路12a,12b,…,12iから出力されたアナログ信号(Sa1´〜Si1´)は、各チャンネルの通信回線13a,13b,…,13iを経由して、制御基板2のアナログフィルタ14a,14b,…,14iに送られる。各アナログフィルタ14では、所定の周波数帯の電圧(直流電圧を含む)が通過し、それ以外の周波数帯の電圧はノイズとして除去される。この例の場合、識別用信号(Sa1〜Si1)は直流電圧のため、各アナログフィルタ14の影響は受けず、DC5Vのままである。
各チャンネルのアナログフィルタ14を通過したアナログ信号(Sa1´〜Si1´)は、各チャンネルのサンプリングホールド回路15でサンプリングされ、マルチプレクサ16でチャンネルを順次切り替えながらA/D変換器17に供給される。
A/D変換器17は、アナログ信号(Sa1´〜Si1´)をディジタル信号(Sa2〜Si2)に変換して、バッファ18に出力する。この例の場合、ディジタル信号(Sa2〜Si2)の電圧値は5Vである。
そして、バッファ18からディジタルフィルタ19を経由してバッファ20へ至る過程でディジタル信号(Sa3〜Si3)を得る処理、バッファ18からCPU21に至る処理、そして、CPU21による入力変換基板1Bの識別処理は、図5の例と同様であるので説明を割愛する。
(作用・効果)
上述した第3の実施形態によれば、入力変換基板1Bにチャンネルごとに識別用信号(アナログ信号)を生成する識別用信号出力部31を設け、各チャンネルの識別用信号を、各チャンネルの補助トランス11により変換されたアナログ信号に印加する構成を有する。すなわち、各チャンネルの識別用信号を印加したアナログ信号を各チャンネルの抵抗回路12に供給する。
この構成により、第2の実施形態による作用・効果に加え、次のような作用・効果を奏する。本実施形態によれば、各チャンネルの抵抗回路12に同じ電圧の信号を入力しても、各チャンネルの抵抗回路12の抵抗乗数に応じて、入力変換基板1Bごとに固有の各チャンネルの電圧レベルの組み合わせ(パターン)が得られる。したがって、識別用信号出力部31が生成する各チャンネルの識別用信号は、一律に同じ電圧レベルでよいので、識別用信号出力部31の構成を簡易な構成とすることができる。
さらに、本実施形態は、第2の実施形態と同様に、入力変換基板1Bがディジタル回路およびディジタル通信回線を実装していない場合であっても、通信回線を増設することなく、識別用信号出力部31が出力する識別用信号(アナログ信号)に含まれる基板情報(固有情報)を解析して入力変換基板1Bの種類を識別することができる。
<4.応用例>
本発明は、一例として以下のような応用例も採りうる。
第3の実施形態において、電力系統がオフしているとき、例えばディジタル保護制御装置の初期設置時は、外部から入力変換基板にアナログ信号が入力されない。そのため、各チャンネルの識別用信号を各チャンネルの抵抗回路12に直接印加してもよい。このようにすることにより、外部からのアナログ信号の入力の有無にかかわらず、各チャンネルの抵抗回路12の抵抗乗数に応じて、入力変換基板ごとに固有の各チャンネルの電圧レベルの組み合わせ(パターン)が得られ、入力変換基板の識別が可能である。
そして、電力系統がオン時に、本発明に係る技術を適用したディジタル保護制御装置を追設したり、既存のディジタル保護制御装置に本発明に係る機能を搭載したりする場合は、上述した各実施形態のように、外部からのアナログ信号に識別用信号を重畳する。
なお、本発明は上記の実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。
例えば、上記した実施形態例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行するためのソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、光ディスク等の記録媒体に保持することができる。また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1,1A,1B…入力変換基板、 2…制御基板、 4…ディジタル入出力部、 11a〜11i…補助トランス、 12a〜12i…抵抗回路、 13a〜13i…通信回線、 14a〜14i…アナログフィルタ、 17…A/D変換器、 18…バッファ、 19…ディジタルフィルタ、 20…バッファ、 21…CPU、 22…ROM、 23,24A,24B…テーブル、 31…識別用信号出力部、 32…識別用通信回線、 33…アナログフィルタ、 35a〜35i,36a〜35i…加算器、 100,100A,100B…ディジタル保護制御装置

