JP2020126170A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】照明エリアにおける色毎のずれを低減して光利用効率を向上できるプロジェクターを提供する。【解決手段】レーザー光源装置と、蛍光光源装置と、レーザー光用インテグレーターと、蛍光用インテグレーターと、レーザー光及び蛍光が入射する重畳レンズと、重畳レンズから射出したレーザー光及び蛍光が入射し、複数のサブ画素からなる画素を複数含む光変調装置と、複数の画素に対応して設けられた複数のマイクロレンズを含むマイクロレンズアレイと、光変調装置から射出される光を投射する投射光学装置と、を備えるプロジェクターである。レーザー光用インテグレーターは、複数の第1小レンズを有する第1マルチレンズアレイを含み、蛍光用インテグレーターは、複数の第2小レンズを有する第2マルチレンズアレイを含み、第1マルチレンズアレイにおけるレンズ分割数は、第2マルチレンズアレイにおけるレンズ分割数よりも多い。【選択図】図3

Description

本発明はプロジェクターに関するものである。
従来、光源からの白色光を異なる角度で配置した3枚のダイクロイックミラーを用いてRGB各色の光に分離し、分離したRGB各色の光を1枚の光変調装置に入射させることで画像光を生成するプロジェクターがある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平04−60538号公報
しかしながら、上記プロジェクターでは、ダイクロイックミラーで分離されたRGB各光の光路長がそれぞれ異なるため、色毎に照明領域の大きさが異なることで光利用効率の低下を招くという問題があった。
本発明の第一態様に従えば、レーザー光を射出するレーザー光源装置と、蛍光体を含み、蛍光を射出する蛍光光源装置と、前記レーザー光が入射するレーザー光用インテグレーターと、前記蛍光が入射する蛍光用インテグレーターと、前記レーザー光用インテグレーターおよび前記蛍光用インテグレーターの後段に設けられ、前記レーザー光及び前記蛍光が入射する重畳レンズと、前記重畳レンズから射出した前記レーザー光及び前記蛍光が入射し、複数のサブ画素からなる画素を複数含む光変調装置と、前記複数の画素に対応して設けられた複数のマイクロレンズを含むマイクロレンズアレイと、前記光変調装置から射出される光を投射する投射光学装置と、を備え、前記レーザー光用インテグレーターは、複数の第1小レンズを有する第1マルチレンズアレイを含み、前記蛍光用インテグレーターは、複数の第2小レンズを有する第2マルチレンズアレイを含み、前記第1マルチレンズアレイにおけるレンズ分割数は、前記第2マルチレンズアレイにおけるレンズ分割数よりも多いプロジェクターが提供される。
上記第一態様において、前記第1マルチレンズアレイは、第1の光入射側マルチレンズアレイと、前記第1の光入射側マルチレンズアレイに対応するように配置された第1の光射出側マルチレンズアレイとを含み、前記第2マルチレンズアレイは、第2の光入射側マルチレンズアレイと、前記第2の光入射側マルチレンズアレイに対応するように配置された第2の光射出側マルチレンズアレイとを含むことが望ましい。
上記第一態様において、前記第1の光入射側マルチレンズアレイ上に形成される前記レーザー光のスポット形状は長手方向を有しており、前記第2の光入射側マルチレンズアレイにおいて、前記長手方向のレンズ分割数は短手方向のレンズ分割数よりも多いことが望ましい。
上記第一態様において、前記蛍光用インテグレーターにおける光射出側と前記重畳レンズとの間に設けられた偏光変換素子をさらに備えることが望ましい。
上記第一態様において、前記レーザー光源装置は、第1のレーザー光を射出する第1のレーザー光源装置と、第2のレーザー光を射出する第2のレーザー光源装置と、を含み、前記蛍光光源装置は、第1の蛍光を射出する第1の蛍光光源装置と、第2の蛍光を射出する第2の蛍光光源装置と、を含み、前記レーザー光用インテグレーターは、前記第1のレーザー光が入射する第1のレーザー光用インテグレーターと、前記第2のレーザー光が入射する第2のレーザー光用インテグレーターと、を含み、前記蛍光用インテグレーターは、前記第1の蛍光が入射する第1の蛍光用インテグレーターと、前記第2の蛍光が入射する第2の蛍光用インテグレーターと、を含むことが望ましい。
上記第一態様において、前記第1のレーザー光と、前記第2のレーザー光と、前記第1の蛍光と、前記第2の蛍光とは、前記重畳レンズの異なる位置にそれぞれ入射することが望ましい。
上記第一態様において、前記複数のサブ画素は、第1のサブ画素、第2のサブ画素、第3のサブ画素および第4のサブ画素を含み、前記第1のレーザー光は、前記マイクロレンズを透過して前記第1のサブ画素に入射し、前記第2のレーザー光は、前記マイクロレンズを透過して前記第2のサブ画素に入射し、前記第1の蛍光は、前記マイクロレンズを透過して前記第3のサブ画素に入射し、前記第2の蛍光は、前記マイクロレンズを透過して前記第4のサブ画素に入射することが望ましい。
上記第一態様において、前記第1のレーザー光は赤色光であり、前記第2のレーザー光は青色光であり、前記第1の蛍光及び前記第2の蛍光は緑色光であることが望ましい。
第一実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す平面図である。 照明装置の概略構成を示す斜視図である。 照明装置の上段構成を示す図である。 照明装置の下段構成を示す図である。 赤色用半導体レーザーの要部構成を示す図である。 第1インテグレーターの要部構成を示した平面図である。 第2インテグレーターの要部構成を示した平面図である。 重畳レンズにおける光入射位置を概念的に示した図である。 光変調装置の画素構造を示す平面図である。 光変調装置における画素構造の要部を示す断面図である。 光変調装置における画素構造の要部を示す断面図である。 遮光部材の概略構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第一実施形態)
本実施形態に係るプロジェクターは、スクリーン上にカラー画像を表示する投射型画像表示装置である。本実施形態に係るプロジェクターは、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザーなどのレーザー光源を用いている。
