JP2020123917A - 画像処理プログラム、画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理プログラム、画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像データから、低容量な可逆変換のデータを生成する。【解決手段】画像処理プログラムは、画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定し、出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出し、抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成し、前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する、処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理プログラム、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来より、橋梁等の構造物の点検においては、点検業者が近接目視で点検を行い、損傷箇所を撮像装置で撮影することで画像データの蓄積が行われている。また、近年、撮像装置が搭載されたドローンを飛行させ、撮影により得られた画像データを解析することで、構造物の損傷の有無等の判定も進められている。橋梁等の構造物の点検において撮影される画像データはデータ量が膨大であるため、保存する際には圧縮処理し、低容量なデータを生成することが求められる。
一方で、画像データの圧縮方法には種々の方法があり、橋梁等の色調が均一な構造物に対しては、例えば、下記特許文献のような、階調値の出現頻度に基づいて圧縮する方法等を適用することが考えられる。
特開2003−91722号公報 特開2002−300407号公報 特開昭63−92185号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載の方法の場合、可逆圧縮ではないため、構造物の損傷の有無等の判定には適さない。また、上記特許文献3に記載の方法の場合、予め定められた符号化値に変換するため、データ量の削減効率が充分とはいえず、低容量なデータを生成できない場合がある。
一つの側面では、画像データから、低容量な可逆変換のデータを生成することを目的としている。
一態様によれば、画像処理プログラムは、
画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定し、
出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出し、
抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成し、
前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する、処理をコンピュータに実行させる。
画像データから、低容量な可逆変換のデータを生成することができる。
画像データ収集システムのシステム構成の一例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置の符号化に関する機能の機能構成の一例を示す図である。 出現頻度特定部の処理の具体例を示す図である。 階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第1の図である。 階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第2の図である。 符号化部の処理の具体例を示す図である。 データ量算出部の処理の具体例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像処理装置による画像処理の流れを示すフローチャートである。 階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第3の図である。 第2の実施形態に係る画像処理装置による画像処理の流れを示すフローチャートである。 階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第4の図である。 画像処理装置の復号に関する機能の機能構成の一例を示す図である。 復号部の処理の具体例を示す図である。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
[第1の実施形態]
<画像データ収集システムのシステム構成>
はじめに、第1の実施形態に係る画像処理装置を備える、画像データ収集システムのシステム構成について説明する。図1は、画像データ収集システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、画像データ収集システム100は、ドローン110、画像処理装置120、データ格納部130を有する。
ドローン110は、撮像装置111を搭載し、橋梁等の構造物に沿って飛行することで、構造物の撮影を行う。なお、橋梁等の構造物に沿って飛行した際に撮像装置111により撮影された画像データは、画像処理装置120に送信される。
画像処理装置120は、撮像装置111より送信された画像データ(例えば、画像データ140)を受信する。また、画像処理装置120は、受信した画像データを符号化し、生成した符号化データをデータ格納部130に格納する。なお、画像処理装置120により生成される符号化データには、第1のデータ、第2のデータ、対応表データ及び位置データ(詳細は後述)が含まれる。
このように、画像処理装置120によれば、画像データから、低容量な可逆変換のデータ(符号化データ)を生成し、データ格納部130に格納することができる。
