JP6089616B2 - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、複数の光源を有する光源装置及び当該光源装置を用いたプロジェクターに関する。
固体光源群からの励起光を蛍光層に照射して蛍光を発生させる光源装置及びこの光源装置を用いたプロジェクターにおいて、各固体光源からの光の間隔を狭めるためのミラー群を有するものが知られている(特許文献1)。
特許文献1の光源装置等では、部品の数が増大する。また、固体光源からの光の光軸に対して斜めにミラー群を設けるため、装置が大型化する。さらに、固体光源群とミラー群の位置合わせが困難なため、コストが増加する。
特開2011−13317号公報
本発明は、上記背景技術の問題に鑑みてなされたものであり、製造コストの増大や装置の大型化を回避しつつ高効率に光を利用できる光源装置と、当該光源装置を用いてコストの増加や大型化を抑制しつつ高輝度な画像を形成できるプロジェクターとを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光源装置は、複数の光源を有する光源部を備える光源装置であって、複数の光源の各々は放射状の光束を射出し、放射状の光束の第1方向における拡がりは、第1方向に直交する第2方向における放射状の光束の拡がりよりも大きく、複数の光源は、互いに略平行で第1方向に延びる複数の光源列をなすように配列され、複数の光源の第1方向におけるピッチをP1とし、複数の光源列のピッチをP2としたとき、P1はP2よりも大きいことを特徴とする。
上記光源装置によれば、光源からの光束の断面形状に応じて、光源間の距離と光源列間の距離とを設定することで、容易に光源の密度を高めることができる。つまり、所定の領域に従来よりも多くの光源を配置することができる。そのため、部品を増やすことなく光の利用効率を高くすることができ、小型であっても比較的高輝度な光源光を得ることができる。従って、本発明の光源装置を例えばプロジェクターに用いれば、部品数の増加や大型化を抑制しつつ高輝度な画像を形成できる。
本発明の具体的な態様又は観点では、放射状の光束の第1方向における発散角をθとし、放射状の光束の第2方向における発散角をθとする場合に、
tanθ/tanθ≦P2/P1<1.0
であることを特徴とする。複数の光源の光源間のピッチP1と各光源列の列間のピッチP2との比率を上記のように設定することで、コストの増加や装置の大型化を回避しつつ高効率に光を利用できる。
本発明の別の観点では、放射状の光束はガウス分布に従った強度分布を有し、発散角は、放射状の光束の強度が、放射状の光束の光軸上の強度の1/eとなる角であることを特徴とする。この場合、照明光として利用可能な強度を有する範囲の光束を余すことなく利用することができる。
本発明のさらに別の観点では、複数の光源に対応して設けられる複数のレンズ要素からなるコリメートレンズアレイをさらに有することを特徴とする。この場合、コリメートレンズアレイを構成する各レンズ要素によって、複数の光源から発生した光を平行化することができる。
本発明のさらに別の観点では、複数のレンズ要素のうち第1のレンズ要素は、複数の光源のうち第1の光源に対応し、第1の光源と第1のレンズ要素との間の距離をDとし、第1のレンズ要素の第1方向の有効なレンズ幅をH1とし、第1のレンズ要素の第2方向の有効なレンズ幅をH2とし、放射状の光束の第1方向における発散角をθとするとともに放射状の光束の第2方向における発散角をθとする場合に、
tanθ≦H1/(2×D)
であり、かつ、
tanθ≦H2/(2×D)
であることを特徴とする。これによれば、各レンズ要素のサイズが、対応する各光源から射出される光束を取り込むのに十分である。
本発明のさらに別の観点では、コリメートレンズアレイにおいて、複数のレンズ要素のうちコリメートレンズアレイの輪郭部分を構成するレンズ要素が、光源部から射出された光を入射させる後段の被照射対象の輪郭に対応して配置されることを特徴とする。この場合、コリメートレンズアレイの輪郭が後段の被照射対象の輪郭に対応することで、光源装置の小型化を図りつつ光の利用効率を高めることができる。
本発明のさらに別の観点では、複数の光源の各々が、固体光源であることを特徴とする。この場合、比較的小型の装置で安定かつ強度の強い光を射出させることができる。
本発明のさらに別の観点では、固体光源が、レーザー光源であることを特徴とする。この場合、高いエネルギー密度の光を光源光とすることができる。
本発明のさらに別の観点では、光源部から射出された光束の断面を調整するアフォーカル光学系と、アフォーカル光学系の後段に配置され、入射した光を分割して所定位置において重畳させるように射出させるレンズアレイインテグレーターと、所定位置に配置される対象物と、をさらに備えることを特徴とする。この場合、光源光を発生させる対象物を均一に照射することができる。
本発明のさらに別の観点では、対象物が、光を拡散させる拡散板又は蛍光を発生させる蛍光体層のいずれかであることを特徴とする。この場合、必要に応じて、適度に拡散した状態の光や適した波長帯域の光を発生させることができる。
本発明のさらに別の観点では、対象物を回転可能に保持する回転板をさらに備えることを特徴とする。この場合、対象物の特定の領域に強い光が連続して照射されることを防ぐことができる。そのため、熱による対象物の劣化を低減することができる。対象物が蛍光体層の場合には、励起用光源装置の出力を高くした時に起こる発光効率の低下を回避して、明るい照明が可能となる。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクターは、上記いずれかに記載の光源装置と、光源装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、光変調装置からの変調光を投射画像として投射する投射光学系と、を備えることを特徴とする。この場合、上記光源装置を用いることで、部品数の増加や大型化を抑制しつつ高輝度な画像を形成できる。
