JP2020131336A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト化及び軽量化を図ることができる加工装置を提供すること。【解決手段】加工装置1は、カセット載置部と仮置き部20とがY軸方向に配置される。搬出入ユニットは、カセットに収容された被加工物を把持する把持部と把持部をY軸方向に移動させる移動部とを備える。仮置き部20は、Y軸方向に延在し被加工物を支持する底部材212と側壁部215とを有し、底部材212が観音開き状に開閉する一対のガイドレール21と、ガイドレール21を上昇および下降させる昇降部と、ガイドレール21の底部材212の回動と連動して、被加工物を外側から中心に向かって押圧し、X軸方向の所定の位置に被加工物を位置付ける突き当て部25と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、加工装置の特に被加工物をセンタリングする加工装置に関する。
複数の被加工物が収容されるカセットから1枚の被加工物を抜き出し、ガイドレールに仮置きしつつ所定の位置に被加工物を位置決めした後、被加工物をチャックテーブルに保持させる搬送機構が知られている。
特に、ガイドレールの底部を回動して開閉させ、ガイドレールを昇降させることで被加工物をチャックテーブルに搬送する加工装置(切削装置)は、被加工物を昇降させるユニットを削減するコスト削減を可能とする機構として開発された(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1に示された加工装置では、一対のガイドレールに仮置きした被加工物が、X軸方向(ガイドレールの間隔方向)において数mm程度の位置ずれが発生する。
そこで、ガイドレールの間隔を拡縮させることで被加工物をX軸方向の所定の位置に位置付ける加工装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2016−207808号公報 特開平11−204461号公報
前述した特許文献2に示された加工装置は、ガイドレールの間隔を制御するユニットが必要であるために、部品点数が増加し、低コスト化および軽量化を図りたいという課題が有った。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コスト化及び軽量化を図ることができる加工装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加工装置は、複数の被加工物を収容するカセットが載置されるカセット載置部と、該カセット載置部に載置されたカセットから被加工物を搬出および搬入する搬出入手段と、該搬出入手段によって搬出された被加工物を仮置きする仮置き部と、該仮置き部から移送された被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、該チャックテーブルをX軸方向に加工送りする加工送りユニットと、を備える加工装置であって、該カセット載置部と該仮置き部はX軸方向と直交するY軸方向に配置され、該搬出入手段は、該カセットに収容された被加工物を把持する把持部と該把持部をY軸方向に移動させる移動部と、を備え、該仮置き部は、Y軸方向に延在し被加工物を支持する底部と側壁部とを有し、該底部が観音開き状に開閉する一対のガイドレールと、該ガイドレールを上昇および下降させる昇降部と、該ガイドレールの該底部の回動と連動して、被加工物を外側から中心に向かって押圧し、X軸方向の所定の位置に被加工物を位置付ける突き当て部と、を備え、該ガイドレールに支持された被加工物の直下に位置付けられた該チャックテーブルに向かって該ガイドレールを下降させ、該ガイドレールの該底部を開いて被加工物をX軸方向で所定の位置に位置付けつつ該チャックテーブル上に載置することを特徴とする。
前記加工装置において、被加工物は、環状フレームの開口にワークがテープで固定されたフレームユニットであり、該チャックテーブルは、該一対のガイドレールの間隔よりも小さい直径で該フレームユニットを固定しても良い。
前記加工装置において、該突き当て部は、該ガイドレールに支持された被加工物の外周から中心に向かって移動可能に設定される突き当てブロックと、該突き当てブロックをX軸方向で該被加工物の外側に退避する退避位置に位置付ける付勢部と、該ガイドレールの該底部に固定され、該底部が閉まった時は該突き当てブロックから退避し、該底部が開くと、該突き当てブロックを被加工物に向かって、該付勢部の付勢力を上回る力で押圧する作用部と、を備えても良い。
前記加工装置において、該ガイドレールの該底部から気体を噴出し、該突き当て部による被加工物の移動を補助する移動補助部を備えても良い。