データ格納部130は、画像処理装置120において生成された符号化データ(第1のデータ、第2のデータ、対応表データ、位置データ)を格納する。なお、画像処理装置120は、必要に応じて、データ格納部130に格納した符号化データを、元の画像データに復号する復号処理を実行するものとする。
<画像処理装置のハードウェア構成>
次に、画像処理装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、画像処理装置120は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を有する。CPU201、ROM202、RAM203は、いわゆるコンピュータを形成する。
また、画像処理装置120は、補助記憶装置204、表示装置205、操作装置206、I/F(Interface)装置207、ドライブ装置208を有する。なお、画像処理装置120の各ハードウェアは、バス209を介して相互に接続されている。
CPU201は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラム(例えば、画像処理プログラム等)を実行する演算デバイスである。
ROM202は、不揮発性メモリである。ROM202は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM202はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM203は、補助記憶装置204にインストールされている各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶装置204は、各種プログラムを格納する補助記憶デバイスである。表示装置205は、画像処理装置120の内部状態等を表示する表示デバイスである。操作装置206は、画像処理装置120の管理者が画像処理装置120に対して各種指示を入力するための入力デバイスである。
I/F装置207は、撮像装置111及びデータ格納部130と、画像処理装置120とを接続し、撮像装置111及びデータ格納部130と画像処理装置120との間で通信を行うための通信デバイスである。
ドライブ装置208は記録媒体210をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体210には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体210には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置204にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体210がドライブ装置208にセットされ、該記録媒体210に記録された各種プログラムがドライブ装置208により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶装置204にインストールされる各種プログラムは、不図示のネットワークよりダウンロードされることでインストールされてもよい。
<画像処理装置の機能構成(符号化)>
次に、画像処理装置120において画像処理プログラムが実行されることで実現される符号化に関する機能の機能構成について説明する。図3は、画像処理装置の符号化に関する機能の機能構成の一例を示す図である。図3に示すように、画像処理装置120は、符号化に関する機能として、画像データ取得部301、出現頻度特定部302、階調値抽出部303、対応表生成部304、符号化部305、データ量算出部306、符号化データ出力部307を有する。
画像データ取得部301は、撮像装置111より画像データを取得する。画像データ取得部301は、取得した画像データを、出現頻度特定部302及び符号化部305に通知する。
出現頻度特定部302は特定部の一例である。出現頻度特定部302は、画像データに基づいてヒストグラムを生成する。これにより、出現頻度特定部302では、通知された画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定する。また、出現頻度特定部302は、特定した各階調値の出現頻度を階調値抽出部303に通知する。
階調値抽出部303は、複数の階調値の中から、出現頻度が最大となる階調値を特定する。また、階調値抽出部303は、出現頻度が最大となる階調値と、該階調値の前後の階調値とを含む所定個数の階調値を抽出する。更に、階調値抽出部303は、抽出した所定個数の階調値を、対応表生成部304に通知する。
対応表生成部304は、抽出した所定個数の階調値を、該所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応表データ(対応情報)を生成する。対応表生成部304は、対応表データを符号化部305に通知する。
符号化部305は、画像データに含まれる複数の画素のうち、抽出した所定個数の階調値のいずれかを有する画素について、対応表データに基づいて、所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換する。また、符号化部305は、画像データに含まれる複数の画素のうち、抽出した所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する画素を、階調値の値に基づき所定ビット数の符号化値にビット変換する。変換後、符号化部305は、ビット変換した符号化値を所定個数に応じたビット数と、残りのビット数それぞれの符号化値に分割する。
そして、符号化部305は、抽出した所定個数の階調値それぞれが、符号化値にビット変換された画素に関するデータと、抽出した所定個数の階調値以外の階調値が、所定個数に応じたビット数に分けられた画素に関するデータと、を含む第1のデータを生成する。
また、符号化部305は、抽出した所定個数の階調値以外の階調値が、残りのビット数に分けられた画素に関するデータを含む第2のデータを生成する。
