JP2009122430A - 投射型表示装置および映像表示方法 - Google Patents

投射型表示装置および映像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易かつコンパクトな構成で、人間の眼にとって自然な3次元映像を表示することが可能な投射型表示装置およびこれを用いた映像表示方法を提供する
【解決手段】投射型装置1は、光源11、コリメータレンズ12、色分解光学系13、フライアイレンズ部14、コンデンサレンズ15、フィールドレンズ16、偏光光学系10、位相差板21、投射レンズ22を備えている。偏光光学系10は、偏光分離プリズム17、ミラー18A,18B、液晶パネル19A,19B、偏光合成プリズム20によって構成されている。光源11からの光を偏光光学系10において、ps偏光分離したのち、それぞれの偏光を別々の液晶パネル19A,19Bを用いて変調することにより、右眼用および左眼用の映像光A1,B1が同時に生成され、偏光合成プリズム20によって合成されたのち、位相差板21によって円偏光に変換され投射される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、3次元映像を投射して表示する投射型表示装置および映像表示方法に関する。
近年、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)をライトバルブ(LV:Light Valve)として用いた投射型表示装置(以下、液晶プロジェクタという)において、3次元(3D)の映像表示が行われるようになり、様々な方式、例えば色眼鏡方式、時分割方式、偏光眼鏡方式などの表示手法が提案されている。
色眼鏡方式は、赤(Red)と青(Blue)のように共通の透過波長域を持たない、すなわち補色に近い色からなるレンズを左右に組み合わせた色眼鏡を使用し、左眼用と右眼用のそれぞれの映像を異なる色で描いておき、これらを色眼鏡を通してみることにより、3D映像を得るものである。ところが、この方式では、カラーの映像を表示することができない。
時分割方式は、左眼用と右眼用の映像信号を時分割駆動で交互に、例えば1/120秒で切替えて表示させ、それに同期させて左眼用、右眼用の映像だけをみることができる眼鏡や特殊フィルムを通して、左眼用映像と右眼用映像を交互にみることにより、3D映像を得るものである。この時分割方式を用いた液晶プロジェクタは、例えば特許文献1,2にも提案されている。ところが、この方式では、3D映像に不自然さが残り、眼の疲労感が生じてしまう。
一方で、偏光眼鏡方式は、多くの3Dシアターにおいて採用されている方式であり、左眼用、右眼用としてそれぞれ1台の液晶プロジェクタを用意し、これらの液晶プロジェクタに直線偏光フィルタを偏光軸が互いに直交するように取り付け、偏光眼鏡を通してみることで3D映像を得るものである。この方式では、人間の眼に近い状況で表示することができるので、3D映像が不自然となることがなく、安全性にも長けている。
米国特許出願公開第2006/0290889号明細書 特開2002−40367号公報
しかしながら、上記のような偏光眼鏡方式では、左眼用と右眼用に合計2台の液晶プロジェクタが必要であるため、部品点数が増えてサイズが大型化すると共に、コスト面において不利になるという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、簡易かつコンパクトな構成で、人間の眼にとって自然な3次元映像を表示することが可能な投射型表示装置およびこれを用いた映像表示方法を提供することにある。
本発明による投射型表示装置は、光源部と、光源部からの光を、第1の偏光および第2の偏光に分離する偏光分離手段と、第1の偏光を右眼用の映像信号に基づいて変調することにより右眼用の映像光を生成する第1の液晶パネルと、第2の偏光を、左眼用の映像信号に基づいて変調することにより左眼用の映像光を生成する第2の液晶パネルと、右眼用および左眼用の映像光を合成する偏光合成手段と、偏光合成手段によって合成された映像光を投射する投射レンズとを備えたものである。
本発明による映像表示方法は、光源部からの光を第1の偏光および第2の偏光に分離するステップと、分離された第1および第2の偏光に対して、それぞれ、右眼用および左眼用の映像信号に基づく変調を行うことにより、右眼用および左眼用の映像光を生成するステップと、生成された右眼用および左眼用の映像光を合成するステップと、合成された映像光を、偏光方向保存反射が可能なスクリーン上に投射するステップとを含むものである。
ここで、第1の偏光および第2の偏光は、例えば互いに直交する偏光成分とする。例えば、第1の偏光がp偏光である場合には、第2の偏光がs偏光であり、第1の偏光がs偏光である場合には、第2の偏光がp偏光である。
本発明による投射型表示装置では、光源部からの光が、偏光分離手段によって第1および第2の偏光に分離されると、それぞれ第1および第2の液晶パネルに入射する。第1の液晶パネルでは、右眼用の映像信号に基づいて右眼用の映像光が生成される一方、第2の液晶パネルでは、左眼用の映像信号に基づいて左眼用の映像光が生成される。これらの映像光は、偏光合成手段により合成されたのち、投射レンズにより投射される。このように、光源からの光を偏光分離し、分離した偏光をそれぞれ右眼用もしくは左眼用の映像信号に基づき別々に変調させることにより、右眼用および左眼用の映像光が同時に生成される。そして、これらを合成して投射することにより、投射面には、右眼用および左眼用の映像光を含む映像光が映し出される。
本発明による映像表示方法では、光源部からの光を第1の偏光および第2の偏光に分離し、分離された第1および第2の偏光に対して、それぞれ、右眼用および左眼用の映像信号に基づく変調を行うことにより、右眼用および左眼用の映像光が同時に生成される。そして、生成された右眼用および左眼用の映像光を合成して、偏光方向保存反射が可能なスクリーン上に投射することにより、右眼用および左眼用の映像光は、それぞれの偏光方向が保存されたままスクリーンで反射される。