本発明は、低コスト化及び軽量化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、図1に示された加工装置の仮置き部の要部を示す斜視図である。 図3は、図1に示された加工装置の仮置き部の要部を示す他の斜視図である。 図4は、図1に示された加工装置の仮置き部のカセット側からみた正面図である。 図5は、図2中のV−V線に沿う断面図である。 図6は、図1に示された加工装置の仮置き部のガイドレールが搬出入ユニットがカセットから搬出した被加工物を支持した状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。 図7は、図6に示された仮置き部の要部を示す斜視図である。 図8は、図6に示された仮置き部の要部を示す他の斜視図である。 図9は、図6に示された仮置き部のカセット側からみた正面図である。 図10は、図6に示されたガイドレールに支持された被加工物をチャックテーブルの保持面に載置した状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。 図11は、図7に示された仮置き部の底部を開状態に向けて回転した要部を示す斜視図である。 図12は、図11に示された仮置き部の要部を示す他の斜視図である。 図13は、図11に示された仮置き部のカセット側からみた正面図である。 図14は、図7に示された仮置き部の底部を開状態に位置付けた要部を示す斜視図である。 図15は、図14示された仮置き部の要部を示す他の斜視図である。 図16は、図14に示された仮置き部のカセット側からみた正面図である。 図17は、図14中のXVII−XVII線に沿う断面図である。 図18は、図7に示されたガイドレールの底部が開状態に位置付けられた状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。 図19は、図18に示されたガイドレールを上昇させた状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1に係る加工装置を図面に基いて説明する。図1は、実施形態1に係る加工装置の構成例を示す斜視図である。図2は、図1に示された加工装置の仮置き部の要部を示す斜視図である。図3は、図1に示された加工装置の仮置き部の要部を示す他の斜視図である。図4は、図1に示された加工装置の仮置き部のカセット側からみた正面図である。図5は、図2中のV−V線に沿う断面図である。
実施形態1に係る図1に示す加工装置1は、被加工物200のワーク210を切削(加工に相当する)する切削装置である。実施形態1では、ワーク210は、シリコン、サファイア、ガリウムなどを母材とする円板状の半導体ウェーハや光デバイスウェーハ等のウェーハである。ワーク210は、表面201に格子状に形成された複数の分割予定ライン202によって格子状に区画された領域にデバイス203が形成されている。
また、本発明のワーク210は、中央部が薄化され、外周部に厚肉部が形成された所謂TAIKO(登録商標)ウェーハでもよく、ウェーハの他に、樹脂により封止されたデバイスを複数有した矩形状のパッケージ基板、セラミックス基板、フェライト基板、又はニッケル及び鉄の少なくとも一方を含む基板等でも良い。実施形態1において、被加工物200は、ワーク210の裏面204が外周縁に環状フレーム206が装着されたテープ205に貼着されて、環状フレーム206の開口207にワーク210がテープ205で固定されたフレームユニットである。
図1に示された加工装置1は、被加工物200のワーク210をチャックテーブル30で保持し分割予定ライン202に沿って切削ブレード41で切削する装置である。加工装置1は、図1に示すように、カセット7が載置されるカセット載置部であるカセットエレベータ8と、搬出手段である搬出入ユニット10と、仮置き部20と、チャックテーブル30と、加工ユニットである切削ユニット40と、カメラユニット50と、洗浄ユニット60と、図示しない搬送ユニットと、制御ユニット100とを備える。
また、加工装置1は、図1に示すように、チャックテーブル30と切削ユニット40とをチャックテーブル30の保持面31と平行なX軸方向へ相対的に移動させる加工送りユニットであるX軸移動ユニット70と、チャックテーブル30と切削ユニット40とを保持面31と平行でX軸方向と直交するY軸方向へ相対的に移動させる割り出し送りユニットであるY軸移動ユニット80と、チャックテーブル30と切削ユニット40とを保持面31と直交し鉛直方向と平行なZ軸方向へ相対的に移動させる切り込み送りユニットであるZ軸移動ユニット90とを備える。加工装置1は、図1に示すように、切削ユニット40を2つ備えた、即ち、2スピンドルのダイサ、いわゆるフェイシングデュアルタイプの切削装置である。