図1は本実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示す平面図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、照明装置100と、光変調装置200と、投射光学装置300と、を備える。プロジェクター1において、照明装置100から射出される照明光の照明光軸を光軸AXとする。なお、以下の説明において必要に応じてXYZ直交座標系を用いて説明する。Z軸はプロジェクターの上下に沿う軸であり、X軸とは光軸AXと平行な軸であり、Y軸はX軸およびZ軸に直交する軸である。
光変調装置200は、例えば1枚のカラー液晶表示パネルを用いた単板式の液晶光変調装置である。このような単板式の液晶光変調装置を採用することによって、プロジェクター1の小型化が図られる。そして、光変調装置200は、照明装置100からの照明光を画像情報に応じて変調して画像光を形成する。
光変調装置200の照明装置100と対向する面側に、光入射側偏光板201aが設けられている。また、光変調装置200の投射光学装置300と対向する面側に、光出射側偏光板201bが設けられている。光入射側偏光板201a及び光出射側偏光板201bは、互いの偏光軸が直交している。
投射光学装置300は、投射レンズからなり、光変調装置200により変調された画像光をスクリーンSCRに向かって拡大投射する。なお、この投射光学装置を構成するレンズの枚数については、1枚であっても複数枚であってもよい。
(照明装置)
続いて、照明装置100の具体的な構成について説明する。
図2は照明装置の概略構成を示す斜視図である。図2に示すように、照明装置100は、光源ユニット110と、レーザー光用インテグレーター60Aと、蛍光用インテグレーター60Bと、偏光変換ユニット70と、遮光部材90と、重畳レンズ74と、を備えている。
光源ユニット110は、第1光源装置(第1のレーザー光源装置)111と、第2光源装置(第1の蛍光光源装置)112と、第3光源装置(第2の蛍光光源装置)113と、第4光源装置(第2のレーザー光源装置)114とを含む。第1光源装置111および第2光源装置112はZ軸に沿う方向において同じ位置に配置されている。第3光源装置113および第4光源装置114はZ軸に沿う方向において同じ位置に配置されている。第1光源装置111はZ軸に沿う方向において第3光源装置113の上段(+Z側)に位置する。第2光源装置112はZ軸に沿う方向において第4光源装置114の上段(+Z側)に位置する。すなわち、光源ユニット110は2段構造となっている。
レーザー光用インテグレーター60Aは、第1インテグレーター61と、第4インテグレーター64とを含む。蛍光用インテグレーター60Bは、第2インテグレーター62と、第3インテグレーター63とを含む。
第1インテグレーター61には、第1光源装置111から射出されたレーザー光が入射する。第4インテグレーター64には、第4光源装置114から射出されたレーザー光が入射する。第2インテグレーター62には、第2光源装置112から射出された蛍光が入射する。第3インテグレーター63には、第3光源装置113から射出された蛍光が入射する。本実施形態の照明装置100では、光源ユニット110の各光源装置111,112,113,114から射出される光に個別に対応するインテグレーター61,62,63,64を備えている。
偏光変換ユニット70は、第1偏光変換素子71と、第2偏光変換素子72とを含む。第1偏光変換素子71は第2インテグレーター62の後段に配置され、第2偏光変換素子72は第3インテグレーター63の後段に配置される。第1偏光変換素子71は第2光源装置112から射出される光を直線偏光に変換し、第2偏光変換素子72は第3光源装置113から射出される光を直線偏光に変換する。
遮光部材90は、偏光変換ユニット70から射出された光の一部を遮光することによって重畳レンズ74に入射する光の形状を整形する。重畳レンズ74は、例えば、凸レンズから構成されるものであり、遮光部材90を通過した光を光変調装置200に対して重畳して入射させる。
図3は照明装置の上段構成を示す図である。図4は照明装置の下段構成を示す図である。
図3に示すように、第1光源装置111は、レーザー光源10と、ホモジナイザー11と、集光レンズ12と、拡散板13と、ピックアップレンズ14とを有する。
第1光源装置111は、レーザー光源10と、ホモジナイザー11と、集光レンズ12と、拡散板13と、ピックアップレンズ14とを有する。レーザー光源10は、例えば、ピーク波長が635nm±20nmのレーザー光として赤色光(第1のレーザー光)RL射出された赤色光RLを平行化するコリメートレンズ10bとを含む。
図5は赤色用半導体レーザーの要部構成を示す図である。図5に示すように、赤色用半導体レーザー素子10aは光射出面10a1を有している。光射出面10a1は、赤色用半導体レーザー素子10aから射出された赤色光RLの主光線に沿う方向に見て、Y方向に沿う短辺とZ方向に沿う長辺とを有する略長方形状の平面形状を有している。
赤色用半導体レーザー素子10aから射出される赤色光RLは、光射出面10a1の短手方向と平行な偏光方向を有する直線偏光であって、図1に示した光変調装置200の光入射側に設けられた光入射側偏光板201aを透過する偏光(例えば、Z軸に平行な偏光)となる。
赤色光RLがコリメートレンズ10bに入射する前において、光射出面10a1の短手方向における赤色光RLの発散角度は、光射出面10a1の長手方向における赤色光RLの発散角度よりも大きい。すなわち、コリメートレンズ10bに入射する前の赤色光RLの光軸に直交する面と平行な断面はZ方向に長軸を持つ楕円形状となる。
このような構成に基づいて、レーザー光源10は、平行光線束からなる赤色光RLをホモジナイザー11に向けて射出する。平行化された赤色光RLにおける主光線に直交する面と平行な断面形状DSは、図5に示したように、Z方向に沿う長軸とY方向に沿う短軸とを有する楕円状となる。
図3に戻り、ホモジナイザー11は赤色光RLの照度分布を均一化させる。ホモジナイザー11は例えば、一対のマルチレンズアレイから構成される。集光レンズ12は、ホモジナイザー11を透過した赤色光RLを集光して拡散板13に入射させる。拡散板13は、赤色光RLを拡散させることで強度分布をより均一化させる。拡散板13としては、公知の拡散板、例えば、磨りガラスや、ホログラフィックディフューザー、透明基板の表面にブラスト処理を施したもの、透明基板の内部にビーズのような散乱材を分散させ、散乱材によって光を散乱させるものなどを用いることができる。
