JP2020131578A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷媒体の余白部分を有効活用しつつ、余白印刷データが相違する場合におけるユーザの操作を容易化できる印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置は、サーマルヘッド10及び切断部17を備える。印刷装置は、テープ50にヘッダ部74Aを印刷する。印刷装置は、次に印刷するオブジェクト76のヘッダ部76Aと、印刷されたヘッダ部74Aとが一致するか否かを判定する。印刷装置は、ヘッダ部74A、76Aが相違すると判定した場合、テープ50のうちヘッダ部74Aが印刷された部分の上流側の端部を、切断部17により切断する。印刷装置は、オブジェクト76のヘッダ部76A及びボディ部76Bを、テープ50に印刷する。印刷装置は、ヘッダ部が一致すると判定した場合、ヘッダ部が印刷された部分の上流側にボディ部を印刷する。
【選択図】図7

Description

本発明は、印刷装置に関する。
長尺状の印刷媒体を搬送しながら印刷を行う印刷装置において、印刷部と切断部とが搬送方向に離隔することに応じて、印刷が行われない余白部分が印刷媒体に形成される場合がある。これに対し、印刷媒体の余白部分を有効利用するための技術が提案されている。特許文献1は、サーマルヘッド及びフルカッター部を備えたテープ印刷装置を開示する。フルカッター部は、サーマルヘッドに対してテープの搬送方向の下流側に位置する。テープ印刷装置は、サーマルヘッドによる通常印刷データの印刷の終了時から、印刷された通常印刷データの最終端がフルカッター部を通過するまでの間、次に印刷される通常印刷データと関連する余白印刷データを、サーマルヘッドを通過するテープに対して印刷する。これによって、テープ印刷装置は、テープに余白部分が形成されることを抑制する。
特開2005−96103号公報
例えば、印刷装置による印刷が一旦中断され、その後、別のユーザによって印刷が再開される場合がある。この場合、印刷装置の使用再開時に既に印刷されている余白印刷データを、別のユーザが常に必要とするとは限らない。従って、例えば、既に印刷されている余白印刷データを別のユーザが不要と判断した場合、余白印刷データをテープから切り離す操作が必要となり、煩わしい。
本発明の目的は、印刷媒体の余白部分を有効活用しつつ、余白印刷データが相違する場合におけるユーザの操作を容易化できる印刷装置を提供することである。
本発明に係る印刷装置は、ヘッダ部及びボディ部を有するオブジェクトを印刷媒体に印刷する印刷装置であって、所定の搬送経路に沿って前記印刷媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により、前記搬送経路に沿った方向である搬送方向の上流側から下流側に搬送される前記印刷媒体に対して前記オブジェクトを印刷する印刷部と、前記印刷部に対して前記搬送方向の前記下流側に離隔した位置に設けられ、前記印刷媒体を切断する切断部と、前記印刷部により第1オブジェクトを前記印刷媒体に印刷した後、前記印刷媒体のうち前記第1オブジェクトが印刷された部分の前記上流側の端部が、前記切断部の位置まで前記搬送部により搬送されるまでの間、第1ヘッダ部を印刷する第1印刷手段と、前記第1オブジェクトの次に印刷する第2オブジェクトの第2ヘッダ部を決定する決定手段と、前記決定手段により決定した前記第2ヘッダ部と、前記第1印刷手段により印刷された前記第1ヘッダ部とが一致するか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段により、前記第1ヘッダ部と前記第2ヘッダ部とが相違すると判定した場合、前記印刷媒体のうち前記第1ヘッダ部が印刷された部分の前記上流側の端部を前記切断部により切断する第1切断手段と、前記決定手段により決定した前記第2ヘッダ部、及び、記第2オブジェクトの第2ボディ部を、前記印刷部により前記印刷媒体に印刷する第2印刷手段と、前記第1判定手段により、前記第1ヘッダ部と前記第2ヘッダ部とが一致すると判定した場合、前記印刷部により、前記印刷媒体のうち前記第1ヘッダ部が印刷された部分の前記上流側に前記第2ボディ部を印刷する第3印刷手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置は、印刷媒体に既に印刷された第1ヘッダ部と、次に印刷する予定の第2オブジェクトの第2ヘッダ部とが相違する場合、印刷媒体のうち第1ヘッダ部が印刷された部分を切断部により切断し、且つ、第2オブジェクトの第2ヘッダ部及び第2ボディ部を印刷媒体に印刷する。この場合、ユーザは、印刷媒体のうち不要な第1ヘッダ部が印刷された部分を切断する操作を行う必要がない。このため、印刷装置は、印刷媒体のうち印刷部と切断部との間の余白部分を有効活用しつつ、既に印刷された第1ヘッダ部と第2ヘッダ部とが相違する場合でも、ユーザの操作を要することなく第2オブジェクトを印刷媒体に印刷できる。
本発明において、前記第1切断手段は、前記切断部により前記印刷媒体をフルカットしてもよい。この場合、印刷装置は、印刷媒体のうち第1ヘッダ部が印刷された部分を、第2オブジェクトが印刷される部分から切り離すことができる。
本発明において、前記第1切断手段は、前記切断部により前記印刷媒体をハーフカットしてもよい。印刷装置は、印刷媒体のうち第1ヘッダ部が印刷された部分が、第2オブジェクトが印刷される部分から切り離されることを抑制できる。この場合、印刷装置は、印刷媒体のうち切り離された部分を廃棄するユーザの手間を省くことができる。
本発明において、前記印刷媒体のうち、前記第2印刷手段により印刷された前記第2ヘッダ部と前記第2ボディ部との間の境界部を、前記切断部により切断するか判定する第2判定手段と、前記第2判定手段により、前記境界部を切断すると判定した場合、前記切断部により、前記印刷媒体の前記境界部をハーフカットする第2切断手段を更に備えてもよい。例えばユーザは、第2オブジェクトが印刷された印刷媒体を使用する場合、第2ヘッダ部と第2ボディ部とを切り離して使用したり、第2ヘッダ部と第2ボディ部とを結合させた状態で使用したりできる。従って、印刷装置は、第2オブジェクトが印刷された印刷媒体の利便性を高めることができる。
本発明において、前記ヘッダ部の少なくとも一部は印刷日時を含んでおり、前記第1判定手段は、前記第1ヘッダ部と前記第2ヘッダ部とのそれぞれに含まれる前記印刷日時が一致するか否かを判定してもよい。例えば、第1ヘッダ部が印刷媒体に印刷された日時と、次に第2ヘッダ部が印刷媒体に印刷される日時とが相違する場合がある。このような場合、印刷装置は、ユーザの操作を要することなく第2オブジェクトを印刷媒体に印刷できる。