第1実施形態の光源装置の光学系を説明する図である。 (A)は、光源部における光源の配列について一部を模式的に示す斜視図であり、(B)は、配列された光源の縦横比について説明するための図である。 (A)は、1つの光源とこれに対応する1つのレンズ要素との一断面について示す図であり、(B)は、他の一断面についての示す図である。 垂直方向(第1方向)と水平方向(第2方向)とについての光の強度分布の一例を示すグラフである。 (A)は、本発明のレンズアレイの配置の一例を示す図であり、(B)は、比較例の配置を示す図である。 本発明のレンズアレイの配置の他の一例について示す図である。 (A)は、光源装置の光源の配置の変形例について説明するための図であり、(B)は、(A)の配置での光束の断面を示す図であり、(C)は、比較例の光源装置の光源の配置例について説明するための図であり、(D)は、(C)の配置での光束の断面を示す図である。 第2実施形態の光源装置の光学系を説明する図である。 第3実施形態のプロジェクターの一例を説明する図である。 (A)は、プロジェクターに適用される一変形例の光源装置の光学系を説明する図であり、(B)は、回転蛍光板(発光素子)を説明するための図である。 プロジェクターに適用される別の一変形例の光源装置の光学系を説明する図である。 第4実施形態のプロジェクターの一例を説明する図である。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る光源装置について詳細に説明する。
図1に示す光源装置100は、励起用の光源を有する光源部11、光源部11からの光を平行化するコリメートレンズアレイ12及び集光光学系である集光レンズ20を備えている。
光源部11は、基板SBの上にマトリクス状に配置された複数の光源11aを備えている。光源11aは、光源装置100の光軸AXに沿って青色のレーザー光Lを射出するレーザー光源である。レーザー光Lは放射状の光束として光源11aから射出される。レーザー光Lは、直線偏光であり、例えば波長約445nmを発光強度のピークとし、波長帯域430〜450nmの範囲を主たる成分としている。
コリメートレンズアレイ12は、光源部11を構成する各光源11aに対応した複数のレンズ要素12aからなり、各光源11aからの光をそれぞれ略平行化して集光レンズ20に向けて射出する。各レンズ要素12aは、光軸AXと平行な方向から見たとき、矩形であり、また、複数のレンズ要素12aは、隙間なくマトリクス状に配置されている(図2(A)及び2(B)参照)。
なお、光源11aから射出されるレーザー光Lの光束の拡がりは異方性を持っている。本明細書では、図3(A)及び3(B)に示したように、1つの光源11aの光軸方向AX0をZ軸方向とし、光束の拡がりが最も大きい方向をY軸方向とし、Y軸方向とZ軸方向とに直交する方向をX軸方向とする。このように座標軸を定義した場合、レーザー光Lの光束の光軸方向AX0と直交する断面形状はY軸方向に長軸を持つ楕円形である。ここで、レーザー光Lの光束の断面において、光強度が光軸上の強度の1/e以上となる領域の形状を光束の断面形状とする。
各光源11aに対応する各レンズ要素12aは、レーザー光Lの光束の断面形状に応じた形状を有している。
集光レンズ20は、コリメートレンズアレイ12から射出されたレーザー光Lを、光源装置100の光源光として、略集光した状態で被照射対象位置PAに向けて射出する。例えば被照射対象位置PAに蛍光体層(不図示)を設置した場合、レーザー光Lによって励起された蛍光体層は、所望の色の蛍光を発する。そのため、蛍光体層を備えた光源装置100は、プロジェクター等の光源装置として適用可能なものとなる。
以下、図2(A)等を参照して、光源装置100のうち、複数の光源11aや複数のレンズ要素12aの配置について詳しく説明する。
図2(A)及び2(B)に示すように、光源部11を構成する複数の光源11aは、互いに略平行な複数の光源列CCをなしている。また、複数の光源11aは、マトリクス状に配置されている。図示のように、各光源列CCは、Y方向に延び、X方向に並んでいる。つまり、以下では、Y方向を第1方向とし、X方向を第2方向とする。
ここで、図2(A)、図3(A)及び3(B)に示すように、光源部11において、複数の光源11aからそれぞれ射出されるレーザー光Lの光束の第1方向(Y方向)における拡がりは、光束の第2方向(X方向)における拡がりよりも大きくなっている。具体的には、第1方向に平行でかつ光源11aの光軸AX0を含むYZ断面における光束の発散角をθとし、第2方向に平行でかつ光源11aの光軸AX0を含むXZ断面における光束の発散角をθとすると、発散角θが、発散角θよりも大きくなっている(図3(A)及び3(B)参照)。本実施形態では、上記のような光源11aに固有の光束の断面形状に対応して複数の光源11aが配列されていることで、所定の領域に従来よりも多くの光源11aを配置することができる。つまり、従来よりも密に光源11aを配置することができる。これにより、高効率な光の利用を可能にしている。なお、各光源11aの光軸AX0は、光源装置100の光軸AXに平行である。
以下、図2(A)及び2(B)により、複数の光源11aの配列についてより具体的に説明する。
まず、図示のように、第1方向(Y方向)に等間隔に並ぶ複数の光源11aのうち例えば光源PP1,光源PP2のように1つの光源列CCの列内において互いに隣り合う2つの光源11aの間の距離をP1とする。この距離P1は、第1方向(Y方向)の光源間のピッチを示している。
また、第2方向(X方向)に等間隔に並ぶ複数の光源列CCのうち、例えば第1光源列CC1と第2光源列CC2のように互いに隣り合う光源列の間の距離をP2とする。複数の光源列CCの間において、この距離P2は、第2方向(X方向)の光源間のピッチを示している。
本実施例においては、距離P1を距離P2よりも大きくしている。このように、光束の断面形状を考慮して距離P1と距離P2を設定しているので、容易に光源の密度を高めることができる。つまり、所定の領域に従来よりも多くの光源を配置することができる。そのため、小型であっても比較的高輝度な光源光を得ることができる。
図3(A)及び3(B)は、1つの光源11a(第1の光源)とこれに対応するコリメートレンズアレイ12の1つのレンズ要素12a(第1のレンズ要素)とを示す図である。図3(A)は、YZ断面における光源11aからのレーザー光Lの光束の発散角θを示し、図3(B)は、XZ断面における光源11aからのレーザー光Lの光束の発散角θを示している。ここで、既述のように、発散角θが発散角θよりも大きくなっている。これに対応して、レンズ要素12aは、十分大きなレンズ幅を有している。具体的には、図示のように、光軸方向(Z方向)の光源11aからレンズ要素12aまでの距離をDとし、第1方向(Y方向)におけるレンズ要素12aの有効なレンズ幅をH1とし、第2方向(X方向)におけるレンズ要素12aの有効なレンズ幅をH2とすると、本実施形態においては、
