JP6292193B2 - 自動車の下部整流構造 - Google Patents
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Description
後輪を懸架するトーションビームアクスル式、セミトレーリングアーム式のリヤサスペンションは、上下方向に広い揺動スペースが必要で、サスペンション部材に対する床下風の衝突や、床下風の乱れ、さらには燃料タンク等の車両補機に対して後ろ向きに車体を引っ張る方向の負圧が発生し、空力抵抗増大の要因となった。
図11は従来の自動車の下部整流構造を示す側面図であって、図11において、フロアパネル80の後部には、上方に立上がるキックアップ部81を介して、リヤシートパン82と、凹状に段下げ形成された荷室凹部83とを備えたリヤフロア84を車両後方に向けて一体または一体的に形成し、リヤフロア84の後端部には上下方向に延びるリヤエンドパネル85を立設固定している。
これらの各正圧および負圧の発生により、空力抵抗が増大する。
すなわち、車両の挙動により、トレーリングアームを下方から覆うトレーリングアームカバーがフロアカバーに対して下方に変位すると、このトレーリングアームカバーには床下風が当って、正圧が発生する。
要するに、車体側に支持されるアンダカバーにて最低地上高等のレイアウト性の確保と、アンダカバーの振動耐久性確保との両立を図ることができる。
また、車幅方向中央側においては床下風を略真っ直ぐに後方へ流し、車幅方向側部においては最低地上高を確保しつつ、床下風を剥離および再付着させることができる。
つまり、ブレーキ用のハーネス等のメンテナンス時、仮に、サスペンション中央カバーとリヤサイドアンダカバーとが一体であり、かつ排気管がアンダカバー下方に配設されていると、メンテナンスに際して排気管を取外す必要が生ずるが、上記構成においては、リヤサイドアンダカバーが単体で着脱可能に構成されているので、排気管を取外す必要がなく、メンテナンス性の確保を図ることができる。
また、一枚物のアンダカバーでリヤサスペンション全体を下方から覆うものに対して、最低地上高が確保しやすいので、最低地上高の確保と、足回りのメンテナンス性確保との両立を図ることができる。
図面は自動車の下部整流構造を示し、図1は当該下部整流構造を示す底面図、図2は図1のA−A線に沿う要部の矢視断面図、図3は図1のB−B線に沿う要部の矢視断面図、図4は図1のC−C線に沿う要部の矢視断面図、図5は図1のD−D線矢視断面図、図6はセンタ後側アンダカバーの底面図、図7はリヤセンタアンダカバーの底面図である。
図2,図3において、フロアパネル1の後部には、上方に立上がるキックアップ部2を介して、リヤシートパン3と、凹状に段下げ形成された荷室凹部4とを備えたリヤフロア5(詳しくはリヤフロアパネル)を後方に向けて一体または一体的に形成し、リヤフロア5の後端部には上下方向に延びるリヤエンドパネル6を立設固定している。
そして、上述の各閉断面8,11,12,14,16により、下部車体剛性の向上を図っている。
なお、図2,図3において、23は車幅方向に延びるバンパレインフォースメントで、このバンパレインフォースメント23は、バンパレイン本体24とクロージングプレート25とを備えている。
このトーションビーム31は、図2,図3,図4に示すように、下方側が開放された閉断面形状に形成されている。
図1に示すように、前輪ホイールハウス間で、かつエンジンルームの下部(詳しくは、フロントバンパ下部からダッシュロアパネル下部にわたる範囲)は、車両前後方向に複数分割されたフロントアンダカバー40とサブアンダカバー41とで車両床面が下方から覆われている。
また、車室床面を形成するフロアパネル1の車幅方向中央において車両前後方向に延びるトンネル部1T(図2参照)の下部は、トンネルアンダカバー42で下方から覆われると共に、トンネル部1Tの左右に位置するフロアパネル1の下部は、左右一対のセンタ前側アンダカバー43,43で下方から覆われている。
なお、上述の各アンダカバー40,41,42,43,46,47,48は、合成樹脂または不織布あるいは、FRPなどの繊維強化プラスチックにて形成されている。
加えて、上述の剥離部50は、時速30Km以上の速度での走行中に、リヤサイドアンダカバー48の最下部48aよりも後方に床下風が再付着するように形成されたものである。
これにより、リヤセンタアンダカバー47の剛性を確保しつつ、該リヤセンタアンダカバー47単体でステー等を要することなく、車体側部材に取付けることができるように構成している。
