JP2020124954A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側方における走行風が車両側面から離間することを抑制する車体前部構造を提供する。【解決手段】車体前部構造10では、車両の走行時に、ダクト20を介してフロントバンパ12からホイールハウス16の車両前方側に気流F3が供給される。この際、ホイールハウス16の内部に吹き出された気流F3は、車両後方側に向かって車幅方向内側に傾斜して吹き出される。この結果、ホイールハウス16内でこの気流F3よりも車幅方向外側の領域D3の圧力が低下し、車両側部(ホイールハウス16、フェンダ14)を流れる走行風F2を車両側部(側面)に接近させる。すなわち、走行風F2が車両側部から離間することを抑制できる。【選択図】図8

Description

本発明は、車体前部構造に関する。
自動車の車体前部構造において、走行時に車体側部に発生する乱流領域による走行抵抗を低減させるために様々な提案がされている。
例えば、ホイールハウスの車両前方側に車両側部に沿って車両前面から取り込んだ気流を吹き出す吹出口を設けた構成が提案されている(特許文献1参照)。この構成によれば、タイヤホイール等から車幅方向外側に吹き出す気流を車両後方側に押し流し、タイヤホイール等から車幅方向外側に吹き出す気流と、車両側部に沿って流れる走行風との干渉を防止又は抑制して車両の走行抵抗を低減させることができるとされている。
特開2017−178163号公報
上記特許文献1には、車両側部における走行風が車両側面から離間する(乱流領域が増大する)ことを抑制する点については記載がない。すなわち、車両側部の走行風が車両側面から離間することを抑制する点については改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、車両側部における走行風が車両側面から離間することを抑制する車体前部構造を提供することが目的である。
請求項1記載の発明に係る車体前部構造は、車両前面を構成する車両前部部材と、車両のフロントタイヤを収納するホイールハウスと、前記車両前部部材と前記ホイールハウス内における車両前方側とを連通させ、少なくとも車両後方側端部が車両後方側に向かって車幅方向内側へ傾斜して設けられたダクトと、を備える。
このように構成された車体前部構造では、車両の走行時に、ダクトを介して車両前面を構成する車両前部部材からタイヤホイールハウス内における車両前方側に気流が供給され、タイヤホイールハウス内に吹き出される。
この際、ダクトの少なくとも車両後方側端部は車両後方側に向かって車幅方向内側に傾斜して設けられているため、ホイールハウス内部に吹き出された気流は、車両後方側に向かって車幅方向内側に傾斜して吹き出される。
これにより、ホイールハウス内でこの気流よりも車幅方向外側の領域の圧力が低下し、車両側部を流れる走行風を車両側部(側面)に接近させる。
請求項1記載の発明に係る車体前部構造は、上記構成としたので、車両側部を流れる走行風を車両側部(側面)から離間することを抑制できる。
第1実施形態に係る車体前部構造の側面図である。 図1のA−A線断面図である。 第1実施形態に係る車体前部構造を車両前方斜め前から視た斜視図である。 第1実施形態に係る車体前部構造を構成するホイールハウスを車両斜め後方側から視た斜視図である。 第1実施形態に係る車体前部構造を構成するホイールハウスを車両斜め前方側から視た斜視図である。 第1実施形態に係る車体前部構造の領域A1〜A3を説明する側面図である。 比較例に係る車体前部構造の図2に相当する断面図である。 第1実施形態に係る車体前部構造の作用を説明する図2に相当する図である。 第1実施形態の他の例に係る車体前部構造を示す側面図である。 第2実施形態に係る車体前部構造が適用された自動車を示す斜視図である。 図10のB−B線断面図である。 第3実施形態に係る車体前部構造の図2に相当する断面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る車体前部構造について図1〜図9を参照して説明する。なお、各図において矢印FRは車両前方、矢印UPは車両上方、矢印LHは車幅方向左側をそれぞれ示す。なお、車体前部構造は、車幅方向左側と右側で左右対称であるため、車幅方向左側の部分についてのみ説明し、反対側の説明を省略する。
(構成)
図1に示すように、本実施形態に係る自動車の車体前部構造(以下、「車体前部構造」という)10は、車両前部において、車幅方向に延在するフロントバンパ12と、車両側部を構成するフェンダ14と、車両側部においてフロントタイヤ30を収容するホイールハウス16と、を有する。なお、フロントバンパ12が「車両前部部材」に相当する。
フロントバンパ12は、図1及び図2に示すように、車両の先端(前端)において車幅方向に延在して設けられている。フロントバンパ12の車幅方向外側端部の車両後方側には、ホイールハウス16を構成するフェンダーライナ18が取り付けられている。
