JPH08304687A - Af/mf両用レンズ鏡筒 - Google Patents
Af/mf両用レンズ鏡筒Info
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- JPH08304687A JPH08304687A JP11183295A JP11183295A JPH08304687A JP H08304687 A JPH08304687 A JP H08304687A JP 11183295 A JP11183295 A JP 11183295A JP 11183295 A JP11183295 A JP 11183295A JP H08304687 A JPH08304687 A JP H08304687A
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- JP
- Japan
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- lens barrel
- clutch
- lens
- drive ring
- ring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 MF時におけるMF操作リングの操作感が良
好なAF/MF両用レンズ鏡筒を提供すること。 【構成】 フォーカスレンズ群を支持し、光軸に沿って
直進案内されたレンズ支持環と;このレンズ支持環とヘ
リコイド結合され、光軸回りに回動可能に支持されたフ
ォーカスレンズ駆動環と;AFとMFとを手動にて選択
的に切り替えるAF/MF切替スイッチと;このAF/
MF切替スイッチがMF側に切り替えられているとき、
フォーカスレンズ駆動環に一定の回転トルクを付加する
トルク付加手段と;を備えたAF/MF両用レンズ鏡
筒。
好なAF/MF両用レンズ鏡筒を提供すること。 【構成】 フォーカスレンズ群を支持し、光軸に沿って
直進案内されたレンズ支持環と;このレンズ支持環とヘ
リコイド結合され、光軸回りに回動可能に支持されたフ
ォーカスレンズ駆動環と;AFとMFとを手動にて選択
的に切り替えるAF/MF切替スイッチと;このAF/
MF切替スイッチがMF側に切り替えられているとき、
フォーカスレンズ駆動環に一定の回転トルクを付加する
トルク付加手段と;を備えたAF/MF両用レンズ鏡
筒。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動によるAF
(オートフォーカス)と、手動操作によるMF(マニュ
アルフォーカス)の両方が可能であるAF/MF両用レ
ンズ鏡筒に関する。
(オートフォーカス)と、手動操作によるMF(マニュ
アルフォーカス)の両方が可能であるAF/MF両用レ
ンズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来、MF操作リングを
手動にて回動させることでMFも可能であるAF用レン
ズ鏡筒、所謂AF/MF両用レンズ鏡筒では、AF時、
AF用モータにかかる負荷を低減させるために、フォー
カスレンズを低トルクで駆動できるように構成されてい
る。
手動にて回動させることでMFも可能であるAF用レン
ズ鏡筒、所謂AF/MF両用レンズ鏡筒では、AF時、
AF用モータにかかる負荷を低減させるために、フォー
カスレンズを低トルクで駆動できるように構成されてい
る。
【0003】この構成のため、MFの際、撮影者は、M
F操作リングを低トルクで回動することができる。即
ち、MFの際、MF操作リングは、小さい回動力が与え
られただけで回動する。しかしながら、撮影者は、MF
操作リングを回動操作するとき、ある程度以上の回転ト
ルク即ち回転抵抗が感じられないと良好な操作感を得る
ことができない。
F操作リングを低トルクで回動することができる。即
ち、MFの際、MF操作リングは、小さい回動力が与え
られただけで回動する。しかしながら、撮影者は、MF
操作リングを回動操作するとき、ある程度以上の回転ト
ルク即ち回転抵抗が感じられないと良好な操作感を得る
ことができない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上述した従来の問題点に着目
して成されたもので、MF時におけるMF操作リングの
操作感が良好なAF/MF両用レンズ鏡筒を提供するこ
とを目的とする。
して成されたもので、MF時におけるMF操作リングの
操作感が良好なAF/MF両用レンズ鏡筒を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明のAF/MF両用レンズ鏡筒は、
フォーカスレンズ群を支持し、光軸に沿って直進案内さ
れたレンズ支持環と;このレンズ支持環とヘリコイド結
合され、光軸回りに回動可能に支持されたフォーカスレ
ンズ駆動環と;AFとMFとを手動にて選択的に切り替
えるAF/MF切替スイッチと;このAF/MF切替ス
イッチがMF側に切り替えられているとき、フォーカス
レンズ駆動環に一定の回転トルクを付加するトルク付加
手段と;を備えたことを特徴としている。
フォーカスレンズ群を支持し、光軸に沿って直進案内さ
れたレンズ支持環と;このレンズ支持環とヘリコイド結
合され、光軸回りに回動可能に支持されたフォーカスレ
ンズ駆動環と;AFとMFとを手動にて選択的に切り替
えるAF/MF切替スイッチと;このAF/MF切替ス
イッチがMF側に切り替えられているとき、フォーカス
レンズ駆動環に一定の回転トルクを付加するトルク付加