本発明の投射型表示装置によれば、光源部からの光を、偏光分離手段によって第1および第2の偏光に分離したのち、それぞれ第1および第2の液晶パネルに入射させる。第1の液晶パネルでは、右眼用の映像信号に基づいて右眼用の映像光を生成する一方、第2の液晶パネルでは、左眼用の映像信号に基づいて左眼用の映像光を生成する。これら右眼用および左眼用の映像光を、偏光合成手段により合成し、投射レンズによって投射する。このように、光源からの光を偏光分離し、偏光ごとに別々の液晶パネルを用いて右眼用および左眼用の映像光を生成したのち、合成して投射するようにしたので、2台の装置を用いることなく、右眼用と左眼用の映像光を同時に表示することができる。よって、簡易かつコンパクトな構成で、人間の眼にとって自然な3次元映像を表示することが可能となる。
本発明による映像表示方法によれば、光源部からの光を第1の偏光および第2の偏光に分離し、分離した第1および第2の偏光に対して、それぞれ、右眼用および左眼用の映像信号に基づく変調を行うようにしたので、右眼用および左眼用の映像光を同時に生成することができる。そして、生成した右眼用および左眼用の映像光を合成して、偏光方向保存反射が可能なスクリーン上に投射するようにしたので、右眼用および左眼用の映像光を、それぞれの偏光方向を保存したままスクリーンで反射させることができる。この反射光を、右眼用の映像光を右眼、左眼用の映像光を左眼にのみ透過させることが可能な偏光めがねをかけて観察することで、眼にとって自然な状態で3次元映像を視認することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る投射型表示装置1の基本的な構成について説明する。図1は、投射型表示装置1の概略構成を表すものである。この投射型表示装置1は、液晶パネルを用いて映像の表示を行う液晶プロジェクタであり、携帯電話端末、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、モバイルコンピュータ、ゲーム機などに内蔵して用いることが可能である。
この投射型表示装置1は、光源11、コリメータレンズ12、色分解光学系13、フライアイレンズ部14、コンデンサレンズ15、フィールドレンズ16、偏光光学系10、位相差板21、投射レンズ22を備えている。このような構成により、光源11からの光を液晶パネルによって変調、透過させて映像光を生成し、これを偏光スクリーン23に投射して表示が行われるようになっている。そして、この投射型表示装置1によって偏光スクリーン23に映し出された映像光を、偏光めがね(後述)を用いて観察することで、人間の眼には3次元の映像として認識される。なお、以下、「光軸」という場合には、上記光学系の光学中心同士を結んだ軸をいうものとする。
偏光光学系10は、入射光を偏光分離したのち、分離した偏光ごとに映像光を生成し、これらを合成して射出する光学系であり、偏光分離プリズム17、ミラー18A,18B、液晶パネル19A,19B、偏光合成プリズム20によって構成されている。この偏光光学系10の詳細な構成については後述する。
光源11は、白色光を発する光源であり、例えば発光体と凹面鏡(反射鏡)とを含んで構成されるランプである。発光体としては、可視光の全波長領域に亘って連続な発光スペクトルを有するランプ、例えば、UHPランプなどの高圧水銀ランプが用いられる。この他に、メタルハライド系のランプ、超高圧水銀ランプ、高圧ナトリウムランプ、蛍光ランプなどを用いてもよい。凹面鏡は、できるだけ集光効率の高い形状、例えば、楕円面鏡(楕円REF)であることが望ましい。また、このようなランプを光源として用いた場合には、光発散角が大きくなり、混色を生じて色純度が低下することがあるため、アパーチャ24を設けることが好ましい。
コリメータレンズ12は、光源11からの発散光束を光軸とほぼ平行な光束に変換するものである。このコリメータレンズ12は、光源11に楕円REFランプを用いた場合には、その第2焦点位置に配置されるようにするとよい。なお、光源11とコリメータレンズ12との間には、図示しない紫外線カットフィルタや赤外線カットフィルタなどの光学フィルタが設けられていてもよい。
色分解光学系13は、例えば色分解プリズム13−1、ダイクロイックミラー13R,13Bにより構成され、光源11からの光L1を、赤色(R:Red)の光LR、緑色(G:Green)の光および青色(B:Blue)の光LBの3色の光に分解するようになっている。
色分解プリズム13−1は、特定の波長領域の光を透過させ、それ以外の波長領域の光を反射させるダイクロイックプリズムであり、例えば、光LGを光L1の入射方向に平行な方向(図1のZ方向)に透過させる一方、光LR,LBを光L1の入射方向と直交する方向(図1のX方向)に反射させるようになっている。
ダイクロイックミラー13R,13Bは、特定の波長領域の光のみを反射し、それ以外の波長領域の光を透過させるミラーである。上記色分解プリズム13−1によりx方向に反射された光LRおよび光LBはそれぞれ、ダイクロイックミラー13Rおよびダイクロイックミラー13Bによって、Z方向に向けて反射される。
フライアイレンズ部14は、第1レンズアレイ141および第2レンズアレイ142から構成されている。このフライアイレンズ部14は、光束を拡散させ、液晶パネル19A,19Bにおける面内輝度分布を均一化するためのものである。
コンデンサレンズ15は、フライアイレンズ部14から射出された複数の小光束を集光するためのものである。このコンデンサレンズ15によって、光LGは光軸に平行な方向に沿って射出され、光LRおよび光LBは屈折され、液晶パネル19A,19Bに対して一定の角度で入射するように射出される。
フィールドレンズ16は、コンデンサレンズ15によってそれぞれ集光された光LR,LG,LBを平行光に近づけるために設けられるものである。また、このフィールドレンズ16、前述のフライアイレンズ14およびコンデンサレンズ15によって、液晶パネル19A,19Bへ入射する際の入射角ψおよび光発散角α(いずれも後述)が決定される。