また、図2に示すように、フロントバンパ12の車幅方向外側には、車両前面側から車両後方側のホイールハウス16まで貫通するダクト20が配設されている。図1及び図3に示すように、フロントバンパ12の車両前面には、ダクト20の車両前方側端部である開口部22が形成されている。
一方、ホイールハウス16を構成するフェンダーライナ18は、図1及び図4に示すように、車両側面視で略円弧状とされており、車両前方側の部分には、ダクト20の車両後方側端部である開口部24が形成されている。
なお、ダクト20は、図2に示すように、開口部22から車両後方側に延在する前方部分21Aと、前方部分21Aの後端から車両後方側(開口部24)に向って車幅方向内側に傾斜して延在する後方部分21Bと、から構成されている。
また、ホイールハウス16は、車両前方側はフェンダーライナ18のみで構成されているが、車両後方側は図2及び図5に示すように、フェンダーライナ18と共にダッシュパネル26とから構成されている。
なお、図1に示すように、フェンダーライナ18の車両後方側端部には、車両側面視で車両下方側に凸のR面18Aが形成されている。また、ダッシュパネル26の前後方向延在面26Aと、上下方向延在面26Bと、前後方向延在面26Aの後端と上下方向延在面の上端とを結ぶ車両側面視で円弧状のR面26Cと、上下方向延在面26Bの下端に連続する車両側面視で円弧状のR面26Dとを有する。
また、フェンダーライナ18に形成される開口部24は、図6に示すように、車両走行時にダクト20(開口部24)からホイールハウス16内に吹き出される気流F3が車両側面視で領域A1を流れるように設定されている。
この領域A1とは、車両側面視でホイールハウス16(フェンダーライナ18)とフロントタイヤ30とがなす隙間領域であり、車両前方側の境界B1から車両後方側の境界B2までの部分(図6、ハッチング部分参照)である。
この境界B1、B2の設定の仕方について説明する。
先ず、フロントタイヤ30(タイヤホイール)の回転中心軸Cから車両前後方向に延在するタイヤ径線L1上において、車両側面視でホイールハウス16(フェンダーライナ18)とフロントタイヤ30のタイヤ最外面30Aとがなす車両前方側の幅をα、車両後方側の幅をβとする。
この場合、タイヤ径線L1上において、車両前方側でタイヤ最外面30Aから幅αの2倍(2α)だけ内(車両後方)側の位置から車両上方(タイヤ上方)側に垂線L2を引き、その垂線L2とタイヤ最外面30Aの交点(高さ)が領域A1の車両前方側の境界B1となる。
同様にして、タイヤ径線L1上において、車両後方側でタイヤ最外面30Aから幅2βだけ内(車両前方)側の位置から車両上方(タイヤ上方)側に垂線L3を引き、その垂線L3とタイヤ最外面30Aの交点(高さ)が領域A1の車両後方側の境界B2となる。
なお、車両側面視でホイールハウス16(フェンダーライナ18)とフロントタイヤ30とがなす隙間領域のうち、境界B1よりも車両下方側の部分を領域A2、境界B2よりも車両下方側の部分を領域A3という。
(比較例の説明)
本実施形態の車体前部構造10の作用を説明するために参照する比較例に係る車体前部構造300について図7を参照して説明する。なお、車体前部構造10と同様の構成要素には、同一の参照符号に300を足したもので示し、その詳細な説明を省略する。
車体前部構造300は、図7に示すように、車体前部構造10からダクト20を取り除いた構成である。
[作用]
このように構成された車体前部構造10について、比較例に係る車体前部構造300との比較で、その作用を説明する。
(比較例の作用)
比較例に係る車体前部構造300が適用された自動車が走行すると、図7に示すように、フロントバンパ312に当たって車幅方向外側に回りこんできた走行風F1は、フロントバンパ312の車幅方向端部から車両側部(ホイールハウス316やフェンダ314の側方等)を車両後方側に流れる。
この際、走行風F1は、フロントバンパ312の車幅方向端部から車両後方側に向って車両側部から離間するように流れる。この結果、車両側部(ホイールハウス316やフェンダ314)と走行風F1は離間し、走行風F1と車両側部との間の領域が乱流領域D1となり、車両の走行抵抗や車両の振動を増加させる。
(実施例の作用)
これに対して本実施形態に係る車体前部構造10が適用された自動車が走行すると、図8に示すように、フロントバンパ12の車幅方向端部側で車両前面側に形成された開口部22からダクト20に気流F3が流れ込み、フェンダーライナ18の車両前部側に設けられた開口部24からホイールハウス16内に気流F3が吹き出される。
ところで、ダクト20の後方部分21Bが車両後方側に向かって車幅方向内側に傾斜して延在しているため、開口部24からホイールハウス16内に吹き出された気流F3は、車両後方側に向かって車幅方向内側に曲がって流れる(図8参照)。
これにより、ホイールハウス16内において気流F3よりも車幅方向外側に位置する領域D3の圧力が低減される。この結果、フロントバンパ12の車幅方向端部から車両側部を車両後方側に流れる走行風F2が領域D3の圧力低下によって車両側部に接近させられる。