カセット7は、箱状に形成され、複数の被加工物200をZ軸方向に間隔をあけて収容する収容容器である。カセット7は、被加工物200を出し入れする開口7−1を備えている。開口7−1は、仮置き部20に対向している。カセットエレベータ8は、実施形態1では、上面にカセット7が載置され、図示しないモータによりカセット7をZ軸方向に昇降させる。
搬出入ユニット10は、カセットエレベータ8に載置されたカセット7から被加工物200を搬出するとともに、被加工物200をカセット7に搬入するものである。搬出入ユニット10は、カセット7に収容された被加工物200を把持する把持部11と、把持部11をY軸方向に移動させる移動部12とを備える。把持部11は、カセット7の開口7−1とY軸方向に対向している。実施形態1において、把持部11は、被加工物200の環状フレーム206を把持する。移動部12は、下端に把持部11を取り付けたアーム部13と、アーム部13をY軸方向に移動させる図示しない移動ユニットとを備える、移動ユニットは、例えば、駆動ローラと、駆動ローラとY軸方向に間隔をあける従動ローラと、これらローラに架け渡されてこれらローラの外周を循環走行するとともにアーム部13が取り付けられた無端ベルトとを備える。
仮置き部20は、搬出入ユニット10によってカセット7から搬出された被加工物200を仮置きするとともに、洗浄ユニット60による洗浄後の被加工物200を仮置きする。仮置き部20は、カセット7の開口7−1とY軸方向に対向する位置に配置されている。即ち、カセットエレベータ8と仮置き部20は、Y軸方向に配置されている。仮置き部20は、一対のガイドレール21と、一対のガイドレール21同士を連結する連結部材22と、昇降部23とを備える。
ガイドレール21は、Y軸方向と平行に直線状に延在しており、被加工物200を支持することが可能である。ガイドレール21は、カセット7の開口7−1のX軸方向の端と対向しており、実施形態1において、被加工物200の環状フレーム206を支持することが可能である。連結部材22は、一対のガイドレール21のY軸方向の両端部同士を連結している。昇降部23は、ガイドレール21をZ軸方向の上昇及び下降させるものであり、実施形態1では、昇降部23は、ガイドレール21をZ軸方向に昇降させるエアシリンダ24を備える。実施形態1では、エアシリンダ24は、連結部材22をZ軸方向に昇降させる。なお、仮置き部20、特に、ガイドレール21の詳細な構成は、後ほど説明する。
チャックテーブル30は、仮置き部20から移送された被加工物200のワーク210を保持面31で吸引保持するものである。チャックテーブル30は、円盤形状であり、ワーク210を保持する保持面31がポーラスセラミック等から形成されている。チャックテーブル30は、一対のガイドレール21同士の間隔よりも小さい直径である。また、チャックテーブル30は、X軸移動ユニット70により切削ユニット40の下方の加工領域と、切削ユニット40の下方から離間して被加工物200が搬入出される搬入出領域とに亘ってX軸方向に移動自在に設けられ、かつ回転駆動源によりZ軸方向と平行な軸心回りに回転自在に設けられている。チャックテーブル30は、図示しない真空吸引源と接続され、真空吸引源により吸引されることで、保持面31に載置されたワーク210を吸引保持して、被加工物200即ちフレームユニットを固定する。実施形態1では、チャックテーブル30は、テープ205を介してワーク210の裏面204側を吸引保持する。
切削ユニット40は、チャックテーブル30に保持されたワーク210を切削(加工に相当する)するものである。切削ユニット40は、それぞれ、チャックテーブル30に保持されたワーク210に対して、Y軸移動ユニット80によりY軸方向に移動自在に設けられ、かつ、Z軸移動ユニット90によりZ軸方向に移動自在に設けられている。
一方の切削ユニット40は、図1に示すように、Y軸移動ユニット80、Z軸移動ユニット90などを介して、装置本体2から立設した門型の支持フレーム3の一方の柱部4に設けられている。他方の切削ユニット40は、図1に示すように、Y軸移動ユニット80、Z軸移動ユニット90などを介して、支持フレーム3の他方の柱部5に設けられている。なお、支持フレーム3は、柱部4,5の上端同士を水平梁6により連結している。
切削ユニット40は、Y軸移動ユニット80及びZ軸移動ユニット90により、チャックテーブル30の保持面31の任意の位置に切削ブレード41を位置付け可能となっている。切削ユニット40は、Y軸移動ユニット80及びZ軸移動ユニット90によりY軸方向及びZ軸方向に移動自在に設けられたスピンドルハウジング43と、スピンドルハウジング43に軸心回りに回転自在に設けられかつモータにより回転されるとともに先端に切削ブレード41が装着されるスピンドル42とを備える。切削ブレード41は、略リング形状を有する極薄の切削砥石である。