手段と;を備えたことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明を適用したAF/MF両用レン
ズ鏡筒10を示している。このレンズ鏡筒10は、一眼
レフカメラ等の撮影レンズを別体とするカメラ(図示せ
ず)に装着されるレンズ鏡筒である。レンズ鏡筒10
は、前群レンズL1及び後群レンズL2を有する単焦点
レンズ鏡筒であり、これら前群レンズL1及び後群レン
ズL2を光軸Oに沿って移動させることでフォーカシン
グを行う。
明する。図1は、本発明を適用したAF/MF両用レン
ズ鏡筒10を示している。このレンズ鏡筒10は、一眼
レフカメラ等の撮影レンズを別体とするカメラ(図示せ
ず)に装着されるレンズ鏡筒である。レンズ鏡筒10
は、前群レンズL1及び後群レンズL2を有する単焦点
レンズ鏡筒であり、これら前群レンズL1及び後群レン
ズL2を光軸Oに沿って移動させることでフォーカシン
グを行う。
【0007】レンズ鏡筒10は、その後端部にマウント
部材12を有している。このマウント部材12の後端部
には、周方向に等間隔で複数のバヨネット爪12aが形
成されている。レンズ鏡筒10は、この複数のバヨネッ
ト爪12aを、カメラに設けられたレンズマウント部が
有する複数のバヨネット爪(図示せず)に係合させるこ
とでカメラ本体に装着される。
部材12を有している。このマウント部材12の後端部
には、周方向に等間隔で複数のバヨネット爪12aが形
成されている。レンズ鏡筒10は、この複数のバヨネッ
ト爪12aを、カメラに設けられたレンズマウント部が
有する複数のバヨネット爪(図示せず)に係合させるこ
とでカメラ本体に装着される。
【0008】マウント部材12の内周面には、鏡胴部材
14が固定されている。この鏡胴部材14は、光軸Oと
直交する方向に延びる環状部14aと、この環状部14
aの外周縁部から後方に延びかつマウント部材12の内
周面に固定された後方筒状部14bと、環状部14aの
内周縁部から前方に延びる前方筒状部14cとからなっ
ている。
14が固定されている。この鏡胴部材14は、光軸Oと
直交する方向に延びる環状部14aと、この環状部14
aの外周縁部から後方に延びかつマウント部材12の内
周面に固定された後方筒状部14bと、環状部14aの
内周縁部から前方に延びる前方筒状部14cとからなっ
ている。
【0009】前方筒状部14c上には、フォーカス駆動
環(フォーカスレンズ駆動環)16が回動自在に嵌めら
れている。より詳細には、前方筒状部14cの外周面に
細密ねじ14dが形成されており、この細密ねじ14d
に、フォーカス駆動環16の内周面に形成された細密ね
じ16aが螺合されている。フォーカス駆動環16は、
細密ねじ16aと細密ねじ14dの作用により、前方筒
状部14cに対して回動自在でありかつ1回転当たりの
光軸O方向での移動量は極めて小さい。また、フォーカ
ス駆動環16には、ねじ18を介してMF操作リング2
0が固定されている。よって、MF操作リング20とフ
ォーカス駆動環16は一体に回動可能となっている。
環(フォーカスレンズ駆動環)16が回動自在に嵌めら
れている。より詳細には、前方筒状部14cの外周面に
細密ねじ14dが形成されており、この細密ねじ14d
に、フォーカス駆動環16の内周面に形成された細密ね
じ16aが螺合されている。フォーカス駆動環16は、
細密ねじ16aと細密ねじ14dの作用により、前方筒
状部14cに対して回動自在でありかつ1回転当たりの
光軸O方向での移動量は極めて小さい。また、フォーカ
ス駆動環16には、ねじ18を介してMF操作リング2
0が固定されている。よって、MF操作リング20とフ
ォーカス駆動環16は一体に回動可能となっている。
【0010】フォーカス駆動環16は、その前端部に光
軸Oと平行に延びる縮径筒状部16bを一体に有してい
る。この縮径筒状部16bの内周面には雌ヘリコイド1
6cが形成されており、この雌ヘリコイド16cにはレ
ンズ枠固定筒(レンズ支持環)22に形成された雄ヘリ
コイド22aが螺合されている。
軸Oと平行に延びる縮径筒状部16bを一体に有してい
る。この縮径筒状部16bの内周面には雌ヘリコイド1
6cが形成されており、この雌ヘリコイド16cにはレ
ンズ枠固定筒(レンズ支持環)22に形成された雄ヘリ
コイド22aが螺合されている。
【0011】レンズ枠固定筒22は、その内方に前群レ
ンズL1及び後群レンズL2を支持するもので、外周面
に上記雄ヘリコイド22aが形成された筒状胴部22b
と、前端部に一体に設けられた筒状部24と、後端部に
一体に設けられたフランジ部26とを有している。筒状
部24は、筒状胴部22bよりも大径であり、筒状胴部
22bの前端部外周面上に固定されかつ光軸Oと直交す
る方向に延びる環状部23を介して筒状胴部22bに一
体に形成されている。筒状部24の前端部内周面には、
フィルターやレンズフード等のレンズアクセサリー(図
示せず)を装着するための雌ねじ24aが形成されてい
る。
ンズL1及び後群レンズL2を支持するもので、外周面
に上記雄ヘリコイド22aが形成された筒状胴部22b
と、前端部に一体に設けられた筒状部24と、後端部に
一体に設けられたフランジ部26とを有している。筒状
部24は、筒状胴部22bよりも大径であり、筒状胴部
22bの前端部外周面上に固定されかつ光軸Oと直交す
る方向に延びる環状部23を介して筒状胴部22bに一
体に形成されている。筒状部24の前端部内周面には、
フィルターやレンズフード等のレンズアクセサリー(図
示せず)を装着するための雌ねじ24aが形成されてい
る。
【0012】筒状胴部22bの前端部内周面には、雌ね
じ22cが形成されている。この雌ねじ22cには、前