また、符号化部305は、抽出した所定個数の階調値以外の階調値を有していた画素の位置を示す位置データを生成する。
更に、符号化部305は、生成した符号化データ(第1のデータ、第2のデータ、位置データ、対応表データ)を、データ量算出部306に通知する。
データ量算出部306は、画像データを符号化することで得られた符号化データのデータ量を算出する。データ量算出部306では、階調値抽出部303に設定した所定個数を異なる個数としたそれぞれの場合において、符号化部305より通知されるそれぞれの符号化データのデータ量を算出する。そして、データ量算出部306は、符号化部305より通知される符号化データのうち、データ量が最小となる符号化データを、符号化データ出力部307に通知する。
符号化データ出力部307は、データ量算出部306より通知された符号化データ(第1のデータ、第2のデータ、対応表データ、位置データ)を、データ格納部130に格納する。
<各部の処理の具体例>
次に、画像処理装置120の各部(ここでは、出現頻度特定部302、階調値抽出部303、対応表生成部304、符号化部305、データ量算出部306)の処理の具体例について説明する。
(1)出現頻度特定部の処理の具体例
はじめに、出現頻度特定部302の処理の具体例について説明する。図4は、出現頻度特定部の処理の具体例を示す図である。図4に示すように、出現頻度特定部302に通知される画像データ140は、n個の画素を有し、各画素(P〜P)は、それぞれ、(R,G,B)〜(R,G,B)の所定ビット数(8ビット)の各階調値を有する。
図4に示すように、出現頻度特定部302は、ヒストグラム410を生成することで、画像データ140に含まれるn個の画素について、各階調値の出現頻度を特定する。なお、第1の実施形態において、出現頻度特定部302は、R値、G値、B値の各色成分にわけてヒストグラムを生成する。
(2)階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例
次に、階調値抽出部303及び対応表生成部304の処理の具体例について説明する。図5は、階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第1の図である。図5において、ヒストグラム510、520、530は、それぞれ、出現頻度特定部302により生成された、R値のヒストグラム、G値のヒストグラム、B値のヒストグラムである。
図5に示すように、階調値抽出部303は、ヒストグラム510から、出現頻度が最大となる階調値を特定する。また、階調値抽出部303は、出現頻度が最大となる階調値(Rf1)と、該階調値(Rf1)の前後の階調値(Rf2〜Rf32)とを含む所定個数(ここでは、32個)の階調値を抽出する。
また、対応表生成部304は、抽出された32個の階調値(Rf1〜Rf32)を、対応表データ511に基づいて、抽出された階調値の個数(32個)に応じたビット数(5ビット)の符号化値(0〜31)にビット変換する。
同様に、階調値抽出部303は、ヒストグラム520から、出現頻度が最大となる階調値を特定し、出現頻度が最大となる階調値(Gf1)と、該階調値(Gf1)の前後の階調値(Gf2〜Gf32)とを含む32個の階調値を抽出する。
また、対応表生成部304は、抽出された32個の階調値(Gf1〜Gf32)を、対応表データ521に基づいて、抽出された階調値の個数(32個)に応じたビット数(5ビット)の符号化値(0〜31)にビット変換する。
同様に、階調値抽出部303は、ヒストグラム530から、出現頻度が最大となる階調値を特定し、出現頻度が最大となる階調値(Bf1)と、該階調値(Bf1)の前後の階調値(Bf2〜Bf32)とを含む32個の階調値を抽出する。
また、対応表生成部304は、抽出された32個の階調値(Bf1〜Bf32)を、対応表データ531に基づいて、抽出された階調値の個数(32個)に応じたビット数(5ビット)の符号化値(0〜31)にビット変換する。
図6は、階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第2の図である。図5との相違点は、階調値抽出部303が、ヒストグラム510、520、530からそれぞれ抽出する階調値の個数である。図6の場合、階調値抽出部303は、所定個数の階調値として、16個の階調値を抽出する。
なお、階調値抽出部303により抽出される階調値の個数が16個の場合、対応表生成部304では、抽出された16個の階調値を、抽出された階調値の個数(16個)に応じたビット数(4ビット)の符号化値(0〜15)にビット変換する。
具体的には、対応表生成部304では、抽出された16個の階調値(Rf1〜Rf16)を、対応表データ611に基づいて、抽出された階調値の個数(16個)に応じたビット数(4ビット)の符号化値(0〜15)にビット変換する。
同様に、対応表生成部304では、抽出された16個の階調値(Gf1〜Gf16)を、対応表データ621に基づいて、抽出された階調値の個数(16個)に応じたビット数(4ビット)の符号化値(0〜15)にビット変換する。
同様に、対応表生成部304では、抽出された16個の階調値(Bf1〜Bf16)を、対応表データ631に基づいて、抽出された階調値の個数(16個)に応じたビット数(4ビット)の符号化値(0〜15)にビット変換する。
このように、階調値抽出部303では、ヒストグラム510、520、530それぞれから抽出する階調値の個数を、順次、変更する。なお、図4及び図5では、階調値抽出部303が抽出する階調値の個数として、“32個”の場合と、“16個”の場合とについて示したが、“32個”及び“16個”以外の所定個数(2の階乗数。例えば、2個、4個、64個、128個)としてもよい。
(3)符号化部の処理の具体例