ピックアップレンズ14は、拡散板13で拡散された赤色光RLを平行化する。ピックアップレンズ14は1枚のレンズで構成される。なお、ピックアップレンズ14は複数のレンズで構成されてもよい。
このようにして、第1光源装置111は、レーザー光からなる赤色光RLをレーザー光用インテグレーター60Aの第1インテグレーター61に向けて射出するようになっている。
第2光源装置112は、励起光源20と、ホモジナイザー21と、集光レンズ22と、蛍光体層23と、ピックアップ光学系24とを有する。励起光源20は蛍光体層23を励起して蛍光を生成するためのものである。励起光源20は、例えば、波長帯が440nm〜470nmの青色レーザー光を励起光Bとして射出するレーザー発光素子20aと、該レーザー発光素子20aから射出された励起光Bを平行化するコリメートレンズ20bとを含む。なお、励起光源20は、要求される励起光Bの出力に応じて、複数の青色レーザー発光素子で構成されてもよい。
ホモジナイザー21は励起光Bの照度分布を均一化させる。ホモジナイザー21は例えば、一対のマルチレンズアレイから構成される。集光レンズ22は、ホモジナイザー21を透過した励起光Bを集光して蛍光体層23に入射させる。
蛍光体層23は励起光Bを吸収して励起される蛍光体を含む。励起光Bにより励起された蛍光体は、例えばピーク波長が550nm±30nmの第1緑色光(第1の蛍光)GL1を射出する。蛍光体層23は、励起光Bの入射側と反対側から第1緑色光GL1を射出する。蛍光体層23から射出された第1緑色光GL1は、ピックアップ光学系24に入射する。ここで、第1緑色光GL1はレーザー光からなる赤色光RLに比べて大きな放射角で射出される。そのため、ピックアップ光学系24は2枚の凸レンズ24a,24bを用いることで放射角の大きい第1緑色光GL1を良好にピックアップして平行化することができる。
このようにして、第2光源装置112は、蛍光からなる第1緑色光GL1を蛍光用インテグレーター60Bの第2インテグレーター62に向けて射出するようになっている。第1緑色光GL1は蛍光体層23から放射状に射出されることから、平行化された第1緑色光GL1の主光線に直交する面と平行な断面形状は略円形となる。
ここで、緑色光をレーザー光で生成することも考えられるが、緑色レーザー発光素子は発光効率が悪く、かつ、値段も高い。これに対し、本実施形態の第2光源装置112では、蛍光を用いて第1緑色光GL1を生成することで、明るい緑色光を安価に生成可能である。
図4に示すように、第3光源装置113は、第2光源装置112と同様の構成を有する。すなわち、第3光源装置113は、励起光源20と、ホモジナイザー21と、集光レンズ22と、蛍光体層23と、ピックアップ光学系24とを有しており、蛍光からなる緑色光(第2の蛍光)GL2を蛍光用インテグレーター60Bの第3インテグレーター63に向けて射出するようになっている。
第4光源装置114は、レーザー光源40と、位相差板45と、ホモジナイザー41と、集光レンズ42と、拡散板43と、ピックアップレンズ44とを有する。レーザー光源40は、例えばピーク波長が455nm±20nmのレーザー光として青色光(第2のレーザー光)BLを射出する青色用半導体レーザー素子40aと、該青色用半導体レーザー素子40aから射出された青色光BLを平行化するコリメートレンズ40bとを含む。
青色用半導体レーザー素子40aは、赤色用半導体レーザー素子10aと同様、略長方形状の光入射面を有している。本実施形態において、第1光源装置111と第4光源装置114とは、レーザー光源10における赤色用半導体レーザー素子10aとレーザー光源40における青色用半導体レーザー素子40aの向き、すなわち、矩形状の光射出面の長辺が同じ方向を向くように配置されている。そのため、レーザー光源40から射出された青色光BLにおける主光線に直交する面と平行な断面形状も、図5に示したようにZ方向に沿う長軸とY方向に沿う短軸とを有する楕円状となる。
しかしながら、赤色用半導体レーザー素子10aと青色用半導体レーザー素子40aとでは、発振モード違いにより、互いに異なる方向の直線偏光を射出する。具体的には、青色用半導体レーザー素子40aから射出される青色光BLは、光射出面40a1の長手方向と平行な偏光方向を有する直線偏光であり、そのままでは光変調装置200の光入射側に設けられた光入射側偏光板201aを透過できないY軸に平行な偏光となっている。
これに対し、第4光源装置114は、レーザー光源40とホモジナイザー41との間に、位相差板45を配置している。位相差板45は1/2波長板である。位相差板45に入射した青色光BLはY軸に平行な偏光からZ軸に平行な偏光に変換される。これにより、青色光BLは光変調装置200の光入射側に設けられた光入射側偏光板201aを透過可能な変更に変換される。
ホモジナイザー41は青色光BLの照度分布を均一化させる。ホモジナイザー41は、例えば、一対のマルチレンズアレイから構成される。集光レンズ42は、ホモジナイザー41を透過した青色光BLを集光して拡散板43に入射させる。拡散板43は、青色光BLを拡散させることで強度分布をより均一化させる。拡散板43としては、上記拡散板13と同様のものを用いることができる。
ピックアップレンズ44は、拡散板43で拡散された青色光BLを平行化する。ピックアップレンズ44は1枚のレンズで構成される。なお、ピックアップレンズ44は複数枚のレンズで構成されてもよい。
このようにして、第4光源装置114は、レーザー光からなる青色光BLをレーザー光用インテグレーター60Aの第4インテグレーター64に向けて射出するようになっている。
以上のようにして、光源ユニット110は、図1に示したように、赤色光RL、第1緑色光GL1、第2緑色光GL2および青色光BLを含む照明光WAをレーザー光用インテグレーター60A、蛍光用インテグレーター60Bに向けて射出する。本実施形態において、赤色光RL、第1緑色光GL1、第2緑色光GL2および青色光BLは互いにオーバーラップしない状態となっている。