群レンズ支持筒28の外周面に形成された雄ねじ28a
が螺合されている。前群レンズ支持筒28の内周面に
は、前群レンズL1が固定されている。
じ22cが形成されている。この雌ねじ22cには、前
群レンズ支持筒28の外周面に形成された雄ねじ28a
が螺合されている。前群レンズ支持筒28の内周面に
は、前群レンズL1が固定されている。
【0013】フランジ部26は、レンズ枠固定筒22の
内方に向かって光軸Oと直交する方向に延びており、そ
の内周縁部に雌ねじ26aが形成されている。この雌ね
じ26aには、後群レンズ支持筒30の外周面に形成さ
れた雄ねじ30aが螺合されている。後群レンズ支持筒
30の内周面には、後群レンズL2が固定されている。
内方に向かって光軸Oと直交する方向に延びており、そ
の内周縁部に雌ねじ26aが形成されている。この雌ね
じ26aには、後群レンズ支持筒30の外周面に形成さ
れた雄ねじ30aが螺合されている。後群レンズ支持筒
30の内周面には、後群レンズL2が固定されている。
【0014】フランジ部26の後面には、ねじ32を介
して直進案内爪34が固定されている。この直進案内爪
34は、鏡胴部材14の前方筒状部14cの内周面に形
成された、光軸Oと平行な方向に延びる直進案内溝14
eに嵌っている。したがって、レンズ枠固定筒22は、
MF操作リング20を所定の一方向に回転すると雌ヘリ
コイド16cと雄ヘリコイド22aの関係及び直進案内
溝14eと直進案内爪34の関係によって光軸O前方に
移動し、MF操作リング20を他方向に回転すると、同
じく雌ヘリコイド16cと雄ヘリコイド22aの関係及
び直進案内溝14eと直進案内爪34の関係によって光
軸O後方に移動する。
して直進案内爪34が固定されている。この直進案内爪
34は、鏡胴部材14の前方筒状部14cの内周面に形
成された、光軸Oと平行な方向に延びる直進案内溝14
eに嵌っている。したがって、レンズ枠固定筒22は、
MF操作リング20を所定の一方向に回転すると雌ヘリ
コイド16cと雄ヘリコイド22aの関係及び直進案内
溝14eと直進案内爪34の関係によって光軸O前方に
移動し、MF操作リング20を他方向に回転すると、同
じく雌ヘリコイド16cと雄ヘリコイド22aの関係及
び直進案内溝14eと直進案内爪34の関係によって光
軸O後方に移動する。
【0015】マウント部材12とMF操作リング20の
間には、マウント部材12に固定された外筒部材36が
設けられている。この外筒部材36には、その外周面上
の所定箇所に、手動にてスライド操作されるAF/MF
切替スイッチ操作部38が円周方向にスライド移動可能
に備わっている。AF/MF切替スイッチ操作部38が
図3に示す一方のスライド位置(MF選択位置)に位置
されるときはMFモードが選択され、図4に示す他方の
スライド位置(AF選択位置)に位置されるときはAF
モードが選択される。このAF/MF切替スイッチ操作
部38には、レンズ鏡筒10内部に設けられた所定のパ
ターンを有する基板(図示せず)に対して摺接する接点
ブラシ(図示せず)が固定されている。レンズ鏡筒10
がカメラ(図示せず)に装着されている状態において、
このパターン基板に対する接点ブラシの接触位置に応じ
て、レンズ鏡筒10とカメラの両方に設けられた接点ピ
ン(図示せず)等を介して、AFモードとMFモードの
いずれを選択しているかの情報がカメラ側に電気的に伝
達される。
間には、マウント部材12に固定された外筒部材36が
設けられている。この外筒部材36には、その外周面上
の所定箇所に、手動にてスライド操作されるAF/MF
切替スイッチ操作部38が円周方向にスライド移動可能
に備わっている。AF/MF切替スイッチ操作部38が
図3に示す一方のスライド位置(MF選択位置)に位置
されるときはMFモードが選択され、図4に示す他方の
スライド位置(AF選択位置)に位置されるときはAF
モードが選択される。このAF/MF切替スイッチ操作
部38には、レンズ鏡筒10内部に設けられた所定のパ
ターンを有する基板(図示せず)に対して摺接する接点
ブラシ(図示せず)が固定されている。レンズ鏡筒10
がカメラ(図示せず)に装着されている状態において、
このパターン基板に対する接点ブラシの接触位置に応じ
て、レンズ鏡筒10とカメラの両方に設けられた接点ピ
ン(図示せず)等を介して、AFモードとMFモードの
いずれを選択しているかの情報がカメラ側に電気的に伝
達される。
【0016】外筒部材36には、この外筒部材36の内
方に向かって光軸Oと直交する方向に延びるフランジ部
36aが一体に形成されている。このフランジ部36a
の内周縁部36bは、フォーカス駆動環16の外周面1
6dに接触しない極めて近接した位置に位置されてい
る。
方に向かって光軸Oと直交する方向に延びるフランジ部
36aが一体に形成されている。このフランジ部36a
の内周縁部36bは、フォーカス駆動環16の外周面1
6dに接触しない極めて近接した位置に位置されてい
る。
【0017】鏡胴部材14の環状部14aの所定箇所に
は、光軸Oと平行な方向に延びる孔14fが穿設されて
おり、この孔14fには、シャフト40が挿通されてい
る。このシャフト40の前端40aは、フランジ部36
aの対応する箇所に形成された孔36cに嵌められ支持
されている。またシャフト40の前端部には、環状部1
4aとフランジ部36aの間の空間に位置させて、ピニ
オン42が固定されている。このピニオン42は、フォ
ーカス駆動環16の外周面16d後端部に形成された円
周ギヤ16eと噛合している。
は、光軸Oと平行な方向に延びる孔14fが穿設されて
おり、この孔14fには、シャフト40が挿通されてい
