JPH02108372A - 画像データの圧縮装置、及び画像処理装置 - Google Patents

画像データの圧縮装置、及び画像処理装置

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JPH02108372A
JPH02108372A JP63260557A JP26055788A JPH02108372A JP H02108372 A JPH02108372 A JP H02108372A JP 63260557 A JP63260557 A JP 63260557A JP 26055788 A JP26055788 A JP 26055788A JP H02108372 A JPH02108372 A JP H02108372A
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昌弘 福田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (概要) 多階調適応形ブロック符号化方式(GBTC)を採用し
、複数成分に分解したカラー画像の符号化を行なう画像
データの圧縮装置に関し、画像を特定の符号量に符号化
するに際して、その符号量の大小を決定する閾値の決定
を迅速に行うことができるようにすることを目的とし、
上述のような画像データの圧縮装置において、ブロック
内の最大階調値と最小階調値との差分を求める階調変化
量検出手段と、前記階調変化量検出手段により求めた階
調変化量の多値画像全体における出現頻度を求める出現
頻度算出手段と、前記出現頻度算出手段で求めた各々の
階調変化量に対する出現頻度の統計値を求める統計値算
出手段と、上記統計値算出手段で求めた統計値に基づい
て前記閾値を決定する閾値決定手段とを設けて構成する
(産業上の利用分野) 本発明は画像データの圧縮装置に係り、特に複数成分に
分解したカラー画像の多値画像を隣接する複数の画素か
らなるブロックに分割し、各ブロック毎にブロック内の
最大階調値と最小階調値との差を閾値と比較してこのブ
ロックの画像を表示する1または複数の代表階調を求め
、代表階調を各ブロックにおける基準値と、この基準値
と代表階調との差分値とで表示し、各ブロックにおける
代表階調の分布を示す分解能成分を算出し、上記基準値
と差分値と分解能成分とを符号化する多階調適応形ブロ
ック符号化方式を採用する画像データの圧縮装置に関す
る。
〔従来の技術〕 画像データの高能率を圧縮方式として、例えば多階調適
応形ブロック符号化方式(昭和62年画像電子学会全国
大会予稿6)がある。
この多階調適応形ブロック符号化方式(Generaf
ized Block Truncation Cod
ing  以下、略してGBTCと称する)は、カラー
画像を符号化するに際しては、カラー画像を例えば輝度
(Y)成分画像データ、色差(U)成分画像データ及び
色差(V)成分画像データからなる複数成分の画像デー
タに分解し、これらを原画像として、この原画像をNx
N画素からなるブロックに分割し、各画素(X J =
 )をブロック内の最大・最小階調値内の2”  (n
=0.1,2.・・・)レベルで量子化すると共に、各
画素の量子化レベルをビットプレーン形式で表現し、階
調情報とビットプレーン情報とを符号化するものである
これを、N=4.n=2とした場合について、詳細に述
べる。第3図はGBTCのアルゴリズムを示すものであ
る。各ブロックは、ブロック内の最大階調値(LMAX
)と最小階調値(LM□N)の差と符号化パラメータT
□、T2(T工〈T2)により、第4図に示すように、
以下の3つの符号化モード(モードA、モードB、モー
ドC)に分類される。
モードA : LMAX  LMIN≦T1の場合、ブ
ロック内の画素はルベル(Po)に量子化される。
モードB : T □< LMAX  LMIN≦T2
の場合、ブロック内の画素は2レベル(Pl、P2)に
量子化される。
モードC: T 2 < LMAX −LMINの場合
、ブロック内の画素は等間隔な4レベル(Q□〜Q4)
に量子化される。
量子化レベルは、ブロックの基準レベルLa、レベル間
隔Ld及び画素毎のレベル指定信号(φ1)xi、(φ
2)ij  で記述される。平均値処理をAVE()と
すると、第4図に示すように、符号化に必要な各個が算
出される。
モードA : Pa =AVE (Xtj)=La(φ
1)Za=O,(φ2)ij=0 (全ての1+Jに対して) モードB : P t = AVE (X、j≧(LM
AX +LMIN ) /2 ) P  2  =  AVE  (XLJ<  (LMA
