JP2020134712A - 鏡胴及び撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】焦点位置の不用意なずれを防ぐのに好適な鏡筒を提供すること。【解決手段】操作部材によって手動で又はアクチュエータによって自動でフォーカスレンズを光軸方向に移動させることにより、焦点を調節することが可能な鏡筒を、フォーカスレンズと連動する第一駆動環と、操作部材と連動する第二駆動環と、第一駆動環と第二駆動環とを連動させること及び第一駆動環と第二駆動環との連動を解除することが可能な解除部と、を備える構成とする。解除部は、第一駆動環及び第二駆動環の一方を他方に押し当てることにより、第二駆動環の駆動力が第一駆動環に伝達されるようにし、また、第一駆動環と第二駆動環とを離間させることにより、第二駆動環の駆動力が第一駆動環に伝達されないようにする。【選択図】図5

Description

本発明は、鏡胴及び撮影装置に関する。
オートフォーカス機構を搭載する一眼レフカメラ等に用いられる交換レンズなどの鏡筒として、自動焦点調節手段(オートフォーカス手段)と手動焦点調節手段(マニュアルフォーカス手段)とを備え、切換手段無しで何れかの焦点調節手段により焦点調節を行うことが可能な鏡筒が知られている。この種の鏡筒において、鏡筒内の焦点調節を行うレンズ群を駆動する駆動環と手動焦点調節手段とが接続される構成である場合、自動焦点調節手段による焦点調節後にユーザが不用意に手動焦点調節手段を操作してしまうと、駆動環が移動して、焦点調節後の位置からレンズがずれるという問題が指摘される。
そこで、例えば、特許文献1に、焦点調節のための差動機構を使用して自動焦点調節と手動焦点調節とを切換え無しに行える鏡筒において、鏡筒に設けられたスイッチ摘みを光軸方向に移動させることにより、自動焦点調節時に手動焦点調節手段から差動機構への力の伝達を阻止する手段を有する構成が記載されている。
また、特許文献2には、焦点調節のための差動機構を使用して自動焦点調節と手動焦点調節とを切換え無しに行える鏡筒において、手動焦点調節用のフォーカス操作環を光軸方向に移動させることにより、フォーカス操作環と差動機構との連結を解除可能な構成が記載されている。
特開平3−144412号公報 特開2000−249892号公報
特許文献1、2に記載の鏡筒は、何れも、鏡筒に設けられた部材を鏡筒の光軸方向に移動操作することにより、手動焦点調節手段と差動機構との連結を解除することが可能な構成となっている。このような構成では、ユーザは、撮影時にこの部材を一方の手で光軸方向に移動させる必要がある。そのため、この移動操作によって他方の手で保持しているカメラ等の撮像装置の保持が不安定なものになりやすい。また、この移動操作につられて撮像装置自体や鏡筒自体が光軸方向に微動して、焦点位置がずれやすい。特に、近接撮影(マクロ撮影)時等においては、焦点調節がシビアとなる傾向があるため、この問題は一層顕著に現れる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、焦点位置の不用意なずれを防ぐのに好適な鏡筒及び撮影装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係る鏡筒は、操作部材によって手動で又はアクチュエータによって自動でフォーカスレンズを光軸方向に移動させることにより、焦点を調節することが可能なものであり、フォーカスレンズと連動する第一駆動環と、操作部材と連動する第二駆動環と、第一駆動環と第二駆動環とを連動させること及び第一駆動環と第二駆動環との連動を解除することが可能な解除部と、を備える。解除部は、第一駆動環及び第二駆動環の一方を他方に押し当てることにより、第二駆動環の駆動力が第一駆動環に伝達されるようにし、また、第一駆動環と第二駆動環とを離間させることにより、第二駆動環の駆動力が第一駆動環に伝達されないようにする。
本発明の一実施形態に係る撮影装置は、上記の鏡筒を備える。
本発明の一実施形態によれば、焦点位置の不用意なずれを防ぐのに好適な鏡筒及び撮影装置が提供される。