位相差板21は、例えば広帯域(広波長範囲対応)の1/4波長板であり、複屈折現象を呈する合成樹脂等によって構成されている。また、その光学軸が、入射光の偏光方向と45°の角度をなすように配置されており、これにより、入射光LR,LG,LBが円偏光に変換されて射出されるようになっている。
投射レンズ22は、位相差板21から射出した光LR,LG,LBを集光して偏光スクリーン23上に投射するものである。
偏光スクリーン23は、偏光方向を保存反射可能なスクリーン、例えばアルミニウム(Al)などにより構成されている。この偏光スクリーンとしては、例えば(株)有沢製作所製の偏光スクリーンなどを用いることができる。但し、偏光方向を保存反射可能なものであれば、部屋の壁、机の天板などを利用することもできる。
偏光めがねは、右眼と左眼に互いに直交する偏光成分をそれぞれ透過させることができるものであり、偏光透過軸が互いに直交するように左右に配置された一対の偏光フィルタなどから構成されている。例えば、本実施の形態では、右眼用の映像光A1がp偏光、左眼用の映像光B1がs偏光となっている(後述)ため、右眼側でp偏光、左眼側でs偏光のみを透過するように構成されている。
次に、図2および図3を参照して、偏光光学系10の詳細な構成について説明する。図2は、図1における偏光光学系10について拡大したものである。図3は、液晶パネル19Aの概略構成を表す断面図である。
偏光分離プリズム17は、例えば45度の底角を有する2つの三角プリズムの斜面同士を接合して構成されたものであり、その接合面は、PS分離膜が形成されたPS分離面17aとなっている。これにより、フィールドレンズ16から射出した光LR,LG,LBはそれぞれ、入射方向と平行な方向に透過するp偏光LRP,LGP,LBPと、偏光分離面17aにおいて反射するs偏光LRS,LGS,LBSとに分離されるようになっている。
ミラー18Aは、偏光分離プリズム17によって分離されたp偏光LRP,LGP,LBPを反射させ、ミラー18Bは、偏光分離プリズム17によって分離されたs偏光LRS,LGS,LBSを反射させるものである。また、このとき、p偏光LRP,LGP,LBPは、それぞれ異なる角度でミラー18Aに入射するようになっている。例えば、p偏光LGPがZ方向に平行な方向に沿ってミラー18Aに入射し、p偏光LGPの主光線とp偏光LRPの主光線とのなす角をψR、p偏光LGPの主光線とp偏光LBPの主光線とのなす角をψBとしたとき、ψR=−ψB、例えばψRを+(プラス)8°、ψBを−(マイナス)8°となるようにする。あるいは、ψRを+5.5°、ψBを−5.5°となるようにする。但し、本実施の形態では、ミラー18A,18Bに入射する光LGの主光線に平行な方向を0°とし、XZ平面上で時計回りをプラス、半時計回りをマイナスとする。
同様に、偏光分離プリズム17によって分離されたs偏光LRS,LGS,LBSについても、それぞれ異なる角度でミラー18Bに入射するようになっている。
液晶パネル19Aは、例えば透過型の液晶パネルであり、ミラー18Aで反射したp偏光LRP,LGP,LBPを、右眼用の映像信号に基づいて変調させることにより右眼用の映像光A1を表示する光変調素子である。液晶パネル19Bは、例えば透過型の液晶パネルであり、ミラー18Bによって反射されたs偏光LRS,LGS,LBSを、左眼用の映像信号に基づいて変調することにより左眼用の映像光B1を表示する光変調素子である。但し、右眼用の映像信号と左眼用の映像信号とは、その信号走査方向が左右反転するようになっている。これは、本実施の形態では、s偏光LRS,LGS,LBSが、偏光ビームスプリッタ17の偏光分離面17aとミラー18Bにおいてそれぞれ反射されるため反射回数が2回であるに対し、p偏光LRP,LGP,LBPは偏光ビームスプリッタ17では透過され、ミラー18Aでのみ反射されるため、反射回数は1回となる。このため、液晶パネル19A,19Bに入射する各偏光では、中央光(G光)に対しR光およびB光が相対的に逆向きとなる。つまり、R画素とB画素に対応する画素配列がG画素に対して左右で反転することとなるためである。
偏光合成プリズム20は、液晶パネル19Aから射出された右眼用の映像光A1と、液晶パネル19Bから射出された左眼用の映像光B1とを合成するクロスプリズムである。
ここで、図3を参照して、液晶パネル19A,19Bの具体的な構成について説明する。但し、液晶パネル19Aと液晶パネル19Bの基本的な構成は同じであるため、以下では、液晶パネル19Aを例に挙げて説明する。
液晶パネル19Aは、複数の表示単位Pを有しており、例えば1.0型のXGA(eXtended Graphics Array)パネルである。この他にも、VGA(Video Graphics Array)やSXGA(Super Extended Graphics Array)などのパネルを用いるようにしてもよい。表示単位Pは、赤(R:Red)を表示する画素PR、緑(G:Green)を表示する画素PGおよび青(B:Blue)を表示する画素PBの3つの画素から構成されている。この液晶パネル19Aは、対向する一対の基板、例えばTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)基板190と対向基板191との間に、TFT基板190の側から、画素電極192R,192G,192B、液晶層193、対向電極194、マイクロレンズアレイ195がこの順に形成されたものである。なお、本実施の形態では、対向基板191が、光入射側の基板となっている。
TFT基板190および対向基板191は、例えばガラスなどの透明基板を含んで構成されている。TFT基板191には、図示しない画素駆動回路が形成されており、画素PR,PG,PBをそれぞれ駆動するゲート・ソース・ドレイン等を備えたTFTスイッチング素子や、これらのTFTスイッチング素子に接続されるゲート線やデータ線などの各種配線が設けられている。
画素電極192R,192G,192Bは、画素PR,PG,PBごとに形成され、対向電極194は、各画素に共通の電極として機能する。これらは、例えばITO(インジウム錫酸化物)などの透明導電材料により構成されている。液晶層193は、例えばネマティック液晶、スメクティック液晶、コレステリック液晶などの液晶材料より構成されている。
