JP6787173B2 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明のレンズ鏡筒1をカメラボディ2に装着した状態を前面側(被写体側)から見た正面図、図2はこのレンズ鏡筒1の一部を破断した左側面図である。このレンズ鏡筒1の周面の前面側にはフォーカス操作環73が配設されており、ユーザーがこのフォーカス操作環73をレンズ鏡筒1の光軸回りに回転(以下、単に回転と称する)操作することにより手動での焦点合せを行うことができる。レンズ鏡筒1の周面の後面側(像面側)にはズーム操作環63が配設されており、ユーザーがこのズーム操作環63を回転操作することによりレンズ鏡筒1の焦点距離を変化させることができる。
rT1<T2
rT1<T3
T3<T2’
T2<T3’
図9Aは、実施形態1における解除切換環82と解除部材81を一体化した解除切換環部材82Aとして構成した実施形態2の断面図である。実施形態1と等価な部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。実施形態2では、図10に解除切換環部材82Aの斜視図を示すように、解除切換部材82Aの像面側の面にテーパ状の解除カム82aを設ける。また、この解除カム82aと光軸方向に対向している第2固定環92の光軸方向に向けられた面に係合突起92bを設ける。これら解除カム82aと係合突起92bは解除切換環部材82Aの回転位置の変化により係合し、あるいは係合しない状態とされる。そして、解除切換環部材82Aは光軸方向に若干移動できる状態で第2固定環92の内径位置に内装されるとともに、押え環84との間に介装された圧縮コイルバネ83により像面側に付勢される。この圧縮コイルバネ83は、第3波ワッシャーで構成してもよい。これにより、解除カム82aは係合突起92bに当接する方向に付勢される。
図11Aは、実施形態1における解除切換環82と解除部材81をカム溝構造により構成した実施形態3の断面図である。実施形態1と等価な部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。実施形態3では、解除切換環82は筒状に形成されるとともに、その周面にカム溝82cが設けられる。解除部材81は解除切換環82の内径側に配設され、その一部に前記カム溝82cに係合するローラー81dが設けられる。さらに、駆動環71には補助駆動環71Aがネジにより光軸方向に連結されており、これら駆動環71と補助駆動環71Aとで解除部材81の一部を光軸方向に挟持している。駆動環71は像面側の摺動面71aが遊星コロ55に対向配置され、補助駆動環71Aはフォーカス操作環73に係合されている。なお、ここでは実施形態1の第1波ワッシャー72は設けられていない。
2 カメラボディ
3 フォーカスモーター(アクチュエータ)
4 自動焦点調整機構
5 手動焦点調整機構
6 差動機構(遊星機構)
8 解除機構
51 出力環(遊星キャリア)
55 遊星コロ(遊星)
61 駆動ギア環(第2太陽車)
71 駆動環(第1太陽車)
73 フォーカス操作環(手動焦点調整環)
81 解除部材
82 解除切換環
82A 解除切換環部材
84 押え環
85 解除スイッチ(解除操作部材)
L1〜L5 群レンズ
Claims (9)
- 複数のレンズを有する光学系と、該光学系の一部のレンズを光軸方向に移動させて焦点調整を行う焦点調整機構とを備え、該焦点調整機構は2つの入力部を有する差動機構を備え、一方の入力部には手動操作により焦点調整を行う手動焦点調整手段が接続しており、他方の入力部にはアクチュエータにより焦点調整を行う自動焦点調整手段が接続しているレンズ鏡筒において、
前記手動焦点調整手段の前記差動機構への接続を解除する解除機構を有し、レンズ鏡筒の周面には当該解除機構を操作するための解除操作部材がレンズ鏡筒の周方向に移動操作可能に配設されていることを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記手動焦点調整手段を操作するための操作環がレンズ鏡筒の被写体側に配設され、前記アクチュエータはレンズ鏡筒の像面側に配設され、前記解除操作部材はこれら操作環とアクチュエータの光軸方向の中間位置に配設されている請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記差動機構は第1及び第2の太陽車と、遊星と、遊星キャリアを有する遊星機構で構成され、第1太陽車は前記一方の入力部として構成され、第2太陽車は前記他方の入力部として構成され、遊星キャリアは前記一部のレンズを光軸方向に移動させる構成である請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
- 前記差動機構は、
光軸回りに回転する前記遊星キャリアとしての出力部材と、
該出力部材に設けられた光軸直交方向に延伸する軸に軸支された前記遊星としての遊星コロと、
前記遊星コロに光軸方向の一方から対向する前記第1太陽車としての前記手動焦点調整手段と、
前記遊星コロに光軸方向の他方から対向する前記第2太陽車としての前記自動焦点調整手段と、
前記手動焦点調整手段を前記遊星コロに圧接させる第1押圧手段と、
前記自動焦点調整手段を前記遊星コロに圧接させる第2押圧手段と、
から成ることを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。 - 前記手動焦点調整手段は、手動操作を行うための操作環と駆動環から成り、前記駆動環は前記操作環と一体的に回転可能な一方で前記操作環に対して相対的に光軸方向に移動可能であり、前記駆動環は前記第1押圧手段により前記遊星コロに圧接するとともに、解除時に前記遊星コロとの圧接状態から解除される請求項4に記載のレンズ鏡筒。
- 前記解除機構は、前記解除操作部材の操作により光軸回りに回転する解除切換部材と、光軸方向に移動する解除部材を備え、該解除切換部材は前記解除部材にカム機構により係合され、回転したときに該解除部材を光軸方向に移動して、前記駆動環を前記第1押圧手段の圧接力に抗して前記遊星コロとの圧接状態から解除する請求項5に記載のレンズ鏡筒。
- 前記カム機構は、前記解除切換部材の前記解除部材と対向する面に周方向に設けられた複数の解除カムと、前記解除部材の前記解除切換部材と対向する面に周方向に設けられて前記解除カムに当接する複数の突起で構成される請求項6に記載のレンズ鏡筒。
- 前記解除機構は、レンズ鏡筒の固定環に対してカム係合された解除部材を備え、該解除部材は前記解除操作部材の操作により光軸回りに回転するとともに、該カム係合によって光軸方向に移動し、移動したときに前記駆動環を前記第1押圧手段の圧接力に抗して前記遊星コロとの圧接状態から解除する請求項5に記載のレンズ鏡筒。
- 請求項1ないし8のいずれかに記載のレンズ鏡筒を備える撮像装置。
Priority Applications (1)
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JP2017030677A JP6787173B2 (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017030677A JP6787173B2 (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017030677A Active JP6787173B2 (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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