本発明の第一実施形態に係る撮影装置の構成を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る撮影装置が備える鏡筒の一部を破断した左側面図である。 本発明の第一実施形態に係る鏡筒の縦断面図である。 図3の中から差動機構を含む構成を抽出して示す縦断面図であって、手動での焦点調節が可能な状態を示す図である。 図3の中から差動機構を含む構成を抽出して示す縦断面図であって、手動での焦点調節が不能な状態を示す図である。 図4のA−A線断面図である。 本発明の第一実施形態に係る鏡筒が有する出力環を含む一部の部材の斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る鏡筒が有する解除機構の分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る鏡筒の中から一部の構成を抽出して示す縦断面図であって、手動での焦点調節が可能な状態を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る鏡筒の中から一部の構成を抽出して示す縦断面図であって、手動での焦点調節が不能な状態を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る鏡筒が有する解除機構の分解斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る鏡筒及び鏡筒を備える撮影装置について図面を参照しながら説明する。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る撮影装置IAの構成を示す図である。図1に示されるように、撮影装置IAは、鏡筒1と、鏡筒1を装着したカメラボディ2を備える。撮影装置IAは一眼レフカメラであるが、コンパクトデジタルカメラ、ミラーレス一眼カメラ、ビデオカメラ、カムコーダ等の撮影機能を有する他のタイプの撮影置であってもよい。
図2は、鏡筒1の一部を破断した左側面図である。図2に示されるように、鏡筒1の周面の前面側(物体側)には操作環(操作部材)76が設けられている。ユーザは、操作環76を鏡筒1の光軸回りに回転(以下、単に回転と記す。)操作することにより、手動での焦点調節(マニュアルフォーカス)を行うことができる。鏡筒1の周面の後面側(像面側)にはズーム操作環63が設けられている。ユーザは、ズーム操作環63を回転操作することにより、鏡筒1の焦点距離を変えることができる。
鏡筒1の左側面の周面の一部であって、鏡筒1の光軸方向(以下、単に光軸方向と記す。)の中間位置(言い換えると、操作環76とズーム操作環63との間)には、解除スイッチ(解除操作部材)85が設けられている。解除スイッチ85は、手動での焦点調節を不能な状態にするための解除機構(解除部)8を構成する。解除機構8は、ユーザが解除スイッチ85を鏡筒1の周面に沿って周方向にスライド操作することにより、操作環76による手動焦点調節を可能にする状態と不能にする状態とに切り替えるように構成されている。第一実施形態では、ユーザが解除スイッチ85を図2の下方向にスライド操作すると、操作環76による手動焦点調節が不能な状態となり、ユーザが操作環76を操作しても焦点調節が行われなくなる。なお、解除機構8の詳細については後述する。
ユーザが解除スイッチ85を操作して操作環76による手動焦点調節を不能な状態とすることにより、操作環76に対する不用意な操作による焦点位置の不用意なずれが防がれる。
図3は、鏡筒1の縦断面図である。図3に示されるように、鏡筒1内には、物体側から順に、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5が配置されている。ズーム操作環63の回転操作に応じてレンズ群L1〜L5のうちの少なくとも一部のレンズ群が鏡筒1の光軸方向に移動する。これにより、鏡筒1の焦点距離が変わる。第2レンズ群L2は、ズーム時及び焦点調節時に光軸方向に移動して焦点調節を行うフォーカスレンズとして構成されている。以下、「第2レンズ群L2」を「フォーカスレンズL2」と記す。
鏡筒1内の像面側寄りにはフォーカスモータ3が設けられている。フォーカスモータ3は、例えばカメラボディ2に設けられている不図示の自動焦点制御装置によって駆動制御される。自動焦点制御装置によってフォーカスモータ3が駆動されると、フォーカスレンズL2が光軸方向に移動して焦点調節が行われる。フォーカスモータ3は、自動焦点調節を行うためのアクチュエータの一部を構成する。フォーカスモータ3は、例えばDCモータであるが、ブラシレスDCモータやステッピングモータ、超音波モータ等の他のモータであってもよい。