次に、符号化部305の処理の具体例について説明する。図7は、符号化部の処理の具体例を示す図である。図7(a)において、画像データ701は、画像データ140を、便宜上、階調値抽出部303によって抽出された32個の階調値のいずれかを有する画素と、それ以外の階調値のいずれかを有する画素とにわけて示したものである。
画像データ701において、斜線領域は、階調値抽出部303によって抽出された階調値のいずれかを有する画素を含む領域である。また、画像データ701において、白色領域は、階調値抽出部303によって抽出された階調値以外の階調値のいずれかを有する画素を含む領域である。なお、画像データ701には、R値、G値、B値の各色成分の画像データが含まれ、更に、各画像データには、8ビットの画素がn個含まれることから、画像データ701のデータ量は、8ビット×3×nとなる。
符号化部305では、画像データ701に基づいて、位置データ702と、第1のデータ703と、第2のデータ704と、対応表データ511〜531とを含む符号化データを生成する。
位置データ702は、抽出した所定個数(ここでは32個)の階調値以外の階調値のいずれかを有する画素の位置を示すデータである。図7(a)の例では、階調値抽出部303によって抽出された32個の階調値のいずれかを有する画素の位置に“0”が割り当てられ、それ以外の階調値のいずれかを有する画素の位置に“1”が割り当てられることで位置データ702が生成される。ただし、図の簡略化のため、“0”は省略している。
なお、位置データ702には、R値、G値、B値の各色成分の位置データが含まれ、それぞれの位置データには、1ビットの画素がn個含まれることから、位置データ702のデータ量は、1ビット×3×nとなる。
第1のデータ703は、画像データ701に含まれる画素のうち、階調値抽出部303によって抽出された32個の階調値のいずれかを有する画素に、対応表データ511〜531に基づいてビット変換された符号化値が割り当てられることで生成される。また、第1のデータ703は、画像データ701に含まれる画素のうち、階調値抽出部303によって抽出された階調値以外の階調値のいずれかを有する画素に、階調値の上位5ビットが割り当てられることで生成される。階調値の上位5ビットとは、例えば、階調値が“193”(“11000001”)であった場合、“11000”である。
なお、第1のデータ703には、R値、G値、B値の各色成分の第1のデータが含まれ、それぞれの第1のデータには、5ビットの画素がn個含まれることから、第1のデータ703のデータ量は、5ビット×3×nとなる。
第2のデータ704は、画像データ701に含まれる画素のうち、階調値抽出部303によって抽出された階調値以外の階調値のいずれかを有する画素に、階調値の下位3ビットが割り当てられることで生成される。階調値の下位3ビットとは、例えば、階調値が“193”(“11000001”)であった場合、“001”である。
なお、第2のデータ704には、R値、G値、B値の各色成分の第2のデータが含まれ、それぞれの第2のデータには、3ビットの画素がQ個含まれることから、第2のデータ704のデータ量は、3ビット×3×Qとなる。
上述の具体例では、階調値以外の階調値のいずれかを有する画素を、上位5ビットと下位3ビットに分割した場合の例を記載したが、必ずしも上位5ビットと下位3ビットに分ける必要はなく、例えば、下位5ビットと上位3ビットのように適宜変更してもよい。
図7(a)の例は、32個の階調値それぞれを5ビットの符号化値にビット変換することで、データ量が“D”の符号化データが生成された様子を示している。
一方、図7(b)において、画像データ711は、画像データ140を、便宜上、階調値抽出部303によって抽出された16個の階調値のいずれかを有する画素と、それ以外の階調値のいずれかを有する画素とにわけて示したものである。
画像データ711において、斜線領域は、階調値抽出部303によって抽出された階調値のいずれかを有する画素を含む領域である。また、画像データ711において、白色領域は、階調値抽出部303によって抽出された階調値以外の階調値のいずれかを有する画素を含む領域である。画像データ701との対比から明らかなように、階調値抽出部303によって抽出される階調値の個数を減らしたことで、斜線領域が減り、白色領域が増えることになる。
なお、画像データ711には、R値、G値、B値の各色成分の画像データが含まれ、更に、各画像データには、8ビットの画素がn個含まれることから、画像データ711のデータ量は、8ビット×3×nとなる。
符号化部305では、画像データ711に基づいて、位置データ712と、第1のデータ713と、第2のデータ714と、対応表データ611〜631とを含む符号化データを生成する。
位置データ712は、抽出した所定個数(ここでは16個)の階調値以外の階調値のいずれかを有する画素の位置を示すデータである。
第1のデータ713は、画像データ711に含まれる画素のうち、階調値抽出部303によって抽出された16個の階調値のいずれかを有する画素に、対応表データ611〜631に基づいてビット変換された符号化値が割り当てられることで生成される。また、第1のデータ713は、画像データ711に含まれる画素のうち、階調値抽出部303によって抽出された階調値以外の階調値のいずれかを有する画素に、階調値の上位4ビットが割り当てられることで生成される。階調値の上位4ビットとは、例えば、階調値が“193”(“11000001”)であった場合、“1100”である。
なお、第1のデータ713は、R値、G値、B値の各色成分の第1のデータが含まれ、それぞれの第1のデータには、4ビットの画素がn個含まれることから、第1のデータ713のデータ量は、4ビット×3×nとなる。
第2のデータ714は、画像データ711に含まれる画素のうち、階調値抽出部303によって抽出された階調値以外の階調値のいずれかを有する画素に、階調値の下位4ビットが割り当てられることで生成される。階調値の下位4ビットとは、例えば、階調値が“193”(“11000001”)であった場合、“0001”である。