Claims (7)

  1. 保護要素ごとに設けられ入力されるアナログ信号に対し所定の変換処理を行う入力変換部、およびアナログ信号である識別用信号を出力する識別用信号出力部
    を有する入力変換基板と、
    複数の通信回線と、
    前記入力変換基板から前記通信回線を介して供給されるアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換部、および該アナログ−ディジタル変換部によりディジタル信号に変換された前記識別用信号を利用して前記入力変換基板の識別を行う演算処理部
    を有する制御基板と、を備える
    ディジタル保護制御装置。
  2. 前記制御基板のアナログ/ディジタル変換部は、
    前記入力変換基板の前記入力変換部から前記通信回線を介して供給される各保護要素のアナログ信号をディジタル信号に変換し、また、前記入力変換基板の前記識別用信号出力部から供給される前記識別用信号をディジタル信号に変換し、これらのディジタル信号を前記演算処理部に供給する
    請求項1に記載のディジタル保護制御装置。
  3. 前記制御基板は、前記保護要素ごとに対応する前記通信回線を介して供給されるアナログ信号から一のアナログ信号を選択して前記アナログ/ディジタル変換部へ供給するマルチプレクサを備え、
    前記複数の通信回線に未使用の通信回線が存在する場合、前記識別用信号出力部は、該当通信回線を利用して前記識別用信号を前記制御基板へ供給する
    請求項2に記載のディジタル保護制御装置。
  4. 前記制御基板は、前記保護要素ごとに対応する前記通信回線を介して供給されるアナログ信号から一のアナログ信号を選択するマルチプレクサと、
    前記保護要素ごとに設けられる前記複数の通信回線とは別に識別用通信回線と、を備え、
    前記識別用信号出力部は、前記識別用通信回線を利用して前記識別用信号を前記制御基板へ供給する
    請求項2に記載のディジタル保護制御装置。
  5. 前記入力変換基板の前記識別用信号出力部は、前記保護要素ごとに前記識別用信号を出力し、
    前記識別用信号出力部から出力された前記保護要素ごとの前記識別用信号が、前記保護要素ごとの前記入力変換部から出力されるアナログ信号の各々に重畳される
    請求項1に記載のディジタル保護制御装置。
  6. 前記入力変換基板に前記保護要素ごとに設けられた前記入力変換部は、
    前記アナログ信号が供給される補助トランスと、
    前記補助トランスから出力されるアナログ信号が供給される抵抗回路と、を備え、
    さらに前記入力変換基板は、前記保護要素ごとに前記抵抗回路から出力されるアナログ信号に、前記識別用信号出力部から出力された前記保護要素ごとの前記識別用信号を加算し、加算信号を対応する前記通信回線へ供給する加算器、を備える
    請求項5に記載のディジタル保護制御装置。
  7. 前記入力変換基板に前記保護要素ごとに設けられた前記入力変換部は、
    前記アナログ信号が供給される補助トランスと、
    前記補助トランスを経由したアナログ信号が供給される抵抗回路と、を備え、
    さらに前記入力変換基板は、前記保護要素ごとに設けられ、前記補助トランスから供給されるアナログ信号に、前記識別用信号出力部から供給された前記保護要素ごとの前記識別用信号を加算し、加算信号を対応する前記抵抗回路へ供給する加算器、を備える
    請求項5に記載のディジタル保護制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108646626A (zh) * 2018-05-31 2018-10-12 佛吉亚好帮手电子科技有限公司 一种车载设备控制信号传输保护系统
JP2020136456A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 三菱電機株式会社 カレントトランス及びカレントトランス装置

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