マイクロレンズアレイ195は、複数のマイクロレンズ195aから構成され、画素PR,PG,PBからなる表示単位Pごとに、1つのマイクロレンズ195aが割り当てられるようになっている。ここで、図4に、X方向からみたマイクロレンズ195aの平面形状の一例を示す。このように、マイクロレンズ195aの平面形状は、例えば正6角形となっている。この場合、画素PR,PG,PBごとに表示される像(イメージ)は、ドット状(スポット状)となる。なお、このマイクロレンズ195aのレンズ面は、球面収差を抑制するために非球面形状とすることが好ましい。
次に、上記のような構成を有する投射型表示装置1の作用、効果について図1〜3を参照して説明する。
投射型表示装置1では、光源11から射出された光L1は、アパーチャ24およびコリメータレンズ12を通過することにより、略平行な光束とされたのち、色分解光学系13としての色分解プリズム13−1に入射する。この色分解プリズム13−1により、光L1のうち、緑色の光LGは入射方向に平行な方向(Z方向)に透過される一方、赤色の光LRおよび青色の光LBは入射方向と直交する方向(X方向)に反射される。このうち、光LRおよび光LBはそれぞれ、ダイクロイックミラー13Rおよびダイクロイックミラー13Bによって、Z方向に進行するように反射される。このようにして、光L1はR,G,Bの3色の色光に分解される。
色分解光学系13によって分解された光LR,LG,LBは、フライアイレンズ部141に入射する。これにより、第1レンズアレイ141および第2レンズアレイ142により、それぞれの光束が拡散されて射出される。よって、液晶パネル19A,19Bへの入射光束が均一化され、面内輝度分布が均一となる。
フライアイレンズ部14を出射した光LR,LG,LBは、コンデンサレンズ15に入射し、このコンデンサレンズ15により集光される。このとき、光LGは、光軸に平行な方向(Z方向)に沿って射出され、光LRおよび光LBの主光線はそれぞれ屈折されて射出される。
コンデンサレンズ15を出射した光LR,LG,LBは、フィールドレンズ16に入射すると、平行光に近づけられ、所定の角度方向に射出される。これにより、テレセントリック性を確保しつつ、後述する液晶パネル19A,19Bへそれぞれ所定の入射角ψで入射させることができる。
フィールドレンズ16を出射した光LR,LG,LBは、偏光光学系10に入射する。この偏光光学系10において、光LR,LG,LBは偏光分離され、この分離された偏光が液晶パネル19A,19Bによって変調されることにより、右眼用の映像光A1および左眼用の映像光B1が生成される。そして、生成された映像光A1,B1は、合成プリズム20によって合成されて射出される。なお、この偏光光学系10における詳細な作用、効果は後述する。
偏光光学系10を出射した映像光A1,B1の合成光は、位相差板21に入射する。これにより、映像光A1,B1はそれぞれ円偏光に変換される。そして、この円偏光となった映像光A1,B1が投射レンズ22によって、偏光スクリーン23に投射される。
このようにして、映像光A1,B1が偏光スクリーン23に投射されると、映像光A1のp偏光成分と映像光B1のs偏光成分は、それぞれ保存されたまま反射される。なお、このとき、偏光スクリーン23として、有沢製作所製のアルミニウム膜を使用した偏光スクリーンを用いることにより、その偏光成分をそのまま保持した状態での反射が可能となる。
そして、上述したような偏光めがねを用いて、偏光スクリーン23で反射した映像光A1,B1のうち、映像光A1を右眼、映像光B1を左眼でのみ観察することにより、人間の眼には、3次元の映像として視認される。
次に、偏光光学系10の作用、効果について詳細に説明する。
フィールドレンズ16を出射した光LR,LG,LBは、偏光光学系10の偏光分離プリズム17に入射する。この偏光分離プリズム17に入射した光LR,LG,LBはそれぞれ、入射方向と平行な方向に透過されるp偏光LRP,LGP,LBPと、偏光分離面17aにおいて反射されるs偏光LRS,LGS,LBSに分離される。
そして、偏光分離プリズム17によって分離されたp偏光LRP,LGP,LBPは、ミラー18Aにそれぞれ異なる角度で入射する。このとき、Z方向に平行な方向に沿って入射するp偏光LGPの主光線に対して、p偏光LRP,p偏光LBPはそれぞれ、ψR,ψB(ψR=−ψB)の角度をなしている。これらは、フライアイレンズ部14、コンデンサレンズ15およびフィールドレンズ16によって決定される角度であり、液晶パネル19Aへの入射角となる。同様に、偏光分離プリズム17によって分離されたs偏光LRS,LGS,LBSは、ミラー18Bにそれぞれ異なる角度で入射し、X方向に平行な方向に沿って入射するs偏光LGSの主光線に対して、s偏光LRS,s偏光LBSはそれぞれ、ψR,ψBの角度をなしている。
ミラー18A,18Bで反射されたp偏光LRP,LGP,LBPおよびs偏光LRS,LGS,LBSはそれぞれ、液晶パネル19A,19Bに所定の入射角ψ(ψR,ψG,ψB)で入射する。このとき、p偏光LGPは、液晶パネル19Aの基板面に対して垂直(ψG=0)に入射する。一方、p偏光LRPおよびp偏光LBPは液晶パネル19Aの基板面の垂線に対して斜め方向に、ψR,ψB(ψR=−ψB)の角度で入射する。同様に、s偏光LGPは、液晶パネル19Bの基板面に対して垂直(ψG=0)に入射し、s偏光LRSおよびs偏光LBSは、ψR、ψB(ψR=−ψB)の角度で入射する。但し、本実施の形態では、入射角ψ(ψR,ψG,ψB)は、液晶パネル19A,19Bの基板面に垂直な方向を0°とし、XZ平面上で時計回りをプラス、半時計回りをマイナスとする。なお、上述したように、p偏光とs偏光においては、その反射回数の違いにより、ψR、ψBの向きが互いに異なっている(正負の符号が逆になっている)。
ここで、図3を参照して、液晶パネル19A,19Bにおける作用について、液晶パネル19Aを例に挙げて説明する。なお、液晶パネル19Bについては、液晶パネル19Aと異なる作用についてのみ説明する。