印刷装置1の斜視図である。 印刷装置1の内部構造を模式的に示す平面図である。 印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。 ラベルの作成方法の第1例を示す図である。 ラベルの作成方法の第2例を示す図である。 ラベルの作成方法の第3例を示す図である。 ラベルの作成方法の第4例を示す図である。 設定処理のフローチャートである。 印刷処理のフローチャートである。 テーブル95Aを示す図である。 切断処理のフローチャートである。
<印刷装置1の概要>
本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。印刷装置1は、印刷媒体であるテープ50(図2参照)にオブジェクト(文字、文字列、記号、数字、図形、絵文字等)を印刷してラベルを作成可能である。以下の説明では、図1の右上側、左下側、右下側、左上側、上側、及び下側を、それぞれ、印刷装置1の右側、左側、前側、後側、上側、及び下側とする。
図1に示すように、印刷装置1は、直方体状の筐体である本体カバー2を備える。本体カバー2の上面前部には、文字列等を入力するためのキーボード3が設けられる。キーボード3は、電源スイッチ、用途キー、カーソルキー等を含む。キーボード3の後側には、各種情報を表示するディスプレイ5が設けられる。一例として、ディスプレイ5はドットマトリクスLCDである。ディスプレイ5の後側には、本体カバー2に対して開閉可能なカセットカバー6が設けられる。本体カバー2の左面後部には、印刷されたテープ50を本体カバー2の外部に排出する排出口9が設けられる。
図2に示すように、本体カバー2の内部におけるカセットカバー6(図1参照)の下側には、装着部8が設けられる。装着部8は、テープカセット30の形状に対応する凹部であり、テープカセット30を着脱可能な部位である。印刷装置1は、装着部8に装着されたテープカセット30を用いて、キーボード3を介して入力された文字列の印刷を実行する。
テープカセット30は、テープ50及びインクリボン60等を収容する箱状のカセットケース33を備える。テープ50は、基材と、基材の一方の面に粘着剤によって貼付された剥離紙とが積層されて形成される。印刷前のテープ50が巻回されたテープスプール40は、カセットケース33内の左後部で回転可能に支持される。未使用のインクリボン60が巻回されたリボンスプール42は、カセットケース33内の右前部で回転可能に支持される。なお、インクリボン60の幅とテープ50の幅とは、それぞれ等しい。リボン巻取スプール44は、テープスプール40とリボンスプール42との間で回転可能に支持される。リボン巻取スプール44は、リボンスプール42から未使用のインクリボン60を引き出すとともに、印刷に使用されたインクリボン60を巻き取る。テープ駆動ローラ46は、カセットケース33内の左前角部で回転可能に支持されて、テープスプール40から印刷前のテープ50を引き出す。
装着部8には、リボン巻取軸(図示略)、テープ駆動軸(図示略)、サーマルヘッド10、保持アーム14等が設けられる。リボン巻取軸は、リボン巻取スプール44に挿入され、テープ送りモータ23(図3参照)の駆動によって回転する。テープ駆動軸は、テープ駆動ローラ46に挿入され、テープ送りモータ23の駆動によって伝達機構(図示略)を介して回転する。サーマルヘッド10は、テープ駆動軸の右側に配置される。印刷装置1は、サーマルヘッド10を加熱することによって、未使用のインクリボン60を用いてテープ50に印刷を行う。
保持アーム14は左右方向に延び、右端にて揺動可能に支持される。保持アーム14は、本体カバー2の開閉に応じて揺動し、左端が上方に移動した印刷位置と、左端が下方に移動した退避位置との間で揺動可能である。保持アーム14は、プラテンローラ12及び挟持ローラ13を回転可能に支持する。保持アーム14が印刷位置に配置された場合、プラテンローラ12は、サーマルヘッド10との間でテープ50及びインクリボン60を互いに圧接する。挟持ローラ13は、テープ駆動ローラ46との間にテープ50を挟持する。
排出口9の近傍には、切断部17が設けられる。切断部17は、カットモータ24(図3参照)の駆動により、テープ50を所定の位置で切断する。切断部17は、フルカット又はハーフカットを選択して実行できる。フルカットは、テープ50の基材及び剥離紙を厚さ方向の全域に亘って切断する切断方法である。ハーフカットは、テープ50の基材のみ厚さ方向の全域に亘って切断し、剥離紙を切断しない切断方法である。
<印刷装置1の電気的構成>
図3を参照し、印刷装置1の電気的構成を説明する。印刷装置1は制御回路部90を備える。制御回路部90は、CPU91、ROM92、CGROM93、RAM94、フラッシュメモリ95、及び入出力インタフェース97を備え、これらがデータバス69を介して接続される。CPU91は、印刷装置1を統括制御する。ROM92は、CPU91が各種プログラムの実行時に必要な各種パラメータを記憶する。CGROM93は、内蔵フォント等を記憶する。RAM94は、テキストメモリ、印刷バッファ、後述の第1フラグ〜第4フラグ(図8参照)等を記憶する。フラッシュメモリ95は、CPU91が実行する各種プログラム等を記憶する。
入出力インタフェース97には、キーボード3、液晶駆動回路(LCDC)25、駆動回路26、27、28が接続される。LCDC25は、ディスプレイ5に表示データを出力するためのビデオRAM(図示略)を有する。駆動回路26は、サーマルヘッド10を駆動するための電子回路である。駆動回路27は、テープ送りモータ23を駆動するための電子回路である。駆動回路28は、カットモータ24を駆動するための電子回路である。
<印刷動作の概要>
装着部8にテープカセット30が装着された後、本体カバー2が閉塞される。保持アーム14が退避位置から印刷位置に移動する。プラテンローラ12は、サーマルヘッド10との間にテープ50及びインクリボン60を挟持する。インクリボン60は、テープ50とサーマルヘッド10との間に挟まれる。挟持ローラ13は、テープ駆動ローラ46との間にテープ50を挟持する。
CPU91は、駆動回路27を介してテープ送りモータ23を駆動する。これによって、リボン巻取軸及びテープ駆動軸は連動して回転する。図2に示すように、リボン巻取軸は、リボン巻取スプール44を矢印44Aの方向に回転させる。インクリボン60は、リボンスプール42から繰り出される。又、テープ駆動軸は、テープ駆動ローラ46を矢印46Aの方向に回転させる。テープ50は、テープスプール40から繰り出され、所定の搬送経路Pに沿って搬送される。以下、搬送経路Pに沿った方向を、搬送方向という。搬送方向のうち、テープスプール40に近接する側を上流側といい、上流側と反対側を下流側という。