カメラユニット50は、チャックテーブル30の保持面31で保持されたワーク210を撮像するものである。実施形態1では、カメラユニット50は、切削ユニット40と一体的に移動するように、切削ユニット40に固定されている。カメラユニット50は、チャックテーブル30に保持された切削前のワーク210の分割すべき領域を撮像する撮像素子を備えている。撮像素子は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)撮像素子又はCMOS(Complementary MOS)撮像素子である。カメラユニット50は、チャックテーブル30に保持されたワーク210を撮像して、ワーク210と切削ブレード41との位置合わせを行なうアライメントを遂行するため等の画像を得、得た画像を制御ユニット100に出力する。
X軸移動ユニット70は、チャックテーブル30を加工送り方向であるX軸方向に加工送りするものである。Y軸移動ユニット80は、切削ユニット40を割り出し送り方向であるY軸方向に割り出し送りするものである。Z軸移動ユニット90は、切削ユニット40を切り込み送り方向であるZ軸方向に切り込み送りするものである。
X軸移動ユニット70、Y軸移動ユニット80及びZ軸移動ユニット90は、軸心回りに回転自在に設けられた周知のボールねじ81,91、ボールねじ81,91を軸心回りに回転させる周知のパルスモータ82,92及びチャックテーブル30又は切削ユニット40をX軸方向、Y軸方向又はZ軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレール83,93を備える。
また、加工装置1は、チャックテーブル30のX軸方向の位置を検出するため図示しないX軸方向位置検出ユニットと、切削ユニット40のY軸方向の位置を検出するための図示しないY軸方向位置検出ユニットと、切削ユニット40のZ軸方向の位置を検出するための図示しないZ軸方向位置検出ユニットとを備える。X軸方向位置検出ユニット及びY軸方向位置検出ユニットは、X軸方向、又はY軸方向と平行なリニアスケールと、X軸移動ユニット70又はY軸移動ユニット80によりX軸方向又はY軸方向に移動自在に設けられリニアスケールの目盛を読み取る読み取りヘッドとにより構成することができる。X軸方向位置検出ユニット、及びY軸方向位置検出ユニットは、読み取りヘッドが読み取ったリニアスケールの目盛を示す情報をチャックテーブル30のX軸方向の位置、又は切削ユニット40のY軸方向の位置を示す情報として制御ユニット100に出力する。Z軸方向位置検出ユニットは、ボールねじ91を軸心回りに回転させるパルスモータ92のパルス数で切削ユニット40のZ軸方向の位置を検出して、検出した切削ユニット40のZ軸方向の位置を示す情報を制御ユニット100に出力する。
洗浄ユニット60は、ワーク210が切削された被加工物200を洗浄するものである。洗浄ユニット60は、ワーク210を吸引保持するとともにZ軸方向と平行な軸心回りに回転するチャックテーブル61と、チャックテーブル30に吸引保持したワーク210に洗浄水を供給する図示しない洗浄水ノズルとを備える。また、実施形態1において、洗浄ユニット60のチャックテーブル61は、図示エアシリンダなどによりZ軸方向に昇降自在に設けられている。搬送ユニットは、切削ユニット40によりワーク210が切削された被加工物200をチャックテーブル30から洗浄ユニット60のチャックテーブル61に搬送する。
制御ユニット100は、加工装置1の上述した各ユニットをそれぞれ制御して、被加工物200のワーク210に対する加工動作を加工装置1に実施させるものである。具体的には、制御ユニット100は、搬出入ユニット10に切削加工前の被加工物200をカセット7から仮置き部20にガイドレール21に支持させた後、仮置き部20にガイドレール21に支持された被加工物200のワーク210をチャックテーブル30の保持面31に載置させる。制御ユニット100は、チャックテーブル30にワーク210を吸引保持した後、X軸移動ユニット70にチャックテーブル30を移動させて、カメラユニット50にチャックテーブル30上のワーク210を撮像させる。制御ユニット100は、ワーク210と切削ブレード41との位置合わせを行うアライメントを遂行し、チャックテーブル30と切削ユニット40の切削ブレード41とを分割予定ライン202に沿って相対的に移動させながら分割予定ライン202に切削ブレード41を切り込ませる。