ミラー18Aで反射されたp偏光LGPは、液晶パネル19Aの対向基板191の側に垂直に入射する。このp偏光LGPは、マイクロレンズ195aによって屈折され、対向電極194、液晶層193を透過したのち、画素PGに対応する領域に集光される。一方、ミラー18Aで反射されたp偏光LRPは、液晶パネル19Aの対向基板191の側に入射角ψRで入射する。このp偏光LRPは、マイクロレンズ195aによって屈折され、対向電極194、液晶層193を透過したのち、画素PRに対応する領域に集光される。他方、ミラー18Aで反射されたp偏光LBPは、液晶パネル19Aの対向基板191の側に入射角ψBで入射する。このp偏光LBPは、マイクロレンズ195aによって屈折され、対向電極194、液晶層193を透過したのち、画素PBに対応する領域に集光される。
このように、3色のp偏光LRP,LGP,LBPを、液晶パネル19Aの光入射側の基板に設けられたマイクロレンズ195a(マイクロレンズアレイ195)に、それぞれ所定の入射角ψで入射させることにより、3つの画素領域に分配されて集光される。
また、LRP,LGP,LBPの入射角ψR,ψG,ψBをそれぞれ+8°,0,−8°とすることで、液晶パネル19Aに入射する際の光発散角αは約3°(半値角、以下同様とする)と小さくなる。あるいは、入射角ψR,ψG,ψBをそれぞれ+5.5°,0,−5.5°とすることで、光発散角αは約2°と小さくなる。これら入射角ψと光発散角αの組み合わせは一例であり、特に限定されるものではないが、入射角ψR,ψBを小さくすることで、Fナンバーを大きくとることができるため、設計が容易になると共に、投射レンズの小型化、低コスト化につながる。また、光発散角αを小さくすることで、色の混色を防止し、色純度を高めることができる。
そして、各色の映像信号に基づいて対向電極194と画素電極192R,192G,192Bとの間に電圧が印加されると、各画素領域に分配されるp偏光LRP,LGP,LBPはそれぞれ、液晶層193によって、その透過率が変調される。このとき、p偏光LRP,LGP,LBPは、液晶パネル19Aにおいて、右眼用の映像信号に基づいて変調される一方、s偏光LRS,LGS,LBSは、液晶パネル19Bにおいて、左眼用の映像信号に基づいて変調される。
上記のようにして、右眼用の映像光A1として、p偏光からなるR,G,Bのカラーの映像光が生成されると共に、左眼用の映像光B1として、s偏光からなるR,G,Bのカラーの映像光が生成される。このようにして生成された映像光A1および映像光B1は、合成プリズム20によって合成されたのち、投射レンズ22によって投射されることとなる。そして、上述したように、映像光A1を右眼、映像光B1を左眼でのみ観察することにより、人間の眼には3次元の映像として視認される。なお、このとき、位相差板21として1/4波長板を用いた場合には、その1/4波長板の位相軸の方向により、映像光A1,B1はそれぞれ左(右)円偏光、右(左)円偏光となる。
以上説明したように、投射型表示装置1によれば、光源11からの光L1を、R,G,Bの3色の光LR,LG,LBに分解したのち、偏光分離プリズム17によって、p偏光LRP,LGP,LBPおよびs偏光LRS,LGS,LBSに分離し、p偏光LRP,LGP,LBPを液晶パネル19Aを用いて右眼用の映像光A1を生成する一方、s偏光LRS,LGS,LBSを液晶パネル19Bを用いて左眼用の映像光B1を生成するようにしたので、2台の装置を用いることなく、右眼用と左眼用の映像光を同時に表示することができる。そして、これらの映像光A1,B1を合成したのち、偏光成分を保存反射可能な偏光スクリーン23に投射すれば、映像光A1,B1を、それぞれの偏光成分を保持したまま反射させることができる。この反射光を、上述の偏光めがねをかけて観察すれば、人間の眼には3次元の映像として視認される。よって、簡易かつコンパクトな構成で、人間の眼にとって自然な3次元映像表示を実現できる。
また、映像光A1,B1を偏光合成プリズム20によって合成したのち、位相差板21を透過させるようにすれば、映像光A1,B1はそれぞれ円偏光となり、投射レンズ22によって投射される。よって、偏光めがねをかけた観察者が、例えば横に寝そべったり、頭を傾けたりした状態で映像光A1,B1を観察した場合であっても、同じ明るさの3次元映像として認識することができる。
さらに、フライアイレンズ部14によって、光LR,LG,LBそれぞれの光束を拡散させるようにすれば、液晶パネル19A,19Bへの入射光束を均一化し、面内輝度分布を均一にすることができる。
また、光LR,LG,LBを、コンデンサレンズ15によって屈折、集光したのち、フィールドレンズ16で平行光に近づけるようにすれば、テレセントリック性を確保しつつ、p偏光LRP,LGP,LBPおよびs偏光LRS,LGS,LBSを、液晶パネル19A,19Bに対してそれぞれ所定の入射角ψで入射させることができる。これにより、液晶パネル19A,19Bに形成されたマイクロレンズ195aによって、画素PR,PG,PBごとにR,G,Bの3色の光を分配して集光させることができる。よって、輝度の低減が少なくなる。また、カラー表示のために液晶パネルを3枚設ける必要がなくなるため、光量ロスが低減され、光利用効率が、通常の3板式のものに比べて10〜15%程度向上する。
また、フィールドレンズ16によって、偏光分離プリズム17への入射光を平行光に近づけるようにすれば、偏光分離面17aでの光量ロスを少なくすることができる。よって、ほぼ100%の光利用効率を実現でき、偏光分離プリズム17によって分離したp偏光およびs偏光の両方を効率よく活用することができる。
また、液晶パネル19A,19Bに対して、右眼用と左眼用の映像信号をそれぞれ入力するのではなく、同一の映像信号を入力するようにすれば、カラーの2次元映像の表示することも可能である。従って、2枚の液晶パネル19A,19Bに入力する映像信号を切り替えるだけで、容易に3次元映像と2次元映像とを切り替えて表示することができる。