光源ユニット110から射出された赤色光RLは、図3に示すように、レーザー光用インテグレーター60Aの第1インテグレーター61に入射する。第1インテグレーター(第1のレーザー光用インテグレーター)61は、複数の第1小レンズを有する第1マルチレンズアレイ61Uを含む。第1マルチレンズアレイ61Uは、光入射側マルチレンズアレイ(第1の光入射側マルチレンズアレイ)61aと光射出側マルチレンズアレイ(第1の光入射側マルチレンズアレイ)61bとを含む。光入射側マルチレンズアレイ61aは、例えば、複数の小レンズ(第1小レンズ)61a1を平面的に配列して構成される。光入射側マルチレンズアレイ61aは、第1光源装置111から射出された赤色光RLを各小レンズ61a1によって複数の小光束に分割してそれぞれを集光させる。
光射出側マルチレンズアレイ61bは、例えば、光入射側マルチレンズアレイ61aの各小レンズ61a1に対応して平面的に配列された複数の小レンズ61b1を有している。本実施形態において、光射出側マルチレンズアレイ61bは、後述する重畳レンズ74とともに、光入射側マルチレンズアレイ61aの各小レンズ61a1の像を光変調装置200に対して重畳して入射させる。
本実施形態において、第1インテグレーター61は重畳レンズ74とともにレーザー光である赤色光RLの照度分布を効率良く均一化するように設計されている。図6は第1インテグレーターの要部構成を示した平面図である。図6では第1インテグレーター61のうち赤色光RLが入射する光入射側マルチレンズアレイ61aの平面構成を示している。
図6に示すように、赤色光RLは第1インテグレーター61(光入射側マルチレンズアレイ61a)上に楕円状の照明領域(スポット)を形成する。すなわち、赤色光RLのスポット形状は長手方向を有している。
光入射側マルチレンズアレイ61aの外形は楕円状からなり、赤色光RLの全体を効率良く取り込み可能とされている。光入射側マルチレンズアレイ61aの外形は長方形状を有しており、赤色光RLの長軸に平行なZ方向に沿う長辺と、赤色光RLの短軸に平行なY方向に沿う短辺とを有する。
光入射側マルチレンズアレイ61aにおいて、長辺方向(Z方向)のレンズ分割数は短辺方向(Y方向)のレンズ分割数よりも多いことが望ましい。例えば、長辺方向(Z方向)のレンズ数を短辺方向(Y方向)のレンズ数の2倍以上とするのが望ましい。本明細書において、「レンズ分割数」とは、光入射側マルチレンズアレイ61aにおいて、赤色光RLのスポット形成領域を分割する小レンズ61a1の数を意味する。
具体的に本実施形態の光入射側マルチレンズアレイ61aは、例えば、長辺方向(Z方向)に9列、短辺方向(Y方向)に3行、合計で3×9=27個の小レンズ61a1を平面的に配列することで構成される。
すなわち、光入射側マルチレンズアレイ61aは、27個の小レンズ61a1によって赤色光RLを分割することから、光入射側マルチレンズアレイ61aのレンズ分割数は「27」となる。なお、光射出側マルチレンズアレイ61bは光入射側マルチレンズアレイ61aと同じレンズ分割数を有する。
第1インテグレーター61から射出された赤色光RLはレーザー光であるため、偏光変換ユニット70による偏光変換は不要である。そのため、赤色光RLは偏光変換ユニット70を経由することなく、後述の遮光部材90を経由して重畳レンズ74に入射する。
光源ユニット110から射出された第1緑色光GL1は、蛍光用インテグレーター60Bの第2インテグレーター62に入射する。第2インテグレーター(第1の蛍光用インテグレーター)62は、複数の第2小レンズを有する第2マルチレンズアレイ62Uを含む。第2マルチレンズアレイ62Uは、光入射側マルチレンズアレイ(第2の光入射側マルチレンズアレイ)62aと光射出側マルチレンズアレイ(第2の光射出側マルチレンズアレイ)62bとを含む。光入射側マルチレンズアレイ62aは、例えば、複数の小レンズ(第2小レンズ)62a1を平面的に配列して構成される。光入射側マルチレンズアレイ62aは、第2光源装置112から射出された第1緑色光GL1を各小レンズ62a1によって複数の小光束に分割してそれぞれを集光させる。
光射出側マルチレンズアレイ62bは、例えば、光入射側マルチレンズアレイ62aの各小レンズ62a1に対応して平面的に配列された複数の小レンズ62b1を有している。本実施形態において、光射出側マルチレンズアレイ62bは、後述する重畳レンズ74とともに、光入射側マルチレンズアレイ62aの各小レンズ62a1の像を光変調装置200に対して重畳して入射させる。
本実施形態において、第2インテグレーター62は重畳レンズ74とともに蛍光である第1緑色光GL1の照度分布を効率良く均一化するように設計されている。図7は第2インテグレーターの要部構成を示した平面図である。図7では第2インテグレーター62のうち第1緑色光GL1が入射する光入射側マルチレンズアレイ62aの平面構成を示している。
ここで、第1緑色光GL1における光変調装置200上の照度分布を向上させるには、第2インテグレーター62におけるレンズ分割数を多くすることが望ましい。具体的に、第1緑色光GL1における光変調装置200上の照度分布が、赤色光RLにおける光変調装置200上の照度分布と略等しくなるように、第2インテグレーター62のレンズ分割数を設定することが望ましい。
図7に示すように、第1緑色光GL1は光入射側マルチレンズアレイ62a上に円形状の照明領域(スポット)を形成する。光入射側マルチレンズアレイ62aの外形は円形状からなり、第1緑色光GL1の全体を効率良く取り込み可能とされている。すなわち、光入射側マルチレンズアレイ62aの外形は略円形状とされている。
ここで、蛍光体層23から放射状に射出された第1緑色光GL1は、レーザー光である赤色光RLに比べると、照度分布が比較的高い状態となっている。そのため、第1緑色光GL1を分割する第2インテグレーター62は、赤色光RLを分割する第1インテグレーター61よりも少ない分割数の場合でも、第1緑色光GL1における光変調装置200上の照度分布を赤色光RLにおける光変調装置200上の照度分布と同程度にすることが可能である。
より具体的に光入射側マルチレンズアレイ62aは、例えば、Z方向において3個、Y方向において2個、合計で3×2=6個の小レンズ62a1を平面的に配列して構成される。光入射側マルチレンズアレイ62aは、6個の小レンズ62a1によって第1緑色光GL1を分割する。本明細書において、光入射側マルチレンズアレイ62aにおいて、第1緑色光GL1のスポット形成領域を分割する小レンズ62a1の数を「レンズ分割数」と呼ぶ。すなわち、光入射側マルチレンズアレイ62aのレンズ分割数は「6」である。