なお、第2のデータ714には、R値、G値、B値の各色成分の第2のデータが含まれ、それぞれの第2のデータには、4ビットの画素がQ個含まれることから、第2のデータ714のデータ量は、4ビット×3×Qとなる。
図7(b)の例は、16個の階調値それぞれを4ビットの符号化値にビット変換することで、データ量が“D”の符号化データが生成された様子を示している。
(4)データ量算出部の処理の具体例
次に、データ量算出部306の処理の具体例について説明する。図8は、データ量算出部の処理の具体例を示す図である。図8に示すグラフにおいて、横軸は、符号化値のビット数を表し、縦軸は、符号化データのデータ量を表す。図8に示すように、符号化値のビット数(抽出する階調値の個数に対応)を、順次、変更することで、符号化データのデータ量が変化する。データ量算出部306では、符号化データのデータ量が最小となった際の、符号化値のビット数を判定する。
なお、符号化値のビット数を減らすと、1画素あたりの削減量は大きいが、階調値抽出部303によって抽出される階調値の個数が少なくなるため、ビット変換の対象となる画素数が減る。一方、符号化値のビット数を増やすと、1画素あたりの削減量は小さいが、階調値抽出部303によって抽出される階調値の個数が増えるため、ビット変換の対象となる画素数も増える。
このため、図8に示すように、符号化値のビット数を増減させることで、符号化データのデータ量の最小値を求めることができる。図8の例は、符号化値のビット数を“5ビット”にすることで、符号化データのデータ量が最小の“D”となったことを示している。
<画像処理装置による画像処理>
次に、画像処理装置120による符号化時の画像処理の流れについて説明する。図9は、第1の実施形態に係る画像処理装置による画像処理の流れを示すフローチャートである。撮像装置111から画像データが送信されることで、図9に示す画像処理が開始される。なお、図9では、撮像装置111から送信される画像データのうちの、1フレーム分の画像データについての画像処理を示している。
ステップS901において、画像データ取得部301は、画像データを取得し、出現頻度特定部302は、取得された画像データについて、R値、G値、B値の各ヒストグラムを生成する。
ステップS902において、階調値抽出部303は、符号化値のビット数iに初期値として“8”を代入する。
ステップS903において、データ量算出部306は、符号化データのデータ量の最小値sに、初期値として、取得された画像データのデータ量(=8×3×n)を代入する。
ステップS904において、階調値抽出部303は、順次、変更する符号化値のビット数jに、初期値として“7”を代入する。
ステップS905において、階調値抽出部303は、抽出する階調値の個数w(=2)を算出する。
ステップS906において、階調値抽出部303は、R値、G値、B値の各ヒストグラムから、出現頻度が最大となる階調値を特定し、該階調値を含む該階調値の前後のw個の階調値を抽出する。
ステップS907において、データ量算出部306は、画像データに含まれる画素のうち、抽出された階調値以外の階調値のいずれかを有する画素の数Qを算出する。
ステップS908において、データ量算出部306は、w個の階調値を抽出する場合の、符号化データのデータ量s(j)を算出する。
ステップS908において、データ量算出部306は、データ量s(j)が、データ量sより小さいか否かを判定する。ステップS908において、データ量s(j)が、データ量sより小さいと判定した場合には、ステップS910に進む。
ステップS910において、データ量算出部306は、ビット数iに、ビット数jを代入し、データ量sに、データ量s(j)を代入する。更に、データ量算出部306は、ビット数jをデクリメントする。
ステップS911において、データ量算出部306は、ビット数jが1未満であるか否かを判定する。ステップS911においてビット数jが1以上であると判定した場合には(ステップS911においてNoの場合には)、ステップS905に戻る。
一方、ステップS911においてビット数jが1未満であると判定した場合には(ステップS911においてYesの場合には)、ステップS912に進む。
ステップS912において、階調値抽出部303は、w個の階調値を抽出し、対応表生成部304は、抽出した階調値を、ビット数iに基づく符号化値にビット変換するための対応表データを生成する。また、符号化部305は、符号化データを生成し、符号化データ出力部307は、生成した符号化データを出力する。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る画像処理装置120では、出現頻度が最大となる階調値の前後の所定個数の階調値を抽出し、抽出した階調値を所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応表データを生成する。そして、第1の実施形態に係る画像処理装置120では、画像データに含まれる複数の画素のうち、所定個数の階調値のいずれかを有する画素を、対応表データに基づきビット変換する。また、第1の実施形態に係る画像処理装置120では、所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する画素を、階調値の値に基づき所定ビット数の符号化値にビット変換する。変換後、符号化部305は、ビット変換した符号化値を所定個数に応じたビット数と、残りのビット数それぞれの符号化値に分割する。
このようにして画像データの各画素を処理することで、第1の実施形態に係る画像処理装置120によれば、画像データから、低容量な可逆変換のデータを生成することができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、所定個数の階調値として、出現頻度が最大となる階調値と、その前後の階調値とを抽出するものとして説明した。これに対して、第2の実施形態では、出現頻度が大きい階調値を降順に並べ替え、出現頻度が大きい上位の所定個数の階調値を抽出する。以下、第2の実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