さらに、従来のように3D表示のために2台の装置を用いる場合や、カラー表示のために3枚の液晶パネルを用いる場合に比べて、部品点数を少なくすることができる。よって、コンパクトで低コストな3次元表示用の液晶プロジェクタを実現でき、家庭などへの普及が期待できる。
次に、上記第1の実施形態の変形例1,2について図5〜6を参照して説明する。なお、以下では、上記第1の実施の形態の投射型表示装置1と同様の構成要素については同一の符号を付し、適宜説明を省略するものとする。
(変形例1)
図5は、変形例1に係る投射型表示装置2の概略構成を表すものである。この投射型表示装置2は、フィールドレンズ25A,25Bが偏光光学系30に設けられていること以外は、上記第1の実施の形態の投射型表示装置1と同様の構成となっている。
偏光光学系30は、偏光分離プリズム17、ミラー18A,18B、フィールドレンズ25A,25B、液晶パネル19A,19B、偏光合成プリズム20によって構成されている。本変形例では、フィールドレンズ25A,25Bが、偏光分離プリズム17の後方の光路上に設けられている。具体的には、フィールドレンズ25Aは、ミラー18Aと液晶パネル19Aとの間、フィールドレンズ25Bは、ミラー18Bと液晶パネル19Bとの間の光路上に設けられている。
フィールドレンズ25Aは、液晶パネル19Aに入射する光LR,LG,LBのp偏光を平行光に近づけ、フィールドレンズ25Bは、液晶パネル19Bに入射する光LR,LG,LBのs偏光を平行光に近づけるために設けられるものである。また、上記第1の実施の形態と同様に、このフィールドレンズ25A,25B、フライアイレンズ14およびコンデンサレンズ15によって、液晶パネル19A,19Bへ入射する際の入射角ψおよび光発散角αが決定されるようになっている。
このような投射型表示装置2では、フライアイレンズ14、コンデンサレンズ15を出射した光LR,LG,LBは、偏光分離プリズム17に入射して、p偏光LRP,LGP,LBPおよびs偏光LRS,LGS,LBSに分離されたのち、ミラー18A,18Bにおいて反射される。そして、ミラー18Aで反射されたp偏光LRP,LGP,LBPは、フィールドレンズ25Aに入射し、ここで平行光に近づけられ、所定の角度に屈折されて射出される。これにより、上記第1の実施の形態と同様に、液晶パネル19Aに対して、p偏光LRP,LGP,LBPがそれぞれ所定の入射角ψで入射することとなる。同様に、s偏光LRS,LGS,LBSについても、フィールドレンズ25Bにより、液晶パネル19Bに対して、s偏光LRP,LGP,LBPがそれぞれ所定の入射角ψで入射することとなる。
また、p偏光LGPおよびs偏光LGSはそれぞれ、液晶パネル19A,19Bに対して垂直に入射する一方、p偏光LRPおよびs偏光LRSは、それぞれ液晶パネル19A,19Bに対してψR=6°〜10°の角度で入射する。他方、p偏光LBPおよびs偏光LBSは、それぞれ液晶パネル19A,19Bに対してψB=−10°〜−6°の角度で入射する。また、液晶パネル19A,19Bへの入射時の光発散角αは、2.5°〜3.5°となる。
以上のように、フィールドレンズ25Aはミラー18Aと液晶パネル19Aとの間の光路上に設けると共に、フィールドレンズ25Bをミラー18Bと液晶パネル19Bとの間の光路上に設けるようにしてもよい。このような構成とすれば、光学系全長を短縮することが可能となり、よりコンパクトな構成を実現できる。
(変形例2)
図6は、変形例2に係る投射型表示装置3の概略構成を表すものである。この投射型表示装置3は、上記投射型表示装置2におけるフライアイレンズ部14、コンデンサレンズ15、偏光光学系30を用いた光学系に、光源として3色のレーザを使用したものである。
投射型表示装置3は、光源として、赤色レーザ41R、緑色レーザ41Gおよび青色レーザ41Bの3色のレーザを用い、これらのレーザ光を光拡散素子42によって拡散させたのち、フライアイレンズ部14に入射させるようになっている。
赤色レーザ41Rおよび青色レーザ41Bとしては、例えば半導体レーザを用いることができる。具体的には、赤色レーザ41Rとしては、InAlGaP系、青色レーザ41Bとしては、GaN系やInGaN系のものを用いることができる。また、緑色レーザ41Gとしては、例えば半導体レーザによって励起される固体レーザ、いわゆるDPSS(Diode Pumped Solid State)レーザ、具体的には、YVO+KTP(KTiOPO)、結晶PPLN(Periodically Poled LiNbO)、またはPP(Periodically Poled)MgO・LN(LiNbO)などを用いることができる。
光拡散素子42は、例えば屈折型拡散素子、回折型拡散素子(DOE:Diffractive Optical Element)などであり、赤色レーザ41R、緑色レーザ41Gおよび青色レーザ41Bから射出されたレーザ光を液晶パネル19A,19Bの全面に照射されるように拡散成形するものである。この光拡散素子42は、赤色レーザ41R、緑色レーザ41Gおよび青色レーザ41Bの配列に対応して、それぞれの色のレーザ光を透過するようになっている。
このような投射型表示装置3では、赤色レーザ41R、緑色レーザ41Gおよび青色レーザ41Bからそれぞれレーザ光が射出されると、これらのレーザ光は光拡散素子42に入射する。光拡散素子42では、各色ごとにレーザ光が拡散成形される結果、フライアイレンズ部14に入射する際の光発散角は約30°となる。そして、光拡散素子42を出射した各色レーザ光は、フライアイレンズ部14を透過して光LR,LG,LBとして射出される。
また、p偏光LGPおよびs偏光LGSはそれぞれ、液晶パネル19A,19Bに対して垂直に入射する一方、p偏光LRPおよびs偏光LRSは、それぞれ液晶パネル19A,19Bに対してψR=4°〜5°の角度で入射する。他方、p偏光LBPおよびs偏光LBSは、それぞれ液晶パネル19A,19Bに対してψB=−5°〜−4°の角度で入射する。また、液晶パネル19A,19B入射時の光発散角αは、0.5°〜1.5°となる。