以上のように本実施形態において、レーザー光に対応する第1インテグレーター61のレンズ分割数は、蛍光に対応する第2インテグレーター62のレンズ分割数よりも多い。すなわち、光入射側マルチレンズアレイ61aのレンズ分割数が、光入射側マルチレンズアレイ62aのレンズ分割数よりも多い。
図3に示したように、第2インテグレーター62から射出された第1緑色光GL1は第1偏光変換素子71に入射する。第1偏光変換素子71は、無偏光の第1緑色光GL1を直線偏光に変換するためのものである。
第1偏光変換素子71は、第2インテグレーター62により複数に分割された第1緑色光GL1に対応するように設計される。すなわち、第1偏光変換素子71は、第2インテグレーター62のレンズ分割数に応じたピッチで偏光分離膜と位相差板(1/2位相差板)とをアレイ状に並べて構成される。
ところで、一般的に偏光変換素子はインテグレーターを構成するマルチレンズアレイに比べて狭ピッチ化することが困難である。例えば、第1インテグレーター61を構成するマルチレンズアレイ61a,61bのレンズ分割数「27」に対応したピッチで偏光変換素子を製造することは難しい。
仮に第2インテグレーター62のレンズ分割数を第1インテグレーター61のレンズ分割数「27」に合わせると第1偏光変換素子71によって第1緑色光GL1の偏光方向を所定方向に変換することが困難となる。そのため、第1緑色光GL1の偏光方向を光変調装置200の光入射側に配置された光入射側偏光板201aの透過軸方向に対応させることができない。すると、第1緑色光GL1の一部が光入射側偏光板201aを透過できずに遮光されるため、光利用効率の低下という問題が生じてしまう。
これに対して本実施形態では、第2インテグレーター62のレンズ分割数「6」を第1インテグレーター61のレンズ分割数「27」よりも小さくするため、第1偏光変換素子71を狭ピッチ化させる必要がない。よって、第1偏光変換素子71は、第2インテグレーター62から射出される第1緑色光GL1を良好に偏光変換可能なピッチで製造されたものとなる。
したがって、第1偏光変換素子71は、第2インテグレーター62を経由した第1緑色光GL1をZ軸に平行な偏光方向の光に変換することができる。これにより、光変調装置200に入射する第1緑色光GL1の偏光方向を光変調装置200の光入射側に配置された光入射側偏光板201aの透過軸方向に対応させることができる。よって、光入射側偏光板201aは光変調装置200に入射する第1緑色光GL1を遮光しないため、光利用効率が向上することができる。
また、光源ユニット110から射出された第2緑色光GL2は、蛍光用インテグレーター60Bの第3インテグレーター63に入射する。第3インテグレーター(蛍光用インテグレーター)63は、第2インテグレーター62と同様の構成を有する。すなわち、第3インテグレーター63は、光入射側マルチレンズアレイ62aと光射出側マルチレンズアレイ62bとを含む第2マルチレンズアレイ62Uで構成される。
第3インテグレーター63から射出された第2緑色光GL2は第2偏光変換素子72に入射する。第2偏光変換素子72は、第1偏光変換素子71と同様の構成を有する。そのため、第2偏光変換素子72は、第3インテグレーター63を経由した第2緑色光GL2をZ軸に平行な偏光方向の光に変換することができる。これにより、光変調装置200に入射する第2緑色光GL2の偏光方向を光変調装置200の光入射側に配置された光入射側偏光板201aの透過軸方向に対応させることができる。よって、光入射側偏光板201aは光変調装置200に入射する第2緑色光GL2を遮光しないため、光利用効率が向上することができる。
また、光源ユニット110から射出された青色光BLは、レーザー光用インテグレーター60Aの第4インテグレーター64に入射する。本実施形態において、青色光BLにおける照度分布は、赤色光RLにおける照度分布と略同様であるものとする。そのため、本実施形態の第4インテグレーター(第2のレーザー光用インテグレーター)64は、赤色光RLの照度分布を均一化する第1インテグレーター61と同様の構成を有する。すなわち、第4インテグレーター64は、光入射側マルチレンズアレイ61aと光射出側マルチレンズアレイ61bとを含む第1マルチレンズアレイ61Uにより構成される。第4インテグレーター64におけるレンズ分割数は「27」となっている。
第4インテグレーター64から射出された青色光BLはレーザー光であるため、偏光変換ユニット70による偏光変換は不要である。そのため、青色光BLは偏光変換ユニット70を経由することなく、遮光部材90を経由して重畳レンズ74に入射する。
本実施形態において、偏光変換ユニット70における光射出側と重畳レンズ74との間に、遮光部材90が設けられている。遮光部材90は、例えば、カーボンブラック等を印刷した遮光性部材あるいは黒アルマイト処理を施した遮光性部材で構成されている。
遮光部材90は、レーザー光用インテグレーター60A、蛍光用インテグレーター60Bおよび偏光変換ユニット70を経由した光源ユニット110からの光の一部を遮光することで整形する。なお、遮光部材90を配置する位置は上記に限定されることはなく、レーザー光用インテグレーター60A、蛍光用インテグレーター60Bの光射出側に配置してもよい。
図8は重畳レンズにおける光入射位置を概念的に示した図である。図8では、遮光部材90によって整形された赤色光RL、第1緑色光GL1、第2緑色光GL2および青色光BLを模式的に示している。
レーザー光用インテグレーター60A、蛍光用インテグレーター60B、偏光変換ユニット70および遮光部材90を経由した照明光WAは、赤色光RL、第1緑色光GL1、第2緑色光GL2および青色光BLが互いに交わらない状態のままで重畳レンズ74に入射する。
そのため、赤色光RL、青色光BL、第1緑色光GL1および第2緑色光GL2は、図8に示すように重畳レンズ74の異なる場所に入射する。なお、赤色光RL、青色光BL、第1緑色光GL1および第2緑色光GL2の主光線と重畳レンズ74のレンズ光軸74aとの距離はいずれも等しい。以下、赤色光RL、青色光BL、第1緑色光GL1および第2緑色光GL2を特に区別しない場合、総称して各色光RL,BL,GL1,GL2と呼ぶこともある。
本実施形態において、重畳レンズ74は、該重畳レンズ74に対する各色光RL,BL,GL1,GL2の入射位置に応じて、光変調装置200に対する各色光RL,BL,GL1,GL2の入射方向を異ならせる。すなわち、重畳レンズ74は、各色光RL,BL,GL1,GL2を光変調装置200の各画素に対して4方向から入射可能である。