制御ユニット100は、切削ブレード41を全ての分割予定ライン202に切り込ませた後、チャックテーブル30の吸引保持を解除し、搬送ユニットにチャックテーブル30上の被加工物200を洗浄ユニット60に搬送させる。制御ユニット100は、洗浄ユニット60に被加工物200を洗浄させ、仮置き部20に洗浄ユニット60のチャックテーブル61上の被加工物200をガイドレール21に支持させた後、搬出入ユニット10にカセット7内に搬入させる。
制御ユニット100は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット100の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、加工装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して加工装置1の上述した各ユニットに出力する。
また、制御ユニット100は、加工動作の状態やカメラユニット50が撮像した画像などを表示する図示しない表示ユニットと、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる入力ユニットとが接続されている。表示ユニットは、液晶表示装置などにより構成される。入力ユニットは、表示ユニットの表示画面に設けられたタッチパネル又はキーボード等の外部入力装置等により構成される。
次に、本明細書は、仮置き部20、特に、ガイドレール21の構成を説明する。ガイドレール21は、図2、図3及び図4に示すように、側壁部材211と、底部である底部材212と、回動装置213(図1に示す)とを備える。側壁部材211は、連結部材22に取り付けられ、かつ水平方向に沿って平坦な上壁部214と、上壁部214のガイドレール21同士の互いに離れた側の端に連なった側壁部215とを備える。側壁部215は、鉛直方向に沿って平坦に形成されている。
底部材212は、Y軸方向に延在した帯板状に形成され、図3及び図4に示すように、上面217が水平方向と平行となる閉状態と、上面217が鉛直方向と平行となる開状態とに亘って、側壁部215の下端に回動自在に設けられている。なお、底部材212の回転中心は、Y軸方向と平行である。また、底部材212の回転中心は、上面が水平方向と平行な閉状態において、ガイドレール21同士の互いに離れた側の端に設けられている。底部材212は、閉状態において、上面217上に被加工物200の環状フレーム206を支持する。底部材212は、開状態において、被加工物200の環状フレーム206を支持しない。
回動装置213は、側壁部215に取り付けられ、軸心回りに回転する出力軸が底部材212に取り付けられるロータリシリンダである。回動装置213は、底部材212を閉状態と開状態とに亘って回動させる。こうして、一対のガイドレール21は、底部材212が回動することで、底部材212が観音開き状に開閉する。
また、実施形態1において、仮置き部20は、突き当て部25と、移動補助部26とを備える。突き当て部25は、各ガイドレール21に設けられている。実施形態では、突き当て部25は、搬入出領域に位置付けられたチャックテーブル30の上方に設けられている。突き当て部25は、底部材212が閉状態から開状態に向かって開く回動に伴い即ち底部材212の回動と連動して、被加工物200をX軸方向に沿って一対のガイドレール21の外側から中心に向かって押圧し、X軸方向の所定の位置に被加工物200を位置付けるものである。実施形態1では、突き当て部25は、底部材212が閉状態から開状態に向かって開く回動に伴い即ち底部材212の回動と連動して、被加工物200の環状フレーム206をX軸方向に沿って一対のガイドレール21の外側から中心に向かって押圧する。
突き当て部25は、図2、図3及び図5に示すように、各ガイドレール21の側壁部材211の側壁部215の一部分を切り欠いた切欠き部216内に設けられ、一対のリンク部材251と、一対の突き当てブロック252と、一対の付勢部253と、作用部27とを備える。
各リンク部材251は、平面形状がくの字状に形成され、長手方向の中央部が一対のガイドレール21の最も内側に位置している。各リンク部材251は、中央部を中心に回転自在に側壁部材211の上壁部214に取り付けられている。リンク部材251の回転中心は、Z軸方向と平行である。また、一対のリンク部材251は、Y軸方向に間隔をあけて配置されている。
突き当てブロック252は、ガイドレール21に支持された被加工物200の外周から中心に向かって移動可能に設定されている。突き当てブロック252は、Z軸方向と平行な柱状に形成され、一対のリンク部材251の互いに隣接する一端部に取り付けられている。突き当てブロック252は、中央部を中心に回転自在に設けられたリンク部材251の一端部に取り付けられることで、ガイドレール21に支持された被加工物200の外周から中心に向かって移動可能に設定される。