プラテンローラ12は、テープ駆動ローラ46によりテープ50が搬送されることに応じて回転する。プラテンローラ12は、繰り出されたテープ50をサーマルヘッド10側に押し付ける。CPU91は、サーマルヘッド10の複数の発熱素子に対して通電する。複数の発熱素子が通電に応じて発熱することによって、インクリボン60のインクが、テープ50に転写される。以下、サーマルヘッド10の複数の発熱素子が通電により発熱することを、サーマルヘッド10が加熱されるという。インクリボン60のインクは、テープ駆動ローラ46により搬送経路Pに沿って上流側から下流側に搬送されるテープ50に繰り返し転写される。これによって、テープ50にオブジェクトが印刷される。
挟持ローラ13は、テープ駆動ローラ46によりテープ50が搬送されることに応じて回転する。テープ駆動ローラ46及び挟持ローラ13は、オブジェクトが印刷されたテープ50を、搬送方向の下流側に設けられた排出口9に向けて搬送する。切断部17は、サーマルヘッド10及びテープ駆動ローラ46に対して搬送方向の下流側に離隔した位置、より詳細には、サーマルヘッド10に対して搬送方向の下流側に距離L分離隔した位置に設けられる。CPU91は、駆動回路28を介してカットモータ24を駆動する。切断部17は、オブジェクトが印刷されたテープ50をフルカットし、テープカセット30から切り離す。オブジェクトが印刷され且つテープカセット30から切り離されたテープ50は、ラベルに対応する。ラベルは、排出口9から排出される。使用済みのインクリボン60は、リボン巻取スプール44に巻き取られる。
<印刷動作の詳細>
図4〜図7を参照し、印刷装置1による印刷動作の詳細について説明する。図4(D)に示すように、印刷装置1では、ヘッダ部7A及びボディ部7Bを有するオブジェクト7(オブジェクト71、・・・)が繰り返し印刷される。ヘッダ部7A及びボディ部7Bは、搬送方向に沿って配列される。ヘッダ部7Aには、オブジェクト7の印刷日時に関する情報「作業日 19/01/09」が含まれる。ボディ部7Bには、オブジェクト7の具体的な内容に関する情報「配線A⇒配線B」が含まれる。ヘッダ部7Aはボディ部7Bよりも下流側に配置される。ヘッダ部7Aの搬送方向の長さよりも、ボディ部7Bの搬送方向の長さの方が長い。本実施形態では、説明を容易とするため、ヘッダ部7Aの搬送方向の長さと、印刷装置1のサーマルヘッド10と切断部17との間の搬送方向の距離Lとが同一であることを前提とする。なお、本発明は、ヘッダ部7Aの搬送方向の長さと距離Lとが相違する場合にも適用可能である。
印刷装置1は、オブジェクト7の印刷回数(以下、指定回数という。)を指定した印刷指示がキーボード3(図1参照)を介して入力された場合、オブジェクト7を指定回数繰り返し印刷する印刷動作を開始する。印刷装置1は、オブジェクト7の印刷が指定回数繰り返された場合、印刷動作を終了する。以下、オブジェクト7を繰り返し印刷する印刷動作を、Jobという。又、印刷指示が繰り返し入力されることによってJobが繰り返し実行される場合、各Jobを、Job(1)、Job(2)・・・のように表記する。
図4(A)に示すように、印刷装置1によるJob(1)の開始時点で、サーマルヘッド10と切断部17との間に、印刷がされていないテープ50の一部(余白部分5Aという。)が配置される場合がある。テープ50の余白部分5Aに対するサーマルヘッド10による印刷は、テープ50が搬送方向に沿って下流側から上流側に向けて搬送されない限り、実行できない。このため印刷装置1は、オブジェクト7の印刷により作成されるラベルの先頭に余白部分5Aが付加されないように、次のようにJob(1)を実行する。
印刷装置1は、テープ50を下流側に搬送しながら、サーマルヘッド10を加熱する。これにより、図4(B)に示すように、オブジェクト71のヘッダ部71Aをテープ50に印刷する。ヘッダ部71Aの搬送方向の長さは距離Lと同一であるので、ヘッダ部71Aの印刷が完了した時点で、テープ50は下流側に距離L搬送された状態となる。このとき、余白部分5Aの上流側の端部、及び、ヘッダ部71Aが印刷された部分の下流側の端部のそれぞれの位置(以下、余白部分5Aとヘッダ部71Aとの境界部81という。)と、切断部17の位置とは一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、切断部17によりテープ50の境界部81をフルカットする。これによって、図4(C)に示すように、テープ50の余白部分5Aはテープカセット30から切り離される。
印刷装置1は、テープ50の下流側への搬送を再開する。印刷装置1は、テープ50を下流側に搬送しながら、サーマルヘッド10を加熱する。これにより、図4(D)に示すように、印刷装置1は、オブジェクト71のボディ部71Bをテープ50に印刷する。ボディ部71Bの印刷が完了した後、更に印刷装置1は、図4(E)に示すように、テープ50の下流側への搬送状態を継続しつつ、サーマルヘッド10を加熱して次のオブジェクト72のヘッダ部72Aをテープ50に印刷する。ヘッダ部72Aの印刷が完了した時点で、オブジェクト71のボディ部71Bが印刷された部分の上流側の端部、及び、オブジェクト72のヘッダ部72Aが印刷された部分の下流側の端部のそれぞれの位置(以下、ボディ部71Bとヘッダ部72Aとの境界部82という。)と、切断部17の位置とは一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、切断部17によりテープ50の境界部82をフルカットする。これによって、図4(F)に示すように、テープ50のうちオブジェクト71が印刷された部分は、テープカセット30から切り離される。以上により、オブジェクト71が印刷されたラベル5Bが作成される。
印刷装置1は、以上のようなオブジェクト7の印刷動作を、指定回数分繰り返す。図5(A)は、オブジェクト7の印刷動作が指定回数分繰り返された直後の状態を示す。このとき印刷装置1は、図5(B)に示すように、更にテープ50を距離L搬送しながらサーマルヘッド10を加熱し、ヘッダ部74Aをテープ50に印刷する。ヘッダ部74Aの印刷が完了した時点で、オブジェクト73のボディ部73Bが印刷された部分の上流側の端部、及び、ヘッダ部74Aが印刷された部分の下流側の端部のそれぞれの位置(以下、ボディ部73Bとヘッダ部74Aとの境界部84という。)と、切断部17の位置とは一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、図5(C)に示すように、切断部17によりテープ50をフルカットする。これによって、テープ50のうちオブジェクト73が印刷された部分は、テープカセット30から切り離される。以上により、オブジェクト73が印刷されたラベル5Cが作成される。又、インクリボン60のうちサーマルヘッド10と切断部17との間に、ヘッダ部74Aが印刷された部分が配置される。