X  +LMIN)/2) La= (Pt +P2 )/2 L d ” P I  P 2 (φt)z、t=o: (ただし、X i j≧(LMAX+ LMrN)/2の場合) (φt)tj=1: (ただし、Xzi< (LMAX + LM□N)/2の場合) (φ2)ij=0: (全ての1tJに対して) モードC: Q、=AVE (Xij≧(3LMAX+
LMIN ) /4) Q4  = AVE  (X Hj<  (LMAX 
 +3 LMXN ) /4 ) L a=(Ql  +Q4 )/2 tct=2 (Ql  −Q4 )/3(φX)Z、+
=O,(φ2 ) 五j= 0 :(ただし、XiJ≧
L a + L d / 2の場合) (φ1)1.+=0.(φz)tJ=1:(ただし、L
 a + L d / 2 >X工、≧Laの場合) (φ、 ) 五j=1.(φ2 )、j=0:(ただし
、La>X1j>=La − Ld/2の場合) (φ1)ij=1.(φ2)t、;=1:(ただし、L
a−Ld/2>Xz、H の場合) 分解能成分(φ1.φ2)は、第5図に示すように、ブ
ロック間で接続して2つのビットマッフに変換し、それ
ぞれ2値画像の標準符号化方式であるMMR符号化方式
で符号化する。Ldは、非線形量子化後、可変長符号化
し、Laは、DPCM符号化を用いて前置差分(ΔLa
)を非線形量子化後、可変長符号化する。
GBTCにおいては、ある画像を符号化したときには符
号化パラメータT□、T2の値により3つの符号化モー
ド(モードA、モードB、モードC)の割合が決定され
、又全体としての符号量も決定される。従って1つの画
像データについての総符号量は符号化パラメータT工、
T2の値を変えることによって変化させることができる
即ち、モードAの割合を増せば符号量は減少し、モード
Cの割合を増加させると符号量は増加するものとなる。
上述した処理は、輝度(Y)成分画像データ、色差(U
)成分画像データ及び色差(V)成分画像データの全て
の画像データについてなされ、全ての画像データについ
ての符号量の合計が−のカラー画像についての符号量と
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来の画像データの圧縮装置において、総符号
量を所定の値以下に調整する必要があるときには、符号
化すべき画像の見掛けの複雑さにより各画像データを符
号化するための符号化パラメータの値を変化させ、これ
を総符号量が所定の値になるまで行うようにしている。
ところが、全ての符号に対する各画像データの割合、即
ち輝度(Y)成分画像データ、色差(U)成分画像デー
タ及び色差(V)成分画像データにどれだけの符号量を
割振るかによって、再生される画像の品質は大きな影響
を受けることとなる。このことは、特に輝度(Y)成分
と、色差(U、V)成分との符号配分量を変化させるこ
とで顕著なものとなる。
従って、適正な総符号量で符号化され、且つ再生画像が
良好な品質を有する適正な符号化パラメータの選択にい
たるまで試行錯誤的に選択を行うほかなく、時間がかか
ってしまうという問題がある。
そこで、本発明は画像を特定の符号量に符号化するに際
して、特定の符号量内において良好な画像品質を得るこ
とができる閾値を迅速に決定することができる画像デー
タの圧縮装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明にあって、上記の課題を解決するための手段は、
第1図に示すように、複数成分に分解したカラー画像の
多値画像を隣接する複数の画素からなるブロックに分割
し、各ブロック毎にブロック内の最大階調値と最小階調
値との差を閾値と比較してこのブロックの画像を表示す
る1または複数の代表階調を求め、代表階調を各ブロッ
クにおける基準値と、この基準値と代表階調との差分値
とで表示し、各ブロックにおける代表階調の分布を示す
分解能成分を算出し、上記基準値と差分値と分解能成分
とを符号化する画像データの圧縮装置において、ブロッ
ク内の最大階調値と最小階調値との差分を求める階調変
化量検出手段41と、前記階調変化量検出手段41によ
り求めた階調変化量の多値画像全体における出現頻度を
求める出現頻度算出手段42と、前記出現頻度算出手段
42で求めた各々の階調変化量に対する統計量を求める
統計量算出手段43と、上記統計量算出手段43で求め
た統計量に基づいて前記閾値を決定する閾値決定手段4
4とを設けたことである。
(作用) 本願出願人の調査によれば、各ブロック内の階調変化量
を算出して求めた成分内毎の平均値、標準偏差及び分散
等の統計値により各成分の複雑さを判定することができ
る。
よって、本発明によれば、ブロック内の階調変化量多値
画像全体の出現頻度を求め、更にこの階調変化量に関す
る統計量を算出し、符号化に際して特定の符号量内にお
いて良好な画像品質を得ることができる閾値の値を決定
するから、試行錯誤的ではなく迅速に閾値な決定するこ