る。このシャフト40の前端40aは、フランジ部36
aの対応する箇所に形成された孔36cに嵌められ支持
されている。またシャフト40の前端部には、環状部1
4aとフランジ部36aの間の空間に位置させて、ピニ
オン42が固定されている。このピニオン42は、フォ
ーカス駆動環16の外周面16d後端部に形成された円
周ギヤ16eと噛合している。
【0018】レンズ鏡筒10は、レンズ鏡筒10の後端
部からその後端部44aを露出させた、光軸Oと平行な
方向に延びる駆動シャフト44を有しており、シャフト
40は、クラッチ機構60(図5、図6)を介してこの
駆動シャフト44に接続されている。レンズ鏡筒10が
カメラ(図示せず)に装着されているとき、駆動シャフ
ト44には、AF時、カメラ側に設けられたAFモータ
(図示せず)からの回動力が伝達される。
部からその後端部44aを露出させた、光軸Oと平行な
方向に延びる駆動シャフト44を有しており、シャフト
40は、クラッチ機構60(図5、図6)を介してこの
駆動シャフト44に接続されている。レンズ鏡筒10が
カメラ(図示せず)に装着されているとき、駆動シャフ
ト44には、AF時、カメラ側に設けられたAFモータ
(図示せず)からの回動力が伝達される。
【0019】図5及び図6は、クラッチ機構60を示し
ている。シャフト40の後端部上には、前端部にクラッ
チ爪41aを一体に有するクラッチピニオン41が、シ
ャフト40上を軸方向に沿ってスライド移動可能に設け
られている。このクラッチピニオン41は、駆動シャフ
ト44に固定されたピニオン45と常時噛合している。
またシャフト40は、環状部14aの後方に位置させ
て、クラッチピニオン41のクラッチ爪41aと係合可
能なクラッチ爪43を一体に有している。
ている。シャフト40の後端部上には、前端部にクラッ
チ爪41aを一体に有するクラッチピニオン41が、シ
ャフト40上を軸方向に沿ってスライド移動可能に設け
られている。このクラッチピニオン41は、駆動シャフ
ト44に固定されたピニオン45と常時噛合している。
またシャフト40は、環状部14aの後方に位置させ
て、クラッチピニオン41のクラッチ爪41aと係合可
能なクラッチ爪43を一体に有している。
【0020】クラッチピニオン41は、シャフト40に
沿ってレンズ鏡筒10前方(図5及び図6の左方)に向
かって移動された図6に示す係合位置にあるときは、ク
ラッチ爪41aがクラッチ爪43に係合してシャフト4
0と一体に回動可能な状態となり、シャフト40に沿っ
てレンズ鏡筒10後方に向かって移動された図5に示す
非係合位置にあるときは、クラッチ爪41aがクラッチ
爪43との係合を解除してシャフト40に対して空転状
態となる。よって、クラッチピニオン41が図6に示す
係合位置にあるときは、駆動シャフト44の回動がピニ
オン45とクラッチピニオン41を介してシャフト40
に伝達されるが、クラッチピニオン41が図5に示す非
係合位置にあるときは、駆動シャフト44の回動はシャ
フト40に伝達されない。
沿ってレンズ鏡筒10前方(図5及び図6の左方)に向
かって移動された図6に示す係合位置にあるときは、ク
ラッチ爪41aがクラッチ爪43に係合してシャフト4
0と一体に回動可能な状態となり、シャフト40に沿っ
てレンズ鏡筒10後方に向かって移動された図5に示す
非係合位置にあるときは、クラッチ爪41aがクラッチ
爪43との係合を解除してシャフト40に対して空転状
態となる。よって、クラッチピニオン41が図6に示す
係合位置にあるときは、駆動シャフト44の回動がピニ
オン45とクラッチピニオン41を介してシャフト40
に伝達されるが、クラッチピニオン41が図5に示す非
係合位置にあるときは、駆動シャフト44の回動はシャ
フト40に伝達されない。
【0021】クラッチピニオン41には、環状部14a
と平行な可動板47が、このクラッチピニオン41と一
体にシャフト40の軸方向に移動するように結合されて
いる。可動板47は、一端部が環状部14aに固定され
かつ他端部が環状部14aと平行な固定板62に固定さ
れた一対のガイドピン64によって光軸Oと平行な方向
に移動可能に案内されており、各ガイドピン64上に嵌
められかつ可動板47と固定板62の間に配設された圧
縮ばね66によって、レンズ鏡筒10前方に向かって常
時付勢されている。また可動板47には、その先端に係
合部68aが形成された、光軸Oと平行な方向に延びる
係合腕部68が固定されている。この係合腕部68の係
合部68aは、クラッチレバー58のクラッチ作動部5
8aと係合可能な位置に配置されている。
と平行な可動板47が、このクラッチピニオン41と一
体にシャフト40の軸方向に移動するように結合されて
いる。可動板47は、一端部が環状部14aに固定され
かつ他端部が環状部14aと平行な固定板62に固定さ
れた一対のガイドピン64によって光軸Oと平行な方向
に移動可能に案内されており、各ガイドピン64上に嵌
められかつ可動板47と固定板62の間に配設された圧
縮ばね66によって、レンズ鏡筒10前方に向かって常
時付勢されている。また可動板47には、その先端に係
合部68aが形成された、光軸Oと平行な方向に延びる
係合腕部68が固定されている。この係合腕部68の係
合部68aは、クラッチレバー58のクラッチ作動部5
8aと係合可能な位置に配置されている。
【0022】係合腕部68の係合部68aがクラッチレ
バー58のクラッチ作動部58aと係合しない図6に示
す状態では、クラッチピニオン41は、圧縮ばね66の
付勢力によりクラッチ爪41aをクラッチ爪43に係合
させており、係合腕部68の係合部68aがクラッチレ