tanθ≦H1/(2×D)…(a)
であり、かつ、
tanθ≦H2/(2×D)…(b)
としている。上式(a)を満たすことで、レンズ要素12aの第1方向(Y方向)のサイズは、第1方向(Y方向)の発散角がθであるレーザー光Lを取り込むのに十分である。同様に、上式(b)を満たすことで、レンズ要素12aの第2方向(X方向)のサイズは、第2方向(X方向)の発散角がθであるレーザー光Lを取り込むのに十分である。つまり、1つの光源11aからのレーザー光L全体が1つのレンズ要素12aに入射することができる。これにより、レンズ要素12aは光源11aからのレーザー光Lを効率的に取り込むことができる。
以下、光束の拡がりと光源11aの配列とレンズ要素12aの配列との関係についてより詳細に説明する。図4は、光軸AX0に垂直な断面における光源11aからの放射状の光束の光強度の角度分布を示すグラフである。横軸は、光軸AX0に対する角度を示し、縦軸は相対強度を示している。曲線Q1は、YZ断面における光強度の角度分布を示している。一方、曲線Q2は、XZ断面における光強度の角度分布を示している。つまり、曲線Q1は、発散角θを規定する分布であり、曲線Q2は、発散角θを規定する分布である。ここで、曲線Q1,曲線Q2が示すように、光源11aは、ガウス分布に従った強度分布の光を射出する。本実施形態では、図示のように、曲線Q1,曲線Q2において光強度が光軸上の強度の1/eとなる光の角度を発散角θ,θとしている。ここで、放射角0度における光強度は光軸上の強度に対応する。
本実施形態では、距離P1,距離P2、発散角θ,および発散角θは、以下の式(1)
tanθ/tanθ≦P2/P1<1.0…(1)
を満たす。この場合、図4に例示するような発散角θが発散角θよりも大きいという光束の断面形状に対応して、距離P1は距離P2よりも大きい。従って、レンズ要素12aは光源11aからのレーザー光Lを効率的に取り込むことができる。延いては、光源11aからのレーザー光Lを高効率に利用できる。なお、図2(B)等に示すように、複数の光源11aと複数のレンズ要素12aとが、互いに同じピッチで対応して配置されている場合には、P1=H1、かつ、P2=H2であり、これを上式(a)、(b)に代入して、
tanθ≦P1/(2×D)…(a1)
かつ、
tanθ≦P2/(2×D)…(b1)
となる。上式(a1)及び(b1)を満たすことで、各レンズ要素12aは、対応する光源11aからのレーザー光Lを効率的に取り込むことができる。
以下、図5(A)にコリメートレンズアレイ12のレンズ要素12aの具体的な配置の一例を示す。なお、図5(B)は、比較例の図である。ここでは、図示のように、1つのレンズ要素列DDは複数のレンズ要素12aからなっている。1つのレンズ要素列DDにおいて、複数のレンズ要素12aのうち例えばレンズ要素LL1とレンズ要素LL2のように互いに隣り合う2つのレンズ要素のピッチを距離PX1とし、複数のレンズ要素列DDのピッチを距離PX2とする。ここで、PX1=H1、かつ、PX2=H2である。複数の光源11aと複数のレンズ要素12aとが、互いに同ピッチで配置されている場合には、距離P1は距離PX1と等しく、距離P2は距離PX2と等しい。従って、以下では、P1=PX1、かつ、P2=PX2であるものとする。
図5(A)に示す一例では、第1方向(縦方向)と第2方向(横方向)とについて、9個のレンズ要素12aが3行3列のマトリクス上に配列されている。tanθ:tanθが1:2であるとし、これに対応させて各レンズ要素12aの縦横比を1:2に調整してある。具体的には、光束の拡がり(断面形状)が比率1:2の第1方向に縦長であることに対応して、第1方向の全長すなわち3ピッチ分の長さがLpであるのに対して、第2方向の全長すなわち3ピッチ分の長さがLp/2となっている。この場合、距離PX1と距離PX2の比については、tanθ/tanθ=P2/P1=PX2/PX1=(Lp/2)/Lp=1/2であり、上式(1)の要件を満たすものとなる。
これに対して、図5(B)に示す比較例のように、tanθ:tanθが1:2になっているにもかかわらず、レンズ要素12aの縦横比を1:1とし、縦方向の光束の拡がり(断面形状)に合わせて縦横の長さの双方ともLpとしてしまうと、レンズ要素12aにおいて有効に利用されない部分が生じるだけでなく、装置が大型化してしまう。一方、縦横比を1:1のままレンズ要素12aを小さくすると、有効に利用されない光束が多くなってしまう。図5(A)の例では、複数の光源11aのピッチと複数のレンズ要素12aのピッチを光源11aに固有の光束の断面形状に応じて調整することで、集約的に高効率な光の利用を可能としている。
図6は、コリメートレンズアレイ12のレンズ要素12aの具体的な配置の他の一例を示す図である。図5(A)等に示す場合は、1つの光源11aからの光束が、対応するレンズ要素12aに高効率で取り込まれるようにすることを優先するものである。これに対して、図6の例では、コリメートレンズアレイ12の縦横比を最適化することで、集光レンズ20等の後段の光学系を小型化することを優先している。つまり、コリメートレンズアレイ12の形状を優先して、これに合わせてレンズ要素12aの形状や配列のさせ方を決定している点において図5の例と異なる。
ここで、図6において、レンズ要素12aの幅やピッチに用いる符号については、図5(A)の場合と同様のものを用いるので、説明は省略する。図6では、第2方向について並ぶレンズ要素列DDの配列数をnとし、1つのレンズ要素列DD内でのレンズ要素数をmとする。mとnはいずれも任意の正の整数である。ここで、集光レンズ20といった後段の光学系を小型化できるように、以下の式(2)
tanθ/tanθ≦(m×PX2)/(n×PX1)≦tanθ/tanθ…(2)
を満たす範囲でコリメートレンズアレイ12の縦横比を適宜設定する。これにより、光源部11からの光の輪郭形状を適宜調整することができるため、光を高効率に取り込みつつ、後段の光学系を小型化することができる。なお、図6の場合、発散角θ,発散角θの比とレンズ要素12aの縦横比とが、正確に一致するとは限らない。しかし、このような場合であっても、例えばレンズ要素12aにおいて微小のマージンMGを持たせておくことで、確実に光を取り込む状態を維持しつつ各レンズ要素12aでの利用効率の低下を抑制できる。