このように、第一実施形態に係る鏡筒1においては、フォーカスモータ3が像面側寄りにあり、操作環76が物体側寄りにあり、解除スイッチ85がフォーカスモータ3と操作環76との光軸方向の中間位置に配置されている。
鏡筒1内には、フォーカスモータ3により駆動される自動焦点調節機構4と、操作環76により駆動される手動焦点調節機構5と、これら両方の焦点調節機構による焦点調節機構を可能にする差動機構6が設けられている。差動機構6により、自動焦点調節機構4によるフォーカスレンズL2の位置調節が可能になるとともに、手動焦点調節機構5によるフォーカスレンズL2の位置調節が可能になる。ユーザは、解除スイッチ85を操作することにより、操作環76を操作しても、手動焦点調節機構5によるフォーカスレンズL2の位置調節が行われないようにすることができる。
鏡筒1は、レンズマウントMを有する固定環91を備える。固定環91には固定環90が連結されている。固定環90の内径位置には支持環53が配置されている。支持環53の物体側には支持環75が配置されている。
支持環53の内径位置には、内径方向に向けて順に、直進環32、ズームカム環31が同心配置されている。ズームカム環31の内径位置には、第3レンズ群L3を保持した第3レンズ群枠21、フォーカスカム環12、及びフォーカスレンズL2を保持したフォーカスレンズ枠11が同心配置されている。ズームカム環31の物体側の内径位置には、第1レンズ群枠15が配置され、ズームカム環31の像面側の内径位置には、第4レンズ群枠16及び第5レンズ群枠17が配置されている。
ズームカム環31には、内外径に貫通するカム溝31aが形成されている。直進環32には、溝32aが形成されている。第3レンズ群枠21の外周に取り付けられたローラ(カムフォロア)21aが、カム溝31aを貫通して溝32aに滑合している。これにより、第3レンズ群枠21の回転が規制され、第3レンズ群枠21が光軸方向のみ移動できるようになっている。
なお、第一実施形態において、「滑合」は、互いの部材のはめあいがすきまばめになっており、一方の部材が他方の部材に摺動可能に嵌め合わせられている状態を指す。上記の例では、ローラ21aがカム溝31a及び溝32aに摺動可能に嵌め合わせられている。
詳細な説明を省くが、上記カム溝31a等をはじめとする鏡筒1内に設けられた各カム機構により、ズーム操作環63が手動操作されてズームカム環31が回転されると、各レンズL1〜L5が光軸方向に移動して鏡筒1の撮影倍率が変わる。
第3レンズ群枠21の内周面には円周溝21bが設けられている。円周溝21bとフォーカスカム環12の外周面との間には、複数の球14が配置されている。フォーカスカム環12は、複数の球14により、第3レンズ群枠21の内側で回転可能に保持されている。
フォーカスカム環12には、内外径に貫通するカム溝12aが形成されている。また、第3レンズ群枠21には、溝21cが形成されている。フォーカスレンズ枠11の外周には、ローラ11aが取り付けられている。ローラ11aは、カム溝12aを貫通して溝21cに滑合している。これにより、フォーカスレンズ枠11の回転が規制され、フォーカスレンズ枠11が光軸方向のみ移動できるようになっている。
フォーカスカム環12には、光軸方向の像面側に延びるフォーカスレバー13がネジ等の部材によって固定されている。フォーカスレバー13は、差動機構6の出力を受けて回転し、この回転によってフォーカスカム環12を一体に回転させる。フォーカスカム環12の回転は、カム溝12a及びローラ11aを介してフォーカスレンズ枠11に伝達され、フォーカスレンズ枠11(及びフォーカスレンズL2)を光軸方向に進退させる。
差動機構6は、直進環32と固定環90との間の領域で、かつフォーカスモータ3と操作環76との間の領域に配置されている。図4及び図5は、図3の中から差動機構6を含む構成を抽出して示す縦断面図である。図4は、手動での焦点調節が可能な状態を示し、図5は、手動での焦点調節が不能な状態を示す。図6は、図4のA−A線断面図である。
図4及び図5に示されるように、支持環53の外径側には出力環51が配置されている。図7は、出力環51を含む一部の部材の斜視図である。
出力環51の外周面には、外径方向(光軸直交方向)に延びる3つの回転軸51aが等配に設けられている。回転軸51aには、遊星コロ55が回転軸51a周りに回転可能に支持されている。出力環51には、蓋56がネジ等によって固定されている。これにより、回転軸51aからの遊星コロ55の抜けが防止される。遊星コロ55、出力環51は、それぞれ、遊星機構の遊星、遊星キャリアを構成する。