なお、印刷装置1は、オブジェクト7のヘッダ部7Aとボディ部7Bとの間の境界部が切断部17によりハーフカットされるように設定することもできる。この設定がされた場合、印刷装置1は次のように動作する。印刷装置1は、オブジェクト71のヘッダ部71Aをテープ50に印刷し、次いで、オブジェクト71のボディ部71Bの印刷を開始する。ボディ部71Bの印刷の途中で、図5(D)に示すように、オブジェクト71のヘッダ部71Aが印刷された部分の上流側の端部、及び、オブジェクト71のボディ部71Bが印刷された部分の下流側の端部のそれぞれの位置(以下、ヘッダ部71Aとボディ部71Bとの境界部81Aという。)と、切断部17の位置とが一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、切断部17によりテープ50の境界部81Aをハーフカットする。
印刷装置1は、テープ50の搬送を再開する。図5(E)に示すように、印刷装置1は、オブジェクト71のボディ部71Bをテープ50に印刷する。ボディ部71Bの印刷が完了した後、更に印刷装置1は、図5(F)に示すように、次のオブジェクト72のヘッダ部72Aをテープ50に印刷する。ヘッダ部72Aの印刷が完了した時点で、ボディ部71Bとヘッダ部72Aとの境界部82と切断部17の位置とは一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、切断部17によりテープ50の境界部82をフルカットする。これによって、テープ50のうちオブジェクト71が印刷された部分は、テープカセット30から切り離される。以上により、ヘッダ部71Aとボディ部71Bとの境界部81Aにハーフカットが形成されたラベル5Bが作成される。
印刷装置1は、上記のようにJob(1)が実行された後、次の印刷指示がキーボード3(図1参照)を介して入力された場合、Job(2)を開始する。ここで図6(A)、図7(A)、示すように、Job(2)の開始時点で、サーマルヘッド10と切断部17との間に、ヘッダ部74Aが印刷された部分が配置されている(図5(C)参照)。この場合、印刷装置1は、Job(1)を開始した場合と異なり、Job(2)を以下のように実行する。
はじめに、Job(2)において印刷されるオブジェクト7のヘッダ部7Aが、Job(1)において既に印刷されたオブジェクト7のヘッダ部7Aと一致する場合について、図6を参照して説明する。
印刷装置1は、テープ50を下流側に搬送しながら、サーマルヘッド10を加熱する。これにより、図6(B)に示すように、印刷装置1は、オブジェクト74のボディ部74Bをテープ50に印刷する。Job(1)の場合と異なり、テープ50に余白部分5A(図4(A)参照)がないので、余白部分5Aをテープカセット30から切り離すための動作(図4(C)参照)は不要となる。ボディ部74Bの印刷が完了した後、更に印刷装置1は、図6(C)に示すように、テープ50の下流側への搬送を継続しつつ、サーマルヘッド10を加熱して次のオブジェクト75のヘッダ部75Aをテープ50に印刷する。ヘッダ部75Aの印刷が完了した時点で、オブジェクト74のボディ部74Bが印刷された部分の上流側の端部、及び、オブジェクト75のヘッダ部75Aが印刷された部分の下流側の端部のそれぞれの位置(以下、ボディ部74Bとヘッダ部75Aとの境界部85という。)と、切断部17の位置とは一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、切断部17によりテープ50の境界部85をフルカットする。これによって、図6(D)に示すように、テープ50のうちオブジェクト74が印刷された部分は、テープカセット30から切り離される。以上により、オブジェクト74が印刷されたラベル5Dが作成される。印刷装置1は、以上のようなオブジェクト7の印刷動作を、指定回数分繰り返す。
次に、Job(2)において印刷されるオブジェクト7のヘッダ部7Aが、Job(1)において既に印刷されたオブジェクト7のヘッダ部7Aと相違する場合について、図7を参照して説明する。図7では、ヘッダ部7Aに含まれる印刷日時が、「作業日 19/01/09」から「作業日 19/01/10」に変更されている。このような場合の具体例として、Job(1)とJob(2)とのそれぞれが実行される日付が変更された場合が挙げられる。
Job(2)の開始時点で既に印刷されたヘッダ部74Aは、ヘッダ部76Aを有するオブジェクト76が印刷されるJob(2)において不要である。このため、印刷装置1は、図7(B)に示すように、テープ50を下流側に搬送しながら、オブジェクト76のヘッダ部76Aをテープ50に印刷する。ヘッダ部76Aの印刷が完了した時点で、テープ50は下流側に距離L搬送された状態となる。このとき、ヘッダ部74Aが印刷された部分の上流側の端部、及び、ヘッダ部76Aが印刷された部分の下流側の端部のそれぞれの位置(以下、ヘッダ部74Aとヘッダ部76Aとの境界部86という。)と、切断部17の位置とは一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、切断部17によりテープ50の境界部86をフルカットする。これによって、図7(C)に示すように、テープ50のうちヘッダ部74Aが印刷された部分は、テープカセット30から切り離される。
印刷装置1は、テープ50の下流側への搬送を再開し、サーマルヘッド10を加熱する。これにより、図7(D)に示すように、印刷装置1は、オブジェクト76のボディ部76Bをテープ50に印刷する。ボディ部76Bの印刷が完了した後、更に印刷装置1は、図6(E)に示すように、テープ50の下流側への搬送を継続しつつ、サーマルヘッド10を加熱して次のオブジェクト77のヘッダ部77Aをテープ50に印刷する。ヘッダ部77Aの印刷が完了した時点で、オブジェクト76のボディ部76Bが印刷された部分の上流側の端部、及び、オブジェクト77のヘッダ部77Aが印刷された部分の下流側の端部のそれぞれの位置(以下、ボディ部76Bとヘッダ部77Aとの境界部87という。)と、切断部17の位置とは一致する。印刷装置1は、テープ50の搬送を停止し、切断部17によりテープ50の境界部87をフルカットする。これによって、図7(F)に示すように、テープ50のうちオブジェクト76が印刷された部分は、テープカセット30から切り離される。以上により、オブジェクト74が印刷されたラベル5Eが作成される。印刷装置1は、以上のようなオブジェクト7の印刷動作を、指定回数分繰り返す。
<設定処理>