本実施形態では、光源11aに固有の光束の断面形状に応じて、距離P1、距離P2、距離PX1および距離PX2が設定されている。これにより、光源装置100は、部品を増やすことなく光の利用効率を上げて、小型であっても比較的高輝度な光源光の形成が可能なものとなっている。
さらに、複数の光源11aのうち輪郭部分を構成する光源11aの配置と、複数のレンズ要素12aのうち輪郭部分を構成するレンズ要素12aの配置を、図7に示したように調整してもよい。
図7(A)では、20個の光源11aを配列させた光源部11の一例を示している。各光源11aに対応するレンズ要素12aの配置も同様である。また、図7(B)は、図7(A)の光源11aの配置での、光束の光軸AXに垂直な断面図である。ここでは、図7(A)に示すように、光源部11は、6列の光源列CC各々に4つの光源11aを配置可能とする6×4のマトリクス状の配置において、四隅の部分以外に光源11aを配置することで、合計20個の光源11aを配している。つまり、6列の光源列CCのうち、中央の4列は、4つの光源11aでそれぞれ構成され、両端の2列は、他の列に比べ上端と下端とが除かれた2つの光源11aでそれぞれ構成されている。この場合、図7(B)に示すように、光束の断面は全体として円形に近い断面となる。このため、光束断面全体を包含する円形状の領域DM1を小さくすることができる。ここで、円形状の領域DM1は、コリメートレンズアレイ12の後段に配置される集光レンズ20(図1参照)の大きさに対応するものである。つまり、領域DM1の直径D1が小さいほど集光レンズ20を小さいものにでき、延いては光源装置100全体を小型化できることを意味する。
これに対して、図7(C)に示す比較例では、光源11aの個数は同じく20個であるが、複数の光源11aの配置が図7(A)に示した例とは異なっている。具体的には、光源部11は、4つの光源でそれぞれ構成される5列の光源列CCを有するものとなっている。図7(D)は、図7(C)の光源11aの配置での、光束の光軸AXに垂直な断面図である。この場合、図示のように、光束断面全体を包含する円形状の領域DM2が図7(B)に示した例における円形状の領域DM1よりも大きい、すなわち直径D2が直径D1よりも大きいことが分かる。つまり、比較例の配列では、集光レンズ20が大きくなり、延いては光源装置100全体が大型化してしまう。本実施形態では、複数の光源11aのうち輪郭部分を構成する光源11aの配置と、複数のレンズ要素12aのうち輪郭部分を構成するレンズ要素12aの配置を、後段の被照射対象である集光レンズ20の輪郭に対応させて配置することで、装置が大型化することを回避しつつ、高効率に光源部11から射出された光を利用することができる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る光源装置について説明する。なお、本実施形態に係る光源装置は、第1実施形態に係る光源装置100の変形例であり、コリメートレンズアレイ12より後段の構造を除いて、光源装置100と同様であるため、全体の説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態に係る光源装置102は、光源部11、コリメートレンズアレイ12及びコリメートレンズアレイ12の光を均一化するケーラー照明系22を備える。ケーラー照明系22は、光束の断面を調整するアフォーカル光学系22bと、入射した光を分割するレンズアレイインテグレーター22cと、レンズアレイインテグレーター22cから射出された光を被照射対象位置PAにおいて重畳させる集光レンズ20とを有する。この点において、クリティカル照明を行う第1実施形態の光源装置100(図1参照)と異なる。
ケーラー照明系22のうちアフォーカル光学系22bは、正のレンズL1と負のレンズL2を組み合わせたレンズ群で構成される。アフォーカル系22bは、平行化された状態で入射した光の平行性を維持しつつ、その光束断面の大きさを調整する。アフォーカル光学系22bによって光束の断面を調整された光は、レンズアレイインテグレーター22cに入射する。なお、ここでは、光束断面を小さくするように調整している。
レンズアレイインテグレーター22cは、一対のレンズアレイAR1,レンズアレイAR2で構成される。レンズアレイインテグレーター22cは、アフォーカル光学系22bから入射した光を複数の部分光束に分割して集光レンズ20へ入射させる。集光レンズ20は、レンズアレイインテグレーター22cから入射した光を被照射対象位置PAにおいて重畳させるように射出させる。
以上のように、光源部11からのレーザー光Lは、コリメートレンズアレイ12によって略平行化され、さらに、ケーラー照明系22によって光の強度分布が均一化されて、被照射対象位置PAを均一に照射する。
この際、例えば被照射対象位置PAに蛍光体層(不図示)を設置した場合、レーザー光Lによって励起された蛍光体層は、所望の色の蛍光を発する。そのため、蛍光体層を備えた光源装置102は、プロジェクター等の光源装置として適用可能なものとなる。この場合、蛍光体層から発生する蛍光の強度分布も均一化することができる。
本実施形態においても、光源装置102は、光源11aに固有の光束の断面形状に応じて、距離P1、距離P2、距離PX1および距離PX2が設定されている。これにより、光源装置102は、部品を増やすことなく光の利用効率を上げて、小型であっても比較的高輝度な光源光の形成が可能なものとなっている。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態として、本発明による光源装置を備えるプロジェクターについて説明する。図9は、上述した光源装置を備えるプロジェクター800を示す図である。ここでは、一例として図8の光源装置102を用いたプロジェクター800を示すが、光源装置102に代えて、図1の光源装置100を適用することも可能である。