とができる。
(実施例) 以下本発明に係る画像データの圧縮装置の実施例を図面
に基づいて説明する。
第2図は本発明に係る画像データ圧縮装置の実施例を示
すものである。同図において1は画像データの入力端子
、2は入力された画像データを複数の画像データ、即ち
、輝度(Y)成分画像データ、色差(U)成分画像デー
タ及び色差(V)成分画像データに分離して出力するデ
マルチプレクサ、3,4.5は入力された各画像データ
格納するバッファメモリ、6は各バッファメモリからの
画像出力を選択して出力するマルチプレクサ、7は画像
データの最大階調値(LMAX)と最小階調値(LMX
N)とを検出する階調変化量検出部、18は後述する閾
値算出部16からの閾値に基づいて階調数を決定する階
調数決定部を示している。 又同図において19は最大
階調値(LMAX)と最小階調値(LM□N)と階調数
とから1又は複数の代表階調値と基準階調値(La)と
差分値(Ld)とを発生する代表階調値決定部、2oは
この決定された基準階調値を符号化する基準階調値符号
発生部、21はこの値を一時格納する代表階調値バッフ
ァメモリ、また、22は差分値を符号化する差分値符号
発生部、23はこの符号化された差分値を格納する差分
値バッファメモリを示している。更に、24は代表階調
値を格納する階調値格納部、28は画像データと代表階
調値とを比較する比較部、25.29は二つの分解能成
分φ0.φ2に対応する格納バッファ、26.30は分
解能成分を符号化する分解能成分符号化部、27.31
は符号化された分解能成分を格納する分解能成分符号バ
ッファ、32は基準階調値、差分値、分解能成分の符号
を送出するマルチプレクサ、33は上記のデマルチプレ
クサ2、マルチプレクサ6及びマルチプレクサ32の入
出力制御を実行する制御部を示している。これらの部分
は通常の画像データの圧縮部分である。
そして本実施例において、所定の符号量に対応する閾値
を決定する部分として、上記の階調変化量検出部8には
階調変化量の多値画像全体における出現頻度を求める出
現頻度算出手段である出現頻度算出部8を設け、続いて
、出現頻度を格納する出現頻度テーブル9、この出現頻
度テーブルの内容から出現頻度の統計量、即ち平均値、
標準偏差、分散を求める統計量算出手段である統計量算
出部10と、この統計量算出部10で算出した各成分の
統計量を格納する統計量メモリ12゜13.14と、こ
の統計量メモリに格納した統計量を比較する統計量比較
部15とを設けている。
本実施例において、上述した出現頻度テーブル9には出
現頻度の累積頻度を算出する累積頻度算出部11と、各
画像データの統計量の関係に基づいて予め定めた符号化
パラメータの組合せを格納した符号化パラメータメモリ
17と、上記の統計量比較部15と累積頻度算出部11
と、符号化パラメータメモリ17との出力に基づき符号
化パラメータの値を算出する閾値算出部16とを設けて
いる。ここでこの統計量算出部1o、統計量メモリ12
,13,14、統計量比較部15、符号化パラメータメ
モリ17及び閾値算出部16について詳細に説明する。
本実施例においては統計量は各画像データの階調変化量
の標準偏差σを求めるものとし、算出された標準偏差σ
Y、σ0.σVの値を各成分の統計量メモリ12,13
.14に格納する。統計量比較部15では2つの色差成
分の標準偏差の平均値σuv=(σ0+σv)/2を求
め、この値と輝度(Y)成分の標準偏差σ7との比σY
/σuvを求める。一方、符号化パラメータメモリ17
には、上述したσY/σuvの値に対応した輝度成分及
び色差成分に適用する符号化パラメータ(閾値) T 
1yT 2YI T tuv T 2UVの値のセット
が格納されている。この符号化パラメータは各成分の累
積頻度中の閾値の位置を全体のデータの何パーセントの
値とするかを示す値で、σY/σuvの値が大きいほど
輝度成分の符号量の配分を大きいものとしている。例え
ばこの実施例ではσY/σuvの値を3を境とする第1
表のような2組の符号化パラメータセットを持つものと
している。即ち閾値算出部16においてσY/σuv≧
3のときパラメータセット1が選択され、σY/σuv
<3のときパラメータセット2が選択される。
第1表 そして具体的には第2表に示すような標準偏差σ7.σ
。、σ、を有する画像Aに対してはパラメータセット1
を、また、画像Bに対してはパラメータセット2を用い
るようにしている。
第2表 このような値により累積頻度算出部より算出された累積
頻度により、所定のパーセンテージとなるようにその画
像における閾値の値を出力する。
次に本実施例に係る画像データ圧縮装置の実施例の作動
を説明する。
本実施例では、画像データの階調レベルを0〜255と
して説明する。
まず、端子1から入力された多値画像データは、デマル