ここで、光変調装置200の画素構造について説明する。
図9は、光変調装置の画素構造を示す平面図である。図9に示すように、光変調装置200は、複数の画素201を有している。各画素201は、第1のサブ画素201R、第2のサブ画素201B、第3のサブ画素201G1および第4のサブ画素201G2から構成される。以下、第1のサブ画素201R、第2のサブ画素201B、第3のサブ画素201G1および第4のサブ画素201G2を、単にサブ画素201R,201B,201G1,201G2と簡略して示すこともある。
本実施形態において、各サブ画素201R,201B,201G1,201G2は、いずれも正方形状となっている。光変調装置200において、複数の画素201は、Y方向およびZ方向に沿ってマトリクス状に配置されている。各画素201は、+Z方向に向かって、第1のサブ画素201Rおよび第4のサブ画素201G2がこの順に並び、第1のサブ画素201Rに対する+Y方向に第3のサブ画素201G1が並び、第4のサブ画素201G2に対する+Y方向に第2のサブ画素201Bが並んで配置されている。各サブ画素201R,201B,201G1,201G2は、ブラックマトリクスBMにより格子状に区画されている。
図10および図11は光変調装置における画素構造の要部を示す断面図である。
図10および図11に示すように、本実施形態の光変調装置200は、光入射側の表面にマイクロレンズアレイ80が一体に設けられている。なお、マイクロレンズアレイ80は光変調装置200と別体でも良い。なお、図10は第1のサブ画素201Rおよび第4のサブ画素201G2における断面構成を示し、図11は第2のサブ画素201Bおよび第3のサブ画素201G1における断面構成を示す。
マイクロレンズアレイ80は、複数のマイクロレンズ80aを有し、マイクロレンズアレイ80に入射した光から複数の微小光束を形成する。
具体的には、図10に示すようにマイクロレンズアレイ80に入射した赤色光RLは、複数のマイクロレンズ80aによって複数の微小光束RrLに分割される。また、マイクロレンズアレイ80に入射した第2緑色光GL2は、複数のマイクロレンズ80aによって複数の微小光束GgL2に分割される。
図11に示すように、マイクロレンズアレイ80に入射した青色光BLは、複数のマイクロレンズ80aによって、複数の微小光束BbLに分割される。また、マイクロレンズアレイ80に入射した第1緑色光GL1は、複数のマイクロレンズ80aによって、複数の微小光束GgL1に分割される。
各マイクロレンズ80aは光変調装置200の各画素201と1対1で対応するように配置されている。本実施形態のプロジェクター1では、図8に示したように、重畳レンズ74上における各色光RL,BL,GL1,GL2の入射位置を異ならせることでマイクロレンズアレイ80に対して各色光RL,BL,GL1,GL2をそれぞれ異なる方向から入射させることが可能である。
マイクロレンズアレイ80に対して斜め上方から入射した赤色光RLは微小光束RrLに分割されて、第1のサブ画素201Rに入射する。すなわち、第1のサブ画素201Rには光変調装置200に入射する照明光WAのうちの赤色光RLが入射する。
マイクロレンズアレイ80に対して斜め下方から入射した青色光BLは微小光束BbLに分割されて、第2のサブ画素201Bに入射する。すなわち、第2のサブ画素201Bには光変調装置200に入射する照明光WAのうちの青色光BLが入射する。
また、マイクロレンズアレイ80に対して斜め上方から入射した第1緑色光GL1は微小光束GgL1に分割されて、第3のサブ画素201G1に入射する。すなわち、第3のサブ画素201G1には光変調装置200に入射する照明光WAのうちの第1緑色光GL1が入射する。
マイクロレンズアレイ80に対して斜め下方から入射した第2緑色光GL2は微小光束GgL2に分割されて、第4のサブ画素201G2に入射する。すなわち、第4のサブ画素201G2には光変調装置200に入射する照明光WAのうちの第2緑色光GL2が入射する。
本実施形態のプロジェクター1によれば、従来のように複数のダイクロイックミラーを用いて光変調装置200のサブ画素への各色光の入射方向を調整する場合のように、各色光の光路長に差が生じることで色毎に照明領域の大きさが異なることがない。したがって、本実施形態のプロジェクター1によれば、重畳レンズ74への入射位置を異ならせることで分離した各色光RL,BL,GL1,GL2の光路長に差が生じることがないので、各色光RL,BL,GL1,GL2の照明領域の大きさに差が生じない。したがって、各色光RL,BL,GL1,GL2が光変調装置200に効率良く入射するので、照明装置100の光利用効率の低下を防止できる。
また、本実施形態のプロジェクター1では、レーザー光である赤色光RLおよび青色光BLに対応するインテグレーター61,62のレンズ分割数を多くするとともに、蛍光である第1緑色光GL1および第2緑色光GL2に対応するインテグレーター63,64のレンズ分割数を少なくしている。これにより、赤色光RLおよび青色光BLの重畳性能を十分に向上させることがないので、光変調装置200上の照度ムラを低減することができる。また、レンズ分割数を少なくしたインテグレーター61,62の後段に配置された偏光変換素子第1緑色光GL1および第2緑色光GL2の重畳性能を必要以上に向上させることがないので、第1緑色光GL1および第2緑色光GL2を偏光変換素子71,72によって所定の直線偏光に変換することで光変調装置200に効率良く入射させることができる。
ところで、光変調装置200において良好な画像光を生成するためには、各サブ画素201R、201B、201G1、201G2に対して対応する色の光を適切に入射させる必要がある。各サブ画素201R,201B,201G1,201G2に対応する色の光を適切に入射させるためには、重畳レンズ74に入射するまでに各色光RL,BL,GL1,GL2を十分に平行化させておく必要がある。しかしながら、レンズによる収差によって各色光RL,BL,GL1,GL2を十分に平行化することは難しく、各色光RL,BL,GL1,GL2が収束成分又は発散成分を含む光となるおそれがある。また、各色光RL,BL,GL1,GL2が回折成分を含む場合もあり得る。