バー58のクラッチ作動部58aと係合する図5に示す
状態では、クラッチ作動部58aが圧縮ばね66の付勢
力に抗して係合腕部68をレンズ鏡筒10後方に移動
し、よって可動板47が同方向に移動されるので、クラ
ッチピニオン41のクラッチ爪41aは、クラッチ爪4
3から離間する。
バー58のクラッチ作動部58aと係合しない図6に示
す状態では、クラッチピニオン41は、圧縮ばね66の
付勢力によりクラッチ爪41aをクラッチ爪43に係合
させており、係合腕部68の係合部68aがクラッチレ
バー58のクラッチ作動部58aと係合する図5に示す
状態では、クラッチ作動部58aが圧縮ばね66の付勢
力に抗して係合腕部68をレンズ鏡筒10後方に移動
し、よって可動板47が同方向に移動されるので、クラ
ッチピニオン41のクラッチ爪41aは、クラッチ爪4
3から離間する。
【0023】外筒部材36のフランジ部36aの前面に
は、ねじ46を介して可動レバー48が軸着されてい
る。この可動レバー48は、ねじ46を回動中心とし
て、光軸Oと直交する平面内で回動自在とされており、
軸着されていない側の端部48aには、係合ピン50が
固定されている。また可動レバー48の中間部分には、
光軸Oと平行な方向に延びる軸部48bが固定されてお
り、この軸部48bには、ローラー52が回動自在に嵌
められている。このローラー52は、少なくともその外
周面部分がゴム材料等の弾性材から構成されており、可
動レバー48の回動位置によってフォーカス駆動環16
の外周面16dに当接してフォーカス駆動環16に一定
の回転トルク(回転抵抗)を与える。
は、ねじ46を介して可動レバー48が軸着されてい
る。この可動レバー48は、ねじ46を回動中心とし
て、光軸Oと直交する平面内で回動自在とされており、
軸着されていない側の端部48aには、係合ピン50が
固定されている。また可動レバー48の中間部分には、
光軸Oと平行な方向に延びる軸部48bが固定されてお
り、この軸部48bには、ローラー52が回動自在に嵌
められている。このローラー52は、少なくともその外
周面部分がゴム材料等の弾性材から構成されており、可
動レバー48の回動位置によってフォーカス駆動環16
の外周面16dに当接してフォーカス駆動環16に一定
の回転トルク(回転抵抗)を与える。
【0024】外筒部材36と可動レバー48の間には、
リーフばね(付勢部材)54が設けられている。このリ
ーフばね54は、略中間部分が若干屈曲された断面くの
字形状を有している。リーフばね54は、屈曲した凸側
部分54aを外筒部材36の内周面に当接させた状態
で、一端部54bを、外筒部材36に一体に形成された
係合支持部36dに係合させ、他端部54を、可動レバ
ー48の端部48aに係合させている。このリーフばね
54は、可動レバー48の端部48aを、光軸Oに向か
う方向即ちレンズ鏡筒10の内方に向かって常時付勢し
ている。つまり、可動レバー48は、リーフばね54に
よって、ねじ46を軸として図3及び図4の時計回り方
向に常時付勢されている。
リーフばね(付勢部材)54が設けられている。このリ
ーフばね54は、略中間部分が若干屈曲された断面くの
字形状を有している。リーフばね54は、屈曲した凸側
部分54aを外筒部材36の内周面に当接させた状態
で、一端部54bを、外筒部材36に一体に形成された
係合支持部36dに係合させ、他端部54を、可動レバ
ー48の端部48aに係合させている。このリーフばね
54は、可動レバー48の端部48aを、光軸Oに向か
う方向即ちレンズ鏡筒10の内方に向かって常時付勢し
ている。つまり、可動レバー48は、リーフばね54に
よって、ねじ46を軸として図3及び図4の時計回り方
向に常時付勢されている。
【0025】AF/MF切替スイッチ操作部38は、外
筒部材36の内方に延びる延出部38aを有しており、
この延出部38aに、一対のねじ56を介して、フォー
カス駆動環16の外周面16dの形状に沿って延びるク
ラッチレバー58が固定されている。このクラッチレバ
ー58は、その一端部に係合腕部68の係合部68aと
係合可能なクラッチ作動部58aを有し、他端部に係合
ピン50と係合可能な可動レバー駆動部58bを有して
いる。クラッチ作動部58aには、係合部68aと摺接
する係合斜面58eが形成されている。可動レバー駆動
部58bには、外筒部材36に対向する側の端面に傾斜
面58cが形成されており、この傾斜面58cの上端部
には係合凹部58dが形成されている。
筒部材36の内方に延びる延出部38aを有しており、
この延出部38aに、一対のねじ56を介して、フォー
カス駆動環16の外周面16dの形状に沿って延びるク
ラッチレバー58が固定されている。このクラッチレバ
ー58は、その一端部に係合腕部68の係合部68aと
係合可能なクラッチ作動部58aを有し、他端部に係合
ピン50と係合可能な可動レバー駆動部58bを有して
いる。クラッチ作動部58aには、係合部68aと摺接
する係合斜面58eが形成されている。可動レバー駆動
部58bには、外筒部材36に対向する側の端面に傾斜
面58cが形成されており、この傾斜面58cの上端部
には係合凹部58dが形成されている。
【0026】AF/MF切替スイッチ操作部38が図6
に示すAF選択位置にあるときは、クラッチレバー58
のクラッチ作動部58aは、係合腕部68の係合部68
aとは係合しない位置にある。この状態から、AF/M
F切替スイッチ操作部38をMF選択位置にスライド移
動させると、係合部68aがクラッチ作動部58aの係
合斜面58e上を摺動しながら係合腕部68がレンズ鏡
筒10後方に向かって移動し、よってクラッチピニオン