以上のように、光源として3色のレーザを用いるようにしてもよい。このように構成すすれば、光源部の小型化を実現できる。なお、図6では、コンデンサレンズ15を出射した光LR,LG,LBは、上記変形例1における偏光光学系30に入射するようになっているが、図1に示したように、フィールドレンズ16を透過させたのちに偏光光学系10に入射するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
図7は、第2の実施の形態に係る投射型表示装置4の概略構成を表すものである。この投射型表示装置4は、光源11、ライトパイプ(光伝送手段)31、コンデンサレンズ32、偏光光学系40、位相差板21、投射レンズ22を備えている。本変形例では、光源11と、液晶パネル19A,19Bから投射レンズ22側の光学系の構成については、上記第1の実施の形態の投射型表示装置1と同様の構成となっている。従って、上記第1の実施形態の投射型表示装置1と同様の構成要素については同一の符号を付し、適宜説明を省略するものとする。
ライトパイプ31は、例えばカレイドスコープなどであり、光源11からの光L1を導く導光手段である。コンデンサレンズ32は、ライトパイプ31からの光を集光するようになっている。
偏光光学系40は、偏光分離プリズム33、コンデンサレンズ34A,34B、ダイクロイックミラー35R,35G,35B,36R,36G,36B、液晶パネル19A,19B、偏光合成プリズム20によって構成されている。
偏光分離プリズム33は、例えば45度の底角を有する2つの三角プリズムの斜面同士を接合して構成されたものであり、その接合面は、PS分離膜が形成されたPS分離面17aとなっている。これにより、コンデンサレンズ32から出射した光はそれぞれ、入射方向と平行な方向に透過するp偏光LPと、偏光分離面17aにおいて反射するs偏光LSとに分離されるようになっている。
コンデンサレンズ34A,34Bは、偏光分離プリズム33によって分離されたp偏光LPとs偏光LSとをそれぞれ集光するようになっている。
ダイクロイックミラー35R,35G,35Bは、コンデンサレンズ34Aを出射した光LPをP,G,Bの3色の光に分解させると共に、それぞれの光を互いに異なる角度(入射角ψ(ψR,ψG,ψB))で液晶パネル19A,19Bに入射させるために設けられるものである。ダイクロイックミラー35R,35G,35Bは、特定の波長領域の光のみを全反射させ、それ以外の波長領域の光を透過させるようになっている。具体的には、ダイクロイックミラー35Rは、赤色の波長領域の光を全反射させ、緑色および青色の波長領域の光を透過させるようになっている。ダイクロイックミラー35Gは、緑色の波長領域の光を全反射させ、赤色および青色の波長領域の光を透過させるようになっている。ダイクロイックミラー35Bは、青色の波長領域の光を全反射させ、緑色および赤色の波長領域の光を透過させるようになっている。また、ダイクロイックミラー35R,35Bは、ダイクロイックミラー35Gに対して、XZ平面上で所定の角度をなすように配置されている
このような投射型表示装置4では、光源11からの光L1は、ライトパイプ31によって導光され、コンデンサレンズ32によって集光されたのち、偏光分離プリズム33によってp偏光LPとs偏光LSとに分離される。分離されたp偏光LPは、コンデンサレンズ34Aを透過したのち、ダイクロイックミラー35Rに入射すると、p偏光LRPのみが反射されてp偏光LGP,LBPはそのまま透過される。透過されたp偏光LGP,LBPは、ダイクロイックミラー35Gに入射すると、p偏光LGPのみが反射され、p偏光LBPはそのまま透過される。透過されたp偏光LBPは、ダイクロイックミラー35Bに入射し、このダイクロイックミラー35Bにおいて反射される。
このとき、ダイクロイックミラー35R,35Bが、ダイクロイックミラー35Gに対して、XZ平面上で所定の角度をなすように配置されていることで、ダイクロイックミラー35R,35G,35Bでそれぞれ反射されたp偏光LRP,LGP,LBPは、液晶パネル19Aに対してそれぞれ異なる角度(入射角ψ(ψR,ψG,ψB))で入射する。なお、s偏光についても同様である。
以上のように、3色の色光に分解すると共に、各色ごとに異なる角度で反射させるダイクロイックミラーを配置して、光源11からの光を、偏光分離プリズムによって偏光分離したのちに色分解するようにすることで、光学系全長を短くすることができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、R,G,Bの3色の光LR,LG,LBのうち、光LGを中心光(光軸に沿って平行な方向に進行する光)として液晶パネルに垂直に入射させ、光LR,LBを液晶パネルの垂線に対して斜めに入射するようにしたが、これに限定されず、光LRを中心光、光LG,LBを斜め入射光としてもよく、あるいは光LBを中心光、光LR,LGを斜め入射光としてもよい。
また、上記実施の形態では、白色光源からの光をR,G,Bの3色に色分解したり、3色のレーザ光源を用いることにより、カラーの3次元映像を表示する場合について説明したが、これに限定されず、このような色分解光学系や3色のレーザ光源を用いずに、単色の3次元映像を表示するようにしてもよい。あるいは、3色のうちの2色を用いて3次元映像を表示するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、光源としてランプあるいはレーザを例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば赤、緑、青のそれぞれの色の波長領域の光を発光するLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、マイクロレンズ195aの平面形状を正6角形としたが、これに限定されず、円形やy方向に長手方向を有する矩形状(シリンドリカルレンズ)でもあってもよい。