出力環51は、不図示の構成(例えばベアリング)を介して支持環53に対して光軸周りに回転可能となっている。遊星コロ55は、駆動ギア環(環状部材)61と第一駆動環71とに挟持されている。これにより、光軸方向への出力環51の移動が規制されている。
出力環51には、光軸方向に延びる出力レバー52がネジ等によって固定されている。出力レバー52の先端はフォーカスレバー13に滑合している。出力環51が回転すると、その回転が出力レバー52を介してフォーカスレバー13に伝達され、フォーカスレバー13に固定されたフォーカスカム環12も回転する。これにより、フォーカスレンズ枠11(フォーカスレンズL2)が光軸方向に進退して焦点が変わる。
すなわち、出力レバー52、フォーカスレバー13及びフォーカスカム環12は、出力環51の光軸周りの回転を直進運動に変換してフォーカスレンズL2に伝達させることにより、フォーカスレンズL2を光軸方向に進退させる伝達部として動作する。
駆動ギア環61は、不図示の構成(例えばベアリング)を介して駆動ギア支持環62の外周面に回転可能に保持されている。ここで、第1波ワッシャ(第一の付勢部)72は、第一駆動環71を像面側に付勢している。この付勢力により、第一駆動環71の摺動面71aが遊星コロ55を圧接している。駆動ギア環61は、第1波ワッシャ72により遊星コロ55を介して像面側に付勢されて、遊星コロ55と駆動ギア支持環62の端面62a間で挟持される。
駆動ギア環61の像面側の端縁には内歯車61bが設けられている。内歯車61bには、フォーカスモータ3が不図示のギア機構を介して連結されている。これにより、駆動ギア環61はフォーカスモータ3が回転したときに、これに連動して回転する。駆動ギア環61の回転に伴い、駆動ギア環61を圧接する遊星コロ55が回転する。更に、出力環51及びフォーカスカム環12が回転し、フォーカスレンズL2による焦点調節が行われる。これらの自動焦点調節を行うための部材(フォーカスモータ3の回転に応じて動作する各種部材)が自動焦点調節機構4を構成する。また、駆動ギア環61が差動機構6の1つの入力部を構成する。
駆動ギア環61は、遊星コロ55に付勢され、かつフォーカスモータ3(アクチュエータ)と連動する環状部材として構成される。
支持環75の外周面のそれぞれ異なる位置に、第一駆動環71、第二駆動環73の2種類の駆動環が不図示の構成(例えばベアリング)を介して回転可能に保持されている。第二駆動環73は、第2波ワッシャ(第二の付勢部)74によって像面側(第一駆動環71側)に付勢されている。これにより、第二駆動環73の端面73aが第一駆動環71の端面71bを圧接する。
第二駆動環73の外周には、円周方向の複数個所にローラ73bが取り付けられている。ローラ73bは、操作環76に形成された溝76aに滑合している。ユーザが操作環76を操作すると、ローラ73bを介して第二駆動環73に光軸回りの回転が伝達されて、第二駆動環73によって圧接されている第一駆動環71も一体に回転する。更に、遊星コロ55による摺動面71aの圧接時には、第一駆動環71の回転により、遊星コロ55が回転する。出力環51及びフォーカスカム環12が回転し、フォーカスレンズL2による焦点調節が行われる。これらの手動焦点調節を行うための部材(操作環76の回転操作に応じて動作する各種部材)が手動焦点調節機構5を構成する。また、第一駆動環71及び第二駆動環73が差動機構6のもう1つの入力部を構成する。
フォーカスモータ3が駆動されると、その駆動力が駆動ギア環61を介して遊星コロ55に伝達される。これにより、遊星コロ55は、出力環51の回転軸51a周りに回転する。このとき、第一駆動環71は、第1波ワッシャ72との間で発生する摩擦トルク、及び第2波ワッシャ74によって第二駆動環73との間で発生する摩擦トルクにより回転せずに静止している。そのため、遊星コロ55は回転軸51a周りに自転しながら、出力環51の光軸回りに公転する。このとき、出力環51は、駆動ギア環61の略半分の回転量で回転する。
ユーザによって操作環76が操作されると、その操作に応じた駆動力が第二駆動環73及び第一駆動環71を介して遊星コロ55に伝達される。これにより、遊星コロ55は、出力環51の回転軸51a周りに回転する。このとき、駆動ギア環61は、駆動ギア支持環(他の部材)62の端面62aとの間で発生する摩擦トルクにより回転せずに静止している。そのため、遊星コロ55は回転軸51a周りに自転しながら、出力環51の光軸回りに公転する。