図9のプロジェクター800は、照明光を形成する装置として、光源装置102を含む照明装置110を備える。照明装置110は、上述した光源装置102のほか、板材40と板材40上に載置された蛍光体層42とからなる発光素子44、ピックアップレンズ60aとピックアップレンズ60bとで構成されるピックアップレンズ群60、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140、重畳レンズ150を備える。さらに、プロジェクター800は、色分離導光光学系200、光変調装置としての液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投射光学系600を備えている。また、色分離導光光学系200と液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとの間には、集光レンズ300R,集光レンズ300G,集光レンズ300Bが配置されている。
照明装置110は、光源装置102から射出される光源光を利用して、液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bを照明するための照明光を形成する。
蛍光体層42は、被照射対象位置PAに配置され、例えば、光源部11から射出された励起光としてのレーザー光L(青色光)の一部を赤色光及び緑色光を含む光に変換する。つまり、蛍光体層42は、レーザー光Lを、他の波長範囲の成分を含む光に変換する波長変換素子である。具体的には、蛍光体層42は、波長が445nmの励起光によって効率的に励起される蛍光体(図示せず)を含む。蛍光体層42は、光源装置100が射出する励起光の一部を、赤色光及び緑色光を含む黄色の蛍光に変換して射出する。黄色の蛍光のうち、長波長側の成分は赤色光として利用され、黄色の蛍光のうち、短波長側の成分は緑色光として利用される。また、レーザー光Lのうち、蛍光体層42で変換されない成分は青色光として利用される。つまり、変換後の光は、赤色光及び緑色光のみならず青色光の成分を含む3色の光が混合されている。
蛍光体層42は、例えば、YAG系蛍光体である(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceを含有する層からなる。蛍光体層42として、赤色光及び緑色光を含む蛍光を射出する他の蛍光体を含有する層を用いてもよい。また、蛍光体層42として、励起光(青色光)を赤色光に変換する蛍光体と、励起光(青色光)を緑色光に変換する蛍光体との混合物を含有する層を用いてもよい。
なお、蛍光体層42を支持する板材40は、例えば、石英ガラス、水晶、サファイア、光学ガラス、透明樹脂等の励起光を透過する透明な材料からなり、蛍光体層42を経た光を透過させる。以上により、光源光GLが形成される。
ピックアップレンズ群60は、ピックアップレンズ60a,ピックアップレンズ60bで構成され、蛍光体層42から放射状に射出される光源光GLを略平行化する。
第1レンズアレイ120は、ピックアップレンズ群60を経た光源装置102からの光を、複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ122を有する。第1レンズアレイ120は、光源装置102の光軸AXの延長上の軸である第1照明装置110の照明光軸AX1と直交する面内に、複数の第1小レンズ122をマトリクス状に配列した構成を有する。図示による説明は省略するが、第1小レンズ122の外形形状は、液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bの画像形成領域の外形形状に関して略相似形である。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120の複数の第1小レンズ122に対応する複数の第2小レンズ132を有する。第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1小レンズ122の像を液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bの画像形成領域近傍に結像させる。第2レンズアレイ130は、複数の第2小レンズ132が照明光軸AX1に直交する面内にマトリクス状に配列された構成を有する。
偏光変換素子140は、第2レンズアレイ130から射出された光を偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光として射出する光学素子である。偏光変換素子140は、光源装置102からの光に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分をそのまま透過し、他方の直線偏光成分を照明光軸AX1に垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を照明光軸AX1に平行な方向に反射する反射層と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板と、を有する。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bの画像形成領域近傍に重畳させるための光学素子である。重畳レンズ150の光軸と光源装置102の光軸とが略一致するように、重畳レンズ150が配置されている。重畳レンズ150は、複数のレンズを組み合わせた複合レンズで構成されていてもよい。第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130及び重畳レンズ150は、光源装置102からの光の面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
なお、第1レンズアレイ120及び第2レンズアレイ130を用いたレンズインテグレーター光学系の代わりに、ロッドレンズを用いたロッドインテグレーター光学系を用いてもよい。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,ダイクロイックミラー220、反射ミラー230,反射ミラー240,反射ミラー250、リレーレンズ260及びリレーレンズ270を備えている。色分離導光光学系200は、照明装置110からの光を赤色光、緑色光及び青色光に分離し、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれの色光を照明対象となる液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bに導く。