また、上記実施の形態では、偏光分離プリズムとして、その偏光分離膜において、p偏光を透過させ、s偏光を反射させるものを例に挙げて説明したが、これに限定されず、逆にs偏光を透過させ、p偏光を反射させるものであってもよい。また、p偏光を右眼用の映像光、s偏光を左眼用の映像光として用いているが、これに限定されず、逆にs偏光を右眼用の映像光、p偏光を左眼用の映像光として用いるようにしても本発明と同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る投射型表示装置の概略構成を表すものである。 図1に示した偏光光学系の拡大図である。 図1に示した液晶パネルの概略構成を表す拡大断面図である。 図3に示したマイクロレンズのX方向からみた平面図である。 図1の実施の形態についての第1の変形例に係る投射型表示装置の概略構成を表すものである。 図1の実施の形態についての第2の変形例に係る投射型表示装置の概略構成を表すものである。 本発明の他の実施の形態に係る投射型表示装置の概略構成を表すものである。
符号の説明
1,2,3,4…投射型表示装置、10,30,40…偏光光学系、11…光源、12…コリメータレンズ、13…色分解光学系、13−1…色分解プリズム、14…フライアイレンズ部、15,32,34A,34B…コンデンサレンズ、16,25A,25B…フィールドレンズ、17,33…偏光分離プリズム、17a,33a…偏光分離面、18A,18B…ミラー、19A,19B…液晶パネル、20…色合成プリズム、21…位相差板、22…投射レンズ、23…偏光スクリーン、24…アパーチャ、31…ライトパイプ、41B…青色レーザ、41G…緑色レーザ、41R…赤色レーザ、42…光拡散素子、190…TFT基板、191…対向基板、192R,192G,192B…画素電極、193…液晶層、194…対向電極、195…マイクロレンズアレイ、195a…マイクロレンズ、13R,13B,35R,35G,35B,36R,36G,36B…ダイクロイックミラー。

Claims (15)

  1. 光源部と、
    前記光源部からの光を、第1の偏光および第2の偏光に分離する偏光分離手段と、
    前記第1の偏光を、右眼用の映像信号に基づいて変調することにより右眼用の映像光を生成する第1の液晶パネルと、
    前記第2の偏光を、左眼用の映像信号に基づいて変調することにより左眼用の映像光を生成する第2の液晶パネルと、
    前記右眼用および左眼用の映像光を合成する偏光合成手段と、
    前記偏光合成手段によって合成された映像光を投射する投射レンズとを備えた
    ことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記第1および第2の液晶パネルは透過型の液晶パネルである
    ことを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  3. 前記偏光合成手段によって合成された光を円偏光に変換する1/4波長板を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  4. 前記光源部が、白色光源である
    ことを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  5. 前記光源部からの白色光を複数色の波長領域の光に分解する色分解手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の投射型表示装置。
  6. 前記第1および第2の液晶パネルは、一対の基板間に液晶層を封止してなり、
    前記一対の基板のうち光入射側の基板にマイクロレンズアレイが設けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の投射型表示装置。
  7. 前記複数色の光を集光するコンデンサレンズ系と、
    前記コンデンサレンズ系によって集光された複数色の光を、それぞれ平行光に近づけるためのフィールドレンズ系とを備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の投射型表示装置。
  8. 前記色分解手段と前記コンデンサレンズ系との間に、前記複数色の光の強度分布をそれぞれ均一にするためのフライアイレンズ系を備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の投射型表示装置。
  9. 前記フィールドレンズ系が、前記コンデンサレンズ系と前記偏光分離手段との間の光路上に設けられている
    ことを特徴とする請求項8記載の投射型表示装置。
  10. 前記フィールドレンズ系が、前記偏光分離手段の後方の光路上に設けられている
    ことを特徴とする請求項8記載の投射型表示装置。
  11. 前記光源部からの白色光を前記偏光分離手段へ導く導光手段と、
    前記偏光分離手段から出射した前記第1および第2の偏光をそれぞれ、複数色の色光に分解すると共に、これら複数色の光を互いに異なる角度で反射させるダイクロイックミラーとを備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の投射型表示装置。
  12. 前記光源部が、複数色の光をそれぞれ発する半導体発光素子もしくは固体発光素子により構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
  13. 前記光源部からの光を拡散成形する光拡散成形手段を備えた
    ことを特徴とする請求項12記載の投射型表示装置。
  14. 光源部からの光を第1の偏光および第2の偏光に分離し、
    分離された第1および第2の偏光に対して、それぞれ、右眼用および左眼用の映像信号に基づく変調を行うことにより、右眼用および左眼用の映像光を生成し、
    生成された右眼用および左眼用の映像光を合成し、
    合成された映像光を、偏光方向保存反射が可能なスクリーン上に投射する
    ことを特徴とする映像表示方法。
  15. 分離された第1および第2の偏光に対して、透過型の液晶パネルを用いて変調を行うことにより、右眼用および左眼用の映像光を生成する
    ことを特徴とする請求項14記載の映像表示方法。
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