第一実施形態に係る鏡筒1には、手動での焦点調節を行うための駆動環として別個独立した2つの駆動環(第一駆動環71及び第二駆動環73)が設けられている。第1波ワッシャ72による押圧力(付勢力)をF1、第2波ワッシャ74による押圧力(付勢力)をF2とした場合、第一駆動環71と第1波ワッシャ72との間で発生する摩擦力はμ1F1となり、第二駆動環73と第2波ワッシャ74との間で発生する摩擦力はμ2F2となり、第一駆動環71と第二駆動環73との間で発生する摩擦力はμ3F2となる。なお、μ1は、第一駆動環71と第1波ワッシャ72との間の静摩擦係数である。μ2は、第二駆動環73と第2波ワッシャ74との間の静摩擦係数である。μ3は、第一駆動環71と第二駆動環73との間の静摩擦係数である。
ユーザによる操作環76の操作時に、第一駆動環71と第二駆動環73とを滑らせず一体に回転させるためには次式が満たされる必要がある。
μ1F1<μ3F2
例えば、静摩擦係数μ1とμ3とが同じ値である場合、第2波ワッシャ74による押圧力F2を第1波ワッシャ72による押圧力F1と比べて十分に大きくすることにより、確実に、第一駆動環71と第二駆動環73とを滑らせず一体に回転させることができる。また、押圧力F1と押圧力F2とが略同じである場合には、静摩擦係数μ3を静止摩擦係数μ1と比べて十分に大きくする(一例として、第二駆動環73の端面73aに摩擦係数の大きいゴム等の弾性部材を取り付けて固定する)ことにより、確実に、第一駆動環71と第二駆動環73とを滑らせず一体に回転させることができる。
図4に示される状態では、自動焦点調節と手動焦点調節が共に可能となっている。そのため、自動焦点調節時に、ユーザが操作環76を操作すると、差動機構6を介して出力環51が回転してしまい、焦点位置がずれるという問題がある。
このような問題の発生を防ぐため、鏡筒1には解除機構8が備えられている。解除機構8は、第一駆動環71及び第二駆動環73の一方を他方に(第一実施形態では、第二駆動環73を第一駆動環71に)押し当てることにより、第二駆動環73の駆動力が第一駆動環71に伝達されるようにし、また、第一駆動環71と第二駆動環73とを離間させることにより、第二駆動環73の駆動力が第一駆動環71に伝達されないようにする。図8に、解除機構8の分解斜視図を示す。
第一駆動環71の外径位置には、円環状の解除部材81、解除切換環82及び押え環84が配置されている。
解除部材81の外周面には、光軸方向に向けられた3つの直進キー81aが等配に設けられている。直進キー81aは、固定環90の内周面に形成された溝90aに滑合しており、固定環90の内部において光軸周りの回転を規制されつつ直進可能に保持されている。解除部材81には、係合突起81bが形成されている。
解除切換環82は、固定環90の内径位置において回転可能に保持されている。解除切換環82は、解除部材81と対向する面(すなわち光軸方向の物体側の面)に、円周方向に複数個(ここでは6個)のカム82aが形成されている。光軸方向において、カム82aは、解除部材81に形成された係合突起81bと対向する位置に配置されている。
押え環84は、固定環90の前方にネジ等で固定されている。押え環84と解除部材81との間には、円周方向の複数箇所(ここでは6箇所)に圧縮コイルバネ83が配置されている。圧縮コイルバネ83の付勢力により、解除部材81が解除切換環82側に常時付勢され、解除部材81の係合突起81bが解除切換環82のカム82aに押し当っている。固定環90の内周面には、押さえリブ90bが形成されている。解除切換環82は、解除部材81に付勢されることにより、解除部材81と押さえリブ90bとの間で保持された状態にある。
解除スイッチ85は、解除スイッチ取付部材86に取り付けられている。解除スイッチ取付部材86には、ブラシ87及び板バネ88も取り付けられている。
解除切換環82には、後方に延びる係合キー82bが形成されている。係合キー82bは、解除スイッチ取付部材86の係合溝86aに係合している。これにより、解除切換環82は、解除スイッチ85と連結した状態にある。ユーザの操作によって解除スイッチ85が円周方向に動かされると、この動きに連動して、解除切換環82が光軸回りに回転する。