<階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例>
図10は、階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第3の図である。図10に示すように、第2の実施形態において階調値抽出部303では、ヒストグラム510から、出現頻度が大きい上位の32個の階調値(Rf1〜Rf32)を抽出する。また、対応表生成部304では、抽出された32個の階調値(Rf1〜Rf32)を、対応表データ1011に基づいて、抽出された階調値の個数(32個)に応じたビット数(5ビット)の符号化値(0〜31)にビット変換する。
同様に、階調値抽出部303では、ヒストグラム520から、出現頻度が大きい上位の32個の階調値(Gf1〜Gf32)を抽出する。また、対応表生成部304では、抽出された32個の階調値(Gf1〜Gf32)を、対応表データ1021に基づいて、抽出された階調値の個数(32個)に応じたビット数(5ビット)の符号化値(0〜31)にビット変換する。
同様に、階調値抽出部303では、ヒストグラム530から、出現頻度が大きい上位の32個の階調値(Bf1〜Bf32)を抽出する。また、対応表生成部304では、抽出された32個の階調値(Bf1〜Bf32)を、対応表データ1031に基づいて、抽出された階調値の個数(32個)に応じたビット数(5ビット)の符号化値(0〜31)にビット変換する。
<画像処理装置による画像処理>
次に、第2の実施形態に係る画像処理装置120による符号化時の画像処理の流れについて説明する。図11は、第2の実施形態に係る画像処理装置による画像処理の流れを示すフローチャートである。図9との相違点は、ステップS1101である。
ステップS1101において、階調値抽出部303は、R値、G値、B値の各ヒストグラムから、出現頻度が大きい上位w個の階調値を抽出する。
以上の説明から明らかなように、第2の実施形態に係る画像処理装置120では、階調値の出現頻度に基づいて、階調値を抽出する際、出現頻度の大きい階調値を降順に並べ替え、出現頻度が上位の所定個数の階調値を抽出する。これにより、第2の実施形態に係る画像処理装置120によれば、符号化値にビット変換される階調値の個数が同じであった場合に、ビット変換の対象となる画素数を最大にすることができる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、R値、G値、B値の各ヒストグラムについて、階調値の出現頻度に基づいて、ビット変換する階調値を抽出するものとして説明した。これに対して、第3の実施形態では、R値、G値、B値の各ヒストグラムを足し合わせ、足し合わせたヒストグラムから、階調値の出現頻度に基づいて、ビット変換する階調値の組み合わせを抽出する。以下、第3の実施形態について、上記第1または第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
<階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例>
図12は、階調値抽出部及び対応表生成部の処理の具体例を示す第4の図である。図12に示すように、第3の実施形態において階調値抽出部303では、ヒストグラム510、520、530を足し合わせ、ヒストグラム1200を生成する。ヒストグラム1200は、ヒストグラム510、520、530の各階調値の出現頻度を、階調値ごとに足し合わせることで生成される。
また、第3の実施形態において階調値抽出部303では、ヒストグラム1200から、出現頻度が大きい上位32個の階調値の組み合わせ(Rf1,Gf1,Bf1)〜(Rf32,Gf32,Bf32)を抽出する。なお、階調値の組み合わせそれぞれにおいて、R値、G値、B値には同じ値が入るものとする。例えば、ヒストグラム1200において、出現頻度が最大の階調値が“128”であったとすると、(Rf1,Gf1,Bf1)=(128,128,128)となる。
以上の説明から明らかなように、第3の実施形態に係る画像処理装置120では、階調値の出現頻度に基づいて階調値を抽出する際、各色成分のヒストグラムを足し合わせたヒストグラムを生成する。これにより、第3の実施形態に係る画像処理装置120によれば、色成分ごとに符号化値にビット変換する場合と比較して、符号化値にビット変換した際の1画素あたりの削減量を大きくすることができる。
[第4の実施形態]
上記第1乃至第3の実施形態では、画像データから符号化データを生成する場合について説明した。これに対して、第4の実施形態では、符号化データを復号して画像データを生成する場合について説明する。
<画像処理装置の機能構成(復号)>
はじめに、画像処理装置120の画像処理プログラムが実行されることで実現される復号に関する機能の機能構成について説明する。図13は、画像処理装置の復号に関する機能の機能構成の一例を示す図である。図13に示すように、画像処理装置120は、復号に関する機能として、データ取得部1301、対応表取得部1302、位置データ取得部1303、復号部1304を有する。
データ取得部1301は、データ格納部130より第1のデータ、第2のデータを取得する。データ取得部1301は、取得した第1のデータ、第2のデータを、復号部1304に通知する。
対応表取得部1302は、データ格納部130より対応表データを取得する。対応表取得部1302は、取得した対応表データを、復号部1304に通知する。
位置データ取得部1303は、データ格納部130より位置データを取得する。位置データ取得部1303は、取得した位置データを、復号部1304に通知する。