ダイクロイックミラー210,ダイクロイックミラー220は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して他の波長領域の光を通過させる波長選択透過膜が形成されたミラーである。ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を反射し、緑色光成分及び青色光成分を通過させる。ダイクロイックミラー220は、緑色成分を反射して青色光成分を通過させる。反射ミラー230は、赤色光成分を反射する。反射ミラー240及び反射ミラー250は、青色光成分を反射する。
ダイクロイックミラー210で反射された赤色光は、反射ミラー230で反射され、集光レンズ300Rを通過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210を通過した緑色光は、反射ミラー240で反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー220を通過した青色光は、リレーレンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250、集光レンズ300Bを経て青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bは、入射した色光を画像情報に応じて変調しカラー画像を形成する。液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとして、公知の透過型の液晶光変調装置を用いることができる。液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bは、照明装置110の照明対象である。図示を省略したが、各集光レンズ300R,集光レンズ300G,集光レンズ300Bと各液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が配置され、液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が配置されている。入射側偏光板、液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400B及び射出側偏光板によって、入射した各色光の光変調が行われる。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する公知の光学素子である。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投射光学系600によって拡大投射され、スクリーン上で画像を形成する。
以上のように、上記構成のプロジェクター800によれば、照明装置110の光源装置102において、光源部11からの光を効率良く利用することができる。これにより、光源の大型化を抑制しつつ高輝度な光を形成できる。従って、プロジェクター800は、光源の大型化を抑制しつつ、高輝度で明るい画像を形成することができる。
(変形例1)
以下、本実施形態の変形例について説明する。本変形例に係るプロジェクターがプロジェクター800と異なる点は、光源装置において、発光素子44の代わりに発光素子444を用いている点だけであるので、共通部分についての説明は省略する。
発光素子444は、透過型の回転蛍光板である。発光素子444は、図10(A)及び図10(B)に示すように、モーター50により回転可能な透明な円形状の板材440上に、蛍光体層442が設けられてなる。蛍光体層442が形成されている領域に、励起光(青色光)であるレーザー光Lが入射する。発光素子444は、レーザー光Lが入射する側と反対側に向けて赤色光と緑色光とを含む光源光GLを射出する。
発光素子444は、使用時において7500rpmで所定の回転軸の周りに回転する。発光素子444の直径は例えば50mmであり、発光素子444に入射する励起光の光軸が発光素子444の回転中心から約22.5mm離れた場所において蛍光体層42を透過するように構成されている。つまり、発光素子444は、励起光の集光スポットが約18m/秒で蛍光体層442上を移動するような回転速度で回転する。
本変形例では、以上のような発光素子444の回転機構により、励起光の照射により生じた蛍光体層442の熱は板材440の回転方向に沿った広い領域において放散し、蛍光体層442の発熱による発光効率の低下を抑制できる。
本変形例においても、光源装置102は、光源11aに固有の光束の断面形状に応じて、距離P1、距離P2、距離PX1および距離PX2が設定されている。これにより、本変形例に係るプロジェクターも、光源の大型化を抑制しつつ、高輝度で明るい画像を形成することができる。
(変形例2)
以下、変形例2に係る光源装置について説明する。なお、本変形例に係るプロジェクターがプロジェクター800と異なる点は、発光素子44の代わりに発光素子644を用いている点と、集光レンズ20の代わりに波長分離素子90及びピックアップレンズ70を用いている点であるので、共通部分についての説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態に係るプロジェクターに適用される光源装置106は、光源部11、コリメートレンズアレイ12、アフォーカル光学系22b、レンズアレイインテグレーター22c、発光素子644、モーター50、集光光学系であるとともにコリメート光学系としても機能するピックアップレンズ70及び波長分離素子90を備える。
発光素子644が発光素子444(図10(A)及び図10(B)参照)と異なる点は、透明な板材440の代わりに、蛍光体層642から発せられた蛍光を反射させる板材640を用いている点のみであるので、共通する部分についての説明は省略する。
蛍光体層642を支持する板材640は、蛍光を反射させる機能を持っていれば、その材質は特に限定されない。板材640は、透明な材料からなるものでもよく、金属等の不透明な材料からなるものでもよい。また、例えば誘電体多層膜からなるダイクロイック膜を蛍光体層642の波長分離素子90とは反対側に設けて、蛍光体層642から放射された光のうち板材640側へ向かう成分を波長分離素子90側へ反射させてもよい。