図8を参照し、印刷装置1のCPU91によって実行される設定処理について説明する。設定処理は、オブジェクトの印刷を実行するために必要な設定情報を設定するための処理である。CPU91は、Jobの実行中において各オブジェクト7の印刷が開始される直前の各タイミングで、フラッシュメモリ95に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、設定処理を開始する。設定処理は、Jobにおいて印刷されるオブジェクト7毎に実行される。例えば、Jobの開始直後に印刷されるオブジェクト7に関する設定情報を設定するための設定処理は、Jobの開始直後であってオブジェクト7の印刷が開始される前のタイミングで実行される。又、Jobの実行中において2回目以降に印刷されるオブジェクト7に関する設定情報を設定するための設定処理は、直前のオブジェクト7の印刷が完了する前までに実行される。
以下、第1オブジェクト、及び、第1オブジェクトの次に印刷される第2オブジェクトを定義する。第2オブジェクトは、設定処理による設定情報の設定の対象となるオブジェクト、即ち、設定処理の完了後に印刷されるオブジェクトである。第1オブジェクトは、第2オブジェクトの直前に印刷されたオブジェクトである。第2オブジェクトがJobの開始直後に印刷されるオブジェクト7である場合、前回のJobの最後に印刷されたオブジェクト7が第1オブジェクトに対応する。第1オブジェクトのヘッダ部を第1ヘッダ部といい、ボディ部を第1ボディ部という。第2オブジェクトのヘッダ部を第2ヘッダ部といい、ボディ部を第2ボディ部という。
図8に示すように、CPU91は、第2オブジェクトの第2ヘッダ部として印刷される情報(以下、第2ヘッダ部情報という。)を取得する(S11)。なお、第2オブジェクトが第2ボディ部のみで形成され、第2ヘッダ部を含んでいない場合、第2ヘッダ部情報は取得されない。
CPU91は、第2オブジェクトを印刷する場合において第2ヘッダ部を印刷するか否か判定する(S13)。CPU91は、S11の処理によって第2ヘッダ部情報が取得された場合、第2ヘッダ部を印刷すると判定する(S13:YES)。CPU91は、第1フラグとして1を設定する(S15)。CPU91は、処理をS19に進める。一方、CPU91は、S11の処理によって第2ヘッダ部情報が取得されない場合、第2ヘッダ部を印刷しないと判定する(S13:NO)。CPU91は、第1フラグとして0を設定する(S17)。CPU91は、処理をS19に進める。
CPU91は、第1オブジェクトの第1ヘッダ部が印刷済みの状態であるか否かを判定する(S19)。例えば図4(F)、図6(A)、図7(A)に示すように、第2オブジェクトがJobの開始直後に印刷されるオブジェクトであって、前回のJobの最後に第1ヘッダ部の印刷を実行している場合、CPU91は、第1オブジェクトの第1ヘッダ部が印刷済みの状態であると判定する(S19:YES)。又、例えば図4(A)に示すように、第2オブジェクトがJobの開始直後に印刷されるオブジェクトであって、サーマルヘッド10と切断部17との間に余白部分5Aが形成されている場合、CPU91は、第1オブジェクトの第1ヘッダ部が印刷済みの状態であると判定する(S19:YES)。即ち、CPU91は、第2オブジェクトがJobの開始直後に印刷されるオブジェクトである場合、第1オブジェクトの第1ヘッダ部が印刷済みの状態であると判定する(S19:YES)。CPU91は、第2フラグとして1を設定する(S21)。CPU91は、処理をS25に進める。
一方、CPU91は、例えば図4(D)、図5(A)、図6(B)、図7(D)に示すように、第2オブジェクトがJobにおいて2回目以降に印刷されるオブジェクトである場合、第1オブジェクトの第1ヘッダ部が印刷済みでないと判定する(S19:NO)。CPU91は、第2フラグとして0を設定する(S23)。CPU91は、処理をS25に進める。
CPU91は、S19において第1ヘッダ部が印刷済みであると判定した場合、第1ヘッダ部として印刷された情報(以下、第1ヘッダ部情報という。)を取得する。なお、例えば図4(A)に示すように余白部分5Aが形成されている場合、余白であることを示す第1ヘッダ部情報が取得される。CPU91は、取得された第1ヘッダ部情報と、S11の処理によって取得された第2ヘッダ部情報とが一致するか判定する(S25)。より詳細には、CPU91は、第1ヘッダ部と第2ヘッダ部とのそれぞれに含まれる印刷日時が一致するか判定する。CPU91は、例えば図6(A)に示すように、第1ヘッダ部情報と第2ヘッダ部情報とがそれぞれ「作業日 19/1/09」で一致すると判定した場合(S25:YES)、第3フラグとして1を設定する(S27)。CPU91は、処理をS31に進める。
一方、CPU91は、例えば図4(A)、図7(A)に示すように、第1ヘッダ部情報と第2ヘッダ部情報とが相違すると判定された場合(S25:NO)、第3フラグとして0を設定する(S29)。CPU91は、処理をS31に進める。又、CPU91は、例えば図4(D)、図5(A)、図6(B)、図7(D)に示すように、第2オブジェクトがJobにおいて2回目以降に印刷されるオブジェクトであり、第1オブジェクトの第1ヘッダ部が印刷済みでないと判定されている(S19:NO)場合、第1ヘッダ部情報と第2ヘッダ部情報とが相違すると判定する(S25:NO)。CPU91は、第3フラグとして0を設定する(S29)。CPU91は、処理をS31に進める。
CPU91は、第2ヘッダ部と第2ボディ部との間の境界部を、切断部17によりハーフカットするか判定する(S31)。例えば図5(D)〜(F)に示すように、ヘッダ部71Aとボディ部71Bとの境界部81Aをハーフカットするための設定操作が、キーボード3を介して予め入力されている場合、CPU91は、第2ヘッダ部と第2ボディ部との間の境界部をハーフカットすると判定する(S31:YES)。CPU91は、第4フラグとして1を設定する(S33)。CPU91は、処理をS37に進める。一方、CPU91は、ハーフカットするための設定操作が入力されていない場合、第2ヘッダ部と第2ボディ部との間の境界部をハーフカットしないと判定する(S31:NO)。CPU91は、第4フラグとして0を設定する(S35)。CPU91は、処理をS37に進める。
CPU91は、後述の印刷処理(図9参照)を開始することによって、第2オブジェクトの印刷を開始する(S37)。CPU91は、Jobのすべてのオブジェクトの印刷が完了したか判定する(S39)。CPU91は、Jobにおいて印刷が完了していないオブジェクトが残っている場合(S39:NO)、処理をS11に戻す。CPU91は、次のオブジェクトの印刷に関する設定情報を設定するため、S11〜S37の処理を繰り返す。CPU91は、Jobのすべてのオブジェクトの印刷が完了したと判定した場合(S39:YES)、設定処理を終了させる。
<印刷処理>