本実施形態のプロジェクター1では、レーザー光用インテグレーター60A、蛍光用インテグレーター60Bおよび偏光変換ユニット70を経由した光源ユニット110からの光の一部を遮光部材90で遮光するようにしている。
ここで、比較例として遮光部材90を設けない場合について説明する。遮光部材90を設けない場合、例えば、微小光束RrLの像は、一の画素201内で隣接するサブ画素間の領域を跨いだ状態となる。そのため、微小光束RrLは、第1のサブ画素201Rだけでなく、第1のサブ画素201Rに隣接している他のサブ画素201B、201G1、201G2にも入射する。これによって、画像光のにじみが生じることでスクリーンSCRに投射される画像光の品質が低下してしまう。
これに対し、本実施形態のプロジェクター1では、レーザー光用インテグレーター60A、蛍光用インテグレーター60Bおよび偏光変換ユニット70を経由した光源ユニット110からの光の一部を遮光部材90で遮光することで上述した画像光のにじみの発生を抑制することが可能である。
図12は、遮光部材90の概略構成を示す平面図である。図12に示すように、遮光部材90は、第1の開口90a1と第2の開口90a2と第3の開口90a3と第4の開口90a4とを有する。
第1の開口90a1は第1のサブ画素201Rに対応し、第2の開口90a2は第2のサブ画素201Bに対応し、第3の開口90a3は第3のサブ画素201G1に対応し、第4の開口90a4は第4のサブ画素201G2に対応する。なお、開口90a1、90a2、90a3、90a4は各々サブ画素201R,201B,201G1,201G2に対して光学的に共役関係を有している。
すなわち、遮光部材90において、第1の開口90a1には照明光WAのうちの赤色光RLが入射する。これにより、例えば、赤色光RLが収差によって十分に平行化されずに収束成分、発散成分あるいは回折成分を含む場合でも、これら収束成分、発散成分あるいは回折成分は第1の開口90a1を透過することができず遮光部材90でカットされる。第1の開口90a1は長方形状となっているため、赤色光RLは重畳レンズ74上に長方形状のスポットを形成する。また、赤色光RLは第1の開口90a1を透過したことで図9に示すように第1のサブ画素201R上に略長方形状の断面を有する照射スポットを形成する。
また、第2の開口90a2には照明光WAのうちの青色光BLが入射する。これにより、例えば、青色光BLが収差によって十分に平行化されずに収束成分、発散成分あるいは回折成分を含む場合でも、これら収束成分、発散成分あるいは回折成分は第2の開口90a2を透過できずに遮光部材90でカットされる。第2の開口90a2は長方形状となっているため、青色光BLは重畳レンズ74上に長方形状のスポットを形成する。また、青色光BLは第2の開口90a2を透過したことで図9に示すように第2のサブ画素201B上に略長方状の断面を有する照射スポットを形成する。
また、第3の開口90a3には照明光WAのうちの第1緑色光GL1が入射する。これにより、例えば、第1緑色光GL1が収差によって十分に平行化されずに収束成分、発散成分あるいは回折成分を含む場合でも、これら収束成分、発散成分あるいは回折成分は第3の開口90a3を透過できず遮光部材90でカットされる。第3の開口90a3は正方形状となっているため、第1緑色光GL1は重畳レンズ74上に正方形状のスポットを形成する。また、第1緑色光GL1は第3の開口90a3を透過したことで図9に示すように第3のサブ画素201G1上に略正方形状の断面を有する照射スポットを形成する。
また、第4の開口90a4には照明光WAのうちの第2緑色光GL2が入射する。これにより、例えば、第2緑色光GL2が収差によって十分に平行化されずに収束成分、発散成分あるいは回折成分を含む場合でも、これら収束成分、発散成分あるいは回折成分は第4の開口90a4を透過できず遮光部材90でカットされる。第4の開口90a4は正方形状となっているため、第2緑色光GL2は重畳レンズ74上に正方形状のスポットを形成する。また、第2緑色光GL2は第4の開口90a4を透過したことで図9に示すように第4のサブ画素201G2上に略正方形状の断面を有する照射スポットを形成する。
このように本実施形態のプロジェクター1によれば、遮光部材90によって、各サブ画素201R,201B,201G1,201G2において、隣のサブ画素に光が侵入しない、すなわち混色現象が生じないように、照明光WAの各色光RL,BL,GL1,GL2を整形することができる。
以上のように本実施形態のプロジェクター1によれば、各微小光束RrL,BbL,GgL1,GgL2が各々対応する各サブ画素201R、201B、201G1、201G2に良好に入射させることができる。よって、各微小光束RrL,BbL,GgL1,GgL2は隣接するサブ画素の間の領域を跨がない。つまり、例えば、微小光束RrLは第1のサブ画素201Rのみに入射し、第1のサブ画素201Rを区画するブラックマトリクスBMに入射しない。
したがって、照明装置100からの光の利用効率を向上させつつ、互いに隣り合うサブ画素201R、201B、201G1、201G2に同じ色の光が入射することによる混色の発生を防止することができる。よって、プロジェクター1は、にじみが低減された質の高い画像をスクリーンSCRに投射することができる。
また、本実施形態のプロジェクター1によれば、遮光部材90によって各画素201においてブラックマトリクスBMに入射する光の入射量を低減できるので、ブラックマトリクスBMにおける熱の発生が抑えられて、熱による液晶の劣化を抑制できる。したがって、本実施形態のプロジェクター1によれば、液晶の寿命を延ばすことで長期に渡り良質な画像を表示可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上記実施形態のプロジェクター1では、レーザー光を射出する光源装置として、第1光源装置111および第4光源装置114を備える場合を例に挙げたが、第1光源装置111および第4光源装置114の一方のみ備える構成でもよい。また、蛍光を射出する光源装置として、第2光源装置112および第3光源装置113を備える場合を例に挙げたが、第2光源装置112および第3光源装置113の一方のみを備える構成でもよい。すなわち、光源ユニット110は、第1光源装置111および第4光源装置114の一方と、第2光源装置112および第3光源装置113の一方とから構成されていてもよい。この場合、レーザー光用インテグレーター60Aおよび蛍光用インテグレーター60Bはそれぞれ1つのインテグレーターから構成され、偏光変換ユニット70は1つの偏光変換素子から構成され、光変調装置200の各画素201は2つのサブ画素から構成されることになる。