チプレクサ2で各画像データ毎にバッファメモリ3,4
.5に蓄積され原画像とされる。そして、原画像を4×
4画素で構成されるブロックに分割し、このうちの1ブ
ロツクの画像データX目がバッファメモリより順々に読
み出される。階調変化量検出部7は、入力された多値画
像データX i jから最大階調値LMAXと最小階調
値LM□、を検出して出力する。
出現頻度算出部8では、階調変化量検出部7からのブロ
ック内最大階調値LMAXと最小階調値LMINに基づ
いて、差分値LMAX  LMINを求め、差分値LM
AX−LM工、の出現頻度を計数する。ここで、画像デ
ータの階調レベルか0〜255であるので、差分値IL
MAX −LMINも0〜255の範囲で分布する。
これらの処理を、1画面に対して繰り返し、1画面内で
の256種類の差分値の出現頻度を算出し、出現頻度テ
ーブル9に格納する。
出現頻度を算出した後、前記出現頻度テーブル9内の出
現頻度データをもとに、統計量算出部10は多値画像デ
ータの差分値の標準偏差を算出する。算出した標準偏差
は、制御部33の指示により、Y成分統計量メモリ12
、U成分統計量メモリ13または、■成分統計量メモリ
14のいずれかに格納される。
以上の処理を3成分(Y成分、U成分、■成分)につい
て行い、各成分の処理が終了した後、Y成分統計量メモ
リ12、U成分統計量メモリ13、■成分統計量メモリ
14内のデータを上述したように統計量比較部15で比
較する。
各統計量の値により、符号化パラメータメモリ17中の
各成分の符号化パラメータ(累積頻度に対するパーセン
テージ)を選択する。
上記処理後、制御部33の指示により、再度、原画像(
各成分画像の内の1つの画像)を選択して、第3図に示
すように4x4画素で構成されるブロックに分割し、こ
のうちの1ブロツクの画像データXi、が制御装置33
の指示により各成分のバッファメモリ3,4.5のいず
れかが選択され、順次読み出される。
階調変化量検出部7は、画像データXijから最大値L
MAXと最小値L M I Nとを検出し、出力する。
出現頻度算出部8は、階調変化量検出部7からのブロッ
ク内最大階調値LMAXと最小階調値L MI Nとに
基づいて、差分値LJMAX  LM□、を算出し、差
分値LMAX  LMINの出現頻度を計数する。
上記の処理を1成分の多値画像データに対して繰り返し
、各成分内での出現頻度を算出し、出現頻度テーブル9
に格納する。
出現頻度を算出した後、前記出現頻度テーブル9内の出
現頻度データをもとに累積頻度算出部11は累積頻度を
算出する。さらに、閾値算出部16では、前記累積頻度
算出部11の出力と前記統計量比較部15の出力および
符号化パラメータメモリ17の内容とから、上述したよ
うに閾値な算出する。
階調数決定部18は、前記差分値と前記閾値算出部16
の出力である代表階調数判定用の閾値T1 (Y成分な
らTty、UV成分ならTluv)とを比較し、代表階
調数を1とするか、2以上とするかを決定する。代表階
調数が2以上と判定した場合には、前記差分値を代表階
調数判定の第二の閾値T2と比較し、代表階調数2とす
るか4とするかを決定する。
前記階調数決定部18で決定した代表階調数に応じて、
代表階調値決定部19は、ブロック内の階調を線形また
は非線形量子化により求める。
代表階調数が1の場合、第4図(1)に示すようにブロ
ック内の平均値を代表階調値とし、基準値Laとする。
さらに分解能成分φ4.φ2として、第5図(1)に示
すように全画素に0を割り当てる。
代表階調数が2の場合、第4図(2)に示すように ブ
ロック内の最大階調値LMAXと最小階調値LM□、の
中間値を算出し、該中間値以上の階調値の平均値P□と
該中間値未満の階調値の平均値P2を求める。さらに、
基準値LaとしてP工とP2の平均値(P□+P2)/
2を算出する。分解能成分φ、として、代表階調値P1
の画素には0を割り当て、代表階調値がP2の画素には
1を割り当てる。φ2は全画素に0を割り当てる(第5
図(2))。また、前記P工とP2の差Pi  P2を
差分値Ldとする。
代表階調数が4の場合、第4図(3)に示すように、ブ
ロック内の最大階調値LMAXと最小階調値L M I
 Nを4等分して、上位1/4の範囲(境界線を含む)
となる階調値の平均値Q□と下位1/4の範囲(境界線
を含まず)となる階調値の平均値Q4を求める。基準値
Laは、前記Q1とQ2の平均値(Q□+Q4)/2を
算出する。また、前記Q□とQ2から2(Q□−Q4)
/3を差分値Ldとする。さらに、Q、、Q、間を3等
分する階調値を算出する。前記Q□IQ4と3等分する
階調値をブロックの代表階調値とする。これをQ□+ 
Q2 + Q3 + Q4とし、第4図(3)のよに定
める。分解能成分は、代表階調値に応じて、次のように