図9及び図10を参照し、印刷装置1のCPU91によって実行される印刷処理について説明する。CPU91は、設定処理(図8参照)のS37の処理が実行された場合、フラッシュメモリ95に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、印刷処理を開始する。CPU91は、設定処理によって設定された第1フラグ〜第4フラグに基づき、図10に示すテーブル95Aにより特定される印刷設定951に基づいて動作条件を判断し、印刷処理の各ステップを実行する。印刷設定951は、ヘッダ部の印刷が必要か否かを示す。印刷設定951において1が格納されている場合、ヘッダ部の印刷が必要であることを示し、0が格納されている場合、ヘッダ部の印刷が不要であることを示す。
図9に示すように、CPU91は、テーブル95Aのうち設定処理によって設定された第1フラグ〜第4フラグに対応する印刷設定951の情報を抽出し、ヘッダ部の印刷が必要か否か判定する(S51)。CPU91は、抽出した情報が1である場合、ヘッダ部の印刷が必要であると判定する(S51:YES)。この場合、CPU91は、テープ送りモータ23の駆動によりリボン巻取軸及びテープ駆動軸を連動して回転させ、テープ50を下流側に搬送する。CPU91は、設定処理(図8参照)のS11の処理によって取得された第2ヘッダ部情報に基づき、サーマルヘッド10を加熱する。これにより、CPU91は、第2ヘッダ部をテープ50に印刷する(S53)。CPU91は、処理をS55に進める。一方、CPU91は、テーブル95Aから抽出された印刷設定951の情報が0である場合、ヘッダ部の印刷が不要であると判定する(S51:NO)。この場合、CPU91は、処理をS55に進める。
CPU91は、Jobのすべてのオブジェクトの印刷が終了したか判定する(S55)。CPU91は、Jobにおいて印刷が完了していないオブジェクトが残っている場合(S55:NO)、第2ボディ部をテープ50に印刷する(S57)。CPU91は、印刷処理を終了させる。一方、CPU91は、Jobのすべてのオブジェクトの印刷が終了したと判定した場合(S55:YES)、印刷処理を終了させる。
例えば、Job(1)の最後に第2オブジェクトが印刷される場合に実行される印刷処理であって、設定処理(図8参照)によって、第1フラグ:1(第2ヘッダ部印刷)、第2フラグ:0(第1ヘッダ部印刷済みでない)、第3フラグ:0(第1ヘッダ部と第2ヘッダ部相違)、第4フラグ:0(第2ヘッダ部と第2ボディ部との間切断不要)が設定された場合を例示する。この場合、図10に示すように、テーブル95Aのうち対応する印刷設定951の情報として、1が抽出される(枠W1参照)。
この場合、図9に示すように、CPU91は、S51の処理において第2ヘッダ部の印刷が必要と判定する(S51:YES)。CPU91は、例えば図5(A)(B)に示すように、前回の印刷処理によって第1オブジェクト(オブジェクト73)がテープ50に印刷された(図5(A))状態で、テープ50のうち第1オブジェクト(オブジェクト73)が印刷された部分の上流側の端部(境界部84)が、切断部17の位置に到達するまで、テープ50を下流側に搬送させる。同時に、CPU91は、第1オブジェクト(オブジェクト73)の第1ヘッダ部(ヘッダ部73A)と同じ情報を有するヘッダ部74Aを、第2ヘッダ部としてテープ50に印刷する(S53)。
又例えば、上記のように実行されたJob(1)の後に続けてJob(2)が実行される場合において、最初に第2オブジェクトが印刷される場合に実行される印刷処理を例示する。更に、Job(1)の最後に印刷されたヘッダ部と、Job(2)の最初に印刷される予定のヘッダ部とで、含まれる印刷日時が同一であったとする(図6(A)参照)。この場合、設定処理(図8参照)によって、第1フラグ:1(第2ヘッダ部印刷)、第2フラグ:1(第1ヘッダ部印刷済み)、第3フラグ:1(第1ヘッダ部と第2ヘッダ部一致)、第4フラグ:0(第2ヘッダ部と第2ボディ部との間切断不要)が設定される。図10に示すように、テーブル95Aのうち対応する印刷設定951の情報として、0が抽出される(枠W2参照)。
この場合、図9に示すように、CPU91は、S51の処理において第2ヘッダ部の印刷が不要と判定する(S51:NO)。なお、Jobにおいて印刷が完了していないオブジェクトが残っている(S55:NO)。CPU91は、例えば図6(B)に示すように、テープ50のうち前回の印刷処理によって第1ヘッダ部(ヘッダ部74A)が印刷された部分の上流側に、第2ボディ部(ボディ部74B)を印刷する(S53)。
一方、例えば、Job(1)の最後に印刷されたヘッダ部と、Job(2)の最初に印刷される予定のヘッダ部とで、含まれる印刷日時が相違したとする(図7(A)参照)。この場合、設定処理(図8参照)によって、第1フラグ:1(第2ヘッダ部印刷)、第2フラグ:1(第1ヘッダ部印刷済み)、第3フラグ:0(第1ヘッダ部と第2ヘッダ部相違)、第4フラグ:0(第2ヘッダ部と第2ボディ部との間切断不要)が設定される。図10に示すように、テーブル95Aのうち対応する印刷設定951の情報として、1が抽出される(枠W3参照)。
この場合、図9に示すように、CPU91は、S51の処理において第2ヘッダ部の印刷が必要と判定する(S51:YES)。CPU91は、例えば図7(A)(B)に示すように、テープ50のうち前回の印刷処理により第1ヘッダ部(ヘッダ部74A)が印刷された部分の上流側に、第2オブジェクト(オブジェクト76)の第2ヘッダ部(ヘッダ部76A)を印刷する(S53)。なお、Jobにおいて印刷が完了していないオブジェクトが残っている(S55:NO)。CPU91は、例えば図7(D)に示すように、テープ50のうち第2ヘッダ部(ヘッダ部76A)が印刷された部分の上流側に、第2オブジェクト(オブジェクト76)の第2ボディ部(ボディ部76B)を印刷する(S57)。
<切断処理>
図10及び図11を参照し、印刷装置1のCPU91によって実行される切断処理について説明する。CPU91は、キーボード3を介して印刷指示を受け付けたことに応じてJobを開始した場合、フラッシュメモリ95に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、切断処理を開始する。CPU91は、設定処理によって設定された第1フラグ〜第4フラグに基づき、図10に示すテーブル95Aにより特定される切断設定952に基づいて動作条件を判断し、切断処理の各ステップを実行する。
切断設定952は、切断部17による切断が必要か否かを示す。切断設定952は、ヘッダ部とヘッダ部間の切断の要否を示す切断設定96A、ヘッダ部とボディ部間の切断の要否を示す切断設定96B、及び、Jobと次のJobとの間の切断の要否を示す切断設定96Cを有する。それぞれの切断設定952において、1が格納されている場合、切断が必要であることを示し、0が格納されている場合、切断が不要であることを示す。