付勢部253は、突き当てブロック252をX軸方向でガイドレール21に支持され被加工物200の外側に退避する図5等に示す退避位置に位置付ける。実施形態1では、付勢部253は、一対のリンク部材251の互いに離れた側の他端部に設けられ、突き当てブロック252をガイドレール21で支持した被加工物200の外側に向かう方向にリンク部材251を付勢している。付勢部253は、突き当てブロック252が退避位置に位置すると、切り欠き部216の内面に当接して、退避位置よりも突き当てブロック252が被加工物200の外側に変位することが規制されている。
作用部27は、ガイドレール21の底部材212に固定され、底部材212が閉まった閉状態の時は突き当てブロック252から退避し、底部材212が開く開状態になると、突き当てブロック252を被加工物200に向かって、付勢部253の付勢力を上回る力で押圧する。作用部27は、底部材212の下面に固定され、切り欠き部216のY軸方向の中央に配置されている。
作用部27は、底部材212が閉状態に位置すると、底部材212よりも一対のガイドレール21の外側に突出した外側突出部271と、外側突出部271の先端から上方に延在した上方延在部272とを備える。
上方延在部272は、Y軸方向の中央部にカム面273を備えている。カム面273は、底部材212が閉状態に位置すると、上方延在部272の上端から凹の切り欠き274のY軸方向の両端に設けられ、下方に向かうにしたがって互いに近づく方向に傾斜している。カム面273は、底部材212が閉状態では、突き当てブロック252から離れるとともに、底部材212が閉状態から開状態に向かって回転する際に、突き当てブロック252に当接するとともに、付勢部253の付勢力に抗して突き当て部25を一対のガイドレール21の内側に向かって押圧して、突き当て部25を一対のガイドレール21の内側に移動させて、突き当てブロック252をガイドレール21が支持した被加工物200の環状フレーム206に当接させる。
移動補助部26は、ガイドレール21の底部材212から気体を噴出し、突き当て部25の突き当てブロック252による被加工物200の移動を補助するものである。移動補助部26は、底部材212に複数の設けられた噴出孔261と、複数の噴出孔261に加圧された気体を供給するエアー供給源262(図1に示す)とを備える。移動補助部26は、少なくともガイドレール21の底部材212が支持した被加工物200の環状フレーム206で支持されたワーク210がチャックテーブル30の保持面31に載置されると、エアー供給源262からの加圧された気体を噴出孔261から噴出して、加圧された気体で環状フレーム206をガイドレール21に対して移動し易くする。
次に、仮置き部20の動作を図面に基いて説明する。図6は、図1に示された加工装置の仮置き部のガイドレールが搬出入ユニットがカセットから搬出した被加工物を支持した状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。図7は、図6に示された仮置き部の要部を示す斜視図である。図8は、図6に示された仮置き部の要部を示す他の斜視図である。図9は、図6に示された仮置き部のカセット側からみた正面図である。図10は、図6に示されたガイドレールに支持された被加工物をチャックテーブルの保持面に載置した状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。図11は、図7に示された仮置き部の底部を開状態に向けて回転した要部を示す斜視図である。図12は、図11に示された仮置き部の要部を示す他の斜視図である。図13は、図11に示された仮置き部のカセット側からみた正面図である。図14は、図7に示された仮置き部の底部を開状態に位置付けた要部を示す斜視図である。図15は、図14示された仮置き部の要部を示す他の斜視図である。図16は、図14に示された仮置き部のカセット側からみた正面図である。図17は、図14中のXVII−XVII線に沿う断面図である。図18は、図7に示されたガイドレールの底部が開状態に位置付けられた状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。図19は、図18に示されたガイドレールを上昇させた状態を模式的に示すカセット側からみた正面図である。