41のクラッチ爪41aがクラッチ爪43から離間する
(図5)。
に示すAF選択位置にあるときは、クラッチレバー58
のクラッチ作動部58aは、係合腕部68の係合部68
aとは係合しない位置にある。この状態から、AF/M
F切替スイッチ操作部38をMF選択位置にスライド移
動させると、係合部68aがクラッチ作動部58aの係
合斜面58e上を摺動しながら係合腕部68がレンズ鏡
筒10後方に向かって移動し、よってクラッチピニオン
41のクラッチ爪41aがクラッチ爪43から離間する
(図5)。
【0027】またAF/MF切替スイッチ操作部38が
図3に示すMF選択位置にあるときは、クラッチレバー
58の可動レバー駆動部58bは、傾斜面58cを係合
ピン50と係合させない位置にある。この状態から、A
F/MF切替スイッチ操作部38をAF選択位置にスラ
イド移動させると、先ず傾斜面58cが係合ピン50に
係合し、続いて係合ピン50が傾斜面58c上を摺動し
ながらフォーカス駆動環16から離間する方向に移動
し、その後係合ピン50が係合凹部58dに係合する
(図4)。係合ピン50が係合凹部58dと係合するA
F選択位置では、可動レバー48は図3に示す位置から
同図の反時計回り方向に所定量回転されるため、ローラ
ー52がフォーカス駆動環16の外周面16dから離間
する。
図3に示すMF選択位置にあるときは、クラッチレバー
58の可動レバー駆動部58bは、傾斜面58cを係合
ピン50と係合させない位置にある。この状態から、A
F/MF切替スイッチ操作部38をAF選択位置にスラ
イド移動させると、先ず傾斜面58cが係合ピン50に
係合し、続いて係合ピン50が傾斜面58c上を摺動し
ながらフォーカス駆動環16から離間する方向に移動
し、その後係合ピン50が係合凹部58dに係合する
(図4)。係合ピン50が係合凹部58dと係合するA
F選択位置では、可動レバー48は図3に示す位置から
同図の反時計回り方向に所定量回転されるため、ローラ
ー52がフォーカス駆動環16の外周面16dから離間
する。
【0028】以上の構造を有するレンズ鏡筒10は、以
下のように動作する。AF/MF切替スイッチ操作部3
8がAF選択位置に位置されているときには、クラッチ
作動部58aは係合部68aに係合せず、よってピニオ
ン45に噛合するクラッチピニオン41はクラッチ爪4
1aをシャフト40のクラッチ爪41aに係合させてい
るので、カメラ側に設けられたAFモータ(図示せず)
からの回動力が駆動シャフト44、ピニオン45、クラ
ッチピニオン41、クラッチ爪41a、クラッチ爪41
a、シャフト40、ピニオン42、円周ギヤ16eを介
してフォーカス駆動環16に伝達される。このフォーカ
ス駆動環16の回動により、レンズ固定筒22が、雌ヘ
リコイド16cと雄ヘリコイド22aの関係及び直進案
内溝14eと直進案内爪34の関係によって光軸O前方
に移動し、この移動により前群レンズL1と後群レンズ
L2が光軸Oに沿って移動されてAFが行われる。
下のように動作する。AF/MF切替スイッチ操作部3
8がAF選択位置に位置されているときには、クラッチ
作動部58aは係合部68aに係合せず、よってピニオ
ン45に噛合するクラッチピニオン41はクラッチ爪4
1aをシャフト40のクラッチ爪41aに係合させてい
るので、カメラ側に設けられたAFモータ(図示せず)
からの回動力が駆動シャフト44、ピニオン45、クラ
ッチピニオン41、クラッチ爪41a、クラッチ爪41
a、シャフト40、ピニオン42、円周ギヤ16eを介
してフォーカス駆動環16に伝達される。このフォーカ
ス駆動環16の回動により、レンズ固定筒22が、雌ヘ
リコイド16cと雄ヘリコイド22aの関係及び直進案
内溝14eと直進案内爪34の関係によって光軸O前方
に移動し、この移動により前群レンズL1と後群レンズ
L2が光軸Oに沿って移動されてAFが行われる。
【0029】またAF/MF切替スイッチ操作部38が
AF選択位置に位置されているときには、クラッチレバ
ー58の可動レバー駆動部58bは、係合凹部58dに
係合ピン50を係合させて、ローラー52をフォーカス
駆動環16の外周面16dから離間させている。よっ
て、AF/MF切替スイッチ操作部38がAF選択位置
に位置されているときには、フォーカス駆動環16に
は、ローラー52による回転トルクが付加されない。
AF選択位置に位置されているときには、クラッチレバ
ー58の可動レバー駆動部58bは、係合凹部58dに
係合ピン50を係合させて、ローラー52をフォーカス
駆動環16の外周面16dから離間させている。よっ
て、AF/MF切替スイッチ操作部38がAF選択位置
に位置されているときには、フォーカス駆動環16に
は、ローラー52による回転トルクが付加されない。
【0030】AF/MF切替スイッチ操作部38を、こ
のAF選択位置に位置されている状態からMF選択位置
にスライド移動させると、クラッチ作動部58aが係合
部68aに係合してクラッチピニオン41をレンズ鏡筒
10後方に向けて移動し、この結果、クラッチ爪41a
がシャフト40のクラッチ爪41aから離間し、よって
クラッチピニオン41がシャフト40に対して空転状態
となる。よって、AF/MF切替スイッチ操作部38が
AF選択位置に位置されるときは、シャフト40と駆動
シャフト44との連結は解除される。また、このAF/
MF切替スイッチ操作部38のMF選択位置へのスライ
ド移動と同時に、クラッチレバー58の可動レバー駆動
部58bは、係合ピン50との係合を解除し、よって可
動レバー48がリーフばね54の付勢力によって図4に
示す状態から同図の時計回り方向に回転し、この結果、