波長分離素子90は、図示のように、レンズアレイインテグレーター22cから発光素子644までの光路中に、光源部11、コリメートレンズアレイ12及びレンズアレイインテグレーター22cの光軸AXとこれに直交する発光素子644の光軸AX0に対して45°の角度でそれぞれ交わるように配置されている。波長分離素子90は、レーザー光Lの波長範囲である430〜450nmの範囲の光の成分を反射する。つまり、波長分離素子90は、レンズアレイインテグレーター22cを経たレーザー光Lのうち主たる成分のほとんどが波長分離素子90で反射され、発光素子644に向かう。
ピックアップレンズ70は、発光素子644と波長分離素子90との間の光路中に配置されており、波長分離素子90で反射されたレーザー光Lを略集光した状態で蛍光体層642に入射させる。つまり、ピックアップレンズ70は、レーザー光Lを集光させる。
さらに、ピックアップレンズ70には蛍光体層642から射出された光が入射し、ピックアップレンズ70は、蛍光体層642から射出された光を略平行化する。
ここで、波長分離素子90は、蛍光体層642から射出された光のうち、青色光の波長帯域の光を反射するとともに、緑色光と赤色光とを含む成分を透過させる。これにより、緑色光と赤色光とを含む光源光GLが光源装置106から射出される。
本変形例においても、光源装置106は、光源11aに固有の光束の断面形状に応じて、距離P1、距離P2、距離PX1および距離PX2が設定されている。これにより、本変形例に係るプロジェクターも、光源の大型化を抑制しつつ、高輝度で明るい画像を形成することができる。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態として、本発明による光源装置を備える別のプロジェクターについて説明する。図12は、上述した光源装置を備えるプロジェクター900を示す図である。ここでは、一例として図8の光源装置102を用いたプロジェクター900を示すが、光源装置102に代えて、例えば図1の光源装置100等を適用することも可能である。
第3実施形態で説明したプロジェクター800と共通する部分の説明は省略する。図12のプロジェクター900は、照明装置として、光源装置102を含む第1照明装置115と第2照明装置700との2つを備える。
第1照明装置115は、第3実施形態で説明したプロジェクター800で用いられている照明装置110とは発光素子の構成が異なるだけであるので、第1照明装置115に関しては発光素子のみ説明する。第1照明装置115は、発光素子48を備えている。発光素子48は、板材40と、板材40上に載置された蛍光体層46とからなる。蛍光体層46は蛍光体層44とは異なり、入射した励起光の総てを赤色光及び緑色光を含む黄色の蛍光に変換して射出する。従って、第1照明装置115は液晶光変調装置400Rと液晶光変調装置400Gとを照明するための照明光を形成する。
第2照明装置700は、第2光源710、集光光学系720、散乱板730、偏光変換インテグレーターロッド740及び集光レンズ750を備えており、液晶光変調装置400Bを照明するための照明光を形成する。
第2光源710は、レーザー光からなる青色光(発光強度のピーク:約445nm)を射出するレーザー光源である。なお、図12では第2光源710を1つ図示しているが、第2光源710の数はこれに限らず、複数個とすることも可能である。また、445nm以外の波長(例えば460nm)の青色光を射出する光源装置を用いることもできる。
集光光学系720は、例えば凸レンズからなり、青色光を略集光した状態で散乱板730に入射させる。
散乱板730は、第2光源710からの青色光を散乱させることで、発光素子48から射出される赤色光及び緑色光に似た配光分布を有する青色光とする。散乱板730としては、例えば、光学ガラスからなる磨りガラスを用いることができる。
偏光変換インテグレーターロッド740は、第2光源710からの青色光の面内光強度分布を均一にし、かつ、当該青色光を偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光とする光学素子である。偏光変換インテグレーターロッド740は、詳しい説明は省略するが、インテグレーターロッドと、当該インテグレーターロッドの入射面側に配置され、青色光が入射する小孔を有する反射板と、射出面側に配置される反射型偏光板と、を備えている。
なお、ロッドレンズを用いた偏光変換インテグレーターロッドの代わりに、レンズアレイを用いたレンズインテグレーター光学系及び偏光変換素子を用いることもできる。
集光レンズ750は、偏光変換インテグレーターロッド740からの光を集光して液晶光変調装置400Bの画像形成領域近傍に入射させる。
プロジェクター900は、さらに、色分離導光光学系280、光変調装置としての液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投射光学系600を備えている。また、色分離導光光学系280と液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bとの間には、集光レンズ300R,集光レンズ300G,集光レンズ300Bが配置されている。
色分離導光光学系280は、ダイクロイックミラー210、反射ミラー230,反射ミラー240,反射ミラー250を備えている。色分離導光光学系280は、第1照明装置115からの光を赤色光及び緑色光に分離し、分離した赤色光及び緑色光並びに第2照明装置700からの青色光のぞれぞれの色光を照明対象となる液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bに導く。
ダイクロイックミラー215は、赤色光成分を通過させ、緑色光成分を反射する。ダイクロイックミラー215を通過した赤色光は、反射ミラー230で反射され、集光レンズ300Rを通過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー215で反射された緑色光は、反射ミラー240でさらに反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。第2照明装置700からの青色光は、反射ミラー250で反射され、集光レンズ300Bを通過して青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