上述の車体取付け部47Aは、このリヤセンタアンダカバー47の車幅方向左右両外端部から上方に立上がるように形成されている。
これにより、排気管44をセンタ後側アンダカバー46の下側に配置しつつ、インシュレータ60Aでの隙間や凹凸を減少させることで、空力特性を改善しながら、センタ後側アンダカバー46の最低地上高確保と、排気管44から車室側への熱害防止との両立を図るように構成している。
これにより、センタ後側アンダカバー46の最低地上高を高く保ちながら、インシュレータ60Aと排気管44との間の隙間を可及的縮小するように構成している。
これにより、熱害に対して比較的弱い補機(燃料タンク18)の保護と、排気管44をトンネルアンダカバー42で覆うことによる空力特性改善との両立を図るよう構成している。
上述のファスナ52は、図9に示すように、先端に係止爪52aを、基端にフランジ52bをそれぞれ備えた係止片52cを有するファスナ本体52Aと、軸部52dとフランジ部52eとを一体形成したロックピン52Bとから構成されている。
なお、図7で示すリヤセンタアンダカバー47は、図6で示したセンタ後側アンダカバー46と異なり左右非分割構造に形成されている。
なお、図6,図7において、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
要するに、車体側に支持されるアンダカバー46,47,48にて最低地上高等のレイアウト性の確保と、アンダカバー46,47,48の振動耐久性確保との両立を図ることができる。
また、車幅方向中央側においては床下風を略真っ直ぐに後方へ流し、車幅方向側部においては最低地上高を確保しつつ、床下風e1を剥離および再付着させることができる。
つまり、ブレーキ用のハーネス等のメンテナンス時、仮に、サスペンション中央カバーとリヤサイドアンダカバーとが一体であり、かつ排気管がアンダカバー下方に配設されていると、排気管を取外す必要が生ずるが、上記構成においては、リヤサイドアンダカバー48が単体で着脱可能に構成されているので、排気管44を取外す必要がなく、メンテナンス性の確保を図ることができる。
また、一枚物のアンダカバーでリヤサスペンション全体を下方から覆うものに対して、最低地上高が確保しやすいので、最低地上高の確保と、足回りのメンテナンス性確保との両立を図ることができる。
この発明のアンダカバーは、実施例のセンタ後側アンダカバー46、リヤセンタアンダカバー47、リヤサイドアンダカバー48に対応し、
以下同様に、
サスペンション前側カバーは、センタ後側アンダカバー46に対応し、
サスペンション中央カバーは、リヤセンタアンダカバー47に対応し、
請求項4の車体側部材は、リヤサイドフレームロア35に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
29…トレーリングアーム
35…リヤサイドフレームロア(車体側部材)
44…排気管
46…センタ後側アンダカバー(サスペンション前側カバー)
47…リヤセンタアンダカバー(サスペンション中央カバー)
47A…車体取付け部
47a…開口
47b…壁面
48…リヤサイドアンダカバー
50…剥離部
Claims (4)
- リヤサスペンションの一部を下方から覆うアンダカバーが設けられた自動車の下部整流構造であって、
上記アンダカバーは、上記リヤサスペンションのトレーリングアーム前部を覆うサスペンション前側カバーと、
上記サスペンション前側カバーの車幅方向中央部から後方に延びるサスペンション中央カバーと、
上記トレーリングアームの後方に位置するリヤサイドアンダカバーとを備え、
上記各カバーが車体側部材に支持されたことを特徴とする
自動車の下部整流構造。 - 上記サスペンション前側カバーの側方後端には、下方に屈曲した床下風の剥離部が設けられ、
上記リヤサイドアンダカバーは、下方に凸の側面断面形状とされた
請求項1記載の自動車の下部整流構造。 - 上記サスペンション中央カバーの下方に排気管が配設され、
上記リヤサイドアンダカバーは単体で着脱可能な構造とされた
請求項1または2に記載の自動車の下部整流構造。 - 上記サスペンション中央カバーには、その下面に開口または切欠きが設けられ、その縁から車体側部材に向けて壁面が上方に延びる柱状の車体取付け部が設けられ、
該サスペンション中央カバーの下面が上記リヤサイドアンダカバーにより下方から覆われた
請求項1〜3の何れか一項に記載の自動車の下部整流構造。
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