ローラー52が、リーフばね54の付勢力によってフォ
ーカス駆動環16の外周面16dに圧接される。よっ
て、AF/MF切替スイッチ操作部38がMF選択位置
に位置されるときには、ローラー52によって、フォー
カスレンズ駆動環16に一定の回転トルクが付加され
る。
のAF選択位置に位置されている状態からMF選択位置
にスライド移動させると、クラッチ作動部58aが係合
部68aに係合してクラッチピニオン41をレンズ鏡筒
10後方に向けて移動し、この結果、クラッチ爪41a
がシャフト40のクラッチ爪41aから離間し、よって
クラッチピニオン41がシャフト40に対して空転状態
となる。よって、AF/MF切替スイッチ操作部38が
AF選択位置に位置されるときは、シャフト40と駆動
シャフト44との連結は解除される。また、このAF/
MF切替スイッチ操作部38のMF選択位置へのスライ
ド移動と同時に、クラッチレバー58の可動レバー駆動
部58bは、係合ピン50との係合を解除し、よって可
動レバー48がリーフばね54の付勢力によって図4に
示す状態から同図の時計回り方向に回転し、この結果、
ローラー52が、リーフばね54の付勢力によってフォ
ーカス駆動環16の外周面16dに圧接される。よっ
て、AF/MF切替スイッチ操作部38がMF選択位置
に位置されるときには、ローラー52によって、フォー
カスレンズ駆動環16に一定の回転トルクが付加され
る。
【0031】以上のように、本発明を適用したレンズ鏡
筒10によれば、MF時にはフォーカスレンズ駆動環1
6に一定の回転トルクが付加されるので、MF時におけ
るMF操作リングの操作感が向上する。またAF時には
同回転トルクはフォーカスレンズ駆動環16に付加され
ないので、カメラ側に設けられたAFモータ(図示せ
ず)に不必要な負荷を与えることがない。
筒10によれば、MF時にはフォーカスレンズ駆動環1
6に一定の回転トルクが付加されるので、MF時におけ
るMF操作リングの操作感が向上する。またAF時には
同回転トルクはフォーカスレンズ駆動環16に付加され
ないので、カメラ側に設けられたAFモータ(図示せ
ず)に不必要な負荷を与えることがない。
【0032】上記実施例ではAF/MF両用レンズ鏡筒
として、一眼レフカメラ等に装着されるAF/MF両用
レンズ鏡筒10に関して説明したが、本発明はこれに限
定されることなく、カメラボディに一体に設けられたA
F/MF両用レンズ鏡筒にも適用することができる。
として、一眼レフカメラ等に装着されるAF/MF両用
レンズ鏡筒10に関して説明したが、本発明はこれに限
定されることなく、カメラボディに一体に設けられたA
F/MF両用レンズ鏡筒にも適用することができる。
【0033】また上記実施例のAF/MF両用レンズ鏡
筒10は、カメラ側に設けられたAFモータ(図示せ
ず)によってシャフト40が駆動される構成を有してい
るが、AFモータをレンズ鏡筒10内に設ける構成とし
てもよい。
筒10は、カメラ側に設けられたAFモータ(図示せ
ず)によってシャフト40が駆動される構成を有してい
るが、AFモータをレンズ鏡筒10内に設ける構成とし
てもよい。
【0034】また上記実施例では、前群レンズL1及び
後群レンズL2を有する単焦点レンズ鏡筒として構成さ
れたAF/MF両用レンズ鏡筒10に本発明を適用して
いるが、他のレンズ構成を有する単焦点のAF/MF両
用レンズ鏡筒やズームレンズ鏡筒にも適用可能である。
後群レンズL2を有する単焦点レンズ鏡筒として構成さ
れたAF/MF両用レンズ鏡筒10に本発明を適用して
いるが、他のレンズ構成を有する単焦点のAF/MF両
用レンズ鏡筒やズームレンズ鏡筒にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明のAF/MF両用
レンズ鏡筒によれば、AF/MF切替スイッチがMF側
に切り替えられているとき、フォーカスレンズ駆動環に
一定の回転トルクを付加するトルク付加手段を設ける構
成としたので、MF時におけるMF操作リングの操作感
が向上する。
レンズ鏡筒によれば、AF/MF切替スイッチがMF側
に切り替えられているとき、フォーカスレンズ駆動環に
一定の回転トルクを付加するトルク付加手段を設ける構
成としたので、MF時におけるMF操作リングの操作感
が向上する。
【図1】本発明を適用したレンズ鏡筒の光軸より上半を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】同図に示すレンズ鏡筒の要部を分解して示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】MFが選択された状態での同要部を示す断面図
である。
である。
【図4】AFが選択された状態での同要部を示す断面図
である。
である。
【図5】MFが選択された状態でのクラッチ機構を一部
断面にして示す外観図である。
断面にして示す外観図である。
【図6】AFが選択された状態でのクラッチ機構を一部
断面にして示す外観図である。
断面にして示す外観図である。
10 AF/MF両用レンズ鏡筒 12 マウント部材 14 鏡胴部材 14e 直進案内溝 16 フォーカス駆動環(フォーカスレンズ駆動環) 20 MF操作リング 22 レンズ枠固定筒(レンズ支持環) 34 直進案内爪 36 外筒部材 38 AF/MF切替スイッチ操作部 41 クラッチピニオン 41a 43 クラッチ爪 48 可動レバー 50 係合ピン 52 ローラー 54 リーフばね(付勢手段) 58 クラッチレバー 58a クラッチ作動部 58b 可動レバー駆動部 60 クラッチ機構 L1 前群レンズ L2 後群レンズ O 光軸