板バネ88は、ユーザが解除スイッチ85を操作した際にスイッチの切り替わりを伝えるためのものである。ユーザが解除スイッチ85を操作すると、板バネ88の先端に形成された曲げ部88aが固定環90の内周面に形成された谷部90c又は90dに入り込む。このとき生じるクリック感により、解除スイッチ85による切り替わり(手動での焦点調節が可能な状態又は不能な状態に切り替わったこと)がユーザに伝わる。
図6は、手動での焦点調節が可能な状態を示す。すなわち、曲げ部88aが谷部90cの位置にあると、手動での焦点調節が可能となる。曲げ部88aが谷部90dの位置となるまで解除スイッチ85が操作されると、手動での焦点調節が不能な状態となる。
解除機構8の動作について説明する。
図4は、手動での焦点調節が可能な状態を示す。解除部材81は、第二駆動環73と対向する面に、第二駆動環73側に突出したリブ81cが全周に亘って形成されている。リブ81cは、手動での焦点調節を不能とさせる位置に解除スイッチ85があるとき、第二駆動環73と接触している。以下、便宜上、手動での焦点調節を不能とさせるときの解除スイッチ85の位置を「解除位置」と記し、手動での焦点調節を可能とさせるときの解除スイッチ85の位置を「接続位置」と記す。
ブラシ87は、鏡筒1内に配置された不図示のフレキシブルプリント基板に電気的に接続されている。解除スイッチ85の位置は、ブラシ87によって検出可能となっている。
解除スイッチ85が解除位置から接続位置に操作されると、解除切換環82は、カム82aが係合突起81bに押し当っていた位置から、カム82aが係合突起81bに当たらない位置まで回転される。これにより、解除部材81が圧縮コイルバネ83の付勢力によって像面側に移動されて、リブ81cが第二駆動環73から離間される。
リブ81cが第二駆動環73から離間されると、第2波ワッシャ74の付勢力により、第二駆動環73の端面73aが第一駆動環71の端面71bを圧接する。また、第1波ワッシャ72によって像面側に付勢された第一駆動環71の摺動面71aが遊星コロ55に圧接している。そのため、ユーザが操作環76を操作すると、その操作に応じた駆動力が第二駆動環73及び第一駆動環71を介して遊星コロ55に伝達され、出力環51及びフォーカスカム環12が回転されて、フォーカスレンズL2による焦点調節が行われる。
図5は、手動での焦点調節が不能な状態を示す。
解除スイッチ85が接続位置から解除位置に操作されると(解除スイッチ85が図8の矢印方向に操作されると)、解除切換環82は、解除スイッチ85の動きと連動して、カム82aが係合突起81bに押し当る位置まで回転される。これにより、解除部材81は、圧縮コイルバネ83の付勢力に抗して物体側に移動される。解除部材81のリブ81cが第二駆動環73に接触し、更に、第二駆動環73を、第2波ワッシャ74の付勢力に抗して、物体側に押して移動させる。これにより、図5に示されるように、第二駆動環73の端面73aと第一駆動環71の端面71bとの間に隙間が生じて、第二駆動環73と第一駆動環71との接続が解除される。
第二駆動環73のローラ73bが操作環76の溝76aに滑合しているため、ユーザが操作環76を操作すると、その操作に応じた駆動力が第二駆動環73に伝達されて、第二駆動環73が回転する。しかし、第二駆動環73が第一駆動環71から離間しているため、操作環76の操作に応じた駆動力は第一駆動環71には伝達されず、第一駆動環71は回転しない。そのため、ユーザが操作環76を操作しても、出力環51及びフォーカスカム環12が回転せず、フォーカスレンズL2による焦点調節が行われない。
すなわち、解除部材81は、解除スイッチ85がユーザによって動かされることにより、その位置が第一の位置(カム82aが係合突起81bに押し当っているときの解除部材81の位置)と第二の位置(カム82aが係合突起81bに押し当っていないときの解除部材81の位置)とに択一的に移動する移動部材として構成される。解除部材81は、第一の位置に移動すると、第2波ワッシャ74による付勢力に抗して第二駆動環73を押して第一駆動環71から離間させ、第二の位置に移動すると、第二駆動環73から離間して、第2波ワッシャ74による付勢力によって第二駆動環73を第一駆動環71に押し当てさせる。
なお、ブラシ87により解除スイッチ85が解除位置まで操作されたことが検出されたとき、カメラボディ2に備えられる制御回路(不図示)がフォーカスモータ3への通電を遮断して自動での焦点調節を禁止するようにしてもよい。