すなわち、車両側部を流れる走行風F2と車両側部(ホイールハウス16やフェンダ14)との間に形成される乱流領域D2の面積が(比較例の乱流領域D1と比較して)低減されるため、車両の走行抵抗を低減させることができる。また、これにより車両の振動を抑制することができ、車両の乗り心地を向上させることができる。
特に、図6に示すように、フェンダーライナ18に対するダクト20の開口部24からホイールハウス16内に吹き出される気流F3が、車両側面視においてホイールハウス16とフロントタイヤ30との隙間の領域A1に流れるように設定されている。
すなわち、車両前後方向に向って長い距離開口している領域A1に気流F3が流れることによって、車両側面視においてホイールハウス16内の領域A1で気流F3よりも車幅方向外側の領域D3(図8参照)の圧力を低下させることができる。この結果、領域A1からホイールハウス16の車幅方向外側に吹き出す気流を生じることを抑制でき、走行風F2が車両側部から離間する(膨らむ)ことを効率的に抑制することができる。
換言すると、車両前後方向に短い距離しか開口していない領域A2、A3から車幅方向外側に吹き出す気流を生じても、領域A1から吹き出す気流ほど、走行風F2の車両側部からの離間に影響を及ぼすことはない。
さらに、フェンダーライナ18の車両後方側端部は、図1に示すように、車両側面視で車両下方側に凸のR形状とされたR面18Aを有する。また、ダッシュパネル26には、前後方向延在面26Aの後端と上下方向延在面の上端とを結ぶ車両側面視で円弧状のR面26Cと、上下方向延在面26Bの下端に連続する車両側面視で円弧状のR面26Dとが形成されている。
したがって、ダクト20によってホイールハウス16の内部に吹き出された気流F3は、ダッシュパネル26の前後方向延在面26Aに沿って車両後方側に流れ、R面26Cを介して上下方向延在面26Bに沿って車両下方に流れる。この際、気流F3の一部(気流F31)は、上下方向延在面26Bからフェンダーライナ18を介して車幅方向外側に流れ、車両側面視で領域A3(図6参照)から車両側部に流れる。
一方、気流F3の他の一部(気流F32)は、ダッシュパネル26の前後方向延在面26Aに沿って車両後方側に流れた気流F3は、R面26Cから上下方向延在面26Bに沿って車両下方に到り、R面26Dから車両下面の下方に案内され、車両下面に沿って車両後方側に流れる。あるいは、気流F32は、フェンダーライナ18から車両下方に流れ、R面18Aから車両下面の下方に案内され、車両下面に沿って車両後方側に流れる。
このように、ダッシュパネル26の前後方向延在面26Aと上下方向延在面26Bとの接続部分と、上下方向延在面26Bの下端とに、車両側面視で円弧状のR面26C、26Dを設けたため、気流F3がダッシュパネル26の車両下方側又は車両後方側にスムーズに流れ、車両の走行抵抗を低減させることができる。
同様に、ホイールハウス16を構成するフェンダーライナ18は車両後方側も円弧状に形成されていると共に、車両後方側の下端部が車両側面視で車両下方に凸のR面18Aに形成されているため、気流F3がフェンダーライナ18の車両下方側又は車両後方側にスムーズに流れ、車両の走行抵抗を低減させることができる。
さらに、ホイールハウス16から車幅方向外側(車両側部)に気流F3が流れ出る場合でも、車両前後方向距離が短い領域A3から車両側部に流れ出るため、走行風F2を車両側部から離間させる作用を抑制することができる。
(その他)
本実施形態では、ダクト20は車両前後方向に延在して(車両高さが一定で)設けられたが、図9に示すように、ホイールハウス16(車両後方)側に向って車両上方側に傾斜させたダクト20A、あるいは車両下方側に傾斜させたダクト20Bとしても良い。
ダクト20Aのフェンダーライナ18に形成された開口部24Aからホイールハウス16内に吹き出した気流F3が車両側面視で領域A1を流れるように構成されていれば、ダクト20と同様の作用効果を奏する。
ダクト20Bの場合にも、開口部24Bからホイールハウス16内に吹き出した気流F3が車両側面視で領域A1を流れるように構成されていれば、ダクト20と同様の作用効果を奏する。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る車体前部構造について図10及び図11を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素については同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(構成)
本実施形態に係る車体前部構造100が適用された自動車102を図10に示す。自動車102は、略矩形の車体104を有する。
図11に示すように、車体104の車両前方にはフロントバンパ12が配設されている。フロントバンパ12の車幅方向両端部近傍には、フロントバンパ12からホイールハウス16の内部に連通するダクト20の開口部22が開口している。