割り当てる。
代表階調値がQ工の画素では、φ1 φ2 代表階調値がQ2の画素では、φ、 φ2 代表階調値がQ3の画素では、φ□ φ2 代表階調値がQ4の画素では、φ1 φ2 =0゜ =0とし、 =0゜ =1゜ =1゜ =0゜ =1゜ =1とする。
上記のようにして、代表階調値決定部19で、ブロック
内の代表階調値、基準値、差分値を決定後、階調値格納
部24に代表階調値を格納する。
比較部28は、1ブロツクの多値画像データX ijを
1画素ずつ読み出して前記階調値格納部24の代表階調
値と比較する。これにより、いずれの代表階調値で近似
するかを決定し、代表階調値に対応する分解能成分φ□
、φ2を出力し、出力された分解能成分は、各々、分解
能成分格納バッファ25.29に格納される。
前記分解能成分格納バッファ25.29の内容は、符号
化部26.30に読み出され、公知のMMR符号化によ
り符号化され、分解能成分格納部27.31に格納され
る。
代表階調決定部19で算出された基準値Laと差分値L
dとは、符号発生部20.22で可変長符号化されて各
々バッファメモリ21.23に格納される。
以上のようにして、l成分の多階調画像の処理終了後、
La、Ld、φ1.φ2の符号化データはマルチプレク
サ(MPX)32を介して順次読み出され、送出される
従って、本実施例によれば、各画像データの符号量を階
調変化量の統計量に基づいて定めるようにしたため、カ
ラー画像データを定められた符号量内に符号化するに際
して、良好な画像を得ることができ、各画像データの符
号量の配分を短時間に行なうことができる。
尚、本実施例において、符号量の配分に用いる統計量と
して、標準偏差を用いた例を示したが、統計量として、
分散、平均を用いても同様の判別ができる。また、本実
施例では、符号化パラメータは所定の値のものを2セッ
ト設けるようにしたがこれは他の値を採用することもで
きるし、また、3セット以上のものを設けるようにして
もよい。
更に、本実施例では、出現頻度テーブル11を各成分共
通としたが、出現頻度テーブルを各成分ごとに用意する
ことにより、出現頻度の算出回数を削減し、高速化が可
能となる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、画像データの圧
縮装置において、カラー画像を符号化するに際し、カラ
ー画像の各画像成分毎にブロック内階調値の階調変化量
の出現頻度を算出し、この変化量の統計量を算出し、該
統計量に基づいて、各成分への符号量の配分を行なうよ
うにしたため、定められた符号量内において最適な符号
量の配分を短時間で行なうことができるという効果を奏
する。
44・・・閾値決定手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数成分に分解したカラー画像の多値画像を隣接する複
    数の画素からなるブロックに分割し、各ブロック毎にブ
    ロック内の最大階調値と最小階調値との差を閾値と比較
    してこのブロックの画像を表示する1または複数の代表
    階調を求め、代表階調を各ブロックにおける基準値と、
    この基準値と代表階調との差分値とで表示し、 各ブロックにおける代表階調の分布を示す分解能成分を
    算出し、 上記基準値と差分値と分解能成分とを符号化する画像デ
    ータの圧縮装置において、 ブロック内の最大階調値と最小階調値との差分を求める
    階調変化量検出手段(41)と、 前記階調変化量検出手段(41)により求めた階調変化
    量の多値画像全体における出現頻度を求める出現頻度算
    出手段(42)と、 前記出現頻度算出手段(42)で求めた各々の階調変化
    量に対する統計量を求める統計量算出手段(43)と、 上記統計量算出手段(43)で求めた統計量に基づいて
    前記閾値を決定する閾値決定手段(44)とを設けたこ
    とを特徴とする画像データ圧縮装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6641947B1 (en) 1999-09-21 2003-11-04 The Gillette Company Air manager system for metal air battery
JP2020123917A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 富士通株式会社 画像処理プログラム、画像処理装置及び画像処理方法
CN117437310A (zh) * 2023-12-21 2024-01-23 天津市第五中心医院 一种类器官培养图像压缩方法

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