このように、鏡筒1は、解除スイッチ85を鏡筒1の周方向に操作することにより、操作環76による手動での焦点調節を可能又は不能とする構成となっている。そのため、特許文献1や特許文献2のような、手動での焦点調節を不能とする部材を鏡筒の光軸方向に操作する構成と比べて、撮像時における操作性が向上するとともに操作時における撮像装置IAの保持が安定する。
また、相対的に重量の嵩むフォーカスモータ3が鏡筒1内の像面側寄りに設けられ、解除スイッチ85がフォーカスモータ3よりも物体側の位置で、かつ操作環76よりも像面側(鏡筒1の光軸方向のほぼ中間位置)に設けられていることから、解除スイッチ85を操作する際に鏡筒1に生じるモーメントが小さくなり、鏡筒1の光軸方向を保ちやすいという利点がある。
また、解除部材81が第二駆動環73を押して第二駆動環73と第一駆動環71との接続を解除する構成となっている。そのため、操作環76の回転位置に因らず任意の位置で解除スイッチ85の操作を行うことができ、操作環76の微小回転に伴う焦点位置のずれを防ぐことができる。更に、部品公差から生じるガタの影響を受けないため、焦点位置のずれを確実に防ぐことができる。
また、手動での焦点調節が不能な状態にされたとき、リブ81cによって第二駆動環73が物体側に押されて第2波ワッシャ74がより押し込まれた圧縮状態となることから、第2波ワッシャ74の付勢力が増す。そのため、操作環76を操作したときの回転トルクも増える。操作環76を操作するときに必要な力が増えることから、ユーザは、手動での焦点調節が不能になったことを感覚的に把握することができる。
また、手動での焦点調節が不能な状態にされたとき、第一駆動環71は、依然として、第1波ワッシャ72によって遊星コロ55に圧接されている。そのため、出力環51は、駆動ギア環61と第一駆動環71とで挟持された状態を維持している。そのため、振動等が加わった場合でも出力環51が不用意に回転することがなく、焦点位置のずれが防がれる。このとき、第1波ワッシャ72による押圧力F1を、差動機構6が動作するのに十分な押圧力となるように設定することにより、解除スイッチ85が解除位置まで操作されたことがブラシ87によって検出されたときにも、自動での焦点調節を禁止せず、フォーカスモータ3へ通電して自動焦点調節を行うことができるようにしてもよい。
[第二実施形態]
図9及び図10は、本発明の第二実施形態に係る鏡筒の中から一部の構成を抽出して示す縦断面図である。図9は、手動での焦点調節が可能な状態を示し、図10は、手動での焦点調節が不能な状態を示す。図11は、本発明の第二実施形態に係る鏡筒の解除機構8の分解斜視図を示す。
第二実施形態に係る鏡筒は、第一実施形態の解除部材81と解除切換環82とを一体化した解除切換環部材82Aを有する構成となっている。なお、第二実施形態において、第一実施形態に係る鏡筒1と同一の又は同様の構成については、同一の又は同様の符号を付して説明を簡略又は省略する。
図11に示されるように、第二実施形態では、解除切換環部材82Aの像面側の面にカム82aが形成されている。固定環90には、カム82aとの対抗位置に係合突起90eが形成されている。
解除スイッチ85が解除位置にあるとき、解除切換環部材82Aは、押え環84との間に配置された圧縮コイルバネ83によって像面側に付勢されて、カム82aが係合突起90eに押し当っている。解除スイッチ85が解除位置から接続位置に操作されると、解除切換環部材82Aは、カム82aが係合突起90eに押し当っていた位置から、カム82aが係合突起90eに当たらない位置まで回転される。これにより、解除切換環部材82Aが圧縮コイルバネ83の付勢力によって像面側に移動されて、解除切換環部材82Aに形成されたリブ82cが第二駆動環73から離間される。リブ82cが第二駆動環73から離間されると、第一実施形態と同様に、ユーザによる操作環76の操作に応じた焦点調節が可能となる。
解除スイッチ85が接続位置から解除位置に操作されると、解除切換環部材82Aは、解除スイッチ85の動きと連動して、カム82aが係合突起90eに押し当る位置まで回転される。これにより、解除切換環部材82Aは、圧縮コイルバネ83の付勢力に抗して物体側に移動される。解除切換環部材82Aのリブ82cが第二駆動環73に接触し、更に、第二駆動環73を物体側に押して移動させる。これにより、図10に示されるように、第二駆動環73の端面73aと第一駆動環71の端面71bとの間に隙間が生じて、第二駆動環73と第一駆動環71との接続が解除される。第二駆動環73と第一駆動環71との接続が解除されると、第一実施形態と同様に、ユーザによる操作環76の操作に応じた焦点調節が不能となる。