仮置き部20は、制御ユニット100の制御により以下のように動作する。仮置き部20は、搬出入ユニット10によりカセット7から搬出された被加工物200が仮置きされる前では、図6、図7、図8及び図9に示すように、底部材212が閉状態に位置付けられる。仮置き部20は、昇降部23により上昇した位置で停止され、搬出入ユニット10によりカセット7から搬出された被加工物200の環状フレーム206が底部材212上に仮置きされる。このとき、底部材212が閉状態に位置して、突き当てブロック252が退避位置に位置付けられている。また、加工装置1は、カセット7から搬出入ユニット10で搬出されガイドレール21に支持された被加工物200のワーク210の直下にチャックテーブル30を位置付けする。
仮置き部20は、昇降部23により被加工物200の直下に位置付けられたチャックテーブル30に向かってガイドレール21を下降させ、下降した位置でガイドレール21を停止させて、図10に示すように、ガイドレール21の底部材212上で支持した被加工物200の環状フレーム206によって支持されたワーク210をテープ205を介して、チャックテーブル30の保持面31上に載置する。仮置き部20は、移動補助部26が噴出孔261からエアー供給源262の加圧された気体を噴出し、図11、図12及び図13に示すように、回動装置213により底部材212を閉状態から開状態に向けて回転する。
すると、仮置き部20は、作用部27の上方延在部272が突き当てブロック252に近付いて、上方延在部272に設けられたカム面273が突き当てブロック252に当接する。仮置き部20は、底部材212をさらに開状態に向けて回転し、カム面273が突き当てブロック252を付勢部253の付勢力に抗して一対のガイドレール21の内側に向けて押圧する。仮置き部20は、図14、図15、図16、図17及び図18に示すように、底部材212を開状態に位置付けて、底部材212を開く。
すると、仮置き部20は、各ガイドレール21に設けられた突き当てブロック252が、一対のガイドレール21の内側に向かって被加工物200の環状フレーム206を押圧して、被加工物200をチャックテーブル30に対するX軸方向の所定の位置に位置付けつつチャックテーブル30上に載置し、移動補助部26の噴出孔261からの加圧された気体の噴出を停止する。このために、環状フレーム206は、移動補助部26の噴出孔261から噴出される気体によりガイドレール21を擦ること無く位置決めされる。そして、加工装置1は、ワーク210をチャックテーブル30の保持面31上にテープ205を介して吸引保持する。こうして、チャックテーブル30から吸引保持する直前まで、被加工物200は、突き当てブロック252により外側から押圧されている。
仮置き部20は、図19に示すように、昇降部23により上昇して、チャックテーブル30から退避する。そして、加工装置1は、ワーク210を切削ユニット40で切削する。加工装置1は、ワーク210の切削が終了すると、図19に示すように、被加工物200を保持したチャックテーブル30を一対のガイドレール21間の直下に位置付けて、保持面31の吸引保持を停止する。加工装置1は、ガイドレール21が支持した被加工物200をチャックテーブル30に載置した動作と逆の動作を実施してチャックテーブル30上の被加工物200を一対のガイドレール21で支持する。
即ち、加工装置1は、昇降部23により被加工物200が載置されたチャックテーブル30に向かって、底部材212が開状態に位置付けられたガイドレール21を下降させ、下降した位置でガイドレール21を停止させる。加工装置1は、仮置き部20の移動補助部26が噴出孔261からエアー供給源262の加圧された気体を噴出し、回動装置213により底部材212を開状態から閉状態に向けて回転する。加工装置1は、底部材212が閉状態に位置付けられると、底部材212上に被加工物200の環状フレーム206を支持することとなり、昇降部23によりガイドレール21を上昇させる。こうして、加工装置1は、チャックテーブル30から被加工物200を離脱させる。
加工装置1は、被加工物200をチャックテーブル30に載置する動作と同様の動作を行って、ガイドレール21に支持した被加工物200を洗浄ユニット60のチャックテーブル61に載置する。加工装置1は、被加工物200をチャックテーブル61に吸引保持して、洗浄ユニット60で洗浄する。洗浄ユニット60は、洗浄中にはチャックテーブル61を下降させ、洗浄の前後では、チャックテーブル61を上昇させる。
加工装置1は、洗浄ユニット60の洗浄が終了すると、被加工物200をチャックテーブル30から離脱させる動作と同様の動作を行って、チャックテーブル61から離脱させて、一対のガイドレール21で被加工物200を支持する。加工装置1は、ガイドレール21で支持した被加工物200を搬出入ユニット10によりカセット7内に搬入する。以上のように、仮置き部20は、ガイドレール21上に被加工物200が仮置きされるとともに、チャックテーブル30,61に対して被加工物200をX軸方向の所定の位置に位置決めする。