復号部1304は、第1のデータについて、位置データに基づいて、所定個数の階調値のいずれかに対応する画素を特定し、特定した画素の符号化値を、対応表データに基づいて8ビットの階調値に変換する。また、復号部1304は、第1のデータについて、位置データに基づいて、所定個数の階調値以外の階調値のいずれかに対応する画素を特定し、特定した画素の階調値に、第2のデータの対応する階調値をビット結合することで、8ビットの階調値を生成する。これにより、復号部1304は、画像データを生成することができる。
<復号部の処理の具体例>
次に、復号部1304の処理の具体例について説明する。図14は、復号部の処理の具体例を示す図である。ここでは、R値、G値、B値の各色成分が8ビットの階調値により表される画像データにおいて、32個の階調値が抽出され5ビットの符号化値にビット変換された第1のデータ703を含む符号化データを復号する場合の具体例について説明する。
図14に示すように、位置データ702において、抽出された32個の階調値以外の階調値のいずれかを有する画素には、“1”が割り当てられている。なお、抽出された32個の階調値のいずれかを有する画素には、“0”が割り当てられるが、位置データ702では、図の簡略化のため、空欄としている。
また、図14に示すように、第1のデータ(5ビットデータ)703の各画素のうち、位置データ702において“0”が割り当てられている画素には、符号化値が含まれる。また、第1のデータ(5ビットデータ)703の各画素のうち、位置データ702において“1”が割り当てられている画素には、階調値の上位5ビットが含まれる。
また、図14に示すように、第2のデータ(3ビットデータ)704の各画素には、階調値の下位3ビットが含まれる。
復号部1304は、位置データ702において“0”が割り当てられている画素を特定し、特定した画素について、第1のデータ(5ビットデータ)703の符号化値を、対応表データ511に基づいて、8ビットの階調値に変換する。
また、復号部1304は、第1のデータ(5ビットデータ)について、位置データ702に基づいて“1”が割り当てられている画素を特定する。そして、復号部1304は、特定した画素の階調値に、第2のデータ(3ビットデータ)の対応する階調値をビット結合することで、8ビットの階調値を生成する。
これにより、復号部1304では、
・位置データ702において“0”が割り当てられている画素に対応する画素に、変換した8ビットの階調値が含まれ、
・位置データ702において“1”が割り当てられている画素に対応する画素に、生成した8ビットの階調値が含まれる、
画像データを生成することができる。
なお、復号部1304では、R値、G値、B値それぞれについて上記処理を行うことで、画像データ701を生成する。
以上の説明から明らかなように、第4の実施形態に係る画像処理装置120では、データ格納部に格納された符号化データ(第1のデータ、第2のデータ、位置データ、対応表データ)を復号する。これにより、第4の実施形態に係る画像処理装置120によれば、符号化データから画像データを生成することができる。
[その他の実施形態]
上記第1乃至第3の実施形態では、1フレームの画像データごとに、出現頻度が最大となる階調値を求め、対応表データを生成するものとして説明した。しかしながら、橋梁等の構造物の場合、撮影された画像データにおいて出現頻度が最大となる階調値は、所定の範囲に収まることが想定される。このため、出現頻度が最大となる階調値が収まる所定個数の階調値を予め設定し(例えば、中心となる階調値が同じ32個の階調値、16個の階調値を順次設定し)、設定した所定個数の階調値を符号化値にビット変換するように対応表データを生成してもよい。
これにより、1フレームの画像データごとに、出現頻度が最大となる階調値を求め、対応表データを生成する必要がなくなり、全フレームの画像データに対して、共通の階調値を抽出して、共通の対応表データを生成することが可能となる。
また、上記第1乃至第3の実施形態では、色成分がR値、G値、B値の画像データを符号化する場合について説明したが、色成分はR値、G値、B値に限定されず、他の色成分の画像データを符号化してもよい。
また、上記第1乃至第3の実施形態では、所定ビット数として8ビットの階調値を有する画像データを符号化する場合について説明したが、画像データの各画素の階調値のビット数は8ビットに限定されず、16ビット、32ビット等であってもよい。
また、第1のデータ及び第2のデータは必ずしも上述の形式に限定されるものではない。例えば、第1のデータを、対応表データに基づいて所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換された画素に関するデータを含むものとしてもよい。また、第2のデータを、階調値の値に基づき所定ビット数の符号化値にビット変換した画素に関するデータを含むものとしてもよい。
なお、開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定し、
出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出し、
抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成し、
前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する、
処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
(付記2)
前記画像データを符号化することで、
前記第1の画素及び/又は前記第2の画素の位置を示す位置データと、
前記第1の画素の符号化値のデータ、及び、前記第2の画素の符号化値のデータのうち、前記所定個数に応じたビット数に対応する符号化値のデータを含む第1のデータと、
前記第2の画素の符号化値のデータのうち、前記所定個数に応じたビット数に対応する符号化値以外の符号化値のデータを含む第2のデータと
を生成することを特徴とする付記1に記載の画像処理プログラム。
(付記3)