以上のように、上記構成のプロジェクター900によれば、第1照明装置115の光源装置102において、光源部11からの光を効率良く利用することができる。これにより、光源の大型化を抑制しつつ高輝度な光を形成できる。従って、プロジェクター900は、光源の大型化を抑制しつつ、高輝度で明るい画像を形成することができる。
〔その他〕
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記では、被照射対象位置PAに蛍光体を設置することで、レーザー光Lから変換された蛍光を射出させるものとしているが、例えば被照射対象位置PAに拡散板を設置することで、レーザー光Lを適度に拡散させた状態で射出させるものとしてもよい。
上記の実施例では、複数の光源11aは例えば図5に示したようにマトリクス状に配置していたが、これに限られない。複数の光源11aは千鳥配列されていてもよい。
蛍光体として、青色の励起光によって赤色光と緑色光を放射する例を説明したが、蛍光体はこのようなものに限定されない。例えば、紫色光又は紫外光を励起光として用い、該励起光によって赤色光、緑色光及び青色光の3つの色光を放射する蛍光体を用いてもよい。
発光素子として、板材の回転方向に沿って蛍光体層が連続して設けられた例を説明したが、発光素子の構成はこれに限定されない。例えば、板材の回転方向に沿って複数種類の蛍光体層を設け、複数の色光を順次発光可能な構成としてもよい。発光素子から順次発光された複数の色光は1つの光変調装置によって変調され、カラー画像を形成する。また、発光素子は必ずしも回転可能である必要はない。
また、上記では、光源11aとしてレーザー光源を用いているが、光源11aは他の固体光源であってもよい。さらに、光束の拡がりが異方性を持っていれば、光源11aはキセノンランプや水銀ランプであってもよい。
100,102,104,106…光源装置、11…光源部、11a…光源、12…コリメートレンズアレイ、12a…レンズ要素、20…集光レンズ、30…回転蛍光板(回転板)、40…板材、42…蛍光体層(波長変換素子)、50…モーター、60,70…ピックアップレンズ、90…波長分離素子、110…照明装置、400R,400G,400B…液晶光変調装置、600…投射光学系、800,900…プロジェクター、L…レーザー光

Claims (11)

  1. 複数の光源を有する光源部を備える光源装置であって、
    前記複数の光源の各々は放射状の光束を射出し、
    前記放射状の光束の第1方向における拡がりは、前記第1方向に直交する第2方向における前記放射状の光束の拡がりよりも大きく、
    前記複数の光源は、互いに略平行で前記第1方向に延びる複数の光源列をなすように配列され、
    前記複数の光源の前記第1方向におけるピッチをP1とし、前記複数の光源列のピッチをP2としたとき、P1はP2よりも大きく、
    前記放射状の光束の前記第1方向における発散角をθ⊥とし、前記放射状の光束の前記第2方向における発散角をθ‖とする場合に、
    tanθ‖/tanθ⊥≦P2/P1<1.0
    であることを特徴とする光源装置。
  2. 前記放射状の光束はガウス分布に従った強度分布を有し、
    前記発散角は、前記放射状の光束の強度が、前記放射状の光束の光軸上の強度の1/eとなる角であることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  3. 前記複数の光源に対応して設けられる複数のレンズ要素からなるコリメートレンズアレイをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記複数のレンズ要素のうち第1のレンズ要素は、前記複数の光源のうち第1の光源に対応し、
    前記第1の光源と前記第1のレンズ要素との間の距離をDとし、前記第1のレンズ要素の前記第1方向の有効なレンズ幅をH1とし、前記第1のレンズ要素の
    前記第2方向の有効なレンズ幅をH2とし、前記放射状の光束の前記第1方向における発散角をθ⊥とするとともに前記放射状の光束の前記第2方向における発散角をθ‖とする場合に、tanθ⊥≦H1/(2×D)
    であり、かつ、
    tanθ‖≦H2/(2×D)
    であることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  5. 前記コリメートレンズアレイにおいて、前記複数のレンズ要素のうち前記コリメートレンズアレイの輪郭部分を構成するレンズ要素は、前記光源部から射出された光を入射させる後段の被照射対象の輪郭に対応して配置されることを特徴とする請求項3または4に記載の光源装置。
  6. 前記複数の光源の各々は、固体光源であることを特徴とする請求項1からまでのいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記固体光源は、レーザー光源であることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  8. 前記光源部から射出された光束の断面を調整するアフォーカル光学系と、
    前記アフォーカル光学系の後段に配置され、入射した光を分割して所定位置において重畳させるように射出させるレンズアレイインテグレーターと、
    前記所定位置に配置される対象物と、をさらに備えることを特徴とする請求項1からまでのいずれか一項に記載の光源装置。
  9. 前記対象物は、光を拡散させる拡散板又は蛍光を発生させる蛍光体層のいずれかであることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  10. 前記対象物を回転可能に保持する回転板をさらに備えることを特徴とする請求項8または9に記載の光源装置。
  11. 請求項1から10までのいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置からの変調光を投射画像として投射する投射光学系と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
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