なお、ダクト20は、図11に示すように、開口部22から開口部24に向って(車両後方側に向かって)車幅方向内側に傾斜して形成されている。
(作用)
車体前部構造100は、基本的に車体前部構造10と同様の作用を奏する。
図11に示すように、自動車102が走行すると、ダクト20がない場合にはフロントバンパ12の車幅方向端部から回りこんで車両側部に沿って流れる走行風F4(破線矢印参照)は、車体104が矩形であるため、車両側部(ホイールハウス16、フェンダ14)から大きく離間して流れる。
これに対して、車体前部構造100では、ダクト20によってフロントバンパ12からホイールハウス16の内部に流れ込んだ気流F6が車幅方向内側に傾斜して流れるため、ホイールハウス16内で気流F6よりも車幅方向外側に位置する領域D4の圧力が低下し、車両側部を流れる走行風F5を車両側部(ホイールハウス16、フェンダ14)に接近させることができる。
特に、車体104が略矩形の場合には、車両走行時におけるフロントバンパ12の車幅方向端部領域の圧力低下が抑制され(圧力が高く)、ダクト20を車幅方向両端部近傍に設けても十分な流量の気流F6がホイールハウス16内に供給され、ホイールハウス16内で領域D4の圧力低下をもたらすことができる。
したがって、ホイールハウス16内で気流F6によって圧力低下する領域D4を車両側部近傍とすることができ、走行風F5を一層車両側部に接近させることができる。
特に、本実施形態のように、ダクトがないと走行風F4が車両側部から大きく離間する略矩形の車体104を有する自動車102に車体前部構造100を適用すると、走行風F5の離間抑制効果が高いため、一層好ましい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る車体前部構造について図12を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素については同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(構成)
車体前部構造200は、図12に示すように、ダクト202の車両前方側端部(開口部22)がフロントバンパ12の前面に開口していないものである。すなわち、開口部22は、フロントバンパ12の車両後方側に開口している。また、ダクト202は、ホイールハウス16(車両後方)に向って車幅方向内側に傾斜して形成されている。
また、車体前部構造200の車幅方向中央には、フロントグリル204が形成されており、フロントグリル204の車両後方側にはラジエータ206が配置されている。なお、フロントグリル204が「車両前部部材」に相当する。
なお、フロントグリル204の車両後方側端部とラジエータ206との間には、隙間208が形成されており、隙間208からフロントバンパ12の車両後方側の空間Sを介してダクト20の開口部22に連通している。なお、隙間208、空間S、ダクト202が「ダクト」に相当する。
(作用)
このような車体前部構造200が適用された自動車が走行すると、フロントグリル204が流れ込んだ気流F7がラジエータ206に供給される。この際、フロントグリル204とラジエータ206との隙間208からフロントバンパ12の車両後方側の空間Sに流れ込んだ気流F8が開口部22からダクト20に流入し、開口部24からホイールハウス16内に吹き出す。
このように、フロントバンパ12にダクト20の開口部22が形成されていないものであっても、フロントグリル204とラジエータ206との隙間208から流入する気流F8をダクト20内に流入させることで、車体前部構造10と同様の作用効果を奏することができる。
[その他]
なお、第1〜第3実施形態の車体前部構造10、100、200では、車両側面視で領域A1に気流F3等が流れるように設定することや、ホイールハウス16の車両後方側(フェンダーライナ18やダッシュパネル26)に車両側面視でR面を形成したことについて説明したが、これらの設定や形状がないものであっても良い。
また、ダクト20、202は、少なくとも車両後方側端部が車両後方(ホイールハウス16側)に向って車幅方向内側に傾斜していれば良く、ダクト全体が車幅方向内側に傾斜していなくても良い。
10、100、200 車体前部構造
12 フロントバンパ(車両前部部材)
16 ホイールハウス
20 ダクト
30 フロントタイヤ
202 ダクト
204 フロントグリル(車両前部部材)
208 隙間(ダクト)
S 空間(ダクト)

Claims (1)

  1. 車両前面を構成する車両前部部材と、
    車両のフロントタイヤを収納するホイールハウスと、
    前記車両前部部材と前記ホイールハウス内における車両前方側とを連通させ、少なくとも車両後方側端部が車両後方側に向かって車幅方向内側へ傾斜して設けられたダクトと、
    を備える車体前部構造。
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