異なる個数の階調値を抽出して前記画像データを符号化した場合のそれぞれのデータ量に基づいて、前記所定個数を算出することを特徴とする付記1または2に記載の画像処理プログラム。
(付記4)
前記所定個数の階調値として、出現頻度が最大となる階調値と該階調値の前後の階調値とを含む所定個数の階調値、または、出現頻度が大きい階調値を降順に並べた場合の上位の所定個数の階調値、を抽出することを特徴とする付記1乃至3のいずれかの付記に記載の画像処理プログラム。
(付記5)
画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定する特定部と、
出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出する抽出部と、
抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成する生成部と、
前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する符号化部と
を有することを特徴とする画像処理装置。
(付記6)
画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定し、
出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出し、
抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成し、
前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する、
処理をコンピュータが実行する画像処理方法。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :画像データ収集システム
110 :ドローン
120 :画像処理装置
130 :データ格納部
140 :画像データ
301 :画像データ取得部
302 :出現頻度特定部
303 :階調値抽出部
304 :対応表生成部
305 :符号化部
306 :データ量算出部
307 :符号化データ出力部
510、520、530 :ヒストグラム
511、521、531 :対応表データ
611、621、631 :対応表データ
702、712 :位置データ
703、713 :第1のデータ
704、714 :第2のデータ
1011〜1031 :対応表データ
1210 :対応表データ

Claims (6)

  1. 画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定し、
    出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出し、
    抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成し、
    前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する、
    処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
  2. 前記画像データを符号化することで、
    前記第1の画素及び/又は前記第2の画素の位置を示す位置データと、
    前記第1の画素の符号化値のデータ、及び、前記第2の画素の符号化値のデータのうち、前記所定個数に応じたビット数に対応する符号化値のデータを含む第1のデータと、
    前記第2の画素の符号化値のデータのうち、前記所定個数に応じたビット数に対応する符号化値以外の符号化値のデータを含む第2のデータと
    を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 異なる個数の階調値を抽出して前記画像データを符号化した場合のそれぞれのデータ量に基づいて、前記所定個数を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理プログラム。
  4. 前記所定個数の階調値として、出現頻度が最大となる階調値と該階調値の前後の階調値とを含む所定個数の階調値、または、出現頻度が大きい階調値を降順に並べた場合の上位の所定個数の階調値、を抽出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理プログラム。
  5. 画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定する特定部と、
    出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出する抽出部と、
    抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成する生成部と、
    前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する符号化部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 画像データに含まれ、所定ビット数の階調値で表される複数の画素について、各階調値の出現頻度を特定し、
    出現頻度が大きい階調値から順に所定個数の階調値を抽出し、
    抽出した前記階調値を前記所定個数に応じたビット数の符号化値にビット変換するための対応情報を生成し、
    前記複数の画素のうち、前記所定個数の階調値のいずれかを有する第1の画素を前記対応情報に基づきビット変換し、前記所定個数の階調値以外の階調値のいずれかを有する第2の画素を、階調値の値に基づいてビット変換することで、前記画像データを符号化する、
    処理をコンピュータが実行する画像処理方法。
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