Claims (4)
- 【請求項1】 フォーカスレンズ群を支持し、光軸に沿
って直進案内されたレンズ支持環と;このレンズ支持環
とヘリコイド結合され、光軸回りに回動可能に支持され
たフォーカスレンズ駆動環と;AFとMFとを手動にて
選択的に切り替えるAF/MF切替スイッチと;このA
F/MF切替スイッチがMF側に切り替えられていると
き、上記フォーカスレンズ駆動環に一定の回転トルクを
付加するトルク付加手段と;を備えたことを特徴とする
AF/MF両用レンズ鏡筒。 - 【請求項2】 請求項1において、トルク付加手段は、
AF/MF切替スイッチがMF側に切り替えられている
ときはフォーカスレンズ駆動環に接触されかつAF/M
F切替スイッチがAF側に切り替えられているときはフ
ォーカスレンズ駆動環から離間されるローラー部材を有
しているAF/MF両用レンズ鏡筒。 - 【請求項3】 請求項2において、さらに、ローラー部
材をフォーカスレンズ駆動環に向けて付勢する付勢手段
を備えており、AF/MF切替スイッチがMF側に切り
替えられているときは、ローラー部材は、この付勢手段
を介してフォーカスレンズ駆動環に弾接されるAF/M
F両用レンズ鏡筒。 - 【請求項4】 請求項2または3において、さらに、A
Fモータからの回動力を受ける駆動シャフトとフォーカ
スレンズ駆動環との間に設けられたクラッチ機構と;A
F/MF切替スイッチの移動に連動して移動されるクラ
ッチレバーと;を備え、このクラッチレバーは、AF/
MF切替スイッチがMF側に切り替えられているときは
上記クラッチ機構に係合して該クラッチ機構に上記駆動
シャフトと上記シャフトとを連結させ、AF/MF切替
スイッチがAF側に切り替えられているときは上記クラ
ッチ機構との係合を解除して該クラッチ機構に上記駆動
シャフトと上記シャフトとの連結を解除させかつローラ
ー部材をフォーカスレンズ駆動環から離間させるAF/
MF両用レンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11183295A JPH08304687A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | Af/mf両用レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11183295A JPH08304687A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | Af/mf両用レンズ鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08304687A true JPH08304687A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14571291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11183295A Pending JPH08304687A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | Af/mf両用レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08304687A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10274735A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラのレンズ装置 |
JPH11211967A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-06 | Nikon Corp | レンズ鏡筒 |
JP2003315657A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-06 | Sony Corp | 回転操作機構およびこれを用いた撮像装置 |
JP2018136438A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 株式会社リコー | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP11183295A patent/JPH08304687A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10274735A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カメラのレンズ装置 |
JPH11211967A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-06 | Nikon Corp | レンズ鏡筒 |
JP2003315657A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-06 | Sony Corp | 回転操作機構およびこれを用いた撮像装置 |
JP2018136438A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 株式会社リコー | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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