図11に示すように、CPU91は、印刷処理(図9参照)の過程でテープ50が搬送されることに応じ、ヘッダ部とヘッダ部との境界部の位置が、切断部17の位置と一致したか判定する(S61)。CPU91は、ヘッダ部とヘッダ部との境界部の位置が、切断部17の位置と一致していないと判定した場合(S61:NO)、処理をS67に進める。
一方、CPU91は、例えば図4(B)、図7(B)に示すような位置関係となった場合、ヘッダ部とヘッダ部との境界部の位置が、切断部17の位置と一致したと判定する(S61:YES)。この場合、CPU91は、図10に示すテーブル95Aのうち設定処理によって設定された第1フラグ〜第4フラグに対応する切断設定96Aの情報を抽出し、ヘッダ部とヘッダ部との境界部の位置で切断が必要か否か判定する(S63)。CPU91は、抽出した情報が0である場合、切断が不要であると判定し(S63:NO)、処理をS67に進める。CPU91は、抽出した情報が1である場合、切断が必要であると判定する(S63:YES)。CPU91は、テープ50の搬送を停止させる。CPU91は、テープ50のうちヘッダ部とヘッダ部との境界部の位置を、切断部17によりフルカットする(S65)。CPU91は、テープ50の搬送を再開させる。CPU91は、処理をS67に進める。
例えば、図7(B)に示す状態で切断処理が実行された場合を例示する。この場合、設定処理(図8参照)によって、第1ヘッダ部(ヘッダ部74A)と第2ヘッダ部(ヘッダ部76A)とが相違すると判定されている(S25:NO)。又、第1フラグ:1(第2ヘッダ部印刷)、第2フラグ:1(第1ヘッダ部印刷済み)、第3フラグ:0(第1ヘッダ部と第2ヘッダ部相違)、第4フラグ:0(第2ヘッダ部と第2ボディ部との間切断不要)が設定されている。この場合、図10に示すように、テーブル95Aのうち対応する切断設定96Aの情報として、1が抽出される(枠W4参照)。従って、CPU91は、既に印刷されたヘッダ部74Aと、次に印刷される予定のヘッダ部76Aとの境界部86、言い換えれば、テープ50のうち第1ヘッダ部(ヘッダ部74A)が印刷された部分の上流側の端部を、切断部17によりフルカットする(S65)。
図11に示すように、CPU91は、印刷処理(図9参照)の過程でテープ50が搬送されることに応じ、ヘッダ部とボディ部との境界部の位置が、切断部17の位置と一致したか判定する(S67)。CPU91は、ヘッダ部とボディ部との境界部の位置が、切断部17の位置と一致していないと判定した場合(S67:NO)、処理をS73に進める。
一方、CPU91は、例えば図5(D)に示すような位置関係となった場合、ヘッダ部とボディ部との境界部の位置が、切断部17の位置と一致したと判定する(S67:YES)。この場合、CPU91は、図10に示すテーブル95Aのうち設定処理によって設定された第1フラグ〜第4フラグに対応する切断設定96Bの情報を抽出し、ヘッダ部とボディ部との境界部の位置で切断が必要か否か判定する(S69)。CPU91は、抽出した情報が0である場合、切断が不要であると判定し(S69:NO)、処理をS73に進める。CPU91は、抽出した情報が1である場合、切断が必要であると判定する(S69:YES)。CPU91は、テープ50の搬送を停止させる。CPU91は、テープ50のうちヘッダ部とボディ部との境界部の位置を、切断部17によりハーフカットする(S71)。CPU91は、テープ50の搬送を再開させる。CPU91は、処理をS73に進める。
例えば、図5(D)に示す状態で切断処理が実行された場合を例示する。又、設定処理(図8参照)によって、第1フラグ:1(第2ヘッダ部印刷)、第2フラグ:0(第1ヘッダ部印刷済みでない)、第3フラグ:0(第1ヘッダ部と第2ヘッダ部相違)、第4フラグ:1(第2ヘッダ部と第2ボディ部との間切断必要)が設定されている。この場合、図10に示すように、テーブル95Aのうち対応する切断設定96Bの情報として、1が抽出される(枠W5参照)。従って、CPU91は、第2ヘッダ部(ヘッダ部71A)と第2ボディ部(ボディ部71B)との境界部81Aを、切断部17によりハーフカットする(S71)。
図11に示すように、CPU91は、印刷処理(図9参照)によってJobのすべてのオブジェクトの印刷が終了したか判定する。CPU91は、Jobにおいて印刷が完了していないオブジェクトが残っている場合(S73:NO)、処理をS61に戻す。一方、CPU91は、例えば図5(C)に示すように、Jobのすべてのオブジェクトの印刷が終了したと判定した場合(S73:YES)、処理をS75に進める。
CPU91は、図10に示すテーブル95Aのうち設定処理によって設定された第1フラグ〜第4フラグに対応する切断設定96Cの情報を抽出し、Jobと次のJobとの境界部の位置で切断が必要か否か判定する(S75)。CPU91は、抽出した情報が0である場合、切断が不要であると判定し(S75:NO)、切断処理を終了させる。なお、図10に示すテーブル95Aにおいて、切断設定96Cの情報としてすべて1が格納されている。このためCPU91は、抽出した情報が常に1となるので、切断が必要であると判定する(S75:YES)。CPU91は、切断部17によりテープ50をフルカットする(S77)。CPU91は、切断処理を終了させる。
<本実施形態の作用、効果>
図7に示すように、印刷装置1のCPU91は、テープ50に既に印刷されたヘッダ部74Aと、次に印刷する予定のオブジェクト76のヘッダ部76Aとが相違する場合(S25:NO)、テープ50のうちヘッダ部74Aが印刷された部分を切断部17により切断し(図7(C)、S65)、且つ、オブジェクト76のヘッダ部76A及びボディ部76Bをテープ50に印刷する(図7(B)〜(D)、S53,S57)。この場合、ユーザは、テープ50のうち不要なヘッダ部74Aが印刷された部分を切断する操作を行う必要がない。このため、印刷装置1は、テープ50のうちサーマルヘッド10と切断部17との間の余白部分にヘッダ部を印刷することで有効活用しつつ、既に印刷されたヘッダ部74Aとヘッダ部76Aとが相違する場合でも、ユーザの操作を要することなくオブジェクト76をテープ50に印刷できる。
上記において、印刷装置1のCPU91は、テープ50のうちヘッダ部74Aが印刷された部分を、切断部17によりフルカットする。これによって、印刷装置1は、テープ50のうち不要なヘッダ部74Aを、オブジェクト76が印刷される部分から切り離すことができる。
図5(D)〜(F)に示すように、印刷装置1のCPU91は、ヘッダ部71Aとボディ部71Bとの間の境界部81Aを、切断部17によりハーフカットすることができる(S71)。この場合、例えばユーザは、オブジェクト71が印刷されたテープ50を使用する場合、ヘッダ部71Aとボディ部71Bとを切り離して使用したり、ヘッダ部71Aとボディ部71Bとを結合させた状態で使用したりできる。従って、印刷装置1は、オブジェクト71が印刷されたラベルの利便性を高めることができる。