また、上記実施形態における光変調装置200の各画素201を構成する各サブ画素201R、201B、201G1、201G2の配置は図9に示した形態に限定されず、例えば、第3のサブ画素201G1および第4のサブ画素201G2が画素201内において縦方向に並んで配置されてもよい。
1…プロジェクター、10,40…レーザー光源、60A…レーザー光用インテグレーター、60B…蛍光用インテグレーター、61…第1インテグレーター(第1のレーザー光用インテグレーター)、61a…光入射側マルチレンズアレイ(第1の光入射側マルチレンズアレイ)、61b…光射出側マルチレンズアレイ(第1の光入射側マルチレンズアレイ)、61U…第1マルチレンズアレイ、62…第2インテグレーター(第1の蛍光用インテグレーター)、62a…光入射側マルチレンズアレイ(第2の光入射側マルチレンズアレイ)、62b…光射出側マルチレンズアレイ(第2の光射出側マルチレンズアレイ)、62U…第2マルチレンズアレイ、63…第3インテグレーター(蛍光用インテグレーター)、64…第4インテグレーター(第2のレーザー光用インテグレーター)、71…偏光変換素子、74…重畳レンズ、80…マイクロレンズアレイ、80a…マイクロレンズ、111…光源装置、111…第1光源装置(第1のレーザー光源装置)、112…第2光源装置(第1の蛍光光源装置)、113…第3光源装置(第2の蛍光光源装置)、114…第4光源装置(第2のレーザー光源装置)、200…光変調装置、201…画素、201R…第1のサブ画素、201B…第2のサブ画素、201G1…第3のサブ画素、201G2…第4のサブ画素、300…投射光学装置、61a1…小レンズ(第1小レンズ)、62a1…小レンズ(第2小レンズ)、RL…赤色光(第1のレーザー光)、BL…青色光(第2のレーザー光)、GL1…第1緑色光(第1の蛍光)、GL2…緑色光(第2の蛍光)。

Claims (8)

  1. レーザー光を射出するレーザー光源装置と、
    蛍光体を含み、蛍光を射出する蛍光光源装置と、
    前記レーザー光が入射するレーザー光用インテグレーターと、
    前記蛍光が入射する蛍光用インテグレーターと、
    前記レーザー光用インテグレーターおよび前記蛍光用インテグレーターの後段に設けられ、前記レーザー光及び前記蛍光が入射する重畳レンズと、
    前記重畳レンズから射出した前記レーザー光及び前記蛍光が入射し、複数のサブ画素からなる画素を複数含む光変調装置と、
    前記複数の画素に対応して設けられた複数のマイクロレンズを含むマイクロレンズアレイと、
    前記光変調装置から射出される光を投射する投射光学装置と、を備え、
    前記レーザー光用インテグレーターは、複数の第1小レンズを有する第1マルチレンズアレイを含み、
    前記蛍光用インテグレーターは、複数の第2小レンズを有する第2マルチレンズアレイを含み、
    前記第1マルチレンズアレイにおけるレンズ分割数は、前記第2マルチレンズアレイにおけるレンズ分割数よりも多い
    プロジェクター。
  2. 前記第1マルチレンズアレイは、第1の光入射側マルチレンズアレイと、前記第1の光入射側マルチレンズアレイに対応するように配置された第1の光射出側マルチレンズアレイとを含み、
    前記第2マルチレンズアレイは、第2の光入射側マルチレンズアレイと、前記第2の光入射側マルチレンズアレイに対応するように配置された第2の光射出側マルチレンズアレイとを含む
    請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記第1の光入射側マルチレンズアレイ上に形成される前記レーザー光のスポット形状は長手方向を有しており、
    前記第2の光入射側マルチレンズアレイにおいて、前記長手方向のレンズ分割数は短手方向のレンズ分割数よりも多い
    請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記蛍光用インテグレーターにおける光射出側と前記重畳レンズとの間に設けられた偏光変換素子をさらに備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  5. 前記レーザー光源装置は、第1のレーザー光を射出する第1のレーザー光源装置と、第2のレーザー光を射出する第2のレーザー光源装置と、を含み、
    前記蛍光光源装置は、第1の蛍光を射出する第1の蛍光光源装置と、第2の蛍光を射出する第2の蛍光光源装置と、を含み、
    前記レーザー光用インテグレーターは、前記第1のレーザー光が入射する第1のレーザー光用インテグレーターと、前記第2のレーザー光が入射する第2のレーザー光用インテグレーターと、を含み、
    前記蛍光用インテグレーターは、前記第1の蛍光が入射する第1の蛍光用インテグレーターと、前記第2の蛍光が入射する第2の蛍光用インテグレーターと、を含む
    請求項1から4のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  6. 前記第1のレーザー光と、前記第2のレーザー光と、前記第1の蛍光と、前記第2の蛍光とは、前記重畳レンズの異なる位置にそれぞれ入射する
    請求項5に記載のプロジェクター。
  7. 前記複数のサブ画素は、第1のサブ画素、第2のサブ画素、第3のサブ画素および第4のサブ画素を含み、
    前記第1のレーザー光は、前記マイクロレンズを透過して前記第1のサブ画素に入射し、
    前記第2のレーザー光は、前記マイクロレンズを透過して前記第2のサブ画素に入射し、
    前記第1の蛍光は、前記マイクロレンズを透過して前記第3のサブ画素に入射し、
    前記第2の蛍光は、前記マイクロレンズを透過して前記第4のサブ画素に入射する
    請求項6に記載のプロジェクター。
  8. 前記第1のレーザー光は赤色光であり、
    前記第2のレーザー光は青色光であり、
    前記第1の蛍光及び前記第2の蛍光は緑色光である
    請求項5から7のいずれか一項に記載のプロジェクター。
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