前述した実施形態1に係る加工装置1は、一対のガイドレール21に支持された被加工物200のX軸方向の位置決め、即ちセンタリングを被加工物200の外側から押圧する突き当て部25と、ガイドレール21の底部材212から噴出する気体によって実現した。また、加工装置1は、底部材212に作用部27を固定し、底部材212を閉状態から開状態に回動させると、突き当て部25を退避位置から被加工物200の環状フレーム206を一対のガイドレール21の内側に向けて作用部27が押圧する。その結果、加工装置1は、底部材212を回動させる回動装置213を用いて、突き当て部25で被加工物200を位置決めでき、新たな駆動源を不要としつつ、被加工物200をX軸方向の所望の位置に被加工物200の環状フレーム206がガイドレール21を擦ること無く位置決めできる事を可能とした。よって、加工装置1は、低コスト化及び軽量化を図ることができるという効果を奏する。
また、加工装置1は、チャックテーブル30に被加工物200を載置し、チャックテーブルから吸引保持する直前まで被加工物200が突き当てブロック252により外側から押圧されているので、X軸方向での被加工物200の位置ずれを極限まで抑える事ができるという効果もある。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。前述した実施形態では、加工装置1として切削装置を示しているが、本発明では、加工装置1は、切削装置に限定されることなく、被加工物200のワーク210をレーザー加工するレーザー加工装置等の被加工物200のワーク210に種々の加工を施す種々の加工装置でも良い。
1 加工装置
7 カセット
8 カセットエレベータ(カセット載置部)
10 搬出入ユニット(搬出入手段)
11 把持部
12 移動部
20 仮置き部
21 ガイドレール
23 昇降部
25 突き当て部
26 移動補助部
27 作用部
30 チャックテーブル
40 切削ユニット(加工ユニット)
70 X軸移動ユニット(加工送りユニット)
200 被加工物
205 テープ
206 環状フレーム
207 開口
210 ワーク
212 底部材(底部)
215 側壁部
252 突き当てブロック
253 付勢部

Claims (4)

  1. 複数の被加工物を収容するカセットが載置されるカセット載置部と、該カセット載置部に載置されたカセットから被加工物を搬出および搬入する搬出入手段と、該搬出入手段によって搬出された被加工物を仮置きする仮置き部と、該仮置き部から移送された被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、該チャックテーブルをX軸方向に加工送りする加工送りユニットと、を備える加工装置であって、
    該カセット載置部と該仮置き部はX軸方向と直交するY軸方向に配置され、
    該搬出入手段は、
    該カセットに収容された被加工物を把持する把持部と該把持部をY軸方向に移動させる移動部と、を備え、
    該仮置き部は、
    Y軸方向に延在し被加工物を支持する底部と側壁部とを有し、該底部が観音開き状に開閉する一対のガイドレールと、
    該ガイドレールを上昇および下降させる昇降部と、
    該ガイドレールの該底部の回動と連動して、被加工物を外側から中心に向かって押圧し、X軸方向の所定の位置に被加工物を位置付ける突き当て部と、を備え、
    該ガイドレールに支持された被加工物の直下に位置付けられた該チャックテーブルに向かって該ガイドレールを下降させ、該ガイドレールの該底部を開いて被加工物をX軸方向で所定の位置に位置付けつつ該チャックテーブル上に載置する加工装置。
  2. 被加工物は、環状フレームの開口にワークがテープで固定されたフレームユニットであり、該チャックテーブルは、該一対のガイドレールの間隔よりも小さい直径で該フレームユニットを固定する請求項1に記載の加工装置。
  3. 該突き当て部は、
    該ガイドレールに支持された被加工物の外周から中心に向かって移動可能に設定される突き当てブロックと、
    該突き当てブロックをX軸方向で該被加工物の外側に退避する退避位置に位置付ける付勢部と、
    該ガイドレールの該底部に固定され、該底部が閉まった時は該突き当てブロックから退避し、該底部が開くと、該突き当てブロックを被加工物に向かって、該付勢部の付勢力を上回る力で押圧する作用部と、
    を備える請求項1又は請求項2に記載の加工装置。
  4. 該ガイドレールの該底部から気体を噴出し、該突き当て部による被加工物の移動を補助する移動補助部を備える請求項1、請求項2又は請求項3に記載の加工装置。
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