ヘッダ部の少なくとも一部は印刷日時を含む。図5、図7に示すように、印刷装置1のCPU91は、ヘッダ部74A、76Aのそれぞれに含まれる印刷日時が一致するか否かを判定する(S25)。例えば図7に示すように、ヘッダ部74Aがテープ50に印刷された日時と、次にヘッダ部76Aがテープ50に印刷される日時とが相違する場合がある。このような場合、印刷装置1は、テープ50のうちヘッダ部74Aが印刷された部分を、ユーザの操作を要することなく切り離し、オブジェクト76をテープ50に印刷できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。印刷装置1の印刷方式は熱転写方式に限定されず、他の印刷方式(例えば、感熱式、インクジェット方式、電子写真方式等)でもよい。印刷装置1の切断部17は、フルカット機能のみ有し、ハーフカット機能を有さなくてもよい。テープカセット30は、印刷されたテープ50にフィルムを貼付するラミネート式のカセットであってもよい。
CPU91は、切断処理のS65によってテープ50をハーフカットしてもよい。即ち、CPU91は、図7においてテープ50のうちヘッダ部74Aが印刷された部分とオブジェクト76が印刷された部分とを切り離さず、剥離紙によって接続された状態を維持してもよい。これによって、印刷装置1は、テープ50のうちヘッダ部74Aが印刷された部分が、オブジェクト76が印刷される部分から切り離されることを抑制できる。この場合、印刷装置1は、テープ50のうち切り離された部分を廃棄するユーザの手間を省くことができる。
CPU91は、S31の処理によって、ヘッダ部とボディ部との間の境界部を、切断部17によりフルカットするか判定してもよい。CPU91は、フルカットすると判定された場合(S31:YES)、S71の処理によって、ヘッダ部とボディ部との間の境界部をフルカットしてもよい。
ヘッダ部に含まれる情報は印刷日時のみに限定されず、他の情報が含まれていてもよい。例えばヘッダ部には、企業のロゴ名称、ユーザ名称等を更に含んでいてもよい。更にヘッダ部には、印刷日時は含まれず、他の情報のみが含まれていてもよい。
<その他>
テープ50は、本発明の「印刷媒体」の一例である。テープ駆動ローラ46は、本発明の「搬送部」の一例である。サーマルヘッド10は、本発明の「印刷部」の一例である。S53の処理を行うCPU91は、本発明の「第1印刷手段」の一例である。S11の処理を行うCPU91は、本発明の「決定手段」の一例である。S25の処理を行うCPU91は、本発明の「第1判定手段」の一例である。S65の処理を行うCPU91は、本発明の「第1切断手段」の一例である。S53、S57の処理を行うCPU91は、本発明の「第2印刷手段」の一例である。S57の処理を行うCPU91は、本発明の「第3印刷手段」の一例である。S31の処理を行うCPU91は、本発明の「第2判定手段」の一例である。S71の処理を行うCPU91は、本発明の「第2切断手段」の一例である。
1 :印刷装置
7 :オブジェクト
7A :ヘッダ部
7B :ボディ部
10 :サーマルヘッド
12 :プラテンローラ
13 :挟持ローラ
17 :切断部
23 :テープ送りモータ
50 :テープ
91 :CPU
A :配線
B :配線
C :LCD
P :搬送経路

Claims (5)

  1. ヘッダ部及びボディ部を有するオブジェクトを印刷媒体に印刷する印刷装置であって、
    所定の搬送経路に沿って前記印刷媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により、前記搬送経路に沿った方向である搬送方向の上流側から下流側に搬送される前記印刷媒体に対して前記オブジェクトを印刷する印刷部と、
    前記印刷部に対して前記搬送方向の前記下流側に離隔した位置に設けられ、前記印刷媒体を切断する切断部と、
    前記印刷部により第1オブジェクトを前記印刷媒体に印刷した後、前記印刷媒体のうち前記第1オブジェクトが印刷された部分の前記上流側の端部が、前記切断部の位置まで前記搬送部により搬送されるまでの間、第1ヘッダ部を印刷する第1印刷手段と、
    前記第1オブジェクトの次に印刷する第2オブジェクトの第2ヘッダ部を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定した前記第2ヘッダ部と、前記第1印刷手段により印刷された前記第1ヘッダ部とが一致するか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段により、前記第1ヘッダ部と前記第2ヘッダ部とが相違すると判定した場合、前記印刷媒体のうち前記第1ヘッダ部が印刷された部分の前記上流側の端部を前記切断部により切断する第1切断手段と、
    前記決定手段により決定した前記第2ヘッダ部、及び、記第2オブジェクトの第2ボディ部を、前記印刷部により前記印刷媒体に印刷する第2印刷手段と、
    前記第1判定手段により、前記第1ヘッダ部と前記第2ヘッダ部とが一致すると判定した場合、前記印刷部により、前記印刷媒体のうち前記第1ヘッダ部が印刷された部分の前記上流側に前記第2ボディ部を印刷する第3印刷手段と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第1切断手段は、
    前記切断部により前記印刷媒体をフルカットすることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1切断手段は、
    前記切断部により前記印刷媒体をハーフカットすることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷媒体のうち、前記第2印刷手段により印刷された前記第2ヘッダ部と前記第2ボディ部との間の境界部を、前記切断部により切断するか判定する第2判定手段と、
    前記第2判定手段により、前記境界部を切断すると判定した場合、前記切断部により、前記印刷媒体の前記境界部をハーフカットする第2切断手段を更に備えたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の印刷装置。
  5. 前記ヘッダ部の少なくとも一部は印刷日時を含んでおり、
    前記第1判定手段は、
    前記第1ヘッダ部と前記第2ヘッダ部とのそれぞれに含まれる前記印刷日時が一致するか否かを判定することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の印刷装置。
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