第二実施形態では、第一実施形態の解除部材81と解除切換環82とを一体化して単一の部品(解除切換環部材82A)としたため、第一実施形態と比べて、部品点数が削減されて、鏡筒を小型に設計しやすくなっている。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
IA 撮影装置
1 鏡筒
2 カメラボディ
3 フォーカスモータ(アクチュエータ)
4 自動焦点調整機構
5 手動焦点調整機構
6 差動機構
8 解除機構
51 出力環(遊星キャリア)
55 遊星コロ(遊星)
61 駆動ギア環
71 第一駆動環
73 第二駆動環
76 操作環(操作部材)
81 解除部材
82 解除切換環
84 押え環
85 解除スイッチ(解除操作部材)

Claims (6)

  1. 操作部材によって手動で又はアクチュエータによって自動でフォーカスレンズを光軸方向に移動させることにより、焦点を調節することが可能な鏡筒において、
    前記フォーカスレンズと連動する第一駆動環と、
    前記操作部材と連動する第二駆動環と、
    前記第一駆動環と前記第二駆動環とを連動させること及び前記第一駆動環と前記第二駆動環との連動を解除することが可能な解除部と、
    を備え、
    前記解除部は、
    前記第一駆動環及び前記第二駆動環の一方を他方に押し当てることにより、前記第二駆動環の駆動力が前記第一駆動環に伝達されるようにし、また、前記第一駆動環と前記第二駆動環とを離間させることにより、前記第二駆動環の駆動力が前記第一駆動環に伝達されないようにする、
    鏡筒。
  2. 前記第二駆動環を前記第一駆動環に付勢する第二の付勢部
    を更に備え、
    前記解除部は、
    ユーザが動かすことが可能な解除操作部材と、
    前記解除操作部材がユーザによって動かされることにより、その位置が第一の位置と第二の位置とに択一的に移動する移動部材と、
    を有し、
    前記移動部材は、
    前記第一の位置に移動すると、前記第二の付勢部による付勢力に抗して前記第二駆動環を押して前記第一駆動環から離間させ、
    前記第二の位置に移動すると、前記第二駆動環から離間して、前記第二の付勢部による付勢力によって前記第二駆動環を前記第一駆動環に押し当てさせる、
    請求項1に記載の鏡筒。
  3. 前記鏡筒の光軸周りに回転可能な遊星キャリアと、
    前記遊星キャリアの前記光軸周りの回転を直進運動に変換して前記フォーカスレンズに伝達させることにより、前記フォーカスレンズを前記光軸方向に進退させる伝達部と、
    前記遊星キャリアに設けられた光軸直交方向に延びる軸に回転可能に支持された遊星コロと、
    前記第一駆動環を前記遊星コロに付勢する第一の付勢部と、
    前記遊星コロに付勢され、かつ前記アクチュエータと連動する環状部材と、
    を更に備え、
    前記第二駆動環の駆動力が前記第一駆動環に伝達されると、前記環状部材が前記鏡筒内の他の部材との間で発生する摩擦トルクにより回転せずに静止している一方、前記第一駆動環が前記光軸周りに回転して前記遊星コロを前記軸周りに回転させるとともに前記遊星キャリアを前記光軸周りに回転させる、
    請求項1又は請求項2に記載の鏡筒。
  4. 前記アクチュエータの駆動力が前記環状部材に伝達されると、前記第一駆動環と前記第一の付勢部との間で発生する摩擦トルク、及び前記第二の付勢部によって前記第二駆動環との間で発生する摩擦トルクにより、前記第一駆動環が回転せずに静止している一方、前記環状部材が前記光軸周りに回転して前記遊星コロを前記軸周りに回転させるとともに前記遊星キャリアを前記光軸周りに回転させる、
    請求項3に記載の鏡筒。
  5. μ1F1<μ3F2
    但し、
    μ1:前記第一駆動環と前記第一の付勢部との間の静摩擦係数
    μ3:前記第一駆動環と前記第二駆動環との間の静摩擦係数
    F1:前記第一の付勢部による付勢力
    F2:前記第二の付勢部による付勢力
    が満たされる、
    請求項3又は請求項4に記載の鏡筒。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の鏡筒を備える、
    撮影装置。
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